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箕輪西小学校 6年生に感謝する会
箕輪町の箕輪西小学校で8日、6年生に感謝する会が行われました。
感謝する会では、各学年が6年生15人との思い出などを発表しました。
4年生は、全校生徒の数や図書館の本の数など、それぞれが考えた学校に関する○×クイズを出していました。
2年生は、6年生にエールを送りました。
最後に6年生が手作りした雑巾を在校生に手渡しました。 -
箕輪町で来月から病児保育スタート
箕輪町は来月1日から、保育園などでは受け入れられない病気の子どもを預かる病児・病後児保育をスタートします。
市町村として病児保育に取り組むのは、上伊那で初めての試みです。
これは8日に開かれた箕輪町議会3月定例会の一般質問で議員の質問に平澤豊満町長が答えたものです。
病児・病後児保育は、保育園などでは受け入れることができない病気の子どもや、回復期の子どもを預かるサービスです。
町が住民を対象にニーズ調査を行ったところ、保育園に子どもを通わせている保護者の42%から病児・病後児保育への要望があったことから、予算案を今議会に提出しました。
病児・病後児保育は南箕輪村と一緒に取り組む計画で、市町村として病児保育に取り組むのは、上伊那では初めてです。
施設は、すでに職員の子どもを対象とした病児保育に取り組んでいる箕輪町の上伊那生協病院の施設を利用します。
対象となるのは、1歳から9歳の子どもで、最長で7日間、利用することができます。
利用料は1日3千円、利用時間は午前8時から午後6時までの予定です。
今議会の承認・可決を経て、実施していくことになっています。 -
内藤頼直が寄進した鎧や兜
伊那市高遠町の上山田と下山田の区長らは8日、地元の八幡宮にある鎧や兜などを歴史資料として高遠町歴史博物館に預けました。
8日は、地元の関係者や教育委員会など15人が立ち会い、鎧や兜などを歴史博物館に預けました。
鎧や兜は、江戸時代最後の高遠藩主、内藤頼直が明治4年3月に旧山田村の八幡宮に寄進したものとされています。
資料によると内藤家は明治維新に伴い、高遠領内およそ120箇所の神社などに鎧や兜などを寄進していたということです。
8日は、学芸員から鎧や兜の説明がありました。
保存状態が良く、弁当箱や水筒など戦いに出向く際の付属品がある事が他にはみられない特徴ということです。
預けられた鎧などは今月26日からはじまる春の特別展で一般公開される予定です -
春の高校伊那駅伝応援準備進む
今月20日に春の高校伊那駅伝が開かれます。
それを前に住民有志や子ども達が応援準備を進めています。
このうち伊那市の花の愛好家グループ、小沢花の会では今年も春の高校伊那駅伝の発着点となる伊那市陸上競技場に芝桜を飾り付けます。
8日は、会員がプランターの雑草をとったり、花の育ち具合を確認していました。
小沢花の会によると今年は、天候にも恵まれ良い花が出来たということです。
小沢花の会では大会前に、会員40人ほどでおよそ300のプランターを運びこむことにしています。 -
箕輪町木下の造園会社小池造園 銀賞を受賞
箕輪町木下の造園会社小池造園は、3月4日と5日に山口県で開かれた第1回全国造園技能競技大会で準優勝にあたる銀賞を受賞しました。
銀賞を受賞したのは、小池守さん、小池健太郎さん、原健吾さんの3人です。
全国造園技能競技大会は、庭作りの技術を争うもので、全国から20組が出場しました。
大会は、3人1組になり、同じ条件で広さ24平方メートルの庭をつくります。
小池さんらは「過去・現在・そして未来へ緑」をテーマに、現代の新しい庭作りを心がけたと話します。
小池造園では、「今後もお客さんのイメージに合うよう、品質の高い庭づくりをしていきたい」と話しています。 -
伊那飲食店組合 新春大会
伊那市や南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の新春大会が、7日伊那市内で開かれました。
組合員や来賓120人が出席した新春大会では、新しい役員が紹介されました。
組合長には、伊那市西町はなきゅうの櫻井信久さん、副組合長には、磯まつりの中村正一さんと信濃路の小松秀雄さん、おとめ座の福澤和子さんが選出されました。
櫻井さんは、「混迷している飲食業界だが、皆様のご指導とご協力で乗り切っていきたい」と話し、組合員の協力を求めました。
役員の任期は、2年となっています。
新春大会では、長年にわたる営業姿勢が評価され、4店舗に表彰状が贈られました。
伊那飲食店組合には、伊那市と南箕輪村の約300の飲食店が加盟しています。 -
「愛来里」の店名が「にこりこ」
来月下旬にリニューアルされる箕輪町の農産物直売所「愛来里」の店名が「にこりこ」に変わります。
これは、7日開かれた出荷会員説明会で発表されました。
にこりこの店名には、お客さんが直売所へ来て笑顔になるようにという思いが込められています。
説明会では、出荷に関する規定などが参加者に説明されました。
それによりますと、リニューアル後は、生産者の負担を軽くするため出荷にかかる手数料をこれまでの15パーセントから10パーセントに引き下げます。
出荷時間は統一されますが、直売所に来ることができない高齢者などの生産者に対しては、必要に応じて店側が集荷するとしました。
7日は、農家など116人が出席しました。
直売所を運営するみのわ振興公社は、3月20日と21日に町産業会館で会員申込受付を行うとしています。 -
発達障害者を支援へ
知的障害者の自立支援グループ、上伊那郡手をつなぐ育成会の定期総会が6日、箕輪町地域交流センターで開かれ新たに発達障害者を支援していくことなどが確認されました。
総会には、会員およそ60人が集まり、来年度の事業計画などが了承されました。
来年度事業は、県知的障害者育成会大会の参加などが計画されています。
ほかには、障害者の社会参加のための啓発活動や、会員の増強にも力をいれていくとしています。
上伊那郡手をつなぐ育成会の会員は現在およそ150人ですが、会を構成する6町村のうち宮田村と中川村は会員不足から休会状態にあるということです。
育成会ではほかに、学習障害や注意欠陥多動性障害など発達障害者の支援にも取り組むとしています。 -
伊那ビデオクラブ作品コンクール審査会
ビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールが、6日、伊那市のいなっせで開かれました。 作品コンクールは、年に1回行われていて、今年で14回目になります。
今年は、会員14人から24作品が寄せられました。
特別審査員は、映画監督の後藤俊夫さんや伊那市の職員、伊那ケーブルテレビジョンなど報道関係者が務め、会員もお互いの作品を評価しあいます。
作品が上映されると、カメラワークや、編集のつなぎ、音の使い方などのポイントを見ながら、採点していました。
審査の結果、後藤俊夫監督賞には、池田町の河野恆さんの「冬の陽(ひ)」と「戦場の狂気」が、伊那ケーブルテレビ賞には、伊那市の前田耕一さんの作品「だるまと人形飾り」が選ばれました。 -
小学生が議会を見学
箕輪中部小学校の6年生は、7日、町議会の様子を見学しました。
議場に入ってきたのは、箕輪中部小学校6年3組の児童です。
中部小の6年生は、去年10月の修学旅行で、国会議事堂を見学し、国の政治の仕組みについて学びました。
今回は、自分たちが生活している、身近な町について勉強しようと、町議会の見学を行いました。
議場に入ると子ども達は、議員や町長のやり取りを、真剣な表情で見ていました。
見学を終えた児童達は「町の事について、真剣に話あっていると感じた」や、「もう少しわかりやすい言葉なら理解しやすいです」と話していました。
6年3組担任有賀文教諭は、「今回の見学をきっかけに、生活や学校をより良くする事について、考えるきっかけになれば」と話していました。
上島貞一議長は、「子ども達の見学は新鮮だった。議会について少しでも理解してもらえれば。」と話していました。
町によると、小学生が議会を見学したのは、初めてのケースではと話していました。 -
セーフコミュニティ推進室設置へ
箕輪町は、4月1日付で、新たにセーフコミュニティ推進室を設置する予定です。
これは、7日開かれた、町議会3月定例会の一般質問の中で、議員の質問に対し、平澤豊満町長が答え明らかにしました。
箕輪町では、平成24年5月を目標に世界保健機関が定めるセーフコミュニティの認証取得を目指しています。
推進室は4月1日付で、総務課内に設置され、町の危機管理や安全管理等を幅広く担当する事になっています。
室長には、3月末で長野県警を退職する警備部長が就任する予定です。
平澤町長は「組織を固め、認証に向け取り組んでいきたい」と話していました。
別の議員からは、来年度から新たにスタートする、「元気はつらつみのわの大先輩事業」について質問がだされました。
外出支援金や、みのちゃんバスの乗車料金無料、ポイントによる地域通貨などのサービスを受けるには、高齢者クラブに入会が前提となっている事について、入会者とそうでない人では、行政サービスに不公平が生じるのではとの意見が出されていました。
平澤町長は、「ケースバイケースで対応すると共に、なぜ高齢者クラブに入会しないのか、分析していきたい」と答弁していました。 -
写真展示会「外国青年が撮った長野」
写真展示会「外国青年が撮った長野」が7日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
会場には「信州のおもてなし」と「外国人のおすすめ」をテーマに、県内に住む11人の外国人が撮った写真、26点が展示されています。
展示会は、外国人から見た日本の良さや魅力を表現しようと県の国際交流員が企画したもので、今回で6回目です。
題材は、日常生活の中で気付いたものや、道端で見つけたものなど様々です。
ある外国人は「日本人が見慣れていることでも、外国人から見れば驚くことや感動することが沢山ある。写真を見て、日本人の魅力を再発見してもらえればうれしい」と話していました。
写真展示会「外国青年が撮った長野」は11日金曜日まで、伊那合同庁舎2階で開かれています。 -
旧馬島家住宅で雛人形の展示
伊那市高遠町の旧馬島家住宅で今日から、雛人形の展示が始まりました。
7日は、高遠町地区の有志でつくる「高遠をこよなく愛する会」の役員8人が雛人形を飾りつけました。
雛人形は、旧馬島家の物や地域から寄付された物などおよそ200点で、毎年展示されています。
ある会員は「江戸時代から現代までの雛人形が展示されていて、時代の移り変わりを感じることができる。是非多くの人に見てもらいたい」と話していました。
雛人形の展示は、4月の下旬まで伊那市高遠町の旧馬島家住宅で行われています。
入場料は大人200円、小人100円です。 -
上伊那地域は、7日未明から昼までに10センチの積雪
上伊那地域は、7日未明から昼までに10センチの積雪を観測し、交通機関に影響がありました。
上伊那地域では、降り始めから昼頃までに10センチの積雪が観測されました。
この雪の影響でJR飯田線では、2ヶ所で線路脇の竹が架線に接触したため、午前6時から8時頃までの間に、上下線合わせて6本、最大46分の遅れが生じました。
中央高速道路下り線では、交通事故の影響で、午前8時19分から11時15分まで、諏訪IC岡谷JCTまで通行止めとなりました。
このため、中央高速バスの新宿線で、上下線合わせて5便が運休となりました。
伊那警察署によりますと、伊那署管内では7日朝8時から午後3時までに雪の影響などで7件の交通事故が発生しました。
長野地方気象台では、長野県南部は明日以降は天気が回復し、週末まで晴れ間が広がると予想しています。 -
県ロードレース 伊那大会
第46回長野県ロードレース伊那大会が6日、伊那市営野球場周辺などで行われ、参加者は、残雪のアルプスを背に、早春の伊那路を駆け抜けていました。
大会には、県内外からおよそ800人が参加し、一般、高校生、中学生などの5つの部門に分かれ、市営球場を発着に美篶地区を中心とした、5キロから16キロのコースを走りました。
今日の伊那市は、日中の最高気温は、10・8℃となり、選手たちは、汗をかきながら、春の気配がただよう伊那路を駆け抜けていきました。
参加したある選手は「冬のトレーニングの成果をみる良い機会。毎年参加しています」と話していました -
向山氏事務所開き~伊那市区~
長野県議会議員選挙、伊那市区に立候補することを表明している、現職の向山公人さんの陣営は6日、伊那市内で事務所開きを行いました。
伊那市区には定数2に対し、現職2人、新人1人の3人が立候補を表明しています。
このうち、4期目を目指し出馬を表明している現職の向山公人さん陣営は6日、伊那市中央に設けられた後援会事務所で事務所開きを行いました。
会場には、支援者などおよそ170人が集まりました。
向山さんは、「長谷、高遠を含め伊那市全体が発展する為には、市の東西を結ぶ幹線道路の整備や、県工科短期大学の誘致、上伊那の医療を充実させる事が必要」と訴えていました。 -
森林に関する研究を発表
森林に関する研究発表会「森林に学ぶ」ネットワークが6日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
これは森林にかかわる学生と社会人の交流の場として信大農学部森林科学科などが開いたもので、会場にはおよそ60人が集まりました。
6日は、学生や一般など8人が、これまで研究してきたことや、林業への取り組みなどについて発表しました。
このうち、森林科学科の矢野彰一さんは「空間情報技術を用いた大芝の森の資源管理」というテーマで発表しました。
矢野さんは、GPSや現場で撮影した写真などから得られた情報のデータベース化の有効性をについて話をしました。
フォトウオーカーと呼ばれるソフトを使い森林内の様子を歩いているように見ることができる技術では、インターネットで公開することで、森林管理に関する様々な意見を聞くことができるなど、そのメリットについて説明していました。
矢野さんは、「森林の情報をデータベース化することで、より効果的、効率的な管理を行うことができる」と話していました。
集まった人たちは、学生らの発表に熱心に耳をかたむけ、森林に関する理解を深めていました。 -
地域に伝わる民族芸能を披露
地域に伝わる民俗芸能を披露する郷土民族芸能を語り継ぐ集いが6日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで行われました。
この催しは、地域に伝わる民俗芸能の発表の場として高遠さくらホテルが開いたものです。
今回で7回目となる、この催しには、これまでで最も多い20団体およそ170人が伊那や木曽から集まりました。
このうち3年前に復活したという伊那市美篶青島の八木節保存会は、テンポの良いリズムに合わせ軽妙な踊りを披露していました。
会場を訪れた人たちは、それぞれの地域に伝わる民俗芸能を楽しんでいました。 -
箕輪町地域子育て協議会 町長との意見交換
箕輪町の母親などでつくる箕輪町地域子育て協議会は、平澤豊満町長との意見交換を28日、町子育て支援センターで行いました。
28日は、町内の16サークルの代表者などおよそ20人が集まり、平澤町長と初めての意見交換を行いました。
子育て中の母親の意見をきいてもらいたいと、町に呼びかけ実現したものです。
母親らは、「公園に遊具や日陰が少ない」「子どもに本を読み聞かせられるようなスペースの設置など、図書館の整備に力を入れてほしい」といった、要望が出されていました。
母親らは、率直な意見を聞いてもらえる貴重な機会だったとして、今後もこのような機会を設けていくとしています。 -
南小ドラゴンズ卒団式
南箕輪小学校の児童でつくる少年野球チーム「南小ドラゴンズ」の卒団式が26日、箕輪町の伊那プリンスホテルで行われました。
今年度卒団するのは、6年生12人です。
南小ドラゴンズは今年度、箕輪町長杯と、南箕輪村村長杯で優勝。
また、グランセローズ杯県大会で準優勝しました。
式では、小林祐司監督が選手1人ひとりに祝いの言葉を贈りアルバムを手渡しました。
小林監督は「ここまでいい成績を残せたのはみんなの団結力と信用する力があったからこそ。中学に行っても努力を忘れず頑張ってください」と激励しました。
6年生を代表して、キャプテンの堀内慶太君は「チームが1つになると、すごい力になることを知った。応援してくれてありがとうございました」とお世話になった人に感謝しました。 -
上伊那ファーマーズの集い
農業の現状や課題について考える上伊那ファーマーズの集いが1日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
上伊那ファーマーズの集いには、農業関係者や市町村の担当者などおよそ150人が集まりました。
集いは、農政に対する理解を深めようと、上伊那地方事務所などが開いたものです。
1日は、東京大学大学院の鈴木宣弘教授が「貿易自由化問題と日本農業の進路」をテーマに講演をしました。
鈴木さんは「日本がTPPに参加することになれば、米や乳製品を例にとってみた場合、食糧自給率は現在の40%から10%台に下落する」と自身の考えを話しました。
他には「食糧確保は軍事、エネルギーと並ぶ国家存立の重要な3本柱の1つであり、日本ではこのような認識が薄いように思われる」と持論を展開しました。 -
ハンセン病問題を考える
ハンセン病患者の体験をうたと語りで伝えるNPO現代座の公演が、2月28日、伊那市のいなっせで行われました。
公演は、伊那市のまほらいな市民大学の講座の一環として行われ、会場にはおよそ90人があつまりました。
上演された「遠い空の下の故郷」は、ハンセン病患にかかった女性が、強制隔離された療養所での実話をもとに作られた作品です。
ハンセン病と診断された少女は、16歳で療養所に入れられ、療養所の外に出る事が許されず、母親や父親の死すら知らされなかった事などが語られました。
NPO現代座は、東京を拠点に活動する団体で、この作品は、2001年にハンセン病患者との交流がきっかけで作られました。
現代座の木下美智代さんは、「ハンセン病問題を通して、差別問題について理解を深めてほしい」と話していました。 -
雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が5日、伊那市の伊那市民会館で始まりました。
会場には、会員が育てたおよそ300鉢が並んでいます。
この展示会は、南信地域の愛好者でつくる信濃雪割草愛好会が毎年開いていて、今年で11回目です。
色や花の形など種類が豊富で、株から育てたもののほか、会員が種から育てたものもあり、自慢の花が並んでいます。
会長の新井久さんは、「雪割草はきれいさ、素朴さがあり、人の心を活気づける生命力がある。ぜひ見てほしい」と話していました。
展示会は、6日まで伊那市民会館で開かれています。 -
住民有志 ごみ処理施設について考える
伊那市政について考える住民有志グループのぞみの会は1日、新しいごみ中間処理施設の建設候補地となっている富県の天伯水源付近などを見学する勉強会を開きました。
これは、自分たちの出しているごみの行方を確かめるとともに、新しいごみ中間処理施設について勉強しようと開かれたものです。
勉強会には、のぞみの会のメンバーが参加し箕輪町の最終処分場や辰野町の焼却施設などを見学しました。
このうち新しいごみ中間処理施設の候補地となっている富県天伯水源付近では、のぞみの会のメンバーが独自に調査した結果を報告しました。
のぞみの会では、今後もゴミについての勉強会を行っていきたいとしています。 -
読み聞かせボランティア交流会
伊那市や箕輪町の学校などで読み聞かせをしているボランティアの交流会が25日、伊那市高遠町の信州高遠青少年自然の家で開かれました。
交流会は、日頃小学校や図書館単位で活動している読み聞かせボランティアが一堂に集い、交流することで情報交換や研さんの場にしてもらおうと、伊那図書館と青少年自然の家が年1回、去年から開いているものです。
この日は、伊那市や箕輪町で活動している40人ほどが参加し、木曽檜を使ったマイ箸づくりをしました。
参加者たちは、「子どもやお年よりにどんな本を読めばいいか教えてほしい」「子どもと接する時間を大切にしている」などと自己紹介しながら、檜を紙ヤスリで削っていました。
ある参加者は、読み聞かせの時に毎回行なっているという手話を取り入れたあいさつを披露していました。
伊那図書館では、「それぞれ抱えている悩みや疑問を共有することで、普段のよみきかせに生かせるヒントが見えてくるはず」と話しています。 -
外国人対象のAED講習会
箕輪町に住む外国人を対象にしたAEDの講習会が、5日、箕輪町文化センターで開かれました。
この日は、箕輪町国際交流協会の日本語教室に通うブラジル人やベトナム人など、およそ20人が参加しました。
箕輪町では、誰でも安心して住める町づくりに向けて、セーフコミュニティ認証取得を目指し様々な取り組みを行っています。
箕輪町国際交流協会では今回、外国人の人達にも安心して暮らしてもらえるようにと、AED講習会を開きました。
参加した外国人は、AEDの取り扱いなどについて、箕輪消防署の職員から指導を受けていました。
現在箕輪町には、全人口の4%にあたる千人の外国人が暮らしていて、ほとんどの外国人がAEDについては知らないということです。
ある外国人は「万が一の時に必要になる。勉強できて良かった」と話していました。
箕輪町国際交流協会では、外国人からの要望があれば、今後も講習会などの開催を計画したいとしています。 -
オトメ☆コーポレーションが一日消防署長
伊那市出身のなるみさんが所属するアイドルグループオトメ☆コーポレーションが、5日、伊那消防署の1日署長に任命され、火災予防を呼びかけました。
この日、伊那消防組合の白鳥孝組合長から3人に委嘱書が手渡されました。
3人は最初に、白鳥組合長とともに消防署員の服装や手帳などをチェックしていました。
点検が終わると、消防車両に乗って伊那市内をまわり、火災警報器の取り付けや火の元の点検などを呼びかけていました。
伊那消防組合管内では今年、16件の火災が発生しています。
これは去年よりも2か月早いペースだということです。
最後に、オトメ☆コーポレーションによるトークショーが行われ、集まった人たちに火災予防を呼びかけていました。 -
上伊那農業高校定時制卒業式、閉課程式
県の高校再編計画により今年度で終了する伊那市の上伊那農業高校定時制の卒業式と閉課程式が3日行われ、62年の歴史に幕を閉じました。
3日は、上農定時制で最後の生徒となる16人が、卒業を迎えました。
上農定時制は、1949年に伊那東高等学校から上農高校に移管されて以来、62年の間に、およそ2300人の卒業生を輩出してきました。
しかし、県の高校再編計画により、箕輪進修高校に統廃合されました。
青木正幸校長は「この学校で学んだことを誇りに思い、1人ひとりが目標を定め、時代の担い手としてがんばってください」と式辞を述べました。
生徒を代表して萩原達矢さんは「自分達が上農定時制の最後の生徒だという誇りを持ち、感謝の気持ちを忘れずに、がんばっていきたい」と決意を語りました。
卒業式の後行われた閉課程式では、青木校長が閉課程宣言をして、県教育委員会に校名板を返還しました。
3日は、校舎東側に建てられた定時制記念碑の除幕式が行われました。
記念碑は、36年前に建てられた石碑を削りなおしたもので、上農定時制が歩んだ今日までの歴史が刻まれています。 -
技能グランプリ競技大会開催
全国規模の技能競技大会、技能グランプリのフライス盤競技が3日、南箕輪村の伊那技術専門校で行われました。
フライス盤競技には、全国から9人が出場し、金属加工の機械、フライス盤を使って課題の部品加工に取り組みました。
技能グランプリは、技能検定の特級、1級などを持つ技能士が熟練した技能を競うものです。
建築から機械まで30の職種の競技が千葉県を主会場に行われています。
フライス盤競技には、県内から、オリンパス(株)伊那事業場に勤務する北原憲明さんが出場しました。
制限時間は5時間で、選手は課題の図面に従って鉄鋼を加工し、4つの部品を造っていました。
技能グランプリの結果は7日に発表されます。 -
住宅用火災警報器設置呼び掛け
春の火災予防運動期間中の3日、箕輪消防署の署員が保育園で寸劇を披露し、住宅用火災警報器の設置を呼びかけました。
箕輪消防署の署員8人が、松島保育園を訪れ、寸劇を披露しました。
劇は、火事を起こす悪者、全焼怪人スモーカーが現れ、保育園にいたお姫様を誘拐し、保育園を燃やそうとします。
そこへ、消防戦隊ジュウケイジャーが登場し、火災警報器や消火器などで怪人を倒し、保育園を火事から守るというストーリーです。
園児は、夢中になってジュウケイジャーを応援していました。
火事を防いだジュウケイジャーは、「家に火災警報器をつけましょう」と呼びかけていました。
箕輪消防署によりますと、町内の住宅用火災警報器の設置率はおよそ69%です。
保育園での劇の上演は今回が初めてで、署員は、「劇を楽しみながら、火災警報器に関心を持ってほしい」と話していました。