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長谷中創立50周年 記念式典などで祝う
伊那市長谷の長谷中学校で16日、創立50周年記念式典が開かれ、節目の年を祝いました。
長谷中学校は、昭和36年に当時の伊那里中学校と美和中学校が統合して誕生しました。
今年は創立50周年で、式典には生徒や保護者、地域住民らが参加しました。
式では、3年生11人が祝い太鼓を披露しました。
生徒たちは、50周年の記念品として贈られた法被を着て、熱心に演奏していました。
記念事業実行委員長の西村安司さんは、「温故知新。すばらしい長谷中が築かれていくことを願います」とあいさつしました。
宮坂文子校長は、「歴史の重みを大事に、不撓不屈の精神のもと、社会を生き抜く力を育てていきたい」と話しました。
また生徒会長の中島大希君は、「伝統ある中学校で学べることを誇りに、感謝の気持ちを忘れず過ごしたい」とあいさつしました。
式の後には記念講演会が開かれ、長谷中の伝統の礎を築いた3人の教諭が講演しました。
このうち、昭和44年から5年間、男子バレーボール部監督を務めた笠原浩さんは、「バレーボールの心」と題して話しました。
笠原さんは、昭和49年の長谷中男子バレーボール部全国大会出場の基礎を築きました。
笠原さんは「バレーボールでは挑む、耐える、工夫する、感謝を学ぶことができる。挑めばチャンスだが逃げればピンチ。今後の人生に活かしてほしい」と話していました。 -
「歴史画と武者絵の世界 江崎孝坪・折井宏光展」始まる
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、「歴史画と武者絵の世界 江崎孝坪・折井宏光展」が16日から始まりました。
会場には歴史画や武者絵50点が展示されています。
故江崎孝坪さんは明治37年に高遠町に生まれ、昭和38年に60歳で亡くなりました。
日展などで3回の特選を受賞し、黒澤明監督映画の美術考証や、歴史小説の挿絵を担当しました。
会場には、第1回日展に出品した武者絵「手向け」など29点があります。
諏訪市の折井宏光さんは、江崎孝坪さんの歴史画に魅かれ、美術大学で武者絵歴史画を学びました。
美術教諭として上伊那や諏訪の高校に勤務し、退職した今は画業に専念しています。
今回は、勇ましい武者の姿や、戦に散った武者などを描いた作品を出品しています。
折井さんは、「歴史画は鎧を描くのが楽しい」と、魅力を話していました。
この江崎孝坪・折井宏光展は信州高遠美術館で来月14日まで開かれています。 -
西箕輪大萱で7年に1度の「長持ち担ぎ」
伊那市西箕輪の大萱地区で、16日、熊野社の例大祭が行われました。
この日は地区住民およそ150人が参加して、7年に1度の「長持ち担ぎ」が行われました。
大萱第6組公民館前で行われた出発式では、相撲甚句や佐渡おけさ、花笠踊りが披露され、訪れた人たちがその様子を見物していました。
見物していたある男性は「7年に1度の行事なので子どもにも見せようと思い、一緒に見に来ました」と話していました。
出発式が終わると、男衆が3つの長持ちを担いで地区内をまわりました。
「長持ち担ぎ」は、大正12年に諏訪の御柱祭を見た大萱地区の若者が、地元でも祭りをやろうと始めたものです。
諏訪の御柱祭にならって、大萱でも7年に1度「長持ち担ぎ」を行っています。
長持ちは、五穀豊穣や家内安全を願い、各所で踊りや歌を披露しながら地区内を一周まわり、奉納される熊野社を目指します。
長持ち担ぎ保存会の薄田芳人会長は「今年は担ぎ手に若い人が多く、盛大に長持ち担ぎができた。道沿いにも多くの人が見に来てくれた」と話していました。
この日、大萱地区には、男衆の威勢のよいかけ声が響いていました。 -
フェンシング全国大会 みのわもみじカップ
フェンシングの全国大会みのわもみじカップが、17日から箕輪町民体育館で始まりました。
17日、18日の2日間、箕輪町では、14歳未満を対象にしたみのわもみじカップと、14歳以上の中高生が対象で、世界大会日本代表選考基準の全国カデ・エペ選手権大会が開かれています。
会場となった箕輪町民体育館では、全国各地から集まった選手150人ほどが熱戦を繰り広げていました。
今日はリーグに分かれて総当たり戦が行われ、上位の選手は明日の決勝トーナメントに進みます。
選手達は、ポイントをあげると大きな声をあげ喜んでいました。
地元から参加したある選手は「地元開催の全国大会なので良い雰囲気の中試合ができる。この経験を県外での大会にも活かしたい」と話していました。 -
のびのび子育て講座
南箕輪村に住む母親を対象にした「のびのび子育て講座」が9日から、南箕輪村公民館で始まりました。
子育て講座には、0歳から5歳までの子を持つ母親16人が集まりました
講座は、子どものしつけについてや、自分の長所や能力を知り親としての自信を持ってもらおうと開かれたものです。
講座では、4人ずつのグループに分かれ、子育ての悩みなどを紙に書いていきました。
親からは「感情のコントロールができない」「子どもが1人で遊ぼうとしない」などの悩みが出されていました。
のびのび子育て講座は、9日を含め全6回を予定しています。 -
東京芸大教授が小学生に指導
今月23日に開催される、伊澤修二記念音楽祭に向け、13日、伊那市の小学生が東京芸術大学の教授から指導を受けました。
音楽祭に出演する、市内3校のうち伊那東小学校では、4年生122人の児童が指導を受けました。
指導にあたったのは、東京芸術大学音楽学部の佐野靖教授です。
音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代学長を務めたことが縁で毎年開かれているものです。
13日は、歌うときの息の使い方などを教わりました。
佐野教授は、「元気のいい曲はとても良いが、静かな歌はなめらかに歌うことが大切」などとアドバイスしていました。
伊澤修二記念音楽祭は23日に開かれ、伊那東小の児童は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演します。 -
推奨みやげ品登録証授与式
伊那市観光協会が推奨するみやげ品の登録証授与式が12日、伊那市役所で行われました。
新たに3業者4品が推奨みやげ品に登録されました。
認定されたのは伊那市観光株式会社のどらやき「気どら」とせんべい「気せん」、菊香堂の「絵島・生島最中」、野のもの「南アルプスの雑穀」です。
12日は、審査委員長を務めた伊那商工会議所専務代行の伊藤正さんから登録証が手渡されました。
推奨みやげ品は今回の4品を加えて60品目になりました。
また今回更新対象の16品も審査に合格しています。 -
花粉飛散 来春は例年より多く、今年より非常に多い
日本気象協会は、来春の花粉の飛散予測の第1報を15日発表しました。
それによりますと、関東甲信地方は、例年より多いか、やや多く、今年と比べると非常に多くなると予測しています。
日本気象協会によりますと、来春のスギとヒノキの花粉の飛散量は、全国のほとんどの地域で、例年より多いか、例年並み、花粉量の少なかった今年に比べると、2倍縲・0倍になると予測しています。
今年の夏は記録的な猛暑となり、日照時間や、降水量などの影響で、花芽が多く形成されたということです。
関東甲信地方は、例年と比べると多いか、やや多い予測で、今年と比べると、非常に多い、5倍縲・0倍の飛散量になると予測しています。
協会によると、過去に猛暑の翌年で、花粉が大量に飛散した2005年よりは、少なくなる予測だということです。 -
広域連合が地図情報提供開始
上伊那広域連合は、災害時の避難所やAED設置場所を記した地図情報をインターネットで配信するシステムを構築し、15日から運用を始めました。
地図には、上伊那8市町村の公共施設や避難所、AED設置場所が示されていて、どこにいても情報を得ることができます。
上伊那広域連合が国からの全額補助により整備し、各市町村が運用します。
複数の市町村でのシステム構築は、県内では初めてです。
インターネットで、上伊那安心安全マップ、また各市町村のホームページからアクセスすることができます。
携帯電話の場合、これまでの文字情報のほかに、地図情報も得ることができ、より具体的に知ることができます。
このシステムは、行政側にとってもメリットがあります。
地図には、住民情報も付加されているので、市町村をまたぐような災害時には、地図を指定するだけで、対象者が瞬時にわかります。
システムは、市町村ごとの運用となるため、必要に応じて投票所やバス路線、通学路、観光情報などの情報の登録が可能となります。
広域連合では、「行政と住民との接点の拡大が図れれば」と期待しています。 -
南箕輪中 落穂拾い
南箕輪中学校の秋の恒例行事「落穂拾い」が15日、村内の田んぼで行われました。
南箕輪中学校では、毎年この時期に落穂拾いを行っています。
集めた落穂を食糧難の国に送ろうというもので、今年で53回目です。
1人1キロ、全校生徒合わせて450キロを目標としています。
ある生徒は「拾った米が人の為になるので、少しでも多く拾いたい」と話していました。
集めた落穂は、JAを通じて国産支援米としてアフリカのマリ共和国に送られるということです。 -
まちじゅう美術館審査会
伊那市内の保育園児や幼稚園児から絵を募集し、商店に展示するまちじゅう美術館の審査会が15日、伊那商工会館で開かれました。
最高賞の会頭賞には、西春近北保育園のかわかみまさあきちゃん、緑ヶ丘幼稚園のこざわたくまちゃん、西箕輪北部保育園のたきざわれおんちゃん、伊那東保育園のとみやまゆなちゃん、伊那北保育園のやざわみくちゃんの5つの作品が選ばれました。
まちじゅう美術館は、伊那商工会議所商業連合協議会が、市内の商店街を楽しくにぎやかに演出し、活性化につなげていこうと毎年行なっているもので、今回で9回目となります。
8月下旬から年長児を対象に募集をはじめ、市内全ての保育園・幼稚園28園から650点の作品が寄せられました。
審査会は、地元の洋画家、須沢重雄さんら協議会関係者10人ほどで行なわれ、会頭賞のほか、副会頭賞など合わせて65点の入選作品を選びました。
今回寄せられた650点すべての作品は、11月に市内およそ60の店舗で飾られることになっています。 -
伊那市民美術会会員の作品展 伊那市民美術展
伊那市民美術会会員による作品展「伊那市民美術展」が15日から、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
美術展は、会員の交流や研さんの場として開かれていて、今年で33回目です。
伊那市民美術会は、伊那市を中心にプロからアマチュアまで、およそ80人でつくられています。
会場には、油絵や水彩画、デッサンなど66点が展示されています。
伊那市民美術会会長の橋爪まんぷさんは「様々なジャンルの作品を1つの会場でみることができるので、是非多くの方に足を運んでもらいたい」と話しています。
「伊那市民美術展」は、19日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
子安神社本殿遷座式
伊那市美篶の子安神社で、仮殿の御神体を本殿にうつす本殿遷座式が10日、現地で行われました。
遷座式には、区の執行部や神社総代などおよそ30人が出席しました。
子安神社は、およそ350年前に現在の場所に祀られた神社で、建物の老朽化が進んでいたことから今年3月から修復が進められていました。
今回の事業費は、およそ2千万円で、地元の氏子の負担で賄われました。
これまでの建物には拝殿がなく、住民の希望により新たにつくられました。
遷座式では、仮殿から御神体が本殿へと移されました。
遷座式の後には子安神社例大祭が行われ、地区の子ども神輿などが祭りを盛り上げていました。 -
秋晴れのもと第28回市民駅伝
伊那市民が地区対抗で鳩吹公園を走る第28回市民駅伝、イーナちゃん駅伝カーニバルが11日に行われ、西春近が総合優勝しました。
大会は、地区子どもの部に17チーム85人、地区の部に10チーム90人、オープンの部に7チーム110人が参加しました。
地区子どもの部は、保育園児が第一走者でスタートし、小学校低学年女子・男子、高学年女子・男子とタスキをつなぐ2.5キロのコースです。
11日は、さわやかな秋晴れに恵まれ、絶好のコンディション。
鳩吹公園には、保護者も大勢詰めかけ、力走する選手たちに声援を送っていました。
地区子どもの部の結果は、1位が手良、2位が西春近権現山、3位が富県でした。
また、地区の部は、グラウンドを30周する15.3キロで、9人でタスキをつなぎます。
結果は、1位が西春近、2位が高遠、3位が美篶でした。
子どもの部とあわせた総合優勝は、西春近で去年に引き続き2年連続優勝を果たしました。 -
全国地域安全運動の啓発
全国地域安全運動に合わせて、伊那警察署と地元の防犯ボランティアが12日、街頭啓発活動を行いました。
この日は、伊那警察署と防犯ボランティアの「伊那エンジェルス隊」のメンバーが、伊那中央病院で、訪れた人に啓発用のチラシやティッシュを配りました。
全国地域安全運動は、犯罪や事故のない社会の実現を目的に10月11日から20日まで行われているもので、期間中は、警察とボランティアが連携し、街頭啓発活動などを行います。
伊那エンジェルス隊の池上千枝子隊長は、「防犯への意識を持ってもらい、被害の発生を防ぎたい」と話していました。 -
伊那弥生ヶ丘高校 強歩大会
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で14日強歩大会が開かれました。
午前9時20分、男子生徒が一斉にグラウンドをスタートし、女子は10分後の9時30分にスタートしました。
伊那弥生ヶ丘高校の強歩大会は、男女共学になる前の昭和44年1969年から行われていて、秋の恒例行事となっています。
コースは、男子が、箕輪町富田で折り返す30.1キロ、女子が羽広で折り返す22.7キロを走りました。
生徒らは、友人と励ましあったり、一人で懸命に走ったりと、それぞれのペースでゴールを目指していました。
スタートから約2時間後、女子のトップ、2年生の宮脇結佳さんと1年生の田辺夢佳さんが、同時にゴールしました。2人はともにバスケットボール部です。
その20分後、男子のトップ、3年生の澁谷宥介くんがゴールしました。
澁谷くんは、元陸上部で、1年生の時も1位となっています。 -
信州大学農学部 農業実習で稲刈り
信州大学農学部の学生が14日、農業実習の一貫で手作業での稲刈りをしました。
この日は、食糧生産科学科の学生40人が、南箕輪村神子柴にある信大農学部の田んぼで稲刈りをしました。
この田んぼでは、毎年2年生が実習で米を栽培しています。
なるべく農薬や除草剤を使わずに栽培をしていて、5月に田植えをし、6月には手押しの除草機で除草作業を行いました。
学生らは、一束ずつ丁寧に刈ると、10束にまとめ、ひもでまとめていました。
この米は、10月20日(水)から信大農学部で一般に販売されることになっていて、価格は、10キロあたり3,700円からとなっています。 -
進徳館開校150年周年記念展
伊那市高遠町歴史博物館で、高遠藩の藩校「進徳館」の開校150周年を記念する特別展が、14日から始まりました。
この特別展は、進徳館が開校してから、今年150周年を迎えたことを記念して企画されました。
進徳館が開校するまでの高遠の学の起こりから、進徳館の教育、明治維新を経て進徳館が閉校になるまでの関係資料が並べられています。
歴史博物館の関係者によると、進徳館についての展示は何度も開かれていますが、これほど資料が多く、系統だった展示は初めてだということです。
会場には、進徳館にゆかりの人物の資料もあわせて展示されています。
開校150周年記念・高遠藩校進徳館のあゆみは、12月12日まで、伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。 -
南箕輪村で松くい虫 被害初確認
南箕輪村で、松くい虫被害が初めて確認されたことが14日分かりました。
被害が確認されたのは、南箕輪村田畑の田畑神社北西で、通称赤坂堤山です。
14日は、南箕輪村役場で、松くい虫被害が発生したことを報告する記者会見が開かれました。
今年8月下旬に、村の職員が村内の森林を巡視した際、枯れたアカマツを発見し、長野県に鑑定を依頼しました。
鑑定の結果、5本のアカマツから、松くい虫被害の病原体である「マツノザイセンチュウ」が確認されたという事です。
14日、県から病原体が確認されたとの連絡が村に入り、村では、職員による対策会議を開いて、処置について協議しました。
会議では、枯れた木を伐採しくん蒸処理すること、被害が発生したことを村民に周知することなどを決めました。
南箕輪村は、大芝高原のアカマツ林を保護するため、毎年1000万円近くかけて、高原内のアカマツに薬剤を樹幹注入しています。
今回初めて、村内で被害が発生したことを受けて、村では今後の対策について計画を策定していく考えです。 -
伊那市で夏日
伊那市の13日の日中の最高気温は25度を超える夏日となりました。
夏日となった13日、市内の公園では半そでで過ごす人の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、今日の伊那市の最高気温は25.5度で平年の19.8度を
5.7度上回り9月上旬並みとなりました。
今月になってから市内で夏日を記録するのは今日で5回目で来週からは平年並みに戻るということです。 -
長野県シニア大学伊那学部 特別公開講座
長野県シニア大学伊那学部の特別公開講座が6日、伊那文化会館で開かれました。
特別公開講座は、受講生ではない一般の人達にも講座に参加してもらい、シニア大学の活動を知ってもらおうと、年に1度秋に開かれています。
今回は、若い世代の人にも活動を知ってもらおうと、伊那弥生ヶ丘高校音楽部が招待され、秋にちなんだ曲を披露しました。
講演では、諏訪市の御柱祭で木遣りを行っている諏訪市木遣り保存会会長の藤森昌幸さんが講師を務めました。
藤森さんは、現在68歳です。木遣りを始めてから30年以上、生き生きと勢いのある木遣りを目指してきたという事で、「節回しや声のパワー、伸び、艶は、体が元気であるかどうかで決まる」と話していました。
この他、文化会館の美術展示ホールには、絵手紙や水墨画、書道、俳句など、シニア大学の受講生の作品が展示されました。
シニア大学では、地域の人達に活動を知ってもらう事で、高齢者の社会参加をさらに進めていきたいという事です。 -
伊那谷の清流と森を訪ねて
伊那谷各地の自然環境について理解を深めるイベント「伊那谷の清流と森を訪ねて」が7日、開かれました。
これは、身近にある川や豊かな緑に触れ環境保全意識を高かめてもらうと「豊かな環境づくり上伊那地域会議」が毎年開いているものです。
このうち箕輪町の箕輪ダムでは、長野県自然観察インストラクターの征矢哲雄さんが、ダムの出来た経緯や水源地として守られている活動について紹介していました。
征矢さんは「箕輪ダム周辺は、水ナラやブナなど広葉樹の植樹が植えられ、水環境ばかりでなく景観も保たれている」と話していました。
参加したある男性は、「今日得た知識を、観光ボランティアの活動に生かしたい」と話していました。
参加者らは、一日かけ箕輪ダムの他、伊那市の入笠湿原など六ヶ所をめぐり、植生等について学びました。 -
やまびこソフトボール 伊那CATV杯決勝戦
40歳以上を対象にした、伊那市やまびこソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が、8日夜に富士塚スポーツ公園で行われ、城南クラブが3年連続の優勝を決めました。
決勝戦では、青のユニフォーム「城南クラブ」と白のユニフォーム「トレンディ竏丹B」が対戦しました。
初回に1点を先制した城南クラブは、2回にもタイムリーヒットや相手のミスなどで5点を追加し試合を優位に進めました。
対するトレンディーOBは、城南クラブ山口投手の前に3回までノーヒットに抑えられます。
4回に1点を返しますが追いつくことができず、試合は8‐1で城南クラブが勝ち、城南クラブは3連覇を達成しました。
なお、この試合の模様は、10月27日から伊那ケーブルテレビのコミュニティチャンネルで放送します。 -
荒井神社例大祭で子ども相撲奉納
伊那市荒井にある荒井神社の例大祭が、10日行われ、子ども達が、境内で相撲を奉納しました。
10日は、荒井神社の例大祭です。
例大祭では、毎年子ども相撲が奉納されていて、今年で29回目です。
境内に設けられた土俵では、裸足になった子ども達が、白熱した取り組みを行っていました。
相撲大会には、荒井区の小学生106人が参加しました。
1年生縲・年生までが男女に分かれて、トーナメント方式で対戦しました。
会場からは、「東がんばれ、西がんばれ」と声援が送られていました。
荒井区の久保村 友保区長は、「地区の将来を担う子ども達の元気な姿を、地区の神様に見てもらいたい」と話していました。 -
箕輪町名物料理 おいしんぼコンテスト
箕輪町の名物料理を決めるおいしんぼコンテストの二次審査が11日箕輪町産業会館で開かれ、12品中5品が最終審査に進むことになりました。
おいしんぼコンテストは、箕輪町の名物料理をつくろうと商工会や飲食店組合などでつくる箕輪名物料理研究会が企画したものです。
コンテストには、町内外から43点の応募があり、この日は、書類審査を通過した12品が実際に調理され審査が行われました。
審査では、独創性や味覚、食材が入手しやすいかなどの普及性、盛り付けなど4項目を点数で評価しました。
審査の結果、もみじの色をイメージした「みのわ赤いもみじカレー」、地元でとれた長いもをつかった「みのわのイモイモ丼」、ナスをトッピングし味噌とチーズで味付けした「油味噌ピザ」、もみじ型のニンジンでアクセントをだした「もみじ焼きそば」、信州の郷土料理鉄火みそを使った「鉄火豚丼」が最終審査に進む事になりました。
最終審査は、今月下旬に行われる予定です。 -
阿部知事にBルート要望
JR東海が建設を計画しているリニア中央新幹線について、上伊那地区と諏訪地区の既成同盟会は13日、伊那谷、諏訪経由のBルートでの建設を国に求めるよう阿部守一知事に要望しました。
13日はリニア中央新幹線建設促進上伊那地区既成同盟会会長の、白鳥孝伊那市長と諏訪地区期成同盟会会長の山田勝文諏訪市長らが県庁を訪れ阿部知事にBルート実現に関する要望書を手渡しました。
白鳥、山田両市長は「ルート選定は建設費などの事業者側に立った要素だけでなく地域振興や観光面など公正、公平な審議がなされるよう、国や交通政策審議会等に対して積極的に働きかけてもらいたい」と訴えました。
これに対し阿部知事は「全国的な観点で議論するなかで、地域の振興という視点も大事。県としてもしっかり考えていきたい。」と答えました。
ルート問題などについて検討している国の交通政策審議会鉄道部会中央新幹線小委員会が今月下旬に開催されることになっていて、委員会ではルート別の費用対効果の調査結果が報告される予定です。
委員会では今後、ルートを含めた課題整理に入り、早ければ年内中にも方向性をまとめる方針です。 -
焼酎用芋の収穫
南箕輪村のいも焼酎南箕輪会は11日、田畑の畑で焼酎用のサツマイモを収穫しました。
南箕輪村では地元の有志でつくるいも焼酎南箕輪会が地元産のサツマイモを使った酒造りに取り組んでいて県内の酒造会社の協力を得て4年前から販売しています。
収穫作業には会のメンバーなど25人が参加しました。
田畑にある70aの畑で、トラクターで掘りかえされた芋をコンテナに集めていました。
今年は天候にも恵まれ、芋の大きさも揃い出来は良いという事で、14トンの収穫を見込んでいます。
11日収穫した焼酎芋は飯田市の酒造会社で醸造し南箕輪村オリジナルの芋焼酎に加工されます。
この芋焼酎は今年の12月下頃から村内の酒販店などで販売されることになっています。 -
長野県 「毒きのこ」食中毒注意報発令
長野県は、毒きのこによる食中毒を防止するため12日、全県に食中毒注意報を発令しました。
県内では、10月に入り中野市や須坂市などで、毒きのこによる食中毒が3件発生しています。
県では、野生のきのこを食べるときは、「知らないきのこは採らない、絶対に食べない」、「きのこの特徴を覚え確実な鑑別をする」、「誤った言い伝えや迷信を信じない」の3つのポイントに注意するよう呼び掛けています。 -
子守唄フォーラム 11月に開催
子守唄の流れる子育てにやさしい地域づくりを目指し、子守唄フォーラムが伊那市で11月に開かれます。
フォーラムを開く、子守唄を地域に広める会は6日夜、伊那市の伊那公民館で会合を開きました。
子守唄フォーラムは去年初めて開かれ、今年が2回目です。
フォーラムでは、NPO法人日本子守唄協会代表の西舘好子さんの話や、歌手の川口京子さんによるコンサートがあります。
今年は、会の趣旨に賛同した地元の合唱団や、楽器ユカイナを演奏するユカイナ倶楽部が、一緒に子守唄や童謡を歌おうとコンサートに出演します。
会では今後、チラシ5千枚を公共施設などに配り、来場を呼び掛けていくということです。
子守唄フォーラムは11月21日、伊那市のいなっせホールで開かれます。 -
南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷の南アルプスふるさと祭りが10日に行われました。
南アルプスふるさと祭りは昭和59年から行われていて、今回から会場を美和レイクハイランドに移して行われました。
祭りでは、長谷のそれぞれの区の子供神輿が練り歩き会場を盛り上げました。
今回の祭りでは、これまで名前がなかった、浦にある分杭峠と峰続きの山の名称が「入野谷山」と決定し式典で発表されました。
伊那市では、長谷の住民を対象に山の名前を公募したところ、市野瀬に住む宮下正三さんの入野谷山が採用され、伊那市から命名者であることを証明する認定証が贈られました。
この他祭りでは、ざんざ節をアレンジしてH19年にできたダンジングNewザンザを長谷小学校の児童が披露しました。