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群馬の釣り人が川に流され死亡
24日、午後4時ごろ、箕輪町の十沢橋付近で釣りをしていた群馬県の男性が川に流される水難事故がありました。この男性は、24日午後5時20分頃発見されましたが、その後、死亡が確認されました。
伊那警察署の発表によりますと、死亡したのは、群馬県の62歳の男性です。
群馬県から仲間4人と来たこの男性は、天竜川の十沢橋上流200メートル付近で釣りをしていました。
午後4時ごろ、仲間のうちの一人が、男性が流されるのを目撃し、110番通報しました。
通報を受け、伊那署では、消防署と県警ヘリに出動を依頼し、捜索しました。
午後5時22分に、県警ヘリが4.5キロほど下流の南箕輪村・天竜橋のすぐ下の河川内に男性が倒れているのを発見しました。
消防の救急隊が救助し、伊那市内の病院に収容されましたが、午後5時58分に死亡が確認されました。
事故の原因、死因については、現在、伊那署が調べを進めています。 -
劇団南信協同が稽古に熱
今月27日と28日に伊那文化会館附属劇団「南信協同」による演劇「人を食った話」が上演されます。
団員らは24日、公演を前に通し稽古を行っていました。
南信協同による演劇「人を食った話」は、警察官を川に投げ込みケガを負わせた罪に問われているお婆さんと、取り調べをする検事が繰り広げる喜劇です。
舞台設定は昭和30年代の東北地方で罪を認めさせようとする検事に対し、それをはぐらかし、逆に検事をやりこめるお婆さんとの軽妙なやりとりが見どころです。
南信協同では、「誰でも気軽に楽しめる舞台なので、多くの人に足を運んでもらいたい。」と話しています。
演劇「人を食った話」は、27日が午後6時、28日が午後2時開演で会場は伊那文化会館小ホール。
入場料は前売りが大学生以上1000円、高校生以下が500円、当日は200円増しとなっています。 -
日本舞踊家 花柳さんが日本画寄贈
伊那市坂下の日本舞踊家、花柳弥寿太郎さんが、伊那市に日本画を寄贈しました。
花柳さんは23日、伊那市役所を訪れ舞踊の門下生が描いた20号の日本画を寄贈しました。
絵はその門下生から購入し大切にしていましたが、現在通っている長谷デイサービスセンター「やすらぎ」に飾ろうと寄贈しました。
花柳さんは、「やすらぎに通っている人たちや、職員のおかげで楽しく過ごさせていただいています。この絵はお礼の気持ちです。」と話していました。
花柳さんはこれまでにも数点の日本画を伊那市に寄贈していて、今回贈った絵は、「やすらぎ」に飾られるということです。 -
食と農業農村振興審議会地区部会 振興計画を協議
長野県食と農業農村振興審議会の上伊那地区部会が18日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県が定める食と農業農村振興計画について協議しました。
振興計画は、食と農業・農村の振興に関する施策を県が定めたものです。
平成20年度から24年度までの5年間の計画で、毎年、計画の検証と地域の意見集約のため地区部会で意見を聞いています。
部会では、上伊那地域の取組状況や計画が報告されました。
昨年度の実績では、集落営農法人の設立、トウガラシ栽培による商品化などが報告されました。
今年度の計画では、新たな産地づくりの支援、信州の環境にやさしい農産物認証制度の取組拡大などを挙げていました。
委員からは、行政境を越えた鳥獣害対策の柵の設置や、病院や福祉施設での地元農産物の利用拡大などの提案がありました。 -
電動車いす講習会
電動車いすに乗っていた96歳の男性が車と衝突し死亡した7月の交通事故を受け、伊那市は24日、高齢者を対象にした電動車いすの講習会を開きました。
講習会は事故のあった東春近で開かれました。
伊那市では7月の事故を受け、安全に電動車いすを運転してもらおうと、旗を作成し参加者に配布しました。
電動車いすの講習会は、これまで市内では手良地区の交通安全協会が独自に行っていましたが、伊那市が行うのは今回が初めてです。
伊那警察署の署員などが講師となり、「急なカーブで転倒しないよう気をつける、進行方向を変える時は十分な安全確認を行う」など安全運転の心構えを指導しました。
伊那市では、今後、地区ごとに電動車いすの利用数を調査し、講習会を開いていくという事です。 -
大芝高原まつり義援金は19万1,907円
7月20日の大芝高原まつりで集めた東日本大震災の義援金は、19万1,907円となりました。
24日、まつり実行委員会の田中秀明副大会長が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に義援金を手渡しました。
大芝高原まつりでは、会場内に16個の募金箱を設置し、参加者に募金を呼びかけたところ、19万1,907円が集まりました。
また、南箕輪村消費者の会は、使い終わった天ぷら油で作った廃油石鹸を1個100円で販売し、バザーも含めた売上の一部、1万円を義援金として村に届けました。
田中副大会長は「雨の中の開催だったが、多くの人に足を運んでもいらい、募金もしてもらえてありがたい」と話していました。 -
アマランサスうどん給食で提供
雑穀アマランサスを使った新商品、アマランサスうどんが完成し24日、伊那市の手良小学校給食で提供されました。
実を粉にしたアマランサスを小麦粉に混ぜたもので、もちもちとした食感が特徴です。
この日は、アマランサス研修会のメンバーでうどんを開発した伊那市の製麺業、木曽屋社長の熊谷和寛さんが手良小学校を訪れ、児童と一緒に給食を食べました。
研究会は、アマランサスを活用した地域振興を目的に活動しています。タンパク質、カルシウム、鉄分が豊富に含まれている事から、これまでにもアマランサス入りの食材を学校給食に提供しています。
アマランサスうどんは、手良小学校を含む市内4つの小中学校で合わせて2,380食が提供されたという事です。 -
議会改革へ市民が意見
伊那市議会が議員や議会のあり方などについて市民と意見を交わす議会改革フォーラムが23日、伊那市役所で開かれました。
フォーラムは市民にわかりやすく、開かれた議会を目指そうと議員9人で構成する議会改革特別委員会が開いたもので、会場には、およそ100人が集まりました。
市議会では市民の意見を行政運営に反映させるため活動原則を定めた議会基本条例の制定を目指しています。
条例の基本方針として、情報公開と市民が参画しやすい議会運営や、議会としての政策立案また政策提言に努めることなどをあげています。
フォーラムは市民の声を条例に反映させようと開かれたもので、多くの意見が出されていました。
議会では出された意見を議会基本条例に反映させ議会改革に取り組みたいとしています。 -
「自ら説明することもやぶさかでない」
伊那市の白鳥孝市長は24日市役所で開かれた記者会見で竜東地区3保育園の統廃合計画に反対している伊那東保育園保護者会に対し「自ら説明することもやぶさかでない」として計画に理解を求めていくとの考えを示しました。
伊那市の統廃合計画は、伊那東保育園を廃園とし竜東保育園と統合するとしています。
また統合した竜東保育園と今の伊那北保育園を建て替え耐震化する計画です。
伊那東保育園保護者会では、統合により園児が増えることで、職員の目が行き届かなくなることなどが心配だとして、存続を求めていくとしています。
伊那東保育園の存続については住民有志が署名活動を行っていて、1,100人ほどの署名が集まっているということです。
この署名は29日に市の担当部長に手渡すことになっています。
伊那市によりますと竜東地区の3歳から5歳の子どもは、3年後にはおよそ80人減少するということで、3つの保育園の存続は財政上厳しいとしています。
このことから市では計画に反対の住民に対し、丁寧に説明し理解を求めていくとしています。 -
瑞雲墨志会展 水墨画
上伊那の墨絵愛好家、瑞雲墨志会による水墨画展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
水墨画展には、駒ヶ根市などで水墨画の指導にあたっている下平瑞雲さんの教室に通う生徒、およそ70人が90点を出品しています。
作品は、風景や花を描いたものが多く、白と黒の濃淡で表現しています。
会場には教室に入って数か月の人から10年以上の人まで様々な作品が並びそれぞれ個性あふれるものとなっています。
11月には水墨画の県展が開かれるということで、生徒らは、それに向け腕を磨いているということです。
会では水墨画展について「白と黒の濃淡で表現した幽玄な世界を楽しんでもらいたい。」と話しています。
瑞雲墨志会展は28日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那技術専門校で校内見学
南箕輪村の伊那技術専門校で21日、校内見学会が開かれました。
見学会には、市内外から8人が訪れ、取得することができる資格などの説明を聞いたり、授業の見学をしました。
伊那技専では、機械加工やパソコン活用などの4つの学科があり現在52人が学んでいます。
伊那技専によると、近年は、新卒の高校生の志願者が増えているということで、この日も上伊那地域から高校生5人が見学に訪れていました。
機械加工を見学した人達は、実際にパソコンを使って図案を作り、金属の加工をしました。
伊那技専の今年度後期分の募集は、機械科で9月8日までとなっています。 -
名古屋大学の学生でつくる名古屋大学交響楽団 演奏披露
愛知県の名古屋大学の学生でつくる名古屋大学交響楽団は23日、伊那市の富県小学校で演奏を披露しました。
23日は、メンバーおよそ90人が富県小学校を訪れ、子ども達にも馴染みのあるベートーベンの運命など8曲を披露しました。
演奏は、小学生に、生の迫力ある演奏を聞いてもらおうと行われたものです。
演奏の合間には、団員が「バイオリンは弦楽器の中でも高い音のでる楽器」などと、分かりやすく楽器の紹介をしていました。
他にも、児童がオーケストラの指揮者を体験。
指揮にあわせ団員が演奏していました。
名古屋大学交響楽団では、23日から2泊3日で、県内外の小学校など6か所で公演を予定しているということです。 -
保育士が小学校で一日体験研修
保育士が小学校で児童と生活をともにする一日体験研修が23日、伊那市の伊那小学校で行われました。
一日体験研修は、小学生に入学後、学校に馴染めず授業に手中できない、いわゆる小1プロブレムを解消していこうと行われたものです。
23日は、竜西保育園で年中を受け持っている北原美代子さんが、伊那小学校の1年山組で研修を受けました。
一日研修は、今年度伊那市が始めて実施するもので、保育士およそ280人を対象としています。
4時間目の図工の時間では、北原さんが児童の間に入りサポートしていました。
伊那市では、保育園と小学校の相互理解を深め、小1プロブレムの解消に向け取り組んでいきたいと話していました。 -
千葉県の2つの小学校の児童と伊那市の長谷小の児童 中央構造線見学
農山村留学に訪れている千葉県の2つの小学校の児童と伊那市の長谷小の児童は22日、学校近くの溝口露頭で中央構造線を見学しました。
伊那市長谷を訪れているのは、千葉県の小学6年生の児童あわせて148人で、19日から自然観察などを行ってきました。
農山村留学は、自然の中で様々な体験をすることで、都会では味わえない経験をしてもらおうと行われているものです。
22日は、学校近くの溝口露頭を見学し、中央構造線について長谷公民館の池上謙館長から説明を受けました。
池上館長は「中央構造線が1億年以上前にできたとされている」などと説明し、児童らは話に耳を傾けていました。 -
上伊那の地域ビジョン策定へ
上伊那地域が持つ特性や魅力を活かした政策などを検討する上伊那地域戦略会議が23日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
これは、県内10の広域圏がもつ資源を活用し、地域振興策を推進する場として県が実施したものです。
地域の政策の課題を検討し5年先の地域ビジョンを策定します。
委員は、JA上伊那や上伊那森林組合、伊那市観光協会、行政など17人で構成し、座長は上伊那地方事務所の市川武二所長が務めます。
第1回目の会議では、環境や産業、医療福祉など7つの分野から上伊那地域の現状と課題について上伊那地方事務所から説明がありました。
これによりますと、観光の分野では、1人1日当たりの観光消費額は10地域の中で一番低くなっています。
知名度の向上を図るため観光資源の掘り起こしや情報発信を課題としています・
また産業雇用の分野では、上伊那地域の空き店舗率は平成20年7月現在11%と県全体の7.7%を上回っていることから中心市街地の再生や活性化に向けた取り組みを課題としています。
委員の白鳥孝伊那市長は観光の分野について「自治体独自の取り組みだけでなく伊那谷がひとつのエリアとして広域観光を進めていくことが必要」と話していました。
上伊那地域戦略会議は今年度3回の会議を開き地域ビジョンの素案を策定し、来年9月に地域ビジョンの事業が決定する予定です -
南ア ジオパークガイド養成講座開講
南アルプスジオパークの魅力を伝えるガイド養成講座が23日開講しました。
9月までに6回の講座が開かれ講座修了生にはガイド認定書が送られます。
これは、南アルプスジオパークについて理解を深めてもらう為の、ツアーの案内人を養成しようと南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が初めて開いたものです。
講座には、伊那市を始め飯田市や大鹿村、富士見町などから40人が参加しました。
受講生はジオパークのガイドとして必要な知識などを見に付けるため、飯田市の隕石クレーターや伊那市長谷の戸台の化石などを見学します。
ジオパークとは、地球の成り立ちや大地の出来方を知る事ができる場所をいいます。
平成20年12月に伊那市の一部を含む中央構造線エリアが日本ジオパークに認定されました。
講座では、市の担当職員がジオパークの魅力などについて解説しました。
この中で、「南アルプスジオパークでは日本列島の土台を造ったプレートの沈み込みにまつわる現象を観察することができる。」と説明しました。
また、南アルプス林道沿いで石灰岩を観察できる幕岩や塩見岳の赤色チャートなどジオサイトの見どころについて話していました。
次回の講座は今月29日に大鹿村の中央構造線博物館で開かれることになっています。
9月までに6回の講座が開かれ講座修了生にはガイド認定書が送られます。 -
世代を超えて昔の遊びを楽しむ
昔の遊びを子どもからお年寄りまで世代を超えて楽しもうというイベントが、21日に箕輪町で開かれました。
会場となった町文化センターには、竹馬や竹とんぼ、あやとりやめんこなどといった昔懐かしい遊びのコーナーが設けられていました。
このイベントを企画したのは、昔の遊びの楽しさを後世に伝えていこうと活動している町の有志でつくるグループです。
博物館や図書館、公民館も連携して盛り上げました。
主催者の一人は、「イベントを通じ、昔懐かしい遊びの楽しさを次の世代に伝えていきたい」と話していました。
下古田から参加したという72歳の男性は、「昔はものがなく、遊ぶ道具はみんな手作りした。近所の仲間と遊ぶことで、自然に縦割りとなり、遊びも次に継承されていった」と当時を懐かしんでいました。 -
伊那市竜西一部で停電
22日、午後4時頃から伊那市竜西の市街地で停電があり、午後5時現在約70世帯が復旧していません。
停電になったのは、伊那市荒井区、西町区、坂下区の一部地域で、最大で377世帯に影響が出ました。
中部電力伊那営業所によりますと、原因は不明だということです。
この停電により、通り町などで、信号機が止まり、交通渋滞も見られました。
徐々に復旧していて、午後5時現在で停電しているのは、70戸だということです。 -
木曽看護専門学校 2年制過程存続要望
上伊那医師会と上伊那広域連合などは、看護師不足に拍車をかけるとして、県木曽看護専門学校の准看護師が、看護師の資格取得を目指す過程を存続するよう求める、要望書を、県知事宛に提出しました。
木曽看護専門学校は、准看護士の資格を持つ人が、看護師の資格取得する為に通う学校です。
県が設置した検討会では、今後、准看護師の資格を持つ人が、看護士の資格を取得する2年制過程を廃止して、看護師を養成する、3年制に移行する意見が出されています。
木曽看護専門学校には、1年・2年合わせて、37人の学生が学んでいて、そのうち、16人学生が上伊那から通っています。
上伊那医師会等では、2年制過程が廃止となった場合、看護師の資格取得の道が閉ざされ、伊那地域の看護師不足に拍車をかけるとしています。
要望書では、准看護師の資格を持つ人が、看護士の資格を取得する過程を、県看護大学へ併設、又は、木曽看護専門学校の現在の過程を存続するよう要望しました。
木曽専門学校が2年制過程を廃止した場合、同様な学校は、県内には、長野市と上田市、須坂市の3校しかありません。 -
南部小児童 西天竜発電所見学
南箕輪村の南部小学校の4年生は、22日、農業用水に係る施設などを見学しました。
農業用水探検隊は、農業用水に係る施設が作られた背景や、歴史を学び、果たしてきている役割を学ぼうと行われました。
このうち、伊那市の西天竜発電所では、水力発電の仕組みについて学びました。
県の担当者は、発電所が、西天竜の水路補修の費用を、まかなうために作られた事や、年間に一般家庭およそ3千戸の電気を発電している事等を説明していました。
子ども達からは、点検をするときは、どうやってしているのか等といった質問が出され、県の職員は、10年に一度発電機をクレーンで持ち上げ点検する事等を説明していました。
ある児童は、「身近な場所で電気を作っている事を知ることができました。」と話していました。 -
中病 脳卒中センター9月開所
伊那中央病院は、脳卒中患者に対し、診療科が異なる医師が、チーム体制で治療にあたる、脳卒中センターを9月に開所します。
これは22日、伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
これまで中央病院では、脳卒中の患者一人に対し、一人の医師が担当し、診療を行ってきました。
センターが開所する事で、一人の患者に対し、外科や内科など、複数の医師がそれぞれの立場から診察を行い、チームとして対応していくという事です。
中央病院では、年間に360人程の脳卒中の患者が入院し、およそ、220人の手術を行っているという事です。
センター開所にあたり、信州大学から、脳神経外科に新たに1人の医師が加わる事になって、脳神経外科3人、神経内科4人合わせて7人体制でチーム医療を行う計画です。
伊那中央病院によると、チームとして、脳卒中患者の医療を行っているのは、県内で、信大と相沢病院に続いて3例目になるという事です。 -
中病 救命救急センター事業費20億円
新たに建設される、救命救急センターと研修センターの施設規模等が示されました。
建物は、中央病院南側に建設され、鉄筋コンクリート造りの2階建で、延べ床面積は3千450平方メートルです。
1階には、救急救命センター等が設置され、2階には、医師や看護師がトレーニングを行うメディカルスキルセンターや医療情報センター等が設置される計画です。
建物、医療機器合わせて、事業費は、およそ20億円で、そのうち、およそ5億7千万円は地域医療再生交付金の基金を活用します。
工事は、平成24年5月に着工し、翌、平成25年6月から救急救命センターの運用が開始される予定です -
二十二夜尊大祭
安産や家内安全を祈願する二十二夜尊大祭が21日、伊那市の丸山公園で開かれました。
二十二夜尊大祭は、坂下区の有志などでつくる実行委員会が毎年開いているものです。
旧暦の7月22日の夜に、月の出を待って願をかけると願いがかなうと伝えられています。
二十二夜尊の碑の前では、安産を祈願するロウソクの火が灯されました。
火の消えたロウソクを持ち帰り、陣痛が始まったら火をつけるとロウソクが終わるまでに分娩が終わると言われています。
21日は、出産を控えた妊婦や、出産を終えお礼返しに来る家族連れの姿もありました。
坂下区では、「地域の伝統行事を今後も守っていきたい」と話していました。 -
上伊那8市町村で行政窓口で住民票や納税証明などが発行できないシステムの不具合
上伊那8市町村で22日、行政窓口で住民票や納税証明などが発行できないシステムの不具合がありました。
22日の朝8時40分頃から午後2時30分過ぎにかけ、上伊那8市町村の市役所と役場の窓口で、住民票や納税証明証が発行できなくなりました。
管理する上伊那広域連合で原因について調べを進め、システムは、午後2時30過ぎに復旧しました。
なお、自動交付機やコンビニにでの発行に、影響はありませんでした。 -
タウンステーション愛称を決める投票受け付け
伊那市の中心市街地の再生に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会では、いなっせ前にオープンしたタウンステーションの愛称を募集し、5点に絞りました。
この5点の中から愛称を決める投票を、来月2日まで行っています。
候補は●タウンステーション「伊那まち」●タウンステーション「およりて」●タウンステーション「はみんぐ」●「えきすぽ伊那」●「イーナステーション」の5点です。
8月4日から15日まで愛称の募集を行い、市内外から31点の応募がありました。
投票は、施設内に置かれた投票用紙に記入するか、はがきやFAXで受け付けます。
委員会では、投票者10名にバラの苗木をプレゼントするということです。
期間は9月2日金曜日までとなっています。
タウンステーションのオープンから21日までの利用者は551人で、1日平均30人が利用しています。
委員会では、「伊那まつりなどのイベントがあったので多くの人に足を運んでもらえた。今後も継続して利用してもらえるような場所にしていきたい」と話していました。 -
ふるさと歩行者天国
JR伊那市駅前から伊那北駅前までを歩行者天国とし様々なイベントなどが行われるふるさと歩行者天国が、15日の夜、行われました。
歩行者天国では、提灯が灯され、親子連れなどでにぎわいました。
ふるさと歩行者天国は、中心市街地の商店主などでつくる伊那市商店街活性化イベント委員会が毎年開いています。
帰省中の人たちに、歩行者天国でふるさとの思い出づくりをしてもらおうというものです。
旭町では、紙芝居や、シャボン玉体験コーナーのほか郵便配達バイクに乗車体験できるコーナーもあり人気を集めていました。 -
伊那市ご当地B級グルメフェスタ
歩行者天国にあわせて、伊那市ご当地B級グルメフェスタが15日夜セントラルパークで開かれました。
これは、伊那ローメンズクラブが、B1グランプリの愛Bリーグの正会員に昇格した事を記念して、今年初めて開かれました。
販売されたのは、B1グランプリに出品するものと同じ味付けのローメンです。
ブースでは、一般市民がボランティアとして、調理などを手伝っていました。
会場には多くの人が訪れ、ローメンを味わっていました。
ローメンを1杯買うと、ローメンズクラブ加盟店で使える食券などがあたるスクラッチも用意されていました。
また、伊那餃子会の発足1周年を記念して、餃子も販売され、多くの人が買い求めていました。
会場には、今年4月にデビューしたローメンズクラブのマスコット・ウマカローの着ぐるみも登場し、イベントを盛り上げていました。 -
箕輪町長寿者訪問
箕輪町に住む高齢者の長寿を祝う「長寿者訪問」が、17日に行われました。
この日は平沢町長が88歳以上の長寿者宅を訪問し、町の木に指定されているケヤキを使ったうつわを手渡しました。
この内、北小河内の丸山常吉さん宅では、子どもや孫も集まり、丸山さんの長寿を祝いました。
丸山さんは大正12年生まれの88歳で、戦時中千葉県で過ごした後、実家のある北小河内で農業をしてきました。
丸山さんは「健康の秘訣は毎日身体を動かすこと、そして少しお酒を飲むことも大事」と話していました。
8月9日現在、箕輪町には88歳以上の長寿者が579人いて、このうち100歳以上が17人、最高齢者は105歳となっています -
廃校の音楽祭2011
廃校を利用した音楽ライブ「廃校の音楽祭2011」が21日、伊那市高遠町の旧高遠町立三義小学校芝平分校で開かれました。
音楽祭は、使われなくなった校舎を活用していこうと、地域住民などでつくる廃校の音楽祭実行員会が去年から開いているものです。
21日は、千葉県の女性コーラスグループがオペラを歌った他、プロのミュージシャンによる演奏が披露されました。
会場には、市内外からおよそ20人が訪れ、廃校の校舎に響く歌声や楽器の音色に聞き入っていました。 -
沖縄の太鼓、島唄に1,600人が酔う
2年に1回、今回で4回目となる沖縄大東太鼓と島唄コンサートが、20日に伊那市で行われ、伊那文化会館の大ホールは、1,600人の聴衆で埋まりました。
南大東島の大東太鼓碧会は、勇壮な掛け声とともに踊りながら乱れ打ちを繰り返す、揃い打ち、回し打ちを披露しました。
太鼓の響きと迫力ある打ち手のパフォーマンスでつめかけた1,600人の観客を圧倒していました。
久米島町の登武那覇太鼓は、昔から島に伝わるエイサー太鼓をベースに独自性も盛り込んだ創作太鼓で、伊那西小学校の5・6年生も演奏に加わりました。
伊那と南大東島の交流は、青パパイヤが縁で始まり、今年で7年目を迎えています。
はじめに島に渡った伊那の訪問団が現地で太鼓演奏を見て感激し、伊那でのコンサートを実現させました。
初回は、文化会館小ホールでしたが、2回目以降は、大ホールで演奏していて、南国の雰囲気漂う島唄や迫力ある太鼓演奏は、毎回多くの観客を魅了しています。
コンサートが終わると、舞台上で島の子どもたちと伊那西小児童のお別れ会があり、お互い名残惜しそうに握手を交わしていました