-
15日明け方までに20センチの積雪
14日の上伊那地域は、昼過ぎから雪が降り始め、15日の明け方までに20センチの積雪が予想されます。
長野地方気象台によりますと、昼過ぎから降り始めた雪は、15日の明け方まで降り続くとして注意を呼びかけています。
この雪は、太平洋沿岸を通過する低気圧の影響とみられ、15日正午までの長野県南部の予想積雪量は、20センチとなっています。
14日午後5時現在上伊那地域には、大雪・なだれ・着雪注意報がでています。
伊那警察署によりますと、午後4時現在交通の乱れはないということですが、スリップ事故への注意をよびかけています。
また、市町村などでは積雪の程度によっては、ビニールハウスなどに被害が発生する恐れがあるとして雪害が心配される施設への対応をよびかけています。 -
フルートアンサンブルコンサート
春をよぶフルートアンサンブルコンサートが13日、伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートは、フルート愛好家などでつくる伊那フルートアンサンブルが開いたものです。
13日は、クラシックや童謡などおよそ12演目を披露しました。 -
伊那西高校 卒業記念展覧会
伊那西高校の美術・書道の授業を選択した3年生の卒業記念展覧会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、美術、書道の授業を選択した3年生の作品と、美術クラブ・書道クラブ・折り紙工芸クラブのクラブ員の作品などあわせて130点ほどが展示されています。
この展示会は、卒業記念として、お世話になった人たちへの感謝をこめて、また、日頃の成果を発表しようと開かれていて、今年で4年目です。
今年は、プロのデザイナーとして活躍している卒業生や美術系の大学や専門学校で学ぶ卒業生10人の作品も展示されています。
芸術の道を選んで活躍している先輩達の作品を見て、後につづく後輩たちの励みになればと、初めて展示されました。
また茶華道クラブによる抹茶の席も会場に用意され、訪れた人に振舞われていました。
伊那西高校では、高校生ならではの感性のあふれた力作が並んでいると話し、来場を呼びかけています。
この作品展は、16日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
いなっせに確定申告受付会場設置
16日から、所得税の確定申告が始まります。
いなっせ2階展示ギャラリーには、10日、受付会場が設置されました。
伊那の受付会場となっているいなっせには、1月上旬から受け付けている還付申告の手続きをしようと、多くの人が訪れていました。
所得税の確定申告は、16日から3月15日まで、個人事業者の消費税と地方消費税の申告は3月31日まで、贈与税の申告は、3月15日までとなっています。
確定申告の受付会場は、3月15日までいなっせに開設されます。
受付時間は午前9時縲恁゚後4時までで、3月15日までの開設期間中は、伊那税務署では申告相談は行わないということです。 -
【カメラ・リポート】田楽座伊那公演 20日に
伊那市富県に拠点を構える歌舞劇団田楽座の公演が、20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
田楽座の稽古場では、披露される演目の一つ、「傘踊り」の稽古が行われていました。
傘踊りは、鳥取県の民俗芸能を元に、田楽座が創作した作品です。 -
伊那養護学校高等部分教室 上農に設置へ
長野県教育委員会は、伊那養護学校高等部の分教室を、上伊那農業高校に設置する案を10日、示しました。平成24年4月の開設を目指します。
これは、10日開かれた長野県教育委員会定例会で示されたものです。
長野県教育委員会によりますと、養護学校の分教室の設置は、県の高等学校再編計画に基づき、県内4地区で進められています。
伊那養護学校高等部の分教室の設置は北信の稲荷山養護学校・中信の南安曇養護学校に次いで3校目です。
上伊那農業高校に設置を予定していて、普通教室棟を改修して使用するほか、特別教室や体育施設の使用については協議していきます。
1学年8人を予定していて、3学年で24人程度を想定しています。
個々の生徒の実態に応じて、各教科の学習を行うほか、社会的・職業的に自立できるよう、作業実習などを行います。
今月に開かれる県議会定例会で可決されれば、来年度、上農高校の改修工事を行うほか、分教室の教育課程の編成などを検討するということです。
分教室は、平成24年4月の開設を予定しています。 -
高校入試前期選抜合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が10日、県内の高校で一斉に行われました。
このうち箕輪進修高校では、午後1時に校舎前に掲示板が設置され、生徒や保護者が番号を確認していました。
生徒は、嬉しそうに自分の受検番号を何度も見たり、保護者が携帯電話のカメラで写真を撮るなどしていました。
前期選抜試験は、今月2日に行われました。
箕輪進修高校では4つの部でそれぞれ20人募集し、普通I部44人、II部50人、III部9人、工業I部34人が受検しました。倍率は普通II部が最も高く2・5倍でした。
上伊那全体では、646人受検し、398人が合格しています。 -
高校生就職内定率 南信92.8%
この春、長野県内の公立高校を卒業する生徒の南信地域の就職内定率は、今年1月末現在、92・8パーセントとなっています。
これは10日、県教育委員会が発表したものです。
全県の就職内定率は、88・2パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、2・2ポイント増えています。
南信地域は、92・8パーセントで、県内4地区で最も高く、男女別では、男子が93・7パーセント、女子が91・1パーセントとなっています。
県教委では「内定率は去年より改善していて、各学校が生徒と向かい合い頑張っていることが数字に表れている」と話しています。 -
ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール 表彰状伝達式
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰状の伝達式が9日、伊那警察署で行われました。
県内から参加した325のクラブの中から優秀クラブに選ばれた、南箕輪村の大明化学工業(株)は、シートベルトの着用など交通安全を呼びかけるティッシュ配りをしてドライバーの交通安全意識向上に努めています。
同じく優秀クラブに選ばれた南箕輪村の信英蓄電器箔(株)は、掲示板に事故情報を掲載したり、街頭啓発などをして安全運転を呼びかけています。
この他、メッセージ部門では、優秀賞に大明科学工業、佳作に伊那市の三洋グラビア、ポスター部門最優秀賞に辰野町のハヤシプレシジョンが選ばれています。
大明化学工業の小島真人さんは、「これからも一人一人の交通安全意識を高めていきたい」、また、信英蓄電器箔の樋口峰さんは、「今後は会社と協力しながら、社員のシートベルト着用や車の施錠チェックもしていきたい」と話していました。 -
フレッシュミズ大学等公開講座 料理研究家が講演
女性を対象にしたJA上伊那のフレッシュミズ大学とミドルミズ大学の公開講座が5日開かれ、受講生が料理研究家の講演を聞きました。
年齢別の二つの大学の合同講座として開かれ、受講生や一般およそ160人が参加しました。
講師は、テレビやラジオなどに出演し、本も出版している長野市の料理研究家、横山タカ子さんです。
横山さんは、「母から娘に伝えたい味」をテーマに話しました。
料理の基本として一汁三菜を挙げ、具だくさんの味噌汁、酢の物、煮物、メインの一汁三菜に、玄米に近いご飯と漬物を加えた食事を作るよう提案しました。
横山さんは、「一汁三菜にあてはめて料理を作れば、食事の支度は楽に思えるようになる」と話していました。
また、身近な素材や季節の素材を使い、日本の伝統食、行事食、郷土食を中心に作ってほしいと話していました。
受講生たちは、メモを取りながら講演を聞いていました。 -
消防広域化、中南信は一本化困難
伊那消防組合の白鳥孝組合長は3日、消防広域化について、中南信地域での一本化は困難との考えを示し、伊那消防組合議会もこれを了承しました。
3日は伊那市役所で伊那消防組合議会全員協議会が開かれ組合を構成する各自治体の議員が消防広域化について意見を述べました。
このうち、伊那市は広域化を進めるべき、一方辰野町と箕輪町は、広域化による具体的なメリットがみえてこず時期尚早、伊那と伊南の統合が先などの理由から広域化に反対とし、南箕輪村は他の自治体に従うとしました。
白鳥組合長は正副組合長の考えとして、「各自治体の状況から中南信での一本化は困難としたうえで、中南信消防広域化協議会は一旦休止し新しい枠組みで検討をおこなうことが望ましい」と述べました。
ただ消防救急無線のデジタル化については、中南信で一本化して整備する研究を進めるべきとしています。
この考えに対し議会から反対意見はありませんでした。
消防広域化については大規模災害が起きた時など管轄エリアを越えて対応ができるなどのメリットがあるとして、中南信7つの消防組織で構成する中南信消防広域化協議会で検討が行われていました。
中南信消防広域化協議会では今後、構成する7つの消防組織の意見をふまえ広域化の協議の方向性を決めていくことにしています。 -
上伊那地区社会教育委員連絡協議会の地区研修会
上伊那地区社会教育委員連絡協議会の地区研修会が1日、伊那市のいなっせで開かれました。
地区研修会には、上伊那8市町村の社会教育委員や職員およそ60人が集まりました。
社会教育委員は、学校教育や社会教育の関係者などから、教育委員会が委託しているものです。
研修会は、情報交換や資質向上などを目的に毎年この時期に開かれています。
上伊那8市町村が持ち回りで事例発表を行っていて、今回は、伊那市の委員や職員の3人が、取り組みについて発表しました。
このうち伊那市教育委員会生涯学習課の飯島智課長補佐は、社会教育委員制度が抱える課題として、社会教育は幅広く抽象的であることをあげ、「委員自らが教育の場に出向いて働きかけることや、存在と役割を知ってもらうことが必要」などと話しました。
上伊那地区社会教育委員連絡協議会では、研修会の報告や会員の意見をまとめ、会の向上を図っていきたいとしています。 -
西箕輪米加工グループ「恵方巻き」販売
また、伊那市西箕輪みはらしファームの米加工グループは節分にあわせて、恵方巻きの販売を2日から始めました。
恵方巻きを作っているのは、西箕輪米加工グループのメンバーです。
酢飯をのりの上に広げて、キュウリや玉子、シイタケなどの具を乗せてまいていました。
米加工グループでは、5縲・年前から、恵方巻きを作って販売しています。
魚介類などの生ものが入らない昔ながらの太巻きで、お袋の味に仕上がっているということです。
今年は、みはらしファームの恒例のイベントである節分会が中止となったため、会員が、知り合いなどに声をかけ、予約を多くとりました。
初日の2日は、2本入りのパック、80パックを作り、とれたて市場などで販売しました。
節分の3日は、200パックを作るということです。
米加工グループでは、「味が濃くて、食べやすいおかあちゃんの味に仕上がっています。南南東をむいて食べて、幸せになってください」と話していました。
米加工グループの恵方巻きは、1パック480円で、とれたて市場や、JA上伊那の直売所・あじ縲怩ネなどで販売する予定です。 -
公立高校前期選抜試験
公立高校の前期選抜試験が2日、県内一斉に行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時すぎから受験生が次々と訪れ試験会場に向かっていました。
県教育委員会では、今年度から各高校に前期選抜の実施の判断をゆだねたため、上伊那では、伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校の普通科で前期選抜は実施していません。
前期選抜を実施した上農高校は各科募集定員が20人で、倍率は、生産環境が1.55倍、園芸科学が2倍、生物科学が2.1倍、緑地創造が1.8倍となっています。
公立高校前期選抜試験の合格発表は、10日(木)となっています。 -
インフルエンザ警報発令
長野県は、1日、全県にインフルエンザ警報を発令しました。
先月24日から30日までの一週間の、長野県内の一医療機関あたりのインフルエンザ患者数は、31.89人となりました。
県は、警報の基準値30人を超えたことから、1日、全県にインフルエンザ警報を発令しました。
上伊那地区の一医療機関あたりの患者数は、38.75人で、上田地区の66.5人についで、県内12地区で2番目に高い数値となっています。
県では、過去の状況から流行のピークは、この先1縲・週間後と予測していて、手洗いやうがいなど感染予防の他、発熱の症状がある場合は休養を取るなど、感染拡大防止に努めるよう、注意を呼びかけています。 -
厳し寒さから一転、最高気温7.7度に
1日の伊那地域は1月31日の厳しい寒さから一転し最高気温が7.7度と、2月下旬並みの気温となりました。
1日は、春の味覚、ナズナを摘む人の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと1日の伊那地域の最高気温は7.7度で平年より2.3度、また1月31日より7.3度暖かくなりました。
長野地方気象台ではこの陽気は今週いっぱいは続くと予想しています。 -
この冬一番の冷え込み
31日の伊那地域は、午前7時にマイナス13.2度と、この冬一番の寒さとなりしました。
午前7時4分の伊那地域の気温は、平年より、4.9度低い、マイナス13.2度と、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台によると、日本上空にある寒気と放射冷却によるもので、この寒さは、2月1日まで続くという事です。 -
インフルエンザ 警報レベルに
つとめる上伊那地域でインフルエンザの発生が警報レベルを超えました。
伊那保健福祉事務所では、感染予防に努めるよう注意を呼びかけています。
伊那市の竜西保育園では、感染予防の為、遊んだ後や食事の前の、手洗いとうがいを徹底しています。
伊那保健福祉事務所によりますと、今月30日までの一週間の1医療機関あたりのインフルエンザ患者の届出数は前の週の、23・88人から、14.87人増加し、38.75人となりました。
この値は、大きな流行が発生、または継続しつつある事が疑われる、警報レベルの基準値30人を超えた数値となっています。
31日現在、伊那市内の保育園1園が休園。また、別の保育園では、あすから2クラスが学級閉鎖。伊那市内の小中学校では3クラスが学級閉鎖しています。箕輪町や南箕輪村の保育園や小中学校ではこれまで、学級閉鎖などの措置はとられていません。
伊那保健福祉事務所では警報レベルを超え、集団発生が増加していることから、うがい、手洗いの実施やマスクの着用など感染予防に努めるよう注意を呼びかけています。 -
JA上伊那シニアあぐり修了式
中高年を対象にしたJA上伊那のシニアあぐりスクールの修了式が、27日、JA上伊那西箕輪支所で行われました。
27日は、シニアあぐりスクールで、農業の基礎を学んだ修了生に、JA上伊那の春日州一専務理事から、修了証書が贈られました。
シニアあぐりスクールは、定年退職後に農業を始めたいと考えている中高年などを対象に、JA上伊那が4年前から開いている講座です。
講座は、去年7月から今日まで5回開かれ、50代後半から60代の8人が参加しました。
野菜やキノコ・果樹の栽培のほか、農業機具の取り扱いや農業資材についてなど、農業の基礎を学んできました。
JA上伊那では、こうした講座を通してこれからの農業を担う生産農家を育成していきたいとしています。 -
バスケ女子日本リーグ 公式戦
バスケットボール女子日本リーグの公式戦が、3年ぶりに、伊那市で開かれました。
29日は、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で公式戦が行われ、バスケットボールファン700人ほどが訪れました。
バスケットボール女子日本リーグのW1リーグに所属する、白のユニフォーム山梨クィーンビーズと、黒のユニフォームビックブルー東京の試合が行われました。
W1リーグの公式戦が伊那市で行われるのは、3年ぶり5回目となります。
伊那での試合は、山梨クィーンビーズのホームゲームで、クィーンビーズが得点を決めると、会場から歓声があがっていました。
第1・第2クオーター終了後、クィーンビーズは、28対37と、ビックブルー東京に9点差を付けられますが、後半の第3・第4クオーターでは、クィーンビーズの速攻などが決まり、65対58でクィーンビーズが勝ちました。 -
KIDS自然エネルギー活用コンテスト
小学生が自然エネルギーの活用事例を発表するKIDS自然エネルギー活用コンテストが、29日、伊那市役所で開かれました。
この日は高遠小学校、西春近南小学校、赤穂小学校の3校が参加して、日頃実践している活動について発表しました。
コンテストは、子ども達に自然活動への意識を高めてもらおうと、伊那テクノバレー地域センター、リサイクルシステム研究会が開いているもので、今回で3回目です。
高遠小4年東組は森について学習していて、間伐の大切さや県産材の良さなどがわかったと発表しました。
西春近南小の4年生は、竹炭づくりに取り組んで感じた、炭作りの苦労や、昔から日本で使われている竹炭の良さなどを発表しました。
発表の後には、子ども達が自然エネルギーを活用したおもちゃ「ウインドカー」づくりに挑戦し、神奈川工科大学の石綿良三教授から説明を受け、組み立てていました。
リサイクルシステム研究会の田中賢明会長は「コンテストをきっかけに、自然活動に興味を持つ子どもが少しでも増えればうれしい」と話していました。 -
「高遠ぶらり」試験版で現地テスト
伊那市高遠町の昔の地図を活用した携帯情報端末のソフトウェア制作に向け、29日、試験版のソフトを使った現地テストが行われました。
この日は、ソフト制作に協力しようと、市内外からおよそ20人が参加しました。
ソフトは、観光振興や歴史学習に活用してもらおうと、伊那図書館などが企画し、制作を進めています。
現在、ソフト制作に必要な情報を集めたり、実際にどのように活用できるかを試験するためにワークショップが開かれていて、今回で2回目です。
ソフトは、iPadやiPhoneなどの携帯情報端末で、高遠の昔の地図上に、現在自分のいる場所を表示するもので、「高遠ぶらり」と名付けられています。
今回は、前回の町内探索で、参加者が気づいた点などが入力された試験版ソフトが用意され、これを使った現地テストが行われました。
試験版のソフトは、高遠町出身の画家、池上秀畝が明治時代に描いた地図「旧高遠城之眞景」の上に、現在地が表示されるところまで制作が進んでいます。
伊那図書館の平賀研也館長がiPadを片手に、進徳館や東高遠の武家町跡を案内していました。
平賀研也館長は「予想はしていたが、使ってみるとやはりおもしろい。侍が横を通り過ぎるのではないか、というような気持ちになれる」と話していました。
また、参加者は観光客の目線になって、景色の良い場所や気になった点などを、スタッフに伝えていました。
ある参加者は「昔の地図を見ながら歩くと、昔の街並みを歩いているような不思議な感覚になる」と話していました。
伊那図書館では、今後も一般参加者を交えての探索を行う予定で、参加者の意見や要望を取り入れ、3月の初め頃に完成版を配信したい考えです。 -
高遠高校芸術コースの卒業制作展
高遠高校芸術コースの卒業制作展が、伊那市の信州高遠美術館で開かれています
会場には、高遠高校芸術コースで美術と書道を専攻している3年生17人の作品、およそ40点が並んでいます。
作品展は、3年間の集大成の場として毎年行っているものです。
美術では、130号の油絵や絵に物を貼り付けて立体的に見せた作品などがあります。
書道では、古典を模写した作品など7点が並んでいます。
作品には、3年間の思い出や今回の作品に対する意気込みが添えられています。
会場には、高遠焼き窯元の浦野真吾さんに教わって作った高遠焼きも展示されています。
ある生徒は「多くの人に支えられてここまで来ることができた。その成果を多くの人に見てもらいたい」と話していました。
高遠高校芸術コース卒業制作展は2月3日まで開かれています。 -
有効求人倍率7か月ぶりに低下
去年12月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.61倍となり、7か月ぶりに低下しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、12月の上伊那の月間有効求人倍率は0.61倍となり、11月の0.66倍を0.05ポイント下まわりました。
県平均も0.61倍、全国平均は0.57倍となっています。
企業の新規求人数は712人で、前の月の867人を155人下回りました。
前の年と比べても2.2パーセント減少していて、10か月ぶりに前の年の同じ時期を下回りました。
一方、新規求職者数は759人で、前の月の849人より90人減少しました。
対前年比は、1.7パーセントの増で、2か月連続で前の年の同じ時期を上回りました。
ハローワーク伊那では、「持ち直しの動きも足踏み状態で、先行きは、不透明。依然として厳しい状況が続いている」と見ています。 -
田楽座の公演「ふるさとこよなく」が、2月20日に開かれる
歌舞劇団田楽座の公演「ふるさとこよなく」が、2月20日に伊那文化会館で行われます。
28日は、公演を主催する「田楽座を応援するってもんずらの会」の有賀弘武会長と田楽座のたちかわねむかさんら3人が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に公演の内容を報告しました。
舞台「ふるさとこよなく」は、2部構成の公演です。
1部は、田楽座の公演ではおよそ30年ぶりとなる芝居仕立てとなっていて、1人のおじいさんの祭りに対する思いを描いています。
2部は、太鼓や篠笛などを用いた民族芸能となっています。
田楽座の公演「ふるさとこよなく」は、2月20日に伊那文化会館で行われます。 -
鳥インフルエンザ 野鳥監視強化
小諸市で死んだ野鳥のコガモから鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたことを受けて、県は、28日に対策本部を設置して監視体制を強化しました。
この野鳥は、27日の朝、小諸市の会社敷地内で死んだ状態で発見されました。
体長およそ26センチのコガモのメスで、簡易検査を行なったところ鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されました。
県は、発見場所の半径10キロ以内にある養鶏農家など37箇所について調査を行い、異常がないことを確認しています。
今後は、100羽以上を飼育している養鶏農家への巡回監視を強化したり、県内全域の養鶏農家への情報提供、また、発生地域周辺の野鳥飛来地を中心に鳥獣保護員らによる巡回を行なうなど監視体制を強めます。
現在、発見されたコガモの遺伝子検査を行なっていて、強毒タイプの高病原性鳥インフルエンザが確認された場合は、養鶏場や通行車両への消毒を義務付けるということです。
県の対策本部設置を受けて、上伊那地方事務所管内でも、監視体制が強化されました。
林務課では、県が委嘱している鳥獣保護員や上伊那猟友会に対して水辺を中心にしたパトロール強化を要請しました。
通常のパトロールに加えて、ダム湖や天竜川など、野鳥の飛来地の監視強化を求めたものです。
南箕輪村の倉田金平さんも、天竜川沿いを歩いて、死んでいる鳥などがいないかを確認していました。
倉田さんは、南箕輪村全域と、伊那市の小沢川、三峰川より北のエリアを担当しています。
倉田さんは、上伊那猟友会、日本野鳥の会に所属していたこともあり、長年にわたり鳥獣保護員を務めています。
野鳥が媒介するとも言われている鳥インフルエンザの今回の騒動に「野鳥が大好きなだけに大変残念」と話していました。
小諸市での陽性反応確認を受け、上伊那地域の養鶏農家でも不安が広がっています。
伊那市富県の吉澤養鶏農場。
入り口には、立ち入り禁止の看板が立てられ、石灰での消毒が行なわれていました。
ここでは、1万3,000羽の鶏と3,000羽のひなを飼育していて、卵をJAなどに出荷しています。
その数は、1日に8,000個から9,000個に上ります。
吉澤謙冶さん87歳。
60年近く養鶏に携わり、息子さんに代がわり。
今は、卵の出荷係として支えています。
上伊那地域で最も歴史ある養鶏農家の1人です。
28日も、近所の人が新鮮な卵を買い求めていました。
JA上伊那では、鳥インフルエンザ対策を農家に注意を呼びかけるとともに風評被害についても懸念しています。 -
高校入試前期志願者数発表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者前期選抜の志願者数を27日、発表しました。
それでは、全日制の志願者数からお伝えします。
辰野高校です。普通科志願者数61人で1.27倍、商業科は31人で1.55倍となっています。
上伊那農業高校です。生産環境科は31人で1.55倍、園芸科学科は40人で2.00倍、生物科学科は42人で2.10倍、緑地創造科は36人で1.80倍となっています。
高遠高校です。普通科は56人で1.17倍となっています。
伊那北高校普通科は前期の募集がなく、理数科は50人で1.39倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校普通科は前期の募集がありません。
赤穂高校普通科は前期募集が無く、商業科は82人で2.05倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。3つの学科一括で80人が志願し1.33倍となっています。
続いて、多部制の箕輪進修高校です。普通I部は44人で2.20倍、普通II部は50人で2.50倍、普通III部は9人で0.45倍、工業I部は34人で1.70倍となっています。
なお、高校入試前期選抜は2月2日、合格発表は2月10日に行われます。 -
高校生就職内定率 南信地区89.9%
この春、公立高校を卒業する生徒の就職内定率は、平成22年12月末現在85.4パーセントとなっています。
これは、27日、県教育委員会が発表したものです。
全県の就職内定率は、85.4パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、3.9ポイント増えています。
南信地域は、89.9パーセントで、県内4地区で最も高く、男女別では、男子が、90.3パーセント、女子が89.1パーセントとなっています。
県教委では「安易に判断できないが、現段階では、高校生の就職状況は改善傾向に向かっている」とコメントしています。 -
県内で鳥インフルエンザ陽性反応
長野県は、小諸市で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥がみつかったと27日、発表しました。
上伊那地方事務所では、28日に開かれる県の対策本部会議を受けて、今後の対策を立てる考えです。
愛知県豊橋市で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が26日見つかった事を受けて、27日、急遽、伊那合同庁舎で現地連絡会議が開かれました。
会議には、上伊那地方事務所や、伊那保健所、JA上伊那など、関係機関が参加しました。
会議の中で、長野県内でも、高病原性の鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥が見つかった事が報告されました。
県の発表によると、高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥が見つかったのは、小諸市です。
27日朝、コガモが死んでいるとの通報があり、簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ました。
強毒性のウイルスであるかどうかについては、現在分析中です。
上伊那地方では100羽以上飼っている農場が14軒あるほか、確認されているところでは小中学校など30箇所ほどで鶏やウズラといった家禽が飼育されています。
上伊那地域は、およそ25万羽の家禽が飼育されていて、県内では松本地域に次いで2番目の飼育量となっています。
管内の家禽で高病原性の鳥インフルエンザの発生が確認された場合は、迅速な対応が必要となるため、夜間や休日などでも対応できる体制を整えておく事などが確認されていました。
上伊那地方事務所の東 修農政課長は、「鳥インフルエンザはいつどこで発生してもおかしくない。いざというときは、あわてないよう、関係機関が役割分担をして、蔓延防止のため必要な対策ができるようお願いしたい」と話していました。
上伊那地方事務所では、28日に開かれる県の対策本部会議の決定を受けて、今後の対策の方向性を決めたいとしています。 -
労働者の処遇改善に向け運動
2011春闘上伊那地区連絡会の結成総会が25日伊那市で開かれ、すべての労働者の処遇改善に向けた運動を展開していくことなどを確認しました。
上伊那地区連絡会は、連合長野上伊那地域協議会などで構成されていて昨夜は、およそ80人が集まりました。
総会で向山五輪男議長は「賃金改善はもとより弱い立場にある中小零細企業の労働者の処遇改善に取り組みたい」とあいさつしました。
春闘の展開としては、非正規雇用を含め全ての労働者を対象に適正な利益配分を求めていくことや、仕事と生活の調和を進める、ワーク・ライフ・バランスの実現などをあげています。
連絡会では3月7日に、総決起集会を開き、労働条件の改善などを訴えていくことにしています