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箕輪町 無量寺で福升づくり
2月3日の節分に向け、箕輪町北小河内の無量寺では、福マスづくりが行われています。
22日には無量寺の中川弘道住職が、節分で使う福マスに「福」と「寿」の文字を筆で書いていました。
節分行事は、護摩を焚いて厄を払ったあと、清められた身体で、幸せが来るようにと豆をまきます。
今年は、年男や年女、厄払いで豆まきを希望している45人分のマスが用意されました。
マスは、「福」と「寿」が書き込まれた後、刻印が押され完成です。
中川住職によると、「福」は幸福を、「寿」は長生きを願って書かれているということです。
箕輪町北小河内の無量寺の福豆まきは2月3日に行われる予定で、護摩祈祷が午後3時から、福豆まきが午後4時からとなっています。 -
ダンプトラック2台 盗まれる
18日夜、箕輪町の酪農家2軒から、ダンプトラック2台が盗まれました。
箕輪町や伊那警察署などでは、酪農家だけでなく、一般農家でも注意するよう呼びかけています。
ダンプトラックが盗まれたのは、木下の酪農家2軒で、ダンプトラック1台ずつが盗まれました。
伊那警察署では、不審者の目撃情報などがあったら、通報して欲しいとしているほか、自家用車などから離れるときは、必ず施錠するよう呼びかけています。 -
旧井澤家住宅で「卯」を展示
今年の干支「卯」にまつわる美術品の展示会が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
住宅内の一室には、ウサギが描かれた池上秀畝の掛け軸や屏風をはじめ、伊那にゆかりのある書家や画家の作品36点が飾られています。
この干支にちなんだ展示会は、伊那部宿を考える会が4年前のねずみ年の時から始めました。
飾られている美術品は、考える会が、会員に呼びかけ、それぞれの所蔵品を持ち寄ったものです。
池上秀畝・中村不折などといった著名な作家に混じって、秀畝の弟子の作品など隠れた名品も並んでいます。
会場には、小松養蜂園が作ったうさぎの蜜蝋人形や絵手紙の指導をしている西町の倉科照子さんに届いた絵手紙240枚も展示されています。
21日は、多くの人が旧井澤家住宅を訪れ、掛け軸や絵手紙に見入っていました。
今年の干支「卯」にちなんだ展示会は、29日土曜日まで、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 -
おやじ学級で平澤町長が講師
箕輪町の公民館講座「おやじ学級」で、平澤豊満町長が講師をつとめ、町が掲げる重点施策について話ました。
「おやじ学級」は、50歳以上の男性を対象にした町の公民館講座です。
60代から80代までの27人が登録していて、21日は、そのうちの17人が出席しました。
この日は、行政講座として、平澤町長が講師をつとめました。
平澤町長は、人口、工業出荷額など町の概要や重点的に取り組んでいる主要施策について説明し、「箕輪町は、土地に明るさやあたたかみがあり最高に素晴らしい場所。さらに発展する場所だと感じている。」と話していました。
おやじ学級では、これまでにそばうち講座やしめ飾り作りなどを行ない、今年度は、今回が9回目となりました。
学級では、同じ公民館講座のふきはら大学や大学院の3者合同で、3月に修学旅行を計画しています。 -
信大農学部環境講演会
環境保全型農業について学んでもらおうと、21日信州大学農学部で、講演会が開かれました。
信州大学農学部は、平成18年度に環境ISO14001を認証取得しています。
それ以来、毎年、環境に関する講演会を開いて、地域に対し環境意識が高まるようアピールしています。
21日は、農林水産省生産局農業環境対策課の望月みつあき光顕さんが環境保全型農業の推進をテーマに講師をつとめ、農水省が取り組んでいる具体例を紹介しました。
望月さんは、「適切な農業生産活動は、自然環境の保全や災害防止などの面で、多様な機能を発揮する。一方で、効率の追求や化学肥料の不適切な使用で環境への負荷や自然環境の劣化をまねくおそれがある。」と話しました。
農水省では、農業の持つ物質循環機能を生かし、環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業を環境保全型農業と位置づけ、平成4年から農業者の意識改革や先進的な営農活動への支援、有機農業の推進に取り組んでいるということです。
望月さんは、「取組みから20年ほどたち、環境保全型農業は、だいぶ普及してきてはいるが、さらに取組みを拡大させるためには、地球温暖化問題や生物多様性の保全など、地球環境の保全機能を積極的に維持、向上させるといった観点が必要」などとまとめました。 -
交通栄誉章を受賞した原義一さんらが受賞のあいさつに
長年にわたり交通安全に尽力した人などに贈られる、交通栄誉章を受賞した原義一さんらが21日、伊那警察署を訪れ、依田公雄署長に受賞を報告しました。
伊那警察署を訪れたのは、伊那市の原さんと柿木茂さん、箕輪町の小林交石さんら5人です。
原さんは、現在伊那交通安全協会の顧問で前会長を務めるなど、交通安全教育の構築や飲酒運転の根絶活動に携わってきました。
それらの活動が認められ、今回交通安全功労者に贈られる緑十字金章を受賞しました。
柿木さんと小林さんは、長年無事故無違反で、安全運転推進の功績が認められ、優良運転者に贈られる緑十字銀章を受賞しました。
依田署長は「近年、管内の交通事故発生件数が減少しているのはみなさんのおかげです。これからも先頭に立ってがんばってください」と感謝していました。 -
竜北保育園で栃の実使った餅つき大会
伊那市の竜北保育園で21日、保育園の庭で収穫した栃の実を使った餅つき大会が行われました。
餅つき大会には、年少から年長までの園児と、地域のお年寄りなどおよそ80人が参加しました。
竜北保育園には、栃の木が5本あり、毎年多くの実が収穫できることから、栃の実を使ったクッキー作りなどを行っています。
地域のお年寄りから餅に混ぜてもおいしいと教えてもらったことから、今回初めて栃の実入りの餅をつくりました。
21日は、去年とれた栃の実3.5キロを12キロのもち米に混ぜて餅つきをしました。
年少の園児は大人に支えられながら、かけ声に合わせて一生懸命、杵をついていました。
竜北保育園の塚本晶子園長は「自分たちが収穫したものを食することで、食に対する興味や感謝の気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
出来上がった餅は、きな粉や砂糖醤油などを付けて味わったということです。 -
箕輪南小で二胡の演奏会
中国の伝統民族楽器二胡の演奏会が21日、箕輪町の箕輪南小学校で開かれました。
演奏したのは、伊那市などで二胡を指導している劉鉄鋼さんです。
箕輪南小では、月に2回全校集会を開いていて、演奏会はそれに合わせて開かれたものです。
二胡を始めて見る児童がほとんどで、独特の音色に聞き入っていました。
劉さんは、二胡の歴史などを分かりやすく説明し、日本のアニメなど子ども達に馴染みのある曲を演奏していました。
箕輪南小学校では「世界には様々な文化があるということに触れて、興味をもってもらいたい」と話していました。 -
井月の句心を書で描く展覧会
伊那市の書家向山竹脩さんの展覧会「井月の句心を書で描く」が21日から、伊那市のぶぁんて・あんで開かれています。
展覧会は、井月の句心を書で描く研究会代表の向山さんが開いたもので、1800余りの句の中から、冬にちなんだ作品、およそ15点を展示しています。
向山さんは、井月が句に書いた思いを、書で表したいと思い5年前から作品をつくり始めました。
他にも、向山さん所蔵の井月と関係の深かったと言われている呉竹園馬場凌冬の真筆短冊なども合わせて展示されています。
この展覧会は、30日日曜日まで、伊那市のばぁんて・あんで開かれています。 -
二十四節季~大寒~
20日は24節季の一つ、大寒です。寒さが最も厳しくなるころといわれています。
20日の伊那地域の最高気温は、4.7度。最低気温は、マイナス5.5度で、平年並みの気温となりました。
長野地方気象台によりますと、今後1週間も、弱いながらも冬型の気圧配置が続き、気温は、平年並みか、低い日が多くなりそうだということです。 -
ボランティアガイド研修会
ボランティアで観光客を案内するボランティアガイドの研修会が、分杭峠をテーマに18日、伊那市役所で開かれました。
ボランティアガイドには47人が登録しています。
18日の研修会には、この内29人が参加しました。
ボランティアガイドは、観光客に対し市民がおもてなしの心をもって案内できるようにと、伊那市観光協会が進めているものです。
18日は、伊那市長谷総合支所産業振興課課長の池上直彦さんが講師を務め、分杭峠についての研修会を開きました。
参加者からの「湧水は飲めますかと尋ねられたらどうすればいいか」との問いに対し「煮沸してから飲むことを勧めてください」などと、1つひとつ質問に答えていました。
ある参加者は「楽しく快適に過ごしてもらいながら、長谷のよさをアピールしていきたい」と話していました。 -
箕輪町の山口武勇さん絵画寄贈
県展などで入選している箕輪町の山口武勇さんが18日、上伊那広域連合に絵画を寄贈しました。
寄贈されたのは、50号の油絵「やきもち踊り」です。
やきもち踊りは、毎年春に行われている伊那市山寺の奇祭で、県の無形民俗文化財に指定されています。
山口さんは、15年前に洋画家だった従兄に油彩の指導を受け、本格的に絵を描き始めました。
これまでに伊那谷の祭りをテーマに100点以上の作品を描き、県展や東京の日象展などで入選しています。
山口さんが上伊那広域連合の監査委員を務めていることが縁で、寄贈することになりました。
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は「昔風の色合いがとてもいい。観光においても今までにない切り口で情報発信ができると思う」と感謝しました。
この絵画は、伊那市のいなっせに展示されます。 -
フラダンスでリフレッシュ
伊那市の富県子育て支援センターを利用している母親が20日、フランダンスを体験しました。
子育て講座として開かれ、14人が体験しました。
フラダンスは、母親が体を動かしてリフレッシュできるようにと今年度から始まった講座で、今回が3回目です。
利用者の一人で、フラダンス教室の講師をしている原なつみさんが指導しました。
母親達は、フラダンスの基本となる腰の動きを教わりました。
あばら骨の一番下の骨から上は動かさず、腰を動かすようにとアドバイスを受け、講師の手本を見ながら前後、左右に腰を動かしていました。
最後は、音楽に合わせ、手の動きもつけながら踊っていました。 -
地産地消 五平もち作り講習会
郷土料理、五平もちの作り方を学ぶ講習会が20日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、伊那市内の女性農業者でつくる農村女性ネットワークいなが地産地消セミナーとして開いたもので、 会員と一般合わせて32人が参加しました。
地産地消セミナーは年2回開いていて、同日は今年度2回目です。
地元の米を使って家庭で五平もちを手作りしてもらおうと開かれました。
会員の西箕輪米加工グループのレシピに沿って、五平もちを作りました。
会員によると、ご飯は、もち米を混ぜ、少し軟らかく炊いたほうがおいしく、食べやすいということです。
参加者は、炊き上がったご飯をすりこぎでつぶし、丸く握ってフライパンで焼きました。
串に刺して、会員が事前に用意しておいた山椒くるみ味噌をぬって完成です。
参加者は、出来たての五平もちを味わっていました。 -
園児に木製手形のプレゼント
伊那市中央区の春日英二さんら3人が19日、地元の伊那東保育園を訪れ、木の手形をプレゼントしました。
19日は春日さんら地元住民3人が、伊那東保育園を訪れ電動の糸ノコを使って園児ひとりひとりの木の手形を作りました。
春日さんは木工が趣味で、これまでも木のおもちゃを園児にプレゼントしてきました。
今回は記念として残る物を贈ろうと、木の手形をつくりました。
園児らは自分の手形を受け取ると、紙やすりを使って仕上げていました。
伊那東保育園では、「子どもたちに木に触れる機会をつくってもらい、いい経験になった。」と話し、春日さんらの好意に感謝していました。 -
県民芸術祭参加優秀作品展覧会
去年の長野県県民芸術祭に参加した芸術団体の絵画などの優秀作品展覧会が、伊那市の伊那文化会館で22日から始まります。
この展覧会は、県民芸術祭に参加した芸術団体がそれぞれ開催した展示会の中で、最高賞などを受賞した作品を一堂に集めたものです。
さまざまなジャンルの優秀作品を集めた展覧会は今回が初めてで、県内の10団体から55作品が出品されています。
作品は、書、日本画、洋画、写真、工芸など多彩です。
関係者は、「県内のバラエティに富んだ作品が見られる。いろいろな芸術に出合う機会にしてほしい」と話しています。
この優秀作品展覧会は22日から30日まで開かれます。 -
インフルエンザに注意
年明けから、長野県では、インフルエンザが流行期に入っています。
上伊那地域でも、先週の1医療機関あたりの数値が9.13人と、注意報レベルとなる10人以上に近い数字となり、流行期に入っています。
伊那市中央のファミリードラッグ竜東店では、店の入り口にマスクのコーナーが設けられています。
花粉の時期に入ることも影響しているようですが、通常の5倍程度の売れ行きということです。
ファミリードラッグでは、「去年の11月あたりから、マスクは売れています。100枚セットや、湿ったマスクが売れ筋となっています」と話しています。
伊那保健福祉事務所によりますと、管内では、今年に入ってから徐々に増え始め、先週には、定点あたりの報告数が、9.13人となりました。
注意報レベルが、10人以上30人未満となっていて、流行期に入ったと考えられます。
流行しているのは、新型インフルエンザが3分の2程度を占め、そのほか、A香港型などとなっています。
伊那保健福祉事務所では、「手を洗う、マスクを着用する、人の多いところには出かけないなど、感染予防を心がけてください。感染してしまった人は、自宅で療養して、他の人にうつさないことも大切です」と呼びかけていました。 -
南箕輪村西部保育園に善意が贈られる
全国的な広がりとなっているタイガーマスク運動。南箕輪村の西部保育園にも、20日、善意が届けられました。
西部保育園に届けられたのは、クレヨン、エンピツ、スケッチ帳、画用紙などの文房具です。
20日朝、園の玄関前に袋に入れて置かれているのを職員が見つけました。
村民レンジャーを名乗る人物から、「全国のタイガーマスクに心を打たれました。」と書かれた手紙も添えられていました。
20日は、年長児が、早速、クレヨンなどを使ってお絵かきを楽しみました。
園児たちは、思い思いの色を使って、好きな絵を描いていました。
西部保育園では、クラスごとに分けて、大切に使いたいと話していました。 -
高遠第四保育園 地域住民に感謝
伊那市の高遠第四保育園の園児は19日、一年間お世話になった地域の人を招き「感謝祭」を開きました。
感謝祭では、園児が餅つきをして地域の人たちに振舞いました。
この日は、野菜などの栽培に協力してもらっている農家やJAのメンバー、地元下山田の区関係者などが招待されました。
園児は、掛声に合わせて杵でもちをつき、地域住民が応援していました。
また、年長園児は、感謝の気持ちをこめて作った切り絵のダルマをプレゼントしました。
伊藤ちと世園長は、「地域の方との交流は幅広い年代の人と関わり合う大事な機会。これからも大切にしていきたい」と話していました。 -
高遠高校福祉コース 手話を学習
伊那市の高遠高校福祉コースの1年生は19日、聴覚障害者を招いての交流学習で、手話について学びました。
講師として招かれたのは、伊那市西箕輪の城取定幸さんです。
城取さんは、生まれつき耳が不自由で手話で講義をしました。
高遠高校福祉コースでは、去年の10月から手話の学習を週に2回行っていて、交流学習はその学習のまとめとして開かれました。
城取さんは、手話は、何を伝えたいのか受け取る側が見て瞬時に判断できる事が大切だとして、手を動かし頭の回転を速くするゲームなどを紹介していました。
ある生徒は、「耳の聞こえない人の話を聞くことで、どう接すればいいのかとても勉強になった」と話していました。
城取さんは「障害者と接することで聞こえないとはどうゆう事か理解してもらい、一緒に行動しながら自然に手話を学んでもらいたい」と話していました。 -
消防署員が意見発表
伊那消防組合消防署員意見発表会が19日、辰野町役場で開かれ、高遠消防署の櫻井輔さんが最優秀賞に選ばれました。
櫻井さんは発表で、災害を未然に防ぐことはできない。しかし災害に対する十分な知識と対応を身につけることで被害を減らすことは可能だとしたうえで、
日常生活の中でも防災意識を持つことの必要性を訴えました。
ICT放送エリア内では他に箕輪消防署の伊藤覚さんが優秀賞に選ばれました。
伊藤さんは「自分ができる処置に自信を全力でいこう、の言葉を胸に刻み現場に向かいたい」と決意を述べました。
最優秀賞の櫻井さんは、来月17日に飯田市で開かれる県消防署員意見発表会に出場することになっています。 -
ガソリン車を電気自動車に
ガソリン車を電気自動車に変える、てづくり電気自動車教室が19日、伊那市上牧の株式会社オートパル上伊那で開かれました。
この教室は将来、電気自動車の普及が予想されるなか、電気自動車に関する技術を習得しようとオートパル上伊那が開いたものです。
教室では軽自動車のエンジンなどが全て取り外され、整備士が配線図を見ながらパーツを組み立てていました。
指導にあたったのは新潟県長岡市のEVホンダ株式会社社長の本田昇さんです。
本田さんはガソリン車を電気自動車に変える活動を全国でおこなっています。
本田さんがつくる電気自動車は、フル充電すると30キロから40キロほど走るもので、買い物など家の近くを走ることを想定しています。
大手メーカーと比較して走行距離は短めですが、その分値段が割安でセカンドカーをターゲットにしています。
本田さんは、地道な活動で環境に優しい電気自動車を普及させたいとしています。
オートパルでは、電気自動車に関するノウハウを得ることでビジネスチャンスにつなげたいとしています。
教室は3日間開かれ、最終日には実際に走ってみるということです。 -
【カメラリポート】伊那レゲエ祭
日本の一線級のレゲエアーティストが伊那に集まる、「伊那レゲエ祭」が23日日曜日に伊那文化会館で開かれます。
箕輪町でダンススクールを開いている赤羽一也さんは若者を中心に文化のひとつとして定着しているレゲエのイベントが伊那で開催されることについて、地域の若者文化の活性化につながると期待しています。 -
第39回伊那まつりのテーマ『結』
今年の第39回伊那まつりのテーマは、「結(むすぶ)」と決まりました。
17日夜は、伊那市役所で2回目の企画会議が開かれ、20人ほどが集まりました。
前回の会議で、今年の伊那まつりは、8月6日(土)7日(日)とすること、コンセプトは、「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」とすること、キャッチフレーズについては、今年は検討しないことが決まっています。
テーマについて検討した結果、40回という記念大会へ過去と未来を結ぶ、市民、老若男女を結ぶという思いをこめて「結(むすぶ)」がテーマに決まりました。
なお、企画会議では、39回の市民踊りについて、内容のアレンジや工夫が必要かどうか、会議を延長して検討することにしています。 -
小正月行事学ぶ
小正月の行事を学ぶ講座が16日、箕輪町郷土博物館で、開かれました。
講座は、町内に残る小正月行事を知り、後世に語り継ごうと、町郷土博物館が開いたものです。
講座では、住民7人が参加し、町内で行われてきた、行事について町学芸員の柴秀毅さんが説明しました。
小正月行事は旧暦の正月を指し1月15日前後に豊作や家内安全を願います。
行事のうち鳥追いは、田畑に集まる鳥を追い払うためのおまじないで、箕輪町でも昭和の初めごろまで行われていたということです。
鳥追いで使う鳥追い棒は、手で持つ部分だけ残して木の皮をむき、藤づるなどを、らせん状に巻き、いぶして作ります。
鳥追い棒を2本持ち、たたきながら歩く行事ですが、南小河内地区では、棒で羽子板をたたく風習があったということです。
集まった人たちは、柴さんの話を興味深そうに聞きながら地域の伝統的な行事に理解を深めていました。 -
箕輪中部小学校の体育館建て替えへ
箕輪町の箕輪中部小学校の体育館が、新たに建て替えられることになりました。
17日は、箕輪町議会臨時会が開かれ、中部小学校体育館の建設工事費用およそ2億8200万円を含む総額4億8700万円の補正予算案が全会一致で可決されました。
箕輪中部小学校の体育館は、昭和43年に建てられ、老朽化が進んでいました。
新たに建設予定の体育館は、今の物より広い1千平方メートルほどの広さで、来年度中に完成予定です。
取り壊し費用を含む建設費用は、およそ2億8400万円を見こんでいます。
また、農産物直売所「愛来里」もリニューアルされることになりました。
改装費用は、2300万円でこれも可決された補正予算に盛り込まれています。 -
国体冬季大会小笠原さんが挨拶
1月26日から青森県で開かれる国体の冬季大会スケート競技に出場する伊那市の小笠原賢吾さんが18日、白鳥孝伊那市長に出場の挨拶をしました。
18日は、小笠原さんが伊那市役所を訪れ、白鳥市長に出場の挨拶をしました。
小笠原さんは、昭和50年生まれの35歳。
3歳の時からスケートを始め、現在は仕事の合間をぬって伊那西スケート場などで練習を重ねています。
小笠原さんは、ショートトラックのリレー種目に出場します。
白鳥市長は「注目しているので、地域の代表としてがんばってください」と激励しました。
国体の冬季大会は、1月26日から青森県で開催されます。 -
タイガーマスクから贈り物
漫画タイガーマスクの主人公伊達直人などを名乗る人物からの贈り物が全国で相次ぐ中、伊那市の児童養護施設たかずやの里にも4人から16日と17日にプレゼントが届けられました。
差出人は伊達直人、伊那市在住の伊達直人、信州のタイガーマスク、駒ヶ根の早太郎の4人です。
16日と17日にサッカーボールやゲーム、文房具の他、現金や図書券、商品券が届けられました。
たかずやの里には、現在37人が入所していて、今回のプレゼントに大喜びだったとうことです。 -
環境影響評価方法書について
伊那市環境審議会が今日、伊那市役所で開かれ、新しいごみ中間処理施設建設に係わる環境影響評価方法書について意見を交わしました。
18日は、環境影響評価方法書を審査する環境影響評価技術委員会や環境審議会の質疑などをまとめた資料をもとに、方法書について意見を交わしました。
去年、上伊那広域連合が方法書について意見の募集を行った所、大気汚染など環境を心配する声が市民から多く出されました。
こうしたことから、審議会の委員からは「新しい施設は健康被害が無いなどの明確な回答が広域連合からあった方が周辺住民への不安を取り除ける」との意見が出されました。
会議に出席した上伊那広域連合では「理解していただけるよう引き続き丁寧に説明をして不安を解消していきたい。」と答えていました。
18日に出された意見は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に報告し、今月中に市長提案として県に提出することになっています -
縁起物わら馬づくり
伊那市東春近下殿島の田中豊文さんは、2月8日の初午に向けて縁起物のわら馬作りをしています。
初午は2月はじめの午の日で、特に県内では東信地区で行われている行事です。
田中さんは20年ほど前から独学で、わら馬を作っています。
自宅の敷地内にある工房には、所せましと、出来上がったわら馬が並べられています。
はざかけをして、乾燥させたわらを、手編みで馬の形にし、背中部分に赤い布を付けて完成させます。
雄はりりしく、雌は草を食べている所を表現したということです。
わら馬は雄雌セットで50組つくるという事で作業は今がピーク。
出来あがったわら馬は、地区の寝たきりのお年寄りたちに贈るという事です。