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南宮神社 お筒粥の神事
今年1年間の農作物の出来や世の中を占う、恒例の「お筒粥の神事」が15日に箕輪町木下の南宮神社で行われ、今年の世相は「6分」という結果が出ました。
お筒粥は、南宮神社で一年の無事を祈念して行なわれる初まつりの中の占いの神事です。
境内に用意された釜に、葦の茎を37本束ねた物といっしょに米と小豆を入れ、煮立て、筒の中に入った、米や小豆の数が占いの結果となります。
占いの結果、今年一年の世相を表す世の中は、昨年より2厘上がり「6分」となっています。
農作物では、大豆や牛蒡など4品目で極上。気候は、冬が上々で夏が上、秋が中、春が下となりました。 -
大学入試センター試験始まる
平成23年度大学入試センター試験が15日から全国一斉に始まりました。
上伊那地域では南箕輪村の信州大学農学部と、駒ヶ根市の長野県看護大学の2校を会場に試験が行われました。
信州大学農学部では、午前8時頃から受験生が集まり始め、高校の教諭から励ましの言葉を受けて試験会場に向かっていました。
今年の大学入試センター試験の県内の会場で受験する志願者数は1万661人で、去年より440人多くなっています。
上伊那地域の試験会場2校では1437人となっています。
1日目は公民、地理歴史、国語、外国語の試験が行われ、予定通り午前9時30分から試験が始まりました。
試験2日目の16日は、理科と数学が行われます。 -
後藤俊夫監督が伊那高女題材に映画制作
映画「小麦色の天使」や「Beauty」など、上伊那地域を拠点に撮影を行っている、後藤俊夫監督は、現在、伊那谷の戦争を題材にしたドキュメンタリー映画を制作しています。
15日には、伊那弥生ヶ丘高校の生徒9人が参加して撮影が行われました。
今回後藤監督が撮影しているのは、弥生ヶ丘高校の前身、伊那高等女学校の生徒達を題材にしたドキュメンタリー映画です。
伊那高等女学校では、昭和19年におよそ270人が学徒動員として名古屋市へ行き、零式戦闘機などを作っていました。
その学徒動員中に空襲を受け、生徒1人が死亡、1人が負傷しました。
映画では、当時生徒達が書いた文集や体験談をもとに、当時の様子を振り返るとともに、同行した教員らが命をかけて生徒達を守った様子を描くということです。
この日の撮影では、後藤監督の指導のもと、生徒達が当時の詩や、文集の一部を朗読しました。
ある撮影に参加した生徒は「撮影に参加し、朗読したことで、当時の人たちの苦しみやつらい気持ちを少しでも感じることができた」と話していました。
後藤監督は、この映画を通して「伊那谷であった戦争体験を語り継いでいきたい」と話していました。
このドキュメンタリー映画は今年秋の完成を目指していて、弥生ヶ丘高校では「10月に行われる学校の100周年の記念事業で上映できたら」としています。 -
顔のついた土器・土偶を展示
顔のついた土器や土偶を集めた伊那市創造館の企画展が14日から始まりました。
創造館の企画展、顔のついた土器・土偶縲恣齦カの祈りとその表情縲怩ヘ、上伊那地方で出土した土器や土偶を中心に120点が展示されています。
上伊那の縄文文化に親しんでもらい、縄文時代に想いをはせ、その謎に迫ろうと、市町村や御代田町の浅間縄文ミュージアムの協力を得て、伊那市創造館が企画しました。
顔のついた土器は、縄文時代の中期、今から5,000年から4,000年前の限られた期間に長野県の南信地域や山梨県を中心に作られました。
会場には、顔面付釣手形土器をはじめ、顔のついた土器が数多く並べられています。
14日は、総合学習で縄文文化の研究に取り組んでいる手良小学校の4年生が見学に訪れ、興味深そうにながめていました。
会場には、土器のほかに土偶も並びます。
土偶は、縄文時代を通して1万年の間に作り続けられました。
土器と同じく土偶も壊された状態で出土する例がほとんどで、なぜ作られ、どのように使われ、なぜ壊されたのかが大きな謎となっています。
伊那市創造館は、縄文から宇宙までを合言葉に去年5月の開館から企画展を開いていますが、考古学の分野は、今回が初めてです。
15日は、午後1時から顔のついた縄文土器をテーマにしたシンポジウムも開かれます。
第1線で活躍している研究者による講演や研究発表が行なわれます。
第3回企画展「顔のついた土器・土偶縲恣齦カの祈りとその表情縲怐vは、3月27日まで入場無料で開かれています。 -
箕輪南小で百人一首大会
箕輪町の箕輪南小学校で14日、毎年恒例の百人一首大会が開かれました。
百人一首大会は、日本の文化を改めて知り、親しんでもらおうと毎年開かれています。
14日は、全校児童84人が5縲・人のグループに分かれ枚数を競いました。
冬休みに家で覚えてきたという児童が多く、次々と札に手が伸びていました。
箕輪南小学校では、「小規模校として全校でやれることはいいこと。遊びながら集中力を養ってほしい」と話していました。 -
伊那市西箕輪上戸のでえもんじ
伊那市西箕輪上戸に、古くから伝わる小正月の伝統行事「でえもんじ」が14日の早朝に行なわれました。
まだあたりが暗い午前5時、区の中心の辻に男衆が集り、各戸で作った紙製の巾着袋を飾りつけます。
長さ12メートルの木の先端部分には、竹ぐしに色紙を巻きつけた花を飾ります。
上戸のでえもんじは、伊那市内では、由一行なわれている道祖神まつりの一つで、厄除けや家内安全、五穀豊穣などを願います。
その昔、面倒だからということで、1年中止したところ、村に疫病がはやり5人が死んだとの言い伝えもあり、再開してから今日まで続けられています。
飾りつけが終わり、準備が整うと、全員が力をあわせていっきに建てます。
でえもんじは、小正月が終わるまで飾り、20日の早朝におろします。
でえもんじ建てが終わると作業小屋でお神酒の乾杯。
こどもたちも混ざり、あつあつのトン汁で暖をとっていました。
14日の伊那地方は、氷点下10度ほどまで冷え込みました。 -
南箕輪村西部保育園でホッポンヤ
南箕輪村の西部保育園で地域のお年寄りが小正月伝統の鳥追いの行事「ホッポンヤ」を園児と一緒に14日に行いました。
柳の棒の持つところだけ残して皮をはぎ、縄を巻き火に焼いて模様をつけたもの2本でたたきながら歩きます。
南箕輪村の西部保育園では、毎年、地域のお年寄りから伝統のほっぽんやを教わっていて、14日もお年寄りに続き、保育園の庭をまわりました。
14日は、大泉や北原のお年寄り20人が保育園を訪れ、ほんだれ様や繭玉づくりもして交流しました。 -
伊那東保育園で少林寺拳法体験
伊那市の伊那東保育園の園児らは14日、少林寺拳法を体験しました。
体験したのは、伊那東保育園の年長から年少までの園児56人です。
体験は、こども達に少林寺拳法を通して集中力を学んでもらおうと行われたものです。
14日は、長野県少林寺拳法伊那支部の小池靖彦支部長と宮田支部の鈴木秀仁支部長が指導にあたりました。
2人は、孫と子供が伊那東保育園に通っていることが縁で、今回指導することになりました。
児童らは、「手をハの字にして頭をつかないように」などと指導を受けながら、受け身の練習をしていました。
他にも、手をつかまれた時の護身術などを教わっていました。
小池さんは「少林寺拳法は技をかけるのではなく、人を育てることが目的。人を大切にする気持ちを養ってほしい」と話していました。 -
10歳の節目を祝うニ分の一成人式
10歳の節目を祝うニ分の一成人式が13日、伊那市高遠町の高遠小学校で行われました。
二分の一成人式には、今年10歳になる4年生の児童と保護者などおよそ100人が出席し、子ども達の成長を祝いました。
二分の一成人式は、子ども達が10年という節目の時期に、両親やお世話になった人への感謝の気持ちを表そうと毎年開かれているものです。
式では、児童1人1人が「水泳をがんばってオリンピックに出たい」「大型バスの運転手になりたい」などと将来の夢について発表しました。
児童を代表して原千聡さんは「この日を迎えられてうれしいです。ここまで大きくなれたのは両親や地域の方のお陰です。」と挨拶しました。
子ども達は、両親に感謝の気持ちを込め、手紙と花束を渡しました。
保護者らは、「立派に育ってくれて感激している」と話していました。 -
西箕輪中恒例の百人一首大会
伊那市の西箕輪中学校で毎年恒例の百人一首大会が13日、開かれました。
全校生徒が体育館に集まり、学年の枠を超えて26の班で札を取り合いました。
百人一首大会は、日本の文化を改めて知り、親しんでもらおうと毎年この時期に開かれています。
西箕輪中学校では、2学期末から今日の大会まで、国語の授業で百人一首を勉強し、生徒が歌を覚えてきました。
体育館には和歌を読む声が響き、生徒達は百人一首に熱中していました。 -
長谷小学校 正月の遊び楽しむ
伊那市の長谷小学校の児童は12日、百人一首や花札、たこあげなど正月の遊びを楽しみました。
長谷小学校では、毎年、学年を超えた交流をしようと正月の遊びを行っています。
この日は、児童会が中心となって企画した、百人一首や花札、たこあげなど10種類の遊びを全校児童が楽しみました。
このうち、福笑いをして遊んだグループでは、目隠しをして顔のパーツをひとつひとつ並べていき、完成すると大きな笑いが起きていました。
ある児童は、「冬休みで会えなかった大勢の友達と遊べて楽しかった」と話していました。 -
葦笛工房 エコジャパンカップ2010準グランプリ
手作りの笛「ユカイナ」などを使って音楽活動をしている伊那市長谷の「葦笛工房」は、環境省などが主催するエコジャパンカップ2010で、準グランプリを受賞しました。
5日、葦笛工房の北原有さんと妻の美香さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に授賞を報告しました。
葦笛工房の楽曲が受賞したのは、環境省などが主催するエコジャパンカップ2010カルチャー部門エコミュージックの部の準グランプリです。全国から寄せられた337作品の中から選ばれました。
受賞作品は、ハープ奏者の美香さんが自然をイメージして作曲した「ユカイナ小鳥」という曲で、美香さんがハープを演奏し、夫の有さんがユカイナで小鳥の鳴き声を表現しています。
北原有さん、美香さんは「賞をもらえるなんてとても驚いた。ユカイナが自然との接点になればうれしい」と話していました。 -
はなまる地域探検隊 版画の技法を体験
伊那市の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は10日、版画の技法の一つ、デカルコマニーを体験しました。
県伊那文化会館で行われている版画の展示に合わせた体験で、小中学生およそ50人が参加しました。
版画の技法の一つ、デカルコマニーは、プラスチックシートの上に絵の具をのせ、別のシートでその絵の具を押さえたり、はがしたりして出来る模様と、その方法のことです。
指導したのは、飯田女子短期大学教授で日本版画協会会員の北野敏美さんです。
不可思議な模様をテーマに、子どもたちはシートを自由に動かして模様を作っていました。
出来上がった模様は、版画プレス機で紙に写して完成です。
参加したある小学生は、「不思議な模様ができておもしろかった」と話していました。
子どもたちは、どんな模様ができたのか、皆の作品を鑑賞していました。 -
常円寺で新年写経会
伊那市山寺の曹洞宗常円寺で、般若心経を書き写す新年写経会が6日、開かれました。
写経会は、常円寺が毎月1回開いているものです。
今年初めての新年写経会には、普段より多い30人ほどが参加しました。
写経は、仏の教えを書き写すもので、写経会では、短い経典である般若心経が用いられています。
参加者は、それぞれの新年の願いをこめて、写経を行っていました。
常円寺の角田 泰隆住職は、「写経は、集中して一文字一文字書くことにより、心が落ち着き、清々しい気持ちになる。お寺という静かな環境で、大勢で集まって共に写経する事にも意味があると思う」と話していました。 -
伊那小学校の児童西天竜幹線用水路沿いに啓発ポスターを設置
伊那市の伊那小学校の児童は、西天竜幹線用水路沿いにゴミの不法投棄防止を呼びかける啓発ポスターを7日、設置しました。
作業を行ったのは、伊那小学校4年仁組の児童28人です。
仁組では、西天竜と深く関わりのある施設や、当時の人々の思いなど、地域の歴史について学んでいます。
ポスターの設置は、去年行った水路内のゴミ拾いを通じて、自分たちにできることが何かを考え、行ったものです。
7日は、伊那インター近くの水路沿いのフェンスに、児童らが書いた56枚のポスターのうちの14枚が設置されました。
作業に協力した西天竜土地改良区では「この思いが少しでも届いて、ゴミが減っていけばうれしい。残りの42枚も重点個所に張っていきたい」と話しました。
仁組では、「年度内に、JRの伊那市駅周辺などでチラシを配り、不法投棄防止を呼びかけていきたい」としています。 -
高校入試志願者数 伊那北普通 1.27倍
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、7日、発表されました。
上伊那の普通科で最も高い倍率となっているのは、伊那北高校の1.27倍です。
全日制の志願者数からお伝えします。
※()内募集人数。
辰野高校
普通科前期(48)に57人、後期(72)に76人。
商業科前期(20)に28人、後期(20)に36人。
上伊那農業高校
生産環境科前期(20)に33人、後期(20)に40人。
園芸科学科前期(20)に37人、後期(20)に45人。
生物科学科前期(20)に38人、後期(20)に42人。
緑地創造科前期(20)に32人、後期(20)に38人。
高遠高校
普通科前期(48)に54人、後期(72)に83人。
伊那北高校
普通科前期は募集が無く、後期(240)に305人。
理数科前期(36)に47人、後期(4)に37人。
伊那弥生ヶ丘高校
普通科前期は募集が無く、後期(240)に289人。
赤穂高校
普通科前期は募集が無く、後期(160)に161人。
商業科前期(40)に87人、後期(40)に90人。
駒ヶ根工業高校
3つの学科一括で前期(60)に76人、後期(60)に102人。
多部制の箕輪進修高校です。
普通I部前期(20)に49人、普通II部前期(20)に38人、普通III部前期(20)に6人。
普通I・II・III部の後期は一括の60人募集で、I部に75人、II部に39人、III部に10人。
工業I部は、前期(20)に31人、後期(20)に37人。
なお、高校入試前期選抜は2月2日、後期選抜は3月9日に行われます。 -
3学期始業式ピーク
上伊那地域のほとんどの小中学校で7日、3学期の始業式が行われました。
7日の伊那市の最低気温は、この冬一番とはならなかったものの、平年と比べ2度程低いマイナス7度と冷え込み、寒い朝となりました。
児童たちは、白い息をはきながら登校していました。
伊那市内では、伊那小、伊那東小に次いで3番目に大きい伊那北小学校。
12月28日から1月6日まで10日間の冬休みがあけました。
3年2組の教室では、通知表や冬休みの宿題を担任に提出していました。
体育館では、全校児童530人が始業式に臨みました。
1年、3年、5年の代表者が3学期に向けての抱負を発表。
1年生の平澤華朋さんは、大縄跳びをがんばりたい。習った漢字を使い、きれいな字で日記をつけたいと話しました。
5年生の中島竜汰君は、漢字のテストで100点をとりたい。委員会や係の活動をがんばりたいと話していました。
久保田延幸校長は、宮澤建治の詩をスクリーンに写しながら、「自分の為に、人の為になれる人になって欲しい。今年1年、どんな自分で過ごすか、しっかり目標を立てて欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。 -
七草
7日は、七草。
伊那市の伊那西小学校では、給食で七草粥を味わいました。
給食の時間になると給食当番が、全員分の七草粥をおわんにもっていました。
伊那西小の1年生は、13人。
7日は、3学期の始業式があり、給食は久しぶりです。
栄養士の小松かずえ和江さんが、黒板に七草とその説明書きをはり、なずなは、なでてけが汚れを取り除く意味があるなどと七草の意味を子どもたちに話していました。
コスト面から一部代用した七草粥となりましたが、小松さんは、「一年間無事健康で過ごせるように考えました。」と子どもたちに呼びかけていました。
子どもたちは、おいしそうに粥をすすっていました。 -
箕輪中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で、3学期の始業式が6日行われました。
箕輪町の箕輪中学校では、始業式で各学年の代表生徒が新年の決意を発表しました。
1年の浦野亜嵐君は、「生活態度にけじめをつけて、気持ちよく楽しく過ごしたい」と話しました。
2年の高木知世さんは、「一歩一歩着実に努力する一年にしたい」と話しました。
3年の小坂勇登君は、「後悔しないように全力で生活し、高校受験では大きな成功をこの手につかみたい」と話しました。
北原秀樹校長は、「目標を達成するために、今の自分を大事にして力を発揮し、夢をかなえてほしい」と呼びかけていました。
3学期の始業式は7日と11日にも行われ、7日がピークとなります。 -
第8回漸進展
伊那市ゆかりの洋画家による作品展「漸進展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
今年で8回目を数える作品展で、会場には伊那市在住あるいは出身の13人の作家による作品13点が並んでいます。
油彩とアクリルで、50号から100号までの大作がそろっています。
漸進展は、中央の展覧会に出品している作家が集まり、それぞれの個性を追求しようと毎年開いています。
作品は、去年秋の展覧会に出品したもの、この春に出品を予定している新作などです。
作家13人は、会派やスタイルが異なり、それぞれの個性と持ち味を生かした作品が並んでいます。
関係者は、「それぞれの表現の違い、独自性を見て、気持ちを感じてほしい」と話していました。
この漸進展は、9日(日)まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
美篶笠原でまゆ玉作り
伊那市美篶笠原で、6日まゆ玉づくりが行われました。
まゆ玉作りは、笠原北村集落のシルバークラブのメンバーらが、子どもたちに地区の伝統行事を知ってもらおうと行っていて、今年で20年ほどになります。
米の粉を練って蒸し、まゆの形にしてからそよぎの木に飾り付けます。
行事には笠原の子ども20人ほどが参加しました。
このまゆ玉は、今週末まで飾り、8日にどんど焼きにして地区住民みんなで味わうということです。 -
箕輪東小学校 第九を合唱
箕輪町の箕輪東小学校の終業式が28日に行われ、児童と地域住民が第九を合唱して1年を締めくくりました。
箕輪東小学校は、地域に開かれた学校づくりの一環で、今回初めて終業式を保護者や地域住民に公開しました。
普段の学校生活では、クラブ活動や総合的な学習の時間に地域住民を講師に招き、指導を受けています。
第九の合唱は、お世話になった地域の人や保護者に感謝の気持ちを伝えようと12月の始めから練習してきたという事です。
終業式では、合唱の他にも、1、2年生が鍵盤ハーモニカで第九を演奏し、今年1年間の学校生活を締めくくりました。 -
木部則子さんが社会教育功労者表彰報告
長年ガールスカウトの活動に携わり、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞した伊那市の木部則子さんが21日、白鳥孝市長のもとへ報告に訪れました。
この日は、木部則子さんと木部さんが団委員長を務めるガールスカウト第26団の役員が市役所を訪れ、白鳥市長に受賞を報告しました。
木部さんは現在74歳。30年ほど前から、ガールスカウトの活動に携わっていて、長野県支部の指導者委員長や支部長を務めました。
現在も、伊那市、南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団の団委員長として、子どもたちの活動を支えています。
こうした長年の活動が認められ、今回、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞しました。 -
伊那北英語部全国高校生英語ディベート大会3位
伊那北高校英語部は、18日と19日、岐阜県で開かれた、第5回全国高校生英語ディベート大会で3位に入賞しました。
英語部のメンバー5人は、20日、同窓会館を訪れ、竹松杉人館長に3位入賞の報告をしました。
全国大会には、地区予選などを勝ち抜いた64チームが参加しました。
伊那北は、予選5試合を全勝し、勝敗やコニュニケーションの評価などを総合したポイントで、1位となり2年連続決勝トーナメントへ進出。
しかし、決勝トーナメントでは、岐阜県の高山西高校に敗れ、3位となりました。
竹松館長は、「新しい伝統が築かれている、来年も頑張ってほしいと」生徒たちを励ましていました。
ベストディベーターを受賞した白井友理恵さん(2年)は、「ベストディベーターの受賞は、今まで自分がやってきた事が評価された結果。とても嬉しいです」と話していました。
部長の久保田紫帆里さん(2年)は、「優勝出来なかったのは残念。でも、チームで協力した結果3位になれたた事には満足しています」と話していました。 -
木下駅前に山車飾 展示
来年の干支「兎」にちなんだ山車飾の展示作業が20日、箕輪町の木下駅前で行われました。
山車飾の展示をしたのは、地区住民有志でつくる木下山車飾保存会です。
保存会では、毎年、一月の南宮神社の初祭りで山車飾を奉納しています。
この日は木下駅前に、「二兎追うものは一兎をも得ず」のことわざにちなみ、二羽のうさぎを追って戸惑っている若者の様子を表現した、山車飾りを展示しました。
保存会の岡久幸会長らは、人形の位置や角度など全体のバランスを見ながら設置作業をしていました。
岡会長は「良い出来。ライトアップや、イルミネーションの飾り付けもするので多くの人にみてもらいたい」と話していました。
初祭りには、保存会や中部小の6年3組の児童などが作った山車飾り、合わせて5場面が神社境内で奉納される予定です。 -
「おはなしおばさん」藤田浩子さんのお話会
わらべうたや、昔の遊びを伝えたり、子育て講演を行うなどして活躍している、千葉県在住の藤田 浩子さんのお話会が、18日、箕輪町文化センターで開かれました。
18日は、箕輪町の親子50人ほどが参加して、お話会を楽しみました。
お話を行ったのは、おはなしおばさんとして親しまれている千葉県在住の藤田浩子さんです。
藤田さんは、幼児教育や、子育てサークルに携わってきた経験を活かして、わらべうたや、昔の遊びを若いお母さんたちに伝えたり、子育てについての講演などを行っています。
400縲・00ほどのレパートリーがあるということで、その時々で、内容を考えるということです。
18日も様々な小道具や歌が飛び出し、子供たちを楽しませていました。
お話会を開いた箕輪町の読み聞かせグループ、お話応援団は、「昔からのお話を、肉声のよさを伝えていきたい」と話していました。 -
「家族」テーマに 上伊那高校生読書大賞
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞。今年は、「家族」をテーマに、選考が行われました。
読書大賞は、上伊那の高校の司書でつくる上伊那図書館協会高等学校図書部会と生徒が開いているもので、今年で2回目になります。
18日は、伊那弥生ヶ丘高校で読書大賞の会合が開かれ、上伊那の公立高校から27人が参加しました。
今年の読書大賞のテーマは「家族」で40作品の中から、高校生が7作品にしぼり、各校で1次審査が行われました。
その結果も18日の読書大賞の評価の対象となります。
18日は、自分が読んだ本についての感想などを、6つのグループに分かれて話し合いました。
グループで本について話し合った後は、投票が行なわれました。
読書大賞には、有川 浩さんの「フリーター、家を買う」が選ばれました。
弥生ヶ丘高校の図書委員などは、有川さんに、手紙を書いて、大賞に選ばれたことを報告するということです。 -
版による表現~信州ゆかりの作家展
明治から現代にかけて活躍し、信州にゆかりのある版画家たちの作品展が、伊那市の伊那文化会館で、18日から始まります。
会場には、信州に拠点をおき、明治時代から昭和にかけて活躍した版画家や現代作家の作品などおよそ110点が展示されています
作品展は、長野県では、近代以降、版画史に大きな影響を与えた版画家たちを多く輩出していることから、その作品を知ってもらおうと県文化振興事業団などが企画したものです。
展示作品の一つ、『漁夫』は、明治から昭和にかけて活躍した山本鼎の作品です。
それまでの版画は、描く、彫る、摺るという工程を分業でしていましたが、山本はこの作品を制作する際、すべて自分で行う技法を確立し、版画芸術に大きな影響を与たということです。
また、絵画のようなこちらの作品は、現代作家の一人、田中清光さんの東京大空襲をテーマとした作品です。
この、版による表現縲恊M州ゆかりの作家たち展は、あすから来月16日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 -
中高一貫校設置に関する地域懇談会
中南信地域の併設型中高一貫校設置に関する地域懇談会が15日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
地域懇談会は、中高一貫校の教育内容などについて理解を深めてもらおうと、県教育委員会が開いたもので会場には、上伊那の小学校教諭などおよそ、20人が集まりました。
中高一貫校は6年間の計画的な学習により、優秀な人材を育成するものです。
東北信と中南信に1校ずつ設置され、東北信は屋代高校に決まっていて中南信は、諏訪清陵高校が案としてあがっています。
諏訪清陵高校が中高一貫高になり、伊那市から通う場合は電車と徒歩を含め約1時間20分かかるということです。
教諭からの「入学後、中学段階で転校はできるのか」という質問に対し、県教委は「6年間サポートする体制を整えている。制度についてはこれから研究するが、今の段階では、高校入学の段階で他校を受験することは可能」と答えていました。
中高一貫校は、2学級80人を予定していて、諏訪清陵高校に決まった場合、平成26年度の開校が案として出されています。 -
伊那北英語部が全国大会出場報告
伊那北高校英語部は、10月に長野市で開かれた長野県高校生英語ディベート大会で2年連続の優勝を果たし、全国大会出場を決めました。
英語部の部員3人が14日、南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に全国大会出場を報告しました。
英語ディベート大会は、ひとつのテーマに対して肯定側と否定側に分かれて英語で議論するもので、伊那北高校英語部は去年、全国大会でも優勝しています。
16校35チームが参加した今年の県大会では、伊那北高校は4位以上を独占しました。
大会では、1年で南箕輪村北殿在住の大塚智哉くんが最優秀発表者に贈られる「グランドベストディベーター」に選ばれました。
大塚君は「チームで協力して、今年も全国大会で優勝したい」と抱負を話しました。
唐木村長は「ぜひ今年も優勝して、世界大会に出場してください」と激励していました。
伊那北高校英語部が出場する全国高校生英語ディベート大会は、18日から岐阜県で開かれることになっています。