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美篶子育て支援センターが開所
20年度で閉園となった美篶東部保育園に1日、「美篶子育て支援センター」が開所した。
約30組の親子がセンターを訪れ、広い遊び場でボール遊びなどを楽しんだ。
開所式では酒井茂副市長が、「ここは立地もよく、施設も充実しており、発達段階に応じた支援や保護者支援も行っていけると思う。子どもたちが育ち、地域が活性化することを願っている」とあいさつした。
ある母親は、「初めて来たが、遊ぶものも多いし広い。せっかくこういう場があるので活用したい」と話していた。
美篶子育て支援センターの開所時間は平日の午前9時半から午後4時まで。今後は、離乳食作り講座など母親を対象としたさまざまな講座も予定している。 -
教育目標の学校評価
市教育委員会が公表伊那市教育委員会は、重点施策に対する達成状況の点検、評価をまとめ公表した。
これは法律の改正に伴い今回初めて行われたもので、平成19年度の重点施策の達成状況を対象としている。
重点施策は学校教育の充実や生涯学習の振興、文化財の保存活用、スポーツ振興の4分野に分かれていて、内容別に52項目をAからDまでの4段階で自己評価している。
このうち学校教育の充実では、総合的な学習が、「各校特色を生かした取り組みが行われている」としてA評価となっている。
学力向上については、「学力検査などを基に授業改善に取り組み、学習習慣を身に付ける必要がある」としてB評価となっている。
市教育委員会では、これらの結果を検証し地域全体の教育の向上につなげたい竏窒ニしている。 -
伊那市地蜂愛好会総会
伊那市地蜂愛好会は29日、伊那市西箕輪の羽広荘で総会を開き、今シーズンの活動をスタートさせた。
伊那市地蜂愛好会は、蜂追い文化の伝承や、地蜂を守ることを目的に、平成9年に発足した。
会員は、伊那市を中心に県内各地から集まった約90人。
総会は、会員の交流や技術の向上を目的に毎年開かれていて、今年度の活動方針の決定や、昨年の蜂の巣コンテストで優勝した下諏訪町の藤森政美さんの講演会が開かれた。
藤森さんは「餌は最小限にし、蜂の持つ習性を生かすことや、巣の大きさに合わせて巣箱に新聞紙を入れ隙間を無くし、蜂が温度調節しやすい環境を作る」など飼育のポイントを話していた。
また総会終了後には、シダクロスズメバチの女王蜂が会員に配られた。
今年配られた女王蜂は、全部で約5千匹で例年の3分の1程度となっている。
小木曽大吉会長は、去年取った蜂の巣はどれも、巣の中で女王蜂が育つ巣段がほとんど取れず、女王蜂の取り込みが出来なかったため竏窒ニ話している。
伊那市地蜂愛好会では、今シーズン、蜂を追うすがれ追いの研修会や、秋には恒例の蜂の巣の重さを競うコンテストなどを開く計画。 -
ガリレオ天文クラブ観察学習会
上伊那の小中学生でつくるガリレオ天文クラブは29日夜、2回目の観察会を伊那市のますみヶ丘公民館で開いた。
約40人の親子が参加し、ガリレオが使った物と同じ仕組みの望遠鏡を作り、月や星の観察をした。
望遠鏡は、雑誌の付録でキットになっていて、完成すると長さ約60センチ、倍率は約20倍になる。
子どもたちは、説明書を見ながら時には保護者の手を借り、望遠鏡を組み立てていた。
望遠鏡が完成すると、子どもたちは外に出て星の観察をした。雲が出てきたため数分間だけだったが、観察を楽しんでいた。
この天文クラブは、ガリレオが望遠鏡で星の観察をしてから今年で400年目になることを記念し、2月に発足した。
クラブでは、12月までに16回の講座を開き、ガリレオの行った当時の方法で天体観察をする。
次回は、この日作った望遠鏡を使い、月と土星の観察をする予定。 -
ニホンジカわな捕獲 35頭
南信森林管理所が昨年度、南信地区の国有林で行ったニホンジカの罠による捕獲の結果がまとまった。捕獲できた頭数は全体で35頭と少ない結果となった。
ニホンジカによる食害が深刻化する中、南信森林管理署では平成19年度から、職員自ら罠を仕掛け、シカの捕獲に取り組んでいる。
昨年度は、5市町村9カ所に約120個の罠を設置したが、実際に捕獲できたのはわずか35頭、長谷の浦国有林など2カ所で罠を設置した伊那地区では、約30個の罠を設置したが3頭しか捕獲できなかった。
これは、捕獲を許されている捕獲許可頭数の10分の1にも至っていない。
この結果について南信森林管理署では、「今年は雪が少なく、ニホンジカが歩く道を発見しにくかったため、思うように捕獲頭数も伸びなかった」としている。 -
伊那市手良の火災で住宅と神社全焼
住宅から遺体2日午前10時頃、伊那市手良で住宅と隣の神社が全焼する火事があった。この火事で出火した住宅から遺体が発見された。
伊那警察署の発表によると、火事があったのは伊那市手良中坪の三澤好幸さんの住宅。火は約3時間後に消し止められたが、木造2階建て住宅が全焼した。
この火事で住宅から遺体が発見され、家の中にいたと見られる三澤さんが行方不明になっている。出火時外出していた母親の無事は確認されている。
また、火が東燐の八幡神社に燃え移り神社を全焼した。
神社の中にあった掛け軸などは住民らの手によって運び出されたが、ほとんどの物が損傷した。
伊那署では遺体を三澤さんとみて調べを進めている。 -
上伊那地方出身作家美術展
上伊那出身の作家の作品を一堂に集めた美術展が2日、伊那市坂下のはら美術で始まった。12日まで。
会場には、上伊那出身の画家や彫刻家の作品150点が並んでいる。
これまで、はら美術では伊那市出身の作家の作品を集めた美術展はあったが、上伊那全域の作品を集めたのは今回が初めて。
作品は、県内の四季折々の風景や花、人物を題材にしたもので、地元で活動している作家や、東京で日展の理事をしている作家などそれぞれの作品を見比べることができる。
中でも、上伊那に美術を広めたさきがけともいわれる、伊那市中央区出身でフランス在住の画家安川博さんの作品は、柔らかいタッチが特徴という。
会場1階には、池上秀畝など物故作家の掛け軸や彫刻なども展示している。 -
「伊那さくらマップ」完成
伊那市は桜の花見シーズンに合わせ市内の桜の名所をまとめた「伊那さくらマップ」を作った。
これまで、上伊那全域の桜の名所をまとめたマップはあったが、伊那市独自で作成したのは初めて。
マップはB4サイズ見開きで、これまで観光客にはあまり知られていなかった西町の長桂寺のしだれ桜や、樹齢200年の伯先桜など、市内の桜の名所や名木18カ所を掲載している。
また年間を通して伊那市を訪れてもらうため、桜以外の花の名所や高山植物の紹介もある。
伊那市ではマップを1万部作成し、高遠城址公園で観光客に配るという。 -
「はなまる地域探検隊」中高生が企画・運営へ
週末を利用して子どもたちがさまざまな体験活動をする伊那市の「はなまる地域探検隊」は今年度から、企画、運営を中高生が主体となって進めていくことになった。
2日、伊那市役所に探検隊隊長の伊藤元朗さんと高校生3人、中学生7人が集まり年間事業計画について話し合った。
集まった生徒らは、小学生の時から探検隊に参加したりボランティアとしてサポートしてきた。
「話し合いでは地域に貢献できる活動をしたい」といった声や、「環境問題について取り組みたい」いう意見が出ていた。
伊藤さんは、「子どもたち自身が考え行動することで、さらに成長していってもらいたい」と話していた。 -
南箕輪村消防団に女性幹部誕生
南箕輪村消防団の救護長に田畑の石川明美さんが任命され、県内でも珍しい女性の消防団幹部が誕生した。
1日夜、南箕輪村消防団の任命式が村民センターであった。
救護長に任命されたのは、田畑の会社員、石川明美さん。
石川さんは、20代前半に入団し、10年以上にわたり、積極的に消防団活動を行ってきた。
平成19年度には救護班長、20年度は副救護長を歴任し、今年度は幹部の救護長に任命された。
村消防団によると、子育てが一段落してから再度入団した女性が幹部になるケースはあるが、石川さんのように若いうちから活動を続け、幹部に任命されるケースは県内でも珍しいという。
石川さんがリーダーを務める救護班は、災害時などに救急処置ができるよう訓練を重ねると共に、AEDの使用法などの講習会を開く。 -
南箕輪村中部保育園 入園式
南箕輪村内5つの保育園で2日、入園式が行われ、173人の園児が入園した。
このうち南箕輪村中部保育園では、未満児を含む55人が入園した。
保護者とともに初めて来園した入園児は、肩に黄色いリボンをつけ、緊張した様子で入園式に臨んでいた。
高島みよし園長は、「保育園では友達や先生と楽しく遊びます。元気よく通ってきてください」とあいさつした。
このあと年長の園児らがリズムを披露し、新しい友達の入園を歓迎した。
式が終わり教室に戻った入園児の中には、保護者の顔が見えず、泣き出してしまう子もいた。
村内では、去年よりも36人多い173人が入園していて、全園児数は549人となっている。 -
交通安全活動推進委員委嘱
上伊那地域での交通安全教育やパトロールなどの啓発活動を行う委員の委嘱が3日、伊那警察署で行われた。
地域からの推薦などで選ばれた14人に、伊那署の依田公雄署長から委嘱状が手渡された。
地域交通安全活動推進委員は、道路交通法で定められ、県の公安委員会が依嘱する。
委員は、通学路での安全指導や飲酒運転パトロールなど、交通事故防止のため住民への啓発活動を行う。
依田署長は、「交通事故は年々減少傾向だがまだまだ多い。1人でも犠牲者が減るように活動に尽力していただきたい」とあいさつした。
また、会長に選ばれた伊那市の中村卓甫さんは、「地域の交通安全のために働き、安心できる地域づくりに協力したい」と決意を述べた。
委員の任期は2年。 -
高遠さくらだるま今日から販売
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは1日から、高遠桜だるまの販売を始めた。
ダルマは、高遠城址公園のさくら祭りの開催に合わせ、伊那市の新たな名物にしていこうと作られたもの。
ダルマには桜が描かれていて、高さ15センチのものが1500円、12センチのものが1200円で販売する。 -
障害者社会就労センター「さくらの家」竣工
施設の老朽化などに伴い改修された伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家の竣工式が30日、行われた。市の関係者らがテープカットをして完成を祝った
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高遠町の旧さくらの家の老朽化や長谷のひまわりの家が手狭だったことから2つの施設が移転統合した。
施設の名前は利用者のアンケートから、さくらの家に決まった。
建物は、県の補助金を受け長谷の旧美和診療所を利用し、去年11月から改修工事が進められてきた。
延床面積は328平方メートルで、作業室が3部屋あるほか、休憩室や相談・救護室などがあり、温かみのある施設に改修された。
式の中で、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は、「地域の人達に愛される施設に出来るよう努力していきたい」とあいさつした。
また小坂樫男伊那市長は、「経済状況は厳しいが運営面でも、市としてバックアップをしていきたい」と話していた。
新しいさくらの家の利用者の登録者数は28人で、受注企業は10社となる。
利用者は、自主製品をはじめ製品加工、清掃業務などを行っている。
さくらの家の開所式は4月1日に行われる。 -
KOA入社式
新年度がスタートした1日、企業や行政機関で入社式や辞令交付式が行われた。箕輪町に本社を置く電子部品メーカー・KOA、入社式が行われた。
今年は、去年より3人多い、38人が入社。
向山孝一社長は「世界同時大不況という嵐の真っ只中で、現在、KOAも困難に身を置いている。しかし、創業70年の歴史の中で、為替の大きな変動などを経験し乗り切ってきた。この苦しいときを家族のように一致団結して、強いKOAをつくっていこう」と挨拶した。
KOAは、抵抗器の製造・販売で国内の3分の1を占めているほか、国内外の関係会社で4000人近くを雇用している。
ここ5年から10年くらいの間に2割を自動車産業にシフトしてきたが、不況のあおりを受け、影響も出ている。
新入社員は「地域や環境を大切にする会社に入社できてよかった。どんなことにでも全力を尽くしたい」などと、一人ひとり自己紹介した。
入社した38人は今後、ビジネスマナーや会社の歴史などについて研修を受けるほか、2ヶ月の実習を経て、6月に正社員として登用される予定。 -
伊那市で新規採用職員辞令交付
新年度が始まった1日、伊那市では、新規職員辞令交付式があった。新しく入った職員一人一人に、小坂樫男市長から、辞令が手渡された。
小坂市長は「若い人の力に期待している。早く職場に慣れ初心忘るべからずという気持ちを持って職務にあたってもらいたい」と訓示。
また、保健福祉部社会福祉課に配属された有賀智美さんは「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行します。」と誓いの言葉を述べた。
今年度は男性7人、女性6人が採用となり、男性2人を含む5人が保育士、保健師が3人、一般職が5人となっている。 -
箕輪町でワークシェアリング始まる
労働時間の短縮により、より多くの人で仕事を分け合う「ワークシェアリング」を導入する箕輪町では、今年度20人の臨時職員を採用した。
今年度新たに臨時職員として採用されたのは、26歳から64歳までの、男性1人、女性19人の合わせて、20人。
町では、事務処理などの業務を臨時職員が担当することで、正規職員が本来するべき仕事を見直し、組織の体質強化や改善に繋げたいしている。
また、景気が悪化する状況で、ワークシェアにより、町民の雇用創出の機会に、繋げたいとしている。
臨時職員の人件費は、正規職員の残業代や特別職の報酬削減、国の補助などから創出する。
町では、ワークシェアにより、住民サービスが向上すれば、今後も積極的に進めていきたいとしている。 -
高遠城址公園で公園開き
伊那市高遠町の高遠城址公園で1日、公園開きが行われ、市や県などの関係者およそ100人が集まった。
市では当初、公園開きを今月4日に予定していたが、長野地方気象台の開花予想日が2日だったことから、予定を早め、この日公園開きを行うことにした。
小坂樫男伊那市長は「花見客向けの弁当の開発や、まつり期間中のおもちゃ博物館の開催など、経済効果を見込んだ新たな取り組みが始まっている。全国から多くの人が訪れることを期待している」とあいさつした。
また、伊那市の琴同好会の演奏もあり、公園開きに花を添えた。
公園開きではほかに、高遠町の保育園児らが桜雲橋をわたり、さくら祭りの始まりを祝った。
園内におよそ1500本あるタカトオコヒガンザクラは県の天然記念物に指定されている。
昭和58年、1983年に有料化となって以来、去年までに累計でおよそ705万人が訪れている。
公園を管理している伊那市では、桜の開花を4日ごろ、また見ごろは10日前後と予想している。 -
手良地区で松くい虫対策学習会
伊那市の手良公民館で3月31日夜、松くい虫対策学習会が開かれました。
学習会は手良地区で今年1月に松くい虫により枯れたと思われる松が見つかったことから、その対策について考えようと手良公民館が開いたもの。松が植えられている山の所有者や地域住民、約15人が出席し、県や市の松くい虫対策の担当職員から話を聞いた。
手良地区では現在、地区内5カ所で約10本の松が枯れており、松くい虫が原因ではないかと考えられている。
市では松くい虫が活発に活動を始める6月までには枯れた松を伐採するなどの対策をとっていく。
市担当職員は「枯れた松を見つけた場合はすぐに知らせてほしい。被害を早く見つけることで、拡大を防ぐことが大事」と話していました。
手良公民館では、館内に松くい虫に関する展示室を設けており、住民に正しい知識と関心を持ってもらいたいと話している。 -
すくすくはうす、デビューの日を設置
南箕輪村は、子育て支援施設の利用拡大を目指して、初参加者でも気軽に利用できるよう、「デビューデー」を毎月1日に設けた。
南箕輪村の子育て支援施設「すくすくはうす」は、誰でも無料で利用することができる。
利用したことのない人が初めて利用する時、溶け込みやすい環境を作ろう竏窒ニ、今年度から毎月1日をすくすくデビューデーとすることにした。
デビューデーには手遊びやわらべうた遊びなど、イベントを行って交流のきっかけを作る。
これまでの施設利用者は、1日平均10組から15組で、ほとんどがリピーターだという。
指導員を務める伊藤美代さんは「誰でも気軽に利用できる環境づくりをしていくので、多くの人に利用してもらいたい。」と話していた。 -
伊那市子育てガイド完成
伊那市の子育てガイドブックの今年度版がこのほど、完成した。
ガイドブックは、保育園に通う前の子供を持つ保護者のために制作したもの。子育てに必要な情報が34ページにわたり、掲載されており、出産一時金や児童手当の申請方法、相談窓口など、育児に必要な手続きが紹介されている。
また、子育て支援として、サークルや支援団体の一覧などもある。
伊那市ではこれを2,500部作成し、新生児のいる家庭に配布するほか、公共施設でも閲覧や持ち帰りができるようにする。 -
小黒川渓谷キャンプ場開場
伊那市内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が2日から始まった。
施設を管理する伊那市振興公社の職員などが、事務所前で今シーズンの安全を祈願した。
毎年1万人の利用がある小黒川渓谷キャンプ場には、宿泊施設としてキャビンが6棟あり、オートキャンプやテントでのキャンプも楽しめる。
また、5月のGW前には釣り堀の営業も始まる。
伊那市では、「大自然の中で、小鳥のさえずりを聞きながらキャンプを楽しんでほしい」と話していた。
小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業は11月末まで。 -
高遠で山林火災
31日午前9時50分ごろ、伊那市高遠町西高遠で山林を焼く火事があった。この火事によるけが人はいない。
伊那警察署の発表によると、火事は西高遠の猪鹿山で発生。500平方メートルほどを焼き、1時間20分後に消し止められた。
火災発生当時は、上伊那森林組合が間伐作業中だった。
伊那署で出火の原因などを調べている。 -
南信森林管理署の桜開花
伊那市内でも早咲きで知られる伊那市山寺の南信森林管理署のコヒガンザクラが31日、開花した。
この桜は昔から、「ここの桜が咲いてから一週間後に高遠の桜が咲く」とも言われているという。
森林管理署の職員によると、あと4日もすれば多くの蕾が開くということで、「長年親しまれた桜を今年も地域の人に楽しんでもらいたい」と話していた。 -
イーナちゃんマレットクラブ開幕
伊那市イーナちゃんマレットゴルフクラブの開幕試合が29日、伊那市の榛原河川敷マレットゴルフ場で行われた。
イーナチャンマレットゴルフクラブは、今年発足7年目で、会員132人が活動している。
開幕試合のこの日は、85人が大会に参加し、シーズンの幕開けを喜びながらプレーしていた。
大会は、36ホール、パー144のコースで行われ、メンバーらは久々にボールを打つ感触を楽しんでいた。
会長の平澤久さんは、「マレットにはマナーはつきもの。シーズンを通してマナーを守り、プレーを楽しみたい」と話していた。
大会の結果、男子は大沢昭人さんがスコア89で優勝、女子は鈴木よしゑさんがスコア92で優勝した。 -
JA上伊那入所式
行政機関などで年度納めがあった31日、JA上伊那では新規採用職員の入所式が一足早く行われた。
入所式は、伊那市のJA上伊那本所で行われ、新卒で採用された23人の職員が一人ずつ自己紹介した。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は、「夢・希望ロマンを求めて明るく元気良く、失敗を恐れず若い力を燃焼してほしい」と激励した。
また、入所する職員を代表して秋山将大さんは、「自分たちを支えてくれてきた地域のみなさんのため日々努力し思いやりをもち、持てる力を最大限に発揮したい」と誓いの言葉を述べた。
入所した23人は4月1日、辞令を受け社会人としての第一歩を踏み出す。 -
ごんべえ号運行終了
伊那と木曽を結ぶ連絡バス「ごんべえ号」の運行が年度末の31日で廃止となった。
観光や通院などの利用を見込んだが、利用者数は伸び悩んだ。
伊那バスターミナルでは廃止に伴い、ごんべえ号の時刻表が外された。
朝8時58分伊那バスターミナル発のバスには4人が乗車した。
ごんべえ号は、トンネル開通に伴い伊那・木曽地域を活性化させようと去年4月から試験的に運行が始まった。
伊那からは平日・休日ともに午前中に2本、午後に2本運行していた。
去年の7月にはダイヤを改正し利用者の増加を図ったが、低調な状況が続いた。
また、約3割の利用者は伊那中央病院やみはらしファームなどに行くための市内での利用だったという。
利用状況は、20日現在総利用者数が5950人で一日あたり16.9人だった。
最も多かったのが10月で719人。1日あたり23.2人の利用があった。
伊那市では、「アンケートでは利用したい声が多かったが、実際運行してみると利用が少なく残念な結果となった」と話している。 -
伊那市訪中団桜植樹
中国・北京市通州区と友好都市提携をしている伊那市の訪中団は26日、通州区で桜の植樹をした。
さくらの植樹は、友好都市締結15周年を記念して、通州区運河公園内にある桜花友誼園で行なわれた。
伊那市からの訪中団は、小坂樫男市長を団長に市民ら20人で、25日に日本を出発し27日に帰国した。
桜の植樹は、伊那市からの提案で、オオヤマザクラ系統の150本が植えられている桜花友誼園の開園式も併せて行われた。
訪中団と通州区の関係者は、桜を一緒に植えながら一層の交流を誓い合っていた。
王雲峰・通州区委員会書記は、「来年4月には伊那市を訪ね、満開の桜をみたい」と話していたという。 -
退職者辞令交付式
年度末の31日、伊那市と箕輪町で退職者辞令交付式があった。
伊那市では33人の職員が退職となり、小坂樫男伊那市長から感謝状や「生涯現役」と書かれた市長直筆の色紙などが贈られた。
式の中で小坂市長は、「人生に定年はありません。これからも伊那市のため、地域のために奉仕の精神をもって活躍してください」と述べ、職員らの労をねぎらった。
また退職者を代表して村田隆男さんが、「これまでの経験を生かし微力ながら市政に協力していきたい」と謝辞を述べた。
今年度退職した33人は全員が20年以上、最も長い人は43年間勤続していて定年退職が14人、早期退職者が19人となっている。 -
2月有効求人倍率0.4倍 過去最低に
2月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.4倍となり、記録が残っている昭和40年代以来、過去最低の数字となった。
上伊那の求人倍率は、1月に0.49倍となり、32年ぶりに0.5倍台を割った。
2月は、それを0.09ポイント下回り、過去最低の0.4倍となった。
県平均の0.59倍よりも低く、県内12の職業安定所のうち、上田の0.39倍についで2番目に低い数字となっている。
月間有効求職者数は、前の月より574人多い5037人、月間有効求人数は前の月より164人少ない2037人となっている。
伊那公共職業安定所には、去年の暮れから1日平均300人が求職相談に訪れているということで、窓口には、多くの人が列をつくり順番を待っている。
職安では、上伊那経済の主力となっている製造業を中心に雇用調整が進んでいること、去年の暮れに解雇された人がいまだに就職できていないことが、倍率低下の主な要因とみていて、大変に厳しい状況だ竏窒ニしている。