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秋桜パッチワークキルトの会の作品展
秋桜パッチワークキルトの会の作品展が9日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、ベットカバーなどの大きな物からバックなどの小物まで、会員30人の作品およそ100点が並べられています。
作品展は、会員の発表の場にしようとおよそ4年ぶりに開かれました。
この日に合わせ2年前から制作に取り掛かったということで、大型の作品が多くならんでいます。
中でも、娘のプレゼントとして作ったこのベットカバーは、縦横2メートル以上あります。
秋桜パッチワークキルトの会の作品展は、11日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。
期間中、午前11時から午後2時までは、生地や小物などの販売も行うということです。 -
上伊那農業高校 梨の販売
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、学校でとれた梨の販売を9日、伊那中央病院前で行いました。
梨の販売を行ったのは、園芸科学科食用食物コースを専攻している3年生16人です。
上農高校では、学校でとれた果物を地域の人に味わってもらおうと、毎年この時期に販売を行っています。
生徒らは、この日に合わせ1袋1,8キロ入りの梨の早生種「幸水」100袋と、1,8キロ入りの洋ナシ40袋を用意しました。
伊那中央病院の玄関前では、お見舞いや通院で訪れた人達が足を止め、次々と買っていました。
上農高校では、10月1日に開かれる伊那中央病院の病院祭でも果物の販売を行うということです。 -
箕輪町 8月の電力使用量30.6%の削減
箕輪町が今年度取り組んでいる庁舎内の節電対策で、8月の電力使用量が、去年と比べて、30.6%の削減となりました。
箕輪町は、6月24日から夏場の節電対策として、緑のカーテンの設置や、パソコンの照度設定の見直しなど電力使用の削減に取り組んできました。
その結果、8月の電力使用量は、去年より6,485キロワットアワー少ない、14,731キロワットアワーとなりました。
電気料金に換算すると、およそ8万円の経費削減につながったということです。
箕輪町では、今後もできることは継続し、冬に向けての対策も考えていくとしています。 -
中尾歌舞伎 始動
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、11月6日に秋の定期公演を行います。
2ヶ月後の本番を目指し、8日から稽古がスタートしました。
長谷中尾にある中尾座。
師匠の西村清典さんは、93歳。
西村さんを囲んで、台本の読み合わせが行われていました。
11月6日の定期公演の出し物は、「恋女房染分手綱 重の井子別れの段」。
わけあって、名乗れない母親が、わが子と悲しい別れをするという物語です。
子役は、高遠小6年の池上十五君がつとめます。
今回出演するのは、語り、三味線も含め総勢10人で、この芝居を初めて演じるのは半数の5人。
読み合わせでは、師匠自ら手本を示しながら、進行を確認していきました。
今後は、週に1回程度、稽古を重ね、11月の本番を目指します。 -
上伊那生協病院が評価認定
箕輪町木下の上伊那生協病院は、日本医療機能評価機構から医療提供機能が適切に実施されているとして認定されました。
清水信明院長らが、8日病院で認定されたことを発表しました。
日本医療機能評価機構の認定制度は、所定の評価項目に沿って病院の活動状況を評価するもので、上伊那では、昭和伊南病院、伊那中央病院についで3病院目となります。
上伊那生協病院は、幹部のリーダーシップや組織運営など7つの領域で、385の項目について今年2月に審査を受け、6月に認定されました。
判定結果は、5段階の評価で、改善すべき項目はありませんでした。
清水信明院長は、「引き続き医療の質や安全性を高めていくことが大切」と話していました。
審査で特に評価が高かった項目は、職員間の情報の共有や療養病棟でのレクリエーションなどの活用で患者の日常生活の活性化を図っていること、きめ細かな患者指導でした。
一方、診療実績の統計分析については、今後の活用が望まれるとの評価で、病院では、カルテの監査などを行う診療情報管理士を一人設置しました。
病院では、「オープンして5年半の新しい病院なので、整備を継続し、さらに水準をあげていきたい」と話しています。 -
第34回上伊那花卉品評会
上伊那地域の花卉生産者でつくる上伊那花卉生産者会議は、9日伊那市役所で恒例の品評会を開きました。
会場には、カーネーションやバラ、アルストロメリア、トルコギキョウなど、上伊那地域で生産されている秋の切花250点が並びました。
上伊那花卉生産者会議は、上伊那地域のJA系統でない生産者でつくる団体で、技術の向上を図ろうと、毎年品評会を開いています。
審査の結果、最優秀賞の長野県知事賞には、飯島町の森谷匡彦さんのバラが選ばれました。
くきの太さや色、花弁の数が多いところが評価されました。
審査会では、このほか21点が入賞しました。
会長の福沢一郎さんは、「上伊那産の花は、全国の市場関係者の評価が高く、技術も年々向上している」と話していました。
この日展示された切花は、1束300円から1,000円で販売されました。 -
竜南保園児がジャンボしゃぼん玉づくり
伊那市の竜南保育園の子どもたちは8日、大きなしゃぼん玉作りに挑戦しました。
8日は、竜南保育園の園児のほか、竜南子育て支援センターの子ども達もシャボン玉づくりに挑戦しました。
この大きなしゃぼん玉づくりを提案したのは、子どもが竜南保育園に通っている、角 美千代さんです。
大きなしゃぼん玉液は、水と洗濯のり、グリセリン、食器洗剤を混ぜて作ります。
直径30センチほどの輪も、角さんの手づくりです。
園児たちは、最初は苦労しているようでしたが、慣れてくると、次々に大きなしゃぼん玉を飛ばしていました。
年長の担任の原春美さんは、「子どもたちは、しゃぼん玉が大好きで、普通のしゃぼん玉でも遊んでいますが、大きなしゃぼん玉に、みんな大喜びです」と話していました。 -
第16回 みのわ美術展
箕輪美術会による第16回みのわ美術展が、8日から、町文化センターで始まりました。
会場には、日本画・洋画・彫刻・工芸など、57点が並んでいます。
作品を出品しているのは、箕輪美術会の43人の会員と、一般公募した箕輪町在住者です。
16回目となるこの展示会は、日展など中央で活躍しているプロの作家と、趣味で美術を楽しんでいるアマチュアが一緒に作品展示をしているのが特徴です。
また、今回は、美術展にあわせ、会員の作品を販売するチャリティー展を企画しました。
東日本大震災を受け、会として復興に役立てたいと、初めて開きました。
会員20人ほどが、60点の作品を出品しました。
値段は、普段の4分の1ほどで、訪れた人が、早速買い求めていました。
この売り上げは、全て東日本大震災の被災地に送られるということです。
第16回みのわ美術展は、11日(日)まで、町文化センターで開かれています。 -
伊那市福祉避難所 28施設に拡充
伊那市は、地震や豪雨など大規模な災害が起きた場合、高齢者や障害者などを受け入れる福祉避難所を、現在の4施設から28施設に拡充します。
これは8日に開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。
伊那市は、西箕輪の県伊那養護学校を含む16団体、28施設と、災害時に施設を開放し「福祉避難所」として利用するための協定を結びます。
福祉避難所は、高齢者や障害者、妊産婦などのうち、体育館など一般の避難所での生活が困難な人達「要援護者」を受け入れます。
市ではこれまで、市社協が運営する4つの高齢者福祉施設を「福祉避難所」としていましたが、障害者施設を「福祉避難所」とするのは、今回が初めてです。
東日本大震災などを受けての対応で、28施設で、最大で270人受け入れが可能だという事です。
市では、12日(月)に協定を結び、今後は、福祉避難所での要援護者をサポートできるスタッフの確保を進めたいとしています -
小沢花の会が草取り
伊那市小沢の住民有志で作る小沢花の会は広域農道沿いの花公園で草取りを行ないました。
8日は、会員16人が参加し、草取りを行いました。
小沢花の会は、20年ほど前から農地にシバザクラなどを植え、花公園として整備しています。
市内の観光地として定着していて、多い年で、芝桜祭り期間中に6万4千人ほどが訪れています。
公園を管理するため、夏の間、3回ほど会員が草むしりを行っているということです。
小沢花の会の池田清和会長は「公園の花は多くの人に喜ばれていることが、会員の生きがいにもつながっている」と話していました。
花公園では、現在夏の花が見頃を迎えています。 -
白鳥市長 市長特命懇談会内規廃止の考え
伊那市の白鳥孝市長は、国、県などとの重要な懇談会で飲食費などを公費で支出できる事を定めた「内規」を廃止するとの考えを8日に示しました。
これは8日に開かれた伊那市議会一般質問で、飯島光豊議員の質問に答えたものです。
内規は、市長が特に重要と指示した、国、県などとの懇談会を「市長特命懇談会」とし、飲食費を公費で支出できる事を定めたもので、今年度策定されました。
内容は、懇談会の費用を、一人あたり1万円を上限とし、これを超える場合は個人負担とする、などとしています。
白鳥市長は、内規に基づいた公費支出があったことを認めた上で「国、県との良好な関係を保つ事は重要と考え内規を定めた。当時は一般常識の範囲内という認識で行ったが、今思えば適当ではなかった」と話しました。
白鳥市長は、内規を廃止するとし、国、県、他市町村との間で開いた懇談会について、市の基準を超えたものはないか調査を行うとしています。 -
介護施設みなみみのわふれあいの里開所
社会福祉法人ふれあいが南箕輪村北原に建設した複合介護施設「みなみみのわふれあいの里」が1日、開所しました。
ふれあいの里は、地域密着型の施設で、主に南箕輪村在住の人を対象にしています。
特別養護老人ホーム、通所や宿泊、自宅訪問の介護サービスのほか、村外の人も利用できる高齢者専用賃貸住宅もあります。
建物は、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積およそ2700平方メートル。総事業費はおよそ7億3千万円です。
3つの事業それぞれのスペースに、利用者がくつろげる空間、キッチンがあり、個室やトイレ、風呂が整備されています。
みなみみのわふれあいの里では現在、利用申し込みを受け付けています。 -
社会福祉法人みおつくし会とアザレア法律事務所 社員の子育て応援宣言登録企業
伊那市御園でつくしんぼ保育園を運営する社会福祉法人みおつくし会と、西町に法律事務所を置くアザレア法律事務所は、県の制度「社員の子育て応援宣言」登録企業となりました。
5日は、つくしんぼ保育園で登録証の交付式があり、南信労政事務所の増田隆司事務所長から、つくしんぼ保育園の宮田克思園長に登録証が手渡されました。
社員の子育て応援宣言は、事業所が従業員の仕事と子育ての両立をサポートする取り組みを宣言するものです。
みおつくし会では、産休や育児休暇の取得を奨励する事などを宣言しています。
アザレア法律事務所は、子どもの学校行事に参加するための休暇制度を新たに設けました。
この制度の登録企業は、県内で123社、上伊那では12社となっています。 -
みのわ営農コンバイン入魂式
箕輪町の農事組合法人みのわ営農は7日、新たに導入したコンバインなどの入魂式をJA上伊那箕輪町支所倉庫で行いました。
みのわ営農の関係者が集まり、安全な農作業ができるよう祈願しました。
導入されたのは、水稲用コンバイン6台、ソバ用コンバイン2台、運搬用トラック1台です。
水稲用は、6台のうち新規購入が3台でおよそ2500万円、みのわ営農地区組織からの買い上げが3台でおよそ600万円です。
ソバ用コンバイン、トラックなどは箕輪町の農業再生協議会から合わせて50万円で譲り受けました。
みのわ営農は2006年の設立以来、今年度を目標にコンバイン作業班を一本化し、機械の購入準備金を積み立ててきました。
市川隆男理事長は、「効率的な機械運用、円滑な事業推進をして、地域の皆様に愛される組織を目指したい」と話していました。
みのわ営農が受け持つ今年度の稲の刈り取り面積はおよそ100ヘクタールで、13日から「あきたこまち」、15日から「コシヒカリ」の刈り取りが始まるとういうことです。 -
伊那市手良で早くも稲刈り始まる
秋晴れとなった7日、伊那市手良で早くも稲刈りが行われました。
伊那市手良の農家、登内里見さんが稲刈りをしました。
登内さんは、22ヘクタールの田んぼで米を育てていて、6日から稲刈りを始めました。
登内さんによりますと、今年の米の作柄は平年並みということです。
登内さんは、依頼を受けて刈り取りもするため、稲刈りは10月中旬まで続くということです。
なおJA上伊那によりますと、稲刈りのピークは23日から25日頃ということです。
今年は福島第1原子力発電所の事故を受け、県による長野県産米の放射性物質の検査が行われています。
伊那の米からは放射性セシウムは検出されず安全が確認されています。 -
スマート介護・福祉研究会設立へ
産学官連携によるスマート介護・福祉研究会の設立に向けた講演会が7日、駒ヶ根市の県看護大学で開かれました。
講演会は研究会設立に向け介護や福祉に関する理解を深めようと財団法人長野県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターが開いたものです。
会場には介護や福祉に関する製品の製造を行っている企業のほか、行政、大学関係者など、およそ150人が集まりました。
講演会では伊那テクノバレーの向山孝一会長が研究会設立に向けて「新しい時代にふさわしい、介護のモデルをつくりたい。」とあいさつしました。
講演会では県看護大学の阿保順子学長が「認知症の人々の世界」と題して話をしました。
阿保学長は「超高齢化社会の中で予防によって認知症の人たちを増やさないようにしようという考えは理解できる。しかし大事なことは認知症の人がその地域で暮らせる環境をつくることだ。」と話していました。
ほかに東京理科大学の小林宏教授が介護など肉体労働の補助器具の開発について説明していました。
伊那テクノバレーでは研究者の技術開発を介護や福祉分野に生かすことで産業振興を図るとともに
高齢者やその家族が安心して暮らせる地域づくりにも貢献していきたいとしています。
また産学官の連携により企業と大学による介護機器の共同開発にもつなげたい考えです。
スマート介護・福祉研究会は、関連する様々な企業のほか、研究者また行政などに広く呼びかけをし
今年中に研究会を発足させ、来年から具体的な活動を行う予定です。 -
市長「外部の検討委員会の設置必要」
伊那市の白鳥孝市長は、7日開かれた、市議会一般質問で、処分できない保有地を抱える伊那市土地開発公社について、そのあり方について考える検討委員会の設置が必要との考えを示しました。
伊那市土地開発公社の保有地は約22ヘクタールで帳簿上の価格、簿価はおよそ30億円となっています。
白鳥市長は、「企業誘致の面から土地を取得してきたが、結果として多くの土地が処分できていない。」としたうえで、「市として処分に対し努力していく」と述べました。
また議員からの「公社は解散したほうがよいのではないか」との質問に対し、「現時点では明言すべき段階ではない。しっかりした検証分析をするためにも、外部の検討委員会の設置が必要だ」と述べました。
検討委員会については公社から市に対しこれまでに設置の要望が出されていました。 -
故中山秀幸さんの写真掲載の林道バス導入
山岳写真家、故中山秀幸さんの写真を掲載した伊那市営南アルプス林道バスの新車が導入されました。
7日は伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所に関係者が集まり新しいバスがお披露目されました。
新しいバスは、購入費がおよそ1千万円で29人乗りとなっています。
バスの後ろには伊那市美篶の山岳写真家で2年前に亡くなった中山秀幸さんが撮影した塩見岳の写真が掲載されています。
中山さんは南アルプスを中心に山の写真を撮影し、その中でも伊那市最高峰の塩見岳が特に気にいっていたということです。
写真は、縦61センチ、横137センチで秋の塩見岳を写したものです。
中山秀幸さんの奥さんの広美さんは、「夫のことを覚えていてくれたことを感謝します。この写真を見た人が塩見岳に登りたいと思ってくれればうれしいです。」と話していました。
林道バスは11月初めまで運行し、南アルプスは10月中頃に、紅葉が見ごろを迎えるということです -
「歩いてきた道の思い出」発刊
伊那市手良中坪の住民でつくる、中坪の歩み研究委員会は地区内80歳以上のお年寄りが人生を振り返っての証言をまとめた冊子「歩いてきた道の思い出」を発刊しました。
発刊は中坪の歩み研究委員会発足15周年記念事業としておこなわれたものです。
「歩いてきた道の思い出」は委員会が毎月発行している地域誌「中坪の歩み」に掲載されてきたお年寄りの証言をまとめたもので86人分が紹介されています。
中坪はおよそ170世帯、9つの常会があり各常会から委員を1名ずつ出し、取材から出版まで行っています。
委員会会長の高橋忠さんは、人生に戦争という厳しい時代をはさみ生きてきた人たちは様々なことを教えてくれると言います。
10年前「中坪の歩み」で自らの人生を綴った、三沢幸子さんです。
三沢さんは大正2年生まれの99歳。中坪で一番の高齢者です。
ひ孫2人を含む4世代で暮らす三沢さんは、足腰も丈夫で家族に大切にされ暮らしています。
三沢さんは20歳の時に中坪に嫁ぎ、蚕の品種改良などの仕事をしていたこと。
当時は盛んだった養蚕業が衰退していったこと。
夫が戦地から無事に戻り嬉しかったことなどを記しています。
委員会では中坪の歩みの発行をこれからも続け、地域の結びつきを深める一助にしていきたいとしています。
高橋さんは、一人一人の歴史の重みが現在の中坪の歴史を築いてきたと話しています。
中坪の歩み研究委員会による「歩いてきた道の思い出」は1冊500円で販売されています。 -
普通救命講習会
9月9日の救急の日を前に、箕輪消防署は普通救命講習会を4日、箕輪町文化センターで開きました。
講習会は、万が一の際に適切な対応がとれるよう、箕輪消防署が住民を対象に毎年この時期に開いているものです。
4日は、住民17人が参加し、心臓マッサージのやり方やAEDの使用法などを学びました。
指導にあたった署員は「緊急時は混乱してしまいがちだが、落ち着いてやることが大切です」などとアドバイスしていました。
参加したある女性は「仕事上年輩の方と接する機会が多いので、参加してよかった」と話していました。
箕輪消防署では、要望があれば地区行事や事業所などでも講習会を開くということです。 -
伊那市役所 節電目標大幅クリア
伊那市は、市役所の8月の使用電力は、去年と比べ41.4パーセント削減したと6日発表しました。
伊那市は、7月から9月までの3ヶ月間、使用電力を15パーセント、ピーク時の最大電力を15パーセント削減する節電目標をたて、取り組んでいます。
伊那市の発表によりますと、7月の使用電力は、前年対比で37.8パーセントの減、最大電力は、36.5パーセントの減になりました。
8月の使用電力は、前年対比で41.4パーセントの減、最大電力は、38.6パーセントの減となっています。
8月の空調稼動日数は、去年の25日に対し、今年は10日で、約59万円の経費削減につながったとしています。
伊那市では、「9月は、厳しい残暑が予測されるが、引き続き目標達成に向け取り組んでいく」としています。 -
電話対応コンクール伊那・駒ヶ根地区大会
電話応対の技術を競う電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会が6日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれました。
コンクールには、上伊那の11の企業から41人が参加しました。
コンクールは日本電信電話ユーザ協会が、電話応対技術の向上を目的に毎年開いているものです。
競技は、使い捨てカイロを扱う会社に、購入した人から「カイロがあたっていた部分が赤くなった」というクレームが、メールで寄せられたという設定です。
今年は、クレームに対応しつつ、自社の製品を売り込む営業力も審査基準となりました。
競技の結果、伊那食品工業株式会社の野村静香さんが優勝しました。
上位4人は、10月5日に開かれる信越ブロック大会に出場することになっています。 -
箕輪町議会9月定例会 22の議案が提出
箕輪町議会9月定例会が6日開会し、副町長の定数を1人にする条例改正案など22の議案が提出されました。
平成19年4月の公務員制度改正により、箕輪町では副町長が2人体制でした。
しかし、9月30日で副町長の任期が終わることなどから、副町長を一人とする条例改正案が提出されました。
最終日の20日には、その1人を決める人事案件が提出される予定です。
他に、9億6千万円を追加する一般会計補正予算案が提出されました。
主なうちわけは、新しい保育園の土地購入費用などを含む保育園建設費に5億9,600万円。緊急雇用対策事業費に2,200万円となっています。
箕輪町9月定例会は12日と13日に一般質問、20日に委員長報告・採決が行われ閉会する予定です。 -
防犯ポスターの審査会
伊那防犯協会連合会は、今年度募集した防犯ポスターの審査会を6日、伊那警察署で開きました。
防犯ポスターの募集は、伊那警察署管内の小中学生の防犯意識を高めようと、伊那防犯協会連合会が毎年行っているものです。
今年度は、管内の小中学校23校から合わせて453作品が集まりました。
審査会では、関原敬泰署長をはじめ署員およそ10人と、伊那北高校で美術を教える三澤正博教諭が、構図や配色などを1点1点チェックしました。
関原署長は「子ども達の視点から犯罪について警鐘を鳴らす素晴らしい作品が多かった」と評価していました。
審査の結果、各学年ごと入選作品が決まり、上位の作品が長野県防犯協会連合会ポスター審査会に推薦されました。 -
梨の収穫本格化
箕輪町では、梨の収穫作業が本格化しています。
箕輪町中原の果樹農家北原次夫さんの果樹園では早生種「幸水」の収穫がはじまっています。
台風の影響で5日まで収穫が出来なかったということで、北原さんは朝から収穫作業にあたっていました。
北原さんは、中原の畑で幸水・豊水・南水の3種類の品種の梨を栽培しています。
収穫作業は10月まで続きます。
梨の収穫のピークに合わせ、箕輪町のJA箕輪果実選果場では選果作業が行われています。
選果場では、辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市の農家から運び込まれた梨の選果作業が8月の下旬から行われています。
作業は、一つ一つの梨を見て大きさなどから4つの等級に分けます。
選果された梨は機械を使って集められダンボールに箱詰めされていました。
今年は、天候不順でやや小振りということですが、例年並みの13トンの出荷を予定しています。
梨は中京方面や県内を中心に出荷されることになっています。 -
南アルプス 行方不明の女性 無事発見
5日の午前8時頃から行方不明になっていた南アルプス塩見岳のアルバイト従業員が今朝、無事に発見されました。
伊那警察署の発表によりますと行方がわからなくなっていたのは伊那市在住の大学院生、23才の女性です。
朝になり、県警のヘリの他、南アルプス北部山岳遭難救助隊などが捜索にあたりました。
警察によると女性は山荘から40分くらい下がった沢で見つかったということです。
女性は、山荘を10分位下った場所へ水汲みに出た後、足を滑らせ5メートルほど転落しました。 激しい雨や霧で方向がわからなくなり天候の回復をまって、 山荘へ戻る途中だったということです。
女性にケガはありませんでした。 -
南箕輪村議会 9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が6日開会し、一般会計補正予算案など16議案が提出されました。
一般会計補正予算案は1億7千円を追加するものです。
主な事業は、申請のあった高齢者世帯などに配布する福祉灯油券に298万円、小中学校への緊急地震速報システム構築工事費に 118万円などとなっています。
平成22年度の決算では、村の実質公債費比率は10.6%で、前の年度の11.1%に比べて0.5%下回りました。
南箕輪村議会9月定例会は、14日、15日一般質問16日に委員長報告、採決が行われることになっています。 -
春富中学校 園児と交流
伊那市の春富中学校の2年生は、東春近中央保育園の園児と5日、交流しました。
5日は、春富中学校の体育館に園児34人が訪れ、2年1組の37人と交流しました。
生徒が園児の為に考えた手づくりのボーリングや輪投げなどで遊び、交流を深めていました。 -
中央アルプスビジネスフェア協力を
来月、伊那市で開かれる、地元の製造業をPRするイベント中央アルプスビジネスフェアに向け、上伊那の商工会の役員らは、県議会議員や県などに協力を求めました。
5日は、上伊那地域産業振興会が、箕輪町で開かれ、上伊那にある7つの商工会の役員や県議などが出席しました。
伊那市商工会の森本光博会長は、来月25日、26日に伊那市で開かれる、中央アルプスビジネスフェアについて、5日現在、参加企業は64社に達した事を報告しました。
フェア開催に向けて、「上伊那の企業をPRする事で、地域全体が活性化し、受発注できるシステムを作りたい。そのためにも、参加企業や商工会、県が一体となり取り組む事が大切」と協力を求めていました。
出席した県議は「原発が転換期を迎える今、新たな産業として、地域でできる自然エネルギーを活用した発電考え、雇用に結び付けたい」と話していました。 -
高遠町で倒木 一時通行止めに
先週金曜日からの雨により、伊那市高遠町では、高遠城址公園に続く県道で、4日夜、木が倒れ道路が通行止めとなりました。
倒木があたのは、伊那市高遠町の高遠城址公園続く県道芝平高遠線です。
木が道を塞いだため、道路を管理する、伊那建設事務所では、4日午後8時から、この道を通行止めとしました。
現場では、5日、午前6時から、作業員5人が、倒れた木の撤去作業を行い午前10時40分に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと、2日金曜日の雨の降り始めから、今日、午後3時までに、伊那地域で49ミリの雨が降ったということです。
気象台では、雨のピークは越えたが、土砂災害が発生する恐れがあるので、引き続き注意してほしいと呼びかけています。