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登内時計記念博物館 シャクナゲ見頃
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館のシャクナゲが見頃を迎えています。
博物館周辺には、1500株のシャクナゲが植えられていますが、今見頃を迎えているのは、ヤクシマシャクナゲという品種800株です。
今年は、寒さの影響で、10日ほど遅れて開花しましたが、つぼみの数は、多く、見ごたえがあるということです。
シャクナゲは、6月中旬頃まで楽しめるということです。
登内時計記念博物館では、6月10日の時の記念日に併せ、10日から12日までの3日間、入館料は、無料になります。
他にも時計クイズや売店の1000円均一セールも予定されていて、博物館では、多くの来場を呼びかけています。 -
伊那市荒井室町の市道が通行止め
伊那市荒井室町の市道が、横を流れる小沢川により護岸が洗掘されているおそれがあるため、通行止めとなっています。
伊那市は、荒井区室町の荒井橋下流の市道を、1日の午後6時過ぎから通行止めにしています。
護岸が洗掘されているおそれがあるためで、現在、土嚢などで一時的に対処してあります。
伊那市では、当分の間、通行止になるとして、市民の協力を呼びかけています。 -
松くい虫被害木 大型破砕機による処理を引き続き
伊那市松くい虫対策協議会が2日に開かれ、昨年度から実施した被害木の大型破砕機による処理を引き続き行っていく事などが確認されました。
伊那市の松くい虫被害は昨年度1,908立法メートルで、上伊那全体ではH20年度から減少傾向にあるものの伊那市は増加しています。
今後の対策として協議会では被害木の処理方法として、できるだけ大型破砕機による処理を行っていくとしています。
破砕処理は、被害木を15ミリ以下のチップにし松くい虫が寄生できない状態にする方法です。
従来のくん蒸処理は、きり倒した被害木をビニールで覆い現場に残すため景観上問題がありました。
今年度は、処理を予定している900立法メートルのうち7割を破砕、残り3割をくん蒸で処理する計画です。 -
おひさまクラブ油絵展
油絵を勉強している趣味の会「おひさまクラブ」の油絵展が2日、伊那市の伊那図書館で始まりました。
会場には会員の近作を中心に油絵24点が展示されています。
おひさまクラブは、伊那芸術文化協会主催の油絵講座で学んだ仲間の有志でつくる会で、今年で6年目になります。
伊那市在住の画家、碓井伍一さんの指導を受け、月に2回、いなっせで勉強しています。
展示しているのは、風景画、人物画、静物画などで、会員がそれぞれ自由なテーマで取り組んだ作品ということです。
おひさまクラブ油絵展は12日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達
交通安全に積極的に取り組んだ事業所などを表彰する「プロドライバー事故防止コンクール」で受賞した事業所に2日、表彰状が伝達されました。
伊那警察署で伝達式が行われ、関原敬泰伊那警察署長から表彰状が伝達されました。
優秀事業所に選ばれたのは伊那市の大谷総業運輸倉庫株式会社、有限会社白川タクシー、南箕輪村の株式会社丸登運送伊那営業所です。
優良事業所は、伊那市の高遠観光タクシー有限会社です。
標語部門では、優秀標語創作者に伊那タクシー株式会社の西澤松之さんが選ばれました。
佳作は3人が選ばれています。
長野県警察本部などが主催するプロドライバー事故防止コンクールは、運転業務を行う事業所で運転や接客マナーを高め、交通安全に取り組み、事故のない社会を目指そうと行われています。
コンクールは去年7月から12月までの6カ月間で、県内から658事業所が参加しました。
受賞者らは、「社員教育をさらに徹底し、安全運転をしていきたい」などと話していました。 -
伊那まつりTシャツ・うちわデザイン決定
8月に行われる伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが2日、決まりました。
2日、伊那市役所で審査会が開かれました。
Tシャツは53人から57点、うちわは22人から24点の応募がありました。
審査の結果Tシャツは、美篶の山岸健さんのデザインに決まりました。「色がきれいで、祭りで皆が着ると映える」と評価されました。
うちわは、境の佐藤世紀さんのデザインに決まりました。「震災から立ちあがるエネルギーを感じ、縄を結ぶデザインがいい」と評価されました。
今後、Tシャツは注文販売し、うちわは踊り連や祭りの参加者に配られる予定です。 -
東ティモール訪日団表敬訪問
東南アジアの国、東ティモールの学生訪日団が2日、伊那市を訪れ、白鳥孝市長を表敬訪問しました。
訪れたのは東ティモールの16歳から23歳までの学生13人と引率者2人です。
東ティモールは2002年にインドネシアから独立した国で、訪日は、伊那市高遠町出身の東ティモール大使、北原巖男さんの縁で行われました。
白鳥市長は、「お互いを理解しながら交流を深めていきたい。東ティモールは若い国。若い皆さんがいい国をつくっていってほしい」と話しました。
訪日団引率者のアルファロさんは、「伊那市を訪れ、学校や企業などを見る機会が与えられたことに心から感謝します」とあいさつしました。
初めて日本を訪れた学生たちに茶道を体験してもらおうと和菓子と抹茶が振る舞われました。
訪日団からは、東ティモールの伝統的な装飾品の布が伊那市に贈られました。
訪日団は5日まで伊那市に滞在し、企業訪問のほか、高遠中学校や中尾歌舞伎保存会と交流する予定です。 -
マロニー(株) 伊那工場竣工
でんぷん麺を製造している食品メーカー・マロニー(株)の伊那工場が完成し、2日竣工式が行われました。
マロニー伊那工場は、小黒川パーキングの西側に建設されました。
工場の述べ床面積は5千平方メートルです。
2日は工場内で竣工式や見学会などが行われました。
マロニーは、大阪に本社を置く食品メーカーで、大阪のほか、浜松、福岡に工場があり、伊那工場は4番目となります。
ジャガイモのでんぷんを原料とするでんぷん麺を主に製造しています。
伊那工場は3つの工期に分け、拡充していく予定で今回の1期完成に伴い、地元から50人を雇用しました。
最終的には120人ほどを雇用する予定です。
竣工セレモニーで河内幸枝社長は、「伊那市や地元の皆さんにあたたかく迎えていただき、嫁入りしたような気分。末永く仲間として付き合って欲しい」と挨拶しました。
白鳥孝伊那市長は、「マロニーを毎日食べて販売促進に寄与したい」と歓迎しました。
伊那工場では、7月下旬から製品の生産を開始する予定です。 -
箕輪町とICTが協定締結
箕輪町と伊那ケーブルテレビジョンが、災害情報などの放送に関する協定を2日、締結しました。
2日は、箕輪町役場で調印式が行われ、箕輪町の平澤豊満町長と、伊那ケーブルテレビジョンの向山公人社長が、協定書を取り交わしました。
今回、かわされた協定は、箕輪町内で、災害が発生したとき、あるいは発生するおそれがある時に、地域に密着した情報を流す事で、被害の軽減を図るというものです。
具体的には、箕輪町の防災行政無線システムと連動し、ケーブルテレビの自主放送に情報を文字で流す緊急告知システムの運用、災害放送の必要がある場合は、生中継などで、災害放送を行うなどです。
平澤町長は、「的確に情報を伝達するという事は、安全・安心な町づくりのための大切な要素」と挨拶しました。
向山社長は、「住民の安全・命をまもるお手伝いをさせていただきたい」と話していました。
なお、伊那ケーブルテレビでは、平成18年に伊那市と、去年南箕輪村と防災協定を締結しています。
6月8日からは、3市町村が共同で運営する緊急告知システムの運用を開始する予定で、3市町村の火災・災害・生活などの緊急情報を、L字の文字放送で流す予定です。 -
衣替え 夏服で登校
6月に入り、衣替えのシーズンとなりました。
1日から各地の学校でも衣替えとなり、夏服を着た生徒が登校する光景が見られました。
伊那市の伊那西高校でも1日から衣替えとなり、夏の制服を着た生徒が登校していました。
1日の伊那地域は、朝から小雨が降る肌寒い一日で、最高気温は17度と4月中旬なみの気温となりました。
生徒らは、半そでの制服の上に長そでのカーディガンをはおり登校していました。
ある3年生は、「夏服を着るのは最後になるので大事に着たい」と話していました。 -
さくらの家 エゴマの種まき
伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家の利用者は1日、施設近くの畑にエゴマの種をまきました。
さくらの家では、近くに住むボランティアや伊那ライオンズクラブの協力で長谷非持の畑で雑穀の栽培をしていて、今年で3年目になります。
この日は、利用者20人が、交代で種まき専用の機械を使ってエゴマの種をまきました。
エゴマは8月下旬から9月頃に収穫できるという事で、秋に収穫祭を行ってみんなで味わい、残りは販売する予定です。
小松幸子所長は「自分達で育てたものを販売する事で、利用者の自信につながれば」と話していました。 -
組加入世帯が義援金
南箕輪村区長会は、村内の組加入世帯から東日本大震災の義援金を募り、194万4,055円が集まりました。
1日は、堀薫区長会会長らが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に集まった義援金の報告をしました。
村区長会では震災後、組加入世帯から義援金を募り、およそ3,800世帯から194万4,055円が集まりました。
堀区長会会長は、「広く村民に呼びかけ、協力いただいた。復興支援に役立ててもらいたい。」と話していました。
南箕輪村役場に届けられた義援金は、今日現在で1,379万5,613円となっています。 -
第1回伊那バラまちフェスタ
伊那市の中心市街地をバラで飾り活性化につなげようと、第1回伊那バラまちフェスタが1日から始まりました。
伊那市山寺から西町までの約1キロに350本、70種類のバラが飾られていて、商店街にはバラの香りが漂います。
これは、伊那市中心市街地再生協議会が行っているもので、期間は今月30日までとなっています。
期間中には、4日(土)にセントラルパークでオープニングセレモニーとバラづくり入門講座、2日(木)と12日(日)にはフラワーアレンジメント教室などのイベントが企画されています。
協議会では、「色とりどりのバラが咲き誇る自慢の街にしていきたい」と話しています。 -
シニア大学OBグループ「栗ごはん」が桜植樹
今年春に、県シニア大学を卒業したメンバー有志が1日、伊那市西箕輪の老人憩いの家西箕輪荘で桜の苗木を植樹しました。
苗木を植樹したのは、今年春にシニア大学伊那学部を卒業したメンバーです。
13人が栗ごはんというグループの愛称で卒業後も活動を続けています。
この日は、西箕輪荘の他に、伊那市長谷の美和湖周辺にも桜を植樹し、合計13本を伊那市に贈りました。
栗ごはんでは、地域の緑化と卒業記念を兼ねて桜の寄贈を決めたという事です。
代表の大島一元さんは、「今後も地球の環境にやさしい活動をグループとして続けていきたい」と話していました。 -
信大農学部でタウンミーティング
住民の声を県政に反映させるタウンミーティングが1日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれ、学生と阿部守一長野県知事が意見を交しました。
タウンミーティングは、大学と地域との連携をテーマに開かれ地域貢献活動などを行なっている7つの団体およそ30人の学生が出席しました。
このうち地震で被害にあった栄村でボランティア活動を行なっている栄村復興震災支援隊のメンバーは、震災以降これまでに10回にわたり現地に出向き、宿泊施設の清掃や農作業の手伝いをしたことなどを知事に報告しました。
これに対し知事は、「大変ありがたい。被災した人たちにとっても勇気となる。これからも続けてもらいたい」と感謝していました。
また学生からの空き店舗が多い市街地を活性化させてほしいとの要望に知事は「空き店舗を活用する提案があれば出してもらいたい。県としても協力したい。」答えました。
知事は、「若い人が地域の人たちと連携することは大切なこと。いろんな地域で活躍してくれることが長野県のプラスにつながる。」と話していました。 -
上伊那地域へ県工科短期大学の設置要望
上伊那広域連合の白鳥孝連合長らは1日、阿部知事に、上伊那地域へ長野県工科短期大学設置を要望しました。
工科短大設置を要望したのは、広域連合のほか伊那商工会議所や長野県経営者協会上伊那支部など7団体です。
1日は、伊那合同庁舎で白鳥連合長が阿部知事に要望書を手渡しました。
県内には、上田市に県工科短大がありエンジニアの育成が行われています。
平成22年度の在校生の地域別の割合は東北信が87%に対し、中信は8%南信は4%と地域に大きな差があります。
工科短大については、現在4年制化の論議が出ていますが、白鳥連合長らは、4年制大学では優秀な人材の県外流出など人材確保にはつながらないとしています。
そのうえで全県的に優秀な人材を確保するためには、中南信地域に県内2校目の工科短大を設置することが望ましいとしています。
さらに県の主要工業集積地域であり、中南信地域の中心に位置する上伊那地域への設置を要望しています。
県工科短大のあり方ついては、現在県職業能力開発審議会で検討されていて8月に答申が予定されています。
県によりますと審議会では、県工科短大の学生が、東北信にかたよっているので、中南信にも必要ではないかという意見が出されているということです。
阿部知事は8月の答申にそって県工科短大設置などの方向性を決めたいとしています。 -
10月に36災害シンポ 開催
三峰川みらい会議の総会が30日、伊那市役所で開かれました。
今年は36災害から50年の節目を迎えることから「三峰川と36災害」と題したシンポジウムを10月に開催します。
総会では、平成22年度の事業報告や今年度の事業計画が示されました。
天竜川水系の洪水を引き起こした36災害から50年の節目を迎えることから今年度は10月に「三峰川と36災害」と題したシンポジウムを予定しています。
三峰川みらい会議の織井秀夫代表は「36災害から50年を迎える。川と災害について改めて考える機会にしたい。」と話していました。
今年度はこの他、伊那市が行っている日本一の桜の里づくり事業についても引き続き協力して力を入れて行きたいとしています。 -
太陽の周りに光の輪ができる
31日午前、太陽の周りに光の輪ができる珍しい現象が起きました。
この映像は、31日午前10時半頃の伊那市の上空です。
長野地方気象台によると、この光の輪は、巻層雲という白いベール状の雲が空を覆ったときに、太陽光の屈折で起きる現象だということです。
巻層雲は、低気圧や前線が近づくと現れる事が多く、天気が下り坂になる前兆とされています。 -
4月求人倍率 0.56倍
4月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3ヶ月ぶりに低下しました。
ハローワーク伊那では、東日本大震災の影響とみています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、4月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3月の0.63倍を0.07ポイント下回りました。
新規求職者数は1108人で、前の年と比べて8.2%減少し、4ヶ月連続で前の年の同じ月を下回りました。
それに対し、企業の新規求人数は887人で、前の年と比べ8.4%減少し、4ヶ月ぶりに、前の年の同じ月を下回りました。
ハローワークでは、「取引先が被災する・部品が供給されないといった影響を受けたり、今後の復興の見通しが立たないことなどから、企業が雇用を手控えているのではないか」としています。
また、人員整理の状況では、事業主都合による離職が、211人で、前の年と比べた数字で、17ヶ月ぶりに増加に転じています。
これは、「震災の影響で、派遣や請負を中心に契約の打ち切りがあったためではないか」としています。
ハローワーク伊那では、「今後も震災の影響が懸念される」としています。 -
田中優さんが伊那で講演
反原発の立場で執筆などの活動を行なっている田中 優さんの講演会が、31日伊那市のいなっせで開かれました。
田中さんは、「原発に頼らない社会へ」といった著書を多数出版しているほか、ミュージシャンの坂本龍一さんが発起人のNPO法人「ap bank」で幹事を務めるなどの活動をしています。
講演会は、福島原発事故問題を受けて、伊那市の有志などが開いたものです。
田中さんは、チェルノブイリの事故の後、自分の子どもの体調が悪くなった事をきっかけに、原発問題に取り組んでいます。
田中さんは「現在は、パニックになるのではなく、適度に怖がることが必要な状態」と話しました。
田中さんは、「福島在住の人達が県外に避難しようとすると、『裏切り者』『神経質すぎる』などといわれ、避難できない状況にある。今、チェルノブイリを越えるレベルの汚染の中で、福島の子ども達が被ばくしている。」と話し、「本来、国が立ち入り禁止などの措置をとるべきだが、住居や職業を提供するなど汚染された地域から避難できる支援が必要。」と話しました。
また、「脱原発というと、すぐに自然エネルギーと考えがちだが、まず、電気消費量を減らしたあと、自然エネルギーの活用を考えるべき」と話していました。 -
農業で自立目指し実践塾
農業を始めて5年未満の人を対象にした新規就農実践塾が27日からスタートしました。
新規就農実践塾は、上伊那農業改良普及センターが、毎年開いている実践的な農業講座です。
今年度は、Iターンで就農した人や農業法人に就職した若者、経験が浅い若手農家など17人が受講します。
年代は、10代後半から40代後半までと幅広く、扱う品目も、水稲や果樹、野菜、畜産などと様々です。
この日は、病害虫や農薬の基礎について学びました。
今後は、ひと月にほぼ2回のペースで、作物別の生産技術や帳簿管理、経営計画の立て方などといった農業経営についても学んでいきます。
農業改良普及センターでは、受講者のニーズに沿った柔軟なカリキュラムで対応したいとしています。
センターの大島誠次長は、「今農業は、高齢化や担い手不足でピンチだが、皆さんにとっては、大きなチャンス。切磋琢磨して、このチャンスを生かしてほしい」とあいさつしました。 -
創造館会館一周年記念フォーラム
旧上伊那図書館を改修し、作られた、伊那市創造館の開館一周年記念フォーラムが28日に開かれました。
フォーラムでは、旧上伊那図書館の基本設計者、森山松之助について理解を深めようと、横浜市の職員で、近代建築を研究する古田智久さんが講演をしました。
森山松之助は大正から昭和初期にかけ活躍した建築家で、東京帝国大学を卒業後、昭和3年に建てられた諏訪市の片倉館などの設計などを行いました。
古田さんは、森山の設計について「左右対称にとらわれず変化を好み、自由な発想で設計を行っていた。
建物は親しめるデザインで、くつろげる空間を作り出している」と説明しました。
また、昭和5年に建てられた旧上伊那図書館については、「正面2階と3階にかかる出窓は、当時としては珍しい鋼鉄製の窓枠を使用し、ユニークなデザイン」と話し、「近代モダン建築の建物は、街並みを豊かにする。
これからも愛情を注ぎ、創造館を末長く守ってほしい」と呼びかけていました。 -
韓国の大学関係者が来伊
東日本大震災と福島原発事故の影響で海外からの旅行客が減っている中、韓国の旅行会社は、地元の大学関係者を招いて、伊那市の寺や観光スポットを訪れました。
29日は、韓国の大学関係者や旅行会社など6人が伊那市を訪れました。
これは、震災後、日本への旅行客が減っていることから海外のメディアや旅行会社などに視察、取材してもらい正確な情報を発信してもらおうと現地の旅行会社と長野県が協力して行ったものです
伊那市では、高遠町にある弘妙寺を訪れました。
弘妙寺は、気が出る寺と言われていて韓国の関係者達は、手を広げて気を感じていていました。
また、高く遠くのゴロで多くのプロゴルファーが祈願に訪れているという話を興味深そうに聞いていました。 -
6月6日まで禁煙週間
たばこが健康に及ぼす影響を知ってもらおうと、伊那保健福祉事務所は6月6日まで、たばこに関するコーナーを伊那市の伊那合同庁舎入口に設置しました。
5月31日の世界禁煙デーに合わせ厚生労働省では、31日から6月6日までを禁煙週間として様々な活動を行っています。
それに伴い伊那保健福祉事務所でも禁煙などに関する普及啓発活動を実施しています。
吐く息の一酸化炭素濃度測定や禁煙相談、パネル展示などを行いながら禁煙や受動喫煙対策の重要性を知ってもらうコーナーを設けました。
長野県によりますと県内の成人男性の喫煙率は去年、平成22年の段階で、26.7%で平成19年に比べると14ポイント減っています。
伊那保健福祉事務所では、「たばこを吸っている人は、この機会にぜひ禁煙に取り組んでほしい」と話していました。 -
環境アセス 環境現況調査6月1日から
上伊那広域連合は、新しいごみ中間処理施設の建設に伴い、環境影響評価、環境アセスメントの過程となる環境現況調査を6月1日から始めます。
31日は、上伊那広域連合の職員をはじめ、調査を行う委託業者など10人が参加し、機器の点検を行いました。
現況調査は、大気や振動、悪臭など15項目の情報を収集します。
このうち、1日からは、地上気象の調査とボーリング調査を実施します。
地上気象の調査は、候補地となっている富県天伯水源付近をはじめ、およそ半径2キロ前後の新山小学校、美篶支所など8カ所で風向や風速を24時間365日観測します。
また、春、夏、秋、冬にGPS機能付きのバルーンをあげ、地上から上空1500メートルまでの気象の調査を行います。
地質を調べるボーリング調査は、候補地の東側など3カ所で行います。
オオタカやハヤブサなど希少猛禽類の営巣の調査は、候補地から半径1キロの範囲で実施します。
上伊那広域連合では、7月には一般向けの現地見学会を行う他、上伊那広域連合のHPなどで中間報告の掲載も予定しています。
来年度中に準備書、評価書を作成することになっています。 -
福島で被災地応援花火打ち上げ
伊那市は、8月の伊那まつりにあわせて、東日本大震災の被災地で、応援花火を打ち上げます。
応援花火は30日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が明らかにしました。
被災地応援花火は、東日本大震災の被災地復興への願いを込め行われます。
打ち上げ場所は、未定で、伊那市と友好関係にある福島県の会津若松市か猪苗代町での打ち上げを予定しているという事です。
花火の協賛金は、一口千円で受付は、6月13日までとなっています。 -
長野県商工会連合会上伊那支部広域協議会総会
上伊那の商工会でつくる長野県商工会連合会上伊那支部広域協議会は、中小企業の会員に対し専門の企業アドバイザーを派遣する「支援ネットワーク」の強化を進めます。
26日は、伊那市のマリエール伊那で協議会の総会が開かれ、今年度の事業計画などについて協議しました。
今年度は新たに、経営問題を抱えている中小企業の会員に対し、専門の企業アドバイザーの派遣を依頼する「支援ネットワーク」の強化を進めます。
他に、商工会ごと支援テーマを決めプランを策定していく「産業振興支援プロジェクト」を進めてくことなどを決めました。
森本光洋会長は、「震災で原材料の供給が不足しているが、これをデフレから脱却するチャンスと捉え、地域の活性化にむけ取り組んでいきたい」と話していました。 -
そろばんグランプリ・長野
「そろばんグランプリ・長野」が29日、伊那市の伊那商工会館で開かれ、全県から集まった小学生から一般まで175人が腕を競いました。
県商工会議所連合会や県珠算連盟連合会が毎年開いている県大会で、伊那で開かれるのはH6年以来17年ぶりです。
大会には、小学生から一般まで175人が出場しました。
競技は、掛け算や割り算それぞれ20題を3分間で解く問題などが出題され、合計点で順位を決めます。
そろばんは計算力を養うとともに、脳を活性化し集中力も養えるという事で、最近はそろばんの良さが見直され大会に出場する人数も年々増加の傾向にあるという事です。
珠算連盟では、「大会を通してそろばんの良さを多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
なお、大会の結果、スクール部門団体戦で箕輪中学校が5団体中2位となっています。 -
住民情報保管先検討へ
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は、上伊那情報センターが保管している住民情報について、被災した場合に消失するなどのリスクがあるとして、新たに別の保管先を検討していくとの考えを示しました。
これは、30日開かれた、上伊那広域連合議会で示されたものです。
情報センターが保管している、住民情報などのデータは、毎日バックアップをとり、センター内の耐火金庫に保管しています。
また週1回、前週末のバックアップを市内の銀行の貸金庫に保管しています。
しかし、この地域が同時に被災した場合、データが消失するリスクがあるとして、新たな保管先を検討します。
情報センターは、現状、震度6強の耐震構造となっていますが、非常用発電設備がなく、電気が止まると全てのシステムが停止し、復旧もできない状態だということです。
このことから今後、非常用発電設備の設置についても検討していくとしています。 -
箕輪町のおごち保育園でアフリカン太鼓の演奏
箕輪町のおごち保育園の園児達は、アフリカの民族楽器「アフリカン太鼓」の演奏を30日、楽しみました。
30日は、岡谷市在住のパーカッショニスト塩澤大地さん夫妻がおごち保育園を訪れ、「アフリカン太鼓」を演奏しました。
おごち保育園での演奏は、職員のひとりが塩澤さんと知り合いだったことが縁で行われました。
和太鼓が牛の皮を使っているのに対し、アフリカン太鼓は、ヤギの皮が使われていて、丸みを帯びた柔らかい音が特徴と塩澤さんは話します。
30日は、塩澤さん夫妻が、オリジナル曲や、アフリカの笛を使って園児たちにも馴染みのあるアニメの曲などを演奏しました。
おごち保育園の山・ス文子園長は「小さいうちから生の音楽に触れることで、五感を養ってもらいたい」と話していました。