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上伊那ベテラン卓球選手権
30歳以上の会員が出場できる上伊那ベテラン卓球選手権南箕輪大会が23日に村民体育館で開かれました。 大会は、54歳以下と55歳以上のシングルス、ダブルスなど4種目で行われました。 このうち55歳以上のシングルス2部には、26人が参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 10代のころから卓球をはじめ、45年という箕輪町から参加した65歳の主婦は、「卓球は個人競技なので、気軽に楽しむことができる生涯スポーツ。勝っても負けても健康のために続けられます。」と話していました。 大会の結果、シングルス2部では、南箕輪卓球クラブの有賀恒夫さんが優勝しました。
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製造業ご当地お土産シンポジウム
伊那市内の企業が企画から製造までを手掛ける「製造業ご当地お土産プロジェクト」のシンポジウムが22日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。 シンポジウムには製造業者などおよそ100人が参加しました。 製造業ご当地お土産プロジェクトは、企画から製造まですべての工程を市内の企業数社で完結させる「完全地産」のものづくりに取り組むもので、これまでに「サクラコマ」を販売しています シンポジウムではパネルディスカッションが行われ、参加企業がお土産プロジェクトの可能性について話しました。 部品成型を担当する(有)工藤樹脂工業の工藤正彦社長は、「注文書を受けて部品だけ作るのとは違い、地元に関わる製品を作っているという達成感がある」、 金属加工を担当する(有)美和製作所の池上武社長は、「異業種の人と具体的な交流ができ、仕事の幅が広がった」と話していました。
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農業施設被害 過去最大
JA上伊那は、今回の大雪による19日現在の被害をまとめました。 パイプハウスの倒壊を中心にした施設被害は、356棟、3億3,700万円余りで、施設被害としては過去最大となっています。 2回の大雪による内訳は、2月8日が259棟、2億5,600万円、14日は、97棟、8千万円余りです。 市町村別では、伊那市が175棟、1億6,100万円、駒ヶ根市が72棟、7,800万円、飯島町が52棟、4,600万円などとなっています。 作物別では、水稲育苗施設が110件、1億1,000万円、野菜施設が107棟、1億円、花卉施設が75棟、7,100万円などとなっています。 作物被害は、アルストロメリアなど花卉を中心に2,106平方メートル、377万円余りとなっています。 21日は、JA上伊那災害対策本部の2回目の対策会議が開かれ、復旧に向けた対応策を話しあいました。 御子柴茂樹組合長は、今回の大雪で出張先から戻れず、14日から17日まで山梨県のJR甲府駅に足止めされたということです。 JA上伊那では、パイプハウスの部材や施工業者の人員確保を行う考えです。 ただパイプハウスの注文が殺到し、生産者の希望に沿った復旧が出来ないことが懸念されるとして、現在作物を栽培している施設を最優先に対応する考えです。 次に優先するのは、今年の作物栽培に向けての施設で、水稲や野菜などの育苗に係る施設をあげています。 今回振った2回の大雪は、今年の稲や野菜、花卉の栽培に暗い影を落としています。
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ペタッと貼ってピタッと飲酒運転根絶を
伊那警察署と伊那交通安全協会は、飲酒運転根絶を啓発するシールをつくり、13日伊那飲食店組合に手渡しました。 シールは、台紙からはがし簡単に衣服にはりつけることができます。 これまでバッジやワッペンなどで啓発してきましたが、より使いやすく、効果的なものをとシール式にしました。 13日は、伊那警察署で贈呈式があり、伊那飲食店組合の林孝司組合長に3,000枚が手渡されました。 組合には、伊那市と南箕輪村の305店舗が加盟していて、1店舗あたり10枚ほどが配られます。 これは、ハンドルキーパー運動の一環で、シール式による啓発は県内でも珍しい取り組みだということです。 伊那警察署管内の飲酒運転による交通事故は増加傾向にあるということで伊那署では、効果に期待しています。
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遠照寺で「水行」
伊那市高遠町山室の遠照寺で、水をあびて身を清める修行「水行」が14日極寒の中行われました。 遠照寺の松井教一住職の長男で、副住職の松井大歩上人ら9人が水行をしました。 松井大歩上人は、修行が厳しいことで有名な千葉県の遠寿院で100日間にわたる大荒行を終え、今日遠照寺で帰山報告をしました。 遠寿院では、午前3時起床、午前0時就寝で、その間に7回水行を行ったということです。 松井さんの足は、きびしい修行のあとを物語っています。 遠照寺での水行は、修行の締めくくりとして行われたもので、水温3度の水を20回ほどかぶります。 松井さんのほかの8人は、遠寿院で100日間の修行をともにした全国各地の僧侶たちです。 遠照寺には、檀家らがつめかけ、極寒の中行われた水行を見守っていました。
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また大雪 交通機関に乱れ
上伊那地域に降っている雪は、14日夜から15日の昼前にかけて降り続く見込みで、多いところで40センチの積雪が予想されています。 交通機関にも乱れが出ています。 気象台は、午前10時50分に大雪警報を中部と南部に出しました。 この雪の影響で、上伊那の高校は、すべて午前中で授業を終えました。 伊那小学校、西春近北小学校、高遠小学校、高遠中学校、箕輪町の北小を除く4小学校は下校時刻を早めました。 この雪の影響で交通機関にも乱れが出ています。 JR飯田線にも遅れが出て、下校途中の高校生などに影響がありました。 辰野発午後5時20分飯田行きと飯田発午後5時44分辰野行き以降は上下線とも運休となっています。 伊那市駅では、多くの高校生たちが足止めとなっていました。 JR中央線の特急あずさとスーパーあずさは、上り下りとも運休となっています。 中央自動車道は、午後4時半現在、上りは、諏訪インターチェンジと須玉インターチェンジ間が、下りは、小淵沢インターチェンジと諏訪インターチェンジの間が雪と事故のため通行止めとなっていて、高速バスは、名古屋線を除き午後の便から運休となっています。 長野道は、午後5時現在、安曇野インターチェンジと更埴インターチェンジの間が上下線とも通行止めです。 消防によりますと、午後4時現在3人が転倒などによりけがをしたということです。 JA上伊那では、果樹の支柱の点検や補強をするとともに、パイプハウスのビニールを取り外すよう注意を呼びかけています。 また、伊那文化会館では、あす予定していた行事を中止としました。 中止になったのは開館25周年記念事業の中村不折講演会です。 降雪により東京都在住の講師の交通手段が確保できないため、中止となりました。 文化会館では「楽しみにしていた皆様には大変申し訳ありません。」とコメントしています。
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高遠町で伝統のだるま市
伊那市高遠町で江戸時代から続く伝統のだるま市が11日開かれ、だるまを買い求める人で賑わいました。 およそ400年前から続くといわれている高遠のだるま市は家内安全や五穀豊穣などを願う鉾持神社の祈願祭に合わせて毎年開かれています。 参道には大小様々なだるまが並び訪れた人達が値段交渉をして買い求めていました。 値段交渉が成立すると威勢の良いかけ声と手拍子で手締めを行って家内安全や商売繁盛を祈っていました。 露店には縁起物飾りをはじめ、おもてなしと書かれただるま、キャラクターだるま、緑色や黄色などのだるまが並び訪れた人たちの目を引いていました。 商店街では高遠町の店主らでつくる本町実業団による桜だるまの販売も行われました。 今年初めてピンク色の桜だるまを販売し予約を含め450個が売れたということです。 天候に恵まれた11日は、地元を始め県内外から多くの人が訪れ歴史ある高遠町の風情を楽しんでいました。
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だるま市前に人形飾り設置
11日伊那市高遠町で開かれるだるま市を前に高遠町の商店街には人形飾りが設置されました。 人形飾りは訪れた人たちに楽しんでもらおうと設置されたもので、今年は7つの個人と団体が制作しました。 10日は伊那市商工会の森本光洋会長らがその出来栄えを確認していました。 霜町実業団の人形は「セブンとメトロンおもてなし」で商店街に飾られています。 中島みね子さんの人形「長谷案山子」またグループホーム桜による「タカトオコヒガンザクラと福だるま」は総合福祉センター前に飾られています。 伊那市役所職員有志の「ルパン三世」は高遠町総合支所前に、春日医院の「おもてなしダルマ」は春日医院前に飾られています。 アルプス中央信用金庫と八十二銀行の人形「スノーワールド雪だるまと仲間たち」は八十二銀行高遠支店に、また本町実業団の「大だるま」は商店街に飾られています。 だるま市は11日午前7時から午後5時まで行われ高遠町の鉾持神社参道には縁起物の福だるまの露天が並びます。
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ポレポレの丘でそり滑り
子供達には恵みの雪となったようです。 伊那市高遠町のポレポレの丘で親子40人あまりがそり滑りを楽しんでいました。 そり滑りは、自然の中で子どもたちが工夫して遊び場を作る「プレーパーク」の一環で開かれました。企画したのは住民有志でつくる「チームポレポレ」です。このグループは、毎月、ポレポレの丘でプレーパークを開催しているほか、この場所を使ったイベントを企画しています。 そり滑りは、今回が2回目で冬の自然を楽しんでもらおうと行われました。 子どもたちはそりに乗ると斜面を一気に、滑り降りていました。 代表の宇野俊輔さんは、「ポレポレの丘が一年をとおして自然を楽しめる場所である事を多くの人に知ってもいたい」と話していました。
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高遠城址公園 恵みの雪
大雪となった伊那地域。 伊那市高遠町の高遠城址公園では、午前10時の時点で15センチの積雪がありました。 桜を管理している稲辺謙次郎さんによりますと、通常、雪が降ると枝が折れるのを防ぐために雪おろしをするということですが、今回は雪の性質が軽く枝に着雪しなかったということです。 ここ数日の寒さのため開花時期が遅れることも心配したということですが、地面に積もった雪で根が保温されるため、桜にとっては恵みの雪になったのではないかと話します。
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高遠伝統のだるま市 11日に開催
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。 名物の人形飾りは、今年7体が登場する予定です。 伊那市高遠町の春日医院では、地域を盛り上げようと去年から人形飾りづくりを行っています。 今年制作しているのは、去年流行語大賞となった「おもてなし」をテーマにした6体のだるまです。 小さいものが5体と大きいものが1体で、かごを骨組みにして制作しました。 春日医院では、休日などを使い職員総出で制作しています。 見よう見まねで初めて参加した去年よりも楽しく協力して制作できていると話します。
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高遠高校芸術コース音楽専攻 卒業定期演奏会
高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が26日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒19人の他、合唱団に所属する生徒やOBなども出演しました。 高遠高校芸術コースは、毎年この時期に定期演奏会を開いていて、一年間の学習の成果を披露しています。 会場には保護者やOBなど160人が訪れ、生徒の演奏に耳を傾けました。 音楽専攻の生徒全員と有志が所属する合唱団の発表では、混声四部合唱を披露しました。 ある3年生は、「3年間のまとめとして、精いっぱいパフォーマンスをがんばりました」と話していました。
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切りつけ事件受け教諭や警察が通学路を警戒
伊那市高遠町で女子中学生が男に持っていたバックを切りつけられた事件を受け、一夜明けた29日、通学路では中学校の教諭や警察が警戒する中、生徒たちが登校していました。 29日の朝は、高遠中学校の教諭およそ20人が通学路10か所で登校する生徒を見守りました。 学校によりますと事件のあった通学路は普段50人程が利用しているという事ですが、今朝は車で送る家も多くあり普段の半数だったという事です。 警戒にあたっている教諭は、車で巡回している別の職員に一人で歩いている生徒がいた場合は学校近くまで乗せていくよう連絡したり、近くに他の生徒がいる場合は「友達と一緒に歩くように」と声をかけていました。 事件は、28日登校中の女子中学生が背後から近づいてきた男にバッグを刃物のようなもので切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはありませんでしたが男は逃走しました。 伊那警察署は29日午後4時50分現在男の行方をおっています。 高遠中学校では当面の間、部活動の練習を中止し登下校の時間帯に教諭らが通学路に立つことにしています。近くの高遠小学校ではPTAが、高遠高校では教職員が通学路に立ち警戒するという事です。 伊那市教育委員会では、市内の集中学校に対し子供の安全に注意するよう各学校に通達したという事です。
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女子中学生バッグ切りつけられる
28日午前7時20分頃、伊那市高遠町西高遠の路上を歩いていた女子中学生が男に持っていたバッグを刃物のようなもので切りつけられる事件が発生しました。 この女子中学生にケガはありませんでした。 伊那警察署の発表によりますと事件があったのは伊那市高遠町西高遠のウッドレックス東の路上です。 登校中の女子中学生が後ろから来た男に無言のまま持っていたバッグを切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはなくそのまま登校し、話を聞いた学校が警察に通報しました。 男はそのまま現場を立ち去ったということです。 現場近くの高遠高校では、事件を受け注意して下校するよう指導があったということです。 男は年齢が40歳前後、身長170センチほどで体格は普通。 黒のニット帽に白のマスク、黒の手袋をつけ、焦げ茶色のナイロン製ロングジャンパーに黒のズボンをはいていたということです。
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高遠まちづくりネットワーク 今後の活動を協議
伊那市高遠町の活性化に取り組む高遠まちづくりネットワークの今年初めての会議が、24日伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれ、今後の活動について協議しました。 高遠まちづくりネットワークは、商工会や農業団体、行政などおよそ50の団体で組織していて、24日の会議には26人が参加しました。 高遠まちづくりネットワークでは、新たに商店街の活性化に取り組む「ご城下プロジェクト」を設置したい考えです。 商店街に癒しの場所を設置したり、食べ歩きできる商品の開発などに取り組んでいきたいということです。 2012年に設置された高遠版内藤とうがらしプロジェクトは、来年度は新宿区と共同して、東京都でとうがらしをPRするイベントを行うことを報告しました。 会議ではほかに、9月21日から23日に行われた高遠ブックフェスティバルの売り上げの一部、4万3,630円を東日本大震災の被災地に義援金として寄付しました。
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伊那署管内2社が優秀事業所に
若者からの交通安全を進めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内からは、2社が優秀事業所として表彰されました。 24日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。 県内154の事業所が参加したコンクールで、伊那警察署管内からは、信英蓄電器箔株式会社と大明化学工業株式会社が優秀事業所に選ばれました。 最優秀事業所は3事業所、優秀事業所は27事業所でした。 信英蓄電器箔、大明化学のヤングドライバークラブは、交通安全期間中の出勤時間に会社近くで啓発活動をしたり、独自にシートベルト着用調査をしている活動が評価されました。 信英蓄電器箔の井口美穂さんは、交通安全メッセージの部で佳作に選ばれました。 井口さんの祖母が交通事故にあっていることもふまえ、お年寄りの道路横断を気遣う内容のメッセージでした。 ヤングドライバーコンクールは、県警本部や長野県運転管理者協会などが毎年行っていて今回で24回目になります。
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県がインフルエンザ注意報発令
長野県は22日、全県にインフルエンザ注意報を発令しました。 長野県の1月13日から19日の間のインフルエンザの発生動向調査によると、県全体の患者数が983人、一医療機関あたりの患者数は11.3人となり、注意報発令基準である10人を超えました。 このうち、伊那地区の定点当たりの患者数は13.25人でこちらも基準を超えています。 県では、かからないようにするために、手洗いをこまめにすることや、人混みへの外出を控えることなどを呼びかけています。 また、かかってしまったら、うつさないようにするために、早めの受診や学校、職場は休むようにと呼びかけています。
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高遠小学校4年生 2分の1成人式
10歳の節目を祝う、2分の1成人式が16日、伊那市高遠町の高遠小学校で開かれました。 式には、今年度10歳になる4年生33人と保護者などが出席しました。 2分の1成人式は、10年間の自分を振り返り、今まで支えてくれた家族や周りの人に感謝の気持ちを伝える会で、毎年開かれています。 式では、1人ずつ20歳になった自分に向けて、「夢は叶っていますか」「なりたかった仕事をしていますか」などと手紙を読みました。 サクラの木で作った感謝のメダルと花を保護者に渡し、児童全員で「いのちの歌」を合唱しました。 児童が歌い終わると、保護者からサプライズの手紙が手渡されました。 1年生から3年生まで東組の担任を務めた下島弘子教員は「道をよく間違える人が一番道を覚えます。迷うことや苦しいことがあっても、間違いを恐れないで勇気を出して踏みだして下さい」と話しました。 児童代表の樋口晴斗くんは「夢に向かって一生懸命頑張る姿をずっと見守ってください」と話しました。 ある保護者は「10年間のことを色々思い出して感動した。これからも夢を応援していきたいです」と話していました。
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無病息災などを願い 引持の獅子舞
伊那市高遠町上山田の引持で18日、今年一年の無病息災や五穀豊穣を願う、獅子舞が披露されました。 引持生活改善センターには、およそ70人が集まり地区に伝わる獅子舞を見物しました。 引持の獅子舞は、ひょっとこにせきたてられた獅子が起き悪魔を払います。 獅子の体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。 この獅子舞はかつて1月17日に地区の役員が家に集まり、徹夜で酒を酌み交わし、芸を楽しみながら、日の出を待つ、お日待ちの行事の中で行われてきたということです。 現在は、1月17日に近い日曜日に引持生活改善センターに集まり獅子舞が行われています。
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高遠高校芸術コース 卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が18日から、信州高遠美術館で始まりました。 会場には、芸術コースの美術専攻と書道専攻の生徒9人の作品、30点ほどが並んでいます。 卒業制作展は、芸術コースの集大成の場として毎年開かれています。 美術専攻は、油彩や水彩、ペン画、スプレー画など大小様々な作品を展示しています。 書道専攻は、古典を書き写した臨書の他、刻字などを展示しています。 作品の1つひとつには、制作した生徒の思いが添えられています。 高遠高校芸術コース卒業制作展は、来月2日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 26日日曜日には、音楽専攻の生徒による演奏会も開かれます。
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競技かるたデモンストレーション
伊那市の高遠町図書館で19日、競技かるたのデモンストレーションが行われ訪れた人達は、公式戦さながらのスピードに見入っていました。 デモンストレーションは、競技かるたのスピードやテクニックを知ってもらおうと、図書館恒例の新春百人一首大会に合わせ初めて開かれました。 この日は駒ヶ根市や飯田市の愛好者8人が会場に招かれました。 最初に、公式戦のルールなどを説明し、代表の2人が実戦形式で札を取り合いました。解説をした愛好者は「上の句の何文字かを聞いて、反応する事が必要。実戦では、相手との駆け引き、心理戦の要素が大きい」と説明していました。 ある小学生は「真剣な表情にびっくりしました。すこしでも、近づけるよう挑戦してみたいです」と話していました。
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高遠中学校が「中部の未来創造大賞」受賞
国土交通省などが中部地域の地域づくりの活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で、伊那市高遠町の高遠中学校が優秀賞を受賞しました。 8日は高遠中学校生徒会山田流星生徒会長など6人が市役所を訪れ受賞の報告を白鳥孝伊那市長にしました。 中部の未来創造大賞は今年で14回で、37件の応募の中から、高遠中学校が、大賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。 民間、行政の垣根を越えた活動を表彰し、中部地域の発展に役立てようと、国や中部5県で組織する、中部の未来創造大賞推進協議会が毎年、民間団体や企業、学校、行政機関を表彰しています。 高遠中学校は、毎年4月の観桜期に、駐車場案内、トイレ開放、生徒会売店の営業、桜茶接待など、ボランティア活動を行って来ました。 生徒によるボランティア活動の始まりは昭和五51年。ひとつの学級が城址公園の清掃を始めたことがきっかけでした。 高遠中学校では「今年で活動が14年になる。継続してきたことが認めてもらえたと思う。これからも長く続けていきたい」としています。
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高遠高校書道コースが中学生指導
伊那市の高遠高校書道コースの生徒が25日、高遠中学校を訪れ、中学生に書き初めの指導を行いました。 希望する中学校の生徒17人に高校生が書き初めの指導をしました。 指導したのは、高遠中学校出身の3人です。 高遠中学校は継続的に高遠高校と交流をしていますが、書道コースとは今回が初めてです。 生徒たちは自分の名前を行書体で書く練習を繰り返していました。 なかなかうまく書けない中学生に高校生が、書き方や字のバランスなどを丁寧に教えていました。 高遠中学校の小松民敏校長も生徒に混じって書道に取り組んでいました。
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さようなら2013 5月~8月
5月 30.3度を記録 5月9日、伊那地域の最高気温が30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。 5月としては、観測史上2番目の暑さでした。 7月8日から12日まで5日連続の真夏日。8月10日と11日には、2日連続して観測史上最高となる37度を記録しました。 5月 竜東保育園着工 伊那市内24の保育園のうち、7園を3園に統合する保育園整備計画に基づき、竜東保育園の建設工事が始まりました。 竜東地区では、伊那東保育園が閉園となり、竜東・伊那北の2園に統合されます。 竜東保育園の完成は来年2月の予定。さらいねん3月には伊那北保育園の建て替えが完了する計画です。 6月 16輪のサボテン咲く 伊那市長谷溝口の保科やよいさんが育てているサボテンが6月12日に16輪の花を咲かせました。 例年はひとつのサボテンに8輪ほど咲きますが、今年は倍の16輪が咲きました。 5月の日照量が多かったことがその要因と見られています。 6月 大太坊 陸前高田公演 伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」は、6月30日に、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で公演しました。 大太坊は震災以降陸前高田市の支援を続けています。 太鼓を通じた被災地支援は、今後も続きます。 7月 南アルプス賑わう 南アルプス国立公園指定50周年を来年に控え、今年は多くの登山者で賑わいました。 南アルプス林道バスは、7月13日、戸台口から北沢峠までの上り便を利用した人は975人にのぼりました。 今シーズンの林道バス利用者は、8年ぶりに5万人を突破しました。 7月 中アで韓国人4人死亡 中央アルプスでは、檜尾岳から宝剣岳一帯に入山した韓国人登山ツアー客20人のうち4人が死亡する遭難事故がありました。 一行は、48歳から78歳の男女で、ツアーに山岳ガイドや添乗員の同行はなく、装備も軽装でした。 外国人登山客の受け入れ体制も問われる事故となりました。 8月 南中生震災被災地でボランティア 南箕輪中学校の生徒有志は、8月に、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で2泊3日のボランティア活動をしました。 南箕輪中学校と南三陸町は、被災地でライブ活動などを行なっているシンガーソングライターのDジャケットに、文化祭ステージの絵が採用されたことなどが縁で交流が続いています。 8月 西駒遭難事故から100年 中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が8月に箕輪町の明音寺で行われました。 11人が犠牲になった事故から100年。 遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会では、「遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていきたい」としています。
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正月用のフラワーアレンジメント
正月を迎える花を手軽に楽しんでもらおうと、22日伊那市高遠町の信州高遠美術館でフラワーアレンジメントの講座が開かれました。 正月のフラワーアレンジメント講座は、今年で4年目です。 22日は、伊那市を中心に上伊那から30人が集まり、美術館のロビーでそれぞれが作品を作りました。 使った花は、南天や松、菊など8種類で、美篶で園芸店を営む矢島修さんからコツを教わりながら作業を進めていました。 矢島さんは、「高低や左右のバランスに気をつけて、少し遠くから眺めて」などとアドバイスをしていました。 去年も受講したという伊那市のある主婦は、「自分でアレンジした花でお正月を迎えたい。本格的ないけばなと違い手軽に出来るのがいいですね。」と話していました。 この日作った花は、それぞれ持ち帰り、居間や玄関などに飾るということです。 このフラワーアレンジメントの講座は、バレンタインデーやひな祭りにあわせ来年も開かれる予定です。
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冬至 さくらの湯でゆず湯のサービス
冬至の22日、伊那市高遠町の日帰り温泉施設さくらの湯では、露天風呂でゆず湯のサービスが行われました。 さくらの湯では、毎年冬至にあわせてゆず湯のサービスをしています。 今年は、21日から23日まで3日間行われます。 男女それぞれの露天風呂に、静岡産のゆずが毎日100個入れられます。 22日も午前10時のオープン直後から多くの人がさくらの湯を訪れ、ゆずの香りを楽しみながら湯舟につかっていました。 ゆず湯は、血行促進効果で、冷え性や神経痛に効果があるとされています。 およそ20年前のさくらの湯がオープンした時からファンだという長谷の内山さん83歳も年に一度のゆず湯につかっていました。 さくらの湯のゆず湯のサービスは23日も行われます。
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仙醸の年とり酒 出荷はじまる
伊那市高遠町の仙醸で、予約限定の年とり酒の出荷が20日から始まりました。 仙醸は、2001年から黒松仙醸年とり酒本醸造しぼりたて生原酒の販売をしていて、今年で12年目になります。 仙醸によりますと、信州産の酒米ひとごこちを使い、しぼりたての生原酒ならではのフレッシュで荒々しいのどごしが味わえるということです。 15日までの注文による完全予約販売で、今年は、4,000本を全国に発送します。 関東や中京、甲信越が中心ですが、遠くは北海道、九州からも注文があるということです。
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高遠町・長谷では積雪20センチ
18日夜から降った雪で、伊那市の東部地区などでは20センチほどの積雪があり、子どもたちは、雪遊びを楽しみました。 高遠第一保育園では、支度を整えた園児が、朝から元気に園庭に飛び出し雪あそびを楽しみました。 伊那市の中心市街地では、道路などに積雪はありませんでしたが、高遠町や長谷では20センチほど積もりました。 長野地方気象台によると前線を伴った低気圧が発達しながら本州の南海上を通過したため、県内の広い範囲で雪が降ったということです。 県の南部では、今シーズン初の積雪となりました。 子どもたちは、雪合戦をしたり、雪だるまをつくったりして楽しんでいました。 高遠町の住宅地では、住民が朝から雪かきに追われていました。 道路は除雪車がかき終えていましたが、残った雪を除いていました。 長谷の特別養護老人ホームサンハート美和でも、駐車場に積もった雪の除雪作業が朝から行われていました。 長野地方気象谷によりますと、20日からは冬型の気圧配置となり、曇りか晴れの日が続き、気温は平年並みで推移するということです
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桜大学講座 長野県教育委員会の伊藤学司教育長が講演
伊那市高遠町の公民館講座、桜大学が15日高遠町総合福祉センターやますそで開かれ、長野県教育委員会の伊藤学司教育長が講演しました。 15日は、伊藤教育長が「信州教育の再生に向けて」と題して話しました。 伊藤教育長の両親は高遠町藤沢出身で、伊藤さんも幼少時代たびたび高遠を訪れたということです。 伊藤教育長は、「学校の教育力を上げるには、教員の質を上げることが不可欠。授業に対応した宿題など、全国の良い取り組みを取り入れていくことが大切」と話していました。 また、中学校の朝の部活動については、「長野県の中学生女子の運動部への加入率は全国的にみても低い。熱心な朝部活が運動が苦手な生徒の加入を敬遠させてしまっている」と話していました。
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サン工業が年末コンサート
伊那市西箕輪の表面処理メッキ加工業、サン工業株式会社による、年末コンサートが7日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 サン工業による年末コンサートは社員教育の一環で毎年開かれていて、今年で10回になります。 会場には社員70人のほか、一般の客など合わせて150人が集まりジャズを楽しみました。 今回はミュージカルや歌手として活躍中の、グレース美香さんと、ジャズ演奏者を招きました。 ドラム担当の、高木幹晴さんは、実は愛知県でメッキ加工会社を経営しています。同業者であるサン工業の川上健夫社長との縁で今回のコンサートが開かれました。 コンサートではワムのラストクリスマスなど20曲が演奏されました。 「上を向いて歩こう」など、知っている曲が演奏されると、訪れた人も一緒に口ずさんでいました。 歌を聞いた人は、「間近で聞くジャズは迫力がある、まだまだ聞いていたい」と話していました。