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上伊那農政対策委員会 緊急農政学習会
JA上伊那や農業関係団体でつくる上伊那農政対策委員会は、環太平洋経済連携協定TPP参加反対の立場から緊急の学習会を25日に開きました。
JA上伊那本所で開かれた学習会には、農業関係者やJA組合員、一般など250人が参加しました。
上伊那農政対策委員会委員長の宮下勝義JA上伊那代表理事組合長は、「TPPは、農業や文化、地域のまとまりなどすべてを崩壊させてしまう。この危機をなんとしても突破し、農業を守って、上伊那ブランドをさらに強くしていきたい」とあいさつしました。
基調講演では、立正大学の森島賢名誉教授と信州大学の有馬博名誉教授が、TPP参加反対の立場から、TPPがもたらす危険性について話をしました。
森島さんは、「関税の撤廃により、60キロ、3,500円の米がどんどん入ってくる。日本の米作は、壊滅的打撃を受ける。安全性にも問題がある。」などと話ました。
JA上伊那では、TPP参加は、農林水産業をはじめ、地域経済が崩壊することは必至などとして、参加反対の署名運動も展開しています。 -
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズ展
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズの展示会が25日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
会場には色とりどりのクリスマスローズ、およそ120点が並んでいます。
信州ヘレボルス倶楽部は、県内のクリスマスローズ愛好家でつくる集まりで、今回の展示は南信支部の会員によるものです。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の冬の花です。
がくが落ちないことから、受験シーズンのこの時期に人気があります。
ある会員は、クリスマスローズは、種まきから開花まで4年がかかり、時間と苦労がかかる分愛着が沸くと話します。
花びらやがくの縁に色が入ったものの他、形が丸いものやとがったものなど様々です。
期間中、午後2時からは育て方の講習会を開く他、花や苗の販売も行っています。
クリスマスローズ展は、27日日曜日まで伊那市のかんてぱぱくぬぎの杜で開かれています。 -
スギ花粉飛散開始
飯田保健福祉事務所は、22日から飯田・下伊那地域でスギ花粉の飛散が始まったと24日発表しました。
スギ花粉の飛散が確認されたのは22日火曜日です。
これは、去年と同じで、飛散開始時期は例年並みだということです。
今年は花粉飛散量が多くなると予想していて、飯田保健福祉事務所では、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの対策を行うよう呼びかけています。 -
青野恭典さん写真展「列島巡行」
写真家、青野恭典さんの写真展「列島巡行」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホール常設のフォトアートギャラリーで開かれています。
会場には、オホーツク海、日本海、瀬戸内海など日本各地の海岸線を撮影した写真49点が展示されています。
青野さんは、ライフワークの山岳写真に加えて、海の写真も40年近く撮影しています。
海の写真だけを集めた展示は30年ぶりで、今回は日本の海岸線をテーマに、変化に富んだ日本各地の海岸線を紹介しています。
青野恭典さんの写真展は6月26日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホール、フォトアートギャラリーで開かれています。 -
JA全農長野がなめ茸寄贈
地元の農産物を知ってもらおうと、JA全農長野が24日、南箕輪村の小中学校の子どもたちと教職員全員に「なめ茸」の瓶詰を贈りました。
南箕輪村の村民センターで、JA上伊那南箕輪支所の湯澤好夫支所長から征矢鑑教育長になめ茸1500本を寄贈する目録が渡されました。
なめ茸は、すべて県内産のエノキタケで作られています。
この寄贈は、地産地消によるキノコの消費拡大と食育を目的に、JA全農長野が行っています。
県内の小中学校と特別支援学校の児童、生徒、教職員に1本ずつ配られるもので、南箕輪村内の小中学校にも届けられました。
湯澤支所長は、「キノコのおいしさをぜひ知ってほしい」と話していました。
征矢教育長は、「学校でキノコを食事に取り入れてもらうようにしていきたい」と話していました。
JA全農長野は今回、県全体でおよそ21万本のなめ茸を寄贈したということです。 -
情報システム最適化 3億9千万円のコスト削減効果
上伊那広域連合が進めている情報システム最適化事業の最終検証結果が24日、報告されました。それによりますと、事業計画期間の7年間で、3億9千万円の情報化コストの削減効果を見込んでいます。
これは、24日開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
情報システム最適化事業では、上伊那情報センターのシステムを新しく構築するなどしてきました。
事業計画期間の平成19年度から25年度までの7年間に情報システムにかかるコストは59億円で、旧システムを維持した場合の62億9千万円と比べ、3億9千万円削減される見込みということです。
また、市町村の業務コストは、平成22年度は7億9千万円で、平成18年度と比べ2千万円削減されるということです。
広域連合では、最適化の効果として、コンビニ交付など新サービスへの対応が迅速にできたことなどを挙げていました。 -
上伊那広域連合定例会議会 予算案など可決
上伊那伊那広域連合の2月定例議会が24日、伊那市役所で開かれ、23億6500万円の来年度一般会計予算案などが可決されました。
開会にあたり、伊那市長の白鳥孝広域連合長は、リニア問題にふれ、「建設促進県協議会や諏訪・中信地域と連携して、引き続きBルートの優位性を訴えていきたい。」また、広域観光については「上伊那の市町村が連携し、県内外に情報発信して、広域観光の充実を図りたい」と挨拶しました。
今議会には、広域連合の廃棄物政策審議会を設置する条例など条例案件3件、来年度一般会計予算案など、予算案件5件の、合わせて8議案が提出されました。
廃棄物政策審議会を設置する条例は、今年4月1日から施行されます。
これまで、広域連合では、要綱によりごみ処理基本計画推進委員会を設置し、ごみの減量・資源化について検討してきましたが、環境影響評価・アセスメントを進めるうえで、平行して、施設整備計画などを検討する審議会を条例で位置づけたいとしています。
23億6500万円の来年度一般会計予算案では、アセスメント業務などの委託に約8000万円、施設整備基本計画の策定業務の委託に1800万円などを盛り込んでいます。
議会は、広域連合が提出した議案8件を可決し、閉会しました。 -
伊那RCが弥生高で課外授業
伊那ロータリークラブの会員は、24日、青少年育成事業として、伊那弥生ヶ丘高校に出向き、課外授業を行いました。
24日は、伊那ロータリークラブの会員11人が、伊那弥生ヶ丘高校を訪れ、課外授業を行いました。
伊那ロータリークラブは、青少年育成事業として、毎年、伊那弥生ヶ丘高校で課外授業を行っていて、今年で6年目です。
講師は、医薬品の研究・金融・製造業など、さまざまな業種の11人です。
24日は1年生280人が、興味のある授業を選択して聞きました。
(株)ニシザワの中谷 雅行常務は、「これから、毎日1時間、3科目でいいので勉強してみませんか。1年生の今からやれば、早稲田・慶応大学にいけます。今、なぜそんなことを言うかというと、学ぶプロセスがとても大切だからです」と高校生たちに呼びかけていました。
高校生たちは真剣に、話に耳を傾けていました。
伊那弥生ヶ丘高校の根橋 悦子教頭は、「キャリア教育は非常に大切だと考えていて、地元の産業界の皆さんに協力してもらえるのは大変ありがたい」と話していました。 -
【カメラリポート】「愛石」表紙に三峰川石
色のきれいな石、形の変わった石などを集める事を趣味とする人たちのための全国紙、「愛石」三峰川の石が、今年3月号の表紙を飾りました。
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プレゼント交換などで交流
富県小学校の児童と富県保育園の園児が今23日、歌や楽器演奏などで交流しました。
これは、富県保育園が、これまで様々な交流を通して、お世話になった富県小学校の児童に、感謝の気持ちを伝えようと行われました。
23日は1、2年生あわせて64人が富県保育園に招かれ、互いに歌や楽器演奏を披露しました。
交流は児童と園児が仲良しペアを決めて行われ、年中と2年生は年間7回、年長と1年生は年間4回実施してきました。
園児が感謝の気持ちをこめて仲良しペアのお兄さん、お姉さんにクッキーをプレゼントしました。
また児童は手作りのおもちゃを園児に手渡していました。
富県保育園では、年長22人が卒園し富県小学校に入学します。 -
父親の役割について考えるワークショップ
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズは、父親の役割について考えるワークショップを19日、伊那市の伊那図書館で開きました。
ワークショップには、信州育メンズの会員や子育て中の親などおよそ20人が参加しました。
信州育メンズは、父親同士のネットワークや居場所作りを目的に、講演会や意見交換などを行っています。
19日は、4人ずつのグループにわかれ、父親の役割についてそれぞれの思いを語りました。
ある父親は、「父親と母親、両方が叱ってしまうと子供の逃げ道がなくなってしまうので、本当に悪いことをした時に父親が怒るようにしている」と話していました。
他に「子どもの成長の過程において、父親は完璧でないぐらいのほうがいい」などという意見もありました。
信州育メンズでは、今後も定期的にワークショップを開いていくとしています。 -
高遠北小学校児童 ひなあられ作りを体験
伊那市の高遠北小学校の児童は23日、国立信州高遠青少年自然の家で、ひなあられ作りを体験しました。
この日は、高遠北小の1年生12人が国少を訪れました。
これは、ひな祭りに合わせて、ひなあられがどのように作られているか知ってもらおうと国少が毎年行っていて、今年は、上伊那の小学校と保育園に参加を呼びかけたところ約15団体の申し込みがあったという事です。
ひなあられは、もち米をついて小さくさいの目に切って乾燥させたものを、弱火でよくいって完成させます。
子ども達は、完成したひなあられを全員で味見し、残りは、おみやげとして家に持ち帰って家族と味わったという事です。 -
長野県シニア大学伊那学部の卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が22日、伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業を迎えたのは、男性42人、女性74人の合わせて116人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりを目的に、郷土の歴史や県政などを学んでいます。
式では、卒業生の代表者が山崎宗廣学部長から卒業証書を受け取りました。
山崎学部長は「知識や経験を活かし地域社会の担い手として活躍してください」と激励しました。
卒業生を代表して河手福男さんは「シニア大学で学んだ豊かな心や教えてもらったことを活かし、地域社会の一員としてがんばっていきたい」と抱負を述べました。 -
伊那市平成23年度当初予算案292億
伊那市は、平成23年度当初予算案を23日発表しました。
一般会計の総額は292億3千万円で、今年度6月補正後に比べ5億2千万円、率にして1.8%の減となっています。
白鳥孝市長は、財政健全化に向けた堅実型の予算と位置づけています。
歳入のうち市税は今年度6月補正後と比べ0.7%5千万円増の81億5千万円を見込んでいます。
このうち法人市民税は32.2%1億5千万円の増を見込んで6億1千万円。
一方、個人市民税は、0.2%400万円増の29億5千万円を見込んでいます。
地方交付税は7.4%6億8千万円増の99億3千万円を見込んでいます。
歳出では主な事業として高遠町・長谷地区に住宅を新築する若者定住促進事業に3千300万円。
高齢者の保育園、学校、地域での活動を支援する高齢者の知恵袋事業に70万円。
新設された、ごみ処理施設整備基金の積立に1億円。
分杭峠トイレ増設工事に900万円などとなっています。
伊那市の平成23年度当初予算案は3月の定例市議会に提出されます。 -
旧井澤家住宅で雛人形を展示
伊那市西町の旧井澤家住宅では、雛人形が展示されています。
雛人形の展示は、旧井澤家住宅を管理している、伊那部宿を考える会が、毎年この時期に開いているものです。
会場には、江戸時代から昭和にかけての雛人形およそ100体が並んでいます。
飾られている人形は考える会会員のほか、一般から寄せられたものです。
江戸末期につくられたという押し絵雛は、庶民のあいだで広まったとされていますが、今では残っている数も少なく貴重なものだということです。
他には昭和10年代のものとされている、御殿飾り雛も展示されています。
貴族の暮らしを再現した雛飾りといわれていて、人形とともに御殿の華やかさも見どころなっています。
雛人形の展示は3月3日まで旧井澤家住宅で開かれていて入館料は200円。
今月26日と27日は会員による甘酒の振る舞いも予定されています。 -
劇団「歩」26・27日に公演
箕輪町文化センター付属、劇団「歩」の公演「曠野に在りて」が今月26日と27日に開かれます。
22日は箕輪町文化センターで団員らが通し稽古を行いました。
公演、「曠野に在りて」は、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」などをもとに、作られた舞台です。
ステージは電車の寝台をイメージして作られ、そこに偶然乗り合わせた人たちが、互いの生き方に同調したり、批判したりしながら、物語が進んでいきます。
今回の公演には、劇団「歩」ほか、伊那舞台や南信協同のほか、高校生の演劇部などからも出演しています。
劇団「歩」では、「いろいろな人の人間群像を描いた作品。次から次に台詞がとびかうので、理屈ではなく、直感を大切にして見てもらいたい。」と話しています。
劇団「歩」の公演「曠野に在りて」は、26日と27日に箕輪町文化センターで開かれ、入場料は大人1000円、高校生以下500円となっています。 -
最高気温14.2度 今年一番の暖かさ
22日の伊那地域の最高気温は14.2度と、今年一番の暖かさとなりました。
伊那市西町では、梅のつぼみが少しずつ開き始めていました。
長野地方気象台によりますと22日の伊那地域は、午後3時頃に最高気温14.2度となり、4月上旬並みの暖かさとなりました。
この暖かさは、24日頃まで続く予想です。 -
ロータリー顕彰 北原厚さん
伊那ロータリークラブが長年にわたり地域に貢献した人などに贈るロータリー顕彰。今年は、法華道を整備した北原 厚さんに贈られました。
17日は、伊那ロータリークラブの第51回創立記念例会が開かれ、会員33人が集まりました。
例会で、毎年顕彰式が行われていて、今年で32回目になります。
式では、伊那ロータリークラブの池上 昭雄会長から、伊那市御園の北原厚さんに顕彰が贈られました。
北原さんは、鎌倉時代から使われていたとされ、廃道となっていた古い道、「法華道」を、12年間かけて復元させました。
法華道は、山梨から僧侶が、伊那谷に布教するために使った道とされていて、昭和30年代まで使われていましたが、林道が整備されたことから廃道となっていました。
道は、伊那市長谷から富士見町までの22キロで、北原さんは、高遠町芝(し)平(びら)から、入笠山までの4.5キロを、一人で整備しました。
現在は、トレッキングコースとして人気が集まり、多くの人が訪れるようになりました。
伊那ロータリークラブでは、北原さんの活動について、教育文化に大きな貢献をしたとしています。 -
「ふるさとこよなく」田楽座公演
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の公演「ふるさとこよなく」が20日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
公演「ふるさとこよなく」は、芝居仕立ての作品と民俗芸能の2部構成で行われました。
1部は、田楽座の公演でおよそ30年ぶりとなる芝居仕立ての作品で、1人のおじいさんの祭りに対する思いを描いています。
おじいさんの語りと共に、新春から冬へと季節を追って人々の暮らしを描き、日本各地の神楽や盆踊りなどが演じられました。
観客が舞台に上がり、一緒に田植えの真似をする場面もあり、会場を沸かせていました。
会場にはおよそ千人が訪れ、公演に見入っていました。
今回の公演は、実行委員会「田楽座を応援するってもんずらの会」が行ったものです。
開演前には、公演を成功させようと、法被姿の会員が入場案内や会場整理などを行いました。
会員は上伊那を中心とした有志およそ50人で、同日は30人ほどがスタッフとして陰から公演を支えていました。 -
インターンシップの成果を発表
企業での長期インターンシップを体験した信州大学大学院農学研究科の学生は22日、その成果を発表しました。
信州大学大学院農学研究科では、国の補助を受け産学連携による実践型人材育成事業、長期インターンシッププログラムを平成18年度から行っていて今年度が最終年度となります。
今年度は伊那市などの企業で7人がインターンシップを行い22日は、このうちの6人が成果を発表しました。
伊那市西春近の伊那食品工業株式会社で研修を行った櫻田匠さんは、農園実習や開発実習などを体験しました。
櫻田さんは「商品を開発する上で一つのことに専門的になるだけでなく、幅広く知識を持っているゼネラリストでなければならないと感じた」と話しました。
また、気づいたら放置せず、すぐ行動すること、どんなことでも楽しんで取り組むことで後にその経験が自分を大きく伸ばしてくれる」とまとめました。
信州大学農学部によると平成18年度からの5年間で12の協力企業で30人がインターシップを行ったということです。 -
職員削減などを盛り込む
市民の視点に立った効率的な行政運営を進める伊那市行政改革審議会は22日、職員を78人削減することなどを盛り込んだ第2次行政改革大綱案を白鳥孝伊那市長に答申しました。
22日は、審議会の飯島尚幸会長が行政改革大綱案を白鳥市長に答申しました。
大綱案は来年度から平成27年度までの5年計画で市民の視点にたった効率的な行政運営の推進を基本方針に質の高いサービス実現のための行政サービスの確立、安定した財政基盤の確立、市民の力を活かした行政運営の推進の3つを基本目標としています。
具体的な取り組みとして81項目をあげていて、職員数を来年度から5年間のうちに78人削減し人件費を抑え組織のスリム化による効率的な運営を図るとしています。
他には、施設命名権、ネーミングライツを導入し700万円の広告収入を確保します。
また、伊那市の景観を維持するため市民と行政が協働して平成25年度を目標に景観行政団体への移行手続を進めます。
これらの、行政改革を進めることで市はおよそ17億6千500万円の効果があるとしています。
白鳥市長は、大綱案に基いてより一層の経費の節減、節約や市民サービスの向上に取り組んでいきたいと話していました。
伊那市では、行政大綱を今年度中に策定し来年度から実施していきたいとしています。 -
伊那市西春近の白山社本殿と上牧の八幡宮本殿が伊那市指定有形文化財に
伊那市教育委員会は22日、伊那市西春近の白山社本殿と上牧の八幡宮本殿を伊那市指定有形文化財とすることを承認しました。
白山社本殿は、この地域で当時活躍していた大工、立川内匠正源冨重が1863年に建てたものです。
立川流直系の建築物として確認できる数少ない神社で、当時の神社建築を知る上で文化財的な価値があるとして指定されることになりました。 -
伊那餃子会毎月22日は餃子の日
伊那地域の飲食店でつくる伊那餃子会は、餃子を広くPRしようと、毎月22日を餃子の日に定めています。
加盟する11店で22日、餃子の日感謝デーが行われました。
伊那餃子会では、毎月22日をつつむの語呂あわせで、餃子の日に定めています。
伊那市境のラーメン店花ぜんでは、通常350円の餃子を220円と、130円割引くサービスを行いました。
花ぜんでは22日、通常の2倍、50人前の餃子を用意しました。
伊那餃子会は、伊那市内の飲食店を中心に11店が加盟しています。
伊那でとれた雑穀アマランサスを餃子の皮に練り込むなど、それぞれの店で材料に地元産の食材を使用することなどにこだわっています。
今年からは新たに、餃子にあう味噌だれを開発しました。
花ぜんでは、お昼時になると客から次々と餃子の注文がはいりました。
伊那餃子会では、餃子の日の普及と伊那の味としての餃子の定着を図りたいとしています。 -
伊那市の西春近北小学校で2分の1成人式
10歳の節目を祝う2分の1成人式が18日、伊那市の西春近北小学校で行われました。
2分の1成人式には、4年生の児童とその保護者などおよそ70人が出席し、節目を祝いました。
2分の1成人式は、両親やお世話になった人への感謝の気持ちを表そうと、行われているものです。
児童を代表して伊藤智美さんは「20歳になったときにどんな大人になりたいかを考え、目標をもって過ごしたい」と話しました。
式では、児童1人ひとりが「素敵な大人になるために」をテーマに「ドレスが似合う大人になりたい」や「バスケット選手になりたい」など、決意を発表しました。
児童らは両親に感謝の気持ちを込め手紙を手渡しました。
ある保護者は「生まれた時の事を思い出した。夢や目標に向かって今できることを精一杯励んでほしい」と話していました。 -
シルバー人材会員作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展示会が、伊那市西町の伊那ワークプラザで開かれています。
会場には、会員100人の作品およそ200点が展示されています。
会員同士の親睦を深めようと毎年行われていて、今年で18回目です。
シルバー人材センターのサークル活動の作品や、個人の趣味の作品で、木彫、写真、書道、編み物などが並びました。
展示会のために作った作品も多く、近作、力作がそろっているということです。
シルバー人材センター会員作品展示会は24日まで、伊那市西町の伊那ワークプラザで開かれています。 -
箕輪町木下で天神様祭 学業成就を祈願
学問の神様に、この1年の学業成就を祈る天神様祭が20日、箕輪町で行われました。
木下区上の段常会にある天神様を祭る社で神事が行われました。
木下区青少年健全育成会は毎年、天神様祭を行っていて、今日は小学生を中心におよそ200人が集まりました。
社には、学問の神様とされる菅原道真を奉っていて、命日の2月25日に合わせ各地で祭りが行われています。
集まった子どもたちは、頭を下げ、学業成就を祈っていました。
育成会の今井幸信会長は「日頃の努力があって、神様に学業成就をお願いしているので、これからも勉強に励んでほしい」と話していました。 -
三石佳代氏県議選出馬表明
伊那市の会社員、三石佳代さんが21日、伊那市荒井の選挙事務所で記者会見を開き、4月の県議選伊那市区に立候補することを表明しました。
伊那市区は定数2に対し、現職の2人が出馬表明していて、選挙戦となる見込みです。
立候補にあたり伊那市高遠町と富士見町をトンネルでつなぐ鉄道の整備や自営業の開店資金として、無利子、保証人不要の融資の実現、またその財源確保のため、議員報酬と公務員給与のカットに取り組みたいとしています。
阿部県政に対しては、「知事選で掲げた公約の方針を変えていなければ、支持したい。」と述べました。
三石さんは茅野市出身で現在34歳。
街づくりについて考える市民グループ、伊那谷再開発研究会の副会長を務めています。
無所属で出馬し、政党からの公認、推薦は受けないとしています。
伊那市区では他に民主党が候補擁立を目指していますが難航しているということです。 -
オペラ「春香」練習はじまる
音楽愛好家のグループ、「手づくりの音楽会」が来年6月に公演を予定している、オペラ「春香」のスタッフなどが決まり、合唱団による本格的な練習がはじまりました。
21日伊那市のいなっせでオペラ「春香」の合唱団による練習がありました。
オペラ「春香」は伊那市の名誉市民、故高木東六さんが、韓国南原市を舞台とした純愛物語を基に作ったものです。
公演に向け手づくりの音楽会が合唱団を募集したところ、上伊那を中心におよそ150人が集まりました。
春香役は、オペラ歌手の永吉伴子さんに決まっていて春香の母親ウォルメは、伊那市東春近の唐澤澄恵さんが務めます。
合唱団は来年6月の本番に向け月1回のペースで練習を重ねていくことになっているほか、関連イベントも計画されています。 -
(株)TBMに展示用のローター設置
本社を宮田村におく株式会社TBMの伊那工場に16日、展示用のローターが設置されました。
16日は、伊那市西箕輪羽広の伊那インター工業団地にあるTBM伊那工場で展示用ローターの除幕式が行われました。
除幕式にはTBMの山田益社長をはじめ、関連会社などからおよそ50人が集まり、展示用ローターの設置を祝いました。
ローターは火力発電に使われる機械で熱エネルギーを回転エネルギーに変える役割を果たします。
TBMでは、ローターの部品で羽根の部分のタービンブレードを製造しています。
展示されたローターは30年ほど実際に使われていたもので、新しい物と交換した際、TBMが譲り受けました。
ローターは、重さおよそ30トン、長さは7メートルで、500度以上の熱に耐えることができるということです。
TBMでは、学生など会社見学に訪れた人たちに自社製品について説明する際、このローターを活用していきたいと話しています。 -
食品衛生シンポジウム
食品の安心安全について考える講演会が17日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講演会は、伊那食品衛生協会が開いた食品衛生シンポジウムの中で行われたものです。
この日は消費者や製造・流通に係る事業者などおよそ200人が参加しました。
群馬大学教育学部の高橋久仁子教授が「食べ物情報」ウソ・ホントと題し講演しました。
高橋さんは「飲んでやせるとも体脂肪の燃焼を促すとも書いていないのにそう思わせるようなキャッチコピーが増え警戒が必要。宣伝広告文ではなく読むべきは栄養表示」と話しました。
また、「これを食べれば絶対やせるなどと」という話は疑ってみたほうが良いと呼び掛けていました。