-
親子で飛行機作り
南箕輪村の公民館講座「いろいろものづくり体験講座」は13日開き、親子連れら約40人がはがきと割りばしで飛行機づくりに挑戦した。
村公民館では子どもたちにものづくりの楽しさを知ってもらおうと講座を開いていて、今回は父の日を前に親子で楽しめる飛行機づくりを計画した。
参加者は、元中学校教諭の原孝寿さんの指導を受けながら、使用済みはがきを羽の形に切り取り、軸となる割りばしに張り付けていた。
中には子どもよりも熱中して飛行機づくりをする父親の姿も見られた。
ある父親は、「完成した物を買ってくることが多いが、今日は久しぶりに親子でものづくりを楽しめた」と喜んでいた。 -
リニア中央新幹線 JR東海が上伊那地区で説明
首都圏と中京圏を結ぶリニア中央新幹線の2025年開業を目指すJR東海は13日、上伊地区建設促進期成同盟会の関係者らを対象に伊那市役所で説明会を開いた。
説明会には、上伊那8市町村の市町村長や議会議員、商工団体の関係者ら約180人が出席した。
JR東海は先月、松本市で県内5地区の期成同盟会に対して初の説明会を開催。席上、各同盟会から地元での説明会開催の要望を受け、上伊那や諏訪など県内4会場で説明会を計画した。
上伊那地区期成同盟会会長の小坂樫男市長は、「リニアは地域振興を含めた国の一大プロジェクト。単に首都圏や中京圏を結べばいいものではない」と話し、「長野県は、伊那谷を通るBルートで一本化されている。今日はいい機会なので、Bルート実現に向け強くお願いしたい」とあいさつした。
JR東海の関戸淳二担当課長は、「リニアの技術的な面などに理解を深めて頂き、早期実現を目指し、支援と協力をお願いしたい」とあいさつした。
会は冒頭を除き非公開で行われた。出席者によると、JRの担当者が開発の経緯や山梨県の実験線の施設概要など基本的な事柄について説明。質疑では、出席者から伊那谷を通るBルートでの建設を求める声が相次いで出ていたという。 -
伊那市が国保税減免要綱制定へ
伊那市は、長引く不況のため所得が激減した国民健康保険加入者に対して、税を減額する減免要綱を制する。
11日の市議会一般質問で小坂市長が明らかにした。
減免の対象となるのは、年間所得が500万円以下の国保加入者で、今回の不況により離職をよぎなくされるなどの理由で平成20年中の所得に対して現在の所得が5割以上減少している市民。
これまでにも条例はあったが、より具体的な救済措置として要綱を制定する。
要綱は15日に告示予定で、今年の納付から適用する。 -
伊那愛樹会のさつき盆栽展はじまる
箕輪町や伊那市の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会によるさつき盆栽展は14日まで、伊那市駅前ビルいなっせで開かれている。
会場にはメンバーが手塩にかけて育てた色鮮やかなサツキの鉢植え40点を展示している。
中には樹齢100年近いものもあり、会場を訪れた人たちからはため息が漏れていた。 -
箕輪中学生が保育実習
箕輪町の箕輪中学校の生徒は10日、松島保育園で保育実習をした。
保育実習は、小さい子どもとの接し方や子育ての大変さを理解してもらおうと、家庭科の授業の一環で毎年行っている。
箕輪中の3年生30人が保育園を訪れ、子ども達と一緒に遊んだ。
年長児を担当した生徒達は、園の畑で落花生の苗植えやラディッシュの収穫を手伝った。
また年中、年少を担当した生徒達は、庭で園児と一緒に遊具などで遊んだ。
松島保育園の保育士は、「一緒に遊ぶ中で子ども目線での接し方を学んでもらいたい」と話していた。 -
企業のためのアイデア講座
箕輪町商工会は10日夜、新しい企業展開に役立ててもらおうと、企業のためのアイデア講座を町地域交流センターで開いた。経営者や従業員など40人が参加した。
長野市で国際特許・商標事務所をひらいている弁理士の綿貫隆夫さんが、「ひらめき人間になろう」と題して話した。
綿貫さんは、「真の創造性は、既存の要素の新しい組み合わせ」と説明し、「人間としていい生き方をしている精神状態だと、いいアイデアが出る。ひらめきには集中とリラックスというメリハリが大事」と話していた。
このアイデア講座は3回シリーズで8月まで開く。 -
南原保育園建て替え工事起工式
老朽化に伴い建て替えられる南箕輪村の南原保育園で11日、起工式が行われた。村長をはじめ地元関係者、業者などが出席し、神事を行って工事期間中の安全を祈願した。
新しく建設する園舎は、木造平屋建てで、大芝高原の間伐材などを利用する。
自然エネルギーを活用するため、村内の公共施設では初めて太陽光発電システムを取り入れるほか、ペレットボイラーによる床暖房設備も整える。
現在の駐車場部分も利用し、建築面積は約1200平方メートル、総事業費は約3億300万円。
唐木一直南箕輪村長は、「現在地での建て替えなので、工事の安全には万全を期していきたい」とあいさつした。
新園舎は、来年3月1日の竣工を目指す。 -
小坂樫男市長は地裁伊那支部の移転建て替え「非常にハードルが高い」
県弁護士会などが別の場所への建て替えを要求している伊那市西町の長野地裁伊那支部について、伊那市の小坂樫男市長は、「非常にハードルが高い」と述べ、移転建て替えが困難だとする見解を示した。
12日の伊那市議会6月定例会の一般質問で議員の質問に答えた。
東京高裁は本年度、老朽化した地裁伊那支部の建物建て替えを計画しており、建設場所は現在の場所を想定している。
しかし、現在の場所は駐車場や前の道が狭いことから、県弁護士会などが移転建て替えを要求している。
小坂市長は、「裁判所の要請を受け、市も用地交渉をしたが、実現しなかった」と話した。
また、敷地面積が2500平方メートル以上であること、駅から近いことなどが条件となっていることを説明し、「非常にハードルが高い。移転する場合、6月中に場所を決めなければ、新年度の予算で予算化できないとしている。現地建て替えは、すでに国の予算がついているので、現地での改修で話が進むと思う」と述べた。 -
南箕輪村の辻井宅で13日からオープンガーデン
見ごろを迎えた南箕輪村南原のVidaFeliz(ビダフェリース)一級建築事務所周辺のイングリッシュガーデンが13、14日、公開される。
同ガーデンとその周辺には、バラやリナリア、セラスチウムや宿根草など120種類約150本の花が咲き誇っている。
一株のバラ「アンジェラ」が木の骨組を伝ってできた休憩所は、葉や茎が日陰をつくり、咲き始めた花の香りに包まれるガーデンンの中でも人気の場所。
庭づくりは、一級建築士の辻井俊恵さんが始めたもので、中学生のころに訪れたヨーロッパで見た「家族で同じ時間を過ごせる庭」にあこがれ、15年前から取り組んでいる。
年々アーチの数が増えるなどスケールアップしており、今年の4月には150坪拡張。現在整備が進められている。
2005年からは、一般に庭を公開するオープンガーデンを開始。昨年は千人が訪れた。
辻井さんは、「今年は花の咲く時期がずれ、平年は散ってしまう早咲きのバラも見ることができ、いつもと違う庭の表情が楽しめる」と話していた。
オープンガーデンは13、14日の午前10時から午後4時半まで。
問い合わせ
VidaFeliz(ビダフェリース)一級建築事務所
電話0265-73-6417 -
伊那図書館で写真展「なんじゃもんじゃ」始まる
これはなんじゃ竏窒ニいう個性あふれる面白い写真が並ぶ写真展「なんじゃもんじゃ」が21日まで、伊那市の伊那図書館で開かれている。
会場には、黄金色に輝く田んぼやカマキリの誕生の瞬間、捨てられたぬいぐるみなどを撮影した写真など、さまざまなメッセージが込められた作品が並んでいる。
作品展には、市内のカメラ店に集う写真愛好者64人が1人1作品出品しており、作者の個性があふれている。
写真展のタイトルにもなっている「なんじゃもんじゃ」とは、「ヒトツバタゴ」の別名。
ナンジャモンジャの木にちなんでおり、今年で8回目となる。
訪れた人たちは、「これはなんじゃ」と驚きながら写真に見入っていた。 -
南小ドラゴンズが県大会出場報告
南箕輪小学校の児童でつくる野球チーム南小ドラゴンズが、5月に開かれた軟式野球の南信大会=飯田市=を勝ち抜き、10年ぶりに県大会に出場する。小林祐司監督とキャプテンの根津晃太くんが9日夜、村役場を訪れ、唐木一直村長に結果を報告した。
南小ドラゴンズは5月初めに開かれた上伊那予選で優勝し、南信大会に駒を進めた。
南信大会では諏訪市と岡谷市のチームをそれぞれ1点差で破り、10年ぶりの県大会出場を決めた。
小林監督は「チーム一丸となってここまで勝ってこれた。目標の長野県一に向け、団結を深めて頑張りたい」と語った。
南小ドラゴンズは20日から松本市で開かれる県大会に出場し、優勝を目指す。 -
街なかめぐり観光プロジェクトが上伊那8市町村でスタート
駅を中心に徒歩やバスを組み合わせ、気軽に街なかをめぐる観光コースの作成が上伊那8市町村で始まる。それに先立ち、街なかめぐり観光プロジェクトが12日、伊那市の県伊那合同庁舎で開かれ、8月をめどにコースを決定することが決まった。
上伊那地方事務所の上原卓商工観光課長は、「上伊那地域は県内でも観光の弱い地域。地域と一緒になってコースを作成することで、地域資源の再認識にもつながる」とあいさつした。
JR飯田線の駅を起点、終点とし、徒歩や路線バスを組み合わせた日帰りコースで食堂や土産品店も掲載する。
7月15日の分科会で案を発表し、その後、実際にコースを巡るなどして検証。8月に最終版を決定する。
ホームページやパンフレットに掲載するほか、チラシを作成し、拠点となる駅にも置く予定。
商工観光課では、「市町村ごとのコースを上伊那で1本化して発信することで魅力が高まると思う」と話している。 -
信大生が環境活動発表
豊かな環境づくり上伊那地域会議の総会が11日、伊那合同庁舎であり、信州大学農学部の学生が環境活動の事例発表をした。
同会議は、環境保全活動の情報交換やイベント開催を目的に活動している。
この日は、ごみ拾いや地域交流の活動をしている信大農学部のサークルが事例発表した。
メンバーは、月2回定期的にごみ拾いをしているほか、南箕輪村の祭りなどに積極的に参加している。
学生らは、「何事も楽しんでやっています」と発表した。
会場からは、「地元出身でない人がほとんどの中、地域に貢献しているのはすばらしい」「ごみが多く捨てられている場所に花を植えるといった活動を展開してみてはどうか」「環境活動は義務的になりやすいが、楽しんでやっている姿勢を参考にしたい」といった意見が出された。 -
南箕輪村が本年度、地区ごとに健康部を設置
南箕輪村が本年度から各地区に設置した健康部の初会合が10日、村役場で開かれた。地区の正副部長など約40人が集まり、今後の活動の確認をした。
村では本年度、地区住民の生活習慣病や介護予防への意識向上、特定検診、がん検診の受診率向上を目的に地区ごとに健康部を設置している。
これまでは健康推進員が健康増進を進めてきたが、地域とのつながりが薄く、少人数で活動範囲が限られるなどの課題があった。
健康部の主な活動は、受診の呼びかけや検診への協力、研修会の開催竏窒ネど。将来的には地区のウォーキングマップづくりも実施する考え。
本年度は健康について考えるヘルスサポーター講座や健康講演会などを計画している。 -
伊那市が長谷浦に携帯電話の電波塔設置
本年度伊那市は、長谷の浦地区に携帯電話の電波塔を設置する。11日開いた伊那市議会一般質問の答弁で、小坂樫男市長が明らかにした。
現在伊那市内には、携帯電話の電波が届かない地区が5箇所ある。
その一つが浦地区で、市では国の補助を利用して電波塔を設置する方針。
小坂樫男市長は、「浦は人口が少ないが、鉄塔を建てると南アルプスの遭難者救出にも有効ではないかと考えている」と話した。 -
高遠小児童が福祉体験
伊那市の高遠小学校の児童は9日、障害者や高齢者の擬似体験をした。
高遠小学校では疑似体験を通じ高齢者や障害者の不自由さを実感することで、社会福祉への理解と関心を高めようと体験会を開いている。
3年生から6年生までの児童が、アイマスクをして視覚障害者の体験をしたり、学校の周辺で車椅子に乗るなどした。
高齢者体験では、専用の器具を着用して、日常の動作を行い、筋力の衰えや視力の低下した状態を実際に体験した。
子ども達は、実際に歩いてみたり、紙に書いてある文字を読んだりしていた。
高遠小では、「思いやりの心をもって接することを体験を通して感じてほしい」と話していた。 -
信大生がミツバチの管理学ぶ
信州大学農学部の食料生産科学科動物コースの学生約30人が11日、伊那市の養蜂家小松実治さんからミツバチの管理について学び、蜂蜜しぼりなどを体験した。
この実習は、20年以上前から行われている。
農場には、小松さんが貸し出している西洋ミツバチの巣箱が3箱あり、小松さんが巣箱から枠を取り出して学生に見せていた。
その後、蜂蜜の採取を体験した。
巣箱から取り出した枠を遠心分離機の中に入れ、蜂蜜をしぼった。学生は、しぼりたての蜂蜜をパンにつけて味見した。
小松さんは、「ミツバチは小さいけれど、人間の生活にものすごく貢献していることを知ってほしい」と話していた。
学生の一人は、「蜂蜜採取など貴重な体験ができてよかった。蜂蜜は濃度が濃くて、とてもおいしかった」と話していた。 -
伊那市議会一問一答方式へ
伊那市議会の一般質問が11日始まり、今議会から一問一答方式が取り入れられた。
一問一答は、議員の一つの質問に対して、そのつど理事者が答えていく方式。
議場は、議員と理事者が向き合う形に配置換えされた。
議会活性化委員会や議会運営協議会などで1年間検討を進め、今議会から実現した。
これまで、質問は5回までと決められていたが、今後は、議員一人の発言時間30分の中で何度も質問することができる。
一般質問初日の感触として中村威夫議長は、「細部にわたり答弁できるので、議会の果す役割が高まったのではないか」と話し、当初の目的は果せたとしている。
また小坂樫男市長は、「思ったより時間がかかる」としながらも「市民に対してわかりやすくなったのではないか」と話していた。
一部の理事者からは、「新しい方式になり、質問する側も更に工夫が必要になるのではないか」との意見もあった。
傍聴に訪れた女性は、「無駄がなくなり、わかりやすくなった」と話していた。
伊那市議会6月定例会の一般質問は、12、15日も行われる。 -
南アルプスむらに新パン登場
伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら」のパンやに新しいパンが登場する。
新商品は、伊那地域で採れたアマランサスや黒米など15種類の雑穀を使ったパン3種類。オーソドックスな食パン、長谷の戸台地区で採掘されるアンモナイトをかたどった「アンモナイト」、あんこやブルーベリーやチーズクリームなどが入った菓子パンは「あんもないと」名づけられている。
これらのパンは、4月にパンやに導入された石窯で焼き上げ、外はパリパリ、中はしっとりなのが特徴だという。
パンやを経営する伊那市観光の春日庄一事務局長は「地域の雑穀を使うことで、地域振興につなげていきたい」と話していた。
これら3種類のパンは、金曜日限定で発売される予定で、12日から店頭に並ぶ。 -
さくら祭り号 来年から平日も
高遠城址公園の桜の見ごろの時期に花見客を運ぶ電車とバス「高遠さくらまつり号」について伊那市は、専用路線の確保と平日運行の実施を検討している。
さくらまつり号は、一昨年から運行していて、松本駅を出発する臨時電車が伊那北駅まで直行する。
伊那北駅から臨時バスが運行しているため、高遠城址公園までの移動時間が短縮できることをメリットとしてきた。
しかし、今年のさくらまつり号の利用者は330人で、前年の690人の半分以下に留まった。
これは、ETCシステムの導入車両に対する高速料金の値下げの影響と見られ、自家用車での来園者増加のため、城址公園に向かう道は大渋滞となった。
さくらまつり号も、伊那北駅から城址公園まで2時間以上かかったという。
そのため伊那市では来年度、こうした臨時バスの専用路線を確保したいと考えている。
また、これまでさくらまつり号は、城址公園の桜が一番見ごろとなる4月の土日曜日4日間のみ運行してきたが、平日に運行することも検討している。
混雑の緩和と、より多くの観光客を誘客することを目的としている。
11日の伊那市議会一般質問で白鳥孝副市長は、「平日の電車を組むことを前向きに検討することになった。桜以外の何かと組み合わせることで、平日運行も十分可能かと思う」と話した。 -
高山植物等保護対策協南信総会
南アルプスなど南信地域で、高山植物の踏み荒らしなどの取り締まり件数が増加していることが分かった。11日開いた高山植物等保護対策協議会南信地区協議会で報告された。
データは会員である市町村からの報告をまとめたもので、昨年度の南アルプスや中央アルプスなどでの植物の踏み荒らしや摘み取りなどの保護取り締まり件数は、前年度より32件多い1050件だった。
その中でも踏み荒らしは83件増の682件で、食事などの休憩や、写真撮影のために立てた三脚などが原因となっている。
また、同じく増えている摘み取りについては、登山初心者が目立ち、なぜ悪いかが分かっておらず注意しても理解してもらえないという。
このような結果を受け南信森林管理署では本年度、森林保護や啓発活動を行うグリーンサポートスタッフを2人から4人に増員する。
協議会でも、会員である市町村や山岳会などから被害情報を提供してもらい、昨年度同様にパトロールや啓発活動を行っていきたい竏窒ニしている。 -
箕輪町保育課題検討委員会 答申
箕輪町の保育園の運営形態や施設整備などについて検討してきた委員会は11日、「民間の保育園等の誘致や、保育園数の削減などの検討が必要」と、平澤豊満町長に答申した。
箕輪町保育課題検討員会の松下勲委員長が、検討結果を平澤町長に答申した。
委員会は、昨年9月に箕輪町から諮問を受け、10回にわたり町の保育サービスについて検討を進めてきた。
答申ではまず、運営形態については保護者の多様化するニーズに応え、サービスを向上させるために、民間の保育園や幼稚園等の誘致が必要としている。
また施設整備については、老朽化に伴う園舎の建て替えに合わせ、統廃合も検討することが必要としている。
このうち町内の2つの園については、統合も視野に入れた計画的な検討が必要としている。
松下委員長は、「子どもたちが、これからの社会の中で柔軟な変化に対応できる資質を身につけられるよう保育サービスの充実を図ってほしい」と要望した。
平澤町長は「答申の趣旨に従い、具体的な検討を進めていきたい」と述べた。 -
伊那まつり協賛イベント「あさみちゆきコンサート」をPR
今年の伊那まつり協賛イベント「あさみちゆきコンサート」が8月1日、行われる。チケットの発売を前に伊那市では、実行委員会がポスターを準備し、いなっせ内に貼り出した。
あさみちゆきさんは、東京都吉祥寺の“井の頭公園の歌姫”の異名を持ち、伊那市の熱狂的ファンが3年前、伊那まつりに招待した。
コンサートは今年で3年目。昨年もいなっせホールは満員となった。
チケット販売は6月20日からで、6月中は生涯学習センター事務室のみでの取り扱いになる。
価格は2千円で全席指定。300枚の販売となっている。
実行委員会では「早いもの順で席がうまっていくので、良い席を希望する人は早めに購入してほしい」と呼びかけている。
コンサートは8月1日午後2時から。 -
伊那まつりポスター原画決まる
伊那まつりのポスターに使われる原画選考会が10日、伊那市役所で行われ、伊那東部中学校の伊藤佳奈美さんの作品が選ばれた。
ポスターの原画は市内6つの中学校の2年生を対象に募集し221点が集まった。
原画に選ばれた伊藤さんの作品は、全体の配置がよくシンプルなデザインが評価された。
伊那まつりのポスターは800枚作り、市内外の公共施設などに張るという。 -
関東甲信地方が梅雨入り
気象庁は10日、長野県など関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
長野県の梅雨入りは、平年より2日遅く、去年より12日遅くなっている。
10日の伊那地域はくもりで、夕方ころ雨がぱらつく1日となった。 -
ネギの先にネギ?
変わったネギが生えている竏秩B
南箕輪村北殿の有賀今朝雄さんの畑で、ネギの先から新しいネギの芽が出ている。
有賀さんは、この畑で10年ほど前から自家栽培でネギを育てているが、こんなネギは初めて見たという。
信州大学農学部生物生産部の春日重光教授によると、「穂発芽」と呼ばれ、花の中で種子が育ったもので、雨が続き気温などの条件がそろうと起きるという。
花が咲くとネギが固くなることから花を取ってしまうことが多く、最近では見かけることが少なくなったという。 -
アマランサス種まき
伊那地域アマランサス研究会は7日、伊那市荒井の畑でアマランサスの種まきをした。
種をまいたのは、研究会会長の登内英雄さんが所有する畑30アールで、この畑では今年から新たにアマランサスを栽培する。
会員が大根などの種まき用の機械を使い、食用と花が房になる鑑賞用の2種類をまいた。
畑の土には、おからを混ぜていてアマランサスが大きく育つ可能性があり、会員たちは、「ここは1年中風が強いので、長い茎が折れないように暴風ネットの設置も検討したい」と話していた。
花の見頃は8月のお盆過ぎ、収穫は10月中旬。
収穫したアマランサスは、市内の小学校などの給食のほか、加工商品に使う。 -
脳いきいき教室と園児が交流
伊那市の富県保育園の園児20人が8日、高齢者の健康づくりを目的とする「脳いきいき教室」に参加する地元のお年寄りと一緒に手遊びなどを楽しんだ。
子どもたちに地域の人と関わりあいながら成長してもらおうと、今年初めて行った。
今回は、昔ながらの手遊びに挑戦した。もちつきなどの動きを表した手遊びを、子どもだけでなくお年寄りも一緒になって楽しんでいた。
あるお年寄りは「小さい子どもと接するのは、普段の教室と違って楽しい」と話していた。
本年度は全4回の交流を計画している。 -
フェンシングアジア選手権
箕輪中3年平松竜成君出場箕輪町の箕輪中学校3年の平松竜成君が、今年7月にシンガポールで開かれるフェシングのアジアジュニア・カデ選手権大会に出場する。
平松君は8日、父親と共に箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場あいさつをした。
平松君が出場するのは、14歳から17歳対象の部門で、種目はサーブル。サーブルは上半身に剣が触れると得点になる。
今年1月のジュニア・カデ選手権大会で5位に入賞し、アジア選手権への初出場を決めた。
アジア選手権は、アジア各国から例年延べ500人ほどが出場する大会という。
平松君は、「海外の選手と戦うのは初めて。海外選手の技、スタイルを見て自分に取り入れ、進歩して帰ってきたい」と話していた。
平松君は現在、土曜日と日曜日に中京大学に行き、大学生と一緒に練習して技を磨いているという。
平澤町長は、「自信につながると思うので是非がんばって」と激励していた。 -
伊那市で初めてのフットサルリーグ戦が開幕
伊那市で初となるフットサルリーグの開幕式が9日夜、伊那市民体育館であり、8チーム約60人が集まった。
伊那フットサルリーグは、市内でフットサルを楽しめる場をつくろうと今年度発足した。
上位を目指すABリーグと、楽しむことを前提としたCリーグがあり、16チームが登録している。
開幕式では、箕輪町の参加チームの代表小林さんが選手宣誓した。
開幕式の後、リーグ戦の1回戦があり、選手らは熱戦を展開していた。
同リーグでは、10月ころまでの間に1チーム13試合を戦う予定。