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まちじゅう美術館 入賞作品表彰式
園児から募集した絵を伊那市内の商店街などに展示する「まちじゅう美術館」の入賞作品の表彰式が24日行われた。
24日は会頭賞などに入賞した園児35人とその家族が集まり、一人ひとり表彰を受けた。
まちじゅう美術館は、伊那商工会議所などが商店街の活性化を目的に行っている。
今年は「私の好きな店」と「私の家族」というテーマで作品を募集したところ、市内の保育園や幼稚園から、694点の作品が集まった。
応募があったすべての作品は、来月1日から25日までの間、市内の商店街などに展示される。 -
八幡町ハロウィン
八幡町ハロウィンが、24日伊那市の伊那北駅前広場で開かれた。
このイベントは、八幡町ロマン通り商店会が、商店街の振興を願って始めたもので今年で8年目となる。
恒例の仮装コンテストにはマンガのキャラクターや魔女など、思い思いに扮した32人の子供達が出場した。
今回のイベントでは、伊那北駅周辺の活性化について学んでいる、伊那小学校6年夏組の児童がスタッフとして参加した。
照明を担当した吉池望君は、「多くの人が訪れて、喜んでいる姿を見る事ができうれしいです」と話していた。
4時半過ぎには、会場に並べられた90個のカボチャ提灯に灯りが灯されていた。 -
手良地区戦没者追悼式
戦争で命を落とした人達の冥福を祈る手良地区戦没者慰霊祭が23日、伊那市で行われた。
23日は、遺族など35人が出席し、伊那市老人憩いの家手良荘の敷地内に建立されている招魂碑の前で手を合わせ戦没者の冥福を祈った。
招魂碑には戦争で亡くなった手良地区126人の名前が刻まれている。
手良地区戦没者追悼式実行委員会の城倉直彦委員長は、「ふたたび戦争をおこさないよう誠意と決意をもって努めていきたい」と祭文を読み上げた。
また、手良地区遺族会の杉島久夫会長は、「戦争が2度とおこらないよう、また平和な社会がいつまでも続くように努力していきたい」と話していた。 -
伊那街道秋の呑みあるき
伊那谷にある12の蔵元の酒を、千円で好きなだけ飲み比べが出来るイベント「伊那街道秋の呑みあるき」が23日、伊那市の通り町で行われた。
このイベントは、商店街をゆっくり歩きながら酒を味わってもらおうと、春と秋、年2回行われている。
イベントには、伊那谷にある全12の酒蔵が集まり、参加者は、千円で道中手形とお猪口を買い、好きな酒を飲むことが出来る。
通り町には、イベントをPRする行燈が飾られ、参加者はブースの前で足を止め、飲み方や、おすすめ品などを聞き、いろいろな種類を呑み比べていた。 -
全国障害者スポーツ大会 入賞報告
今月初めに開かれた全国障害者スポーツ大会のソフトボール投げと砲丸投げ競技に出場した伊那市狐島の武田美穂さんが、両競技で大会新記録を出し、1位となった。
21日は武田さんが市役所を訪れ、酒井茂副市長に結果を報告した。
武田さんは4年前、仕事中の事故で大けがを負い、今でも左腕に障害が残っている。
リハビリの一環としてスポーツに取り組んできたが、今回初めて全国大会に出場し、ソフトボール投げで36メートル、砲丸投げで9メートルと、どちらも大会新記録で1位になった。 -
東春近ポケットパーク整備
伊那市東春近の地区住民は24日、今年3月に開通した殿島橋の左岸に公園を新たにつくった。
公園は、殿島橋左岸の東春近側に整備された。
東春近地区協議会では、橋の建設に伴い住民の憩いの場を作ろうと検討を進めてきた。
平成18年7月豪雨災害で旧殿島橋の橋脚の一部が崩れたため、自転車・歩行者用の新しい橋が建設され今年3月に完成した。
24日は、東春近の地区住民32人が参加し、桜の植樹やベンチの設置などをした。
事業は、伊那市地域づくり支援金を活用していて事業費はおよそ20万円。
参加者達は、協力しながら作業を進めていた。
公園内には、豪雨災害の記憶を忘れないよう崩れた旧殿島橋の一部が置かれた。
約3時間後、公園が完成した。
東春近地区協議会では「東春近の玄関口に公園を作る事ができた。地域の憩いの場になればうれしい」と話していた。 -
伊那愛樹会 秋の盆栽展
盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の秋の盆栽展が23日、いなっせで始まった。
会員8人が手塩にかけて育てている盆栽28点が並んでいる。
日照不足で苦労も多かったということだが、松を中心に見事な枝ぶりをみせている。
盆栽展は25日まで。 -
池上幸雄さんが文科大臣表彰受賞
長年にわたり、伊那市の伊那公民館長を務めた池上幸雄さんが、文部科学大臣表彰を受賞した。
池上さんが21日、市役所で、小坂樫男市長に受賞の報告をした。
池上さんは、多年にわたり地域の社会教育の振興に尽くしたとして、文部科学大臣表彰の社会教育功労者表彰を受賞した。
16日に東京で開かれた社会教育法施行60周年記念全国公民館研修大会の場で表彰された。
池上さんは、教職を退いたあと、平成6年から9年間、伊那公民館長を務め、地域の公民館活動の発展に努めた。
平成15年からは伊那市生涯学習センターの初代館長を3年半務めた。
小坂市長は、「生涯学習センターの基礎を作ってもらった」と感謝し、受賞を祝っていた。 -
伊那小児童カボチャ提灯づくり
伊那小学校6年夏組(32人)は、24日に伊那北駅周辺で行われる八幡町ハロウィンに向け22日、カボチャ提灯作りに取り組んだ。
夏組は、総合学習の一環で、5年生のときから伊那北駅周辺の地域活性化に取り組んでいる。
地域の商店主らとともに月2回、駅前で朝市を開くなどの活動をしている縁で、昨年からカボチャ提灯づくりを担当している。
2年目ということもあって、子どもたちは慣れた手つきでカボチャの中身を抜き、ノコギリなどでデザインを切り抜いていた。
この日作ったカボチャ提灯は、24日に伊那北駅前で開かれる八幡町ハロウィンのイベント会場に飾られる。
当日は、伊那小夏組がプロデュースする伊那北駅前広場子どもフェスティバルが午前中に開かれ、伊那小のほかの学年やクラスがさまざまな出し物を披露するほか、伊那中学校の吹奏楽部による演奏もある。
また、毎年恒例の仮装コンテストは、午後3時15分から、カボチャ提灯の点灯式は午後4時30分から。
八幡町ハロウィンを主催する八幡町ロマン通り商店会の橋爪利彦さんは「カボチャは子そもたちの力作がそろった。大勢の子どもに集まってもらい、八幡町を賑やかに盛り上げてもらいたい」と話していた。 -
保科正之の小説 音訳配信開始
長野日報社が連載している「保科正之 人生道中記」を、視覚障害者のために朗読し、インターネットを使って配信する取り組みが22日、始まった。
この日は、伊那図書館2階にある朗読室で、録音作業が行われた。
目の不自由な人のために音訳を行っているのは、伊那市を中心としたボランティアでつくる鈴音の会。
鈴音の会では、地域の新聞記事から身近な情報を選んで音訳する取り組みを平成7年から行っている。
今回、新たに音訳を始めたのは、長野日報に連載されている保科正之の小説「人生道中記」。
大河ドラマ化の運動が行われている保科について知ってもらおうと、会では初めて、連載小説を配信することにした。
音声は、パソコンに録音され、インターネット回線を利用した視覚障害者専用の端末で聞くことができる。
現在利用者は、伊那市内に7人いて、会では「いずれは利用者の希望に応じて、本の音訳をすることが目標。この取り組みをその第一歩にしていきたい」と話していた。
小説は全200回を予定していて、連載が終わるまで、火曜、水曜を除き、毎日新しいものを配信していくという。 -
新型インフル 伊那市内小中学校、幼稚園で学級閉鎖
伊那市の小中学校3校と伊那緑ヶ丘幼稚園では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童などが規定数を超えたため、学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になっているのは、東部中学校の3年生8クラス中1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる生徒数は38人中5人で、学級閉鎖期間は23日から29日まで。
伊那東小学校は、2年生4クラス中1クラスと、3年生4クラス中2クラス。3クラスの児童88人中14人が感染の疑いがあり、期間は23日から29日まで。
高遠小学校は、2年生2クラス中1クラスと、4年生2クラス中1クラス。2クラスの児童40人中5人が感染の疑いがあり、期間は24日から28日まで。
伊那緑ヶ丘幼稚園は、年少児の全1クラスが学年閉鎖。園児12人中3人が感染の疑いがあり、期間は23日から29日まで。 -
伊那谷経済依然として厳しい状況
上伊那地域の業況は、若干の改善がみられるものの、依然として厳しい状況が続いている。
アルプス中央信用金庫は、7月から9月の経済動向をまとめ発表した。
それによると、上伊那地域の業況については、好転企業割合から悪化企業割合を差し引いた数値がマイナス69.4と4月から6月の数値より8.6ポイント改善した。
業種別では、製造業がマイナス71.2、建設業がマイナス72.2、卸売業がマイナス72.7、小売業がマイナス63.4、サービス業がマイナス65.2、不動産業がマイナス66.7で、すべての業種でマイナス領域となっている。
4月から6月の調査と比べて製造業、小売業、サービス業で改善がみられた。
中でもサービス業の改善幅はマイナス83.3から18.1ポイント上昇しましたが、信金では、依然として全ての業種で深刻な状況に変わりはないとして、依然として厳しい状況が続いているものと見ている。 -
いーな伊那プレミアム賞品券 9割使用
有効期限は10月末いーな伊那プレミアム賞品券の有効期限を10月末に控え、購入された券の9割が使用されていることがわかった。
賞品券を発行した伊那商工会議所、伊那市商工会、JA上伊那では、券をむだにすることのないよう期限内の使用を呼びかけている。
10月15日現在のまとめによると、発行された3億3千万円のうち使用されたのは、2億9900万円で使用率は9割となっている。
内訳は、大型店の直営部門での使用が9700万円で32.5パーセント、JAでの使用が5500万円で18.4パーセント、スーパー・食料品が3300万円で11パーセント、運輸・燃料・旅行が2400万円で8パーセントなどとなっている。
伊那商工会議所では、思ったより大型店に流れず、地域の商店街などで使われていると分析している。
市民からは、第2次の発行を求める声もあるということで、検討が進められている。 -
落書き消しボランティア作業
地域の塗装業者が22日、南箕輪村内で公共物の落書きを消すボランティア作業をした。
作業したのは、上伊那塗装広告事業協同組合の13人。
これは、11月16日の「いいいろ塗装の日」に合わせたもので、全国で行われている。
上伊那の組合でも毎年行っていて、今年で7年目。
この日は南箕輪村内4カ所で作業が行われた。
このうち南箕輪中学校では、昇降口前のアスファルトの落書き消しをした。
落書きは、すでに学校で消しているが、消した跡が白く残っていたという。
組合員は、塗料を混ぜてアスファルトに似た色を作り、手際よく塗っていた。
桜井高文理事長によると、過去に落書きを消した場所は新たな落書きがないということで、「きれいにすれば落書きをしにくくなる。地域がきれいになればうれしい」と話していた。 -
厚生労働大臣表彰伝達
婦推協伊那支部南箕輪支会など長年にわたって福祉などのボランティア活動を行っている個人や団体に贈られる厚生労働大臣表彰の感謝状の伝達式が20日、伊那合同庁舎で行われた。
表彰されたのは、長野県婦人教育推進協議会伊那支部南箕輪支会と飯島町の糸ぐるまの2団体。
山崎宗廣伊那保健福祉事務所長から感謝状が伝達された。
このうち県婦人教育推進協議会は南箕輪村で昭和62年から活動しているボランティアグループで、脳卒中による後遺症がある人のためのリハビリ教室や村の広報紙を視覚障害者のために朗読する活動などを行っている。
代表の高橋紀美代さんは、「続けてこられたのも家族や地域の人達のおかげ。これからも頑張っていきたい」と話していた。 -
来年の伊那まつり8月7、8日
第38回となる来年の伊那まつりは、8月7日、8日に開かれることが決まった。
22日開かれた第37回伊那まつり委員会の反省会の場で決定した。
ここ数年、伊那まつりは8月の第1週の土日に行われていることから、第38回伊那まつりも、来年8月の第1週7日(土)、8日(日)に行われることになった。
12月には企画会議を立ち上げ、来年の祭りの方針を検討し始める。
来年3月に第38回伊那まつり委員会の初会合を開き、4月には実行委員会を発足させ、本格的な準備を進めていく予定。 -
新型インフル 伊那西小、南箕輪小で学年・学級閉鎖
伊那市の伊那西小学校と南箕輪村の南箕輪小学校では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童が規定数を超えたため、学年閉鎖などの措置がとられている。
学年閉鎖になっているのは、伊那西小学校の5年生と6年生。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は、2学年の29人中4人。学年閉鎖期間は22日から27日まで。
南箕輪小学校は、5年生4クラス中1クラスが学級閉鎖。児童31人中4人が感染の疑いがあり、学級閉鎖期間は22日から28日まで。 -
高遠町地域協 「まちづくり計画」検討結果まとまる
伊那市高遠町地域協議会が4月から検討を進めてきた「まちづくり計画」の進捗状況の評価についての結果がまとまった。
21日夜開かれた地域協議会で、3つの部会が検討してきた結果を報告した。
協議会では、旧高遠町の策定員会が平成17年に策定した合併後のまちづくり計画が実践できているかどうか、21の項目別にA縲廢の5段階で評価した。
実践できていると評価したAランクが多かったものは「福祉のまちづくり」。
「福祉のまちづくり」では、37項目中22項目がAランクと評価され、障害者就労施設の充実、宅幼老所への補助、保育園の現状維持が実践できていると評価された。
一方、実践できていないEランクが多いものは、「交通対策」と「定住対策」で、国道152号の歩道整備、横断歩道の設置、市営住宅の建設、町内で働ける場所の確保などが、実践されていないEランクとした。
高遠町地域協議会では、評価結果を28日に小坂樫男市長に報告し、実践できていない項目については、問題点を指摘し、実践するための提言をすることになっている。 -
オリオン座流星群観察会
上伊那の小中学生でつくるガリレオ天文クラブは21日夜、オリオン座流星群の観察会を開いた。
伊那市のますみヶ丘公民館に、天文クラブの会員やその保護者ら60人ほどが集まった。
オリオン座流星群は、毎年この時期、1週間程度見られるもので、この日は期間中最も活動が活発となる極大日だった。
参加者は、防寒具を身に付け、地面に寝転がって星を観察した。
観察を始めた午後9時15分頃は、オリオン座が上がってくる東の空は曇っていたが、午後9時40分には晴れ渡った。
観察を行った45分間で、8個の流れ星が確認できた。
主催した伊那天文ボランティアサークルすばる星の会代表の野口輝雄さんによると、流れ星とは、ハレー彗星などが通ったあとに残るごみが、地球の軌道に入り、大気圏で燃えるもので、地上140キロメートルほどで光り、地上40キロメートルほどで消滅するという。
地球の近くで燃えるため、米粒ほどのごみでも明るい光を発するという。
次は、11月中旬に、しし座流星群が見られるということで、ピークには1時間に500個ほどが観察できそうだという。 -
新型インフルワクチン 医療従事者の接種始まる
伊那市の伊那中央病院で22日、最優先とされた医療従事者を対象に、新型インフルエンザ用のワクチンの接種が始まった。
伊那中央病院でワクチンの接種が行われ、医療従事者は、問診を受けたあと、接種を受けていた。
医療従事者のワクチン接種は、院内での感染を予防するため、全国の医療機関で行われている。
伊那中央病院には、従事者全員分のワクチンは届かなかったということで、外来の医師や看護士を中心に接種を受けた。
伊那中央病院ではこれまでも、病院にウイルスを持ち込まないよう、家族間での感染を予防したり、感染の疑いのある時は出勤しないなどの対策をしてきたという。
伊那中央病院では3日間かけて、ワクチンの接種を行う予定。 -
新型インフルで東部中学級閉鎖
伊那市の東部中学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる生徒が規定数を超えたため、21日から学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になっているのは、東部中学校の2年生7クラスのうち1クラス。感染したとみられる生徒数は、38人中4人で、学級閉鎖期間は21日から23日まで。 -
上伊那公立3病院経営統合
小坂伊那市長「やむを得ない」伊那市の小坂樫男市長は、21日の記者会見で、県による上伊那の地域医療再生計画による公立3病院の経営統合について、医師不足や赤字経営などから、「やむを得ない」との考えを改めて示した。
また統合などについて不安の声がある駒ヶ根市の昭和伊南総合病院を運営する伊南行政組合に出向き、経営統合や機能分担などについてその必要性を説明する意向があるとの考えも示した。 -
伊那市消防団伊那分団 火災防御訓練
伊那市消防団伊那分団の火災を想定した防御訓練が17日、伊那小学校周辺で行われた。
訓練は、伊那小学校のプール付近を火元とし、市街地での火災を想定して行われた。
伊那分団では毎年、横山や大坊などの西部地区で訓練をしていたが、今年は初めて市街地で行うことにした。
団員は、きびきびとした動きでプールまでホースをつなぎ、放水していた。
伊那分団は3部に分かれていて、御園から西部地区までを管轄している。
特に第2部の管轄は荒井区と西町区で、伊那市消防団の中で最も戸数が多いという。
伊那分団の小池秋男分団長は、「距離や高低差があると放水に難しさがある。今後のいい参考になった」と話していた。 -
大芝高原総合利用計画答申
南箕輪村が策定している「信州大芝高原総合利用計画」の見直しを検討してきた村の審議会が21日、見直しの計画案を答申した。
審議会の伊藤幸雄会長が、唐木一直村長に答申書を手渡した。
大芝高原総合利用計画は、平成13年に策定されたもので、施設整備やリニューアル計画などを盛り込んでいる。
計画の見直しは、約2年間かけて行われた。
計画案では、新たにソフト事業計画が盛り込まれた。
主なものは▽森林セラピーロードの癒し効果の活用▽冬場の集客力強化▽通年営業となる味工房の集客力強化▽大芝ブランドの商品開発竏秩B
伊藤会長は、「今後はソフト事業に力を入れてほしい」と話した。
唐木村長は、「意見を十分尊重し、大芝高原の運営にあたりたい」と話していた。
村では今後、計画案を庁内で協議し決定するという。 -
伊那市の近藤廉治さん 本寄贈
伊那市美篶の近藤廉治さんは21日、美篶きらめき館の図書室設置1周年を記念して、絵本など591冊を伊那市に寄贈した。
近藤さんが伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に目録を手渡した。
近藤さんは、伊那市に公共図書館がなかった20年以上前から、子供たちに多くの本を読んでもらおうと、美篶の地域文庫「芽と実文庫」にも多くの本を寄贈してきた。
その後、南箕輪村の南信病院の院長を務めるかたわら、公共図書館の建設運動にも携わり、現在は、図書館を守り・育てる「図書館大好きの会」の会長をしている。
今回贈られた本は、子供からお年寄りまで世代をつなぐものとして昔話を中心とした絵本が272冊、紙芝居が97冊、児童用図書が157冊、一般用図書が65冊の合計591冊で、金額にすると約98万7千円。
近藤さんは「読書は、物語をイメージする力、考える力を養える。たくさんの子供に本に親しんでもらいたい」と話していた。
本は、美篶きらめき館の図書室に置かれることになっている。これからコート材を貼る装備作業や書棚に並べる配架作業をして、11月7日の美篶公民館文化祭でお披露目されることになっている。 -
年賀はがき到着
伊那市坂下の日本郵便局伊那支店に21日、来年用の年賀はがきが到着した。
伊那支店には、合計で755ケース、284万3千枚の年賀はがきが到着した。
これらの年賀はがきは伊那支店エリア内の28局に振り分けられる。
到着した年賀はがきのうち伊那支店で発売するのは、99万5千枚で昨年より7万8千枚多くなっているという。
種類は無地、絵入り、色つきがあるほか、ディズニーキャラクターの入った年賀はがきも人気を集めているという。
また全体の約6割がパソコンで印刷ができるインクジェット紙となっている。
年賀はがきは10月29日から発売開始となり、投かんの受付は12月15日から。
伊那支店では12月に入ってからの土・日・祝日にはアピタ伊那店で出張販売も行うという。 -
西春近南小児童 地元の森で枝打ち
伊那市の西春近南小学校の児童は21日、地元の森を守ろうと、枝打ち作業を行った。
西春近南小の5年生と6年生53人が、西春近財産区の大平林道周辺で枝打ちをした。
西春近南小では、子供達が自然保護や森を育てる活動を行う「緑の少年団」の活動の一環として、毎年この時季に枝打ちをしている。
子ども達は、西春近財産区の議員などから、「枝に対し直角にノコギリをあてること」「幹の皮をむかないように切ること」などの指導を受けていた。
枝打ちは、地面に光が当たるようにするもので、雨が降っても崩れにくい、丈夫な山をつくるために大事な作業だという。
またこの日は、野鳥保護を目的に鳥の巣箱を7つ付けた。
この巣箱には来年の春、シジュウカラなどが卵を産みつけるという。 -
新ごみ中間処理施設建設
広域連合が地元区に11月末目途アセス同意依頼上伊那広域連合は新しいごみ中間処理施設建設候補地の地元区となっている桜井区と北新区の区長に対し、アセスメント、環境影響評価の実施同意について、11月末日を目途に回答してもらえるよう依頼していたことが21日、分かった。
21日伊那市役所で開かれた記者会見で、明らかになった。
アセス実施の依頼について広域連合では、事業計画および候補地の最終的な判断材料になるとして、地元区の同意を得て実施したい竏窒ニしている。
また11月末日を目途とすることについては、「12月初旬に役員改選で次の区長が決まるため」としている。
これについて桜井区の鹿野博愛区長は、「そろそろ結論を出す時期だとは思う。今までの経過を区民に報告して、区として回答していきたい」。
北新区の倉澤松男区長は「意向に沿えれば良いが独断で決めるわけにはいかない。住民に諮ったうえで決めたい」とそれぞれコメントしている。
また11月末日を目途に回答できるかどうかは両区長とも「今のところ未定」としている。
広域連合では意向調査の結果、地元区のうち北新区の中の2つの常会で施設についての理解が進んでいないとして、近く説明会を開くことにしている。 -
南箕輪中3年生 ジュニアオリンピック出場
南箕輪中学校3年の浜丈地加くんが、神奈川県で開かれる全国大会、ジュニアオリンピック陸上競技大会の投てき競技に初出場する。
浜くんが20日、村役場を訪れ、唐木一直村長に出場あいさつをした。
浜くんは、中学生のやり投げ競技、ジャベリックスローに長野県代表として出場する。
7月に松本市で行われた選考会で、自己ベストの43メートル55センチを記録して優勝し、大会出場を決めた。
浜くんは、南箕輪中学校の陸上部で、砲丸投げを中心に投てき種目を練習しているという。
唐木村長は、「ベストを尽くして頑張って」と激励していた。
浜くんが出場するジュニアオリンピック陸上競技大会は23日から25日まで、神奈川県で行われる。 -
長谷保育園の園児とお年寄り交流
伊那市の長谷保育園の園児は20日、地域のお年寄りとお昼等を食べて交流した。
20日は長谷保育園の年長園児16と非持山高齢者クラブの15人が交流した。
お昼には、公民館でお年寄り達が作った豚汁を味わった。
非持山高齢者クラブとの交流会は今年2回目で子ども達は20日の交流を楽しみにしていたという。