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男と女活き活きセミナー開講
男女共同参画社会について理解を深める男(ひと)と女(ひと)いきいきセミナーの開講式が26日、伊那市役所で行われました。
今年度で9回目となるセミナーには、85人が受講を申し込んでいます。
開講式で、白鳥孝伊那市長は「男女共同参画できるよう、人権を尊重し、家庭や地域づくりを目指してほしい」と挨拶しました。
開講式のあと講義が開かれ、岡谷市にある、長野県男女共同参画センターの小口幸子所長が「じぶんらしく 暮らせるために」と題して話をしました。
小口さんは「人は、一人では生きられない。お互いを認め合う事が必要。家庭でもとことん話し合い、お互いが納得する暮らしを見つける事が大切」と話していました。
セミナーは、来年2月までに全6回開かれる予定です。 -
伊那市の推奨みやげ品 審査会
伊那市観光協会が認定する伊那市の推奨みやげ品に、上伊那産の酒米をつかった甘酒、2品が新たに認定されました。
新たに認定されたのは、高遠町上山田の(株)仙醸が作った「蔵元仙醸仕込みあまざけ」と「赤そば高嶺ルビー入りあまざけ」の2品です。
蔵元仙醸仕込みあまざけは、上伊那産の酒米を100%使用していて価格は400グラム入り400円です。
赤そば高嶺ルビー入りあまざけは、上伊那産の赤そばを使用していて淡い赤色をしています。価格は400グラム入りで480円です。
28日に、伊那市役所で今年度1回目の審査会が開かれ、認定の更新を含め8品目が査されました。
今回の審査で8品目全てが合格し、推奨みやげ品は全部で57品目となっています。 -
西春近南小1学期の終業式
伊那市の西春近南小学校で30日、1学期の終業式が行われました。
西春近南小学校では、登校日数の少ない3学期をなくし年間を通して計画的に学習しようと、去年から2学期制度をとっています。
終業式では、2年生と4年生が1学期に学んだ事を発表しました。
2年生は夏に行った体験学習について「そば打ちやマレットゴルフを経験した。マレットでは、足を打ってしまい泣いてしまったが楽しかった」と話しました。
4年生はエコについて学んだ授業について「ゴミを処理するまでの作業が、いかに大変かが分かった。きちんと分別するようにしたい」と発表しました。
西春近南小の竹内実校長は「1学期は全校児童が登校した日が25日あった。体調管理に気を配り2学期も頑張りましょう」と話しました。
西春近南小では10月3日月曜日に、2学期の始業式が行われます。 -
第39回ふきはら祭
箕輪町の箕輪中学校の文化祭、第39回ふきはら祭が30日からの2日間の日程で行われています。
今年のふきはら祭のテーマは「3thankyou9」縲怩りがとうの気持ちを伝えよう縲怩ナす。
初日の30日は、ステージ発表が行われ各学年の代表者が総合的な学習の時間に学んだ事を発表しました。
1年生は伊那市高遠町で行ったキャンプについて「自分たちで作った夕食のカレーは、文句を言いたくなるような味だったが、みんなで食べれば不思議と美味しかった」と話しました。
2年生は、福祉施設でのお年寄りとの交流について「自分たちが普段当たり前のようにしていることでも、お年寄りにとってはすごく大変なことが多いということが分かった」と話しました。
3年生は進路学習について「仕事をしている人はその仕事に誇りをもっていることが分かった。自分の夢に向かって1日1日を大切に過ごしたい」と話しました。
ふきはら祭は1日も行われ、生徒会は多くの来場を呼び掛けています。 -
伊那市の国体出場選手 壮行会
10月1日から山口県で開かれる国体に出場する伊那市の選手の壮行会が9月26日、伊那市役所で開かれました。
26日は国体に出場する選手の壮行会が行われました。
伊那市から国体に出場するのは選手と監督合わせて12人です。
このうち市役所を訪れたのは6人です。
陸上競技の走高跳に出場する伊那北高校3年の有賀楓子さん。
同じく陸上競技の棒高跳に出場する高遠高校3年の伊澤楓さん。
ゴルフ競技に出場する監督・兼選手の三澤康弘さん。
軟式野球に出場するルビコン(株)の辻和馬さんと丸山泰裕さんです。
壮行会では、国体に出場する選手一人一人が大会での目標を話していました。
白鳥孝伊那市長は「国体に出場することは名誉な事。精一杯頑張って欲しい」と激励しました。
またこの日は、すでに大会が終わっている新体操競技に出場した伊那西高校3年の原未那美さんも市役所を訪れ、結果を報告しました。
大会の結果は、団体で7位に入賞しました。 -
前宮崎県知事の東国原英夫さんの講演会
タレントで前宮崎県知事の東国原英夫さんの講演会が30日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
東国原さんが登場すると、集まった観客およそ400人から大きな拍手が送られました。
講演会は、伊那市商工会が発足5周年を記念して開いたもので、実績のある人の話を聞いてこれからの町づくりに役立てようというものです。
東国原さんは、2007年に宮崎県知事に就任すると、独自の感性を政治に活かし宮崎県の行政改革を行いました。
公演で東国原さんは、「小学校の卒業文集に将来お笑い芸人と政治家になりたい」と書いたところ、担任から理由を聞かれ「両方とも人々を幸せにする仕事だから」と答えたという自身のエピソードを紹介しました。
他に「県知事になって1番驚いたことは、民間と行政の間に大きな隔たりがあったこと。それをなくすことが目標だった」と話しました。
この講演会を開いた伊那市商工会では「疲弊する地域を元気にするためにがんばっていきたい」と話しました。 -
交通死亡事故 去年上回る13人
上伊那地方事務所管内の交通死亡事故死者が、すでに去年を上回る13人になったことをうけ、30日伊那合同庁舎で緊急の対策会議が開かれました。
会議には、市町村や安全協会、関連する団体の代表者が参加し、死亡事故多発を受けての取り組みなどを報告しあいました。
交通死亡事故の状況について伊那警察署は、事故の特徴について歩行者、高齢者、軽トラックをあげました。
歩行者、高齢者の事故防止については、夜行反射材が有効であること、軽トラックについては、便利な乗り物だが、同時に危険な乗り物であることを再認識する必要があると指摘しました。
上伊那地域は、平成7年の死者20人をピークに年々減少傾向が続いていましたが、去年は、12人、今年は、現在すでに13人が亡くなる状況となっています。
上伊那地方事務所では、「10月以降、死者を0にするという強い思いを持って、事故防止対策にご協力いただきたい」と参加者に呼びかけていました。 -
有効求人倍率3ヶ月連続上昇
上伊那地域の8月の月間有効求人倍率は、3ヶ月連続で上昇し0.66倍でした。
新規求人数は、7月を下回ったものの、医療・福祉、人材派遣の分野で増え、915人でした。
去年の8月に比べ、7.9パーセント上回っています。
新規求職者数は、7月を14.8パーセント上回りましたが、去年の8月を4.2パーセント下回る816人でした。
これによる8月の月間有効求人倍率は、7月の0.62倍を0.04ポイント上回る0.66倍で、6月から3ヶ月連続で上昇しています。
ハローワーク伊那では、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」としていますが、柳沢所長は、「製造業が主体の上伊那は、円高の影響で、先行きは、依然不透明感が漂う」と話しています。 -
おたっしゃ教室 成果発表会
高齢者の健康づくり教室「おたっしゃ教室」に通うお年寄りが27日、日頃取り組んでいる筋力アップ体操の成果を発表しました。
27日は、成果発表会が伊那市高遠町総合福祉センターで開かれ、高遠地区で活動しているお年寄りやその家族およそ300人が集まりました。
おたっしゃ教室は、高齢者の健康づくりや介護予防を目的に開かれています。
週に1回、各地区の集会所などに集まり筋力アップのための体操をしています。
発表会では、15団体が活動の成果を披露しました。
参加したお年寄りは「この日を楽しみにがんばってきた。違う教室の人とも交流できて楽しいです」と話していました。 -
伊那技術専門校短期課程入校式
南箕輪村の伊那技術専門校で、半年間の後期短期課程で学ぶ訓練生の入校式が29日行われました。
入校したのは、機械科7人、パソコン活用科10人の合わせて17人です。
訓練生は、19歳から64歳の男女で、男性15人、女性2人、平均年齢は31・6歳です。
遠藤昌之校長は「より高い目標を定めチャレンジしていくことが必要。来年3月には就職という結果として報われるように頑張ってください」とあいさつしました。
入校生を代表して機械科に在籍する諏訪市の藤森宗章さんは「技能と知識を身につけ、社会で活躍できる技能者となるよう努力します」と誓いの言葉を述べました。
訓練生は来年3月までの半年間、技術の習得に励みます。 -
ローメンファンクラブ会員募集へ
伊那ローメンズクラブやボランティアスタッフなどで作る伊那ローメンファンクラブ発起人会は、ローメンをPRするファンクラブ設立に向け、クラブ会員を募集します。
28日夜は、伊那ローメンファンクラブ発起人会が記者会見を開き、ファンクラブの募集について説明しました。
ローメンズクラブは、今年6月にB1グランプリ本大会に出場出来る愛Bリーグの正会員となりました。
今月24日と25日には、愛知県豊川市で開かれたB級ご当地グルメの中日本大会に初出展するなど、活動を広げています。
そうした中で、ファンを集い、ローメンのPRに協力してもらおうとファンクラブ会員を募集することになりました。
ローメンファンクラブの入会資格はローメンが好きなこと、活動は、ローメンズクラブが主催する事業への参加や、ローメンをPRすることなどです。
年会費は1000円で、登録するとメンバーズカードが渡され、加盟店でローメンが100円引となるほか、B1グランプリへボランティアとして参加できるなどの特典があります。
ファンクラブの登録は、30日(金)から、伊那商工会議所のほか、ローメンズクラブの加盟店12店舗で受付を始めます。
発起人会では、12月中旬を目途に、ファンクラブの設立総会を開きたい考えです。 -
高遠小6年カヌー遠足
伊那市の高遠小学校の6年生は、長谷の美和湖をカヌーで10キロに渡り往復する遠足を行いました。
29日は高遠小学校の6年生40人ほどが、ダムサイトを出発し、分派堰下流のレイクハイランド対岸を折り返す往復10キロのカヌーに挑戦しました。
高遠小学校の6年生は、4年生のときから、総合学習の時間を使って、カヌーに取り組んでいます。
自然環境教育を行っている伊那市のNPO法人美和湖倶楽部の蓑口 健二さんの指導を受けて、パドルを制作したり、カヌーが水に沈んだ時の対処法などを学んできました。
カヌーシーズンが終わりを迎えることから、学習の集大成として、長距離に挑戦したいと子ども達から声が挙がり、今回、片道2時間半の往復10キロの遠乗りを行いました。
レイクハイランドの対岸に到着すると子どもたちはお弁当を広げていました。
担任の北村勝行教諭は、「カヌー体験を通して、自然の素晴らしさ、ふるさとを愛する気持ちを育てて欲しい」と話していました。 -
伊那弥生100周年記念事業 学習室竣工
今年創立100周年を迎えた伊那弥生ヶ丘高校で、記念事業の一つ、学習室改修工事が完了し、竣工式が29日行われました。
竣工式は、同窓会員、学校職員、生徒会役員らが出席して行われました。
伊那弥生ヶ丘高校は1911年、明治44年の設立から今年で100年を迎えました。
学習室の改修工事は、記念事業の一つで、視聴覚室を学習室として改修しました。
面積はおよそ146平方メートル、冷暖房完備で、個人学習机を60台入れました。
事業費はおよそ2千万円で、記念事業のために募った寄付金の一部を充てました。
学習室の名称は「日輪館」、愛称は「やよっせ」です。
学習室には、元職員で日本水彩画会会員の宮原淳一さんから寄贈された絵画も飾られています。
学習室は10月1日から、放課後と土曜日に生徒の自習のために利用していくということです。 -
地球温暖化対策計画策定委 発足
伊那市内から排出される二酸化炭素を削減するための計画を策定する伊那市地球温暖化対策実行計画策定委員会が、29日発足しました。
29日は、有識者や事業所・市民団体の代表など10人が委員に委嘱されました。
伊那市地球温暖化対策実行計画策定委員会は、伊那市の環境審議会の専門部会として位置づけられています。
委員長には県地球温暖化防止活動推進員の稲辺謙次郎さんが選ばれました。
稲辺委員長は「温暖化対策の道筋を立てられるようにしたい」と挨拶しました。
委員会では、削減目標の検討や、具体的な取り組みなどについて検討します。
実行計画の期間は、伊那市環境基本計画の修了年度にあわせて、2018年度までの7年間とします。
削減の基準年度は、京都議定書に準じて、1990年とし、温室効果ガスのうち二酸化炭素を対象とします。
伊那市の2008年度の二酸化炭素の排出量は52万7800二酸化炭素トンで、1990年度と比較すると10.8%増加しています。
産業別では、1990年度と比べ、製造業では、8.6%減少している一方で、チェーン店やスーパーといった民生業務部門で5.8%増加、運輸部門で3.6%増加しています。
委員会は、全4回の会合を予定していて、1月中に計画の素案をまとめる予定です。
素案は、伊那市環境審議会と環境基本計画推進委員会に示され、年度中の策定を目指します。 -
南信の水稲作況指数99 平年並み
農林水産省・関東農政局が発表した9月15日現在の今年度の南信の水稲の作況指数は99で、平年並みの収量が見込まれます。
今年は、5月下旬から6月上旬にかけての低温で、穂の数が、平年より少なくなりました。
1穂あたりのもみ数は、幼穂形成期が高温で推移したことから、平年よりやや多くなりました。
登熟は、出穂前の7月下旬と、出穂後の8月下旬から9月上旬にかけ、低温で日照が少なかったことが影響し、やや不良が見込まれます。
南信は、全もみ数がやや多く、登熟がやや不良と予想され、作況指数は99で10アールあたりの収量は、625キロと見込んでいます。
長野県全体の水稲の作況指数は、97で、10アール当たり607キロ収穫できる見込みとしています。 -
創作教室受講生の作品展
書道や、絵画、写真など創作教室に通う受講生の作品展が、伊那市のサンライフ伊那で開かれています。
作品展は、サンライフ伊那で開かれている創作教室に通う、受講生の発表の場として開かれているものです。
会場には、写真や陶芸、盆栽のほか、木彫、書道など様々な作品およそ220点が並べられています。
サンライフ伊那作品展示会は、10月2日まで開かれているほか、10月1日には煎茶披露会も予定されています。 -
「孝組座」定期公演
伊那市の伊那小学校6年孝組は、月1回の定期公演を27日、学校近くの坂下公会堂で行いました。
孝組では、地域の人に喜んでもらおうと、5年生の頃から「孝組座」としてダンスや人形劇を毎月披露しています。
27日は、クラス34人が7つのグループ分かれ、和太鼓の演奏や、コントなどを披露しました。
孝組では、会場の準備やチラシの作製、小道具作りなど全て自分たちで行っています。
公演を通してお客さんの反応や、見ていて気付いた点を話し合い、改善しているということです。
会場には、地域住民およそ30人が訪れ、児童らの踊りや演奏に目を細めていました。
孝組では、次回公演を10月25日に坂下公会堂で予定していて、多くの来場を呼び掛けています。 -
南箕輪村の特別養護老人ホーム 10周年記念式典
平成12年の開所から10年をむかえた南箕輪村の特別養護老人ホームの10周年記念式典が28日に行われました。
式典では、地元大泉の御嶽山保存会が、祝いの席で踊る民謡を披露し華を添えました。
特別養護老人ホームを運営する上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「これからも家族や地域の期待に応え福祉サービスの向上に努めたい」、
原好子施設長は、「福祉に対するニーズはこの10年で質、量とも多様化してきた。利用者のみなさんが魅力ある生活が送れるよう力と心を合わせて取り組みたい」と挨拶しました。
特別養護老人ホーム南箕輪老人ホームは、平成12年に、上伊那福祉協会の8つ目の施設として開所しました。
協会で唯一認知症高齢者専用の施設となっていて、現在利用者は、定員いっぱいの54人、ショートステイは、19人が利用しています。 -
地域桜守育成へ
伊那市が認定した地域桜守の始めての講習会が28日、伊那市役所周辺で行われました。
講習会は、地元の桜を管理できる人材を育てようと伊那市が開いたもので、地域桜守に認定された9人が集まりました。
講師を務めたのは、高遠城址公園の桜などを管理している、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんです。
稲辺さんは、桜が枯れてしまうテングス病の対応策など、管理方法などについて説明していました。
伊那市では桜による滞在型の観光を目指そうと日本一の桜の里づくりを進めています。
市の調査によりますと、市内には、高遠を中心におよそ2,200か所に1万2,000本を超える桜があるということです。
しかし振興公社の桜守は現在5人で市内全ての桜を管理することは、難しい状況となっています。
このことから地域の桜を地元で管理してもらおうと地域桜守を育成することとなりました。
この事業は県の地域発元気づくり支援金の補助64万5,000円を受けていて、それを元に新たに桜管理マニュアルも作成しました。
講習会は年度内にあと3回開かれる予定で、桜の管理方法などを身につけた地域桜守は地元の桜を管理するとともに、その知識を広く住民に伝える役割も果たしていくということです。 -
共同開発の炭入り石けん販売へ
伊那木曽ビジネスマッチングプラザ起業者交流会に参加した会社が共同開発した洗顔用炭入り石けんの販売が10月から始まります。
洗顔用炭入り石けんを共同開発したのは、箕輪町の株式会社伊那炭化研究所と塩尻市の友絵工房です。
伊那炭化研究所は炭の製造や利用について研究していて、高温で炭を細かくする技術を開発しました。
友絵工房は、肌の弱い人のために自然素材を使った化粧品などの製造を行っています。
伊那炭化研究所と友絵工房では、この石けんについて、しっとりとした洗い上がりが特長で肌の弱い人も安心して使ってほしいと話しています。
両会社は平成20年に権兵衛トンネル開通を機会に伊那商工会議所が開いた、伊那木曽ビジネスマッチングプラザ起業者交流会に参加しました。
そこで互いのノウハウを活かして商品開発をすることになり、洗顔用炭入り石けんを開発しました。
交流会がきっかけで、商品開発が行われたのは、これが初めてで、炭入り石けんは10月に伊那市で開かれる中央アルプスビジネスフェアにも出展します。
製品化された竹炭石けんと赤松炭石けんは、1個450円で、伊那炭化研究所で販売し今後販路を広げていくということです。 -
灯籠祭 高遠囃子巡行
伊那市高遠町の灯籠祭・本祭りが23日に行われ、高遠囃子が街なかを練り歩きました。
高遠灯籠祭は、鉾持神社の秋の例祭に合わせて行われています。
秋の実りに感謝する祭りで、今年は、仲町と本町が山車の巡行を、霜町と相生多町が高遠囃子の練歩きを行いました。
囃子連は、太鼓や笛、三味線などを演奏しながら町内をおよそ1時間かけて巡行しました。
午後5時頃には、商店街に、稲穂にみたてた「ほうずきちょうちん」が灯され、街を彩っていました。 -
ソフトボールチーム「伊那シニア」6年連続全国大会出場
30日から京都府で開かれる全日本シニアソフトボール大会に、長野県代表として伊那市のチーム「伊那シニア」が6年連続で出場します。
26日、伊那シニアの西岡洋児監督と選手が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場のあいさつをしました。
伊那シニアは、伊那市在住者を中心とする59歳以上のソフトボールチームです。
5月の県大会で優勝し、6年連続全国大会出場を決めました。
全日本シニア大会では、去年、一昨年と2年連続で準優勝しています。
白鳥市長は、「伊那の名前を全国にとどろかせ、ぜひ今年は優勝を狙ってください」と激励しました。
全日本シニアソフトボール大会は30日から京都府で開かれ、伊那シニアは初戦、茨城県代表と対戦します。 -
まっくんバスの安全祈願祭
10月1日から南箕輪村で導入されるまっくんバスの安全祈願祭が27日、南箕輪村役場で行われました。
安全祈願祭には、関係者およそ10人が参加しました。
新たに導入されるバスは、乗降車の際に車高が自動的に5センチ低くなります。
これにより、お年寄りや車いすの人でも乗り降りがしやすくなります。
定員は26人で、総事業費はおよそ1,800万円です。
バスが1台増えることで巡回数が1日4回から5回に増える他、新たに箕輪町を通るルートなどが追加されます。
唐木一直村長は「バスの利便性が向上し、高齢者の移動手段の確保につながることを期待している」と話していました。
2台体制での運行は、10月1日からで、2か月間は試験的に土日も運行するということです。 -
唐木いきいき交流施設 竣工
介護予防や地域住民の交流の場となる「唐木いきいき交流施設・ひだまり館」が伊那市西春近の小出島に完成し27日、竣工式が行われました。
27日は、地域住民や工事関係者など24人が参加しテープカットなどをして完成を祝いました。
唐木いきいき交流施設は高齢者の介護予防や地域住民が交流する場として整備されたものです。
老朽化していた公民館を解体し、その跡地に今年の4月から整備を行ってきました。
総事業費はおよそ2100万円で、うち2000万は 国からの補助金となっています。
建物は木造平屋建てで延べ床面積はおよそ100平方メートル。
全館バリアフリーとなっていって施設内の段差をなくしたり、交流室には、転倒予防のカーペットタイルを貼りました。
小出島区の前沢活人区長は、「世代間交流の場として有効に活用したい」と話していました。
伊那市では平成24年までに唐木いきいき交流施設を含め市内15か所で地域交流施設を整備する計画です。 -
振り込め詐欺防止 緊急対策会議
伊那警察署は、振り込め詐欺防止のための緊急対策会議を27日、開きました。
伊那署では振り込め詐欺撲滅のため金融機関の防犯事務担当者を対象に今年初めて緊急対策会議を開きました。
会議には、伊那署管内の6つの金融機関の担当者28人が参加しました。
会議では、振り込め詐欺被害の現状が報告されました。
それによりますと、長那県内では今年1月から8月末現在までに66件およそ9,000万円の被害が出ています。
前の年に比べると29件、およそ5,000万円増となっています。
伊那署管内では今年1月から9月26日までに3件、およそ330万円の被害が出ています。
いずれも、息子を名乗る電話で60歳以上の人が被害にあいました。
こうしたことから、伊那署では、金融機関の担当者に、危機意識をもってもらい手口をしっかり覚えてもらいたいと呼びかけていました。
また、被害にあった人の多くは振り込み先名義がカタカナということで、そうした場合は警察に連絡してほしいと行員に話していました。
伊那署では、振り込め詐欺撲滅に向け今後も年金支給日のATM警戒や高齢者を対象とした出前講座などを行っていく計画です。 -
中央アルプスビジネスフェアに71社参加
今年10月に開かれる上伊那の製造業の底力と技術力をアピールする、第1回中央アルプスビジネスフェアに、71社の地元企業が参加します。
22日は、上伊那8市町村の企業や商工関係団体の関係者が参加し実行委員会が開かれ、10月に予定しているフェアの内容について検討しました。
中央アルプスビジネスフェアは、これまで3回開催された上伊那工業交流プラザを引き継ぎ、今年初めて開かれます。
地域外への情報発信、受注開拓を目的としています。
この日は金属加工や電気・電子機器、食料品関連など、71の企業が参加することが報告されました。
伊那市のサン工業(株)社長の川上健夫実行委員長は、「目標としていた70社を達成できた。上伊那を世界にアピールする一歩としたい」と話していました。
中央アルプスビジネスフェアは、10月25日と26日の2日間、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれます。 -
小売り酒販組合が未成年飲酒防止呼びかけ
県内の小売酒販組合などが、高校生など未成年の飲酒防止を呼びかける街頭啓発を、22日朝、JR伊那北駅前で行いました。
この日は、辰野町から駒ヶ根市までの5つのJR飯田線の駅で、未成年飲酒防止のキャンペーンがおこなわれました。
キャンペーンを行ったのは伊那小売酒販店組合や伊那税務署、伊那警察署です。
5つの駅にそれぞれ10人ほど、合わせて60人が参加しました。
このキャンペーンは、長野県下にある10の小売酒販組合が、主に通学途中の高校生を対象に飲酒防止を訴えようと毎年行っています。
毎年4月ごろ行っていますが、今年は、東日本大震災の影響で、実施を半年ずらしたということです。
伊那小売酒販組合の池上清人副理事長は、「人生は長く、お酒は20歳を過ぎればいくらでも飲めるので、20歳になるのを待って欲しい」と話していました。 -
新宿の小学生が稲刈り体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる東京都新宿区の小学生が、26日、市内の田んぼで稲刈りを体験をしました。
26日は、江戸川小学校6年生の児童11人が、鎌を使い、稲刈りをしました。子ども達は、田んぼに入り、成長した稲を刈り取っていました。
この日収穫したお米は、来月、学校に送られ、給食のときに全校で味わうという事です。 -
オール反射ナイト作戦
夜間の交通事故を防ごうと16日夜に、南箕輪村で「オール反射ナイト作戦」が行われました。
この日は地域住民などおよそ20人が参加し、伊那警察署の署員から夜間の交通安全について学びました。
これは、重大な事故につながりやすい夜間の交通安全について学んでもらおうと、伊那市と南箕輪村の住民でつくる伊那交通安全協会などが開いたものです。
昨夜は、車のライトが人の視覚にどのような影響を与えるかを学びました。
車のライトを当てて見えやすい色を判別する体験では、40メートル先にカラーコーンを置き、見える色と見えない色を確認していました。
ライトのついた車の横にいる人が、どこまで近づけば見えるかという実験では、1メートルほどまで近づいてようやく姿を確認していました。
ある参加者は「ライトを点ければ見えると思っていたが、死角があることがわかった。今回の経験を活かしていきたい」と話していました。
伊那警察署では、管内で今年に入り9件の死亡事故が発生していることから、夜間だけでなく日中も油断せず運転するよう呼びかけています。 -
農商工の連携について学ぶ実習研修会
農商工の連携について学ぶ実習研修会が19日、伊那市高遠町の機械機器製造業、株式会社藤沢精機で開かれました。
研修会は、農商工の連携を学び新たなビジネスモデルを生み出そうと、東京都に本社を置くTeam-COMPACTが、開いたものです。
研修会には、関東や関西の経営コンサルタントや、筑波大学の大学院生などおよそ30人が参加しました。
研修会は、9月10日から県内各地で開かれました。
このうち、藤沢精機では、農業経営において課題となっている野生鳥獣の被害対策について学びました。
藤沢精機では、捕獲用の檻やくくり罠の製造、販売をしています。
藤沢精機の保科忠由社長は「有害鳥獣を捕獲するには、檻というハード面だけではなく、管理方法などのソフトの面を研究することで、捕獲率はあがる」などと説明していました。
ある参加者は、「今回学んだことを農商工の連携の為の支援活動に活かしていきたい」と話していました。