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ライトトラップ 昆虫観察会
虫が光に集まる習性を利用したライトトラップ昆虫観察会が23日、箕輪町の上古田グラウンドで開かれました。
これは、昆虫観察を通して身近な自然に触れる機会にしようと箕輪町郷土博物館が開いたものです。
観察会には、町内から親子40人が参加しました。
講師は、飯田市美術博物館の学芸員、四方圭一郎さんがあたりました。
グラウンドには、虫が光に虫集まる習性を利用した罠が仕掛けられました。
およそ1時間すると蛾やコガネムシ虫などの昆虫が集まって来ました。
四方さんは子供たちに集まった虫の特徴などについて解説していました。
子供達は飛んできた虫をカゴなどに入れ観察していました -
伊那まつり盛り上げ 大行燈設置
8月6日、7日に行われる伊那まつりを盛り上げようと27日、伊那市役所に大行燈2基が設置されました。
大行燈の市役所への設置は、第30回の祭りを記念して始められ今年で10年目です。
27日は、市役所の職員が行燈を組み立てて設置していました。
大行燈は午後6時半から8時半までの2時間、点灯します。
去年は5時間の点灯でしたが、今年は節電のため、点灯時間を去年の半分以下にするということです。
8月6日の市民踊りでは、踊り区間の南北の両端となる西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅交差点に設置されます。 -
夏休みおいで塾始まる
夏休み中の小学生が勉強などをして過ごす夏休みおいで塾が27日から、伊那市富県のふるさと館で始まりました。
参加しているのは同日から夏休みになった富県小学校の児童50人で、午前中は休み中の宿題をしました。
おいで塾は、共働きなどで子どもが家に一人残されてしまう家庭を支援するために行われていて、今年で5年目です。
地域の元教諭が勉強を見たり、高遠高校福祉コースの生徒がボランティアで子どもたちの面倒を見るなどサポートしています。
子どもたちは宿題のノートを広げて勉強していました。
勉強の時間が終わると、おやつ作りをしました。
おいで塾は8月2日までで、勉強のほか、プールや工作を楽しんだり、最終日にはバーベキューと花火をするということです。 -
中国人留学生ら表敬訪問
日中友好協会伊那地区本部のホームステイ事業で受け入れる中国人留学生ら2人が26日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
中国人留学生ら2人がホームステイ先の家族と共に伊那市役所を訪れました。
ホームステイするのは内モンゴル大学教授で、現在東京大学に留学しているナランチョクトさんと、日本の外務省にあたる中国の外交部職員で、東京にある中国人留学生の宿舎に勤務する劉朝陽さんです。
2人は、長野県日中友好協会伊那地区本部の事務局次長を務めている駒ヶ根市の小原茂幸さん宅に滞在します。
伊那地区本部会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那の自然を楽しんでいってください」と話していました。
2人は、26日から28日までの3日間、小原さんの家族と過ごします。 -
笑いヨガで健康づくり
笑いの体操とヨガの呼吸法を取り入れた新しいエクササイズ笑いヨガの教室が26日、サンライフ伊那で開かれました。
教室には、およそ40人が集まり、笑いヨガを体験しました。
笑いヨガは、平成7年にインドの医師が考案したもので、笑うことにより、脳が活性化するほか、心身の健康に効果があるとして、世界中で広がりをみせています。
講師を務めたのは、笑いヨガリーダー養成講座に通いリーダーとして認定を受けたスポーツインストラクターの山岸洋子さんです。
山岸さんは、子どものように無邪気になることで、照れを忘れ、心から笑えるようになる。
笑うことで気持ちがリフレッシュするほか、脳も活性化すると話します。
10月には、全国の笑いヨガリーダーが伊那に集まり、体験会が開かれるということで、山岸さんは、1人でも多くの人に試してもらいたいと話していました -
上伊那の小中学校で1学期終業式
上伊那の小中学校で26日、1学期の終業式が行われ、夏休みに入りました。
このうち、伊那市の東春近小学校では、3年生と5年生が1学期の思い出を発表しました。
3年生は、1学期に初めて習ったリコーダーを使って全員で演奏しました。
5年生は、臨海学習の時に磯で生き物の採集をしたことや、水族館で沢山の魚を見た思い出などを発表しました。
小松民敏校長は、「1学期は全校児童全員が力を合わせて1つのことに取り組む姿が多くみられました。2学期もいいスタートが切れるよう、夏休みを過ごして下さい」と話しました。
26日は、1年生にとって初めての通知表が配られました。
このうち、1年東組では担任の杉岡典子教諭が児童一人ひとりに、1学期がんばったことなどを添えて手渡しました。
終業式は、上伊那では26日と27日がピークとなっています。 -
被災地で「夢ケーキ」づくり
東日本大震災で被災した子供たちとケーキを作り元気づけようと、伊那市の菓匠Shimizuのシェフパティシエの清水慎一さんらは26日、宮城県へ出発しました。
清水さんは、子ども達が描いた夢をケーキにする夢ケーキの活動を全国展開しています
今回清水さんが理事長を務めるNPO法人ドリームケーキプロジェクトで被災した子供たちと一緒に夢ケーキをつくることを決めました。
ドリームプロジェクトは全国11の菓子店で組織しています。
26日から2泊3日で被災した宮城県の南気仙沼小学校と戸倉小学校で夢ケーキを子どもと一緒につくります。
それぞれの学校にどんなケーキを作りたいか募集したところ、およそ130通の応募がありました。
家が津波で流された子供は、家族団らんで過ごす絵が書かれていました。
今朝は、菓匠しみずのスタッフが被災した子供たちと作るケーキの材料を車に詰め込んでいました。
ドリームケーキプロジェクトでは、8月にも被災した小学校や養護施設などで夢ケーキづくりを行う計画です。 -
手良分団第2部県大会 激励
消防団ポンプ操法大会で県大会に出場する手良分団第2部の激励会が25日、伊那市役所で行われました。
25日は、手良分団の団長をはじめ、県大会に出場する選手など7人が市役所を訪れました。
減点方式で行われた上伊那大会では2位の飯島町をおよそ3点上回り優勝しました。
選手たちは、「県大会で良い結果が残せるよう頑張りたいなどと一人一人抱負を話しました。
白鳥孝伊那市長は「日頃の練習の成果を発揮し県内1位を目指してください」と激励しました。
県大会は今月31日に伊那市の富士塚スポーツ公園で行われます。 -
伊那保育園で夏まつり
伊那市の伊那保育園で23日、夏祭りが行われ、園庭には保護者手づくりの屋台が並びました。
伊那保育園では親子のふれあいの場にしようと毎年この時期に夏まつりを開いています。
園庭には、やきそばや焼きとうもろこし、保育園で採れたジャガイモを使ったフライドポテトなどの手づくり屋台がならびました。
中でも輪投げが人気で、子ども達は景品をめがけて輪を投げていました。
また、伊那マジッククラブの伊藤権司さんによるマジックショーも行われました。
子ども達は次々と繰り出されるマジックに圧倒されていました。
夕方は、時折涼しい風が吹き園庭では、親子が楽しいひと時を過ごしていました。 -
伊那西小PTAが義援金を送る
伊那市の伊那西小学校PTAは、東日本大震災への義援金を22日伊那市に届けました。
PTA副会長の松崎信夫さん奥原由孝教頭が市役所を訪れ、久保村清一教育長に現金4万2,145円を手渡しました。
6月に行ったPTA資源回収の収益すべてです。
松崎さんは、「子どもたちもがんばって3月に義援金を集めたので、保護者も何か力になろうと、いつもは、学校の備品にするところを今回は義援金にした」と話していました。
久保村教育長は、「そうした保護者のみなさんの考え方が大変ありがたい」と感謝していました。 -
南箕輪消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団は24日、大芝公園内のプールで水難救助訓練を行いました。
訓練は、水難事故が増えるこの時期に行っています。
24日は、村の消防団や赤十字奉仕団、保育士などおよそ70人が訓練に参加し、指導には伊那消防署の署員があたりました。
訓練は、人が川でおぼれたことを想定し行われ、ペットボトルや竹の棒などを使って救出しました。
署員は、「おぼれている人は視野が狭くなる。あわてず身近にあるものを使って救出することが大切」とアドバイスしていました。
南箕輪村消防団では、訓練を通して万が一の水難事故の備えていきたいとしています。 -
伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章受章
ヨーロッパの国ルクセンブルクの経済的発展に貢献したとして、伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章を受けました。
21日は、山岸さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受章を報告しました。
帝人株式会社は、東京と大阪に本社を置きポリエステル繊維やタッチパネルなどに使われるフィルムなどを製造、販売しています。
また、近年は伊那市や飯田市などで在宅介護事業を展開しています。
帝人は、ルクセンブルクにも会社があり、山岸さんはそこの社長を務め、ルクセンブルグの経済的発展や日本との交流に貢献してきました。
その功績が認められ、今年5月にルクセンブルクから功労勲章を受けました。
山岸さんは「ルクセンブルグは行政との距離が近く、日本としても見習う点が多いと感じた。培った経験を生かし、生まれ故郷の伊那市の発展にも貢献していきたい」と話していました。 -
長野県 ランチタイム実施
長野県は、1日の電力使用の均一化を図ろうと職員の休憩時間を1時間ずらすランチシフトを25日、実施しました。
このうち伊那合同庁舎では、午後1時に庁内の電気が消され、いつもより1時間遅い休憩時間が始まりました。
ランチシフトは、県が6月15日から行っている消費電力の削減や省エネ化を図る「さわやか信州省エネ大作戦」の一環として実施されたものです。
多くの企業が正午から1時間を休憩時間としているため、休憩時間をずらすことで消費電力を均一化しようというものです。
伊那合同庁舎の食堂では、職員らがいつもより1時間遅い昼食をとっていました。
ランチシフトは、27日水曜日まで行われる他、8月8日から10日にも、実施されるということです。 -
伊那の家族3組カヌー進水式
伊那市内の家族、3組が作ったカヌーの進水式が、24日、伊那市長谷の美和湖で行われました。
式では、3組の父親がカヌーにビールをかけ、完成を祝いました。
カヌー作りは、NPO法人美和湖倶楽部が、親子での思い出づくりや、小学校での体験用カヌーの確保などを目的に今年、初めて開きました。
セミナーには、伊那市内の家族3組が参加し、6月からおよそ2カ月かけ作り、この日初めて、自家用カヌーに乗りました。
セミナーを企画した、美和湖倶楽部理事の簔口建二さんは、「多くの人がカヌーを通じて、身近な自然に親しんでもらえる機会を作っていきたい」と話していました。
今回作ったカヌーは、1年間、美和湖倶楽部が借り、小学校の授業等で活用し、その後それぞれの家族に返す事になっています。 -
アナログ放送終了 デジタルへ
7月24日、アナログ放送が終わり地上デジタル放送に完全移行しました。
昭和28年以来半世紀以上続いたアナログ放送の歴史に幕を下ろしました。
正午、アナログ放送が終了となりデジタルへ完全移行となりました。
伊那ケーブルテレビジョンでは24日、「デジタル放送完全移行日」記念式典が行われました。
式には、放送エリア内の関係市町村長などが出席しテープカットなどをしてデジタル移行を祝いました。
放送のデジタル化に伴い、自主放送のチャンネル番号が1チャンネルから12チャンネルに移行することから一般公募で愛称を募集し、いなテレ12(ワンツー)に決まりました。
この愛称を募集した伊那市手良の荒井真さんも式典に参加しました。
また、24日はこのほど完成したスタジオの見学会なども行われました。 -
箕輪町で読育クッキング
物語に出てくる料理を作るクッキング教室が23日、箕輪町で開かれました。
去年から始まった人気の講座で、町内の小学3縲・年生まで75人が参加しました。
当初の予定より参加者が多かったため、3つに会場をわけて行われました。
このうち、町保健センターには30人が集まりました。
この教室は、子どもたちに食に関する関心を高めてもらうとともに、物語に出てくる料理を作ることで、読書も推進しようというものです。
地産地消も進めようと、野菜は地元農家から提供されたものを使いました。
作ったのは、5冊の本に出てくる、おにぎりやサラダ、餃子などです。
子供たちは、慣れない手つきで、野菜を刻むなど調理していました。
できあがると、早速みんなで味わっていました。 -
みはらしでカブトムシ捕り体験
伊那市西箕輪のみはらしファームで、23日、カブトムシ捕り体験が行われました。
カブトムシ捕り体験は、夕涼み市と名付けられたイベントの一つとして行われました。
夕涼み市は、夏野菜の収穫時期に合わせて毎年行われていて、今年で9年目となります。
体験も、恒例となっていて、5年ほどとなります。
子どもたちは、放たれたカブトムシをつがいで捕まえていました。
カブトムシは、みはらしファームのブルーベリー園などに敷き詰めているウッドチップに集まってくるものを捕まえたものです。
中には、泣き出す子供もいましたが、夢中になって、虫を取っていました。
みはらしファームによると、ウッドチップで捕まえたカブトムシのほかに、育てているものもあると言う事で、8月の土日に、カブトムシが用意できれば、順次行っていきたいとしています。 -
夏休みを前にラジオ体操教室
小学校の夏休みを前に23日、伊那市の長谷小学校でラジオ体操の指導が行われました。
この日は、長谷小学校の児童や保護者など、およそ150人が参加しました。
これは、夏休みを前に正しいラジオ体操を身につけてもらおうと、伊那市体育指導委員会が毎年この時期に開いているものです。
朝6時半にラジオ体操が流れ始めると、参加者らはきびきびと身体を動かしていました。
体育指導委員は「腕が肩と水平になるように」「猫背にならないよう背筋を伸ばして」などと指導していました。
参加した長谷小学校の児童は「朝早く起きて身体を動かすと頭がスッキリする」と話していました。
伊那市体育指導委員会の伊藤直人委員長は「朝早く起きて身体を動かすことで脳の働きも良くなる。子どもだけでなく、大人になっても同じこと」とラジオ体操の重要性を呼びかけていました。
最後に子ども達は指導委員の前に並び、ラジオ体操カードに出席のハンコを押してもらっていました。 -
伊那市高遠町の高遠第2、第3保育園と第4保育園親子遠足
伊那市高遠町の高遠第2、第3保育園と第4保育園は、親子遠足を伊那市長谷の黒川で行いました。
22日は、2つの保育園の園児と保護者らおよそ160人が参加しました。
子供たちは、タイヤチューブや浮輪などを使って川遊びを楽しみました。 -
信州伊那谷の四季 写真展
上伊那8市町村から集めた写真の展示会「信州伊那谷の四季」が22日から、箕輪町役場で開かれています。
会場には伊那谷で撮影された四季折々の写真23点が並んでいます。
写真展は、地元の魅力を再発見してもらおうと上伊那観光連盟が開いたものです。
作品は伊那市高遠町の花の丘公園から撮影した桜や、もみじが真っ赤に染まった箕輪町のもみじ湖、南箕輪村でお盆に行われる行事、振り万灯など様々です。
写真は、昨年度のフォトコンテンスト入選作品などを各市町村から集めました。
この写真展は、辰野町から中川村までの8市町村で開かれ、箕輪町役場では来月4日木曜日までを予定しています。 -
ゴルフ部伊那市へ寄付
伊那市体育協会ゴルフ部は19日、市民体育祭ゴルフ競技のチャリティーで集まった7万5千960円を伊那市に寄付しました。
19日は、伊那市体育協会ゴルフ部の鈴木一臣部長らが市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡しました。
ゴルフは今月17日に信州伊那国際ゴルフ場で行われ213人が参加しました。
チャリティーは6番ショートホールでワンオン出来なかった人に500円を募りました。
鈴木部長は「市政発展のために役立ててほしいと」話していました。
白鳥市長は「有効に使わせていただきたい」と感謝していました。 -
土用の丑の日 うなぎこんがりと
21日は、土用の丑の日です。
上伊那地域の料理店は、朝からうなぎの調理に追われました。
このうち、伊那市西町の割烹食堂てるでも忙しい一日となりました。
てるでは、一度焼いたうなぎをふっくらと蒸して、それからタレをつけて焼き上げる関東風の蒲焼を出しています。
今日一日で250人前のうな重をさばきました。
藤原光明さんが焼き、妻の章子さんが蒸す夫婦息の合った連携プレーで、こんがりとおいしそうなうなぎが次々と焼きあがっていきました。
藤原さんは、「台風で心配したが土用の丑の日なので暑さがもどって良かった。暑いですけどこうじゃないとね。」と焼きに追われていました。
21日は、台風一過の晴天が広がり、伊那の最高気温は、30度を超えました。
てるの調理場は、うなぎが焼けるこおばしいにおいと熱気に包まれていました。 -
伊那市民が住民監査請求提出
NECライティング伊那工場が閉鎖したことに伴う補助金の返還などを求める伊那市民が21日、伊那市監査委員事務局に住民監査請求書を提出しました。
住民監査請求を提出する市民196人を代表して伊那市東春近の市川富士雄さんが、伊那市監査委員事務局長に住民監査請求書を提出しました。
請求は、NECライティングに対して補助金およそ1億5800万円の返還と損害およそ4億円の賠償、前の市長の小坂樫男さんと現市長の白鳥孝さん個人に対し損害およそ4億円の賠償を請求するなど、損害補てんのために必要な措置をとるよう監査委員が伊那市長に勧告することを求めています。
今後は、22日から60日以内に請求を受理するかどうかを監査委員が判断します。 -
諏訪形区を災害から守る委員会 山寺元教授のもとで勉強会
平成18年7月豪雨災害で大きな被害を受けた伊那市西春近諏訪形区の住民らは20日、元信州大学農学部教授の山寺喜成さんに強い根が張る植樹方法について教わりました。
この日は、災害後につくられた「諏訪形区を災害から守る委員会」のメンバー6人が辰野町の山寺さん宅を訪れました。
委員会では、土砂災害のあった貝付沢を災害に強い山にしようと活動していて、植樹などを行っています。
委員会のメンバーが指導を受けている山寺さんは、元信州大学教授で緑化工学専門です。
今回は、筒状のブロックを使い主根と呼ばれる樹木の最も太い根をまっすぐ成長させる「保育ブロック工法」について説明されました。
山寺さんによりますと、一度植え替えられた樹木は主根が切られているため根がまっすぐ伸びませんが、この工法を使うことで根をまっすぐ伸ばすことができるということです。
また、根をまっすぐ伸ばすことで、土からの力が根に均等にかかり、倒れにくくなるということです。
山寺さんは主根をまっすぐ伸ばすように、土や肥料、粘土物質を混ぜた土を使って筒を作る方法を指導していました。
山寺さんは「地域の人たちが自分たちの住む地域を一生懸命良くしようとしている取り組みは大きな意味がある。災害に強いだけでなく、自然あふれる素晴らしい場所にしてもらいたい」と話していました。
諏訪形区を災害から守る委員会の中谷幹男委員長は「先生の力を借りて、より良い地域づくりを進めていきたい」と話していました。
委員会では、今後も山寺さんの指導を受けながらブロックを作り、秋頃にはブロックを使って木を育てられるよう活動を進めていくということです。 -
伊那市職員が救命講習を受講
伊那市の職員を対象にした救命講習会が20日、伊那市役所で開かれました。
この日は伊那市の職員およそ30人が参加して、指導をうけました。
これは、職員に万が一に備えて応急手当を学んでもらおうと伊那市が開いたものです。
指導には伊那消防署の署員と、応急手当普及員の資格を持った市の職員があたりました。
応急手当普及員は、3日間の講習を経て取得することができる資格で、救命講習の指導をすることができます。
参加した人たちは、心肺蘇生をするための胸骨圧迫やAEDの使用方法について学んでいました。
指導にあたった伊那消防署の署員は「応急手当普及員の資格を多くの人にとってもらい、消防署の署員がいなくても自発的に講習会を開けるような環境が広がれば」と話していました。
現在伊那市では、8人が応急手当普及員の資格を持っているということです。 -
20日にかけて大雨の恐れ
大型で強い台風6号の影響で20日にかけて県内は南部を中心に雷を伴い大雨になる恐れがあり長野地方気象台では土砂災害などに注意を呼び掛けています。
19日の伊那市は、雨が降ったり止んだりとぐつついた天気となりました。
大型で強い大風6号は、20日の夕方から夜にかけて県内に最接近すると予想しています。
19日の正午からの24時間の予想降水量は南部の多い所で200ミリとなっていて、気象台では土砂災害や河川の増水などに注意を呼び掛けています。 -
国境越え 復興願い和太鼓演奏
和太鼓を習うブラジル人が17日、伊那市の榛原河川公園で東日本大震災で被害を受けた地域の復興を願い和太鼓を披露しました。
和太鼓の演奏は上伊那にあるブラジル人学校が開いた祭りの中で行われたものです。
演奏したのは、和太鼓の教室に通う、子どもから大人まで9人のブラジル人グループです。
メンバーは、国境を越えて、被災した人たちを元気づけたいと、太鼓の演奏を企画しました。
メンバーは、「国籍は、違っても日本に住み、お世話になっています。
被災地の1日も早い復興を願っています。」と話していました -
復元の記録「法華道よ再び」上映
歩く人がいなくなった伊那市高遠町芝平から富士見町をつなぐ道の復元の記録、「法華道よ再び」の上映会が17日、伊那市の高遠町総合福祉センターで開かれました。
「法華道よ再び」は、伊那ビデオクラブの河野ひさしさんが制作したものです。
河野さんは、同じビデオクラブに所属する北原厚さんが、法華道の復元に取り組んでいることを知り、その取り組みを記録に残そうと撮影を始めました。
北原さんは、子どものころ法華道の起点となる高遠町芝平に住んでいて、山菜とりなどでよく歩いていました。
しかし人口の減少などにより、住民は集団で芝平を離れ、それにともない法華道を歩く人もいなくなりました。
映像ではその法華道に生えた笹を刈るなど一人で復元にあたった北原さんの故郷を思う気持ちや、取り組みが、紹介されています。
北原さんは、「すばらしい映像をつくっていただき嬉しく思う。歩く人がいなくなった法華道も、今は信仰の道として、またウォーキングコースとして使われるようになった。
ここを通る人に、これまでの歴史を感じてもらいたい。」と話していました。 -
水生生物などを観察
水生生物の観察などを行う川シンポジウム「せせらぎウォッチング」が18日、伊那市長谷の黒川などで行われました。
これは、川や水辺の環境に親しみをもってもらおうと伊那市などが毎年開いているものです。
18日は、小学生や一般など30人が参加し、指導には学校教諭などがあたりました。
伊那市長谷の黒川では、ペットボトルに水を入れ透明度を計ったり、川に住む生き物を採取して水質を調査しました。
参加者達は、川に入って水生生物を網で捕まえトレーに取りだしていました。
ヒラタカゲロウやザザムシなどがみつかりました。
また、自然保護につなげようと黒川にアマゴを200匹放流しました。
今回の調査結果は10月に計画しているシンポジウムで報告されます。 -
親子でマスつかみ
伊那市西町区の親子が18日、三峰川の榛原河川公園の河原でマスつかみを楽しみました。
これは、西町区青少年育成会と子ども会が計画したもので親子220人が参加しました。
マスつかみ大会は自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと毎年行われています。
河原の一部をせき止め、体長20センチほどのマス500匹が放流されました。
水が濁って魚が見えないため子どもたちは手探りでマスを追いかけていました。
参加したある男の子は「たくさんマスを捕まえることが出来てうれしかった」と話していました。
捕まえたマスはこの後、塩焼きにして味わったということです