-
キッズ王国 親子でにぎわう
手作りの遊びや紙芝居などが楽しめるキッズ王国が21日、伊那市の伊那公民館で行われ、親子連れで賑わった。
キッズ王国は冬の時期に室内で出来る手作りの遊びを楽しんでもらおうと伊那市公民館連絡協議会などが開いたもので、今年で18回目。
会場には、小麦粉粘土遊びや紙の魚を釣るコーナーなどが設けられ、訪れた子ども達は夢中になって遊んでいた。
中でも、紙のプールは毎年子ども達に人気で、頭から紙をかぶったり、投げ合ったりしていた。
初めて訪れたある母親は「たくさんのコーナーがあってびっくりしました。子どもと一緒に楽しめました」と話していた。
伊那市公民館連絡協議会によると、イベントには約700人が訪れたという。 -
南箕輪村平成22年度一般会計予算案
総額48億7100万円南箕輪村は22日、総額48億7100万円とする平成22年度一般会計当初予算案を発表した。
平成22年度当初予算案の一般会計の総額は48億7100万円で、本年度より3億4900万円、率にして7・7%の増額となっている。
歳入では、長引く景気の低迷などにより、村民税が19億3千万円と本年度より約1億2千万円の減額となっているが、地方交付税や国庫支出金は合せて4億1千万円あまりの増額が見込まれている。
主な新規事業として、防災行政無線の更新に伴うデジタル化工事や消防ポンプ車の購入等に3億400万円、老朽化に伴う北部保育園の改修工事に5100万円、春日街道から大芝公園へ通じる村道6号線に歩道を設置する事業に1800万円などが盛り込まれている。
ソフト事業では、障がいのある園児の保育を専門家が月に1・2回程度、試行的に行う療育保育事業に80万円、0歳から18歳までの子供やその保護者を対象に子育てと教育支援を一元化して行う子育て教育支援室設置事業に200万円などが盛り込まれている。
このほかに緊急雇用対策に関する事業として、1200万円を計上している。
この予算案は来月開会する南箕輪村議会3月定例会に提出される。 -
上伊那に特別養護老人ホーム建設計画
上伊那地域に特別養護老人ホームを新たに建設する計画があることが22日、分かった。
同日開かれた上伊那広域連合議会の一般質問で、連合長の小坂樫男伊那市長が明らかにした。
説明によると、上伊那地域に特別養護老人ホームのベッド120床が県から割り当てられたことから、施設の建設を検討しているという。
伊那市の酒井茂助役をキャップに組織を立ち上げる方針で、上伊那広域連合では3月1日から特別養護老人ホームの整備・運営事業者を募集し、プロポーザル方式で決めることにしている。 -
南ア食害対策中部森林管理局長賞
ニホンジカの被害対策に取り組んでいる南信森林管理署と南アルプス食害対策協議会が、中部森林管理局長賞を受賞した。
南信森林管理署と南アルプス食害対策協議会が22日、小坂樫男伊那市長に受賞を報告した。
2月初旬に長野市で開かれた中部森林技術交流発表会で、南信森林管理署と南ア食害対策協議会が共同でニホンジカの被害対策について発表し、局長賞優秀賞3点のうちの1点に選ばれた。
発表した取り組みは、仙丈ケ岳馬ノ背周辺にボランティアの協力を得て防護ネットを設置したことと、職員自らがくくりワナによる捕獲をしたことについて。
南信森林管理署の竹内正比古署長は、「今後も共同事業を続けていきたい」と協力を呼びかけた。
小坂市長も「一緒にシカ対策に取り組んでいきたい」と話していた。 -
上伊那景観フォーラム
景観について考える上伊那地域景観フォーラムが16日、伊那市のいなっせで開かれた。
フォーラムは地域住民の景観意識を高めようと市町村や各種団体でつくる上伊那地域景観協議会が開いた。
フォーラムでは景観に関する活動の発表が行われ、伊那市は日本一の桜の里づくり事業について発表した。
市が行った調査によると市内には、2226カ所に1万2338本の桜の木があるという。
三峰川堤防の桜並木の整備を行っている地域住民や小学生による活動も報告され、10年先には見事な景観になると思うと話していた。
第二部の講演では、千葉大学で建築・都市科学を専門とする宮脇勝准教授が「風景の計画」をテーマに講演し、景観育成が進んでいるイタリアの事例などを紹介した。
宮脇准教授は、「景観を守るには景観教育が大切。自分たちの街に出て風景の大切さを認識し、景観保護を進めてほしい」と話した。 -
西春近北小で2分の1成人式
伊那市の西春近北小学校で、10歳の節目を祝う2分の1成人式が、19日行われた。
2分の1成人式には、4年生の児童35人や、その保護者、地域の人たちなど約90人が参加し、子供達の成長を祝った。
児童を代表して、田中悠羅(ゆら)さんは「成長を見守ってくれた、両親や地域の人達に感謝し、どんな大人になりたいか考える機会にしたいです」と挨拶した。
続いて児童一人一人が、「スポーツ選手になり親を喜ばせたい」「食べた人が笑顔になれる、料理人になりたい」等、将来の夢を発表した。
式では、保護者と手紙の交換も行われた。
子ども達からは、日頃の感謝の気持ちなどが書かれた手紙が、保護者からは妊娠からこれまでの成長の様子等を記した手紙が送られていた。
酒井照明校長は、「夢や希望に向かいチャレンジし、立派な大人になって下さい」と話していた。
また、担任の曽根原 浩教諭は「二十歳までに沢山の友達を作り、成人式の時に報告して下さい」と話していた。 -
みんなで学ぼう食の安全
上伊那地域の事業者でつくる伊那食品衛生協会は18日、食品の安全、安心を考えるシンポジウムを、伊那市の伊那文化会館で開いた。
シンポジウムは今年で6回目で、18日は消費者や製造・流通に係る事業者・行政などおよそ200人が参加した。
17日は、群馬大学教育学部の高橋久仁子教授が、「メディアに惑わされない食生活」と題し講演した。
高橋さんは、「飲んでやせるとも体脂肪の燃焼を促すとも書いていないのにそう思わせるようなキャッチコピーが増え警戒が必要。宣伝広告文ではなく、読むべきは栄養表示」と呼びかけた。
またこの日は、パネルディスカッションも行われ、伊那市消費者の会や伊那食品衛生協会の代表者らが意見を交わした。
伊那食品衛生協会では、シンポジウムを通し今後も食の安心安全に力を入れたい考え。 -
どろカップ 今年は東春近で開催
地域の活性化を目指し伊那商工会議所青年部が毎年開いている、どろんこサッカー全国大会「どろカップ」が、今年は8月28日に伊那市東春近で開催される。
伊那商工会議所青年部は19日夜、商工会館で記者会見を開き、どろカップの開催期日と会場を発表した。
新しい会場については、青年部が開催地を公募したところ、東春近の細田清登さんから応募がありました。
青年部では、市街地に近いことや、中央アルプスを臨める景観が素晴らしいことなどから、応募のあった東春近を開催地に決めた。
会場となる細田さんの田んぼは、広さおよそ3千800平方メートルの転作田で、大会参加者が身体の泥を落とすための水場も確保できるという。
青年部では大会に向け準備を進め、5月から参加チームの募集を始める。 -
洋らんの花を咲かせる会展示会
春の訪れを告げる洋らんの展示会が、20日と21日の2日間、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれている。
展示会は、町内外の有志でつくる洋らんの花を咲かせる会が毎年開いているもので、今年で9回目になる。
会場には会員65人の洋らん30種類、約270点が並んでいる。
去年の夏は涼しかったため、洋らんの生育が進み、展示会に合わせて花を咲かせるのに苦労したという。
会場を訪れた人たちは、洋らんから漂う春の香りを楽しんでいた。
平松生男会長は「会員が丹精込めた洋らんがたくさん並んでいる。会場へ来て春を感じてもらいたい」と話していた。
洋らんの花を咲かせる会の展示会は20日まで、箕輪町富田、与地・辰野線沿いのガーデン和らぎで開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっている。 -
振り込め詐欺防止担当者連絡会議
振り込め詐欺被害を未然に防ごうと、金融機関の担当者を集めた連絡会議が17日、伊那警察署で開かれた。
会議には伊那署管内にある金融機関の担当者、約60人が集まり、振り込め詐欺の現状とその対策について、生活安全課の玉井元幸課長が説明した。玉井課長は、「本人が振り込め詐欺でないと信じ込んでいることも多い。一歩踏み込んで確認をしてほしい」と呼びかけた。
去年、伊那署管内では、振り込め詐欺による被害の報告はなかった。
一方、県全体では、被害件数が119件、被害額の合計は1億2千万円近くに及んでいる。 -
信大農学部で国際シンポジウム
信州大学国際シンポジウム2010が20日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
国際シンポジウムは、信大を卒業した留学生の意見などを参考に、留学生の過ごしやすい環境づくりを学ぼうと開かれた。
会場には学生や地域住民など約100人が集まった。
20日は「農学部における国際交流の現状と課題」をテーマに、卒業した留学生と日本人学生をパネリストに迎えパネルディスカッションが行われた。
「留学中に感じたことは?」という質問に対し、タイ出身のオラピンさんは「初めて日本に来た時はまったく言葉が通じず大変だった。日本語クラスの存在がありがたかった」と話していた。
言葉の問題についてフィンランド出身のヨニさんは「日本に学びにきた留学生として、その国の言葉を学ぶことはその国の文化を知る上で大切なことだと思う」と述べた。
また中国出身の鄭(てい)さんは「久振りに大学に来て、留学生と地域との交流が減ったように感じる」と話した。
これを受け、日本人学生の村上貴昭さんは「地域交流サークルの人たちが、留学生と地域との間に入って交流を補助できたらいいと思う」と話していた。
コーディネーターの南峰夫教授は「留学生の人たちの率直な意見が聞けて良かった」と話し、受け入れる側の協力の重要性を強調していた。 -
箕輪町「セーフコミュニティー」取得へキックオフ
行政や民間が連携して安心安全なまちづくりを進める取り組み、「セーフコミュニティー」の世界認証取得を目指す箕輪町は、20日、推進協議会を立ち上げ、具体的な活動をスタートさせた。
20日は、町内の各種団体の代表や関係者などおよそ80人が集まり、箕輪町セーフコミュニティー推進協議会を発足させ、会長には、平澤豊満町長を選出した。
箕輪町が認証取得を目指す「セーフコミュニティー」は、世界保健機関、WHOが認証しているもので、事故や自殺などは予防できるという考えのもと、安心安全なまちづくりを進める。
協議会では、箕輪町内で発生した事故などの過去のデータに基づき、安心安全なまちづくりのためには、何に取り組む必要があるかなどを2年間かけて分析する。
今後の取り組みとしては、現在町として力を入れている子どもの運動遊びを活かした「子どもの事故予防」や、「高齢者の交通事故予防」、全国的に問題となっている「自殺の防止」に力を入れたいとしている。 -
伊那朗読の会発表会
伊那市の朗読愛好者でつくる「伊那朗読の会」の発表会が20日、伊那市のいなっせで開かれた。
20日は、伊那朗読の会のメンバー15人が、それぞれ好きな詩やエッセーなどを朗読した。
そのうち、『どうぶつニュースの時間』という作品の朗読を行ったグループは、6人がさまざまな動物になり、動物の世界のニュースを伝え、会場を楽しませていた。
訪れた人たちは、メンバーのさまざまな朗読に聞き入っていた。 -
「雨水」 春の歌声響く
19日は、雨水。雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころとされている。
いなっせでは、恒例の童謡・唱歌教室が開かれ、春らしい歌声が響いていた。
参加者たちは、オルガンの伴奏に合わせて早春にちなんだ歌を歌っていた。 -
【カメラリポート】緑のさなぎから出てきたものは・・
建石さんは、1月に安曇野市に出かけた際、緑色のさなぎを見つけた。
これまで本などで緑色のさなぎを見たことはあったが実際に見つけたのは初めてだったという。
建石さんは、どんなチョウが出てくるか観察しようと自宅に持ち帰りプラスチックケースに入れ羽化を待っていた。 -
銭湯で健康づくり
地域にある銭湯を活用して生活習慣病の予防や健康増進を図っていこうと、19日伊那市荒井の菊の湯でモデル事業が実施された。
19日は、日ごろから銭湯を利用している人たち約20人が参加した。
伊那市荒井の銭湯、菊の湯は、この日健康情報発信の場へと早代わり。
参加者たちは、保健師による血圧測定や保健指導を受けたり、健康運動指導師による有酸素運動を行っていた。
銭湯で健康づくりをしようというこの取組みは、県内で公衆浴場を営む業者の組合と財団法人長野県生活衛生営業指導センターが国と県の補助を受け、毎年県内2カ所でモデル事業として展開している。
一時は300以上あった銭湯は、現在では37軒に、上伊那地域では、菊の湯も含めて3軒しかない。
年々減少傾向にある銭湯を健康に関する情報発信の場として活用することで、新たなニーズを掘り起こそうという狙いもある。
財団法人長野県生活衛生営業指導センターでは、利用者には健康増進を図ってもらい、庶民の生活に密着している銭湯には、新たな活用法でファンを増やしてもらいたいと話している。 -
アマランサス写真コンテスト
伊那地域で特産品化を目指している雑穀、「アマランサス」を題材にした写真コンテストの審査会が17日夜、伊那市の伊那商工会館で開かれた。
大きな葉っぱの間にしゃがんだ子どもたち、アマランサス入りのご飯をしゃもじですくい上げる女の子など、アマランサスのある暮らしを写した作品が寄せられた。
コンテストは、アマランサスの加工・栽培などを行っている伊那地域アマランサス研究会が企画したもので、この日はメンバー10人が審査にあたった。
今回は、アマランサスが徐々に浸透し始めている中、暮らしの中に、どう取り入れられているか知ろうと作品を募集し、14人から38点が寄せられた。
審査の結果、伊那市富県の小林兼久さんの作品が、最優秀賞に選ばれた。
作品には、色とりどりに咲いたアマランサスと、夏の南アルプスが映し出されている。
ほかにも、優秀賞や特選5点が選ばれた。
作品は、来月6日に開かれるアマランサス研究会のシンポジウムで展示する予定。 -
伊那市土地開発公社入札問題など住民訴訟和解
伊那市土地開発公社の入札問題などをめぐり、伊那市民126人が小坂樫男市長に対して起こしていた住民訴訟で、両者が19日、和解に合意した。
伊那市民126人でつくる原告団は、伊那市土地開発公社の入札問題と、住所表示変更事業をめぐる2件の訴訟を起こしていて、今回、この2件がまとめて和解となった。
土地開発公社の入札問題について原告は、公社が測量などにおいて、見積入札を行うことは違法として、2008年1月22日に住民訴訟を起こした。
長野地方裁判所が示した和解条項では、見積入札は地方自治法の趣旨に照らして不適切であったとして、被告が今後、伊那市土地開発公社が地方自治法所定の契約方法を採用し、業務運営が健全に行われるよう監督することを誓約すること、また、談合に結びつきやすい方法であったとして、市民の信頼回復のため契約手続きの透明性確保に努めることを表明することとしている。
また住所表示変更事業については、伊那市が、伊那市測量事業協同組合の設立を指導し、その組合と随意契約を結んだことを違法として、原告が2008年11月14日に訴訟を起こした。
和解条項では、競争入札を原則とする地方自治法に照らして不適切であったとして、被告が、今後は各種契約の締結を厳正かつ適正に行うことを誓約するとしている。
原告団は19日、長野市内で会見を開き、長野地方裁判所で同日行われた口頭弁論で和解に合意したと報告した。
若林敏明原告団代表は、「公社及び市の発注業務で、地方自治法の趣旨から不適切であったという事実認識において、市民と市長が初めて共通認識に立ったことは極めて重要。今回は幕引きでなく、改革の開幕。市民の持つ監査力が問われる新たな宿題をいただいた」と話した。
一方、被告の伊那市長側は、和解成立を受け市役所で記者会見を開いた。
小坂市長は、「透明性を図るという意味から土地開発公社も地方自治法の手続きをふんだ入札を行なっていく必要がある。透明性の確保、市民に開かれた行政という意味から、住居表示変更のような業務は今後ないと思うが一般競争入札を行っていく」と述べた。
今回の和解により、原告は訴えを取り下げ、訴訟費用は各自が負担することになる。 -
白鳥副市長退任式
4月の市長選挙に立候補するため21日付けで退任する伊那市の白鳥孝副市長の退任式が今日市役所で行われた。
退任式で小坂樫男市長は、「持ち前の若さを発揮し、人脈を活かして、改革をしていただいた。心から感謝したい」と、収入役時代から6年にわたり市の幹部を務めた労をねぎらった。
また職員の代表から花束が送られた。
白鳥副市長は「またこの場所にもどってきて皆さんと一緒に仕事をしたい」と最後の挨拶をした。
白鳥孝副市長は、特命の副市長として、行政改革や産業立地などを主に担当した。
白鳥さんは、21日に正式に市長選挙への立候補を表明する。
白鳥副市長の退任により、今後は、酒井茂副市長の1人体制となる。
白鳥さんは職員の拍手で送られ、市役所を後にした。 -
碓井伍一さん絵を母校に寄贈
伊那市の造形画家碓井伍一さんが17日、母校の伊那中学校を訪れ、自作の絵画を寄贈した。
碓井さんは、昭和26年度の卒業生で、美術教諭として伊那中で教壇に立ったこともある。
退職後、本格的に絵を描き始め、2003年から昨年まで、フランスの歴史ある公募展ル・サロン展で7年連続で入選している。
今回寄贈された絵は、碓井さんの心の中を表現したという「律動」。心臓の鼓動のように繰り返されるリズムを円で表し、その円が新しい形をつくり出している。
この絵は、全校生徒が見られるようにと、体育館につながる廊下に展示されるという。 -
南箕輪村農業講演会
改正された農地法について学び、今後の地域農業を考えようという講演会が15日、南箕輪村のフォレスト大芝で開かれた。
これは南箕輪村農業委員会などが開いたもので、村内の農家ら約40人が集まった。
講演会では、信州大学農学部の加藤光一教授が、昨年12月に改正された農地法について説明した。
加藤教授は、これまでの農地法では農地の貸し借りを規制していたのに対し、改正された農地法は企業や近くに住んでいない人にも農地を貸すことができるようになったことを説明した。
また、さまざまな人が農業に参入してくる中、「今後地域としては、いろんな立場の人の声を聞きながら、地域に合った農業のあり方を模索していく必要がある」と話した。 -
伊那まつりテーマ決まる
今年の伊那まつりのテーマとキャッチフレーズが決まった。テーマは「絆」、キャッチフレーズは「集え!踊れ♪Yes we can!!」となっている。
16日夜、第3回伊那まつり企画会議が開かれ、決まった。
会議ではほかに、第40回記念の伊那まつりに向け開かれている祭り改革プロジェクトチームについて、「どのように話し合いが進んでいるのか公開してほしい」といった意見が出されていた。
今年の第38回伊那まつりは、8月7、8日を予定している。
テーマや日程は、4月に開かれる伊那まつり実行委員会で正式に決定される。 -
カメラリポート~信州大学国際シンポジウム2010
中国、インドネシア、バングラデュシュ・・・
様々な国からきた信大農学部の留学生と地元の子供達との交流会が開かれた。
彼らは大学院で、森林政策や機能性食品など国際的なレベルの高い研究をしている。
母国に帰れば政府機関で働きながら国の発展のために欠かせない研究に携わるような優秀な人材だという。
そんな彼らのために信大農学部では、留学生が地域の人と交流ができる環境作りにも力を入れている。 -
自宅の守り本尊「大日如来像」公開
箕輪町下古田の小林曽さん宅では、小林家の守り本尊である「大日如来像」を公開している。
小林家に代々伝わる、大日如来像は江戸時代中期のものとみられ、晴賢という仏師が17歳の時に彫ったものだという。
この如来像は、普段は、近くの祠にまつっているが、今回初めて、自宅で公開する事にした。
また如来像の公開にあわせて、「うちの小さな博物館」と題し、小林家の家宝なども展示している。
小林さんの先祖の家系図や、武士の扶持を記した書状、江戸時代の煙草入れやキセル、明治時代の上伊那の地図など珍しいものが並んでいる。
また、隣の部屋では、小林さんが趣味としている俳句を詠んだものや、掛け軸なども展示している。
小林さんは、「普段お目にかかることがないものがたくさんあると思う。わが家の小さな博物館を見てもらいたい」と話している。
これらは1ヶ月ほど展示するということで、興味があればだれでも見学できるという。
問い合わせは電話79竏・284(小林さん) -
上伊那農業高校生徒 学習成果発表
南箕輪村の上伊那農業高校、園芸科学科の3年生が18日、3年間の学習の成果を発表した。
この日は、園芸科学科の生徒40人が、今年1年、それぞれのグループで取り組んできた課題研究のまとめを発表した。
研究発表会は、3年間の学習の成果を披露するとともに、外部の審査員から評価してもらい、専門的立場からの見方を学ぼうと開かれた。
審査員には、独立行政法人、農業・食品産業技術総合研究機構で、花の品質などを研究している市村一雄さんを迎えた。
観賞植物コースで、丈が伸びないヒマワリを鉢ものにして販売できないか研究してきたグループは、実際に自分たちでヒマワリを栽培し、販売した成果を示し、「ヒマワリの鉢植えは珍しく、販売品目としての可能性はある」と発表した。
審査員の市村さんは、「新しい分野に積極的に取り組む姿勢が良い。また、市場価値があるかどうかまで踏み込んでいる点も評価できる」と講評した。 -
東京で企業立地セミナー
上伊那の8市町村や県、商工団体などで作る「上伊那地域産業活性化協議会」は、首都圏の企業を上伊那に誘致しようと、18日、東京都千代田区で企業立地セミナーを開いた。
セミナーを開いた上伊那地域産業活性化協議会は、平成19年10月に設置されたもので、地域産業の活性化を図ろうと取り組みを行っている。
このセミナーは、環境・人材など地域資源が豊富で、立地条件がよいことなど上伊那の魅力をPRするために、今回初めて開かれたもので、首都圏の企業や金融機関など約50人が参加した。
セミナーでは、カメラの製造からトマト栽培に事業転換した、中川村に工場を持つGOKOカメラ株式会社が上伊那での事業について講演したほか、上伊那地域の紹介、情報交換などが行われた。
セミナーでの感触について、伊那市の職員は「上伊那のよさ、上伊那で事業展開する魅力を伝えられたと思う」と話していた。
協議会では、こうした活動を通して、企業を上伊那に誘致し、産業の振興・雇用の創出につなげたいとしている。 -
バンクーバー五輪スピードスケート 新谷選手を地元宮田村で応援
バンクーバーオリンピックスピードスケートに出場している新谷志保美選手の地元、宮田村の応援団が17日、宮田村民会館で新谷選手に声援を送った。
会場には約200人が集まり、大型のテレビスクリーンを見ながら大きな声援を送った。
新谷選手のレースが始まると、会場からは一際大きな歓声が上がっていた。
新谷選手は14位に終わったが、会場に集まった応援団は新谷選手の健闘をたたえていた。 -
ペレット製造体験
箕輪町で14日、ペレットストーブの燃料となるペレットの製造体験などのイベントが開かれた。
森林保護などの活動に取り組んでいるNPO法人森のライフスタイル研究所が、ペレットがどのようにして作られているのかを知ってもらおうと開いた。
イベントではペレット製造機を使い、おがくずから長さ2センチ、直径7ミリほどのペレットが作られていた。
ペレットは廃材などを利用して作ることができ、地球温暖化の抑制や資源の有効活用につながる燃料として期待されている。
イベントに訪れた人たちは、機械をのぞきこんだり、ペレットに触れてみるなど興味を示していた。
森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表は、「ペレットは間伐で出た木材などを使ってできています。これを燃料にすることで、二酸化炭素の排出を抑えるとともに、森林整備にもつながります」と話していた。
研究所では、ペレットの消費拡大を図るため、ペレットを燃料とするペレットストーブの普及にも力を入れていくという。 -
白鳥孝副市長 21日出馬表明へ
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に、白鳥孝副市長が立候補する意思を固め、21日に正式に出馬を表明することがわかった。
立候補の表明は、21日日曜日の午前中に、白鳥さんの地元西箕輪の中条公民館で行なわれる予定。
白鳥さんは現在54歳。伊那北高校を卒業後、立教大学に進み、昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社。平成16年に伊那市収入役に就任。平成19年から副市長を務めている。
現職の小坂樫男市長は、昨年12月の定例市議会で今期限りでの引退を表明。次期市長は、2人の副市長のどちらかにとの意思を明らかにしていた。
今年に入り、酒井副市長が不出馬を表明したことで、一気に流れは白鳥副市長に傾いていた。
白鳥副市長は、21日付で副市長を退職する辞表をすでに小坂市長に提出している。
白鳥さんの地元では、出馬表明後の21日午後2時から中条支部後援会の設立総会が、翌週の28日日曜日には、西箕輪地区の後援会組織も設立される予定で、4月の市長選挙に向けて動きは一気に活発化しそうだ。 -
伊那市平成22年度予算案発表
伊那市は17日、総額280億900万円とする平成22年度一般会計当初予算案を発表した。
平成22年度当初予算案の一般会計総額は280億900万円で、本年度より12億7500万円、率にして4.4%の減額となっている。
要因は市民税の減収で、個人では約5億4千万円、率にして15.7%減の29億5千万円。また法人では約2億3千万円、率にして33.3%減の4億6千万円となっている。
主な新規事業として中学校修了前の子どもに対し1人月額1万3千円を支給する子ども手当に12億6千万円、西箕輪地区の新しい保育園の建設に3億8千万円、講演会の開催や展示など4月に開館を予定している創造館の運営に4千万円、これまでの水道料に加え市税、保育料、住宅使用料のコンビニエンスストアーでの収納実施に170万円などが盛り込まれている。
このほか中小企業の融資や雇用対策など緊急経済対策事業に39億7千万円を計上している。
この予算案は24日開会の伊那市議会3月定例会に提出される。