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井月全集改訂版出版
								漂泊の俳人井上井月の全集の増補改訂版4版が、発売された。20年ぶりの改訂で、限定500部となっている。
井月顕彰会の総会が22日、伊那市手良の事務所で開かれ、出版された増補改訂版が披露された。
今回出版されたのは、昭和5年に発刊された井月全集の4版。平成元年以来20年ぶりの増刷で、新たに発見・確認された39の句や、句碑の所在一覧などが追加されている。
値段は、20年前と変わらず5500円で、500部限定で販売される。
井月顕彰会では、「井月のこれまでの印象と異なる部分もわかる貴重な本」と話し、この機会に手に入れてほしい竏窒ニ呼びかけている。
また総会では、本年度の事業計画が示され、了承された。
顕彰会では、井月のドキュメンタリー映画の制作に取り組むほか、12月下旬に3日間にわたりシンポジウムを開催する予定。
映画について顕彰会では、協賛を呼びかけていきたい竏窒ニしている。 - 
            
				
				
馬頭琴体験教室
								モンゴルの民族楽器、馬頭琴の演奏体験をする催しが20日、伊那市のいなっせで開かれた。
体験教室を開いたのは、松本市で弦楽器の設計や製作などの会社を営む武田芳雄さん。
武田さんは、馬頭琴やオリジナルの竪琴の音色の美しさを知ってもらおうと、県内各地で体験教室を開いている。
この日は、伊那市内の小学生などが参加し、馬頭琴に触れていた。
市内から兄弟で参加した中村大和君は、「音を出すのは苦労したけど、色々な音が出せ楽しかった」。妹のさゆきさんは、「国語の教科書に出てきた楽器を実際に見ることや弾くことが出来て楽しかったです」と話していた。
武田さんは、馬頭琴や竪琴エンジェルスハープの魅力について、「ピアノとは違ったすっきりとしたハーモニーを奏でるので、多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。 - 
            
				
				
三峰川まつり マス釣り楽しむ
								三峰川で釣りをして楽しむイベント「三峰川まつり」が27日、伊那市高遠町の三峰川河川敷で行われた。親子約60人が訪れ、子どもたちが釣りを楽しんだ。
このまつりは、三峰川に清流を戻そうと活動している三峰川みらい会議が開いているもので、今年で5回目。
河原に石で囲って作った池に、体長25センチほどのマス300匹が放流された。
子どもたちは、池に釣り糸を垂らしてマス釣りに挑戦した。
マスは、なかなか思うように釣れず、子どもたちは竿を手にじっと水面を見つめていた。
マスが釣れると、親が手伝ってバケツなどに入れていた。
三峰川みらい会議では、「川に親しんで、河川敷で楽しく遊んでほしい」と話していた。 - 
            
				
				
通り町出前寄席
								上方落語を楽しむ通り町出前寄席が27日、いなっせで開かれ、約70人が生の落語を堪能した。
出前寄席は、通り町社会福祉協議会が開いたもので、昨年に続いて2回目。この日は2人の落語家が出演した。
桂九雀さんは、夜店で道具屋を初めて開いた男と客のやりとりを面白く描いた「道具屋」という噺をした。
また、笑福亭由瓶さんは、顔を洗うことを、手水を使うという大阪の言葉を知らなかった宿屋の主人たちの様子を描いた「手水廻し」という噺をした。
落語は全部で4席あり、会場の人たちは上方落語を存分に楽しんでいた。 - 
            
				
				
伊那商工会議所桜パンフ完成
								伊那商工会議所は、市内の桜や桜の名所を巡るウォーキングコースを紹介した桜パンフレットを制作した。
28日、商工会議所の酒井稔さんと、パンフレットの写真を撮影した伊那市の写真愛好家向山世男さんが出席し、伊那市の伊那商工会館で記者会見を開いた。
伊那商工会議所では、市内に点在する公園や、地元で大切に保護されてきた桜の木など魅力ある桜を多くの人に知ってもらおうとパンフレットを作った。
パンフレットでは桜の紹介のほか、観光客に滞在してもらい、歩きながら桜の名所を巡るウォーキングコースも紹介している。
パンフレットの写真は、一昨年、伊那商工会議所主催の桜を題材にした写真コンテストで最優秀賞を受賞した向山さんが撮影した。
向山さんは「残雪と桜の両方を楽しめるポイントは全国的にも珍しい。写真をみて多くの人が来てくれたら」と話していた。
伊那商工会議所では、「伊那市には多くの魅力ある桜があることを伝え、市街地の活性化にも繋げていきたい」としている。
このパンフレットは3万部刷られ、全国の旅行代理店などに置かれる予定。 - 
            
				
				
マツブサ収穫始まる
								箕輪町の特産品「まつぶさわいん」の原料となるマツブサの収穫作業が、町内各地で始まっている。
このうち、町内で最も栽培面積が広い長岡の山口勇夫さんの畑では、28日、山口さん夫妻のほか親類など合わせて5人が、収穫作業に汗を流していた。
山口さんは、15年ほど前からマツブサの栽培を手掛けていて、広さ400平方メートルの畑には、約80本のマツブサの木が植えられている。
マツブサの実はパチンコ玉程の大きさで、一房に20個程付いている。
山口さんによると「今年の出来は、夏雨が少なく、秋になり晴天の日が続いたことから、実が熟していて、例年以上に甘みがある」という。
農薬の使用は極力抑えるよう努力しているという山口さんの畑では、この日一日で約20ケース、300キロの実が収穫されたという。
マツブサは下伊那にある醸造会社に持ち込まれ、今年の12月に新酒が出来上がる予定。 - 
            
				
				
伊那市全国学力調査結果報告
4月に行った全国学力・学習状況調査の伊那市の結果がまとまった。小中学校とも、覚えた知識を問う問題では全国平均を上回り、知識を活用する問題では平均を下回った。
これは28日開かれた教育委員会の定例会で報告された。
それによると、覚えた知識を問う問題については、小中学校ともに全国平均よりやや優れていた。
しかし、知識を活用して問題の答えを出す応用問題では、小中学校ともやや劣る結果になった。
小学校では、国語の読み書きする力が全国平均を上回っていて、教育委員会では「朝読書などの取り組みの成果」と分析している。
中学校では、小学校と同じく書く力は平均を上回っていたが、問題を読む力が平均を下回った。
また、早寝早起きなどの基本的な生活習慣が身についている生徒や、家の人に学校の出来事を話す生徒の方が、正答率が高い傾向にあったという。
教育委員会では今後、必要な情報を整理する力などを養う取り組みを進めていきたい竏窒ニしている。 - 
            
				
				
パンフラワー展
								小麦粉の粘土「パン粘土」などでできた花、パンフラワーの展示会が、伊那市境の喫茶ギャラリー「カレッタ」で開かれている。
展示会を開いているのは、伊那市在住の佐藤峰子さん。
会場には佐藤さんが制作した約50点が展示されている。
佐藤さんは15年ほど前からパンフラワーを制作していて、現在は市内で教室も開いている。
佐藤さんのパンフラワーは実物よりも淡い色をしているのが特徴で、中でもバラをかたどった作品が多数並んでいる。
佐藤さんは、「色のグラデーション、花びらの柔らかさを見てほしい」と話していた。
パンフラワー展は10月10 日まで。 - 
            
				
				
豊島区が舞台の劇「池袋わが町」公演
								箕輪町と地域間交流をしている東京都豊島区が舞台の劇、「池袋わが町」の公演が26日、箕輪町の文化センターで行われた。
上演された「池袋わが町」は、戦後間もない東京都豊島区を舞台に繰り広げられる、笑いあり、涙ありの物語で、本当の幸せは平凡な人生の中に隠されているというメッセージが込められているストーリー。
この劇は、豊島区で開かれている演劇祭が昨年20年の節目を迎えたことを記念して制作された、ジェームス三木さん作・演出のオリジナル作品。
箕輪町と豊島区は、4年前に防災協定の締結や互いのイベントに参加するなど交流をしていて、市民レベルでの交流をより深めようと、劇の上演が行われた。
舞台では、プロの役者に交じり、公募で集まった町内の小学生から70代までの21人が演技を披露した。
会場には約500人が詰めかけ、人情あふれる話に笑い、涙しながら見入っていた。 - 
            
				
				
伊那東小で相撲大会
								好天に恵まれた25日、伊那東小学校で恒例の相撲大会があり、力の入った取組みが随所に見られた。
同校の相撲大会は昭和41年から40年以上続く伝統行事。当時はPTA作業で土俵も作られたという。
今は校庭に石灰で円をつくる簡単なものになっており、全校児童が参加している。
学年ごとに対戦の仕方を決めており、107人いる2年生は各クラスの男子女子の1位を決め、4クラス対抗のトーナメントで学年1位を決めた。
伊那東小では、最近ではあまりやらなくなった国技の相撲に取り組むことで、面白さ、力強さを体感してもらいたいとしている。
それぞれの土俵では、豆力士たちがプロ顔負けの名勝負を繰り広げ、クラスメイトからは必死の声援が送られていた。 - 
            
				
				
信州みのわ山野草クラブ秋展示
								山野草の愛好家でつくる信州みのわ山野草クラブの秋の作品展が26日、箕輪町の木下公民館で始まった。会場には秋の草花を中心に、会員21人の作品約200点が並んでいる。
今年は夏の長雨の影響で草花の生育が遅く展示会の開催が心配されたが、会員の丹精込めた手入れで会場では奇麗な花や紅葉などが楽しめる。
特にさまざまな種類の草花を一つの鉢に植える寄せ植えを中心に展示していて、石や瓦、木など、鉢にもこだわっている。
また今年は秋の雰囲気を楽しんでもらおうとスズムシの虫かごが置かれ、会場にスズムシの音色が響いている。
白鳥征男会長は、「展示に合わせて見ごろを迎えた草花が並んでいるので是非会場に足を運んでください」と来場を呼びかけていた。
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展は27日まで。時間は午前9時から午後4時まで。 - 
            
				
				
赤そば花まつり
								赤そばの里、箕輪町上古田の赤そば花まつりが26日、上古田公民館で始まった。会場は朝から多くの観光客で賑わい、次々にそばの注文が出ていた。
上古田では地域でとれたソバを多くの人に楽しんでもらおうと、毎年赤そば花まつりを開いている。
今年は夏の日照不足や長雨の影響で収穫したソバの量が例年に比べてかなり少なかったということだが、ソバを栽培する地区住民の協力により例年通り800食のそばを用意することができた。
昼近くになると会場は注文が間に合わないほどいっぱいになり、中には10分待ちの人もいた。
県内外から訪れた観光客らは打ちたてのそばの味を堪能していた。
そばは午後3時には完売となった。
大槻長実行委員長は「早い時期から地区全体で準備を進めてきた。多くの人で賑わって良かった」と話していた。
赤そば花まつりは26日まで。午前10時から午後3時まで。盛りそば1杯500円、田舎そば1杯600円で、1500円でそば打ち体験もできる。 - 
            
				
				
しゅんこう和紙ちぎり絵合同作品展
								伊那市御園の中村早恵子さんが主宰する、しゅんこう和紙ちぎり絵教室の合同作品展が26、伊那市のニシザワデパートで始まった。
会場には70人の作品、約170点が飾られている。
出品しているのは、シニア大学の卒業生でつくる教室「七絵会」と「二千絵会」、中村さんの自宅教室「御園教室」の3教室。
教材から作った作品のほか、風景などをもとに自分で創作した作品もある。
展示作品はすべて、今回が初披露のものだという。
合同作品展は27日まで。 - 
            
				
				
川シンポジウム「川を美しくする集い」
								地域の川について考える川シンポジウム「川を美しくする集い」が26日、伊那市のいなっせで開かれ、約200人が集まった。
これは地域住民が水質検査などをして地域の川について考える川シンポジウムの1年間の集大成として毎年開かれている。
水質検査に参加した小学生の体験発表では6人が作文を発表した。
富県小学校6年の中村歩夢くんは、「川には多くの魚がいることがわかったが、それ以上に川に捨てられているゴミが多いことを感じた。未来に魚が泳げるような川を残していくために何ができるか考えていきたい」と発表した。
また、タレントで農学博士のジョン・ギャスライトさんが「今、地球が主役」と題して講演した。
ギャスライトさんは長野県に住み、自然と関わる中で感じてきたことを話した。
ギャスライトさんは「地球は自然の貯金箱。昔の人たちが残してきた貯金を私たちが使いきってしまわないよう、実際自然と関わりながら何をすべきか考えなければならない」と呼びかけていた。 - 
            
				
				
旧制伊那中 昭和20年卒業生「四卒会」が同窓会
								旧制伊那中学校、現在の伊那北高校を昭和20年に卒業したメンバーの同窓会が25日、南箕輪村の大芝荘で開かれた。
同窓会の名前は「四卒会」という。全国各地から四卒会のメンバー22人が集まり、再会を祝った。
戦時中、旧制中学校は5年制だったが、昭和20年の卒業生のみ4年間で卒業を迎えたため四卒会と名付けられた。メンバーたちは現在、80歳か81歳になる。
当時は太平洋戦争末期で、2年生の時には伊那飛行場を整備するため動員され、3縲・年生の時は辰野のタービン工場へ勤労動員させられたという。
この学年は3クラスあったが、4年間で卒業した唯一の学年としてクラスの枠を越えて結束し、卒業後も毎年欠かさず同窓会を開き、64年目を迎えた。
同窓会では、一学年155人のうち既になくなった69名の冥福を祈って黙祷が行われた。
また自己紹介をして、当時の面影を確認しあっていた。
伊那で開かれる四卒会には初めて参加するという神奈川県在住の小池登さんは、メンバーらの寄せ書きの入った日章旗を持参していた。
小池さんは、この学年で戦地へ赴いた第一号だった。
メンバーも高齢になり、会の運営も難しくなってきているということだが、来年もまた四卒会を開くことを確認していた。
メンバーらは互いに酒を酌み交わし、当時に思いをはせていた。 - 
            
				
				
ケーブルカップ上伊那小学6年生サッカー大会
南箕輪FCジュニア優勝
								ケーブルカップ上伊那小学6年生サッカー大会が26日、伊那市で開かれ、南箕輪FCジュニアが優勝した。
秋晴れとなったこの日は、予選を勝ち上がった4チームが優勝を目指し熱戦を繰り広げた。
決勝戦は、青色のユニフォーム南箕輪FCジュニアと白のユニフォーム飯島FCの対戦となった。
0対0で迎えた後半開始早々、南箕輪FCジュニアの滝沢岬希君のゴールで1点を先制した。
追いかける飯島FCは、後半5分PKで同点とするが、南箕輪FCジュニアはその後この試合2点目となる滝沢君のゴールで再びリードを奪う。
さらに後半11分、鈴木寛隆君のシュートでもう1点を追加した南箕輪FCジュニアが3対1でこの大会初優勝を果たした。
大会の結果、2位は飯島FC、3位は東春近少年サッカークラブ、箕輪少年サッカークラブ。 - 
            
				
				
信大農学部AFC祭
								南箕輪村の信州大学農学部で、付属農場を開放する「第8回AFC祭」が23日開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。
AFC祭は、大学の地域貢献活動として行われていて、今年で8回目。
サホークと触れ合うコーナーでは、子どもたちがおっかなびっくり羊の毛をなでていた。
そして今回は、初めて毛刈りの実演が行われた。
竹田謙一准教授がフサフサのサホークを連れてくると人だかりができた。
本来は4月に刈るが、刈り遅れた羊がいたため、この日にあわせて公開された。
周囲を取り囲んだ家族連れたちは、バリカンで器用に刈り上げていく、めったに目にすることの出来ない毛刈りの実演を興味深そうに見つめていた。
約20分でサホークは一回り小さい体に。刈り取ったまさに100%ウールは、4キロにのぼった。
この羊毛は、子どものぬいぐるみにしたいという来場者にプレゼントされたという。 - 
            
				
				
大森英明さん富士山写真展
								富士山の写真を撮り続けて15年。
伊那市美篶のアマチュアカメラマン、大森英明さんの写真展が25日から伊那市立図書館ではじまった。
大森さんは、会社勤めの傍ら年に数十回、富士山の撮影ポイントに足を運んでいる。
展示されているのは、去年から今年にかけて撮影された近作22点。
富士の病というほどに、富士山の魅力に取り付かれた大森さん。車のナンバーも223、「ふじさん」だという。
写真展には、大森さんの富士山撮影の原点となった塩尻市の高ボッチ高原から撮影されたものや、冬の紅富士をとらえたものなど、様々な表情の富士山が並べられている。
大森英明さんの富士山の写真展、「夢幻の世界富士山」は、10月4日まで伊那市立図書館で開かれている。 - 
            
				
				
伊那市 災害時「業務継続計画」策定モデル団体に
								伊那市は本年度、災害時に必要な業務を継続するための計画「業務継続計画」を策定する国のモデル団体の一つに指定されている。伊那市を含め、全国で5つの自治体がモデル地区に指定されている。
この日は総務省の担当者による研修会が市役所で開かれ、職員など約40人が集まった。
業務継続計画は災害時に住民の安全確保や被災者支援を迅速に行うなど、重要な業務を中断しないで継続するためのもの。
市では、総務省が示したガイドラインに基づき現在計画策定を進めている。
研修会で担当者は、業務継続計画は一般企業などで普及してきている一方、地方自治体などでは普及が進んでいないことに触れ、「災害時でも役所が機能するよう、事前に対応を考えておくことが必要」と話した。
また、業務の継続には情報システム関連の機能を継続させることが不可欠となるため、「災害時にIT部門を機能させるための人員をどう確保するかなど、最低限のことは考えておいてほしい」と話した。
市では来年2月を目途に情報システムに関する業務継続計画を策定する予定。 - 
            
				
				
美篶地区戦没者慰霊祭
								太平洋戦争等で命を落とした人達の冥福を祈る、美篶地区戦没者慰霊祭が25日、美篶小学校グランド横にある石碑の前であった。
この日は、遺族などおよそ70人が出席し、美篶地区で犠牲になった244人の冥福を祈った。
終戦から今年で64年がたち、戦争の記憶が薄れる中、戦没者の冥福を祈り、戦争の悲惨さを後世に伝えていこうと美篶地区では、毎年この時期に慰霊祭を行っている。
慰霊祭が行われた場所には、昭和4年に石碑や、戦没者の位牌を納めている建物が建設された。
しかし、終戦後、戦前の思想を伝える物として、占領軍により取り壊わされたが、戦後7年たった昭和27年に再び、同じ場所に再建された。
伊那市遺族会の赤羽要会長は、「祖国の発展を信じ犠牲となった人の上に今の平和社会がある事を胸に刻み、決して忘れてはならない」と追悼の言葉を述べた。 - 
            
				
				
伊那西高校吹奏楽クラブ 定期演奏会
								伊那西高校吹奏楽クラブの定期演奏会が21日、伊那文化会館であった。
会場には保護者などおよそ180人が集まり生徒が奏でる音楽に聞き入っていた。
伊那西高校吹奏楽クラブの定期演奏会は毎年この時期に開かれていて今年で6回目。
今年は部員32人と例年より人数が少ないというが、ドラマの主題歌やアニメソングなど全17曲を披露した。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主題歌では映画を思い浮かべながら聴いてもらおうと生徒が変装して登場する場面もあった。
会場を訪れた人は「知っている曲がたくさんあり楽しんで聞くことができた」と演奏を楽しんでいた。 - 
            
				
				
旧上伊那図書館の名称「伊那市創造館」に決定
								伊那市が学習と交流の拠点施設として改築工事を進めている旧上伊那図書館の名称が「伊那市創造館」に決定した。
同施設の名称は7月に市民から公募し、約70件が寄せられた。
優秀賞は該当はなく、佳作に選ばれた「遥空間(はるくうかん)」、「あすなろ」、「夢つづり館」、「学びの森」を参考に教育委員会が共通するイメージとして「伊那市創造館」と決めた。
市民の学習、憩いの拠点施設として、創造を実践し、創造物を後世に伝える役割を持つという意味で、誰もが覚えやすく、イメージしやすい名称にした。
現在旧上伊那図書館は来年4月のオープンを目指して改修工事が行われており、館長は公募により10月末までには決定する予定。 - 
            
				
				
小坂市長、リニア新幹線の経済効果試算を県に求める考え
伊那市の小坂樫男市長は25日、リニア新幹線がもたらす経済効果について、改めて県に試算するよう求めていきたいとする考えを示した。
小坂市長は定例記者会見の中で「一番は経済効果。JRの試算はただの経費だけで経済効果については調査していない」と述べ、松本など中心地区の期成同盟会などとも連携し、ルート別、駅別の試算をするよう、県に働きかけていきたいとする考えを示した。
記者からの「伊那市独自での試算を行なう考えがあるか」との問いには、「自治体がバラバラに試算をしても根拠が不明確で確かなデータにはならない」として、市独自の試算は現時点では行なわない考えを示した。 - 
            
				
				
大芝イルミフェス準備始まる
								今年で4年目を迎える南箕輪村の大芝高原イルミネーションフェスティバルの準備が25日、始まった。
この日は南箕輪小学校の1年から6年までが制作した飾りを会場に運び込み、設置作業を実施。実行委員会や信州大学農学部の学生ボランティアが飾りつけや駐車場の案内看板を設置した。
今後は参加企業などが高原内に飾り付けをし、10月3日のオープンに間に合わせる。
今年は県の補助も受け、昨年の220基30万球を大幅に上回る330基50万球が飾られることになっており、過去最大の規模になる。
今年の大芝高原イルミネーションフェスティバルは10月3日から24日まで、午後5時30分から10時まで点灯が行なわれる。 - 
            
				
				
箕輪町人事異動 課長昇格3人
箕輪町は24日、10月1日付の人事異動を内示した。異動総数38人の小規模で、課長には3人が昇格する。
収納対策室長には会計課会計係長の唐澤秀明さん、保健福祉課長には保健福祉課福祉係長の浅野幸利さん、教育課長には産業振興課商工観光係長の小林利明さんが昇格する。 - 
            
				
				
秋の全国交通安全運動
指導所で安全運転呼びかけ
								秋の全国交通安全運動期間(21日から30日まで)中の24日、伊那市役所前に指導所が設けられ、ドライバーに安全運転の呼びかけが行われた。
伊那市交通安全協会や交通指導員らが、ドライバーに啓発用のウエットティッシュやガムなどを配って安全運転を呼びかけた。
伊那市のイメージキャラクター「イーナちゃん」も、安全運転を呼びかけるタスキをかけて参加した。
また、伊那警察署で職場体験をしている長谷中学校2年生の中島大希君も、一緒にチラシを配った。中島君は、「交通事故がなくなってほしい」と話していた。
伊那警察署によると、管内の今年の交通事故発生件数は23日現在で、前年の同時期に比べ8件減の324件、死者は2人減の1人、けが人は10人増の145人となっている。
伊那警察署では、これからの時期が交通事故の発生しやすい時期だとして、注意を呼びかけている。 - 
            
				
				
リニアBルート実現を要望
上伊那地区期成同盟会が知事に要望書
								リニア中央新幹線上伊那地区期成同盟会の正副会長ら8人が24日、県庁を訪れ、村井仁知事にBルート実現に向け県がリーダシップを発揮するよう要望した。
上伊那地区期成同盟会会長の小坂樫男伊那市が、村井知事に伊那谷を通るBルート実現を求める要望書が手渡した。
リニア中央新幹線は、JR東海が2025年に東京竏猪シ古屋間で開業を目指している。
県内を通るルートについては、県などが求めている伊那谷を通るBルートと、JRが想定するほぼ直線のCルートで意見が分かれている。
要望書には、県内の市町村や関係団体が同一歩調で推進活動をしていくことや、Bルート推進の根拠を明確にするためにも県が独自経済効果につて試算することなどを求めている。
小坂会長は、「JR東海のCルートありきの説明に押されっぱなし。県内がまとまり、地域振興の観点から反論する資料が必要」と知事に求めた。
これに対し村井知事は「長野県を通るなら地域振興を織り込むのは当然」としながらも、「経済効果については、JR東海もプロ。対等のデータが出せるか難しいのではないか」と答え、独自試算については行わない考えを示した。
また村井知事は、「ルート決定は沿線地域の理解を得られなければ決着しない」と慎重な姿勢を示していた。
小坂伊那市長は、市長会会長としての立場からも、村井知事に県にリーダシップを発揮するよう要望書を手渡した。 - 
            
				
				
箕輪町内一周駅伝大会
								今年50回の節目を迎えた箕輪町内一周駅伝大会が23日開かれ、木下Aチームが大会新記録で14連覇を達成した。
曇り空の涼しい陽気で風もなく絶好のコンディションに恵まれ、午前8時10分に八十二銀行箕輪支店を一斉にスタート。町中心部から東箕輪地区を北上し、西部地区を南下する12区間、26.9キロをタスキでつないだ。
今年は、町内の分館単位で編成された33チームと、地域間交流を続けている静岡県浜松市庄内地区の1チーム、50回を記念してオープン参加したみのわオールスターズチームの過去最多となる35チームが出場した。
それぞれが懸命の走りでタスキをつなぎ、50回の節目の大会を盛り上げた。
沿道には多くの住民が繰り出し、力走をみせる選手たちに大きな声援を送っていた。
優勝した木下Aチームは、序盤は沢Aと激しい首位争いを演じたが、6区でリード。最終的には2位の庄内チームに3分47秒差をつけて、1時間28分5秒の大会新記録で14連覇を達成した。
小学1年生から78歳までの町民43人でタスキをつないだ「みのわオールスターズ」のアンカーは、木下の竹内成一さん。第1回大会から審判を務め、選手の育成にも取り組んできた。 - 
            
				
				
萱野高原でマグロ解体ショー
								高原で海の幸を楽しんでもらおうと20日、箕輪町の萱野高原で、マグロの解体ショーが行われた。
マグロの解体ショーには、上伊那を中心に約50人が集まっていた。
この日解体されたのは、3日前に青森県大間沖で水揚げされた体長約1・5メートル、重さ50キロのキハダマグロ。
町内で飲食店を営む大槻重昌さんが、出刃包丁一本でマグロを切り分けていくと、集まった人達はその様子を興味深げに見ていた。
マグロの解体ショーは、信州かやの山荘を管理する親山海クラブが5年前から開いていて、秋の恒例行事となっている。
会では、「年々定着してきている。山と海の幸両方を楽しめるのが魅力」と話していた。
15分程でマグロは頭やカマ、身の部分に切り分けられ、市場の半値程の値段で売られていた。
集まった人たちは、高原からの景色を楽しみながら、マグロを味わっていた。 - 
            
				
				
上伊那地区高校演劇合同発表会
								上伊那地区の高校演劇部の合同発表会が21日、伊那市の県伊那文化会館で行われた。審査の結果、地区代表に辰野高校が選ばれた。
合同発表会には、上伊那5校の演劇部が参加し、舞台で日頃の練習の成果を発表した。
審査の結果、辰野高校演劇部が11月28日から飯田市で開かれる県大会に上伊那代表として出場することが決まった。
辰野高校が演じたのは「なないろコケッとティッシュ」。妹が死んでしまい、忘れられない自分と、忘れてしまう自分の両面を持つ主人公の心情を描いた作品。
生徒達は5月から練習をしてきたということで、舞台では熱の入った演技を披露していた。
辰野高校演劇部は去年県大会で優秀賞を受賞していて、顧問の中田昭彦教諭は「良い芝居ができた。県大会では上位を目指して頑張ってほしい」と話していた。