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県議選告示 選挙戦始まる(上伊那郡区)
任期満了に伴う長野県議会議員選挙が1日告示されました。
定数2の上伊那郡区からは現職2人と新人1人が立候補の届け出をし9日間の選挙戦が始まりました。
上伊那郡区の立候補者を届け出順に紹介します。 -
県議選告示 選挙戦始まる(伊那市区)
任期満了に伴う長野県議会議員選挙が1日告示されました。
定数2の伊那市区からは、現職2人と新人2人が立候補の届け出をし9日間の選挙戦が始まりました。
それでは県議選伊那市区の立候補者を届け出順に紹介します。 -
さくら祭り 高遠城址公園で1日から
花見シーズンを前に、高遠城址公園で1日から、さくら祭りが始まりました。
1日は、公園内の桜雲橋前でさくら祭りの安全祈願祭が行われました。
毎年オープン初日には、公園開きを行っていましたが、今年は東日本大震災を考慮し、安全祈願祭のみとなりました。
伊那市観光協会の白鳥孝会長は「ライトアップの自粛などいつもとは違う祭りの雰囲気となるが、花をゆったりと見られるという側面もある。記憶に残るさくら祭りにしたい」と挨拶しました。
祈願祭の後、参加者14人で桜雲橋を渡りさくら祭りの始まりを祝いました。
日本気象協会では、高遠城址公園の桜の開花は9日、満開は15日と予想しています。 -
市民会館48年の歴史に幕
老朽化に伴い伊那市の伊那市民会館は3月31日をもって閉館しました。
31日の夜は、市民会館で閉館式が行われました。
閉館式には、市民会館で音楽鑑賞をした人や各種団体などおよそ120人が訪れました。
式の中で白鳥孝伊那市長は「この市民会館に心から感謝しミみなさんと一緒に最後の一日をすごしたい」と挨拶しました。
また利用者を代表して伊那女声コーラスの大沼満子会長は「ここでの思い出がたくさん詰まっています。ありがとうございました」と感謝の気持ちを話しました。
式では、NPO法人クラッシックワールドの演奏が行われ、最後に演奏に合わせて伊那市の歌を全員で歌いました。
昭和38年7月に完成した伊那市民会館。
48年の歴史に幕を下ろしました。
今後は隣にある伊那公民館の改築に合わせて取り壊される予定です。 -
新年度スタート 入社式
伊那市に本社を置く電子部品メーカールビコン株式会社には、今年度18人が新規採用されました。
西箕輪の本社で行なわれた入社式では、社員や保護者が見守る中、18人が緊張した面持ちで入場。
東日本大震災の犠牲者に黙祷をささげました。
登内英夫会長は、会社がこれまで歩んできた歴史を紹介しながら「日本一になりましょうという社是のもと、誠実と信頼を大切にして戦力になってもらい伝統を伝えていってもらいたい。」と話し、「目標がなければ努力はできない」と呼びかけました。
勝山修一社長は、「100年に一度と言われたリーマンショックを乗り越えたら1,000年に一度の震災があり、新たな戦いが始まった。情報収集、分析、対応を同時にできないと適切な行動はとれないが、それを実感できる時に入社いただけた。」と新入社員を激励。
新入社員を代表して、松崎祐介さんは、「若い感性を武器に、業界をリードしていく原動力となれるよう全力をつくしたい」と決意表明しました。
今年度ルビコングループ全体では、48人の新入社員を採用しています。 -
硬筆六人展
上伊那地域などに暮らす硬筆の指導者6人による展覧会が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、26作品が展示されています。
これは、文部科学省後援硬筆書写検定の最高位となる1級を持つ指導者6人が、硬筆の魅力を多くの人に知ってほしいと開きました。
6人は、所属会派は異なりますが、それぞれが美しく、読みやすく、親しみやすい書を目指して活動しています。
作品に使用しているのは万年筆やボールペンなどで、額や紙にもこだわっています。
この硬筆六人展は4月3日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
ブラジル学校 今年度日本語教室閉講式
伊那市西春近のブラジル人学校コレージオ・デザフィーオで31日、今年度の日本語教室の閉講式が行われました。
式では、まず、東日本大震災の犠牲者に黙祷が捧げられました。
日本語教室は、文部科学省の委託をうけ伊那国際交流協会が開いているもので、子どもたちは、去年4月から1年間、毎日2時間、日本語を勉強してきました。
1年間で受講したのは52人ですが、そのうち、現在在校している35人が、31日、受講証を受け取りました。
教室では、ひらがなやカタカナといった日本語の基礎から、習字、日本の歴史や地理などを学びました。
伊那日本語教室代表の北原斉さんは、「皆さん、開講式と比べて日本語が上手になってびっくりしました。これからも日本語をしっかり勉強するとともに、ポルトガル語や他の科目もがんばってください」と挨拶しました。
受講生を代表して、バイオ・ユウジ・チアーゴさんは、「日本の文字は形が似ているものが多く難しかったが、意味や使い方を覚え、読み書きができるようになってきた。これからもがんばりたい」と日本語で挨拶しました。
閉講式のあとは、お茶などが振舞われ、みんなで味わっていました。
なお、日本国際教育支援協会などが行っている日本語能力試験で、去年は28人が受験し、16人が合格したということです。 -
伊那市退職者辞令交付式
年度末の31日、官公庁などでは、3月31日付けで定年退職する職員などへ辞令が交付されました。
そのうち、伊那市では市役所で辞令交付式が行われました。
退職する30人のうち、勤続年数20年以上の26人に白鳥孝市長から、辞令や感謝状などが送られました。
退職者の内訳は、定年退職が16人、早期退職が14人です。
白鳥市長は、「与えられた職場で、全精魂を傾け勤めていただいた。皆さんの貢献が礎になり、地域の発展につながっている。これからも市の発展に尽力して欲しい」と感謝していました。
退職する職員を代表して、沖村直志市民生活部長は、「明日からそれぞれ、市・地域のため、市民の立場で少しでも役に立ちたい」と謝辞を述べました。 -
今年のみのわ祭り見送りに
今年のみのわ祭りは、開催を見送る事が30日に開かれた実行委員会で正式に決定しました。
30日は、臨時のみのわ祭り実行委員会が役場で開かれ、東日本大震災を受け祭りの対応について検討が行われました。
最初に、3月17日に実行委員会執行部として協議が行われ、「今年は中止」とする結論が出た事が報告されました。
委員からは、「町民と企業が一体となり盛り上がるイベント、規模縮小やチャリティーなど形を変えてでも開催したい」と言った意見や、「原発の問題を含め、現在進行形の災害。あらゆる事を想定し対策を取る必要があるのでは」など慎重な意見も出ていました。
検討の結果、実行委員会として、祭り開催を見送る事が了承されました。 -
選挙運動の一部を自粛
県議選伊那市区で立候補を予定している現職2派の陣営が、大震災に配慮して、選挙運動の一部自粛を申し合わせました。
30日夜は、伊那市区の現職2派の陣営が伊那市役所で記者会見を開き、選挙運動の自粛を申し合わせたことを発表しました。
内容は、選挙カーでの遊説を午後6時までと2時間短縮する、伴走車などはつけず1台で遊説する、総決起大会を行わない、最終日の市中行進は行わない、とする4点です。
両陣営では、「少しでも哀悼の意を示したい、華やかになり過ぎないようにしたい」としています。 -
JAが地元産の花を保育園にプレゼント
JA全農長野とJA上伊那は31日、伊那市内の保育園にアルストロメリアなど地元産の花を贈りました。
伊那市役所で贈呈式が行われ、JA上伊那花き部会の春日照夫部会長らが保育園の園長に花束を手渡しました。
花の寄贈は、花を身近に感じてもらおうと行われていて、伊那市への寄贈は今回が初めてです。
贈られたのは、保育園と幼稚園にアルストロメリアとラナンキュラスをそれぞれ1100本、小学校にユリの球根600個とグラジオラスの球根3600個です。
伊那市の伊藤健保健福祉部長は、「花き農家の皆さんの丹精込めて育てた気持ちを大事に受け取らせていただく」と感謝していました。
切り花は保育園の入園式に飾り、球根は小学校で育てるということです。 -
美篶団地汚水浄化施設閉所
伊那市美原区の汚水処理施設が公共下水道に統合されるため、これまで使用していた美篶団地汚水浄化施設が閉所となります。
31日、施設の閉所式が美原区公民館で行われ、関係者15人が出席しました。
美原区の美篶団地は、伊那中央清掃センター隣の汚水浄化施設で生活雑排水の処理を行っていて、現在374戸が使用しています。
施設は昭和56年に整備され、30年間利用されてきましが、老朽化により今回、市の公共下水道に統合することになりました。
白鳥孝市長は、「美原区の皆さんに深く感謝し、30年間適正に稼働した汚水浄化施設に感謝します」とあいさつしました。
美原区の伊藤和義区長は、「統合により、大きな安心を得ることができた。今日の閉所式は、私達の新しい未来への第一歩です」と話していました。
公共下水道への統合は4月1日からで、これまでの施設は来年中に解体、撤去するということです。 -
JA新規採用職員入組式
官公庁の年度納めの31日、JA上伊那では来年度新採用職員の入組式が行われました。
入組式は伊那市のJA上伊那本所で行われ、新採用職員21人が自己紹介しました。
新採用職員は、18歳から33歳までの学卒者19人、社会人経験者2人です。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「迷うことなく、この職場で勤めきる強い気持ちを持ち、全国のJAのトップを目指して頑張ってほしい」と激励しました。
新採用職員を代表して下平佳樹さんは「仲間と共に向上心を失わず、気概を持って目の前の課題に一つずつ全力で取り組みたい」と誓いの言葉を述べました。
21人は4月1日、辞令を受け、それぞれの配属先で業務を始めます。 -
七宝作家猪狩純さん 伊那市に作品を寄贈
伊那市長谷の七宝作家猪狩純さんは25日、伊那市に作品を寄贈しました。
25日は、伊那市高遠町の信州高遠美術館で寄贈式が行われました。
寄贈された作品は、縦3メートル45センチ、横3メートル60センチの作品「太陽の旋律」です。
作品は、平成6年に作られたもので、これまでに信州高遠美術館で2回展示されています。
この作品は銅板に鉛が含まれているガラスをのせ、何度も焼きあげて色を付けていくということで、猪狩さんは特に赤い色を出すのが難しかったと話しています。
白鳥市長は「七宝焼の概念を覆すスケールの大きな作品。素敵な作品が加わったことをうれしく思う」と話し、感謝状を手渡しました。
猪狩さんの作品「太陽の旋律」は、伊那市の信州高遠美術館ホールに展示されています。 -
むらづくり委員会が答申
南箕輪村の将来像について検討してきたむらづくり委員会は29日、検討結果を唐木一直村長に答申しました。
村では答申を受け来年度から、むらづくりについて、組単位での説明会を実施するとしています。
29日は南箕輪村役場で、むらづくり委員会の会合が開かれ、唐澤俊男会長が唐木村長に答申書を手渡しました。
むらづくり委員会は、村民の意見を行政に反映させようと平成20年度に公募などにより30名で組織されました。
検討事項として、唐木村長から「新たなコミュニティ組織づくり」のほか「事務事業の外部評価実施や事務事業の見直し」などについて諮問を受けていました。
答申では、新たなコミュニティとして、村が認める公民館活動やボランティアに参加するごとにポイントが加わり、村が発行する地域通貨に換金できる、システムづくりなどがあげられています。
他に事務事業の見直しとして、事業の目的達成のための予算がどう効果的に使われたかを検証しやすくする必要がある。
また外部専門家を含めた組織により事業評価を継続して実施することが大切だとしています。
唐木村長は、よりよい村づくりを進めるためには、全村民の意識の共有が必要だとしてうえで、むらづくりについて組単位での説明会を実施するほか、組に入っていない世帯との意見交換の場も設けたいとの考えを示しました。
村が組単位での説明会を開催するのは、合併論議の中、住民投票で村が自立を決めた平成16年以来となります。 -
JA共済が高規格救急車を寄贈
JA共済は30日、地域貢献活動の一環として医療機器を備えた救急車を伊那消防組合に寄贈しました。
JA共済が寄贈した救急車は、AEDのほか、気道を確保できる医療機器が備えられています。
JA共済では地域貢献活動として、交通事故防止活動や災害救援活動に取り組んでいます。
救急車の寄贈もその一環として行われたもので、県内では今年度3つの消防組合に救急車を贈りました。
JA共済のグループでJA上伊那の宮下勝義組合長は「地域の人たちの命と安全を守るために役立ててもらいたい」と話していました。
また伊那消防組合の白鳥孝組合長は、「救急車が出動しない日はない。最先端の装備がある車があることは、心強い」と感謝していました。 -
伊那谷の伝統食を詰めた弁当売上を義援金に
伊那公園で桜の植樹や管理などを行っている伊那公園桜愛護会は、東日本大震災の義援金にあてるため、ザザムシなど伊那谷の伝統食を詰めた弁当を販売します。
愛護会が販売する弁当には、シカ、クマ、イノシシの肉のほか、ザザムシやイナゴ、ハチノコといった、伊那谷の伝統食が詰まっています。
特に、佃煮として、味つけされたザザムシやハチノコは、ご飯との相性がよく、栄養価も高いということです。
30日は、愛護会会員が伊那市役所を訪れ、PRを兼ねて白鳥孝伊那市長や、伊那商工会議所の川上健夫副会頭に、弁当を振る舞いました。
愛護会では当初、4月10日に伊那公園で行われる桜祭りで、話題づくりとして弁当の販売を計画していました。
しかし、3月11日の東日本大震災で事情が変わり売上を義援金にあてることとしました。
弁当は伊那市の中華焼肉店「竜門」が作ったもので白鳥市長と川上副会頭は弁当に詰められた伊那谷の伝統食を味わっていました。
この弁当は4月10日日曜日午前11時30分から伊那公園で50食限定販売され、値段は1食お茶付きで1,000円となっています。
愛護会では売上を義援金にあてるほか、当日募金活動も行うことにしています。 -
北小河内が高齢者交通安全安全モデル地区へ
箕輪町の北小河内区は、平成23年度、県の高齢者交通安全モデル地区に指定されました。
高齢者交通安全モデル地区は、地域内の自主的な交通安全運動により、高齢者の交通事故防止を図ろうと長野県が指定しているものです。
年度毎、各警察署管内で1つ以上の地区が指定されていて、来年度は、北小河内区が、指定されました。
北小河内区は、箕輪町のセーフコミュニティモデル地区として、交通安全班を設置するなど、様々な活動に取り組んでいて、効果的に計画を進める体制が整っていることなどから、今回指定されました。
活動としては、ヒヤリハット地図の作成に取り組む他、啓発チラシの配布、交通安全教室の開催などを行っていくということです。 -
伊那青年会議所公開例会 植松 努さん講演会
ロケットや人工衛星の開発を行っている北海道の植松電機の専務・植松 努さんの講演会が、25日夜、伊那市西春近のくぬぎの杜で開かれました。
講演会は、伊那青年会議所が企画し一般に公開され、150人ほどが訪れました。
植松努さんが専務を務める植松電機は、北海道赤平市にある社員20人ほどの町工場ですが、ロケットエンジンや人工衛星の開発を行っていて、アメリカの民間企業と宇宙開発の共同事業を行っています。
植松さんは、「責任から逃れる人が増えているから、日本ではゼロから1を生み出せなくなっている。『どうせ自分には無理・・・』とあきらめないで夢を追い続ける事が大切。」と話していました。 -
伊那市観光(株) 専務に田中穂積さん
千葉県在住で国内外のホテルで支配人などを務めた、田中穂積さんが、伊那市観光株式会社の新たな専務取締役となります。
28日は市役所で、臨時株主総会と取締役会が開かれ、白鳥孝伊那市長の知人の紹介で、国内外のホテルで支配人の経験をもつ田中さんが、新たに専務取締役に承認されました。
伊那市観光株式会社では、田中さんの知識や経験を活かし、伊那市を県内外に売り込みたいとしています。
田中さんは就任のあいさつで「観光業界は常識の世界。厳しい時期だが、地道な施設改善やおもてなしの心を持ちリピーター客を増やしていきたい」と挨拶しました。
田中さんは常勤で、4月からは伊那市内に住み、営業戦略や経営診断、従業員の指導、人事管理などにあたります。 -
ホウレン草 放射性物質は不検出
長野県は、伊那市などのほ場で採取したホウレン草を検査したところ放射性物質は検出されなかったと29日発表しました。
県では農林水産省の協力を得て伊那市、長野市、安曇野市の3か所でホウレン草の検査を行いました。
いずれも放射性物質は見つかりませんでした。
県では、今後も安心してもらえるよう定期的に検査を実施していくということです -
伊那北高校ジョイントコンサート
伊那北高校音楽部と吹奏楽部のジョイントコンサートが、25日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那北高校のジョイントコンサートは、今年で32回目を迎える恒例のコンサートです。
コンサートでは、音楽部合唱班、音楽部弦楽班、吹奏楽部が3部構成で合唱、演奏しました。
葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」をもとにつくられた曲の合唱や、アニメの主題歌の演奏など合わせて19曲が披露されました。
吹奏楽部顧問の西山高志教諭は「コンサートに向けて毎日練習をしてきた成果が出せたと思う」と話していました。 -
中尾歌舞伎春季公演中止へ
4月に予定されていた中尾歌舞伎の春季公演は、東日本大震災に配慮し中止することになりました。
中尾歌舞伎は伊那市長谷中尾に伝わる民俗芸能で、伊那市の無形文化財に指定されています。
年に2回公演を行っていて、春季公演は来月29日に予定されていましたが、中尾歌舞伎保存会では、東日本大震災に配慮し春季公演を中止することを決めました。
保存会では「楽しみにしていた人には大変申し訳ない。秋の公演を楽しみに待っていてほしい」と話しています。 -
さくら祭り準備大詰め
来月1日から伊那市高遠町の高遠城址公園でさくらまつりが始まります。
それを前に、公園内では花見客の受け入れ準備が進められています。
高遠城址公園では桜を管理する桜守が準備に追われていました。
29日は、桜守の2人が桜の木の手入れや、公園内を歩いて危険個所がないか確認していました。
桜の木の中には去年4月に振った雪のため枝が折れた桜もあり特に入念に手入れが行われていました。
桜守の稲辺謙次郎さんによると今年は、例年に比べ寒暖の差桜が大きかったため桜にとっては良い環境ということです。
また、公園内では出店の準備も行われています。
例年並みのおよそ30店が出店を予定しています。
このうち高遠城址公園で店を出して33年となる伊那市高遠町の久保田捷治さん。
今年は、震災の影響で市内のホテルなどでキャンセルが相次いでいることから観光客の入りに心配しています。
高遠城址公園のさくらまつりは来月1日からで、開花予想は9日となっています。 -
村震災で間接的被害受けた企業 支援
南箕輪村は、東日本大震災で取引が減少するなど影響をうけた企業に対し、資金繰りを支援できるよう災害対策資金の貸付条件について一部変更します。
29日開かれた南箕輪村商工業振興資金審議会で決められたものです。
災害対策資金は、災害等の被害にあった企業に対し、資金繰りの支援を行うものです。
今回変更された条件は、災害後最近3か月以内の売上高が減少するなど、不測の資金を必要とする場合などです。
貸付限度額は1,000万円となっています。
審議会では、「状況に応じて必要であれば上限額などの見直しも行っていきたい」と話していました。 -
2月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.6倍
2月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.6倍となり、4か月ぶりに上昇しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、2月の上伊那の月間有効求人倍率は0.6倍となり、1月の0.57倍を0.03ポイント上まわりました。
県平均は0.68倍、全国平均は0.62倍となっています。
企業の新規求人数は1,041人で、前の月の890人を151人上回りました。
前の年と比べて35.2パーセント増加していて、2か月連続で前の年の同じ時期を上回りました。
一方、新規求職者数は875人で、前の月の910人より35人減少しました。
前の年と比べて、3.4パーセントの減。前の月と比べると3.8%減少しました。
ハローワーク伊那では、「2月は求人数が増えるなど持ち直しの動きがあった。しかし3月以降は製造業を中心に震災の影響がでてくるのではないか」と見ています。 -
狐島区が義援金を届ける
伊那市の狐島区と坂下区はそれぞれ東日本大震災の被災者への義援金を今日、伊那市に届けました。
狐島区の、馬場秀則区長らが市役所を訪れ、義援金34万7618円を届けました。
狐島区では、地区住民に呼びかけ、公民館で20日から27日まで救援物資や義援金を集めました。
また、坂下区も唐澤敏区長らが市役所を訪れ義援金20万円を届けました。
坂下区では、毎年坂下公会堂で行っている観桜会を中止し、その開催費用を義援金として届けました。 -
高校新卒者の就職内定率95.7%
ハローワーク伊那は、今年の春卒業の高校新卒者の2月末現在の就職内定状況などを発表しました。
就職内定率は、95.7%で前の年の同じ時期を下回っています。
それによりますと、2月末現在の就職希望者数は305人で、そのうち就職内定者数は292人、内定率は95.7%となっていて、前の年の同じ時期を2ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では、「進学からの切り替えや家庭の事情などで100%に至っていない状況。今後も個別支援を行っていく」としています。
また、ハローワークでは、震災の影響で内定が取り消された学生や内定先と連絡が取れない生徒に対し、相談窓口を設置しています。 -
伊那ビデオクラブ第14回コンクール表彰式
ビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの第14回作品コンクールの表彰式が、27日、伊那市のいなっせで行われました。
27日は、ビデオクラブの会員など30人ほどが集まり、表彰式が行われました。
コンクールは、毎年この時期、技術の向上や会員同士の交流などを目的に行われています。
会員それぞれが、行事・暮らし・旅行・風景などをテーマに、5分以内で番組を作ります。
6日に審査会が開かれ、互いに作品を見せあい、24作品の中の中から、入賞14作品が選ばれました。
伊那ケーブルテレビ賞には、高遠町のだるま市を題材にした伊那市の前田耕一さんの作品、「だるまと人形飾り」が選ばれました。
伊那市富県北福地の御柱を題材にした番組で伊那市長賞を受賞した、吉澤 豊さんは、「20年、30年後に記録が残ればと思い制作した。映像と音だけでない奥にあるものを表現していきたい」と話し、受賞を喜んでいました。
コンクールの入賞作品は、伊那ケーブルテレビで順次放送する予定です。 -
地蜂愛好会 女王蜂を会員に配布
伊那市地蜂愛好会の総会が27日伊那市内で開かれ、人工的に越冬させた女王蜂が会員に配られました。
女王蜂は、マイナス2度から3度の冷蔵庫の中でこの冬を越したもので、この日は、10匹程度入った箱が会員に配られました。
愛好会では、会員が持ち帰った女王蜂をそれぞれが山に放つ事で各地で蜂追いが楽しめるように、毎年、人工的に越冬させた女王蜂を総会で配布しています。
小木曽大吉会長によりますと、会員に配られる女王蜂の数は多い年は1万匹程度ですが、越冬の技術が確立されておらずまだ試行錯誤の段階だという事で、今年は、800匹にとどまりました。
女王蜂は、しばらく会員が砂糖水などのエサをあげて育て、来月、野山に放つという事です。