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平澤豊満氏町長選出馬表明
任期満了に伴い11月に行われる箕輪町長選挙に現職の平澤豊満さんが立候補する事を表明しました。
平澤さんは7日、箕輪町役場で記者会見を開き正式に3期目を目指し出馬する事を表明しました。
「後援会の臨時総会を開いて後援会の意向と、町民のみなさんのご意見を聞いて次期町長選の立候補を決意した。今まで取り組んできた行財政改革をさらに強力に推進し、民意重視の町政を進め、箕輪町を活力あふれる元気な町、住んでいてよかった、住んでみたい町にする事が町民のみなさんが私に求め期待している事と強く認識している」と話しました。
立候補を表明した平澤さんは69歳。
慶応義塾大学卒業後、昭和40年にセイコーエプソン株式会社に入社し取締役などを務め平成14年10月に退任。 平成14年11月の町長選挙で初当選。平成18年は無投票で2期目の当選を果たしました。
町長職の他、上伊那福祉協会会長や全国町村下水道推進協議会長野県支部長などを務めています。
今後の政策として、今年スタートしたセーフコミュニティの認証取得やグリーンツーリズム事業を充実させ都市との交流による町の賑わいづくり、箕輪町の新しい図書館づくりをあげています。
また、来年度、「高齢者の生涯現役」施策を始めたいとし、「ポイント制を利用し高齢者が自発的に張り合いを持てるような施策をしたい」としています。
また、3期目を最後の年にしたいとしています。
「3期が限度だと思う。3期を区切に今までの町政執行の集大成をしたい」と話しました。
町長選をめぐっては、候補を擁立する動きはありますが、現在のところ平澤さんの他に立候補を表明した人はいません。
任期満了に伴う箕輪町長選は11月9日告示、14日投開票となっています。 -
上伊那郡地域振興懇談会
上伊那の商工業を考える、上伊那郡地域振興懇談会が2日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
懇談会は毎年、年1回開かれていて、今日は、上伊那にある7つの商工会の役員や長野県議会議員が出席しました。
会では、7つの商工会から、それぞれ現状報告や県に対する要望がありました。
伊那市商工会の森本光洋会長は、高遠、長谷地域の建設業界の厳しさを説明し、「公共事業の拡充をお願いしたい」と話しました。
箕輪町商工会の黒田重行会長は、「政財官の連携をしっかりとることが必要。これが雇用につながる」と話していました。
南箕輪村商工会の田中秀明会長は、「県が積極的に県内の工業をPRし、中小企業の製品を広めていくことが大切」と話しました。
県議からは県政報告が行われました。
木下茂人県議は、「新知事になっても経済・雇用対策を第一に考え、9月議会の補正予算でなるほどという対策を出してほしいと思っている」と話しました。
向山公人県議は、「県として、県内経済を上昇させることは重要課題として取り組まなければならない。経済対策については阿部知事と大きな食い違いがない中で対策をとっていけると思っている」と話していました。 -
富県小で富小オリンピック
伊那市の富県小学校で2日、児童会まつり「富小オリンピック」が開かれ、児童がゲームに挑戦しました。
富小オリンピックは児童会が計画したもので、全校児童が12の班に分かれてゲームをしました。
ゲームは、児童会の6つの委員会がそれぞれ考えました。
体の仕組みパズルは、完成図が人体模型の絵で、制限時間内にできたパズルのピースの数で得点を競います。児童は真剣になってパズルに挑戦していました。
空き缶積みゲームでは、空き缶を5つずつ積み上げて搭を作りました。
積み上げた缶の数によって点数が決まるため、協力して缶を積んでいました。
児童は、ゲームの部屋を次々と移動して楽しんでいました。 -
長野県経営者協会上伊那支部懇談会
長野県経営者協会上伊那支部と上伊那の市町村長との懇談会が2日、伊那市のいなっせで開かれました。
懇談会は冒頭のみ公開で行われ、上伊那支部の役員や上伊那の市町村長など36人が集まり、観光と人材育成による地域活性化について話し合いました。
そのうちの1つ、観光の振興策については、上伊那や南信といった広い地域で連携していくこと、産業観光や体験観光といった、地域の資源を生かした戦略を考えていく必要があることが確認されました。
県経営者協会上伊那支部支部長の、藤澤秀敬伊那バス社長は「この話し合いが産業界の発展と政策のヒントにつながればうれしい」と話していました。 -
小中学生を対象にした救急救命講習会
箕輪町で5日、小中学生を対象にした救急救命講習会が開かれ子供達が心肺蘇生法などを学びました。
講習を受けたのは、箕輪町の太鼓グループみのわ太鼓ジュニアのメンバー24人です。
太鼓の講師をしている荻原大輔さんが、箕輪消防署の署員だったことから講習会が開かれました。
講習を受けたメンバーのほとんどが小学生で、小学生を対象とした救命講習が行われるのは上伊那では初めて、県内でもめずらしいという事です。
胸の圧迫では、「膝をたてて、腕をまっすぐ伸ばし、自分の体重をかけてしっかり押す事」と署員から指導を受けていました。
また、現在箕輪町内のすべての小中学校に設置されていているAEDの扱いかたも学びました。
箕輪消防署では、「小さな頃から救命法の基礎や手順を身につけてもらいたい」と話していました。 -
元県議の清水氏「早い時期に考え方を詰めたい」
任期満了にともなう11月の箕輪町長選。
出馬がとりざたされている元長野県議会議員の、清水洋さん(57)は取材に対し「早い時期に考え方を詰めたい。」と述べました。
箕輪町松島在住で元県議の清水さん。
町民有志から町長選への出馬を求める声が出ています。
縲恊エ水さん縲・br>「私がいろんなところで話を聞くなかで支持していただいている方の6縲・割が町長選に向けてがんばったらどうだということを言っていただいていることは事実です。
正直申しまして自分は県議選に向けていろいろやってきたわけです。
いろんな準備もそういうつもりで方向的にはやってきたので、ここで急にそういう声をいただいて舵をきるというのは、とまどっているというのが正直なところかもしれません。
長野県政も阿部さんになり大きくかわっていこうとしているわけですから、そんな時にやっぱり自分の働く場所も、そっちかなという気もないことはないですし、なによりも実は製造業の出身の県議は今でもいないんですね。
そういう声を届ける使命というのが自分にあるのかなという気もあったりもします。
ただもう一つ考え方によれば私自身がこれから政治家として生きていく道があるとすれば、それは県であろうと町であろうと地域の皆さんに本当に幸せになってもらう。そのためにがんばる舞台にはかわりはないので、そこについては考えてみようかなという気持ちでいることも事実です。」
清水さんは町長選について、仕事の状況のほか家族、後援会の考えなどを聞き、早い時期に考え方を詰めたいとしています。 -
伊那谷フィルムコミッション設立
伊那市は、映画やテレビドラマなどの誘致支援活動をする「伊那谷フィルムコミッション」を市の組織の一部として6日、設立させました。
6日、白鳥孝市長や市職員で代表の伊藤隆博さん等が出席し市役所で記者会見が開かれました。
白鳥市長は「映画やドラマ、コマーシャルなどの映像を通じて、伊那谷を全国に発信していきたい」。代表の伊藤さんは「2つのアルプスを望める景色や、伊那市の持つ歴史文化をPRしていきたい」と会見で話しました。
伊那谷フィルムコミッションでは、風景や建物などといった、ロケ候補地の情報収集を行い、ホームページで公開します。
また、実際の撮影では、撮影交渉や、ボランティアスタッフ、エキストラの募集などを行います。
伊那谷フィルムコミッションでは広く一般からメンバーの募集をしています。
<問い合わせ>
伊那谷フィルムコミッション 伊藤 隆博代表
(伊那市役所総務部情報統計課調査統計係長)
電話0265-78-4111 内線2151 -
新宿区役所「つつじ連」が阿波踊り披露
新宿区役所職員などでつくる「つつじ連」は5日、伊那市高遠町山室の遠照寺で阿波踊りを披露しました。
新宿区役所つつじ連は、地域の祭りに参加するため区の職員を中心に1988年に結成されました。
伊那市と新宿区が友好提携を結んでいることが縁で4日に行われた高遠城下まつりでも阿波踊りを披露しました。
つつじ連には伊那市役所から新宿区役所に出向している原健さんもメンバーに加わっていて原さんは遠照寺がある山室出身です。
この日の阿波踊りも原さんが地元の人たちに楽しんでもらおうと行われたもので、奥さんと2人での踊りも披露しました。
集まった人たちは、手拍子をしながら軽快な踊りを楽しんでいました。 -
森の音楽祭イン春近郷2010
地域で活動する音楽団体の発表会、森の音楽祭イン春近郷2010が5日、伊那市東春近の殿島城址公園で開かれました。
森の音楽祭は、殿島城址公園の有効活用を図ろうと、東春近公民館分館連絡協議会などが開いたものです。
今日は12の団体が踊りやダンス、楽器演奏などを披露していました。
訪れた人たちは、森の中に響き渡る心地よい音色を楽しんでいました。 -
県公衆衛生専門学校の2年生が模擬患者実習の成果発表
伊那市にある県公衆衛生専門学校の2年生が31日、今年3月から行ってきた歯科指導実習の成果を発表しました。
この日は、2年生17人が、今年3月から取り組んできた模擬患者実習のまとめを発表しました。
模擬患者実習は、学生が家族などを患者にみたてて指導にあたり、口の中の健康状態の改善などを図るものです。
そのうち、笹川智香さんは、模擬患者にブラッシングの大切さを知ってもらい、自分で口の中の健康が維持できるようにと指導をしてきました。
笹川さんは、「指導は自分の思い通りに進まないことが多かった。実習を通して、患者さんと一緒に問題解決に取り組むことの大切さを実感した」と話しました。
また、小島ひとみさんは、歯石の改善にむけ、指導をしました。
小島さんは、「患者さんに積極的に歯科指導に取り組んでもらうには、相手の意見を尊重し、それを踏まえた指導が大切」と話していました。
2年生は今後、3カ月間の臨床実習を行い、来年3月6日に国家試験を受ける予定です。 -
ポニーレース パカパカ杯
趣向を凝らしたポニーのレース、パカパカ杯が5日、箕輪町木下で開かれました。
パカパカ杯は動物との触れ合いを通して、思いやりなど子どもたちの心を育む活動をしている箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたものです。
今回で9回目となるパカパカ杯には、およそ30頭のポニーが出走し、愛嬌たっぷりのレースを展開していました。
ポニーに乗った子どもたちが、吊るされたパンを食べる競争ではハプニングもありました。
パカパカ杯ではコース途中に用意されたカゴにボールを入れてから進むものなど趣向を凝らした様々なレースが行われました。
参加者はポニーと触れ合いながら楽しい1日を過ごしていました。 -
伊那市西春近諏訪形諏訪神社 御柱祭山出し
7年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形諏訪神社の御柱祭。5日は、4本の柱を区内の山から里へと出す、山出しが行われた。
山出しには、氏子やその親類などおよそ200人が参加、木やりの掛け声に合わせ柱を引いた。
今日は午前中までに3本の柱を神社まで引き着け、難所の一つ、神社前の石段では全員が力を合わせ、柱を境内へと引き上げていた。
午後からは、一番大きい一の柱の山出しが行われた。一の柱は、幹の太さがおよそ2メートルある大木で、氏子らは強い日差しが照りつける中、目的地まで柱を引いた。
一の柱は地区内を周り、今日はおよそ2.5キロ曳行され、10月2日に里曳きと建御柱が行われる事になっている。 -
平澤箕輪町長 町長選出馬に意欲
箕輪町の平澤豊満町長は5日、松島コミュニティセンターで開かれた、自らの後援会臨時総会で、次期町長選について、「前向きに考え決定する」との述べ出馬への意欲を示しました。
臨時総会には、約220人が集まり平澤町長の3期目の出馬を要請しました。
臨時総会で唐澤哲郎後援会長は、初心にかえり、行財政改革を進めるとともに、今までの経験を発揮してもらいたいと述べました。
平澤町長は7日火曜日に記者会見を開き正式に出馬表明する見通しで具体的な政策も発表する予定です。
任期満了に伴う箕輪町長選は11月9日告示、14日投開票となっています。 -
上伊那教育財政懇談会
教諭やPTAなど学校関係者でつくる上伊那教育財政懇談会が1日、伊那市で開かれ高校募集定員など県教育委員会への要望事項について協議しました。
懇談会は県教職員組合上伊那支部やPTA連合会などでつくる上伊那教育七団体連絡協議会が開いたもので、会場には約80人が集まりました。
懇談会では高校募集定員や、入試制度など、県に要望することがらについて地元選出の県議会議員とともに協議しました。
懇談会では、「上伊那地区の高校募集定員が中学校卒業生徒数や生徒の希望に見合ったものになるようにしてもらいたい。」「伊那養護学校の特別支援教育を充実させてもらいたい」といった要望事項があげられていました。
協議会では県教育委員会にこれらを要望していくことにしています。 -
5年ぶりにどんぴちゃ祭 開催
伊那市西春近の卸売市場団地で4日、5年ぶりに「どんぴちゃ祭」が行われ、多くの人で賑わいました。
どんぴちゃ祭は、西春近と東春近を結ぶ殿島橋を利用して行われていた祭りで、東西春近の交流の場となっていました。
しかし、平成18年の豪雨災害の影響で橋が使えなくなって以来、行われていませんでした。
今回、西春近商工会の50周年と新しい殿島橋の開通を記念して、5年ぶりに西春近地区単独で祭りが行われました。
地元にある丸水長野県水や丸伊伊那青果の協力を得て、サンマのつかみ取りや野菜の袋詰め放題が行われた他、地域住民が考えた様々なイベントが行われました。
原輝雄委員長は「みなさんにこんなに期待されていたとは思わなかった。多くの人たちに来てもらえてうれしい」と話していました。
会場を訪れた人たちは、5年ぶりに行われた地元の祭りを楽しんでいました。 -
9月で初の猛暑日記録
4日の伊那市の最高気温は35度を記録する猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと4日の伊那市の最高気温は、35度を記録する猛暑日となりました。
9月に猛暑日となるのは、伊那市での観測が始まった平成5年以来はじめてです。
伊那市では8月16日から9月4日まで20日連続で30度を超える日が続いています。
長野地方気象台によりますとこの暑さは向こう1週間ほどは続くと予想していて、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています。 -
箕輪町福与で福祉避難訓練
箕輪町で4日防災訓練が行われ、地区ごとに災害発生時の対応を確認しました。
このうち福与区では、福祉避難訓練が行われました。
箕輪町では、災害時に要介護者や高齢者の避難を地域住民が協力して行えるよう、去年から地区単位で福祉避難訓練を行っています。
訓練が始まると、常会ごとに集会所に集まり、要介護者や高齢者、けが人など救助の必要な人を車イスなどに乗せ福与公民館に避難しました。
公民館に避難すると、障害者や車イス利用者、妊婦などに分け、それぞれの状況に対応した福祉避難室へと移動しました。
公民館では、箕輪町社会福祉協議会による車イスの講習会が行われ、参加者が使い方を確認していました。
田中眞一区長は「今まで福祉器具を使った訓練はしていなかった。良い経験になったと思う」と話していました。
参加したある男性は「実際同じ動きができるかはわからないが、流れが確認できたのでよかった」と話していました。 -
就職支援セミナー 毎週土曜に実施
去年9月に伊那市西春近に開所した「緊急求職者サポートセンター」が、4日から毎週土曜日に就職支援セミナーを開きます。
この日は、求職者や転職希望の7人が参加し、応募書類作成のポイントについて学びました。
サポートセンターの下山昌利センター長が講師を務め、採用担当者に好印象を与える効果的な書類の作り方を指導しました。
下山さんは「パソコンでの書類制作は、パソコンが使えるアピールにもなる」「志望動機は細かく具体的に」などポイントを説明していました。
緊急求職者サポートセンターは、9月で開所から1年が経ちます。
開所当時少なかった利用者の数も、現在では1日平均30人から40人になったということです。
下山さんは「利用者が増えたのは、セミナーの充実もあるが、求職者が前向きに職探しをするようになったから」と話していました。
緊急求職者サポートセンターの就職支援セミナーは、今後も毎週土曜日に行っていくということです。 -
高遠城下まつり 高遠囃子や高遠太鼓 披露
伊那市高遠町で4日、「高遠城下まつり」が行われました。
高遠城下まつりでは、歩行者天国となった本通りで訪れた人にふるまい餅が配られた他、多くのイベントが行われました。
おまつり広場で行われたイベントでは、伝統の高遠太鼓が披露されました。
4日は、高遠太鼓保存会の会員と、高遠中の生徒など合わせて26人で演奏しました。
メンバーらは力強い鉢さばきを披露していました。
他には、高遠小学校の児童でつくる「高遠小おはやしクラブ」が、高遠囃子を披露しました
児童らは、6月から週2回この日に向けて練習をしてきました。
今年そろえたというお揃いのはっぴを着て息のあった演奏を披露していました。
まつりには、旧高遠町時代から親善交流都市である福島県会津若松市などの出店が立ち並び、多くの人で賑わいました。 -
箕輪町アマチュア無線通信訓練
災害時にアマチュア無線を使って情報収集を行う通信訓練が4日、箕輪町役場を中心に行われました。
通信訓練を行ったのは、箕輪町アマチュア無線非常通信協力会のメンバー15人です。
協力会は、災害時にケータイ電話や家庭電話がつながりにくくなるため、アマチュア無線を使って円滑な情報のやり取りを行うことを目的に組織されました。
4日は、震度5以上の地震が発生し、町内で負傷者や被害がでていることを想定し訓練を行いました。
協力会は、箕輪町災害対策本部からの出動依頼をうけ、指示をだす統括本部と各地の被害状況を調査する班に分かれ、情報収集を行いました。
統括本部には、災害現場の情報が次々と現場から寄せられていました。
箕輪町アマチュア無線非常通信協力会では、停電時や夜間を想定した訓練も行っていきたいと話していました。 -
ふるさと就職面接会
来春大学や短大などの卒業予定者を対象にしたふるさと就職面接会が3日、伊那市内で開かれました。
参加した企業は去年よりも8社多い30社となりました。
参加した学生は男性77人女性69人の、合わせて146人で去年よりも19人増えました。
一方参加した企業は、製造業が5社増えたこともあり、去年より8社多い30社となりました。
参加企業の求人数は去年の65人から67人多い132人となりました。
参加したある建設業の担当者は、「目的意識と信念を持った人に来てもらいたい」と話していました。 -
SKF出演者が出前コンサート
8月から9月にかけて松本市で開かれている音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル」の出演メンバーが3日、伊那中央病院で出前コンサートを開きました。
この日は「サイトウ・キネン・フェスティバル」に出演している若手のメンバー4人が中央病院を訪れ演奏を披露しました。
出前コンサートは、会場に行く事ができない人達にも演奏を楽しんでもらおうと毎年行われているもので、伊那での開催は今回が初めてです。
この日は4人が弦楽四重奏の曲、3曲を披露しました。
演奏を聞いたある男性は「初めて聞いたが素晴らしい。病院で演奏してくれてとてもうれしい」と話していました。
サイトウ・キネン・フェスティバルは、9月9日まで松本市内の会場で公演が行われることになっています。 -
伊那東小あんず組と竜東保育園年中園児がプールで交流
伊那市の伊那東小学校の児童が3日、竜東保育園を訪れ、園児と一緒に手作りのペットボトルの舟で遊びました。
交流をしたのは、伊那東小2年あんず組の32人と竜東保育園の年中園児29人です。
あんず組は、生活科の授業で園児達との交流に取り組んでいて、これまでも音楽やプール遊びなどを通して竜東保育園と交流してきました。
今回あんず組は、園児と一緒に遊ぶために、ペットボトルを各家庭から持ち寄り、子ども30人が乗れる大きさの舟を作りました。
3日は、みんなで舟に乗ったり、水をかけあって楽しみました。 -
民主党長野県連に要望
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会副会長の白鳥孝伊那市長が3日、長野市の民主党長野県総支部連合会事務所を訪れ、南アルプスの世界自然遺産登録に向けた活動に対し協力を求めました。
3日は白鳥市長が民主党長野県連の倉田竜彦幹事長に南アルプスの世界自然遺産登録に向けた要望書を手渡しました。
今回要望したのは3点で、一つめは、ニホンジカの食害により景観や、生態系に悪影響が出ていることから、迅速で効果的な計画の策定とその実施を求めています。
二つめは、南アルプス国立公園の区域の見直しと公園計画の再検討を要望しています。
三つめは、南アルプスのユネスコ・エコパーク登録に向けた情報収集とその提供について協力を求めました。
白鳥市長は「世界自然遺産への登録に向けては克服しなければならない、問題や解決しなければならない課題が山積している」として国や県の支援を求めました。
これに対し、倉田幹事長は「南アルプスは世界自然遺産となる可能性があると思う。要望は国へあげていきたい。」と答えました。
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会を構成する静岡市や南アルプス市もそれぞれの県の民主党県連で要望活動を行い、国に働きかけていくということです -
老人ホームで敬老祝賀会
南箕輪老人ホームで、3日養護老人ホーム・特別養護老人ホーム合同の敬老祝賀会が開かれました。
敬老祝賀会には、入所しているお年寄りほぼ全員の120人が出席しました。
80歳と88歳以上になる37人に南箕輪村から祝い金が手渡されました。
最高齢者は、101歳の女性です。
西巻志保子施設長は、「よく笑い、よく話し、よく動くことが長生きのコツ。みんなで仲良く楽しく生活し、お元気で長生きしてください。」と呼びかけました。
敬老祝賀会では、日本舞踊などのアトラクションもあり、お年寄りたちは、楽しいひとときを過ごしていました。 -
振り込め詐欺 注意よびかけ啓発
9月の振り込め詐欺総合対策強化月間初日の1日、伊那警察署と防犯ボランティア団体が各地で啓発活動を行いました。
1日は、伊那市や箕輪町の大型店など3か所で啓発活動が行われました。
啓発活動を行なったのは、伊那警察署と、防犯ボランティア団体の「伊那エンジェルス隊」です。
隊員らは、ティッシュとチラシを配りながら、振り込め詐欺被害に合わないよう注意を呼びかけていました。
伊那警察署管内では、今年、8/31現在まで、振り込め詐欺による被害は発生していません。
長野県内では、7月末現在で、37件、およそ4400万円の被害が発生しています。
去年の同じ時期に比べ、件数は46件、金額にして3400万円減少しています。
伊那署では、「件数は減っているが高額の被害の事例もある。思いもよらない新たな手口の詐欺の可能性もある」と話し注意を呼びかけています。 -
伊那市でふれあい広場
福祉のお祭り、ふれあい広場が29日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
ふれあい広場は、世代や障害のあるなしをこえて、同じ地域で共に生活していることを共感しようと伊那市社会福祉協議会などが毎年開いています。
会場となった福祉まちづくりセンター駐車場には、福祉関係団体による各種出店が並び、屋内では作品展示が行われました。
保健センターには、昔の遊び体験コーナーが設けられ、子どもたちが高齢者クラブの会員と折り紙やあやとり、お手玉を楽しんでいました。
ステージでは、踊りや民謡、コーラスが披露され、会場を訪れた人たちは、カキ氷を食べながら発表に見入っていました。
ふれあい広場は、午前中を中心に多くの人たちで賑わいをみせていました。 -
作陶展「暮らしに活かされて」
伊那市高遠町の陶芸家、
林秋実さんによる作陶展「暮らしに活かされて」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
林さんが作陶展を開くのは今回が4回目で会場には皿やカップ、花瓶など約250点が並んでいます。
焼き物の表面に塗る釉薬は、薪ストーブで燃やした木の灰と稲ワラの灰を混ぜてからすり潰し泥状にしたもので、さえた色合いが特徴だということです。
この林秋実さんによる作陶展は
6日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
二十二夜祭で健康や家内安全願う
健康や家内安全などを願う二十二夜祭が31日箕輪町の松島神社で行われました。
二十二夜祭は、健康や家内安全など月に祈願すると、ご利益があるとされている、行事です。
箕輪町の松島神社には、
茅の輪が用意され参拝に訪れた、人たちが、左、右、左と8の字を
書くように茅の輪をくぐっていました。
茅の輪をくぐりぬけると、半年間の罪やけがれが払えるといわれています。
松島神社の二十二夜祭では、紙の人形に祈願し体の悪いところをなおすという風習、形代祈願も行われました。
形代祈願は紙の人形に名前や生年月日などを書き、それに3回息を吹きかけます。
その人形を体の悪いところにあてると、よくなるというものです。
松島神社には多くの人が訪れ、それぞれ願い事をしていました。 -
伊那8月の平均気温過去最高
伊那の8月の平均気温は、県内30の観測点の中で、平年と比べ最高の上昇率となりました。
長野地方気象台のまとめによりますと、伊那の8月の平均気温は、平年と比べ2.8度高い25.9度で、過去最高を記録しました。
県内30か所の観測点のうち24地点で過去最高となっていますが、その中でも平年を2.8上回った伊那が最高の上昇率となりました。
これまでの伊那の8月の平均気温の最高は、1994年の24.4度で、それを1.5度上回る観測史上最も暑い夏となりました。
9月に入っても厳しい暑さが続いていて、1日は、34度を記録し、9月としては、観測史上最高を記録。
2日も33.4度を記録しました。