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健康づくりの拠点 森の交流施設完成
南箕輪村大芝高原に健康づくりの拠点となる、森の交流施設が完成しました。
森の交流施設は、大芝高原の森林セラピーロードと合わせた健康づくりの拠点として造られたものです。
15日は、唐木一直村長など関係者がテープカットなどで完成を祝いました。
施 設は木造平屋建てで建築面積は111平方メートル。
飲食などができる味工房とウッドッデッキでつながっています。
工事費はおよそ2,700万円で国の補助で賄われています。
施設内には、腕や足、お腹まわりの筋肉量や、脂肪量などが計測できる体組成計が設置されています。
またエアロバイク3台がありトレーニングに活用でるほか、血圧計、握力計なども備えられています。
この施設には、水曜日と金曜日の午後に健康運動指導士が常駐し、訪れた人たちに、健康づくりのためのアドバイスも行います。
村ではこの施設を拠点に大芝高原を健康と癒しの森として充実させていきたいとしています。 -
「愛の鐘」のもと 恋人宣言
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」のもと恋人や夫婦が愛を誓い合うイベントが15日行われました。
イベント「愛の鐘恋人宣言」は大芝高原をPRしようと南箕輪村開発公社などが開いたものです。
イベントには5組の夫婦や恋人が応募し、大芝高原にある愛の鐘を鳴らして愛を誓いあっていました。
今年5月に入籍した松本市の夫婦は南箕輪村に友人がいることからこのイベントを知り応募したということです。
愛の鐘は姉妹提携を結んでいた合併前の静岡県土肥町から贈られたものです。
土肥町には恋人岬と呼ばれる岬があり恋人同士が互いに鐘を鳴らし愛を確認したという話が残されています。
愛の鐘恋人宣言は今年が2回目で南箕輪村では、この時期の大芝高原のイベントとして定着させていきたいとしています。 -
給食やおやつ放射能不検出
伊那市は、西箕輪保育園と伊那小学校のおやつと給食の放射能検査を7日に行いました。
検査の結果、放射性セシウムなどは検出されませんでした。
検査したのは、10月7日に出された西箕輪保育園の昼食とおやつ、伊那小学校の給食で、汁物を除くすべてです。
検査の結果、放射性セシウム、放射性ヨウ素などは検出されませんでした。
伊那市では、今年度内にすべての保育園と小中学校で検査を計画しています。 -
ノルディックウォーキング講習会
スキーのストックのようなポールを手に持ってウォーキングをするノルディックウォーキングの講習会が8日、伊那市の榛原河川公園で開かれました。
伊那市を中心に南信地域や岐阜県などから40人が参加しました。
講習会は長野県スキー連盟が開いたもので、今年で4年目です。
参加者は、インストラクターの富井聖さんの指導を受け、ポールを持ってジョギングコースを20分間歩きました。
ノルディックウォーキングは、全身を使うため通常のウォーキングより消費カロリーが20%ほどアップするほか、膝や腰への負担が軽いということです。
参加したある男性は、「普通に歩くより姿勢がよくなり、速足で歩ける。景色を見たり、楽しみながら出来るので楽しい」と話していました。 -
よみがえる被災地の風景
白日会会員で伊那市中央に住む洋画家奥村憲さんの作品展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで14日から始まりました。
東日本大震災で失われた風景が絵画でよみがえります。
1985年、青森県の浜辺を描いた「北の浜」。
1997年、青森県八戸の漁村を描いた「猟師小屋のある風景」。
2004年、同じく八戸の漁村を描いた「海辺の小屋」。
すべて今年の東日本大震災の津波で消えた風景です。
奥村憲さん70歳。
23歳から絵を描き始め、45年間連続して白日展に出品し続けてきました。
70歳で個展を開こうと準備していた矢先に東日本大震災が発生。
公害防止のため水質浄化処理の技術者として働いていた奥村さんは、東北地方に出張する機会が多くあり、漁港には多くの知人がいましたが、震災で大勢が亡くなり、描きためた風景も消えました。
100号の大作「消失北の街追想」は、震災後に描いた作品です。
岩手県宮古の漁港の様子を昔描いたスケッチなどをもとに完成させました。
津波により消えた震災前の風景がよみがえりました。
にぎやかな街の様子、東北地域特有の空を重く暗い色調で表現しています。
大作を中心に東北地方や北海道、伊那谷の風景42点が並ぶ奥村憲さんの洋画展は、23日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
地域の生産者が作った野菜などを売る「街なか秋市」
伊那市の中心市街地の再生に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会は、地域の生産者が作った野菜などを売る「街なか秋市」を14日、タウンステーション伊那まちで開きました。
街なか秋市は、地元でとれた新鮮な野菜や果物を販売することで街を賑やかにしようと、伊那まちの再生やるじゃん会の、街のステージ委員会が初めて開いたものです。
14日は、伊那小学校4年正組の児童およそ30人が、販売を手伝いました。
正組では、総合学習の一環で商店街に賑わいを取り戻す活動をしています。
児童らは、商品を運ぶ係や会計係などに分かれてお客さんの対応をしていました。
街のステージ委員会の委員が市内の生産者に呼びかけ、今日はおよそ10人からぶどうや白菜、ネギなどが寄せられました。
訪れた人は、かごいっぱいに商品を詰めて買い求めていました。
商品は、販売開始から1時間ほどで、完売しました。
街なか秋市は、21日金曜日にも開かれます。 -
NECライティング問題 住民有志が提訴
市川富士雄さんを代表とする伊那市民有志159人は、白鳥孝伊那市がNECライティングに対し、1億5,888万7,000円の補助金を全額返還するよう命令することなどを求める住民訴訟を14日長野地方裁判所に起こしました。
訴状によりますと、原告の住民側は、白鳥市長に対し、NECライティングの工場用地造成に伴う3億9,185万6,348円の損害賠償金と1億5,888万7,000円の補助金合わせて5億5,074万3,348万円をNECライティングに支払うよう命令することなどを求めています。
また、前市長の小坂樫男さんと現市長の白鳥孝さんに対しても工場用地造成に伴う3億9,185万6,348円の損害賠償を支払うよう命令することも求めています。
被告の白鳥孝市長は、「訴状の内容を見ていないのでコメントできない。NECライティングの補助金の返還については、現在調停中であり、この時期に訴訟が提起されることで調停に影響が出るのではないかと懸念する」としています。 -
南箕輪中 恒例落ち穂拾い
南箕輪中学校で14日、恒例の落ち穂拾いが行われました。
14日は、全校生徒およそ450人が地区ごとに分かれ落ち穂を拾いました。
落ち穂拾いは、地区の農家にお願いし、稲刈りが終わった田んぼを借りて毎年行っています。
1人1キロを目標としていて、各自が拾った落ち穂を自宅で干した後、学校に集めるということです。
米は、飢餓に苦しむ国に精米して毎年送っていましたが、今年は長野県北部地震の被災地栄村に送るということです。 -
振り込め詐欺防止訓練
年金支給日を前に、伊那警察署は、振り込め詐欺防止訓練を13日、伊那市高遠町の八十二銀行高遠支店で行いました。
訓練には、高遠町と長谷の銀行や郵便局などの職員およそ20人が参加しました。
振り込め詐欺の被害を未然に防ごうと行われたもので、高遠地区では初めてです。
訓練では、伊那警察署のOBが扮するお年寄りが、「孫が会社のお金を使い込んでしまったので、大至急48万円を振り込みたい」と銀行を訪れました。
「孫が自分を頼ってきてくれているのでなんとかしてあげたい」というお年寄りに対し、職員は、「1度ご家族に電話で確認してみて」「お孫さんの携帯電話の番号が変わってないかだけでも確かめて」などと確認を促していました。
伊那警察署管内の今年の振り込め詐欺の被害は、13日現在3件で、被害総額はおよそ330万円となっています。 -
伊那市観光協会推奨みやげ品に仙醸の甘酒2品
伊那市観光協会の推奨みやげ品登録証授与式が12日、市役所で行われ、株式会社仙醸の2種類の甘酒が新たに登録されました。
この日は、推奨みやげ品審査委員会の伊藤正委員長から、仙醸の営業部参事・伊東明さんに登録証が手渡されました。
今回新たに登録されたのは「蔵元仙醸仕込みあまざけ」と「赤そば高嶺ルビー入りあまざけ」の2つです。
伊藤委員長は「日本ならではの懐かしい甘さ。これからも自信を持って提供してほしい」と話していました。
登録された商品は、推奨みやげ品のシールを貼って販売できる他、伊那市観光協会のホームページで紹介されることになっています。 -
鹿肉ハンバーグを試食
伊那市長谷の気の里ヘルスセンターで15日、伊那市内の保育園の調理師が鹿肉のハンバーグを試食しジビエ料理について学びました。
15日は調理師が鹿肉のハンバーグのほか、地元で採れた野菜などを使った料理を作り試食しました。
これは様々な食材の調理法を学ぼうと伊那市保育協会給食部会が開いたもので、およそ30人が参加しました。
15日は、茅野市の料理店のオーナーシェフ、藤木徳彦さんが、鹿肉の調理法について説明しました。
集まった調理師は自分たちで作った鹿肉ハンバーグの味を確かめていました。
伊那市保育協会給食部会では、調理法など学んだことを今後の給食作りに役立てたいとしています -
リニア経済推進組織立ち上げへ懇談
リニア中央新幹線の経済効果を広域的に推進するための組織の立ち上げに向けて、飯田商工会議所の柴田忠昭会頭と、伊那商工会議所の向山公人会頭が、13日、懇談しました。
13日は、飯田商工会議所の柴田忠昭会頭らが、伊那商工会館を訪れ、伊那商工会議所の向山公人会頭とリニア中央新幹線について懇談しました。
これは、JR東海が、8月に県内中間駅の位置を飯田市座光寺から高森町一帯とする案を示し、ルートについて一定の方向性が示された中で、飯田・駒ヶ根・伊那の商工会議所が一体となり広域的な組織を立ち上げようと、飯田商工会議所が伊那商工会議所に呼びかけたものです。
話しあいは、冒頭のみ公開し、行われました。
柴田会頭は、駒ヶ根商工会議所にも呼びかけをし、内諾を受けており、近いうちに公式に組織の立ち上げについて呼びかけをしたいとしています。
また、その他の商工会や経済団体などにも協力を呼びかけたいとしていますが、範囲については検討中としています。
なお、県や県議会、市長会、期成同盟会などで組織するリニア中央新幹線建設促進長野県協議会が18日(火)に長野市で開かれ、協議会としての考えを決議する事になっています。 -
山林火災想定 防災ヘリと合同訓練
伊那消防組合の高遠消防署は、山林火災を想定し県の防災ヘリコプターと合同の防災訓練を、13日、美篶スポーツ公園場外離着陸場で行いました。
13日は高遠消防署の署員15人と、県の航空隊5人が訓練に参加しました。
訓練は、山の中腹で火災が発生し、狭い道路のため可搬ポンプを載せた軽トラックが鎮火しますが、飛び火して新たに山林火災が発生するという想定で行なわれました。
署員が要請して、ヘリが公園に到着しました。
署員は、ヘリを誘導し、ポンプ車からヘリに水を補給していました。
訓練は、山間地の多い高遠消防署管内で、山林火災が発生した場合大きな被害が予想されるとして迅速な対応を取れるようにと行われたものです。
合同訓練は年2回、伊那消防組合管内で行われていますが、高遠消防署が合同の山林火災訓練を行うのは今回が初めてです。
今回は、ポータブルのナビゲーションを使って、火災が起きた場所の座標を特定しヘリを誘導する訓練も初めて行われました。
山林に2回放水し、鎮火したとの想定で、消防署の幹部等もヘリに同乗し、鎮火を確認する偵察飛行も行われました。
消防署の署員らは、きびきびと、誘導や給水の訓練に取り組んでいました。
なお、航空隊によると、県内の山林火災で年間30縲・0件ほど出動するということです。 -
伊那市出身 呉本俊松さん作品展
伊那市出身の現代美術作家、呉本 俊松さんの作品展が、伊那市のはら美術で開かれています。
呉本さんがはら美術で作品展を開くのは2002年以来2回目です。
呉本さんは伊那市に生まれ、小学校高学年までを伊那市で過ごしました。現在は大阪府に住んでいます。
今回は近作60点ほどを出品しています。
油絵を中心に制作していましたが、5年ほど前から、人物の彫刻作品を多く手がけています。
呉本さんは、1980年にジャパン・エンバ美術コンクールで大賞を受賞、日本国際美術展でも兵庫県立近代美術館賞を受賞しているほか、海外で個展を開くなど広く活動をしています。
彫刻は、モデリングペーストと呼ばれる固まる樹脂素材を使って形を作り、削って作ります。
人形の表情は、ためらいを持ち、思ったように行かない状態を表しているということですが、どことなくユーモアも感じられます。
今回の作品展にあわせ、呉本さんが住んでいた当時の伊那の風景を表現した木版画6点も展示されています。
この呉本俊松さんの作品展は、18日(火)まで、伊那市のはら美術で開かれています。 -
上農雑穀カレー レトルト製品化
上伊那農業高校の生徒が考えた雑穀入りカレーが、レトルトカレーとして製品化されました。
雑穀入りカレーは、雑穀の活用について取り組んでいる上伊那農業高校生産環境科生物班の生徒が中心となって考えたものです。
13日、完成したレトルトカレーに生徒が考えたラベルを張る作業が行われました。
上農雑穀カレーは、玉ねぎ、鶏肉、雑穀のモチキビ、アマランサスなどが入った「インド風チキン&雑穀カレー」です。
製品化にあたっては、い縲怩ネ雑穀ネットワークなどの協力を得ました。
8月に伊那市役所で行った試食会の後、業者を交えて味をさらに研究し、完成しました。 -
木下南保育園園児がイナゴ取り
箕輪町の木下南保育園の園児が13日、保育園近くの田んぼでイナゴ取りをしました。
イナゴ取りは、稲刈りが終わったこの時期に行っている恒例行事です。
年少から年長までの園児65人がイナゴ取りをしました。
この日は園児の父親が保育に参加する日で、父親も一緒に田んぼを訪れました。
園児は、田んぼの中や土手を歩き、眼を凝らしてイナゴを探していました。
園児が取ったイナゴは、保育園の調理室で煮て、給食で味わうということです。 -
応急手当普及員が心肺蘇生法の変更点学ぶ
一般の人に心肺蘇生法を教えることができる応急手当普及員が6日、心肺蘇生法の変更点を学びました。
心肺蘇生法講習会は伊那消防署が開いたもので、伊那市と南箕輪村の応急手当普及員34人が受講しました。
心肺蘇生法のガイドラインの見直しに伴い、一般市民が行う応急手当の変更点について、消防署の職員が説明しました。
主な変更点は、これまで人工呼吸と胸骨圧迫を交互に行っていたところを、人工呼吸ができないか、ためらわれる場合は胸骨圧迫のみを行うことなどです。
普及員は、3日間の講習を受けて認定されるもので、伊那消防署管内では企業や福祉施設、学校、行政などの関係者や一般の135人が資格を持っています。
伊那消防署では、「最新の心肺蘇生法をしっかりと学び、一般の人に教え、広めてほしい」と話していました。 -
産業観光 経済界と自治体が連携へ
上伊那の市町村長と、県経営者協会上伊那支部が11日懇談し、企業の特長を活かした「産業観光」について、今後、連携して取り組むことが確認されました。
上伊那の市町村長と県経営者協会上伊那支部は、2008年から懇談会を開いていて、この日は3回目の懇談が伊那市のいなっせで行われました。
懇談は冒頭のみ公開で行われ、企業の特長を活かして観光資源とし誘客を図る「産業観光」について話し合いました。
産業観光は、工場見学や、製造体験、展示物の公開など、企業を一般に公開する事で産業と観光を結びつけ誘客を図るものです。
上伊那支部では、加盟する50の企業に対し来年3月までにアンケートを行い、何が観光資源として活用できるか情報収集を行うという事です。
また、市町村と協会の連携をスムーズにするため、上伊那8市町村でつくる上伊那観光連盟を情報集約の窓口とする事が決まりました。
県経営者協会上伊那支部では、地域の活性化のために、自治体と経済界が一体となって取り組むことが必要だとして、広域的な連携を進めていきたい考えです。 -
竜西保育園の園児 伊那中学校を見学
伊那中学校2年生の生徒は12日、近くにある竜西保育園の園児を学校見学に招待しました。
この日は、竜西保育園の年長クラスの32人が伊那中学校を訪れ2年2組の生徒の案内で学校を見学しました。
2年生は家庭科の授業の一環で竜西保育園と交流していて、今回初めて園児を学校見学に招待しました。
理科室や調理室を順番に見て回り、音楽室では、3年生の合唱の授業を見学しました。
ある生徒は「小さな子供と触れ合える機会が少ないのでとても楽しい。けがをさせないよう、しっかり手をつないで歩きました」と話していました。
竜西保育園の小林政子園長は「園児が階段をのぼれるか、のどが渇いていないか、一人で靴がはけるかなどいろいろ心配してくれてうれしい。園児との接し方もとても上手だった」と話していました。 -
日本園芸療法学会 10月末に全国大会
全国の医療機関や研究機関などで組織する日本園芸療法学会長野大会が、今月末に南箕輪村の信州大学農学部で開催されます。
大会長の近藤廉治南信病院理事長は、7日伊那市役所で記者会見を開き、園芸療法学会長野大会の概要や園芸療法の現況などについて説明しました。
園芸療法とは、花や野菜の栽培を通して患者の心を開いていく治療法のことで、南信病院では、2000年から取り組んでいます。
これにより統合失調症患者が自発的に物事に取り組むようになるなどの効果が出ているということで、近藤理事長は、何よりも病院の雰囲気が変わったと話していました。
近藤理事長は、全国的にもいち早く園芸療法に取り組んでいて、学会からの開催要請については、伊那地域での開催を提案しました。
今年で第4回になる日本園芸療法学会の全国大会は、10月29日から30日にかけて、南箕輪村の信州大学農学部で開催されます。
医療の現場で園芸療法がどのように行なわれているか、どのような効果があるかをテーマにして、植物療法の可能性についての基調講演や災害復興における植物、園芸の役割についてのパネルディスカッションなどが計画されています。
事務局では、一般にも積極的な参加を求めていて、上伊那在住者は、1,000円で参加できます。 -
伊那市・箕輪町から技能五輪全国大会へ
次世代のものづくりを担う技能者がその腕を競う「技能五輪全国大会」の長野県選手団がこのほど発表されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、2事業所から2人が出場します。
伊那市の菓匠Shimizuで働く圃中智穂さん22歳。圃中さんは木曽高校を卒業後、2年間愛知県の専門学校に通い、現在の仕事に就きました。
圃中さんはアメ細工やマジパン細工、ケーキを作る洋菓子製造の部門に出場します。
仕事が終わった後、先輩に教わりながら大会に向け練習をしているということです。
圃中さんは「普段やらないアメ細工が課題。先輩に教わりながら作り方を勉強しています。大会で学んだ技術や経験を持ち帰り、お客さんによりよいサービスが提供できるようにしたいです」と話していました。 -
箕輪町青色パトロール隊
箕輪町の防犯ボランティア、箕輪町青色パトロール隊が、警察庁の「現役世代の参加促進を図る環境づくり支援事業」実施団体の指定を受けました。
この事業は、40歳代以下の世代に防犯ボランティアへの参加促進を図ろうと警察庁がおこなっているものです。
箕輪町青色パトロール隊が、この事業に応募したところ、町ぐるみで行っているセーフコミュニティへの取り組みが認められ今回、県下で唯一指定を受けました。
指定を受けたことから、警察庁から青色回転灯や、車両用マグネットシート、パトロールベスト、青色LED懐中電灯が貸与されました。
箕輪町青色パトロール隊は60歳代以上を中心に今年3月に結成されました。
15人の隊員が自分の車に青色回転灯を装着し子どもの登下校時のほか夜間や休日にパトロールを行っています。
隊では、今回の指定を機に現役世代の参加者を募り、その活動を広げていきたいとしています。 -
子ども神輿 お披露目
箕輪町の福与諏訪社の例大祭本祭りにあわせ、9日子ども神輿がお披露目されました。
子ども神輿は、全長3メートル、高さは1メートルほどです。
地元の有志でつくる「福与と人を元気にする会」が、住民参加による地域起こしを進めようと区内の子どもたちからデザインを募集し1ヶ月半かけて製作しました。
9日は、午前8時30分に福与公民館を出発し、諏訪社までの1キロのみちのりを1時間半かけて練り歩きました。
沿道では、地区住民たちが子どもたちに声をかけていました。
諏訪社の例大祭は、2007年まで約80年にわたり青年会による演芸が続いていましたが、会員不足により途絶えていました。
2月に発足した元気にする会は、まずできることからと神輿を活用した地域の活性化に取り組むことを決め、今日お披露目しました。 -
来春の花粉飛散量 少なめ
株式会社ウェザーニューズは11日、来年春の花粉の飛散予測を発表しました。
ウェザーニューズによると長野県南部のスギ花粉の飛散量は、去年に比べて少なく、去年よりおよそ7割減少となると予測しています。
また全国的な猛暑となった去年の夏と比べると今年は雲が多く気温も低くかったことから、スギ花粉の発生源となる雄花の量は、今年より少なくなり来年はスギ花粉の飛散量は少なくなる見通しです。 -
伊那市北部地区交通安全住民大会
伊那市北部地区交通安全住民大会が1日、野底公民館で開かれ、大会宣言で交通事故撲滅を誓いました。
会場には地区住民およそ100人が集まりました。
これは、伊那市の竜東6地区でつくる、北部地区交通安全協会が交通事故をなくそうと開いたものです。
北部地区は、平成23年度の伊那市高齢者交通安全モデル地区に指定されています。
大会では、伊那警察署交通課の宮尾雅彦課長の講話があり、じゃんけんで人間の反射速度がどの程度かを説明し「運転をするとき、目で見てからブレーキを踏むまでには時間がかかる。スピードを抑え、万が一のことを予測しながら運転してほしい」と呼びかけていました。
また、交通安全指導員で伊那マジッククラブの伊藤憲司さんが手品を披露し交通安全を啓発していました。
大会の最後には事故のない安全な社会を目指すとした大会宣言が読み上げられ、参加者全員で交通事故撲滅を誓いました。
今年2月には地区内で死亡事故が発生していることから、北部地区安協の高山タカシ会長は「バイパスが開通し交通量が増えている。これまで以上に地域の意識を高めていきたい」と話していました。 -
インドの健康法 笑いヨガを体験
インドで開発された笑いによる健康法、笑いヨガの体験会が5日、伊那市のいなっせで開かれました。
体験会は、笑いヨガの効果などを知ってもらおうと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたもので、会場にはおよそ90人が集まりました。
笑いヨガは、笑いの体操とヨガの呼吸法を取り入れた健康法で1995年にインドの医師により開発されました。
ストレスホルモンの分泌を抑えるなどの効果があるといわれていて、日本でも各地で教室が開かれています。
2日は愛知県で活動する笑いヨガの講師も訪れ、指導にあたっていました。
参加した人たちは、大きな声で笑いながら、笑いヨガを体験していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは新しく笑いヨガ教室を始める計画で、興味のある人は参加してほしいと話しています。 -
マツタケの収穫量 今年は不作
秋の味覚マツタケの収穫が最盛期を迎えています。
今年は、去年に比べ収穫量は少ないということです。
マツタケを生産しておよそ50年の伊那市富県の藤原儀兵衛さん73歳。
藤原さんは、贈答用などの注文を受け自分の山からマツタケを採って出荷しています。
藤原さんは8月の下旬から山へ入りマツタケを収穫していて今が最盛期を迎えています。
去年は大豊作でしたが今年はマツタケの大きさや収量もいまひとつのようです。
藤原さんは「今年の夏の気温差の影響で80%の菌が死んでしまった」と話していました。
マツタケの収穫作業は11月中旬頃まで行うということです。 -
上古田保育園の園児が栗拾い
箕輪町の上古田保育園の園児は11日、保育園近くの栗園で栗拾いを楽しみました。
栗拾いをしたのは、上古田保育園の未満児から年長までの園児およそ50人です。
箕輪町木下で大根などを栽培しているわかば農園が、子ども達に喜んでもらおうと無料で開放しました。
広さ30アールの園内には栗の木が70本以上あり、園児らはいがの中に入っている栗を上手に取り出していました。
栗園を管理する下平洋八さんは「園児たちの姿を見て元気をもらった。喜んでもらえてうれしいです」と話していました。
拾った栗は、家に持ち帰る他、給食で栗ごはんにして食べるということです。
園児達は、ビニール袋いっぱいになった栗をリュックサックにつめていました。 -
パラグライダーが女児に衝突
10日の午後1時前、辰野町で誤ってパラグライダーが公園に降り、遊んでいた子どもと衝突する事故がありました。
この事故で女の子は頭の骨を折る大けがをしました。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは辰野町の辰野ほたる童謡公園です。
東京都の38歳男性が操縦するパラグライダーが着陸しようと公園内の広場に向けて下降していたところ着陸予定地点の手前で落下し遊具で遊んでいた伊那市に住む小松佐那子ちゃん3歳に衝突しました。
佐那子ちゃんは頭の骨を折る大けがをしました。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。 -
まほらいな市民大学入学式
まほらいな市民大学の入学式が4日、伊那市のいなっせで行われ14期生66人が入学しました。
まほらいな市民大学は生涯学習の場として市が開いているものです。
入学生は40代から70代までの66人で平均年齢は66.6歳です。
学長の白鳥孝伊那市長は「健康に留意して歴史や芸術文化などを学んで欲しい」と挨拶しました。
入学生を代表して伊藤正光さんは「新たに出会った仲間と絆を深め精進していきたい」と話していました。
まほらいな市民大学は、健康や芸術など2年間でおよそ50の講座が予定されていて10単位以上を取得すると修了証が贈られます。