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雪対策 高遠城址公園で桜の木の支柱立て
伊那市高遠町の高遠城址公園で、桜の木を雪から守る支柱立ての作業が行われました。
6日は桜守の2人が、新しく支柱を立てたり、古い支柱を取り換えるなどの作業に取り組んでいました。
支柱立ては、毎年雪が積もる前に行われる作業です。
公園内にあるタカトオコヒガンザクラおよそ1500本を見て回り、雪で枝が折れないように柱を立てて支えます。
支柱が必要な桜は全体の1割弱で、桜守が支柱を桜の枝に縛り付けていました。 -
常円寺で新年写経会
伊那市山寺の曹洞宗常円寺で、般若心経を書き写す新年写経会が6日、開かれました。
写経会は、常円寺が毎月1回開いているものです。
今年初めての新年写経会には、普段より多い30人ほどが参加しました。
写経は、仏の教えを書き写すもので、写経会では、短い経典である般若心経が用いられています。
参加者は、それぞれの新年の願いをこめて、写経を行っていました。
常円寺の角田 泰隆住職は、「写経は、集中して一文字一文字書くことにより、心が落ち着き、清々しい気持ちになる。お寺という静かな環境で、大勢で集まって共に写経する事にも意味があると思う」と話していました。 -
フェンシング国際大会出場報告
ヨーロッパで行われるフェンシングの3つの国際大会に出場する箕輪町の中学生と高校生6人が6日、平澤豊満箕輪町長に出場報告をしました。
今月15日と16日にイタリアのカデ欧州サーキット男女エペ・ピサ大会に出場するのは、箕輪中学校3年の河西翔平君、上伊那農業高校2年の今井萌さんです。今井さんは去年に続いて2度目の出場です。
2月5日と6日にフランスのマラソンフルーレ2011に出場するのは、箕輪中学校3年の北原達也君です。
3月26日と27日のドイツ国際大会ケーニヒ杯には、フランス大会に出場する北原君のほか、箕輪中学校3年の根橋拓海君、同じく箕輪中学校3年の馬場侃也君、箕輪中学校1年の西藤俊哉君が出場します。西藤君は3回目の出場です。
箕輪町のほか東京や京都で去年行われた全国大会で上位に入賞し、日本フェンシング協会からそれぞれの大会に派遣されます。
選手達は、「初めての海外だが落ち着いて1回1回勝ちたい」などと抱負を話していました。
平澤町長は、「いい経験になるので頑張って」と激励していました。
6人はそれぞれ現地に1週間滞在し、大会に臨むということです。 -
伊那小学校の児童西天竜幹線用水路沿いに啓発ポスターを設置
伊那市の伊那小学校の児童は、西天竜幹線用水路沿いにゴミの不法投棄防止を呼びかける啓発ポスターを7日、設置しました。
作業を行ったのは、伊那小学校4年仁組の児童28人です。
仁組では、西天竜と深く関わりのある施設や、当時の人々の思いなど、地域の歴史について学んでいます。
ポスターの設置は、去年行った水路内のゴミ拾いを通じて、自分たちにできることが何かを考え、行ったものです。
7日は、伊那インター近くの水路沿いのフェンスに、児童らが書いた56枚のポスターのうちの14枚が設置されました。
作業に協力した西天竜土地改良区では「この思いが少しでも届いて、ゴミが減っていけばうれしい。残りの42枚も重点個所に張っていきたい」と話しました。
仁組では、「年度内に、JRの伊那市駅周辺などでチラシを配り、不法投棄防止を呼びかけていきたい」としています。 -
伊那接客業者防犯協会がステッカー
飲食店組合など6つの組合で組織する伊那接客業者防犯協会は、1月10日の110番の日にあわせ、ステッカーを作成しました。
ステッカーは、110番通報宣言の店など4種類で、協会が独自に作成し、7日から旧伊那市内の会員の550店舗に配布を始めました。
ステッカーの作成は、2年ぶりで、110番や飲酒運転の根絶、火の用心をPRする内容となっています。
会長の鈴木一比古さんは、「少しでも防犯意識の高揚に役立てば」と話しています。 -
今期最低-9.9度 箕輪町ではスケート場オープン
8日の伊那地域は、最低気温がマイナス9.9度を記録しました。
この冬一番の冷え込みとなったこの日、箕輪町の屋外リンク、箕輪町営スケート場が、オープンしました。
この日は朝7時にオープンし、親子連れなど30人ほどが氷の感触を楽しんでいました。
先月13日から水をまき始め、現在、氷は厚いところで15センチほどあります。
子どもたちは、保護者に手を引いてもらったり、イスを使ったりしてリンクの上を滑っていました。
子どもと一緒に訪れたある男性は「昔スケートをやっていて、子どもにもスケートをやってもらおうと連れてきた」と話していました。
管理人の飯島岱さんは「毎年オープンの日はドキドキするが、今年は特別。前の管理人の唐澤さんが去年亡くなり自分の手作りのスケート場という感じがするから」と話していました。
スケート場は、25年前、上古田区に住んでいた故・唐澤多喜男さんが、地元でもスケートができるようにと、グラウンドの半分を氷らせて作ったのが始まりです。
20年以上スケート場の管理をしていた唐澤さんが去年亡くなり、現在は飯島さんが管理をしています。
飯島さんは「このスケート場が続く限り、このスケート場の管理をして、子どもにスケートを楽しんでもらいたい」と話していました。
箕輪町営スケート場は、2月6日頃まで開かれている予定で、無料で滑ることができます。
平日は午前7時から午前8時、土日・祝日は午前7時から午前10時、夜間は午後6時から午後7時半までで、スケート靴は無料で借りることができます。 -
寺平シュウコウ氏県議選出馬表明
4月に予定されている長野県議会議員選挙に、箕輪町議会議員の寺平シュウコウさんが、初当選を目指し無所属で立候補することを8日、表明しました。
これにより上伊那郡区は定数2に対し現職・新人合わせて3人が立候補を表明しています。
無所属で新人の寺平さんは8日、箕輪町で記者会見を開き、上伊那郡区から立候補する事を表明しました。
寺平さんは、「知事与党として安部守一知事の進める改革を支える。政治とカネの癒着を絶つため、選挙費用は150万円で行う。県政直結、対話の政治で、具体的にはツィッターを活用した双方向政治へのアクセスを開きたい」と話していました。
寺平さんは、昭和49年4月に箕輪町松島に生まれ現在36歳。平成15年に箕輪町議会議員選挙で初当選し、現在2期目。箕輪町議会で福祉文教常任委員長を務めています。 -
伊那スキーリゾートで親子スキー教室
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで5日、小学生とその保護者を対象にした親子スキー教室が開かれました。
この教室は身近なスキー場を利用して、スキーに親しんでもらおうと伊那市教育委員会が開いたものです。
5日は7組の親子16人が参加し、初心者と経験者の2グループに分かれてレッスンが行われました。
教室では伊那市体育協会スキー部のメンバーが講師を務めました。
初心者のグループでは板の広げかたや、ストックの扱い方などスキーの基本について指導がありました。
1時間ほど練習すると初めての体験となるリフトに乗り、本格的なコースへと向かいました。
参加者は教わった基本どおりにコース上を滑りながら、雪の感触を楽しんでいました。 -
高校入試志願者数 伊那北普通 1.27倍
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、7日、発表されました。
上伊那の普通科で最も高い倍率となっているのは、伊那北高校の1.27倍です。
全日制の志願者数からお伝えします。
※()内募集人数。
辰野高校
普通科前期(48)に57人、後期(72)に76人。
商業科前期(20)に28人、後期(20)に36人。
上伊那農業高校
生産環境科前期(20)に33人、後期(20)に40人。
園芸科学科前期(20)に37人、後期(20)に45人。
生物科学科前期(20)に38人、後期(20)に42人。
緑地創造科前期(20)に32人、後期(20)に38人。
高遠高校
普通科前期(48)に54人、後期(72)に83人。
伊那北高校
普通科前期は募集が無く、後期(240)に305人。
理数科前期(36)に47人、後期(4)に37人。
伊那弥生ヶ丘高校
普通科前期は募集が無く、後期(240)に289人。
赤穂高校
普通科前期は募集が無く、後期(160)に161人。
商業科前期(40)に87人、後期(40)に90人。
駒ヶ根工業高校
3つの学科一括で前期(60)に76人、後期(60)に102人。
多部制の箕輪進修高校です。
普通I部前期(20)に49人、普通II部前期(20)に38人、普通III部前期(20)に6人。
普通I・II・III部の後期は一括の60人募集で、I部に75人、II部に39人、III部に10人。
工業I部は、前期(20)に31人、後期(20)に37人。
なお、高校入試前期選抜は2月2日、後期選抜は3月9日に行われます。 -
意見書を国に提出へ
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、交通政策審議会中央新幹線小委員会の「中間とりまとめ」に対する意見書をまとめました。
同盟会では意見書を11日に国土交通省に提出することにしています。
7日は期成同盟会の正副会長会が伊那市で開かれ白鳥孝会長など11人が出席しました。
小委員会が去年12月に発表した「中間とりまとめ」ではルートについて、費用対効果などから伊那谷経由のBルートと比べ南アルプスを貫くCルートの方が優位としています。
意見書には、長野県民などにとって大きなメリットが考えられるBルートの再検証を行い、その結果を明記すること、駅の建設については設置場所も含めて国が積極的に関与すること、国家プロジェクトであるリニア整備による国土政策、及び交通政策などについて国の具体策を早急に国民に示すよう明記することを求めています。
この中間とりまとめに対する意見書は白鳥会長らが11日に国土交通省に出向き提出することになっています。 -
3学期始業式ピーク
上伊那地域のほとんどの小中学校で7日、3学期の始業式が行われました。
7日の伊那市の最低気温は、この冬一番とはならなかったものの、平年と比べ2度程低いマイナス7度と冷え込み、寒い朝となりました。
児童たちは、白い息をはきながら登校していました。
伊那市内では、伊那小、伊那東小に次いで3番目に大きい伊那北小学校。
12月28日から1月6日まで10日間の冬休みがあけました。
3年2組の教室では、通知表や冬休みの宿題を担任に提出していました。
体育館では、全校児童530人が始業式に臨みました。
1年、3年、5年の代表者が3学期に向けての抱負を発表。
1年生の平澤華朋さんは、大縄跳びをがんばりたい。習った漢字を使い、きれいな字で日記をつけたいと話しました。
5年生の中島竜汰君は、漢字のテストで100点をとりたい。委員会や係の活動をがんばりたいと話していました。
久保田延幸校長は、宮澤建治の詩をスクリーンに写しながら、「自分の為に、人の為になれる人になって欲しい。今年1年、どんな自分で過ごすか、しっかり目標を立てて欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。 -
美篶堂うさぎの絵本重版へ
伊那市美篶の手づくり製本業、美篶堂が出版したうさぎの絵本が都市部などで人気を集めています。
絵本のタイトルは、「うさぎがきいたおと」。
主人公のうさぎが魚やリスなど様々な生き物と出会いながら物語りは進み、音が絵で表現されている絵本です。
去年8月に出版され、東京や京都などのアート系の書店で販売されました。
今年の干支の物語ということもあり、一冊3,675円の絵本は、初版の500部がほぼ完売。
近々重版される予定です。
伊那市美篶で手づくり製本業を営む美篶堂。
社員は、2人、8人はパートです。
2005年から美篶の地で本格的に製本を始めました。
工場長の上島真一さん。
おじから受け継いだ昔ながらの製本技術、職人技にこだわっています。
明治時代の人海戦術から近代になって機械化された製本の歴史。
手づくりの良さがより発揮されるのは、絵本や詩集だということです。
今回出版された「うさぎがきいたおと」は、画用紙に近いファインペーパーという紙を使い、だれでも家庭でつくることができる技法で作られた手作り本です。
昔話「うさぎとかめ」のかめのように、あえて手づくり製本にこだわる美篶堂。
オートメーションによる大量生産の時代の次ぎは、このような手づくりの良さが見直される時代が来るかもしれません。 -
南箕輪村の中部保育園どんど焼き
南箕輪村の中部保育園で7日、今年1年間の無病息災を願うどんど焼きが行われました。
7日は、各家庭から集めたダルマやしめ飾りなどの正月飾りが積み上げられ、火がつけられました。
正月飾りが真っ赤に燃え上がり、竹や木のはじける音がすると園児らは歓声をあげていました。
南箕輪村中部保育園の加藤正子園長は「園児と職員全員が、今年1年を元気に暮らせることを願いました」と話していました。
火の勢いが弱まると、1人ずつ名前の書かれた餅が焼かれていました。 -
七草
7日は、七草。
伊那市の伊那西小学校では、給食で七草粥を味わいました。
給食の時間になると給食当番が、全員分の七草粥をおわんにもっていました。
伊那西小の1年生は、13人。
7日は、3学期の始業式があり、給食は久しぶりです。
栄養士の小松かずえ和江さんが、黒板に七草とその説明書きをはり、なずなは、なでてけが汚れを取り除く意味があるなどと七草の意味を子どもたちに話していました。
コスト面から一部代用した七草粥となりましたが、小松さんは、「一年間無事健康で過ごせるように考えました。」と子どもたちに呼びかけていました。
子どもたちは、おいしそうに粥をすすっていました。 -
長谷地区成人式
伊那市高遠町、長谷の両地区と南箕輪村で正月成人式が行われ、合わせて276人が大人の仲間入りをしました。
1日は、伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われました。
新たに成人となったのは、男性7人女性18人の、合わせて25人です。
式では新成人を代表して、村上康さんが「責任感と自覚を持ち、くじけることなく立ち向かっていきたい」と決意を述べました。
中学校時代の担任の鬼頭つかさ教諭は「苦労と心配、喜びをそれぞれの人生で出会う人達と共に感じながら、感謝の気持ちをもって過ごしてください」と話しました。
これを受け、城口みずきさんは「先生に頂いた言葉を糧に、成人としてさらに成長していきたい」と話していました。 -
高遠地区で成人式
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで行われました。
高遠町地区で成人となったのは男性37人、女性32人の、合わせて69人です。
式では成人者を代表して安西隼大さんが「社会人としての責任を自覚し、信頼される人間になり、郷土発展のために努力していきたい」と決意を述べました。
式ではほかに新成人による意見発表も行われました。
このうち山本友理さんは「表面上の成人ではなく、精神的、内面的な大人になりたい。」
また僧侶を目指している松井大歩さんは「現在は厳しい修行の毎日を送っている。
僧侶としての心構えを身につけていきたい。」と抱負を述べました。 -
箕輪中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で、3学期の始業式が6日行われました。
箕輪町の箕輪中学校では、始業式で各学年の代表生徒が新年の決意を発表しました。
1年の浦野亜嵐君は、「生活態度にけじめをつけて、気持ちよく楽しく過ごしたい」と話しました。
2年の高木知世さんは、「一歩一歩着実に努力する一年にしたい」と話しました。
3年の小坂勇登君は、「後悔しないように全力で生活し、高校受験では大きな成功をこの手につかみたい」と話しました。
北原秀樹校長は、「目標を達成するために、今の自分を大事にして力を発揮し、夢をかなえてほしい」と呼びかけていました。
3学期の始業式は7日と11日にも行われ、7日がピークとなります。 -
第8回漸進展
伊那市ゆかりの洋画家による作品展「漸進展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
今年で8回目を数える作品展で、会場には伊那市在住あるいは出身の13人の作家による作品13点が並んでいます。
油彩とアクリルで、50号から100号までの大作がそろっています。
漸進展は、中央の展覧会に出品している作家が集まり、それぞれの個性を追求しようと毎年開いています。
作品は、去年秋の展覧会に出品したもの、この春に出品を予定している新作などです。
作家13人は、会派やスタイルが異なり、それぞれの個性と持ち味を生かした作品が並んでいます。
関係者は、「それぞれの表現の違い、独自性を見て、気持ちを感じてほしい」と話していました。
この漸進展は、9日(日)まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
白鳥市長 11日に国土交通省へ
リニア建設促進上伊那地区期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、11日に国土交通省に出向き、ルート決定に際しては、国が関与するよう求める考えを4日示しました。
4日の上伊那広域連合の仕事始め式で、白鳥市長は、「ルート決定に際しては、国の関与を求めたい。50年先を見据えた日本のあるべき姿を伝えたい」と述べました。
11日、東京で開かれる県協議会総会の後、国土交通省に出向き、協議会としての総意を伝えるとしています。これには阿部知事も同行する予定ということです。 -
三六災害50年ロゴマーク発表
昭和36年6月、伊那谷に甚大な被害をもたらした36災害から、今年50年の節目を迎えます。
災害の伝承、防災への啓発活動を推進しようと、50年の節目の取り組みのシンボルとなるロゴマークが作成され、6日発表されました。
6日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所でロゴマークの発表が行われました。
ロゴマークに選ばれたのは、飯田長姫高校3年の荒井 優璃(ゆり)さんの作品です。
荒井さんは「青い風雨で災害を、緑の山で復興を表現した。災害から50年ということで、50の数字が目立つように工夫した」と話していました。
天竜川上流河川事務所や、関係自治体などで組織する三六災害50年実行委員会が飯田長姫高校に呼びかけ、生徒67人から作品が寄せられ、荒井さんの作品が選ばれました。
荒井さんには、三六災害50年実行委員長の北澤秋司信大名誉教授から、感謝状が送られました。
36災害は、昭和36年1961年6月に梅雨前線がもたらした災害で、伊那谷では99人が死亡、31人が行方不明、516戸の家屋が全壊するなど、大きな被害をもたらしました。
今年50年の節目を迎える事から、災害を風化させず、教訓として継承し、水害や土砂災害に備えた地域づくりを進めようと、去年10月に三六災害50年実行委員会が組織されました。
実行委員会では、6月に飯田市でシンポジウムを開くほか、上下伊那合同での大規模災害防災訓練やリレー式パネル展示などを予定しています。
シンボルマークは、イベントや広報などで活用されるということです。 -
南箕輪村で成人式
南箕輪村の成人式が3日、南箕輪村民センターで行われました。
南箕輪村で成人となったのは男性102人、女性80人の、合わせて182人です。
式では、中学校時代の恩師が新成人にエールを送っていました。
成人者を代表して竹松俊彦(としひこ)さんが「村で培ったものを大切にして広く世界に目を向けていきたい」と決意を述べました。
式ではほかに新成人による意見発表も行われました。
小林ゆりさんは「社会人の一員として自信を持ちそれぞれのフィールドで知恵を絞り、ずくをだしましょう」と仲間たちに呼びかけていました。 -
美篶笠原でまゆ玉作り
伊那市美篶笠原で、6日まゆ玉づくりが行われました。
まゆ玉作りは、笠原北村集落のシルバークラブのメンバーらが、子どもたちに地区の伝統行事を知ってもらおうと行っていて、今年で20年ほどになります。
米の粉を練って蒸し、まゆの形にしてからそよぎの木に飾り付けます。
行事には笠原の子ども20人ほどが参加しました。
このまゆ玉は、今週末まで飾り、8日にどんど焼きにして地区住民みんなで味わうということです。 -
丸伊伊那青果 初競り
伊那市西春近の食品卸売会社丸伊伊那青果で5日、初競りが行われました。
この日は、商売繁盛を願っての3本じめで競りが始まりました。
丸伊伊那青果では、毎年5日が初競りの日となっています。
この日は、白菜やネギ、ホウレンソウ、ナズナなどの野菜が並び小売業者が目当ての品を買い求めていました。
今年は、12月に雪が少なかったため、葉物野菜が充実しているということです。 -
萱野高原で初日の出を
1日、箕輪町の萱野高原では初日の出を見るイベントが行われました。
この日は、早朝からおよそ50人が萱野高原に集まり、日の出を待ちました。
東の空が次第に明るくなりはじめ、7時15分頃黄金色に輝く太陽が顔を見せました。
訪れた人達は写真を撮ったり、初日の出に向かって手を合わせていました。 -
伊那西スケート場 一般開放始まる
伊那市の伊那西スケート場が5日から全面滑走可能となり一般開放されました。
この日は、朝8時から親子連れなど13人が訪れ初すべりを楽しみました。
作シーズンは12月27日から滑走可能となっていて、今シーズンは、ここ数年ではやや早めの一般開放となりました。
年末からの冷え込みで氷の厚さは10センチから12センチ程になったという事です。
伊那西スケート場では、11日(火)から15日(土)まで、ちびっこスケート教室、23日(日)には、プチカーリング大会を予定しています。 -
二年参り・初詣で恩徳寺賑わい
大晦日の12月31日、南箕輪村の恩徳寺は、二年参りや初詣の多くの参拝客でにぎわいました。
31日の深夜から元旦にかけて、恩徳寺には地区住民を中心に多くの参拝客が訪れました。
参拝をした人たちは「今年子どもが生まれるようにお願いしました」「受験に合格できるようにお願いしました」と話していました。
また、恩徳寺ではだれでも除夜の鐘を鳴らすことができ、鐘の前には長い列ができていました。
この日恩徳寺にはおよそ300人の参拝客が訪れたということです。 -
みはらしファームで“日本一早い”いちご狩り
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、日本一早いとうたっているいちご狩りが、1日の午前0時にオープンし、予約していた100組の人たちが年明けと同時にイチゴ狩りを楽しんでいました。
みはらしファームでは、いちご園がオープンした7年前から毎年、午前0時からいちご狩りを行っています。
今年は、生育が1か月ほど遅れていて、例年300組のところ、100組に制限してのオープンとなりました。
羽広いちご生産組合の井踏岩夫組合長は「生育は遅れているが、例年通りおいしいいちごができた」と話していました。
みはらしいちご園のイチゴは2月中旬頃最盛期を迎えそうだということです。 -
ルビコン仕事始め
上伊那地域の企業の多くが5日仕事始めとなり、今年の事業活動が始まりました。
伊那市西箕輪に本社をおきアルミ電解コンデンサなどを製造しているルビコン株式会社でも5日、仕事始め式が行われました。
式では社員約350人を前に登内英夫会長があいさつしました。
登内会長は、「我社の製品は、品質ではどこにも負けない。しかし価格ではアジア諸国の製品と比べて高くなっている。」としたうえで、「価格競争で勝たなければ生きていけない。今年を負けない製品をつくるスタートの年とし、2年の間に価格で勝負できる商品づくりを達成したい。」と述べ競争力強化に意欲をみせました。
ルビコンでは高品質と納期管理、低価格を柱にアジア諸国の製品と競争できる製品づくりに取り組むとしています。 -
初売りイベントで宝投げ
2日に伊那市のいなっせ北側広場で初売りイベント、宝投げが行われました。
宝投げは朝8時半から始まり、会場となった、いなっせ北側広場は、大勢の人たちで埋め尽くされていました。
このイベントは通り町商店街といなっせ管理組合が合同企画として行っている新春の恒例行事で今年で5年目です。
宝投げでは、商品券などが入った袋が1400個用意され、集まった人たちは、宝を掴もうと一斉に手を伸ばしていました。
宝が投げられるたびに、集まった人たちからは、歓声が起こり初売りイベントは賑わいをみせていました。 -
37年ぶりの再会を祝う
昭和48年度の伊那中学校卒業生が2日、伊那市で同窓会を開き、37年ぶりの再会を祝いました。
同窓会は、卒業式以来となる学年全体で集まる機会をつくろうと、昭和48年度の卒業生有志が企画したものです。
この日はこの年代の卒業生約280人のうち90人ほどが集まりました。
出席者は昭和33年と34年生まれで、現在、51から52歳となっています。
卒業以来、初めて会ったという人も多くいて、集まった人たちは思い出話に花を咲かせていました。