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西春近北保で畑づくり
伊那市の西春近北保育園で22日、年長児とその保護者が近くの畑で野菜の苗を植えた。
親子で農作業をして収穫の喜びを知ってもらう食育の一環で、野菜の苗植えは今年で3年目になる。
保育園南側の畑で親子30組がそれぞれ好きな苗を植えたり、種をまいた。
1組2メートル四方の区画で、なれない手つきながらも協力して作業を進めていた。
篠田千栄子園長は、「送り迎えのときに、野菜や花の成長を親子一緒に楽しんでほしい」と話していた。 -
上伊那地域観光戦略会議
どんぶり街道プロジェクト 情報交換の場設置など提言上伊那地域の観光について考える上伊那地域観光戦略会議は22日、伊那商工会館で開き、検討を終了するどんぶり街道プロジェクト分科会から提言が報告された。
諏訪から下伊那の間にある9つのどんぶり会は、事業規模や認知度などにばらつきがあり、単独での活動には限界もある。
分科会の提言では、まずは団体の相互理解のため、情報交換の場を設けることを挙げている。
その後、今年9月頃までに「天竜どんぶり街道」として組織を立ち上げ、各会のパンフレットの店舗への設置、ホームページの相互リンクなどを行い、情報発信することなどを提案している。
将来的には、その組織の活動により、どんぶりを地域の名物として定着させたい考え。
この案は、6月に各地域のどんぶり会に提言することになっている。
また会議では、観光客に街中を歩いてもらう手法を検討する分科会についての提案も承認した。 -
秋葉街道信遠ネットワーク、統一イメージのロゴ作成へ
秋葉街道の整備を進めている秋葉街道信遠ネットワークの交流会が23日、伊那市長谷の入野谷であり、統一デザインのイメージロゴをブランド化することなどを決めた。
信遠ネットは秋葉街道を整備することで地域の活性化につなげようと活動する団体で、伊那市、飯田市、大鹿村、静岡県浜松市の13団体で組織している。
この日は約60人が集まり、今後の活動などについて協議した。
協議では、現在道路案内に使われている秋葉街道のロゴをもとにした統一のイメージロゴを作成し、ブランド化していくことを了承した。
これにより、街道のイメージを確立し、将来的には街道沿いの特産品にもこのロゴを使用するなど、経済効果にもつなげたいとしている。
また、ホームページの開設やマップの作成などにより、街道をPRしていく。
メンバーの一人、伊那市長谷の高坂英雄さんは「ひとつの輪が伊那市から浜松市までつながった。秋葉街道の整備を通して仲間づくり、地域づくりを進めていきたい」と話している。 -
ヒメギフチョウの卵、鹿嶺高原で300個以上確認
伊那市長谷の鹿嶺高原で23日、絶滅の恐れがあるとされているヒメギフチョウの卵が、300個以上あることが確認された。
この日は、ヒメギフチョウの保護活動をしているボランティアグループ6人が、ヒメギフチョウの幼虫のえさとなるウスバサイシンの分布調査をし、葉に産み付けられたヒメギフチョウの卵を調査。結果、300個以上を確認した。
また幼虫のエサとなるウスバサイシンも、生息密度の濃い場所があることを確認した。
鹿嶺高原でヒメギフチョウに関する生息環境の本格的な調査は今回が初めて。
データは今後のヒメギフチョウの保護活動に役立てられる。
調査を呼びかけた伊那市東春近の窪田勝好さんは「ウスバサイシンは行政と協議しながら保護する必要がある」と話している。
市ではシカなどの食害からウスバサイシンを守るため、防護柵の設置を計画している。 -
もみじカップ交歓大会
もみじカップミニバスケットボール交歓大会が23、24日、箕輪町で開かれている。
同大会は、試合を通して技術の向上を図り、交流の輪を広げようと10年前から開かれている。
今年は町内の3チームのほか、県内外からの招待チーム24チームが出場している。
大会1日目の結果、男子は箕輪が予選リーグを1位で通過。
決勝トーナメントの一回戦も勝ち、準決勝へコマを進めている。
女子は箕輪北が予選リーグを2位で通過。決勝トーナメントへ進出したが、1回戦敗退となった。
箕輪健全は予選リーグ敗退となっている。 -
ハッチョウトンボの羽化始まる
日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が、伊那市新山にある「とんぼの楽園」で始まった。
体長約2センチ、日本一小さなトンボとされるハッチョウトンボの羽化は、これからピークを迎える。 -
伊水会書展 24日まで
上伊那地域で書道を学ぶ伊水会の作品展が24日まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。会員42人が思い思いに書いた作品約100点が、訪れた人の目を楽しませている。
伊水会は箕輪町在住の書家千葉耕風さんが指導している書道会。作品は書き方や墨の濃さなどが工夫されており、個性や生きざまを書に表しているという。
作品展は毎年開かれており、今年で30回目。
会員は始めたころからほとんど変わっておらず、平均年齢は70代だという。
千葉さんは「みんなよくここまで続けてくれた。会員の高齢化が進み、大作に挑戦するのが難しくなってきている」と話していた。
大作の展示は今回で一度区切りをつけ、来年からは比較的小さい作品に切り替えて、展示会を行っていく。 -
箕輪町の漆戸常会 ホームページ開設
箕輪町北小河内区の漆戸常会の住民有志が、地区の歴史やイベント予定などを掲載したホームページを開設した。
ホームページを開設したのは、地区に住む漆戸正治さん、漆戸稔さん、漆戸俊彦さん、林昌樹さんの4人。
4人は皆40代前半で年が近いことから、普段から集まる飲み仲間という。
ホームページ作りは、1年前、大文字や子安様など地区の伝統行事を広く町内外の人に知ってもらい、後世に伝えたいという願いが話題になったことがきっかけだった。
4人はそれぞれ、写真集めや地区の歴史や伝統行事などの聞き取り調査、ホームページ作成のための勉強など準備を進めてきた。
ホームページは今月完成し、地区で行った防災訓練の様子などの行事のほか、歴史や文化遺産など写真と共に掲載している。
また、地区の人たちにも活用してもらおうと、行事予定も加えた。
中心となり活動した漆戸正春さんは、「漆戸常会は軒数は少ないがまとまりがある。ホームページを作って、それがよく分かった。常会の人だけでなく、常会から出ていった人にも懐かしく見てほしい。イベント情報も活用してもらいたい」と話している。
また、常会長の坂井忠久さんは、「大きな輪が広がって盛り上がっていったらいいと思う」と期待している。
漆戸常会のホームページは、グーグルの検索サイトで「漆戸常会」をキーワードに探すことができる。
長野県によると、常会が開設した例は聞いたことが無く、全国的にもめずらしいという。 -
新型インフルエンザ発生に備え
伊那中病でマニュアル配布新型インフルエンザの発生に備えて、伊那市の伊那中央病院は、全職員に対応マニュアルを配布し体制を整えている。
マニュアルは、患者への対応などをチャートで記したもので、全職員に配布したほか、部署ごとでさらに具体的な対応を決めているという。
伊那中央病院では、感染を防止するため病院の外に発熱外来を設置しているほか、空気が部屋の外に漏れるのを防ぐ「陰圧(いんあつ)」の病床も4部屋用意している。
また入り口に看板を設置し、感染が疑わしい人は病院に入らず、まず伊那保健福祉事務所に相談するよう呼びかけている。
伊那中央病院の薮田清和事務部長は、「発生に備え、より現実に沿った対応ができる体制を整えている」と話していた。 -
キッドビクス教室開講
母親と子どもが音楽に合わせて体を動かすキッドビクスの教室が22日、南箕輪村公民館で開かれた。
1歳から3歳の子どもとその保護者が対象のベビークラスで、13組の親子が参加した。
教室を開いたのは、上伊那を中心に活動するダンスサークルK‐Kids。
昨年度までは村の公民館講座の一つだったが、今年度からはサークルとして教室を開いている。
講師は、サークル代表で日本キッドビクス協会公認のインストラクター春日絵理加さん。
春日さんは、「キッドビクスをすることで、子どもは母親と楽しく体を動かせ、成長にいい効果がある。母親は、育児などの疲れをリフレッシュできる効果がある」という。
この教室は、毎月第2、第4金曜日に南箕輪村公民館で開く。 -
伊那街道春の呑み歩き
千円で12の蔵元の酒が好きなだけ飲める伊那街道春の呑みあるきが22日、伊那市の通り町で行われた。
いなっせ北側広場とセントラルパークには、上下伊那にある12の蔵元が集結。午後3時半過ぎから続々と日本酒ファンが詰めかけた。
この伊那街道春の呑みあるきは、地元の酒販店などが毎年この時期に開催していて、去年は400人が参加。今年は500人を目指して開いた。
千円で道中手形を購入し、好きな蔵元で好きなだけ飲めるというシステムで、今年は新たにクイズ形式の利き酒コーナーも登場し、参加者を悩ませていた。
実行委員会では、「これからはお酒だけでなく、通り町の文化も地元の人たちに発信していきたい」と意気込んでいた。 -
高校新卒者就職内定率99・5%
伊那公共職業安定所は、平成21年3月末現在の高校新卒者の就職状況をまとめた。
まとめによると、伊那西高校、伊那養護学校高等部を含む上伊那10校の高校卒業者の就職内定率は99・5%となっている。
これは前年同月と比べ0・2ポイント下回っているものの、県平均の97・1%と比べると2・4ポイント上回っている。
3月末現在、管内の求人数586人に対し上伊那10校の求職者数は364人、求人倍率は1・61倍で、362人の就職が内定している。
これについて伊那公共職業安定所は、「学校が危機感をもって就職活動にあたったこと、また職安との情報交換など連携してきたことが、よい数字につながったのではないか」と話している。 -
伊那養護学校と西箕輪小学校の児童が交流
伊那市の県伊那養護学校と西箕輪小学校の交流会が21日あり、養護学校小学部の児童64人と、西箕輪小の全校児童369人が、ダンスを踊ったりゲームをして交流を深めた。
両校は歩いて移動できるほど近くに位置していることから、毎年春と秋の2回、交流をしている。
クラスごとの活動もあり、今年は西箕輪小の6クラスが交流を計画している。
交流を重ねる中で、児童らは互いを理解し合えるようになってきているという。
伊那養護学校の植木行雄校長は「西箕輪小学校に遊具を借りに来ることもあるし、各クラスでの交流も進んでいる。交流を大切にしてくれる気持ちがありがたい」と話していた。 -
香葉会書展 22日から
伊那市在住の書家池上信子さんが指導する香葉会の書展が22日から、伊那市のいなっせで始まる。
会場には額を中心に掛け軸、屏風など約50点の作品が並んでいる。
池上さんが指導する香葉会は、かな書道を中心に活動しており、書展の開催は9回目。
今回は会員の中でも実力のある38人が、作品を出展している。
会場には井月や芭蕉、古今和歌集などの句を題材とした作品が並んでおり、紙の色や質感、形を変えることで、動きのある作品に仕上げている。
また、障子を使ったユニークな作品もある。
池上さんは「かなの美しさや流れ、作品全体の景色を見てほしい」と話していた。
書展は24日まで。 -
牛のえさとして畑で稲を栽培
伊那市で県内初の取り組み畜産農家の生産コスト削減のため、牛のえさとして畑で稲を栽培する取り組みが県内で初めて伊那市で始まった。
飼料高騰が続く中、牛の飼料を地域で生産しようと、JA上伊那が試験的に始めた。
栄養価が高く、比較的簡単に栽培できる畑で育てる稲「陸稲」に目を付けた。
21日、JA上伊那や畜産農家が参加し、伊那市西箕輪羽広で、陸稲の種まきが行われた。
今回は減反のため作物が作られていなかった約10アールに、もち米の陸稲「トヨハタモチ」4キロをまいた。
地上の部分すべてが飼料となり、800キロほどの収穫を予定している。
収穫した稲は、ロールにつめて発酵させた後、牛の飼料とする。
JA上伊那では、今回の試験栽培で生育状況や収量を調べ改善策を検討し、2、3年後には一般畜産農家に普及させたい竏窒ニしている。 -
梅雨を前に天竜川危険個所パトロール
梅雨の出水期を前に21日、天竜川上流河川事務所や県、市町村担当者が、天竜川の危険個所パトロールを実施した。
これは、危険個所の様子を確認しておくことで、水害防止に役立てようと行っている。
そのうち南箕輪村では、県や南箕輪村の担当職員など約15人が集まり、川沿いを重点的にパトロールした。
天竜川上流河川事務所では、「水害を防ぐ上で監視が必要」として、北殿や神子柴など8カ所の区間を指定している。
これらの区間については、周辺住民への周知と大水が出た場合の監視体制の強化が重要だという。
また、平成18年7月豪雨災害の後から進められている激甚災害対策特別緊急事業の進捗状況についての説明もあった。
事業は順調に進んでいて平成22年度末には終了するという。
このパトロールは今後、飯田市など下伊那地域でも行われる。 -
学校花壇コンクールで長谷中の花壇が県中央審査で優秀賞を受賞
伊那市の長谷中学校は、学校花壇コンクールの県中央審査で優秀賞を受賞した。
中央審査は今月11日から13日に県内15校を対象に実施。
長谷中学校は地方審査で上伊那17校の中から中央審査に進む3校に選ばれていた。
長谷中学校の花壇は「やすらぎ」をテーマに、大きな鳥が花をくわえて飛び立とうとする姿を表現している。
審査では▽テーマに沿った花の配置がされていること▽造園委員を中心とした管理が行き届いていること竏窒ネどが評価され、最優秀賞、特別賞に続く優秀賞を受賞した。 -
上伊那医療生協SOSネットワーク
企業の雇用維持と自治体の住民支援を求める不況の影響で生活に困窮する在住ブラジル人などを支援する上伊那医療生協SOSネットワークは21日、記者会見を開き、企業の雇用維持と自治体による住民支援を求める声明を発表した。
SOSネットワークは、上伊那医療生協が今年1月下旬に立ち上げ、食料品などの支援物資の配給や相談に取り組んできた。
会見では、相談の中から「働きたくても仕事が全くない」、「医療費が払えないため病気になっても受診できない」など、生活に困窮している実態が報告された。
会見にはSOSネットワークメンバーのブラジル人も出席した。メンバーは、「仕事がなくて、アパートの家賃も払えない。買い物もできない。子どもも学校に行けない」と話していた。
SOSネットワークは、声明で▽企業は社会的な責任を果たすこと▽自治体は支援のためのPRと支援組織の運営に取り組むこと竏窒ネどを挙げている。
SOSネットワーク事務局長の水野耕介さんは、「困難な時こそ人の命が本当に大切にされる社会を目指していくべき」として、理解を求めた。 -
【カメラリポート】アツモリ草を園芸種へ
アツモリ草は蘭科の多年草。
北海道から本州に分布しているが、栽培目的に乱獲され、現在は絶滅の恐れのある植物として国の希少野生植物に指定されている。
寒冷地の植物のため温度の管理が難しく、栽培するのは簡単ではないが、“野生のラン”として山野草愛好家から人気がある。
このアツモリ草を種として保存していくため、また多くの人に楽しんでもらえるようにと、バイオテクノロジーを使って増やす活動が行われている。 -
【カメラリポート】「風狂のうたびと」発刊
幕末から明治時代にかけて、伊那谷を放浪しながら1600余りの俳句を残した漂泊の俳人井上井月。
その井月の俳句とエピソードをまとめた本「風狂のうたびと」が発刊された。 -
妊婦さんと産後の母親を対象とした安心教室
乳幼児のいる母親や妊婦を対象とした「ほやほやママの安心教室」が19日、伊那市の福祉まちづくりセンターであった。
妊婦や産後の母親の心のケアなどが目的で、26組の母親が参加し、マッサージによるスキンシップやベビービクスを体験した。
講師を務めた日本マタ二ティフィットネス協会のインストラクター根橋恵美さんは、人形を使いながら説明した。
ベビービクスは、母親が子どもをサポートしながら、赤ちゃん自身の自然な運動発達を促す。
母親らは、子どもと一緒になってベビービクスを楽しんでいた。
根橋さんは「家でも簡単に出来るので赤ちゃんのごきげんがいい時にやってほしい」と呼びかけていた。
また、妊婦を対象とした簡単なストレッチ運動なども行われた。
教室では、助産師による血圧チェックや子育て・母乳相談なども行われた。
同教室は次回、6月9日に開く。 -
地域いきいき実践塾が開講
長野県地域いきいき実践塾の開講式が20日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。
同講座は、社会活動に参加するきっかけにしてもらおうと50歳以上を対象に県が実施しているもので、開講式には50歳から84歳までの男女30人が参加した。
受講生代表の二階堂正智さんは「これからの人生を明るい街づくり、住みやすい街づくりのために役立てたい」とあいさつした。
いきいき実践塾は、地域指導者養成講座として平成元年にはじまり、これまでの卒業者は上伊那で597人、県全体で5878人となっている。
今後は年間で15回の講座を計画しており、地域活動に関するワークショップや福祉施設の入所者との交流などに取り組む。 -
リトミック教室が開講
箕輪町の子育て支援講座の一つ、リトミック教室が20日開講し、人気を集めている。
この日は、24組の親子が参加。
リトミック教室は入園前、1歳縲・歳の子どもとその保護を対象に実施しているもので、、全8回開講する。
参加者は講師の玉田恵美子さん動きに合わせ、体を動かしてた。
鈴やカスタネットを使い、音楽に合わせて体を動かしすリトミックは、子どものリズム感を育てるという。
町のリトミック教室はこれまで、公民館講座として開講してきたが、本年度からは子育て支援講座の一つとして開かれている。
毎年人気で、すでに前期教室は定員。10月から始まる後期講座は、わずかにあきがある。 -
信濃グランセローズの地域貢献マネージャー木田さん来伊
北信越BCリーグ「信濃グランセローズ」の前監督で、現在球団の地域貢献マネージャーを務める木田勇さんが20日、伊那市を訪れた。伊那商工会議所の向山公人会頭を訪問し、今月27日に伊那市で開かれる公式戦での必勝を誓った。
伊那県営球場での公式戦は、今月6日に予定されていたが、雨で27日に延期となった。
木田さんは「応援してくれる多くのファンや地元企業のおかげで野球ができることをありがたく思う」と感謝していた。
また、向山会頭は公式戦がある伊那県営球場について「ネットや電光掲示板の設置など、球場の改修を県に要望している」と話し、選手が良い環境で試合ができるよう努力していくことを約束した。
27日は午後1時プレイボール。対戦相手は新潟アルビレックスとなっている。 -
「い~な伊那プレミアム商品券」 30日発売
伊那商工会議所と伊那市商工会、JA上伊那の登録参加店519店舗で使える「い縲怩ネ伊那プレミアム商品券」が30日、販売開始となる。
10%のプレミアムがつくこの商品券は、千円券11枚つづり。1万1千円分の商品券を、1万円で購入できる。
発行総額は3億3千万円で、商品券を使える店舗は519店舗。内訳は伊那商工会議所加盟店が388店舗、伊那市商工会が96店舗、JA上伊那が35店舗となっている。
商品券が使える店舗は、新聞広告やチラシで周知するほか、各店舗にポスターを貼る。
また商品券購入者には使える店舗の一覧を渡す。
プレミアム商品券は1人上限20万円まで購入でき、有効期限は今年の10月31日まで。売り切れ次第販売終了となる。
販売場所は伊那商工会議所のほか、伊那市商工会本所、西春近支所、長谷支所、またJA上伊那本所、西箕輪支所、美篶手良支所、東部支所。
販売開始となる30、31日には、いなっせ屋外広場に特設会場を設ける。 -
パートナーシップ南みのわ総会
会長に纐纈泰治さん男女共同参画を推進する「パートナーシップ南みのわ」の総会が19日夜、南箕輪村民センターであり、任期満了に伴う役員の改選では、田畑の纐纈泰治さんが会長に選ばれた。
纐纈さんは「パートナーシップの活動が充実したものになるよう頑張っていきたい」とあいさつした。
議事では、前年度の活動や決算報告があったほか、新年度事業、予算案などが承認された。
総会の後には伊那市の西箕輪公民館の前館長でお笑い療法士2級の白鳥茂美さんが講演。
白鳥さんは最近の話題を歌にして会場を盛り上げた。
白鳥さんは「男だけの社会が競争を生んできた。情緒や愛のある女性の力が社会には必要」と話していた。 -
南部小の5年生が田植え
南箕輪村南部小学校の5年生が20日、学校近くの田んぼで田植えをした。
児童24人が、近所に住む農家池上智志さんに指導を受けながら田植えに挑戦。500平方メートルの田んぼにコシヒカリともち米のモチヒカリを半分ずつ植えた。
田植え体験は総合学習の一環で、普段食べている米がどのように作られるのか、また農家の苦労を児童らに知ってもらうことを目的としている。
児童らは、等間隔になるよう印に沿って4、5本ずつ苗を植えた。
担任の井口誠教諭は「体験を通して食べ物を食べられる喜びを感じてもらいたい」と話していた。
10月に収穫し、12月の収穫祭で米を味わう予定。 -
箕輪町経営研究会 総会
箕輪町経営研究会の総会が19日夜、伊那プリンスホテルであった。約50人が集まり、本年度事業などを承認した。
同会は、よりよい経営をしていくために、地域の経営者同士で勉強や情報交換をしていこうと結成された。
小河節郎会長は「厳しい状況はまだまだ続く。しっかり前を見据えてがんばっていこう」とあいさつした。
また、平澤豊満町長は「町を支える幅広い業種のみなさんに、横の連携を密にして不況を乗り切ってもらいたい」と話した。 -
伊那防犯協会連合会定期総会
伊那防犯協会連合会の定期総会が20日、伊那市役所であり、引き続き振り込め詐欺や車上狙いなどへの注意を促すため、適切な情報発信や啓発活動をしていくことを確認した。
総会では、防犯活動に貢献した個人や団体に表彰状が授与された。
受賞者を代表して伊那少年ボランティア協会の小坂勝信さんは「これからも真心で活動に励んでいきたい」と謝辞を述べた。
本年度は、振り込め詐欺や車上狙いなど街頭犯罪防止に向け、市町村と連携しながらHPや安心安全メールでの注意の呼びかけをさらに強化していく。
1月から4月末現在、 伊那警察署管内では、車上狙いが42件発生しており、去年同時期の2倍以上となっている。
伊那防犯協会連合会会長の小坂樫男市長は「安心安全な地域をつくるため、住民同士の連携による地道な努力を続けていきたい」と話した。 -
登内時計博物館のシャクヤク 見ごろ
伊那市西箕輪の登内時計博物館のシャクナゲが、見ごろを迎えている。
博物館には千本以上のシャクナゲが植えられており、博物館を囲むように白やピンクの花が一斉に咲いている。
花は今週末まで楽しめる。