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世代を超えて昔の遊びを楽しむ
昔の遊びを子どもからお年寄りまで世代を超えて楽しもうというイベントが、21日に箕輪町で開かれました。
会場となった町文化センターには、竹馬や竹とんぼ、あやとりやめんこなどといった昔懐かしい遊びのコーナーが設けられていました。
このイベントを企画したのは、昔の遊びの楽しさを後世に伝えていこうと活動している町の有志でつくるグループです。
博物館や図書館、公民館も連携して盛り上げました。
主催者の一人は、「イベントを通じ、昔懐かしい遊びの楽しさを次の世代に伝えていきたい」と話していました。
下古田から参加したという72歳の男性は、「昔はものがなく、遊ぶ道具はみんな手作りした。近所の仲間と遊ぶことで、自然に縦割りとなり、遊びも次に継承されていった」と当時を懐かしんでいました。 -
伊那市竜西一部で停電
22日、午後4時頃から伊那市竜西の市街地で停電があり、午後5時現在約70世帯が復旧していません。
停電になったのは、伊那市荒井区、西町区、坂下区の一部地域で、最大で377世帯に影響が出ました。
中部電力伊那営業所によりますと、原因は不明だということです。
この停電により、通り町などで、信号機が止まり、交通渋滞も見られました。
徐々に復旧していて、午後5時現在で停電しているのは、70戸だということです。 -
木曽看護専門学校 2年制過程存続要望
上伊那医師会と上伊那広域連合などは、看護師不足に拍車をかけるとして、県木曽看護専門学校の准看護師が、看護師の資格取得を目指す過程を存続するよう求める、要望書を、県知事宛に提出しました。
木曽看護専門学校は、准看護士の資格を持つ人が、看護師の資格取得する為に通う学校です。
県が設置した検討会では、今後、准看護師の資格を持つ人が、看護士の資格を取得する2年制過程を廃止して、看護師を養成する、3年制に移行する意見が出されています。
木曽看護専門学校には、1年・2年合わせて、37人の学生が学んでいて、そのうち、16人学生が上伊那から通っています。
上伊那医師会等では、2年制過程が廃止となった場合、看護師の資格取得の道が閉ざされ、伊那地域の看護師不足に拍車をかけるとしています。
要望書では、准看護師の資格を持つ人が、看護士の資格を取得する過程を、県看護大学へ併設、又は、木曽看護専門学校の現在の過程を存続するよう要望しました。
木曽専門学校が2年制過程を廃止した場合、同様な学校は、県内には、長野市と上田市、須坂市の3校しかありません。 -
南部小児童 西天竜発電所見学
南箕輪村の南部小学校の4年生は、22日、農業用水に係る施設などを見学しました。
農業用水探検隊は、農業用水に係る施設が作られた背景や、歴史を学び、果たしてきている役割を学ぼうと行われました。
このうち、伊那市の西天竜発電所では、水力発電の仕組みについて学びました。
県の担当者は、発電所が、西天竜の水路補修の費用を、まかなうために作られた事や、年間に一般家庭およそ3千戸の電気を発電している事等を説明していました。
子ども達からは、点検をするときは、どうやってしているのか等といった質問が出され、県の職員は、10年に一度発電機をクレーンで持ち上げ点検する事等を説明していました。
ある児童は、「身近な場所で電気を作っている事を知ることができました。」と話していました。 -
中病 脳卒中センター9月開所
伊那中央病院は、脳卒中患者に対し、診療科が異なる医師が、チーム体制で治療にあたる、脳卒中センターを9月に開所します。
これは22日、伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
これまで中央病院では、脳卒中の患者一人に対し、一人の医師が担当し、診療を行ってきました。
センターが開所する事で、一人の患者に対し、外科や内科など、複数の医師がそれぞれの立場から診察を行い、チームとして対応していくという事です。
中央病院では、年間に360人程の脳卒中の患者が入院し、およそ、220人の手術を行っているという事です。
センター開所にあたり、信州大学から、脳神経外科に新たに1人の医師が加わる事になって、脳神経外科3人、神経内科4人合わせて7人体制でチーム医療を行う計画です。
伊那中央病院によると、チームとして、脳卒中患者の医療を行っているのは、県内で、信大と相沢病院に続いて3例目になるという事です。 -
中病 救命救急センター事業費20億円
新たに建設される、救命救急センターと研修センターの施設規模等が示されました。
建物は、中央病院南側に建設され、鉄筋コンクリート造りの2階建で、延べ床面積は3千450平方メートルです。
1階には、救急救命センター等が設置され、2階には、医師や看護師がトレーニングを行うメディカルスキルセンターや医療情報センター等が設置される計画です。
建物、医療機器合わせて、事業費は、およそ20億円で、そのうち、およそ5億7千万円は地域医療再生交付金の基金を活用します。
工事は、平成24年5月に着工し、翌、平成25年6月から救急救命センターの運用が開始される予定です -
二十二夜尊大祭
安産や家内安全を祈願する二十二夜尊大祭が21日、伊那市の丸山公園で開かれました。
二十二夜尊大祭は、坂下区の有志などでつくる実行委員会が毎年開いているものです。
旧暦の7月22日の夜に、月の出を待って願をかけると願いがかなうと伝えられています。
二十二夜尊の碑の前では、安産を祈願するロウソクの火が灯されました。
火の消えたロウソクを持ち帰り、陣痛が始まったら火をつけるとロウソクが終わるまでに分娩が終わると言われています。
21日は、出産を控えた妊婦や、出産を終えお礼返しに来る家族連れの姿もありました。
坂下区では、「地域の伝統行事を今後も守っていきたい」と話していました。 -
上伊那8市町村で行政窓口で住民票や納税証明などが発行できないシステムの不具合
上伊那8市町村で22日、行政窓口で住民票や納税証明などが発行できないシステムの不具合がありました。
22日の朝8時40分頃から午後2時30分過ぎにかけ、上伊那8市町村の市役所と役場の窓口で、住民票や納税証明証が発行できなくなりました。
管理する上伊那広域連合で原因について調べを進め、システムは、午後2時30過ぎに復旧しました。
なお、自動交付機やコンビニにでの発行に、影響はありませんでした。 -
タウンステーション愛称を決める投票受け付け
伊那市の中心市街地の再生に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会では、いなっせ前にオープンしたタウンステーションの愛称を募集し、5点に絞りました。
この5点の中から愛称を決める投票を、来月2日まで行っています。
候補は●タウンステーション「伊那まち」●タウンステーション「およりて」●タウンステーション「はみんぐ」●「えきすぽ伊那」●「イーナステーション」の5点です。
8月4日から15日まで愛称の募集を行い、市内外から31点の応募がありました。
投票は、施設内に置かれた投票用紙に記入するか、はがきやFAXで受け付けます。
委員会では、投票者10名にバラの苗木をプレゼントするということです。
期間は9月2日金曜日までとなっています。
タウンステーションのオープンから21日までの利用者は551人で、1日平均30人が利用しています。
委員会では、「伊那まつりなどのイベントがあったので多くの人に足を運んでもらえた。今後も継続して利用してもらえるような場所にしていきたい」と話していました。 -
ふるさと歩行者天国
JR伊那市駅前から伊那北駅前までを歩行者天国とし様々なイベントなどが行われるふるさと歩行者天国が、15日の夜、行われました。
歩行者天国では、提灯が灯され、親子連れなどでにぎわいました。
ふるさと歩行者天国は、中心市街地の商店主などでつくる伊那市商店街活性化イベント委員会が毎年開いています。
帰省中の人たちに、歩行者天国でふるさとの思い出づくりをしてもらおうというものです。
旭町では、紙芝居や、シャボン玉体験コーナーのほか郵便配達バイクに乗車体験できるコーナーもあり人気を集めていました。 -
伊那市ご当地B級グルメフェスタ
歩行者天国にあわせて、伊那市ご当地B級グルメフェスタが15日夜セントラルパークで開かれました。
これは、伊那ローメンズクラブが、B1グランプリの愛Bリーグの正会員に昇格した事を記念して、今年初めて開かれました。
販売されたのは、B1グランプリに出品するものと同じ味付けのローメンです。
ブースでは、一般市民がボランティアとして、調理などを手伝っていました。
会場には多くの人が訪れ、ローメンを味わっていました。
ローメンを1杯買うと、ローメンズクラブ加盟店で使える食券などがあたるスクラッチも用意されていました。
また、伊那餃子会の発足1周年を記念して、餃子も販売され、多くの人が買い求めていました。
会場には、今年4月にデビューしたローメンズクラブのマスコット・ウマカローの着ぐるみも登場し、イベントを盛り上げていました。 -
箕輪町長寿者訪問
箕輪町に住む高齢者の長寿を祝う「長寿者訪問」が、17日に行われました。
この日は平沢町長が88歳以上の長寿者宅を訪問し、町の木に指定されているケヤキを使ったうつわを手渡しました。
この内、北小河内の丸山常吉さん宅では、子どもや孫も集まり、丸山さんの長寿を祝いました。
丸山さんは大正12年生まれの88歳で、戦時中千葉県で過ごした後、実家のある北小河内で農業をしてきました。
丸山さんは「健康の秘訣は毎日身体を動かすこと、そして少しお酒を飲むことも大事」と話していました。
8月9日現在、箕輪町には88歳以上の長寿者が579人いて、このうち100歳以上が17人、最高齢者は105歳となっています -
廃校の音楽祭2011
廃校を利用した音楽ライブ「廃校の音楽祭2011」が21日、伊那市高遠町の旧高遠町立三義小学校芝平分校で開かれました。
音楽祭は、使われなくなった校舎を活用していこうと、地域住民などでつくる廃校の音楽祭実行員会が去年から開いているものです。
21日は、千葉県の女性コーラスグループがオペラを歌った他、プロのミュージシャンによる演奏が披露されました。
会場には、市内外からおよそ20人が訪れ、廃校の校舎に響く歌声や楽器の音色に聞き入っていました。 -
沖縄の太鼓、島唄に1,600人が酔う
2年に1回、今回で4回目となる沖縄大東太鼓と島唄コンサートが、20日に伊那市で行われ、伊那文化会館の大ホールは、1,600人の聴衆で埋まりました。
南大東島の大東太鼓碧会は、勇壮な掛け声とともに踊りながら乱れ打ちを繰り返す、揃い打ち、回し打ちを披露しました。
太鼓の響きと迫力ある打ち手のパフォーマンスでつめかけた1,600人の観客を圧倒していました。
久米島町の登武那覇太鼓は、昔から島に伝わるエイサー太鼓をベースに独自性も盛り込んだ創作太鼓で、伊那西小学校の5・6年生も演奏に加わりました。
伊那と南大東島の交流は、青パパイヤが縁で始まり、今年で7年目を迎えています。
はじめに島に渡った伊那の訪問団が現地で太鼓演奏を見て感激し、伊那でのコンサートを実現させました。
初回は、文化会館小ホールでしたが、2回目以降は、大ホールで演奏していて、南国の雰囲気漂う島唄や迫力ある太鼓演奏は、毎回多くの観客を魅了しています。
コンサートが終わると、舞台上で島の子どもたちと伊那西小児童のお別れ会があり、お互い名残惜しそうに握手を交わしていました -
箕輪でサッカーフェスティバル
箕輪町サッカー協会によるサッカーフェスティバルが14日、箕輪町長田のながたドームで行われました。
上伊那地域の保育園児から大人までおよそ250人が参加し、サッカーを楽しみました。
サッカーフェスティバルは、お盆の帰省に合わせてサッカー愛好者が交流する場にしようと行われていて、今年で5回目です。
これまでは箕輪中学校の校庭で行っていましたが、今年は、ながたドームでの開催となりました。
参加者は、ドリブルで往復する時間を競うタイムトライアルゲームや、ボールを蹴って板を倒すキックターゲットなどのゲームに夢中になっていました。
元Jリーガーによるサッカー教室も開かれ、去年に引き続き、元Jリーガーの北原健二さんと白尾秀人さんが指導しました。
参加者は、ボールを自在にコントロールできるように、コツを教わりながら何度も練習していました。 -
リニアについて学ぶ
リニア中央新幹線について学ぶ講演会が14日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、大鹿村に事務局を置く住民有志の会「南アルプスの自然を愛する会全国ネット」が開いたもので、この会は、リニア中央新幹線の南アルプスを貫くCルートの撤回を求めています。
講演では、ジャーナリストの広瀬隆さんが話をしました。
広瀬さんは、「地震が起きる可能性の高い断層の上にリニアを走らせようとしている」と指摘しました。
また、「リニアは東海道新幹線の3倍のエネルギーを使う。リニアの計画が進めば現在停止している浜岡原発の再開になる」と話しました。
広瀬さんは、「東海地震は間違いなく起こる。リニアは大事故を起こし、浜岡原発は広い範囲に放射性物質を放出することになる」との可能性を話し、リニアの計画撤回を訴えていました。 -
押し花同好会作品展
伊那市のまほら伊那市民大学の同窓生でつくる押し花同好会の作品展が、伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯で開かれています。
みはらしの湯ロビーには押し花作品23点が展示されています。
押し花同好会は会員10人で、毎月1回、西春近公民館で学んでいます。
作品は、指導者の鈴木晴江さんのアドバイスを受け会員がデザインしたオリジナルです。
月を題材に桜や梅などを使ったものや、ガーデンをイメージした作品が並んでいます。
この作品展は31日まで、みはらしの湯ロビーで開かれています。 -
第26回大芝高原まつり 雨の中熱気
第26回大芝高原まつりが20日、南箕輪村の大芝高原で開かれ、雨の中多くの人で賑わいました。
この日は、朝から雨の降るあいにくの天気となりましたが、大芝高原には多くの人が訪れまつりの雰囲気を楽しんでいました。
今年の大芝高原まつりは、東日本大震災や長野県北部地震に配慮し自粛も検討されましたが、南箕輪から被災地へ元気を届けようと開催が決まりました。
大芝高原の中央通りではおまつりパレードが行われ、23団体が大芝高原音頭を踊りながら練り歩きました。 -
映画監督 山崎貴さんトークショー
映画「ALWAYS 3丁目の夕日」などの映画監督として知られる、山崎貴さんのトークショーが19日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
これは、伊那市内の医療関係機関で作る伊那市医師会が開いたもので、医師やスタッフなどおよそ100人が集まりました。
山崎さんは、松本市出身の48歳。高校卒業まで長野県で過ごし、その後東京の映像製作会社に入社。現在もその会社に所属しながら映画を制作しています。
山崎さんが手がけた映画の中で、昭和30年代の東京の暮らしぶりを描いた「ALWAYS 3丁目の夕日」は、日本アカデミー賞で、作品賞、監督賞をはじめ12部門で最優秀賞を受賞しています。
「ALWAYS 3丁目の夕日」について山崎さんは「自分の生きていない時代を描くのはとても怖かった。とにかく当時のことを勉強して、映画を観た人が当時を思い出すような作品づくりを心がけた」と話していました。
山崎さんは「映画は誰か特定の人に見てもらいたいと思って作ると、その相手に届くいい映画になる。これからもその気持ちを持って映画づくりをしていきたい」と話していました。 -
ソフトボール国体北信越予選
10月に山口県で開かれる「第66回国民体育大会」のソフトボール北信越地区予選が20日から伊那市内で始まりました。
この日は伊那市内3つの会場で試合が行われました。
このうち富士塚運動公園では成年男子と成年女子の試合が行われました。
ソフトボール北信越国体予選は、5県が持ち回りで開催していて、長野県での開催は5年ぶりになります。
各県の選抜チームがトーナメント方式で試合を行い、優勝チームのみが国体への出場権を獲得します。
成年男子長野代表は、選手12人のうち10人が上伊那のメンバーで構成されているチームです。
初戦石川代表と対戦した長野代表は、1点を追う4回にタイムリーヒットで同点に追いつきましたが、その後追加点を奪われ、3‐2で敗れました。
このほかの長野代表の試合は、成年女子が福井代表に5‐0で勝ち21日の決勝戦へ駒を進めていて、少年男子は新潟代表に4-5で、少年女子は福井代表に0-10でいずれも敗れています。 -
上農生が開発 雑穀カレーの試食会
伊那市が毎月17日に定めている「い縲怩ネ雑穀の日」に合わせて17日、上伊那農業高校の生徒が雑穀入りカレーの試食会を市役所で開きました。
昼時になると多くの職員が試食会場の前に集まり、カレーを手に取っていました。
雑穀カレーは、去年から雑穀の活用について取り組んでいる上農高校生産環境科の作物班が作ったものです。
カレーのとろみづけには小麦粉ではなくモチキビを使っているためアレルギーのある人でも食べることができます。
上農高校作物班では、カレーのレトルト化を計画していて、試食会での意見や感想を生かしたいとしています。
また試食会に合わせて行った募金活動で集めたお金で、東日本大震災で被災した人たちにレトルトの雑穀カレーを届ける計画も立てています。
上農高校生産環境科作物班の石川涼加さんは「雑穀の入った栄養価の高いカレーなので、被災地の人に食べてもらい元気になってほしい」と話していました。
上農高校では、今後地元企業などの協力を得てレトルト化を進めていきたいとしています。 -
長野県自動車販売店協会 防犯パトロール用品寄贈
県内の自動車販売店などでつくる長野県自動車販売店協会は、防犯パトロール用品およそ100万円分を19日、箕輪町に寄贈しました。
寄贈されたのは、耳あて付きキャップ200個、カラーキャップ400個、ブルゾン100着、ベスト300着の、合わせて100万円相当のパトロール用品です。
19日は、箕輪町役場で贈呈式が行われました。
協会は、地域社会への貢献を目指し活動していて、箕輪町がセーフコミュニティ認証取得にむけ取り組んでいることから、今回寄贈しました。
宇都宮保理事長は「認証取得にむけてこれからが大切な時期。安全安心のまちづくりに役立ててもらえればうれしい」と話していました。
平澤豊満町長は「日本にそして世界に誇れる町づくりを目指し、今後も取り組んでいきたい」と感謝していました。
寄贈されたベストなどは、パトロール隊の活動などで使うということです。 -
伊那地区成人式
15日には、お盆の帰省に合わせ、伊那市の伊那地区でお盆成人式が行われました。
伊那地区成人式は、高遠町・長谷地区を除き、14日と15日の2日間、市内8つの公民館などで行われました。
このうち、美篶公民館ではスーツやワンピ竏茶Xに身を包んだ新成人、67人が式に出席しました。
式では、700年前から伝わるという美篶笠原の獅子舞が披露され、参加者の成人を祝いました。
主催した美篶公民館の赤羽 仁館長は「成人は独り立ちすることが求められる。困難が待ち受けていると思うががんばって欲しい」と祝いの言葉を送りました。
新成人を代表して高嶋 学さんは「責任の重さを自覚し、視野を広げ、社会人としての役目を果たしていきたい」と謝辞を述べました。
式のあとには交流会が開かれ、小学校時代の恩師が、当時の思い出を振り返りました。
また、小学校時代の映像も上映され、幼い頃の自分達の姿に歓声があがっていました。
今年、伊那地区は、平成2年年4月2日から平成3年4月1日までに生まれた男性387人、女性356人の、合せて743人が成人を迎えています。 -
箕輪町成人式
箕輪町では、15日町文化センターで成人式が行なわれました。
佐久長聖高校から駒澤大学に進学し、箱根駅伝でも活躍している千葉健太さんも、今年成人式を迎えました。
成人式では、みのわ太鼓保存会とみのわ太鼓ジュニアによる祝い太鼓も披露されました。
平澤豊満町長は、「若く、力強く、行動力のある皆さんと一緒に、魅力溢れる箕輪町を作り上げたい」と挨拶しました。
新成人を代表して、二人が、意見発表をしました。
今井 裕士さんは「大人としての自覚を持ち社会人として貢献できるよう努力する事を誓う」
渡邊 真奈美さんは、「恵まれたふるさとに感謝し、自分らしく夢を持った人生を歩んでいきたい」と発表しました。
箕輪町では、今年男性121人、女性140人の合わせて261人が成人を迎えています。 -
インターハイフェンシング競技男子サーブルの部 平松竜成君が3位入賞
インターハイフェンシング競技男子サーブルの部で、箕輪進修高校2年の平松竜成君が3位入賞を果たしました。
18日は、平松君と顧問の大槻高範教諭が箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に3位入賞を報告しました。
平松君は、先月30日から青森県で開かれたインターハイに2年連続で出場しました。
予選を4戦全勝で勝ちあがると勢いにのり、トーナメント戦でも3勝し、ベスト4入りを決めました。
準決勝では、鹿児島県の相手に惜しくも負けましたが、3位決定戦で勝利し、3位入賞を果たしました。
平松君は「緊張したが攻撃と守備でバランスよく戦えた。来年はさらにいい結果が残せるようがんばりたい」と話していました。
平澤町長は「オリンピック出場を目指して、これからもがんばってください」と3位入賞を称えました。 -
沖縄の島の子どもたち 来伊
伊那文化会館で沖縄の大東太鼓などのコンサートを行う島の子どもたちが、交流のある伊那市の西箕輪小学校を19日に訪れました。
20日、伊那文化会館で行われるのは、大東太鼓と島唄、沖縄エイサーコンサートで、沖縄県の南大東島と北大東島、久米島の子どもたちが、太鼓や島唄、エイサーを披露します。
始業式を前に紹介された島の子どもたちは、一緒に給食を食べた後、西小の児童たちと演目を練習し、その後明日のコンサートに備えていました。
中高生の代表は、市役所を訪れ白鳥孝市長を表敬訪問しコンサートの見所をアピールしました。
市役所を訪れたのは、コンサートに出演する中学生と高校生6人と、指導者です。
「力強く、感動を与える太鼓を披露したい。」「感謝の気持ちを込めてたたきます。」「心に響く演奏をしたい」などとそれぞれが抱負を話すと、白鳥市長は、「同じ島国に暮らす私たちなので、この交流が長く続くことを願います。みなさんは、どうしてそんなに太鼓が上手なの」と聞くと、指導者で南大東村教育委員会の川満廣司さんは、「とにかく太鼓が好きだからです」と答えていました。
コンサートは、20日の午後7時から、県伊那文化会館大ホールで行われます。 -
田楽座が盆踊りナイト
伊那市富県の歌舞劇団「田楽座」は、全国各地に伝わる伝統の踊りを3時間踊り続けるイベント「盆踊りナイト」を13日と15日に行いました。
2日間で約60人が参加し、八木節など6曲を踊りました。
関東や関西、九州からの参加があり、田楽座のメンバーの歌と演奏で心ゆくまで盆踊りを楽しんでいました。
大阪から家族連れで参加したというある男性は、「この雰囲気がとても楽しい」と話していました。
田楽座では、「それぞれが主役になることができる盆踊りの楽しさを存分に味わってほしい」と話していました。
周りには、焼きそばや飲み物の屋台も出て祭り気分を盛り上げていました。 -
信州育メンズ子育て講演会
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズが20日、父親の子育てを学ぶ講演会を開きました。
講演会は南箕輪村の村民センターで開かれ、およそ20人が参加しました。
講師は、神戸常盤大学短期大学部准教授の小崎恭弘さんです。
「わが家の子育てパパしだい」と題して講演しました。
小崎さんは、父親が子育てに関わることで、社会に適応できる子どもや、ストレスにうまく対応できる子どもが育ちやすいと話していました。
子どもに遊びなど興味や関心を与える役はパパの出番で、「10歳までに子どもと遊び、関わってほしい」と話しました。
また、「子育ては、まず夫婦間の思いや考えを理解し、子どもに豊かな環境を作ってあげてください」と呼びかけていました。 -
伊那図書館で縄文式火起こし体験
伊那図書館で13日、縄文式の火起こしワークショップが開かれ、夏休み中の小学生たちが体験しました。
伊那図書館が行っている夏の読書イベントの一環で、くらしに欠かすことができない火を自力で起こすことによって、エネルギーについて考えるきっかけにしてもらおうというものです。
ワークショップには、保護者も含めて15人ほどが参加し、火にまつわるインディアンの話を聞いたあと、早速火起こしに挑戦しました。
悪戦苦闘しながら煙が起きると、火種を麻のひもをほぐしたかたまりの中に入れ、風を送りこむと、見事に火が起きていました。
平賀研也図書館長は、「苦労して火を起こすことで、普段何気なく使っているエネルギーについて考えるきっかけにしてもらえれば」と話していました。 -
恩徳寺でサギソウ見頃
南箕輪村の恩徳寺でサギソウが見頃を迎えています。
恩徳寺の境内には鉢植えのサギソウが涼しげに咲いています。
サギソウは先代の住職が栽培を始め、年々増えて今年はおよそ2千本が咲いています。
例年より5日ほど開花が遅れましたが、この数日で一気に咲きました。
サギソウは1週間ほど楽しめるということで、続いて斑入りのものも咲くということです。