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新たに「観光情報分科会」設置へ
上伊那地域観光戦略会議が2日開かれ、観光資源や情報発信について検討する新しい分科会「観光情報分科会」を設置することが決まった。
2日は、伊那市のいなっせで会合が開かれ、新しい分科会の設置が了承された。
上伊那地域観光戦略会議は、地域の特性を生かした観光振興について検討している。
今回新たに設置されるのは、観光情報分科会で、観光資源や情報発信について検討する。
今年度は、季節ごとに観光資源を整理し、テーマに応じて観光プランを検討する。
来年度は、効果的な情報提供の方法を検討する予定。
分科会は、15人程度で組織する計画で、早いうちに設置したいとしている。
同日はこのほか、平成21年の観光地利用者の統計調査結果が報告された。
それによると、上伊那地域の延べ利用者数は約430万人で、長野県の10広域の中で下から2番目だった。
また年間観光消費額はおよそ107億2800万円で、10広域の中で最下位だった。
委員からは、「どれだけ感動するものを与えられるか考える必要がある」「ありふれた観光ばかりでなく、違うものに目を向けることが大切」などの意見が出されていた。 -
上伊那手話サークル新人研修会
上伊那手話サークルの新人研修会が27日、宮田村民会館で開かれた。
研修は、聴覚障害者の生の声を聞き、理解を深め、これからの活動に生かしてもらおうと開かれている。
手話サークルに新しく入会したメンバーと、上伊那聴覚障害者協会のメンバーら約50人が集まった。
そのうち、ろうあ運動について学ぶ時間では、4人の聴覚障害者が耳が聞こえないことで苦労したことなどを話した。
箕輪町の降旗久さんは、娘を病院に連れていった時、耳が聞こえないことで医師が十分な説明をしてくれなかったことを話した。
また、ほかの参加者は、電話ができないことで、緊急に連絡しなければならないことができても、すぐに連絡できない苦労があることなどを話していた。
しかし最後に、箕輪町の江口あや子さんは、「私は聴覚障害者として育ってきて、とてもよかったと感じている。その生き方を、みなさんにも見ていただきたい」と話していた。 -
森林税活用の施策を協議
森林税を活用した施策について住民の意見を聞く、森林づくり上伊那地域会議が1日、開かれた。
新たな委員を委嘱し、初会合が伊那合同庁舎で開かれた。
会議では、上伊那地方事務所から森林税を活用した今年度の事業計画案などが説明された。
それによると、里山集約化事業の実行見込み面積は526ヘクタールで、昨年度より200ヘクタールほど増えている。
間伐の実行見込み面積は624ヘクタールで、240ヘクタールほど増えている。
森林税の収入が増えていることから、実行面積を多く見込んでいるという。
また、森林整備などを行うための森林づくり推進支援金は、およそ1,300万円を予定している。
委員の任期は2年で、会議は年3回開かれる。
次回は9月末頃に現地検討会が開かれる予定。 -
最高路線価15年連続下落
相続税などを算定する基準となる土地の評価額、路線価が1日、公表された。
伊那税務署管内の最高路線価は15年連続で下落となった。
路線価は、国税局が、1月1日を評価時点とする、道路に面した土地の1平方メートルあたりの評価額を算定したもの。
伊那税務署管内では、伊那市の県道南箕輪沢渡線、通り町が
4.9%下がって5万8千円
ナイスロードの伊那市役所付近が7.1%下がって3万9千円となった。
箕輪町では、松島の国道153号八十二銀行箕輪支店付近で5.4%下がって3万5千円、
南箕輪村では神子柴のアクセス道路伊那インターチェンジ付近で3.0%下がり、3万2千円となった。
なお、伊那税務署管内の最高路線価は、いなっせ前の5万8千円で管内の最高路線価は、15年連続の下落となっている。 -
7月は「社会を明るくする運動」強化月間
7月は、犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動」の全国強化月間。
30日は上伊那地区保護司会のメンバーが伊那市役所を訪れ、運動の伊那市実施委員長となっている白鳥孝市長に法務大臣からのメッセージを伝達した。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、明るい社会を築こうというもの。
今年で60年目の取り組みで、犯罪を犯した人の立ち直りを支える取り組みについての理解の促進が重点項目として掲げられている。
実施委員会では、7月10日に伊那市のいなっせで運動の一環として「社会を明るくする地域づくり大会」を開き、一般の人への理解を広げていきたいとしている。 -
献血運動に功績の個人や団体を表彰
献血による助け合いを推進する上伊那郡市献血推進対策協議会の総会が30日開かれ、献血運動に功績のあった団体や個人が表彰された。
30日は伊那合同庁舎で総会が開かれ、中部電力伊那営業所と伊那市の尾茂谷愛子さんが上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞した。
受賞者を代表して中電伊那営業所の根津 雄一さんは「これからも事業者と地域が一体となった献血運動に努めたい」と話していた。
協議会によると、上伊那での昨年度の献血者数は4,965人で前年度より3・4%増加、目標達成率は118・8%で県下11地区で達成率が1位となったという。
協議会では、今年度も引き続き安全な血液の安定した供給ができるよう、まだ献血をした事がない若者への啓発活動や、献血ルーム体験運動を実施していくという。 -
5月の有効求人倍率0.46倍
5月の上伊那の月間有効求人倍率は0.46倍となり、前の月の0.49倍より0.03ポイント低下した。
全国や県全体では上昇したが、上伊那では2カ月連続で低下した。
ハローワーク伊那の発表によると、内訳では企業の求人数は695人で、前の月の968人より270人ほど減った。
一方、新たに仕事を探している人も減り、新規求職者数は882人で、前の月の1207人より320人ほど少なくなった。
実際に職に就くことができた就職者数は319人で2カ月連続で減少している。
ハローワーク伊那では、「企業に持ち直しの動きはあるものの、求人につながっていない状況。しかし、職探しをしている人が、ある程度仕事を選べるようにもなってきている」としている。 -
上伊那地域医療推進状況をHPに掲載
上伊那広域連合は、国の交付金による地域医療再生事業の推進状況をHPに掲載した。
推進状況は、上伊那広域連合のHPからアクセスできる。
事業を実施、運営する運営連携会議や、7つの作業部会の項目があり、クリックすると会議資料や会議記録の要旨が閲覧できる。
HPの更新は、それぞれの会議終了後、数日以内に行うという。
上伊那広域連合では、一般の人にも広く状況を知ってもらい事業を進めていきたい竏窒ニしている。 -
女性農業者「花育」について学ぶ
上伊那の女性農業者でつくる「農村女性ネットかみいな」は25日、「花育(はないく)」についての研修会を伊那市で開いた。
花育とは、花を育てることで、やさしさや美しさを感じる心を育てることをいう。
研修会には、農村女性ネットかみいなの会員約20人が参加した。
農村女性ネットかみいなでは、本年度「花育」をテーマとし、上伊那で盛んな花の栽培や楽しみ方について学ぶ活動をする。
同日は、カーネーションの生け花アレンジを学んだ。
花の色や並べ方を工夫して参加者は思い思いの作品を作っていた。
農村女性ネットかみいなによると、花育には探求心や創造力を育む効果があるということで、会員らは「学校や地域の人と一緒になって、花育について取り組んでいきたい」と話していた。 -
松くい虫被害減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が28日、開かれ、昨年度の被害は約5500立方メートルで、前年度より900立方メートル減少したことなどが報告された。
県や市町村の担当者が集まり、昨年度の被害状況と本年度の対策を話し合った。
上伊那の昨年度の被害は約5500立方メートルで、過去最大だった前年度の6300立方メートルより900立方メートル減少した。
市町村別の被害は、伊那市が前年度より500立方メートル増加し約1700立方メートル。箕輪町は前年度より6立方メートル減少し2立方メートル。
今のところ南箕輪村での被害は確認されていない。
また、本年度の事業について上伊那地方事務所からは、国の予算削減により厳しい状況等が説明された。
上伊那では本年度、伐倒駆除に4200万円、樹種転換に5400万円の要望を出しているが、内示されているのはそれぞれ2700万円と1800万円となっている。
協議会の会長で上伊那地方事務所林務課の小松大八課長は、「国政により予算は不透明な部分もあるが、被害が拡大しないよう、地域と連携し対策をとっていきたい」と話した。 -
農林業への鳥獣被害額約1億8700万円
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が28日開かれ、野生鳥獣による昨年度の農林業被害額は1億8700万円になったことなどが報告された。
協議会では、平成21年度の被害状況が報告された。
それによると、上伊那地域の農林業への被害額は約1億8700万円で、前年度に比べ1200万円増加している。
野生鳥獣対策としては、毎年防護柵を延長しているほか、個体数調整などで平成18年度から毎年2千頭近くのシカを捕獲している。
また本年度の新規事業として、上伊那地方事務所では、野生鳥獣の農林業被害状況把握や支援内容のレベルアップを目的に、上伊那の全209の集落を対象に被害状況の調査を行う計画。
また市町村からの要望により、補助金等を用いて設置された電気防護柵のメンテナンスを実施するとしている。
協議会会長で、上伊那地方事務所の市川武二所長は、「野生鳥獣による被害は精神的な苦痛も大きい。これ以上拡大しないよう対策をとっていきたい」と話していた。 -
教科書展示会
南信教育事務所は、伊那市のいなっせ内にある上伊那教育会館で、教科書の展示会を開いている。
会場には、小・中・高校の教科書1000冊ほどが並んでいる。
教科書展示会は、教科書に関する県民の関心にこたえようと、毎年、南信教育事務所が開いている。
小学校では、来年度、新しい学習指導要領が完全実施されることから、内容が新しくなった平成23年度の教科書が並んでいる。
教科書の選定は、一般には市町村ごとに行われているが、上伊那では、各市町村の教育委員会が協議して、使用する教科書を決定している。
展示会場にはアンケート用紙も用意され、教科書を選定する際の参考にされるという。
この教科書展示会は、来月19日(月)まで、伊那市のいなっせ4階、上伊那教育会館で開かれている。 -
高校野球長野大会組み合わせ決まる
7月10日に開幕する第92回全国高校野球長野大会の組み合わせ抽選が26日、松本市で行われた。
上伊那8校の組み合わせは次の通り(日程順)。
▽7月10日(土)開幕試合=高遠対篠ノ井
▽7月11日(日)=箕輪進修対長野東、上伊那農業対上田千曲、伊那北対坂城、赤穂対望月
▽7月12日(月)=辰野対松本第一
▽7月13日(火)=伊那弥生ヶ丘対長野商業
▽7月14日(水)=駒ヶ根工業対屋代と南安曇農業の勝者 -
伊那地区電設ボランティア活動
伊那市の電気工事会社などでつくる伊那市電設業協会と電気工事協力会は25日、春日公園などの水銀灯の清掃を行った。
清掃活動は、伊那市電設業協会と電気工事協力会が毎年ボランティアで行っているもので、今年で10回目。
今日は、参加者23人が6つの班に分かれ、春日公園や高遠ほりでいパークなど市内4カ所の水銀灯、およそ110基を掃除した。
参加者は、高所作業車や脚立を使い、電灯についた汚れやクモの巣を取り除いていた。
水銀灯を管理している伊那市では「普段なかなか掃除ができず、花粉や黄砂などで汚れていたのでとても助かります」と話していた。 -
伊那中病院ロゴマーク発表
伊那中央病院は、地域から愛され、より親しんでもらえる病院としてイメージアップを図ろうとロゴマークを作成し、25日発表した。
去年12月から今年2月までの間に全国から1,338件の応募があり、東京都千代田区の須賀裕明さんの作品が採用された。
ロゴマークは、若々しい生命の象徴である花をモチーフに伊那中央病院の英語表記、伊那・セントラル・ホスピタルの頭文字、ICHで桜の花びらを表現している。
白鳥孝市長は、「素敵なロゴマークを選んでいただいた。病院のシンボルとして大事にしていってもらいたい」と話していた。
このロゴマークは、病院の旗や名刺・封筒へ印刷するなどして活用していくという。
ロゴに採用された須賀さんは、9月の病院祭で表彰されることになっている。 -
弥生高文化祭「弥生祭」26日から一般公開
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、文化祭「弥生祭」が4日間の日程で行われている。
25日は、弥生祭の2日目で、午前中は各クラスがパフォーマンスを披露する「クラパフェ」が行われた。
生徒たちは、クラスごとステージに上がり、この日のために練習してきたダンスなどを披露し、教員が審査員となって点数を付けた。点数の分だけライトが点灯する仕組みになっていて、パフォーマンスを披露したクラスは、ランプの点灯する数を見て、声をあげていた。
26日、27日は、学校を開放し一般に公開する。
一般公開は、明日が午前10時から午後3時半まで、明後日が午前9時半から午後2時まで。公開中は、さまざまな出店も並ぶ予定。 -
食農連携推進戦略構想書発行
信州大学農学部の食料保健機能開発研究センターは、新たな食と農の連携を目指す具体的事例を盛り込んだ戦略構想をまとめた。
25日は、構想をまとめた開発研究センター長の大谷元農学部教授や中村浩蔵准教授、執筆者らが発表会を開いた。
この食農連携推進戦略構想は、農林水産省所管の公益法人、食品需給研究センターの要請を受け策定されたもので、石川県や北海道に続く国内でも先駆的な取組み。
構想は、長野県の食品産業の現状や190箇所へのアンケート結果、食農連携の取組み事例、7つの具体的事例など65ページでまとめられている。
構想の策定にあたっては、大学や研究機関などから16人がメンバーとして参加し、去年9月から検討を進めてきた。
長野県の食と農の連携に関する事柄を、強み弱みなど4つに分類した分析結果も紹介されていて、関係者は、「長野県における食と農の現状をトータルに掌握・分析し、その発展の方向性を模索したのはこれが初めて」としていて、今後の活用に期待を寄せている。
この長野県食農連携推進戦略構想は、500部作製され、関係機関に配布されたほか、食品需給研究センターのホームページでも見ることができる。 -
三六災害に学ぶ会 29日に大鹿村で
昭和36年6月に、梅雨前線によってもたらされた災害「三六災害」から来年で50年を迎える。
当時の経験を学び、災害に備えようと「三六災害に学ぶ会」が、29日に大鹿村で開かれる。
25日は、イベントに先立ち、天竜川上流河川事務所が記者会見を開いた。
昭和36年6月に降った大雨は、伊那谷に水害や土砂災害をもたらし、特に大鹿村では、多くの人が亡くなった。
その三六災害の発生から来年で50年となることから、今回、大鹿村で三六災害を学ぶ会を開くことにした。
当日は、三六災害で被害があった場所の現状を見学したり、三六災害の体験者の話を聞く予定。
三六災害に学ぶ会は、29日(火)の午後2時からで、大鹿村の大西公園が集合場所となっている。 -
大鹿の死亡事故受け天上が緊急安全点検実施へ
天竜川上流河川事務所は、大鹿村で今月21日、直轄の地滑り工事で死亡事故が発生したことを受け、管内で行われている直轄工事の現場で、緊急の安全点検を実施する。
大鹿村で実施していた国が直轄する地滑り対策工事の現場で、今月21日、作業員3人が倒れ、二人が亡くなった。
国土交通省天竜川上流河川事務所ではこの事態を重く受け止め、南信地区で現在実施している直轄工事の現場で緊急の安全点検を実施することにした。
点検は、管内にある7つの出張所のうち、直轄工事が行われている6つの出張所で28日から来月1日にかけて行われる。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠町藤沢の藤沢砂防林工事などを点検する予定。 -
山本町の教員住宅 市営住宅に
伊那市山寺山本町団地の教員住宅を、市営住宅として活用する条例改正案が、市議会経済建設委員会で可決された。
25日は、市役所で市議会経済建設委員会が開かれ、山本町団地の教員住宅を市営住宅とする条例改正案について可決した。
山本町団地の教員住宅は、1984年度に建設されたもので、8戸が入居できる。
時代の変化などにより、教員住宅に空きが増えるようになったことから、既存施設を活用していこうと市営住宅とする。
また、老朽化に伴い、4戸が入居できる西春近の市営住宅は廃止される方針。
教員住宅を市営住宅とするのは、合併以降、初となり、伊那市では今後も、教員住宅で活用できるものについては、順次市営住宅としていきたいとしている。
なお、山本町の教員住宅を追加、西春近の市営住宅を廃止すると、市内の市営住宅は、805戸となる。
また、市営住宅から暴力団を排除するための条例改正案も委員会で可決されている。 -
信州DC100日前イベント
JRが長野県とタイアップして行う観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」の開催まで100日と迫った。
23日は、県内一斉にPRイベントが行われた。
伊那市内の大型店では、上伊那地方事務所や伊那市の職員など6人が、チラシを配ってキャンペーンをPRした。
伊那市のキャラクター・イーナちゃんもPRに参加し、人気を集めていた。
このPRイベントは、キャンペーンまで100日前となったことから、県内18カ所で行われた。
信州デスティネーションキャンペーンは今年の10月から3カ月間行われる。 -
建築等工事現場の巡視
上伊那地方事務所は23日、長野県違反建築物防止週間にあわせて、管内の建設中の建物などの工事現場を巡視した。
巡視には、上伊那地方事務所職員と長野県建築指導員の13人が参加した。
建築物の安全性の向上や建築基準法の内容の周知を目的に毎年5回巡視している。
巡視は、3つの班に分かれて行われた。
伊那市駅前に建設中の高齢者専用賃貸住宅の工事現場では、建物が適正な構造か、工事が当初の計画通り行われているかなどをチェックした。
今回は管内34カ所の巡視を行い、違法な工事はなかった。
上伊那地方事務所では、違反の建築物がないように、定期的に巡視を続けていくという。 -
瑞雲墨志会会員展
下平瑞雲水墨画教室に通う生徒でつくる瑞雲墨志会の会員展が23日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、教室に通う上伊那地区会員の作品81点と、指導者の下平さんの作品23点の合わせて104点が展示されている。
下平さんは、駒ヶ根市出身の85歳。40年ほど前から書道を始め、水墨画も描くようになった。現在は、上伊那地域で9カ所、長野市で3カ所、水墨画教室を開いていて、生徒は約100人いる。
会員展は、水墨画教室に通っている会員同士の交流を図ると同時に、一般の人にも見てもらおうと行っている。
通い始めて4年未満の新人会員や、12年以上のベテラン会員らが、思い思いのテーマを水墨画や水彩画で表現している。
瑞雲墨志会会員展は27日まで。 -
伊那養護学校ですもう大会
伊那市の伊那養護学校の生徒は21日、木曽青峰高校の相撲部と交流した。
この交流は、伊那養護学校の寄宿舎の職員が当時の木曽山林高校、現在の木曽青峰高校の相撲部を指導していた事が縁で始まり、今年で7年目。
木曽青峰高校の相撲部の生徒6人が伊那養護学校を訪れ、中学部と高等部の生徒とすもうをとり交流した。
伊那養護学校の生徒はこの日を楽しみにしていたということで自分達よりひと回り大きな体にぶつかっていた。
生徒たちは約1時間、交流をしながら相撲を楽しんでいた。 -
伊駒流現代舞踊発表会
伊駒流舞踊会による伊駒流現代舞踊発表会が20日、伊那文化会館で開かれた。
発表会は日頃の稽古の成果を披露しようと行われたもので、73の演目が披露された。
このうち宗家家元の伊駒寿宜さんは男舞、任侠人生劇場を披露した。
伊駒流舞踊会は寿宜さんが伊那谷独自の流派としてはじめたもので、日本の伝統舞踊を基本に新しい創作舞踊を行っている。
寿宜さんは親の踊る姿を見て育ちその影響で舞踊を志したということで踊りの創作のほか、舞踊芝居も手掛けている。
20日の発表会では伊駒流舞踊会一同による伊駒音頭も披露された。
伊駒流舞踊会では踊りを通して健康づくりや人とのふれあいを広げていきたいと話している。 -
辰野総合病院施設部会初会合
上伊那地域医療再生事業の作業部会の一つ、辰野総合病院施設部会の初会合が21日、辰野町役場で開かれた。
会議は冒頭のみ公開で行われ、辰野総合病院と、辰野町から8人が出席した。
辰野総合病院施設部会で検討するのは、辰野総合病院の施設整備について。
辰野総合病院は回復期医療に重点をおいた病院として移転新築される。現在125床ある一般病床を新病院では一般60床、回復期対応の病床に40床を転換し、リハビリ訓練施設を充実させる。
部会では、新しい病院にも設置する予定の訪問看護ステーションの広さや人数は、どのくらいの規模にするか検討していく。
また、現在病院に併設している介護老人保健施設福寿苑が、病院の新築にともない単独経営となる為、これまで共有していた給食施設や医師の配置などについても協議する。
部会では他に、新病院の設計が具体化したら住民説明会を開くべき、という意見もあった。
今後、辰野総合病院施設部会では、これらの課題と辰野病院の経営改革プランの見直しも含め、話し合いを進めていく予定。 -
日本墨絵会作品展
日本墨絵展による作品展が、22日から伊那文化会館で開かれている。
会場には、南信地区からよせられた作品を中心に114点が展示されている。
日本墨絵会では会員のレベル向上のため毎年この作品展を開いている。
最優秀賞となる玉雲賞には飯田市の竹村玉愛さんの作品、凛乎(りんこ)が選ばれている。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での主な受賞者は、日本墨絵会会長賞に箕輪町の赤羽敞子さん、日本墨絵会大賞に、伊那市の伊藤百合子さんが選ばれている。
日本墨絵会の吉澤玉昌会長は「例年になく大作ぞろい。多くの方に足を運んでいただきたい」と話していた。
この第13回日本墨絵展は、27日(日)まで伊那文化会館で開かれている。 -
トンボの楽園で自然観察会
伊那市富県のトンボの楽園で、20日、自然観察会が開かれた。
観察会は、信州野鳥の会が、楽園一帯の多様な自然を知ってもらおうと企画し、県内各地から、親子連れなど、約20人が参加した。
参加した人達は、トンボなどを見つけると、写真を撮ったり、双眼鏡で観察したりしていた。
諏訪市から孫と参加したある男性は、「ハッチョウトンボを孫に見せたくて参加した。こういった自然は残していってもらいたい」と話していた。 -
アユの成育状況を確認
天竜川漁業協同組合は20日、今月26日のアユの友釣りの解禁を前にアユの成育状況などを確認した。
天竜川漁協では5月から天竜川水系の主な河川に、アユの稚魚を放流してきた。
アユを数匹捕まえ大きさや色つやなどその成育状況を確認した。
とったアユは平均して体長15センチから18センチほど、重さは27グラムから30グラムほどになっていて、成育状況は順調だという。
天竜川漁協では、アユの生育状況は良く、釣果は期待できるが、船形沢の崩落で大雨のたびに三峰川が白く濁ることから、三峰川でどれくらい釣れるかが心配だと話している。
アユの友釣りは今月26日土曜日の午前6時に解禁となる。
ただし高遠ダムより上流の三峰川水系は7月10日からとなっている。 -
参院選ポスター掲示板設置
6月24日公示、7月11日投開票の参議院選挙のポスター掲示板の設置作業が19日、伊那市内の市役所付近で行われた。
参院選長野選挙区では、定数2に対し6人が立候補を予定していて、掲示板には10区画が用意されている。
設置作業は22日まで行われ、伊那市全体では297箇所に掲示板が設置されることになっている。