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夏休みおいで塾始まる
夏休み中の小学生が勉強などをして過ごす夏休みおいで塾が27日から、伊那市富県のふるさと館で始まりました。
参加しているのは同日から夏休みになった富県小学校の児童50人で、午前中は休み中の宿題をしました。
おいで塾は、共働きなどで子どもが家に一人残されてしまう家庭を支援するために行われていて、今年で5年目です。
地域の元教諭が勉強を見たり、高遠高校福祉コースの生徒がボランティアで子どもたちの面倒を見るなどサポートしています。
子どもたちは宿題のノートを広げて勉強していました。
勉強の時間が終わると、おやつ作りをしました。
おいで塾は8月2日までで、勉強のほか、プールや工作を楽しんだり、最終日にはバーベキューと花火をするということです。 -
中国人留学生ら表敬訪問
日中友好協会伊那地区本部のホームステイ事業で受け入れる中国人留学生ら2人が26日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
中国人留学生ら2人がホームステイ先の家族と共に伊那市役所を訪れました。
ホームステイするのは内モンゴル大学教授で、現在東京大学に留学しているナランチョクトさんと、日本の外務省にあたる中国の外交部職員で、東京にある中国人留学生の宿舎に勤務する劉朝陽さんです。
2人は、長野県日中友好協会伊那地区本部の事務局次長を務めている駒ヶ根市の小原茂幸さん宅に滞在します。
伊那地区本部会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那の自然を楽しんでいってください」と話していました。
2人は、26日から28日までの3日間、小原さんの家族と過ごします。 -
教諭が保育園で体験研修
伊那市の小学校教諭による保育園での1日体験研修が27日から伊那市内の保育園で始まりました。
この研修は小学校に入学したばかりの1年生が学校生活に早く慣れるためには、どうすればよいかを考えるきっかけにしようと伊那市教育委員会が行ったものです。
この日は、市内の女性教諭が、東春近南部保育園で園児らと1日を過ごし、学校生活との違いを体験しました。
女性教諭は、「保育園は、時間に縛られず、のびのび生活しているが、小学校では時間が決まっている。
入学してから時間の決まった生活に慣れていくことは大変だと思う。」と話していました。
この取り組みについて、伊那市の久保村清一教育長は、「体験で得たことを児童の教育過程の編制と実施に活かしたい」と話します。
伊那市では、保育士の小学校体験研修実施も互いの連携強化に努めています。
研修は小学校の夏休み期間中行われることになっていて、市内およそ250人の教諭のうち91人が参加を予定しています。 -
笑いヨガで健康づくり
笑いの体操とヨガの呼吸法を取り入れた新しいエクササイズ笑いヨガの教室が26日、サンライフ伊那で開かれました。
教室には、およそ40人が集まり、笑いヨガを体験しました。
笑いヨガは、平成7年にインドの医師が考案したもので、笑うことにより、脳が活性化するほか、心身の健康に効果があるとして、世界中で広がりをみせています。
講師を務めたのは、笑いヨガリーダー養成講座に通いリーダーとして認定を受けたスポーツインストラクターの山岸洋子さんです。
山岸さんは、子どものように無邪気になることで、照れを忘れ、心から笑えるようになる。
笑うことで気持ちがリフレッシュするほか、脳も活性化すると話します。
10月には、全国の笑いヨガリーダーが伊那に集まり、体験会が開かれるということで、山岸さんは、1人でも多くの人に試してもらいたいと話していました -
村電話催告業務 今年度も実施
南箕輪村は、去年から取り組んでいる電話催告業務を、今年度も行います。
26日は、南箕輪村役場で未収金徴収特別対策チーム会議が開かれ、今年度の活動内容を確認しました。
電話催告業務は、税金滞納者に対する自主納付の呼びかけを、民間企業に委託して行っています。
昨年度は電話催告業務を10月から3月までの6か月間行い、およそ1,200万円を徴収しました。
他に会議では、去年の決算状況を踏まえ、今年度分が滞納にならないよう、関係するそれぞれの課で、来月一斉に滞納整理を行うことを確認しました。
リーダーの加藤久樹副村長は「納税の公平性が保てるよう、しっかり取り組んでいきたい」と話していました。 -
上伊那の小中学校で1学期終業式
上伊那の小中学校で26日、1学期の終業式が行われ、夏休みに入りました。
このうち、伊那市の東春近小学校では、3年生と5年生が1学期の思い出を発表しました。
3年生は、1学期に初めて習ったリコーダーを使って全員で演奏しました。
5年生は、臨海学習の時に磯で生き物の採集をしたことや、水族館で沢山の魚を見た思い出などを発表しました。
小松民敏校長は、「1学期は全校児童全員が力を合わせて1つのことに取り組む姿が多くみられました。2学期もいいスタートが切れるよう、夏休みを過ごして下さい」と話しました。
26日は、1年生にとって初めての通知表が配られました。
このうち、1年東組では担任の杉岡典子教諭が児童一人ひとりに、1学期がんばったことなどを添えて手渡しました。
終業式は、上伊那では26日と27日がピークとなっています。 -
被災地で「夢ケーキ」づくり
東日本大震災で被災した子供たちとケーキを作り元気づけようと、伊那市の菓匠Shimizuのシェフパティシエの清水慎一さんらは26日、宮城県へ出発しました。
清水さんは、子ども達が描いた夢をケーキにする夢ケーキの活動を全国展開しています
今回清水さんが理事長を務めるNPO法人ドリームケーキプロジェクトで被災した子供たちと一緒に夢ケーキをつくることを決めました。
ドリームプロジェクトは全国11の菓子店で組織しています。
26日から2泊3日で被災した宮城県の南気仙沼小学校と戸倉小学校で夢ケーキを子どもと一緒につくります。
それぞれの学校にどんなケーキを作りたいか募集したところ、およそ130通の応募がありました。
家が津波で流された子供は、家族団らんで過ごす絵が書かれていました。
今朝は、菓匠しみずのスタッフが被災した子供たちと作るケーキの材料を車に詰め込んでいました。
ドリームケーキプロジェクトでは、8月にも被災した小学校や養護施設などで夢ケーキづくりを行う計画です。 -
手良分団第2部県大会 激励
消防団ポンプ操法大会で県大会に出場する手良分団第2部の激励会が25日、伊那市役所で行われました。
25日は、手良分団の団長をはじめ、県大会に出場する選手など7人が市役所を訪れました。
減点方式で行われた上伊那大会では2位の飯島町をおよそ3点上回り優勝しました。
選手たちは、「県大会で良い結果が残せるよう頑張りたいなどと一人一人抱負を話しました。
白鳥孝伊那市長は「日頃の練習の成果を発揮し県内1位を目指してください」と激励しました。
県大会は今月31日に伊那市の富士塚スポーツ公園で行われます。 -
伊那保育園で夏まつり
伊那市の伊那保育園で23日、夏祭りが行われ、園庭には保護者手づくりの屋台が並びました。
伊那保育園では親子のふれあいの場にしようと毎年この時期に夏まつりを開いています。
園庭には、やきそばや焼きとうもろこし、保育園で採れたジャガイモを使ったフライドポテトなどの手づくり屋台がならびました。
中でも輪投げが人気で、子ども達は景品をめがけて輪を投げていました。
また、伊那マジッククラブの伊藤権司さんによるマジックショーも行われました。
子ども達は次々と繰り出されるマジックに圧倒されていました。
夕方は、時折涼しい風が吹き園庭では、親子が楽しいひと時を過ごしていました。 -
伊那西小PTAが義援金を送る
伊那市の伊那西小学校PTAは、東日本大震災への義援金を22日伊那市に届けました。
PTA副会長の松崎信夫さん奥原由孝教頭が市役所を訪れ、久保村清一教育長に現金4万2,145円を手渡しました。
6月に行ったPTA資源回収の収益すべてです。
松崎さんは、「子どもたちもがんばって3月に義援金を集めたので、保護者も何か力になろうと、いつもは、学校の備品にするところを今回は義援金にした」と話していました。
久保村教育長は、「そうした保護者のみなさんの考え方が大変ありがたい」と感謝していました。 -
大東太鼓&島唄 沖縄エイサーコンサート
来月20日、土曜日に、伊那文化会館で、大東太鼓と島唄沖縄エイサーコンサートが開かれます。
26日は、実行委員会の小林史麿実行委員長と、大東太鼓碧会で指導にあたる川満廣司さんが、伊那市役所でコンサートのPRをしました。
コンサートでは南大東島の碧会と北大東島の北曙会が大東太鼓を演奏します。
また今回初めて久米島の登武那覇太鼓が出演しエイサーを披露します。
他には南大東島の民謡グループ「ボロジノ娘」が島唄を披露します。
コンサートは8月20日土曜日に伊那文化会館で開かれます。
チケットは前売り大人1,500円、子ども700円で産直市場グリーンファームなどで購入できます。 -
南箕輪消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団は24日、大芝公園内のプールで水難救助訓練を行いました。
訓練は、水難事故が増えるこの時期に行っています。
24日は、村の消防団や赤十字奉仕団、保育士などおよそ70人が訓練に参加し、指導には伊那消防署の署員があたりました。
訓練は、人が川でおぼれたことを想定し行われ、ペットボトルや竹の棒などを使って救出しました。
署員は、「おぼれている人は視野が狭くなる。あわてず身近にあるものを使って救出することが大切」とアドバイスしていました。
南箕輪村消防団では、訓練を通して万が一の水難事故の備えていきたいとしています。 -
伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章受章
ヨーロッパの国ルクセンブルクの経済的発展に貢献したとして、伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章を受けました。
21日は、山岸さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受章を報告しました。
帝人株式会社は、東京と大阪に本社を置きポリエステル繊維やタッチパネルなどに使われるフィルムなどを製造、販売しています。
また、近年は伊那市や飯田市などで在宅介護事業を展開しています。
帝人は、ルクセンブルクにも会社があり、山岸さんはそこの社長を務め、ルクセンブルグの経済的発展や日本との交流に貢献してきました。
その功績が認められ、今年5月にルクセンブルクから功労勲章を受けました。
山岸さんは「ルクセンブルグは行政との距離が近く、日本としても見習う点が多いと感じた。培った経験を生かし、生まれ故郷の伊那市の発展にも貢献していきたい」と話していました。 -
伊那市行政改革審議会 今年度18事業を外部評価へ
伊那市行政改革審議会が25日開かれ、昨年度の内部評価で見直しとなった58の事業のうち、今年度は18事業について外部評価を実施します。
25日は、伊那市役所で伊那市行政改革審議会が開かれ、今年度の計画が示されました。
3年目となる外部評価について、昨年度の14事業から今年度は18事業に増やします。
対象となるのは、雑穀により地域農業の振興を図る園芸特産振興事業や伊那まつり、75歳以上の在宅高齢者を対象にした福祉入浴券交付事業などです。
外部評価は、2班に分かれそれぞれ9つの事業を分担して検討し、10月下旬には結果を出します。
25日の会議では、平成18年に策定され昨年度までの5年間に渡り進められてきた第1次伊那市行政改革大綱の結果が報告されました。
「市民サービスの向上を目指した行政システムの構築」を基本方針に掲げ、人件費の削減や未収金の回収を行い、5年間で総額48億3,200万円効果があったとしています。
市では、「いくつかの課題はあるものの一定の成果があったと思う」と話していました。 -
長野県 ランチタイム実施
長野県は、1日の電力使用の均一化を図ろうと職員の休憩時間を1時間ずらすランチシフトを25日、実施しました。
このうち伊那合同庁舎では、午後1時に庁内の電気が消され、いつもより1時間遅い休憩時間が始まりました。
ランチシフトは、県が6月15日から行っている消費電力の削減や省エネ化を図る「さわやか信州省エネ大作戦」の一環として実施されたものです。
多くの企業が正午から1時間を休憩時間としているため、休憩時間をずらすことで消費電力を均一化しようというものです。
伊那合同庁舎の食堂では、職員らがいつもより1時間遅い昼食をとっていました。
ランチシフトは、27日水曜日まで行われる他、8月8日から10日にも、実施されるということです。 -
伊那市 小学校教職員保育園一日体験研修実施へ
伊那市は、市内の小学校の教職員を対象に、保育園での一日体験研修を夏休み期間に実施します。
これは、25日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥孝市長が発表したものです。
小学校に入学後、学校に馴染めず、授業に集中できない、いわゆる「小一プロブレム」が小学校で問題となっています。
一日体験研修は、小学校と保育園の相互理解を深め、子供達の成長や学習する環境をつなげ、小一プロブレムを解消しようと、行われます。
研修は、7月から8月の夏休み期間に公立保育園26園で実施され、市内全小学校の教職員の35パーセントにあたる、90人が参加する計画です。
市では今回の研修をとおして、小一プロブレム解消とともに、幼児期の育ちにつながる、児童期の育ちを見通した、教育課程の編成と実施に生かしていきたいとしています。 -
伊那消防署建設候補地 研究を進め公表
鳥孝伊那市長は、新しい伊那消防署の建設候補地の公表については、研究を進めたうえで公表する考えを25日に示しました。
老朽化に伴い、伊那消防署は、新たに建設が計画検討されています。
建設候補地についは、市内5地区が候補に挙げられ、非公開で、検討が進められています。
定例記者会見で白鳥市長は、記者の候補地公開の質問に対し、「数か所に絞り込んだ段階で公開し、用地決定の話し合いを進めていきたい」と答え、時期をみて建設候補地を公開する考えを示しました。 -
宮城県女川町へ絵本611冊送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、宮城県女川町に絵本611冊などを送ります。
25日は、南箕輪村の松寿荘で、物資の詰め込み作業が行われました。
今回の支援は、村内在住の高見利夫さんから、女川町での絵本を活用した復興活動に協力したいと村社協に申し出があり、行われました。
社協では、今月12日から、22日までに、募集を行い、絵本611冊、Tシャツ579枚、カラーボックス207個が集まりました。
女川町は、太平洋岸に位置する、人口は約1万人の町で、今回の震災により、1割を超える人が死亡または行方不明、家屋の8割が、全壊しました。
この日、詰め込まれた荷物は、26日発送し、女川町の社会福祉協議会に届けられる事になっています。 -
伊那の家族3組カヌー進水式
伊那市内の家族、3組が作ったカヌーの進水式が、24日、伊那市長谷の美和湖で行われました。
式では、3組の父親がカヌーにビールをかけ、完成を祝いました。
カヌー作りは、NPO法人美和湖倶楽部が、親子での思い出づくりや、小学校での体験用カヌーの確保などを目的に今年、初めて開きました。
セミナーには、伊那市内の家族3組が参加し、6月からおよそ2カ月かけ作り、この日初めて、自家用カヌーに乗りました。
セミナーを企画した、美和湖倶楽部理事の簔口建二さんは、「多くの人がカヌーを通じて、身近な自然に親しんでもらえる機会を作っていきたい」と話していました。
今回作ったカヌーは、1年間、美和湖倶楽部が借り、小学校の授業等で活用し、その後それぞれの家族に返す事になっています。 -
小出太鼓権現まつり
伊那市の和太鼓チーム小出太鼓の太鼓イベント「権現まつり」が23日、西春近の稽古場に設けられた特設会場で行われました。
例年は、夕方から行うイベントですが、今年は東日本大震災による電力事情に配慮して、午後3時からイベントが行われました。
小出太鼓は、1983年に設立され、現在は、大人のチーム、小学校高学年のチーム、低学年のチームに分かれて週3回練習を行っています。
権現まつりは、太鼓を披露する場として、また、地域の交流の場として定着しています。
小出太鼓の曲は、すべてオリジナルで、この日は15曲を披露しました。
中には大人、子どものチーム全員が参加しての演奏もありました。練習時間が合わないことなどもあり、3チームが合同で演奏するのは今回が初めてということですが、息の合った演奏を見せていました。
小出太鼓では、このイベントの収益を震災の義援金にしたいとしています。 -
アナログ放送終了 デジタルへ
7月24日、アナログ放送が終わり地上デジタル放送に完全移行しました。
昭和28年以来半世紀以上続いたアナログ放送の歴史に幕を下ろしました。
正午、アナログ放送が終了となりデジタルへ完全移行となりました。
伊那ケーブルテレビジョンでは24日、「デジタル放送完全移行日」記念式典が行われました。
式には、放送エリア内の関係市町村長などが出席しテープカットなどをしてデジタル移行を祝いました。
放送のデジタル化に伴い、自主放送のチャンネル番号が1チャンネルから12チャンネルに移行することから一般公募で愛称を募集し、いなテレ12(ワンツー)に決まりました。
この愛称を募集した伊那市手良の荒井真さんも式典に参加しました。
また、24日はこのほど完成したスタジオの見学会なども行われました。 -
富県南福地御柱祭 斧入式
7年に一度行われる、伊那市富県南福地の諏訪神社の御柱祭。
24日は、4本の柱となる御神木の斧入式が、地区内の山林で行われました。
南福地の御柱祭は、諏訪大社の御柱祭に敬意を払い、毎回、翌年に行われています。
今日は、一の柱の前に祭壇が設けられ、氏子らは、祭りの安全を祈願しました。
一の柱は、幹の太さおよそ、130センチの松の木です。
途中、他の木の枝に引っかかるトラブルもありましたが、およそ30分かけ、無事、倒す事ができました。
竹松昇平祭典委員長「無事終わって良かったがこれからが本番。御柱祭を通じて南福地から元気を発信していきたい」と話していました。
南福地の御柱祭は、9月11日に山出し、9月25日に里曳きと、建御柱が行われる予定です。 -
セーフコミュニティフォーラム2011
安全安心のまちづくりをかかげ、WHOセーフコミュニティ認証取得を目指している箕輪町は23日、フォーラムを町文化センターで開きました。
会場にはおよそ500人が集まり理解を深めました。
箕輪町は、安全安心なまちづくりをかかげ「セーフコミュニティ」の認証取得に向け取り組んでいます。
今回のフォーラムは、12月に行われる審査会に向けて、地域の人たちに理解を深めてもらおうと開かれました。
セーフコミュニティ推進協議会の5つの対策委員会の委員長がパネリストとして参加したパネルディスカッションでは、委員会ごとに、苦労したことや今後の展望について話していました。
このうち、交通安全対策委員会の中村喜男委員長は「これまでの町内の事故データを使い、危険箇所が一目でわかる危険箇所マップを作っていきたい」と話していました。
コーディネーターの白石陽子さんは「地域の人たち誰もが無理せず参加できるような取り組みになっていけば素晴らしい地域になる」と話していました。
また、俳優の竹脇無我さんによるトークショーが行われ、竹脇さんが俳優になったきっかけや、8年間のうつ病との闘病生活について話しました。
竹脇さんは、うつ病になった原因を眼に見えないストレスやプレッシャーだと話し「うつ病は生きていれば絶対に治る病気。うつ病に打ち勝つためには時間はかかるがとにかく休むことが大事」と話していました。 -
箕輪町で読育クッキング
物語に出てくる料理を作るクッキング教室が23日、箕輪町で開かれました。
去年から始まった人気の講座で、町内の小学3縲・年生まで75人が参加しました。
当初の予定より参加者が多かったため、3つに会場をわけて行われました。
このうち、町保健センターには30人が集まりました。
この教室は、子どもたちに食に関する関心を高めてもらうとともに、物語に出てくる料理を作ることで、読書も推進しようというものです。
地産地消も進めようと、野菜は地元農家から提供されたものを使いました。
作ったのは、5冊の本に出てくる、おにぎりやサラダ、餃子などです。
子供たちは、慣れない手つきで、野菜を刻むなど調理していました。
できあがると、早速みんなで味わっていました。 -
みはらしでカブトムシ捕り体験
伊那市西箕輪のみはらしファームで、23日、カブトムシ捕り体験が行われました。
カブトムシ捕り体験は、夕涼み市と名付けられたイベントの一つとして行われました。
夕涼み市は、夏野菜の収穫時期に合わせて毎年行われていて、今年で9年目となります。
体験も、恒例となっていて、5年ほどとなります。
子どもたちは、放たれたカブトムシをつがいで捕まえていました。
カブトムシは、みはらしファームのブルーベリー園などに敷き詰めているウッドチップに集まってくるものを捕まえたものです。
中には、泣き出す子供もいましたが、夢中になって、虫を取っていました。
みはらしファームによると、ウッドチップで捕まえたカブトムシのほかに、育てているものもあると言う事で、8月の土日に、カブトムシが用意できれば、順次行っていきたいとしています。 -
震災の影響で全業種落ち込み
アルプス中央信用金庫が、4半期に一度発表している、中小企業景気レポートによりますと、東日本大震災により、「物流の遅延・停止」「消費自粛の雰囲気」などがあり全業種の落ち込みに影響したとしています。
あるしんレポートによりますと、今年4月から6月の上伊那地区の業況判断指数は、マイナス49.1で、1月縲・月に比べ、9.2ポイント減少しました。
平成21年3月期を底にして、7期連続で改善が図られてきましたが、今年のはじめから後退に転じ、今期の業況感はさらに落ち込んだとしています。
業種別に見ると、特に小売業は15.6ポイント減少、次に製造業が12.4ポイント減少、建設業が12.1ポイントの減少などとなっています。
また、あるしんが、東日本大震災に関して行ったアンケート結果も発表されました。
震災で、直接的に、あるいは間接的に被害を受けたかどうかとの問いには、被害を受けなかったと答えた企業は0.5%でした。最も多かった被害が、物流の遅延・停止で42.7%、次いで、消費自粛の雰囲気が、25%、受注キャンセルによる売り上げ減が17.7%などとなっています。
また、震災でどのような対応を取ったかとの問いには、55%が対策は必要なかったと答えていますが、17.7%は仕入先の変更、13.6%は物流ルートの変更、10.5%が資金繰りなど金銭面の手当てを迫られたと回答しています。
あるしんでは、東日本大震災の復興による国内需要回復への期待感はあるものの、震災・原発の間接的な影響で、当面低迷する見通しとしています。 -
夏休みを前にラジオ体操教室
小学校の夏休みを前に23日、伊那市の長谷小学校でラジオ体操の指導が行われました。
この日は、長谷小学校の児童や保護者など、およそ150人が参加しました。
これは、夏休みを前に正しいラジオ体操を身につけてもらおうと、伊那市体育指導委員会が毎年この時期に開いているものです。
朝6時半にラジオ体操が流れ始めると、参加者らはきびきびと身体を動かしていました。
体育指導委員は「腕が肩と水平になるように」「猫背にならないよう背筋を伸ばして」などと指導していました。
参加した長谷小学校の児童は「朝早く起きて身体を動かすと頭がスッキリする」と話していました。
伊那市体育指導委員会の伊藤直人委員長は「朝早く起きて身体を動かすことで脳の働きも良くなる。子どもだけでなく、大人になっても同じこと」とラジオ体操の重要性を呼びかけていました。
最後に子ども達は指導委員の前に並び、ラジオ体操カードに出席のハンコを押してもらっていました。 -
夏休み企画 子ども達が風車づくりに挑戦
伊那市創造館の夏休み企画「夏の体験教室」が23日に開かれ、子ども達が風車づくりに挑戦しました。
この日は、市内の小学生と保護者およそ30人が参加しました。
風車づくり体験は、工作を楽しみながらエネルギーや環境について学んでもらおうと企画されたものです。
教室では、信州大学工学部の中村正行教授が講師を務め、風車の作り方を指導しました。
子ども達は、用意された9種類の風車のペーパークラフトの中から自分の気に入ったものを選んで風車を作りました。
中村教授は「効率よく回すために、軸を安定させること」「風が当たる向きを計算すること」など、ポイントを上げながら説明していました。
また、風車にLEDの電球を取り付け、風車の力で電球を光らせる実験も行いました。
参加したある子どもは「以外と難しかったけど、風車が回ってうれしかった」と話していました。
中村教授は「楽しみながら勉強してもらい、エネルギー工学に興味を持つ子どもが出てきたらうれしい」と話していました。
創造館の「夏の体験教室」は、9月4日まであと3回計画されていて、次回は、来月2日に南アルプスジオパーク見学ツアーが計画されています。 -
伊那市高遠町の高遠第2、第3保育園と第4保育園親子遠足
伊那市高遠町の高遠第2、第3保育園と第4保育園は、親子遠足を伊那市長谷の黒川で行いました。
22日は、2つの保育園の園児と保護者らおよそ160人が参加しました。
子供たちは、タイヤチューブや浮輪などを使って川遊びを楽しみました。 -
バラまちフェスタフォトコンテスト
伊那バラまちフェスタのフォトコンテストの審査会が、21日伊那市の伊那商工会館で行われました。
最優秀賞に選ばれたのは伊那市西春近の酒井幸一さんの作品「いなっせに咲く」です。
バラの太陽に向かう伸びやかな様子が、伊那の街に相応しいと選ばれました。
伊那バラまちフェスタは、伊那市の中心市街地をバラの花で活性化しようと今年初めて行われたイベントです。
イベントの写真を7月6日まで募集したところ、伊那市など28人から、42点が寄せられました。
21日は、伊那市の写真家・津野祐次さんや、中心市街地再生協議会のメンバーなどが審査を行いました。
このフォトコンテストの表彰式は、29日(金)に予定されています。