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伊那小6年秋組卒業公演
伊那小学校6年秋組による卒業公演が5日、伊那市の県伊那文化会館で行われた。
伊那小6年秋組では、総合学習の時間に演劇に取り組み、卒業公演は、その集大成として行われた。
披露した演劇のストーリーは全て子どもたちが考えたもので、タイムスリップした子どもが騒動を起こすものや、実際にあった事件をユーモアたっぷりに表現したもの、地球の素晴らしさを描いたものの3作品が演じられた。
公演の最後には、子どもたちから、担任の原ひとみ教諭に花束が手渡された。
卒業公演には保護者ら約350人が訪れ、立派に舞台を演じた子どもたちに声援や拍手を送っていた。 -
上農生が押し花コンテスト入賞
南箕輪村の上伊那農業高校園芸科学科の佐藤亜理沙さんが制作した押し花作品が、第6回全国高校押し花コンテストで入賞した。
コンテストは、民間の押し花団体「ワールドプレスフラワー協会」が全国の高校生を対象に実施している。
今回全国の20校から約200点の応募があり、佐藤さんの作品は3位に相当する賞を受賞した。
佐藤さんの作品『凛』は、着物を着た女性をモチーフとした押し花絵。
コンテストでは、切り絵をベースにした点や、高校生らしい構成が評価された。 -
第6回新視象展
南信の国画会出品者有志が参加する作品展、新視象展が、5日から県伊那文化会館で始まった。
会場には、油絵を中心とした作品22点が並んでいる。
作品展は、4月28日から東京で開かれる国画会展出品を前に、仲間で研究しあおうと開かれたのがきっかけで、今回で6回目になる。
特別出品として、女子美術大学の名誉教授、高橋靖男さんの作品と、国画会会員の柴田久慶さんの600号の大作も並んでいる。
第6回新視象展は、7日日曜日まで県伊那文化会館美術展示ホールで入場無料で開かれている。 -
美篶小6年が「みすず寮」で最後の訪問
卒業を間近に控え、伊那市の美篶小学校の6年1組は、5日、交流を続けてきた養護老人ホームみすず寮に最後の訪問をした。
小学4年生の時から、近くの養護老人ホームみすず寮と交流を続けてきた。
卒業を間近に控え、5日が最後の訪問となりました。
6年1組は、これまで調べてきた三峰川の桜堤防を演劇にして発表した。
子どもたちは、去年伊那市の福祉の祭典、ふれあい広場に出店。その売上金で加湿器5台を購入し、今日みすず寮にプレゼントした。
子どもたちのみすず寮の訪問は、通算12回目で、今日が最後となる。
みすず寮を訪れた子どもたちは、お年寄りにプレゼントを渡したり、本を読んで聞かせていた。
美篶小学校の卒業式は、3月17日に予定されている。 -
平成22年度公立高校後期選抜試験志願者数
長野県教育委員会は4日、平成22年度の公立高校・後期選抜の志願者数について、志望変更締め切り後の最終集計結果を発表した。
上伊那8校の状況は次の通り。
辰野高校は、普通科が96人の募集に対し88人が志願、倍率は0.92倍。
商業科が20人に対し20人の1倍。
上伊那農業高校は、それぞれ20人の募集で、生産環境科に 25人が志願。倍率は1.25倍。
園芸科学科が20人の1倍。
生物工学科が21人の1.05倍。
緑地工学科が21人の1.05倍。
高遠高校は、72人の募集に対し61人の0.85倍。
伊那北高校は、普通科が204人に対し199人の0.98倍。
理数科は4人に対し10人の2.5倍。
伊那弥生ヶ丘高校は199人の募集に対し201人の志願で1.01倍。
赤穂高校は普通科が112人に対し98人の0.88倍。商業科は40人に対し33人の0.83倍。
駒ヶ根工業高校は、機械科・電気科・情報技術科一括で
60人の募集に対し51人の志願で、倍率は0.85倍。
箕輪進修高校は普通I部・II部・III部、合わせて69人の募集に対し57人が志願、倍率は 0.83倍。
工業I部は、22人の募集に対し16人が志願、倍率は0.73倍。
試験は3月10日水曜、合格発表は3月19日金曜。 -
やきもち踊り企画展
伊那市の高遠町歴史博物館で、「地域の文化財を知ろう」と題した企画展が開かれている。
この地域の文化財に焦点をあてた企画展は、年に1回開かれていて、2回目。
今回は、長野県無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺のやきもち踊りを取り上げた。
会場には、やきもち踊りの様子を紹介したパネル33点のほか、やきもち踊り保存会から借りてきた道具も展示されている。
この、高遠町歴史博物館企画展、地域の文化財を知ろうは、14日、日曜まで開かれていて、入館料は一般400円。 -
上農でISO内部監査員養成講習
南箕輪村の上伊那農業高校で、環境マネジメントシステム・ISO14001の内部監査員の養成講習が4日から2日間の日程で始まった。
上農高校では、3年前から、2年生の希望者を対象にISOの内部監査員の養成講習を開いている。
講習は、愛知県の東海工業専門学校から講師を招いて開かれている。
例年は、希望者を対象にしていたが、環境に関係の強い緑地工学科は今年から40人全員参加とし、そのほかの学科の希望者20人と合わせて、60人が受講した。
環境に配慮した会社経営が社会で求められる中で、国際規格の環境マネジメントシステム、ISO14001の内部監査員の養成講習を修了すれば、就職活動などでメリットがあるという。
高校で、この講習を開くのは、全国的にも珍しい取り組みで、南信地区では上農高校でしか行われていないという。
受講した生徒は、「分かりやすく教えてもらえるので、無事に修了できると思う。就職に活かしたい」と話していた。 -
卒業公演で太鼓披露
総合的な学習で太鼓に取り組んできた伊那小学校6年春組の卒業公演が3日、伊那市の県伊那文化会館で行われた。
春組の31人が、2年間取り組んできた太鼓学習の成果を披露した。
春組は5年生のときから、総合学習で太鼓を演奏してきた。
2年間の集大成として卒業公演を企画し、去年の12月から準備してきた。
公演は、演奏のほか、これまでの活動の様子も紹介し、22のプログラムで行われた。
演奏では、6つの班ごとに自分たちで作曲したオリジナル曲も披露された。
児童は、2年間の活動を振り返り、「太鼓を叩いて皆の心が一つになり、心が弾む楽しさなどたくさんのことがわかった」「一生に残るよい思い出になった」と発表していた。
公演の最後には、全員で集大成として「弾打」という曲を演奏し、見事なバチさばきで迫力ある演奏を披露した。 -
上伊那各地で高校卒業式
上伊那各地の高校で3日、卒業式が行われた。
このうち伊那北高校では、280人が夢と希望を胸に学び舎を巣立った。
本年度、伊那北高校を卒業するのは、男子148人、女子132人合わせて280人。
卒業生は、在校生や保護者が見守る中、体育館に入場した。
各クラスの代表生徒が、松山敏彦校長から卒業証書を受け取った。
松山校長は、「本当の幸せは他人の幸せを願い行動できる事にある。卒業後も学び続け、信実を見極め、深く考えぬく力を育てて下さい」と式辞を述べた。
来賓の祝辞、在校生の送辞に続き、卒業生を代表し宮下大樹君は「世の中や社会情勢がどうであっても、ここ伊那北高校で学んだ事を忘れず、役立てていきたい」と答辞を述べた。
伊那北高校の卒業生280人は、全員が大学や短大などへ進学することになっている。 -
南箕輪小で6年生を送る会
小学校の卒業式を間近に控え、各学校で6年生を送る会が開かれている。
南箕輪村の南箕輪小学校では3日、6年生を送る会が開かれ、6年生125人が、5年生の演奏する曲に合わせて入場し、会がスタートした。
同校では、毎年5年生が中心となって送る会を行っている。
今年は、各学年が6年生のために練習してきたダンスや歌、呼びかけを発表した。
6年生は、そのお礼にと、中学校への期待と感謝の気持ちを込めて合唱を発表した。
最後に行われたのは、6年生から在校生へ、伝統の心を受け継ぐセレモニー。5色のカラーボールに「友情と協力の心」「自然を愛する心」「幸せと感謝の心」などの思いを込めて、6年生から在校生へボールが手渡された。
南箕輪小学校の卒業式は18日に行われる。 -
上農生がコサージュ作り
卒業式を3日に控え、南箕輪村の上伊那農業高校園芸科学科の3年生が2日、式で胸に飾るコサージュを作った。
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上伊那医師会附属准看護学院 卒業式
上伊那医師会附属准看護学院で2日、第57期生の卒業式が行われた。
2日卒業を迎えたのは、2年間学んできた男女あわせて22人。式では神山公秀学院長から一人一人に卒業証書が手渡された。
神山学院長は、「看護には技術だけでなく心が必要。目配り、気配り、思いやりの心をもって取り組んで欲しい」とはなむけの言葉を贈った。
卒業生を代表して柴友絵さんは、「家族達に感謝し、学んできた技術を生かせるよう頑張りたい」と挨拶した。
上伊那医師会附属准看護学院によると卒業生のうち、15人が准看護士として働く他、7人が正看護師を目指して進学するという。 -
井月PR マグネットシート完成
漂泊の俳人井上井月をPRするマグネットシートが完成し、26日お披露目された。
マグネットシートは井月の愛好者らでつくる井月顕彰会が作成し。
絵は伊那市のまんが家、橋爪まんぷさんが描いたもので、籠に乗った井月を芥川龍之介と、俳人の種田山頭火が担いでいる様子を描いている。
芥川龍之介と種田山頭火はともに井月を敬愛していたということで、顕彰会の井月を多くの人に知ってもらいたいという思いが込められている。
マグネットシートは縦40センチ、横60センチで車に貼ることができるようになっている。
顕彰会によりますと現在24の個人や会社が、マグネットシートを購入していて車に貼ることで井月をPRしていくという。
このマグネットシートは、南箕輪村の東京堂で注文を受け付けていて、値段は税別で1枚3000円、社名入りは3700円となっている。 -
公立高校後期選抜志願者数 発表
県教育委員会は、26日、平成22年度の公立高校・後期選抜の志願者数を発表した。
上伊那の公立高校の普通科全てで、倍率が1倍を割っている。
上伊那8校の状況は次のとおり。
辰野高校は、普通科が96人の募集に対し87人が志願、倍率は0.91倍。商業科が20人に対し20人の1倍となっている。
上伊那農業高校は、それぞれ20人の募集で、生産環境科に 28人が志願。倍率は1.4倍。園芸科学科が18人の0.9倍。生物工学科が21人の1.05倍。
緑地工学科が25人の1.25倍となっている。
高遠高校は、72人の募集に対し61人の0.85倍となっている。
伊那北高校は、普通科が204人に対し199人の0.98倍。理数科は4人に対し10人の 2.5倍となっている。
伊那弥生ヶ丘高校は199人の募集に対し194人の志願で0.97倍となっている。
赤穂高校は普通科が112人に対し101人の0.9倍。商業科は40人に対し30人の0.75倍となっている。
駒ヶ根工業高校は、機械科・電気科・情報技術科一括で60人の募集に対し52人の志願で、倍率は0.87倍となっている。
箕輪進修高校は、普通I部・II部・III部合わせて69人の募集に対し56人が志願、倍率は 0.81倍。工業I部は、22人の募集に対し15人が志願、倍率は0.68倍となっている。
後期選抜は、志望変更を3月1日から4日まで受け付ける。
試験は3月10日(水)に実施、合格発表は3月19日(金)となっている。 -
はらぺこで醤油づくり
伊那市東春近の自由保育所「山の遊び舎はらぺこ」で24日、しょうゆ作りが行われた。
しょうゆ作りには、園児とその保護者約30人が参加した。
はらぺこでは去年5月に、醤油麹に塩と水を加え、約150リットル分を仕込み、熟成させてきた。
園児らは熟成したもろみをひしゃくですくい、布袋に入れていた。
醤油搾り機は、園児の保護者で伊那市の造り酒屋、漆戸醸造の漆戸正彦さんが用意した。
もろみを入れた布袋が醤油搾り機の中に積まれていくと重みでこされ、しばらくすると、醤油が出てきた。
園児らは、醤油が出てくる様子を見ながら歓声をあげていた。
この醤油はビン詰めにして、家に持ち帰り、それぞれの家庭で味わったという。 -
伊那小4年忠組がエコキャップ集め
伊那小学校4年忠組の児童は、去年4月から、ペットボトルのキャップを集め、ポリオワクチンにするエコキャップ運動に取り組んでいる。
今日は、忠組の児童33人が、エコキャップの取り次ぎをしている介護センター花岡を訪れ、これまでに集めた11,828個のキャップを伊那店店長の武田英敏さんに手渡した。
これは、14人分のワクチンになるという。
児童たちは、何か人の為になるようなことをしたいと去年4月下旬からキャップ集めを始めた。
忠組では、今後、この取組みを学校全体に広げ、地域にも呼びかけてエコキャップ運動の輪をさらに広げて行きたい考え。
26日届けられたキャップは、山梨県のNPO法人が再資源化事業者に売却しワクチンを購入。ユニセフを通じて発展途上国に届けられることになっている。 -
使う人の視点で贈り物づくり
使う人の気持ちを考えて贈り物をつくろうと、伊那市東春近小学校の1年生が25日、3月に卒業する6年生に贈る「しおり作り」に挑戦した。
この日、1年東組の児童およそ30人が、6年生に贈るしおり作りに挑戦した。
伊那市では、今年度、諏訪市のエプソンインテリジェンス株式会社に委託して、「ユーザー視点のものづくり事業」を東春近小学校で実施している。
誰かの役に立つものづくりを行い、ものづくりの楽しさを知ってもらおうという試みで、エプソンインテリジェンスからコーディネーターの河野満さんを迎え、各学年で取り組みをしてきた。
今回1年生は、3月で卒業する6年生に贈るしおりを作ることにした。
事前に6年生にアンケートを行い、好きなものを聞き、その中から選んだ絵をしおりに描き裏にはメッセージを付けることにした。
しおりは、6年生を送る会で贈るという。 -
人権擁護委員協議会が西春近北保育園で啓発
伊那人権擁護委員協議会は、24日、伊那市の西春近北保育園を訪れ、人形劇などを通して、思いやりの心を持とうと園児に呼びかけた。
24日は、伊那人権擁護委員協議会の伊那市と南箕輪村でつくる中部支部のメンバーが西春近北保育園を訪れ、園児に人権について話をした。
協議会では、子ども達に思いやりの心をもってもらおうと、上伊那各地の保育園で啓発活動を毎年行っていて、今年で5年目になる。
メンバーは、人権擁護のイメージキャラクター「まもるくん」と「あゆみちゃん」を使って、「いじめはダメ」、「悪い事をしたらゴメンネと言おう」と呼びかけていた。
中部支部の白田 信隆支部長は、「人権の基本となる、友達と仲良くしよう、喧嘩をやめようという心を育んでもらいたい」と話していた。 -
平成22年度 後期選抜募集人員発表
長野県教育員会は23日、平成22年度公立高校後期選抜の募集人員を発表した。
上伊那8校の募集人員は次の通り。
辰野高校は、普通科96人、商業科20人の募集。
上伊那農業高校は、生産環境、園芸科学、生物工学、緑地工学ともに20人ずつの募集。
高遠高校は、普通科72人の募集。
伊那北高校は、普通科204人、理数科4人の募集。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科199人の募集。
赤穂高校は普通科112人、商業科40人の募集。
駒ヶ根工業高校は、機械、電気、情報技術一括で60人の募集。
箕輪進修高校は、普通I部・II部・III部合わせて69人、工業I部が22人の募集。
後期選抜の志願受付期間は2月24日縲・6日まで、志望変更受付期間は3月1日から4日までとなっている。 -
シニア大学伊那学部卒業式
長野県シニア大学伊那学部の卒業式が23日、伊那合同庁舎で行われた。
シニア大学で学んだ134人が、2年間の課程を修了し卒業した。
シニア大学は、仲間とともに、健康でいきいきと社会活動を実践する人を養成するための大学。
おおむね60歳以上が対象で、2年間で、国際理解や防災、県政など広い分野について学んだ。
伊那学部長の宮坂正巳上伊那地方事務所長は、「若い世代と交流しながら積極的に地域社会の担い手になっていただきたい」と式辞を述べた。
卒業生を代表して赤須(あかす)弘侑(ひろゆき)さんは、「学友との絆を大切に、学んだ知識、技能を生かして地域貢献していきたい」と話していた。
シニア大学は2年間で120時間のカリキュラムがあり、30人の卒業生が皆勤だった。 -
西春近北小で2分の1成人式
伊那市の西春近北小学校で、10歳の節目を祝う2分の1成人式が、19日行われた。
2分の1成人式には、4年生の児童35人や、その保護者、地域の人たちなど約90人が参加し、子供達の成長を祝った。
児童を代表して、田中悠羅(ゆら)さんは「成長を見守ってくれた、両親や地域の人達に感謝し、どんな大人になりたいか考える機会にしたいです」と挨拶した。
続いて児童一人一人が、「スポーツ選手になり親を喜ばせたい」「食べた人が笑顔になれる、料理人になりたい」等、将来の夢を発表した。
式では、保護者と手紙の交換も行われた。
子ども達からは、日頃の感謝の気持ちなどが書かれた手紙が、保護者からは妊娠からこれまでの成長の様子等を記した手紙が送られていた。
酒井照明校長は、「夢や希望に向かいチャレンジし、立派な大人になって下さい」と話していた。
また、担任の曽根原 浩教諭は「二十歳までに沢山の友達を作り、成人式の時に報告して下さい」と話していた。 -
信大農学部で国際シンポジウム
信州大学国際シンポジウム2010が20日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
国際シンポジウムは、信大を卒業した留学生の意見などを参考に、留学生の過ごしやすい環境づくりを学ぼうと開かれた。
会場には学生や地域住民など約100人が集まった。
20日は「農学部における国際交流の現状と課題」をテーマに、卒業した留学生と日本人学生をパネリストに迎えパネルディスカッションが行われた。
「留学中に感じたことは?」という質問に対し、タイ出身のオラピンさんは「初めて日本に来た時はまったく言葉が通じず大変だった。日本語クラスの存在がありがたかった」と話していた。
言葉の問題についてフィンランド出身のヨニさんは「日本に学びにきた留学生として、その国の言葉を学ぶことはその国の文化を知る上で大切なことだと思う」と述べた。
また中国出身の鄭(てい)さんは「久振りに大学に来て、留学生と地域との交流が減ったように感じる」と話した。
これを受け、日本人学生の村上貴昭さんは「地域交流サークルの人たちが、留学生と地域との間に入って交流を補助できたらいいと思う」と話していた。
コーディネーターの南峰夫教授は「留学生の人たちの率直な意見が聞けて良かった」と話し、受け入れる側の協力の重要性を強調していた。 -
伊那朗読の会発表会
伊那市の朗読愛好者でつくる「伊那朗読の会」の発表会が20日、伊那市のいなっせで開かれた。
20日は、伊那朗読の会のメンバー15人が、それぞれ好きな詩やエッセーなどを朗読した。
そのうち、『どうぶつニュースの時間』という作品の朗読を行ったグループは、6人がさまざまな動物になり、動物の世界のニュースを伝え、会場を楽しませていた。
訪れた人たちは、メンバーのさまざまな朗読に聞き入っていた。 -
カメラリポート~信州大学国際シンポジウム2010
中国、インドネシア、バングラデュシュ・・・
様々な国からきた信大農学部の留学生と地元の子供達との交流会が開かれた。
彼らは大学院で、森林政策や機能性食品など国際的なレベルの高い研究をしている。
母国に帰れば政府機関で働きながら国の発展のために欠かせない研究に携わるような優秀な人材だという。
そんな彼らのために信大農学部では、留学生が地域の人と交流ができる環境作りにも力を入れている。 -
上伊那農業高校生徒 学習成果発表
南箕輪村の上伊那農業高校、園芸科学科の3年生が18日、3年間の学習の成果を発表した。
この日は、園芸科学科の生徒40人が、今年1年、それぞれのグループで取り組んできた課題研究のまとめを発表した。
研究発表会は、3年間の学習の成果を披露するとともに、外部の審査員から評価してもらい、専門的立場からの見方を学ぼうと開かれた。
審査員には、独立行政法人、農業・食品産業技術総合研究機構で、花の品質などを研究している市村一雄さんを迎えた。
観賞植物コースで、丈が伸びないヒマワリを鉢ものにして販売できないか研究してきたグループは、実際に自分たちでヒマワリを栽培し、販売した成果を示し、「ヒマワリの鉢植えは珍しく、販売品目としての可能性はある」と発表した。
審査員の市村さんは、「新しい分野に積極的に取り組む姿勢が良い。また、市場価値があるかどうかまで踏み込んでいる点も評価できる」と講評した。 -
長藤駐在所 高遠町交番に統合へ
伊那警察署は、伊那市高遠町の長藤警察官駐在所を来年3月末をもって廃止し、高遠町警部交番へ統合する方針を示した。16日開かれた高遠町地域協議会で示された。
長藤駐在所は現在、一人の警察官が駐在しているが、廃止後は高遠町警部交番へ配置されることになる。
廃止の理由として、国道152号バイパスを使えば10分程度で高遠町交番まで行けること、駐在所は夜間や土日は警察官がいないが、交番では24時間体制がとられていることなどを挙げている。
長野県警察本部は、組織や人員の効果的な配置、業務の合理化について検討した結果、交番や駐在所の見直しを求めていて、長藤駐在所の統廃合もこれを受けて実施される。
伊那署では今後、立地条件や事件・事故の発生件数など総合的にみて、管内すべての交番や駐在所のあり方について検討していくという。
なお伊那署では、老朽化が進んでいる高遠町の藤沢駐在所について、来年度中に移転新築する方針も示している。 -
高校入試前期選抜合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が17日、県内の高校で一斉に行われた。
このうち伊那北高校では、午後1時に校舎前に掲示板が設置されると、生徒や保護者が番号を確認していた。
生徒は、自分の受験番号を見つけると、嬉しそうに携帯電話のカメラで写真を撮っていた。
前期選抜試験は、今月9日に実施された。
伊那北高校では、普通科で36人の募集に対し72人が受験し倍率は2倍、理数科は36人の募集に対し52人が受験し倍率は1.4倍だった。
上伊那全体では、929人が受験し582人が合格している。 -
広木克行講演会 不登校や引きこもりについて考える
不登校に悩む人たちのカウンセラーなどをつとめる広木克行さんによる講演会が14日、伊那市のいなっせで開かれた。
講演会は不登校や引きこもりについて考えようと、上伊那子どもサポートセンターが開いたもので、会場には約100人が集まった。
講師の広木克行さんは、「子どもたちの生きづらさに寄り添う」という演題で話をした。
広木さんは不登校の子どもが増えている原因について、学校の成績という同じ物差しで全ての子どもを競わせている社会や教育の仕組みを挙げた。
また子どもに、勉強だけしていればよいという家庭が多く、できない子どもは家にも学校にも居場所がなくなり、ひきこもりや不登校につながると指摘した。
広木さんは、「親が不登校を正しく理解し、家庭に居場所をつくる。また心のエネルギーを取り戻せるまで休ませることで、子どもの育ち直しは可能だ」と話していた。 -
古いひな人形を園児が見学
箕輪町にある江戸時代の豪農屋敷「箕澤屋(みさわや)」に、約180年前のひな人形などが展示されている。
屋敷の中には、江戸時代の後期や明治時代に作られた珍しいひな人形など、約70体が並んでいる。
16日は、近くの沢保育園の園児たちが訪れ、人形を見学しました。
箕澤屋は、江戸時代、この地域に多くの土地を持っていた大地主の屋敷で約150年前に建てられた。
屋敷の中に古いひな人形が眠っていたことから、この時期に展示し、一般にも公開している。
最も古いとされる「享保(きょうほ)びな」は、180年ほど前に作られたと見られ、お内裏様が着物の外に足を出しているのが特徴。
ほかにも、120年前に作られた「古今びな」や、明治初年に作られたものなどさまざまな人形が並んでいる。
人形は3月中旬まで展示していて、一般にも公開している。 -
フルートアンサンブルコンサート
フルート愛好者でつくる伊那フルートアンサンブルによるコンサートが14日、伊那市のいなっせで開かれた。
フルートアンサンブルコンサートは、毎年この時期に開かれていて、今回で7回目。
クラシックや日本のポップスなど22曲を披露した。
また今年はコンサート当日が2月14日のバレンタインデーということもあり、愛をテーマにした曲も多く演奏された。