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桜シリーズ 六道の堤
地域の桜をお届けする桜シリーズ。
24日は、伊那市美篶の六道の堤の桜です。
24日の伊那地域は、最高気温24.6度と、6月中旬なみの汗ばむ1日となりました。
六道の堤のまわりには、およそ50本の桜が植えられています。
堤には、桜を写真におさめようと、観光客などが訪れていました。 -
東春近運動会開催
東春近地域の運動会が22日、春富中学校で行われました。
運動会には、地域の住民1500人ほどが参加しました。
10の地区に分かれた対抗戦で、地区ごとに決まった色の鉢巻と旗があります。
去年の震災を受け、今年のテーマは「地域間・世代間の交流と絆づくり」です。
参加者は、湯呑みなどで瓶に水を入れていくリレーや、玉入れなどの競技を楽しみました。
競技の途中には、春富中学校吹奏楽部が演奏を披露しました。
ミニマラソンでは、中学校のまわりを走りました。
参加者は、ゴールに戻る選手たちを、拍手で迎えていました。 -
見頃の高遠城址公園で桜と雅楽が共演
伊那雅楽会による夜桜公演が20日夜、伊那市高遠町の高遠城址公園で行われました。
この日は高遠閣で公演が行われ、伊那市内の神職らでつくる伊那雅楽会のメンバー12人が演奏を披露しました。
夜桜公演は、桜と雅楽を一緒に楽しんでもらおうと去年企画しましたが、震災の影響で中止となり、今年初めて開催しました。
演奏では8つの楽器を使い、伝統的な曲から歌謡曲までおよそ10曲を披露しました。
訪れた人たちは、日本の伝統的な音色を楽しんでいました。
楽長の花畑樹彦さんは「いつか桜の下で演奏ができたらと思っていたので、演奏することができて良かった」と話していました。 -
伊那市ふれあい交流施設「ぽっ歩館」竣工
伊那市の鳩吹公園内に、ふれあい交流施設ぽっ歩館が完成し、24日現地で竣工式が行われました。
この施設は、伊那市が介護予防や健康づくりを推進しようと去年12月から整備をしてきたものです。
建物は木造平屋建て、延べ床面積はおよそ200平方メートル。
総事業費はおよそ3400万円で、このうち3200万円を国の交付金でまかなっています。
バイリアフリー設計でソーラーシステムを設置し環境に配慮した施設となっていて、建物内には更衣室、運動器具などを備えています。
また、準備運動などで活用できるよう屋根下にウッドデッキを設けました。
周辺には平成22年度から市がますみヶ丘平地林内に整備を進めているクロスカントリーコースもあります。
施設の名前は「ぽっ歩館」で、
鳩吹公園から連想する鳩の鳴き声と隣接するクロスカントリーコースを多くの人に歩いてもらいたい願いを込めて決めたということです。
24日は、現地で竣工式が行われ白鳥孝伊那市長や市議会議員など30人ほどが参加し完成を祝いました。
施設は11月30日までの午前8時30分から午後5時まで利用することが出来ます。
使用料については、個人使用が無料、貸切などは1時間につき200円となっています。 -
園児がじゃがいも植え
伊那市の西春近北保育園の子供たちは24日、地域のお年寄りたちと一緒にじゃがいもを植えをして交流しました。
園児と地域のお年寄りの交流は毎年行われていて今日は、小出島年輩者の会と沢渡高齢者の会のメンバーおよそ9人が参加しました。
24日は、年中園児と年長園児が保育園近くにある畑にじゃがいもを植えました。
園児たちは、お年寄り達から植え方を教わりながら作業を行っていました。
24日植えたじゃがいもは、夏に収穫して、みんなで味わうということです。
小林政子園長は「核家族が増えている中、世代を超えた交流を
通して、子供たちに心豊かに成長して欲しい」と話していました。
西春近北保育園では今年度お年寄りとの交流会は4回を予定しています。 -
製本所で工場開放イベント
伊那市美篶の製本所、美篶堂で21日、工場開放イベントが行われました。
伊那市美篶にある美篶堂は、国内でも珍しい、手作りの製本を専門で行っている工場です。
この日は、製本の技術を知ってもらうとともに地域とのつながりを深めようと工場開放イベントが行われました。
イベントでは、訪れた人たちが製本作業を体験していました。
参加者は何枚かに重ねた厚紙をそろえ、糊づけしながら本をつくっていました。
イベントでは他に、色とりどりの紙を束ねたブロックメモの販売もあり、訪れた人たちが買い求めていました。
美篶堂では本づくりの専門書も出していて、オリジナルの本をつくる楽しさなどを紹介しています。
美篶堂は29年前、伊那市美篶出身の先代が東京で開業し、平成3年に、地元に工場をつくりました。
工場長の上島真一さんは「本づくりに興味を持っている人は多くいる。職人の技術を知ってもらうことで、その楽しさをあじわってもらいたい。」と話していました。 -
桜シリーズ 三峰川堤防桜並木
地域の桜をお届けする桜シリーズ。23日は、伊那市美篶の三峰川堤防桜並木です。
三峰川堤防桜並木には、ソメイヨシノおよそ180本が植えられていて、見ごろとなっています。
23日は、景色を楽しみながらジョギングやウォーキンをしている人の姿がありました。 -
天竜川漁業協同組合 イワナ放流
天竜川漁業協同組合は23日、イワナの成魚を天竜川の支流に放流しました。
23日は、天竜川漁業協同組合員などが集まり、イワナの成魚155キロ分を三峰川や小黒川など高遠と長谷の河川に放流しました
天竜川漁協では、上伊那地域の10河川あまりに500キロ分のイワナを放流します。
三月にはアマゴ1トンと、イワナ500キロを放流しています。
遊漁料は一日券が1000円、年間券が6000円、中学生券が300円、小学生以下は無料となっていて 、天竜川漁協では、マナーを守って楽しく釣りをしてほしいと呼び掛けています。 -
そば打ち名人の会 ネパール帰国報告
日本のそば文化を伝えるため、ネパールを訪問していた「伊那市そば打ち名人の会」のメンバーが18日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に現地での活動を報告しました。
18日は、小林史麿会長ら4人が市役所を訪れました。
伊那市そば打ち名人の会のメンバー14人は、3月5日から8日間ネパールを訪れました。
現地で行われた歓迎式典で、150人程の政府関係者に日本式のそばをふるまいました。
小林会長によると、そばは好評で、しょうゆベースのつゆが現地の人の口に合ったということです。
現地には、日本でそば打ちを学びたいという若者が多く居るということで、小林会長は、「今年度中に受け入れたい」と話していました。
今回の訪問では、ネパールの前首相と農業振興などについて懇談もしたということです。
今回の訪問を受け、現地の政府関係者が6月頃伊那市を訪れる予定だということです。
白鳥市長は、信州そば発祥の地とされる伊那を全面に押し出したそば祭りを今年の秋頃に開き、全国に発信していきたいと話していました。 -
補助金返還求めた調停成立
伊那市がNECライティングに対し補助金の返還を求めていた民事調停が23日成立しました。
調停は両者の間に債権債務がないことを条件に解決金としてNECライティングが市に1,000万円を支払うこととしています。
23日は、長野市の長野地方裁判所で調停が行われました。
伊那市はNECライティングが伊那工場を閉鎖したことに伴い補助金1億5,800万円余りの返還を求めていました。
調停で、両者の間に債権債務がないことを条件にNECライティングが市に解決金1,000万円を支払うとする調停が成立しました。
この件について伊那市代理人の長谷川洋二弁護士が長野市で記者会見を開き調停成立の報告をしました。
長谷川弁護士は「調停委員会の説明はそもそも1億5,000万円余りの返還義務はNECライティングにないという前提に立っています。
したがって返還義務があるんだから10%は安すぎるという論理ではなく、返還義務がないので0円からどの程度上積みをしていったらいいかというのが調停委員会の考え方です。」と説明しました。
調停成立について伊那市の白鳥孝市長は「この紛争が長期化し伊那市および上伊那地域の企業誘致に支障をきたすことを懸念していたが、早期に解決することができたと考えている」とのコメントを出しています。
一方NECライティングは伊那ケーブルテレビジョンの取材に対し「コメントは差し控えたい」としています。 -
地蔵に草餅供えて願かけ
草餅を供えて願をかけると、願いが叶うと言い伝えられている草餅地蔵の祭典が21日、伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたと言い伝えられています。
青島の人たちは、流れついた場所に地蔵を安置し、延命地蔵尊として毎年この時期にお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから、地蔵に草餅を供えるようになり、いつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
この日は親子連れが、ここを訪れ、草餅を供え願をかけていました。
祭典の実行委員長の渋谷勝さんは、「昔は、祭典の日は大勢の人たちで賑わった。今は昔ほど賑やかではなくなったが、地域の行事として守り伝えていきたい。」と話していました。 -
地域の桜シリーズ 美篶桜トンネル
地域の桜をお届けする桜シリーズ。22日は伊那市美篶の桜トンネルです。
美篶桜トンネルは国道361号沿いにあり満開のソメイヨシノは花のトンネルのように咲きほこっています。 -
交通安全たすきリレー
夜間の事故を防止し交通安全を呼びかける「交通安全たすきリレー」が21日、伊那市など伊那警察署管内で行われました。
交通安全たすきリレーでは伊那市役所前に集まった伊那交通安全協会の会員のもとに伊那警察署から夜行反射材が届けられました。
これは夜間の事故を防ぐため、夜道路を歩くときは、夜光反射材を着用してもらおうと、伊那警察署と伊那安協などが行ったものです。
会員らは道路を行進しながら、夜光反射材の着用を呼びかけていました。
リレーは伊那市、箕輪町、南箕輪村で行われ会員およそ300人が分担して歩いた距離の合計はマラソンと同じ42.195キロだということです。
伊那署管内では、交通事故で亡くなった人は去年13人、今年は21日現在で3人が犠牲になっています。 -
桜シリーズ 春日城址公園
地域の桜をお届けする桜シリーズ。21日は、春日城址公園です。
春日城址公園の桜が見ごろを迎えています。
春日城址公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせて400本程が植えられています。
桜を見ようと花見客が訪れていました。
桜は来週末頃まで楽しめるということです。 -
伊那北高校卒業生 3年B組3人展
伊那北高校を1977年度に卒業した3人による、3年B組3人展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
3年B組3人展は、絵画を展示する竹内啓さんと荻原隆さん、パフォーマンスを披露するIKUMIさんの合同展です。
画家の竹内啓さんは、野外で制作し、その土地の空気や雰囲気を描いた絵画6点を展示しています。
グラフィックデザイナーの荻原さんは、東京の街に肌色のモチーフを配置したパステル画を19点展示しています。
パフォーマーのIKUMIさんは、音楽仲間と共に篠笛や三味線を演奏し、一昨年に亡くなった同級生に捧げるパフォーマンスを披露しました。
今回の展示は、同級生の作品を地元の人に見てもらいたいという思いから、クラスのメンバーを中心に11人が実行委員会となって企画しました。
竹内さんらは、「3人のコラボレーションを楽しんでほしい」と話していました。
3年B組3人展は、22日まで伊那文化会館で開かれています。 -
高遠城址公園の桜が満開
天下第一の桜として知られる、高遠城址公園の桜が21日に満開となり、公園内は今シーズン一番の賑わいとなりました。
この日の伊那市は、日中の最高気温が22.1度と5月下旬並みで、前日日まで五分咲きだった桜は一気に満開になりました。
今年は春先に寒い日が続いたため、開花は去年よりも3日遅い16日で、満開も去年より3日遅れとなりました。
高遠城址公園には、小ぶりで濃いピンクの花を咲かせるタカトオコヒガンザクラがおよそ1500本植えられていて、その規模と歴史などから「天下第一の桜」として全国に知られています。
この日は早朝から、公園の桜と残雪の南アルプスを写真に収めようと、県外から訪れた観光客が写真を撮っていました。
埼玉県から訪れた男性は「伊那谷には桜の名所がたくさんある。毎年この時期になるとこちらへ来ては写真を撮っています」と話していました。
公園内は見頃の知らせを聞いた観光客がどっと押し寄せ、今シーズン一番の入り込みとなりました。
訪れた人たちは写真を撮ったり、御座を敷いて昼食を食べたりして花見を楽しんでいました。
京都から訪れたある男性は「地元にも良い桜はたくさんあるが、高遠の桜は素晴らしい。天気も良く最高の花見日和」と話していました。
また、花見客の中にはこんな人の姿もありました。
伊那市出身の俳優、羽場裕一さんです。
羽場さんが高遠で花見をするのは30年振りだということです。
羽場さんは「久しぶりに訪れて、こんな雰囲気だったかな、と感じた。手入れがされていてとても綺麗になった」と話していました。
伊那市では、高遠城址公園の桜の見頃は来週半ばまでとみています。
なお、三峰川沿いに設けられた山田河原臨時駐車場からはシャトルバスが出ていて、高遠城址公園まで無料で乗車することができます。 -
全国ハイシニア信州伊那さくら大会
65歳以上を対象にしたソフトボールの全国大会、全国ハイシニア信州伊那さくら大会が21日、伊那県営野球場で開幕しました。
開会式では、全国各地から伊那の地に集まったおよそ800人の選手達が東部中吹奏楽部の演奏に合わせて入場行進しました。
大会は、ソフトボールのまち伊那市で全国大会を開催しようと初めて開かれたもので、全国17都府県から42チームが出場しました。
選手宣誓で伊那西町クラブの梶村隆志さんは懸命のプレーを誓っていました。
大会長の白鳥孝伊那市長は「熱くなりすぎず、伊那市の観光地や見頃の桜を楽しみながら親睦を深めてください」とあいさつしました。
大会は3つのリーグに分かれて明日まで行われ、それぞれのリーグで優勝が決まります。 -
桜シリーズ 伊那小学校
地域の桜をお届けする桜シリーズ。20日は、伊那小学校です。
伊那小学校の南校舎前のソメイヨシノが、見ごろとなっています。
南校舎は、昭和初期に建てられた校舎で、老朽化により今年の夏に取り壊されることになっています。
古い校舎にとって桜の季節はこれが最後となります。 -
伊藤三千人さん 絵画寄贈
伊那市高遠町出身の画家、伊藤三千人さんが、高遠とフランスの風景を描いた油絵2枚を、17日、伊那市に寄贈しました。
贈られたのは、「高遠の春」と「シャルトル風景」です。
高遠の春は、2003年の作品で、雪の仙丈ヶ岳とタカトオコヒガンザクラが描かれています。
シャルトル風景は1996年の作品で、フランス、パリの郊外の景色を描いています。
伊藤さんは、伊那市高遠町勝間出身の78歳。一水会会員で、現在は神奈川県で暮らしています。
今回寄贈された油絵は、今月15日から伊那市内で開かれた個展で展示されたものです。
伊藤さんは、「大勢の人が見てもらえるようなところに飾ってもらえればうれしい」と話していました。
寄贈された絵画は、伊那市役所内に飾られるという事です。 -
美篶土地改良区「金賞」を市長に報告
長年にわたり農業用水路の改修などに取り組んできた伊那市の美篶土地改良区は、全国土地改良事業団体連合会の最高賞となる金賞を受賞し、20日伊那市の白鳥孝市長に報告しました。
20日は、美篶土地改良区の春日晴規理事長ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に金賞受賞を報告しました。
3月に東京都で開かれた全国土地改良事業団体連合会の総会で、長年にわたる地域への貢献などが評価され受賞したものです。
美篶土地改良区は、昭和22年、前身となる美篶全村耕地整理組合時代から農業用水路や道路整備を行なってきました。
農業用水路は、美篶地区全域の600ヘクタールの田畑を潤し、1,700戸の生活基盤づくりを行なってきました。
近年では、六道の堤の改修工事も完成させています。
白鳥市長は、「美篶の田畑は、伊那市の農業のシンボル。これからも積極的に展開してもらいたい。」と受賞を喜んでいました。 -
高遠小の児童が観光客の前で発表
伊那市の高遠小学校の児童は、高遠城址公園を訪れた観光客の前で、19日、踊りや歌を披露しました。
高遠城址公園の桜は、まだ咲き始めですが、南ゲート付近は見頃を迎えています。
19日は、高遠小学校の2年生から5年生までが、歌や踊りを披露しました。
高遠小学校では、これまで、花見遠足で城址公園を訪れていましたが、子供たちから主体的に観光に関りたいと、今回初めて、観光客の前で発表しました。
5年生は、武田信玄の5男、仁科五郎盛信の戦いを歌った「孤軍高遠城」の歌に合わせて踊りを披露しました。
3千の軍勢・仁科盛信が、織田信長の5万の軍勢に攻められ、武田の威信をかけて闘った様子を、扇を使った舞で表現していました。
高遠小では、「観光客とふれあう機会にもなりよかった」と話していました。 -
伊那市の高齢女性が被害
19日の午前9時過ぎ、伊那市の高齢女性が、2人組の男に現金100万円を騙し取られる詐欺事件がありました。
伊那署では、1人で判断せず家族や警察に相談するなどの防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。
伊那警察署によりますと、19日午前9時過ぎに伊那市内の住宅に2人組の男が訪れ、「あなたは押し売りに目をつけられている。預金が多いとこれからも押し売りがきますよ」などと話をもちかけられ、さらに「現在の預貯金はいくらありますか」などと自宅にあった現金を出させられた上、「この現金を預けてもらえば、押し売りが来ないように手続きができる。」と言われ、現金約100万円をだまし取られたものです。
去年からこうした詐欺が南信地方で多発しており、伊那署では、「電話による来訪予約は、断り、詐欺を疑い、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。 -
塩澤正信さん 組子工芸展
飯田市で組子の作品を製作している塩澤正信さんの工芸展が20日から伊那市の伊那商工会館ではじまりました。
組子はふすまなどの建具として使われるもので、木材を1ミリほどの薄さに切り、接着剤を一切使わずに組み上げます。
木本来の色を生かすため、着色は行っていません。
伝統的な組子細工は直線を組み合わせたデザインですが、塩澤さんは木に細かな切れ込みを入れる独自の技術を使って曲線を表現しています。
建具店に生まれた塩澤さんは10歳の頃から独学で組子を学びました。
近年、日本古来の組子を使う住宅が減っていることから、その存在をより多くの人に知ってもらおうと工芸作品として制作を始めました。
この作品は、11年前に全国建具展のコンテストで最高賞となる内閣総理大臣賞を受賞したものです。
15万ものパーツが組み込まれていて、飯田市の建物で実際に使われています。
塩澤正信さんの組子工芸展は、22日・日曜日まで、伊那市の伊那商工会館で開かれています。 -
地域の桜シリーズ(2) ~伊那公園~
地域の桜をお届けする桜シリーズ。19日は、伊那公園です。
伊那公園には、ソメイヨシノとコヒガンザクラ、およそ300本の桜が植えられています。
ソメイヨシノはまだ蕾ですが、コヒガンザクラは見頃となっています。
15日は、東部中学校の1年生が、花見に訪れていました。 -
東春近田原地区 伝統の祭り
伊那市東春近田原の白山社で15日、春の例大祭が行われ、子ども達が山車を引きながら地区を練り歩きました。
15日は、保育園児と小学生の他、地元有志でつくる田原囃子保存会のメンバーあわせて70人が参加しました。
子ども達は、獅子の頭を乗せた山車を、笛や太鼓に合わせて引きながら地区内を練り歩きました。
その後ろからは、保存会のメンバーが田原囃子を演奏しながら進みます。
これは、東春近田原に100年以上前から伝わる伝統行事で、無病息災や五穀豊穣を願うものです。
田原区の川上洋一区長は「160戸ほどしかない小さな地区だが、区をあげて1つの祭りができ非常にうれしい。今後も大切に守っていきたい」と話していました。
この後、獅子の頭は白山社まで運ばれ、獅子舞を奉納しました。 -
信大学長が伊那市訪問
伊那市と包括連携協定を結ぶ信州大学の山沢 清人学長らが、19日、高遠町を視察しました。
19日は、白鳥孝市長の案内で、山沢清人学長と笹本正治副学長らが、高遠町を視察しました。
高遠城址公園、信州高遠美術館、歴史博物館などを回りました。
伊那市と信州大学は、2005年に地域の産業や文化の振興、教育・人材育成、安全・安心な地域づくりなど、様々な分野で互いに協力する協定を締結しています。
今回は、連携を更に深めるため、伊那市にある資源を見てもらおうと、白鳥市長が、学長に視察を呼びかけました。
歴史博物館で、伊澤修二に関する資料を見学している際、伊澤修二が留学していたアメリカボストンのブリッジウォーター州立大学と伊那市の間で交流をしていることが話題になりました。
ブリッジウォーター州立大学からは、伊那地域の大学とも交流したいという話があったということで、信大と交流してはどうかなどといった話も出ていました。
伊那市と信州大学は、今後も、緊密に連携・協力していきたいとしています。 -
第32回宗嶺会刻字展
刻字愛好者でつくる宗嶺会の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
32回目となる作品展には、塩尻から駒ヶ根までの28人の作品90点ほどが並んでいます。
宗嶺会は、伊那市の宮澤梅径さんに師事する人たちで作られていて、30年のベテランから初心者までが出品しています。
会場には、展覧会などに出品する大作のほか、1つのテーマにみんなが取り組んだものもあります。
今回のテーマは「木偏(きへん)」です。
林や、桜、楓など、様々な木偏の文字を、それぞれが好きなように表現しています。
展覧会に出品する作品には様々なルールがあると言う事ですが、「木偏」の作品については、みんな楽しんで自由に作ったということです。
関係者は、「刻字は色もあってカラフルなのが楽しい。部屋に飾るインテリアにしてもおしゃれ」と話していました。
この宗嶺会の刻字展は、21日(土)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
同級生は芸術家 3年B組三人展
4月21、22日の2日間、二人の芸術家と舞踊家の三人展が、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
「大満・星」。東京で数多くの個展を開いている日本画家・竹内啓さんの作品です。
「フロム六本木ヒルズ」。明星一平ちゃんやチャルメラのパッケージデザインの経験もある荻原隆さんの作品です。
画風が全く違う作品ですが、この2人にはある共通点があります。 -
桜シリーズ(1) 伊那市西町 伯先桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。18日は、伊那市西町の伯先桜です。
伯先桜は、樹齢およそ200年と言われ、幹の太さは6メートル、高さ10メートルあるシダレザクラです。
江戸時代の医師、中村伯先が幼少の頃、自宅に植えたもので、市の天然記念物に指定されています。
洪水の多かった天竜川では、狐島の見通し桜と対になり、測量起点になっていました。 -
春日公園で伊那谷新酒祭り
伊那市の春日公園で15日、伊那谷の新酒を味わうことができる新酒祭りが行われました。
15日は、辰野町から飯田市まで8つの蔵元が出店しました。
伊那谷新酒祭りは、桜の下でこの地域の日本酒やビールを味わってもらおうと、住民有志でつくるルネッサンス西町の会が開いているもので、今年で9回目です。
去年は東日本大震災の影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
新酒まつりでは、グラス付きのチケットを買い、自分の好きな蔵元の新酒を味わうことができます。
訪れた人は「桜はまだ咲いていなくて残念だったが、お酒の味は大満足だった」と話していました。
園内では他に、伊那市西町の大道芸人ゴンベエワールドさんが風船を使った大道芸を披露しました。
ゴンベエワールドさんは、大道芸で出会った人を元気にしようと取り組んでいます。
公園に来ていた子ども達は、風船で作った列車で園内をまわっていました。