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第5回ケーブルテレビ杯6年生大会
上伊那ケーブルテレビ協議会の第5回ケーブルテレビ杯6年生大会が25日、伊那市の陸上競技場で開かれ、飯島町の飯島FCが初優勝しました。
今年で5回目のケーブルテレビ杯には、上伊那地域の少年サッカーチーム10チームが出場し、熱戦を繰り広げました。
決勝戦に駒を進めたのは、白のユニホーム飯島FCとオレンジのユニホーム東春近少年サッカークラブです。
試合は前半11分に動きます。
飯島の10番大西隼人君が相手キーパーを交わし、先制します。
17分には9番の熊谷拓斗君がドリブル突破からゴール左隅に落ち着いて決め、前半を2対0で折り返します。
後半は、東春近が何度もチャンスをつくり飯島のゴールを襲います。
しかし、相手の堅い守備に阻まれ得点を奪えず2対0で飯島FCが勝ち、見事初優勝を果たしました。 -
高速交通体系「検討組織」早期設置要望へ
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、今年度の活動として、リニアを中心とした、地域の高速交通体系のあり方を協議する「検討組織」の早期設置を県などに、働きかけていく事を確認しました。
26日は、伊那市役所で総会が開かれ、今年度の事業計画として、早期整備に向け、リニア中央新幹線を中心とした、地域の高速交通体系のあり方を協議する「検討組織」の早期設置を県などに働きかけていく等が承認されました。
また、会の目的を、これまでの「上伊那への中間駅設置」から、「リニアの経済効果を広く波及させるため、県内中間駅への交通アクセスの整備促進を図ること」へ変更します。
国のルート決定を受け、上伊那地区期成同盟会では、運動の方針を、伊那谷を通るBルートによる駅設置から、今後は東京と名古屋をほぼ直線で結ぶ、Cルートを前提とした整備計画に沿って行うとしています。
また、県と県協議会が、国やJR東海との協議・調整に積極的に関与する事等を求める、決議を採択しました。 -
早稲田大の公開講座受講生が稲刈り
早稲田大学の公開講座で心と体の健康について学んだ受講生が25日、伊那市長谷の田んぼで稲刈りを体験しました。
25日は、首都圏から9人が伊那市長谷を訪れ、稲刈りを体験しました。
体験したのは、早稲田大学の石井康智教授の心と身体の健康に関する公開講座を受講した人たちで作るグループです。
石井教授は、長谷の高齢者を対象に、年に6縲・回の教室を開いていて、受講生も数年前から長谷を訪れ地域住民と交流をしています。
農作業は、去年からで、今年は田植えや草取りを行い、25日に稲刈りをしました。
体験を受け入れているのは、南アルプスむら長谷の農産物直売所に出品している生産者で作るファーム長谷のメンバーです。
受講生は、生産者に教えてもらいながら、稲刈りを楽しんでいました。
収穫しはざかけされた米は有料で販売されていて、早稲田大学の受講生に人気だということです。
次回は、11月上旬に、受講生と生産者で収穫祭を行う予定です。 -
絵本作家ワークショップ お面づくり
ダンボールなどを使ったオリジナルのお面づくりのワークショップが25日、伊那市の伊那図書館で開かれました。
伊那図書館では毎年、絵本作家を呼んでワークショップを開いていて、親子連れなど60人が参加しました。
今年は、絵本作家「ツペラ ツペラ」の2人が講師を務めお面を作りました。
ツペラツペラは絵本のイラストレーションをはじめテレビ番組での工作指導などをしている2人組です。
ワークショップでは、架空の人物の名前、性格、特徴が書かれた、くじを引いて、その人物を想像しながらお面を作りました。
参加した子ども達は、はさみやカッターを使ってダンボールを顔の形に切って、顔を書いたり、色を塗っていました。
お面づくりをはじめておよそ1時間30分。
ユーモラスなお面が会場に並びました。
出来上がったお面を、一人一人発表していました。 -
十六善神図像 お披露目
伊那市富県の下新山で、明治43年に作られた掛け軸が見つかり、修復が終わった掛け軸が23日に住民にお披露目されました。
「十六善神図像(じゅうろくぜんじんずぞう)」と呼ばれる掛け軸で、中央に釈迦、そのまわりに仏法を守るという十六の神が描かれています。
明治43年に、当時の下新山の住民が寄付を募り、地元の宝勝寺に奉納したという事です。
当時は大事に保管されていましたが、いつからか存在自体が忘れ去られていて、去年、民家で発見されたという事です。
この掛け軸は、曹洞宗の寺院で春先に行われる大般若祈祷法要の際に、本尊の代わりに祭りお参りをするものだという事です。
住民らが新しく修復された掛け軸に手を合わせていました。
下新山常会では、今後、この掛け軸を大切に保管し、春と秋の彼岸の時に祭るという事です。 -
伊那市西箕輪地区戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が16日、招魂碑がある羽広の仲仙寺で行なわれました。
西箕輪社会福祉協議会が主催した追悼式には、遺族や関係者50人が参加し、戦死者の霊を慰めました。
西箕輪社協の小林光豊会長は、「みたま御霊の安らかなご冥福をお祈りする」と式辞をのべました。
仲仙寺境内にある招魂碑には、日清、日露、太平洋戦争で戦死した217人の名前が刻まれています。
伊那市遺族会のあかばねかなめ赤羽要会長は、「戦後66年、悲惨な戦争を2度とおこさないよう後世に伝えていかなくてはならない」とあいさつしました。
招魂碑前では、どきょう読経にあわせて、遺族や追悼式参列者が焼香し、手を合わせていました。
西箕輪遺族会の伊藤文直会長は、「時間の経過とともに遺族の参加も少なくなってきているが、追悼式を通じて戦争がない社会の大切さを伝えていきたい」と話しました。 -
「幸せを運ぶ青い電車」 運行
JR伊那北駅の開業100周年を記念して鉄道ファンなどから「幸せを運ぶ青い電車」と呼ばれる119系電車が23日、臨時運行されました。
この日は、伊那小学校の児童や希望者など120人ほどが、JR伊那北駅から青い電車に乗り込みました。
車内には、万国旗が飾り付けられ、参加者を迎えました。
このイベントは、伊那北駅が来年1月に開業100周年を迎えることから、地元の山寺活性化協議会が企画しました。
参加者が乗り込んだ119系は、飯田線では、昭和50年代後半から運行していました。
現在では、この電車を残すのみで、ほとんど通常の運行に利用されておらず、鉄道ファンなどから、幸せを運ぶ青い列車と呼ばれています。来年3月に廃車となる予定でその後は飯田線から姿を消します。
この列車に乗って、午前10時40分にJR伊那北駅を出発し、高森町の市田駅で折り返し、伊那北駅まで戻ります。
山寺活性化協議会が、伊那商工会議所などの協力を得て、JR東海飯田支店との交渉を繰り返して、運行を実現させました。
車内では、家族連れがお菓子を食べながら会話を楽しんだり、子ども達が風景を写真に収めるなどしていました。
市田駅に到着すると、お弁当を広げ、昼食を楽しみました。
往復の沿線では、119系の青色電車を写真に収めようと多くの鉄道ファンがシャッターを切っていました。
午後2時半過ぎに、電車は伊那北駅に戻りました。 -
第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町
平和の尊さと戦争の悲惨さを後世に伝える「第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町」が24日から、箕輪町地域交流センターで開かれています。
会場には、戦争の悲惨さを伝えるパネルや写真、当時の軍服などが展示されています。
戦争展は、県内4地区が持ち回りで開いていて、上伊那では6回目、箕輪町では初めて開かれました。
戦争展を主催する平和のための信州・戦争展実行委員会では、上伊那地域での戦争に関する展示を行おうと、陸軍伊那飛行場に関するパネルの他、辰野町に実際に投下された爆弾の破片などを展示しています。
他にも、スパイ戦に必要な資材や機材の研究開発のために上伊那各地でつくられた登戸研究所に関する資料なども展示されています。
訪れたある70代の女性は「戦争については小さい頃で詳しいことは覚えていないが恐かったことだけは覚えている。展示を見て戦争の悲惨さを改めて実感した」と話していました。
戦争展は25日まで箕輪町地域交流センターで開かれていて、25日は登戸研究所に関する講演などが行われます。 -
小黒川渓谷キャンプ場釣り堀で謝恩祭
伊那市内の萱の小黒川渓谷キャンプ場釣り堀で24日と25日の2日間、謝恩祭が行われています。
謝恩祭は、今年から釣り堀の運営をしている株式会社クロスプロジェクトグループが、多くの人に足を運んでもらおうと行っているものです。
期間中、通常100円の竿代を無料に、釣ったニジマス1匹200円を100円で提供しています。
3連休2日目の24日は、家族連れなどおよそ250人が釣りを楽しみました。
魚を釣り上げた人達は、名物のニジマスの花びら焼きに舌鼓を打っていました。
釣り堀を管理している伊藤一男さんは「日頃の疲れを癒すには最高の場所なので、清流の音を聞きながらおいしいニジマスを味わってほしい」と多くの来場を呼び掛けています。
謝恩祭は、24日まで行われています。 -
信州みのわ山野草クラブの秋の展示会
信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が、24日と25日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれています。
会場には、季節の花や盆栽などおよそ200点が並んでいます。
今年は、花が少なめですが、葉の表面に白い模様のある斑入りの物が多く楽しめます。
クラブは、箕輪町を中心に辰野町から伊那市までの会員18人でつくられています。
毎年展示会を開いていて、近年は県内各地からの来場者も増えているということです。
山野草展示会は、25日まで木下公民館で開かれています。 -
高齢者交通安全講習
高齢者の交通事故を減らそうと、南箕輪村などは、14日、村内で開かれたゲートボール大会で交通安全講習を行いました。
大会の前に講習会が開かれ、南箕輪村駐在所の坂井好明所長が交通事故防止について話をしました。
これは、秋の全国交通安全運動の一環として、南箕輪村と村交通安全協会が毎年行っているものです。
講習会では、伊那署管内で今年8人が交通事故で死亡していてそのうち5人が65歳以上の高齢者である事、高齢者の事故の多くは、横断歩道ではない場所での道路横断中に起きている事などがクイズで出題されました。
ある参加者は「わかっていても実行する事が難しい。改めて気をつけなければいけないと思った」と話していました。 -
シベリア抑留 慰霊祭
第二次世界大戦後、旧ソ連軍によりシベリアに抑留され亡くなった人たちの冥福を祈る慰霊祭が14日、伊那市の春日公園の碑の前で行われました。
慰霊祭は、抑留体験者や遺族などでつくる財団法人全国強制抑留者協会長野県支部が毎年行っているものです。
この日は、県内から抑留体験者や遺族など30人ほどが出席しました。
慰霊祭副実行委員長の西村又夫さんは「餓えと寒さの中亡くなった戦友の事を片時も忘れたことはない。抑留体験者として真実を後世に伝え、平和な社会を築くことを誓います」と式辞を述べました。
第二次世界大戦後、シベリアへ強制抑留された日本軍は60万人、
そのうち6万人が犠牲になったとされています。
参列者は、碑の前に花を手向け、犠牲者の冥福を祈っていました。 -
震災の影響で景気先行きの不透明感再び
伊那市などが7月に実施した景気動向調査の結果によりますと市内の製造業では東日本大震災によって景気先行きの不透明感を再び感じているところが多いことがわかりました。
この調査は、市内の製造、建設、商業など224社に対し行ったもので201社から回答を得ました。
製造業では「震災の受注量の影響」について「変化なし」が4割、「増加」が2割を占めていますが、「景気回復の期待については」、「回復した」との回答が前回の13.2%から6.8%に半減していることから、先行きの不透明感を再び感じているところが多くなったとしています。
建設業では「震災の受注量への影響」について6割以上が「変化なし」と回答しています。
しかし今後は受注は減ると予測しており景気回復に対する不安感を持っている企業がおおくあります。
商業では震災直後の自粛ムードは徐々に回復しつつあるが売上は戻っていないところもまだ多くあります。
調査では、震災の影響を大きく受けた企業は少ないものの、雇用情勢は先行きが読めないことから新たな採用に踏みきれないところが多くなっていると分析しています。 -
台風15号 上伊那で果樹被害3500万円
非常に強い台風15号の影響で上伊那地域は中川村を中心に果樹で3500万円余りの被害がありました。
台風15号は、21日の夕方県内に最接近しました。
一夜明けた22日朝は、箕輪町上古田の果樹農家が、強風により落下した梨を処理する作業に追われていました。
中込さんは、4縲・日後には出荷予定だった梨を拾い集めては捨てていました。
JA上伊那によると、上伊那全体では果樹で、5%が落下・品質が低下するなどの被害がありました。
被害が大きかったのは、辰野町から伊那市の伊那西部地区で、20%ほどが落下しました。
上伊那全体でりんごは160ヘクタール・1千万円、梨は60ヘクタール、2500万円の被害がありました。
米、そば、大豆などは、風により倒伏したり、水に浸かるなどの被害がありました。
伊那市では、人畜や家屋の被害はありませんでしたが、11箇所で倒木がありました。
22日午後4時現在、伊那辰野停車場線と伊那駒ケ岳線が片側交互通行となっています。
箕輪町では、人畜・家屋の被害はありませんでしたが、20箇所で倒木があり、町道などが通行止めになったほか、農業ハウスや東屋の屋根が飛ばされる被害などがありました。
南箕輪村では、特に被害はありませんでした。 -
伊那ローメンズクラブ B1グランプリ初出展
伊那ローメンズクラブは、全国各地のご当地B級グルメが一堂に集まる「B1グランプリ」に初出展し、ローメンと伊那市をPRします。
22日は、伊那ローメンズクラブの役員が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にB1グランプリ出展を報告しました。
B1グランプリは、中日本・東海大会が24日、25日の2日間、愛知県豊川市で開かれ、22団体が出展します。
全国大会は11月12日と13日に、兵庫県姫路市で開かれ、伊那ローメンズクラブは両方の大会に出展します。
提供するのは、焼きそば風に作り、味付けしたスープをかけるローメンで、2日間で1万食を目指すということです。
順位は来場者の投票で決まります。
伊那ローメンズクラブは、伊那市の活性化のため、将来、B1グランプリを伊那市へ誘致したいと話していました。
今後は、11月頃にファンクラブを立ち上げ、全国大会に向け盛り上げていくということです。 -
ザ・シワクチャーズ伊那 演奏会に向け練習に熱
上伊那地域の60歳以上でつくるザ・シワクチャーズ伊那は、10月16日に定期演奏会を開きます。
12日は、メンバーおよそ70人が伊那市のいなっせで、演奏会に向け練習をしました。
ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった故高木東六さんの遺志を残そうと、その翌年に結成されました。
以来、高木さんの作曲した歌を中心に月に2回練習をしています。
また、メンバーのほとんどが、来年6月に開かれるオペラ春香に出演することが決まっています。
12日は、指揮者で駒ヶ根市の音楽療法士、藤塚禮子さんから指導を受け、本番で歌う10曲を練習しました。
ザ・シワクチャーズ伊那の第3回定期演奏会は、10月16日に伊那市のいなっせで開かれます。 -
伊那まつり協議会反省会
今年の伊那まつり市民おどりで、伊那節・勘太郎月夜唄とダンシング・オン・ザ・ロードの時間帯を分けたことについて「非常に良い・良い」と答えた人は38%でした。
これは、20日開かれた伊那まつり実行委員会反省会で報告されたものです。
8月6日、7日に行われた第39回伊那まつりには、2日間で8,700人が参加しました。
市民おどり委員会では、市民踊りに参加した93連を対象にアンケートをとったところ、65連から回答がありました。
アンケートのうち▽伊那節・勘太郎月夜唄とダンシング・オン・ザ・ロードを分けたことについて「非常に良い・良い」38%、「どちらともいえない」38%、「悪い・非常に悪い」22%となっています。
連の進み具合については「良い」12%、「適当」31%、「悪い非常に悪い」57%でした。
他に、進行係の調査によると伊那節・勘太郎月夜唄を全く踊らなかった連が35連あり、そのうち両方踊らなかった連が4連、伊那節を踊らなかった連が31連だったということです。
反省会では他に▽生バンドになると音楽が流れない区間があった。などの反省が出されました。
実行委員会では今後、来年の40回大会に向け企画委員会を立ち上げ協議していくということです。 -
箕輪町議決経ていない損害賠償約282万円
箕輪町で、平成18年度から今年度までに議会の議決を経ていない損害賠償事例が35件、およそ282万円あったことが分かりました。
これは20日開かれた箕輪町議会全員協議会で報告されました。
道路不備による損害賠償は20件、およそ115万円、公用車による物損事故は15件167万円でした。
損害賠償金はすべて保険会社から支払われたということです。
平澤豊満町長は、「地方自治法の認識が甘かった。お詫び申し上げる」と陳謝しました。
箕輪町議会は今回の報告を受け、町が行う損害賠償について、今後町長の先決処分とする議員発議の提出に向け内容を検討していくということです。 -
秋の全国交通安全運動 21日から
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。伊那警察署管内で交通死亡事故が多発するなか、啓発活動に一層の力を入れていく方針です。
運動初日のこの日、伊那市役所で出発式が行われました。
伊那警察署管内では、今年に入って10件の交通死亡事故が起きていて、伊那市で8人、箕輪町で2人が死亡しています。
これは、県内22警察署の中で最も多くなっています。
管内で発生した死亡事故10件のうち7件が、65歳以上の高齢者が関わる事故でした。
伊那市の白鳥孝市長は「高齢者や子供など交通弱者の交通安全に重点的に取り組み、死亡事故をなくすよう運動を進めたい」と挨拶しました。
運動期間中は、国道153号や広域農道付近など交通死亡事故が発生した場所で、地区の交通安全協会などが人波作戦を実施し交通事故防止を呼びかけていくことにしています。 -
伊那中央病院 平成22年度決算 2年連続黒字
伊那中央病院の平成22年度決算は純利益が1億4,800万円と、2年連続で黒字となりました。
これは21日に開かれた伊那中央行政組合議会で報告されたものです。
開院後初めての黒字になった平成21年度に続き2年連続の黒字で黒字額は1億4,800万円となっています。
これは、診療報酬の増額や、入院収益が病名ごとの包括支払になったこと、交付税の増額、薬品費や診療材料費の経費抑制によるものとしています。
年間のべ患者数は、外来で185,824人で前の年に比べ858人、率にして0.5%増加しました。
ただ、2年連続の黒字となったものの、里帰り出産の制限、内科、整形外科、産婦人科では、初診は紹介状がある事を条件としていて、引き続き医師確保と収益増に努めるとしています。
また、この日の議会で、伊那中央病院料金条例の一部を改正する事が決まりました。
美容外科での新たな患者ニーズにこたえるもので、スキンケア料金の引き下げのほか、乳がん手術後の乳頭再建手術などが新設されました。
伊那中央病院では、美容外科開設から半年が経過し、患者数は月平均80人と、収益も順調に推移しているという事です。 -
台風15号による土砂災害、河川の増水に注意
非常に強い台風15号の影響で伊那地域は午後から風雨が強まり、小中学校では授業を半日で打ち切るなどの対応をとりました。
長野地方気象台では激しい雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
21日は、伊那市では伊那西小学校以外の全ての小中学校また箕輪町、南箕輪村の小中学校が下校時刻を早め、午後1時から2時の間で集団下校しました。
長野地方気象台によりますと、19日午後2時の降り始めから今日午後3時までの伊那地域の総雨量は、150・5ミリとなっています。
また午後2時34分に最大瞬間風速14.6メートルを記録しました。
明日正午までの24時間に降る雨の量は県南部の多いところで180ミリと予想しています。
また天竜川などが氾濫する可能性があるとして午後3時55分伊那市に洪水警報を発令しました。
激しい雨の影響で伊那市西町の県道伊那駒ケ岳線の法面が崩落し、ねずみ平バス停から小屋敷橋の間が昨夜11時40分から通行止めとなっています。
午後3時現在、開通の見込みはたっておらず、県では天候の回復を待って現場の様子を調査するということです。
長野地方気象台では強い雨や突風のほか、土砂災害や河川の増水に、注意するよう呼びかけています。 -
榎木孝明さんの水彩画展開催
俳優、榎木孝明さんの水彩画展開催にあわせて18日、伊那市高遠町の信州高遠美術館でサイン会が開かれました。
榎木さんは俳優として活動するかたわら水彩画を趣味としています。
信州高遠美術館では榎木孝明さんの水彩画展「水彩紀行」が開かれていて、それに合わせてサイン会が開かれました。
会場には榎木さんのファン、およそ100人が集まりサインを受け取っていました。
榎木さんは武蔵野美術大学時代、南箕輪村出身の石彫家、村澤明生さんと知り合い、交流を続けています。
現在開かれている「水彩紀行」もそれが縁で開かれたもので榎木さんが国内外の旅先などで書いた水彩画43点が並べられています。
榎木さんの水彩画展「水彩紀行」は10月5日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
11月19日に井月映画祭り
漂泊の俳人、井上井月の映画「ほかいびと」の完成記念として11月19日に井月映画祭りが開かれます。
映画「ほかいびと」を制作した井上井月顕彰会が18日、伊那市手良で記者会見を開き井月映画祭りの内容について説明しました。
井月映画祭りは、11月19日に伊那市の伊那旭座で開かれます。
当日は予約制で入場無料で映画を鑑賞することができます。
また制作委員会の堀内功委員長、主演の田中泯さん、北村皆雄監督による舞台挨拶などが予定されています。
映画「ほかいびと」は平成21年から撮影がはじまり、井月の生き様や俳句が伊那谷の風景とともに描かれています。
主演の田中泯さん以外は地域の人が役を演じていて、延べおよそ400人が出演しています。
11月20日から27日までは有料で伊那旭座で上映されることになっています。
料金は前売りが一般1200円、中学生以下は800円でチケットは、小林書店、ブックスニシザワなどで販売されています。
井上井月顕彰会では「伊那谷を放浪した井月の謎の生涯が映画で明らかになるので多くの人に見てもらいたい。」と話しています -
旧井澤家住宅で茶会
伊那市西町の旧井澤家住宅の庭で18日に茶会が開かれました。
旧井澤家住宅を管理・運営している伊那部宿を考える会が日本の伝統文化に親しんでもらおうと企画したものです。
伊那市山寺で教室を開いている表千家の福澤登美子さんと生徒6人が点前を披露しました。
旧井澤家住宅では、去年初めて庭でお茶を楽しむ野点を行い好評だったことから今年も企画しました。
訪れた人たちは、歴史ある住宅や庭を眺めながらお茶を楽しんでいました。 -
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会が19日、伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は、3年生にとっての集大成の場として毎年開かれています。
これまでは、伊那市民会館で開いていましたが、市民会館の閉館にともない今年は初めて伊那文化会館で開きました。
演奏会では、部員82人がブラスバンド曲や日本のポップスなど全13曲を演奏しました。 -
伊那市御園で火事 住宅全焼
19日夜9時20分頃、伊那市御園で木造一部二階建て住宅を全焼する火事がありました。
この火事による怪我人はありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市御園の大島潤子さんが管理する住宅です。
火事は、午後9時20分ごろ発生し、木造一部2階建てトタン葺の住宅、およそ320平方メートルを全焼しました。
火は、午後11時55分ごろ消し止められました。
この住居は、寺院として利用されており、出火当時は、だれもいなかったということで、けが人はありませんでした。
伊那警察署では、ロウソクの火が燃え広がったのが火事の原因とみて捜査を進めています。 -
荒井区敬老会
各地で敬老会が開かれました。
このうち、伊那市の荒井区の敬老会がいなっせで開かれ、75歳以上のお年寄りおよそ80人が集まりました。
荒井区には、75歳以上のお年寄りが628人います。
19日は、地域住民でつくるコスモスの会や、近くの小中学校の児童と生徒が、歌を披露しました。
式では他に、荒井区に住む小学6年生の原脩人君と中村早紀さんが「体に気を付けてこれからも元気でいてください」などと作文を発表しました。
あるお年寄りは「毎年、敬老会に参加することを楽しみに過している。子ども達に元気をもらった」と話していました。
荒井区の武田治区長は「これからもお互い声をかけ合いながら、元気に過ごしてもらいたい」と話していました。 -
伊那市敬老訪問
敬老の日の19日、伊那市は長寿者訪問を行いました。
19日は、白鳥孝市長が伊那市野底の平澤ひさゑさん宅を訪れ、祝い金と肖像画を手渡しました。
平澤さんは明治43年生まれの101歳。
体が弱かったという平澤さんは、70歳を過ぎた頃から食事に気を使うようになり、ほとんど病院に行かなくなったと話します。
散歩が日課で、「出かける時は杖をついて家を出るが、帰る時は忘れてしまう」と笑いながら話していました。
週に1回、脳いきいき教室に通っていて、教室では最年長だということです。
伊那市の88歳以上のお年寄りは399人で、そのうち100歳が22人、101歳以上は33人となっています。 -
台風15号 21日の夕方から夜にかけて通過する見込み
台風15号は21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みで長野地方気象台では土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。
20日の伊那地域は、降り始めから午後3時までに74ミリの雨が降りました。
釜口水門では、20日の午後4時現在水位調節の為毎秒100t、高遠ダムでは、最大毎秒35tの放流を行っています。
伊那市では、天竜川と三峰川の水位が上昇するとして同報無線や地域安心安全メールで注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、強い台風15号は県内へは21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みです。
このため県内では南部を中心に22日にかけて大雨になる見込みで21日の正午までの予想降水量は多い所で180ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や農作物の被害など注意を呼び掛けています。 -
副町長に白鳥一利さん
箕輪町の新しい副町長に現在の総務課長の白鳥一利さんが就任することが20日、決まりました。
現在総務課長の白鳥一利さんは58歳。
昭和46年3月に辰野高校を卒業後、その年の4月に箕輪町役場に勤めました。
平成18年10月から保健福祉課長を、平成21年10月から総務課長を務めています。
白鳥さんは「町民の目線に立ち、職員の良き理解者として誠心誠意努力したい」と挨拶しました。
箕輪町では平成15年10月から副町長2人体制をとっていて、 現在の桑沢昭一さんと永岡文武さんは9月30日に任期満了となります。
20日の町議会9月定例会には副町長を一人とする条例改正案と白鳥さんを副町長とする人事案件が提出されどちらも全会一致で可決されました。
白鳥さんは10月1日付で副町長の職務につくことになっていて任期は4年間、平成27年9月30日までとなっています。