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市内通学路の危険箇所を「見える」化へ
伊那市内の通学路における危険箇所をデジタル地図上にデータベースとして構築し、危険箇所の「見える化」を目指す、道路空間整備システム構築プロジェクト推進協議会が発足しました。
30日は第一回の協議会が伊那市役所で開かれました。
協議会は学校関係者や国や県・市の職員など15人で構成されてい
ます。
会長には伊藤徹副市長が選出され「各機関と連携し進めていきたい」と挨拶しました。
伊那市では2020年度から、東京都の道路整備会社と連携し、「道路空間整備システム構築プロジェクト」に取り組んでいます。
プロジェクトの一つである、安全な自転車走行空間の確保を目的とした危険箇所の見える化やデジタルマップの作成による安全対策についての取り組みが、国土交通省が行う社会実験に採択されたことに伴い、協議会を発足させました。
協議会では歩行者や自転車など人を重視した道路空間を目指し、利用者・地区・行政の視点から通学路の危険箇所などを評価します。
危険箇所をデジタル地図上でデータベースとして構築し、「見える化」します。
協議会では今後、春富中学校と東部中学校の校区を対象にフィールド調査を行い、来年2月には2回目の協議会を開き、中間報告を行う予定です。
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日体大駅伝部が伊那で合宿
箱根駅伝に75回連続出場している日本体育大学男子駅伝部の合宿が13日から5泊6日の日程で伊那市長谷で行われました。
最終日の18日は朝5時半から選手約20人がトレーニングを行っていました。
合宿は10月の箱根駅伝予選会に向け行われたものです。
日体大はこれまでに10回の総合優勝を果たしていて今年の大会は17位でした。
長野市出身の玉城良二監督は日体大OBで長野東高校女子駅伝チームの前の監督です。
日体大の伊那市長谷での合宿は18日に終了し今後9月中旬まで県内各地で行われます。
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総文祭入賞の内藤さん 朗読会
全国高校総合文化祭の朗読部門で入賞した伊那北高校3年生の内藤真香さんによる朗読会が17日伊那市の春富ふくじゅ園で開かれました。
内藤さんは春富ふくじゅ園の利用者約30人を前に伊那市に伝わる民話を朗読しました。
今月3日と4日に鹿児島県で行われた全国総文祭朗読部門で入賞したほか高校2年生のときに出場したTSB杯長野県高校新人放送コンテスト朗読部門で優秀賞を受賞しています。
内藤さんは「これから勉強も忙しいシーズンに入るので朗読からはいったん離れますが、ひと段落ついたら、また施設訪問に挑戦し多くの方に朗読の世界を楽しんでもらいたいです。」と話していました。
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箕輪町が太陽光発電設備条例化検討の特別委員会
箕輪町は地上に固定する野立ての太陽光発電施設の設置に対し条例化を検討する初会合を31日に役場で開きました。
特別委員会には委員の区長や農業委員、役場職員などおよそ20人が出席しました。
県はゼロカーボン達成に向け、「太陽光発電事業の推進に関する条例案」を県議会9月定例会に提出します。
県の条例案では計画の策定や地域住民への説明会開催を義務づけています。
町では2014年に太陽光発電に関するガイドラインを策定していますが、説明会開催の義務づけは求めていません。
委員会では町のガイドラインと県の条例案の相違点や課題の整理をし、10月下旬に町長へ報告を行う予定です。
町の条例を制定する場合には定例議会に議案を提出し2024年4月の施行を目指すとしています。
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南箕輪村議会9月定例会 10議案提出
南箕輪村議会9月定例会が31日に開会し、3億4千万円を追加する今年度一般会計補正予算案など、10議案が提出されました。
補正予算案に盛り込まれているのは、物価高騰対策として、住民税所得割非課税世帯に2万円、対象者のうち、子育て世帯に3万円を上乗せする、県の給付金事業に800万円、村独自の住民税非課税の対象世帯への福祉灯油券配布に600万円となっています。
ほかに、6月の大雨により破損した、大泉所ダム近くの林道の復旧工事に1,800万円となっています。
このほか、昨年度の繰越金2億7千万円を予備費として計上しています。
村議会9月定例会は、13日と14日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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熱中症の搬送なし
上伊那広域消防本部によりますと、31日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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野口輝雄さんが西村彗星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家 野口輝雄さんは8月13日に日本人が発見した新彗星「西村彗星C/2023 P1」の撮影に30日成功しました。
こちらが撮影に成功した「西村彗星C/2023 P1」です。
静岡県の天体捜索者 西村栄男さんが8月13日に発見した新しい彗星です。
野口さんはインターネットの記事を見て彗星のことを知り、望遠鏡で撮影を行いました。
彗星の明るさは肉眼では確認が難しい7等級で東の空で観測することができるということです。
パソコンで位置を計算して、30日の午前4時21分に撮影に成功しました。
野口さんは、彗星は9月12日頃最接近し、その頃肉眼でも観測できる明るさになるのではないかとしています。
野口さんによりますと、彗星は太陽に近づくと見えなくなるため最接近の時期を逃すと今後はいつ観測できるかわからないということです。
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伊那市の事業83項目のうち38項目が順調
伊那市地方創生総合戦略審議会が市役所で31日に開かれ、令和4年度の事業の実績が報告されました。
83項目のうち、38項目が順調、24項目が概ね順調、努力を要するがおよそ20項目となっています。
審議会には市議会や各種団体からおよそ20人が出席しました。
伊那市が行う事業を83項目に分け達成度を表す重要業績評価指標の報告が行われました。
順調と区分された項目のうち、年間10人の目標を設定している「事業を通じた結婚者数」の令和4年度の実績は14人でした。
新型コロナの影響もありイベントの制限があったものの、感染防止対策をして積極的な引き合わせを行い、交際・成婚につながったということです。
伊那市が運営する結婚相談所には延べ3,645件の問い合わせがあり、34歳までの男性の割合が多いということです。
ほかに、「市が所有する施設における二酸化炭素排出量」では、年間の排出目標値を8,432トンに設定しています。
令和4年度の実績は9,090トンで目標値に近づいているということです。
小中学校へのペレットストーブ導入や照明のLED化を実施したことが排出量の抑制につながったということです。
また努力を要すると区分された項目として、「農家民泊を伴う教育旅行の来校数」では年間50校を設定しています。
令和4年度の実績は8校でした。
新型コロナで一時、受け入れを行っていなかったということです。
順調の区分を令和3年度と比較すると7項目多い38項目となっています。
伊那市では新型コロナが落ちついたことで、事業が通常通りに戻ってきているとしています。
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ソフト ミノワオールスター壮年 全国大会へ
箕輪町で活動するソフトボールチームミノワオールスター壮年は9月16日から始まる全国大会出場を前に町役場を訪れ白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
8月31日は監督の岩谷新人さんと代表兼選手の関喜芳さん、コーチの小林貴信さんが白鳥町長を表敬訪問しました。
チームは箕輪町を中心に41歳以上で編成するクラブチームで週に2回練習を行っています。
ミノワオールスター壮年は6月17日から行われた県大会で優勝しました。
9月16日から福井県で開かれる全国大会・日本スポーツマスターズ福井大会へ23人が出場をします。
白鳥町長は「残り2週間練習に励んで負けないように頑張ってもらいたい」と声援を送りました。
ミノワオールスター壮年が全国大会に出場するのは前身のチームとあわせて今回が6回目です。
初戦は山梨県のチームと対戦します。
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ネパールの農業教育関係者 上伊那で研修
ネパールの農業高校の教育関係者が29日から9月6日まで上伊那地域に研修に訪れています。
30日は南箕輪村の上伊那農業高校にネパールの教員ら14人が訪れました。
教員らは教室での授業の様子や、圃場での実習の様子を見学していました。
また、大根の種まきの体験やりんご畑の見学を行いました。
この取り組みは国際協力機構、JICAの草の根技術協力事業の一環で、県の提案のもと信州大学農学部が受け入れを行っています。
去年の2月から3年間の計画で行われていて、ネパールと上農の生徒がオンラインで交流をしてきました。
ネパールの農業高校の授業は座学が多く、実習が少ないということで、今回は実習の様子を見て学んでもらおうと上農での研修が行われました。
ネパールの教員らは来月6日まで上伊那で日本の教員との情報交換や生徒との交流、直売所の視察などを行う予定です。
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お盆恒例行事 町民野球大会
箕輪町のお盆の恒例行事、町民野球大会が、14日に番場原運動場で開かれました。
野球大会には、地区や学生時代の仲間など、17チームが出場しました。
大会は、トーナメント方式で行われました。
町民野球大会は、健康増進や交流を深めようと町政発足の昭和30年に始まり、今年で68回目となりました。
大会の結果、箕輪中学校の同学年の野球部OBのチーム「サンクエトワール」が優勝しました。
町では、「スポーツを通して多世代が交流し、楽しみながら町民同士のつながりを感じてほしい」と話していました。
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伊那養護学校生徒 大芝の湯に手づくりの和紙を贈呈
伊那市の伊那養護学校中学部の生徒は南箕輪村の大芝の湯に手づくりの和紙を30日に贈呈しました。
贈呈式では伊那養護学校の生徒3人が大芝の湯の職員に手づくりの和紙70枚を手渡しました。
和紙は中学部の生徒13人が紙パックに好きな色の紙を混ぜて作ったもので、すべて違う仕上がりになっているということです。
和紙は大芝の湯で販売されているおもてなしプリンの掛け紙に使われます。
生徒は「紙をすくのが難しかった。プリンをたくさん買ってもらえたら嬉しい」と話していました。
和紙がついたおもてなしプリンは大芝の湯で9月1日金曜日から一日に10個程度を70個の数量限定で販売するということです。
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新型コロナ週報 上伊那174人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
30日発表の、今月21日から27日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は174人で定点あたり21.75人、
全県は1,867人で定点あたり21.22人でした。
30日発表の今月21日から27日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、
伊那保健所は174人、
上田保健所で305人、
佐久保健所で165人、
諏訪保健所で161人、
飯田保健所で159人、
長野保健所で145人、
松本保健所で130人、
北信保健所で111人、
大町保健所で53人、
木曽保健所で47人、
長野市で219人、
松本市で198人、
全県で1,867人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の17.13人に対し21.75人で増加、全県は、19.67人が21.22人で増加しています。
県内の29日午前0時時点の入院者数は407人で、うち中等症は59人、重症の人はいません。
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伸和コントロールズ㈱が支援する高校 ロボット競技世界4位
伊那市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社が支援をしている、和歌山県の向陽高校物理部のチームが、ロボット競技の世界大会で4位になりました。
29日は、向陽高校物理部の生徒3人と顧問が伸和コントロールズ株式会社アルプス伊那工場を訪れ入賞を報告しました。
伸和コントロールズでは、このチームへ資金的な支援を今年度から行っています。
山本拓司社長が向陽高校出身であることが縁になったということです。
向陽高校物理部のチームは、7月にフランスで開かれた自律移動型ロボットの世界大会で28チーム中4位になりました。
この日はほかに、生徒と若手技術者の交流会も開かれました。
生徒たちはロボット製作の技術についてや、将来に関する質問をしていました。
伸和コントロールズでは、今後も若い技術者の育成に貢献したいとしています。
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伊駒アルプスロード中心杭打ち式
国道153号伊駒アルプスロード整備事業本格化を見据えた中心杭打ち式が17日伊那市のいなっせで開かれました。
中心杭打ち式は一般国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会と飯田国道事務所が開いたもので国や県などの関係者約50人が出席しました。
同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「道路開通は国道153号の混雑解消や円滑で安全な交通の確保につながる」とあいさつしました。
伊駒アルプスロードは駒ケ根市赤穂と伊那市美篶を結ぶもので延長11.6キロ、2車線を計画していて総事業費は620億円です。着工時期は未定で工期は着工開始から10年以上だということです。
飯田国道事務所によりますと開通により国道153号の混雑緩和や中央道が通行止めになったときの代替路として、またリニア中央新幹線開業後の観光活性化が期待できるとしています。 -
井月さんまつり 9月9日開催
幕末から明治時代に伊那谷を放浪した俳人井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が伊那市のいなっせで9月9日に行われます。
29日はオンラインで記者発表がありました。
今年の井月さんまつりは研究者や顕彰会のメンバーら9人が放浪・乞食というこれまでの井月像を見直す研究成果や井月の句の世界観について発表します。
また発表者によるシンポジウムも予定されています。
井上井月顕彰会理事の矢島信之さんです。
矢島さんは「今年は伊那谷出身者の発表も多い。ぜひ井月を知ってもらいたい」と話していました。
「第11回千両千両井月さんまつり・新しい井月像と俳句の世界」は9月9日土曜日にニシザワいなっせホールで開かれます。
入場は無料で申し込みは必要ありません。
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関東大震災から100年 歴博で企画展
明治以降最大規模の災害といわれている関東大震災から今年で100年となります。
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館では、企画展「関東大震災と上伊那地域」が開かれています。
企画展には、当時の新聞記事や、上伊那地域の役場に残されていた記録などおよそ50点が展示されています。
関東大震災は、大正12年、1923年9月1日に発生し、死者・行方不明者は推定10万5千人にのぼりました。
上伊那地域に大きな被害はなかったといわれていますが、富県尋常高等小学校、現在の富県小学校に残されていた学校日誌には、発災時の心境が書かれています。 -
7月の月間有効求人倍率 1.29倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.01ポイント上回る1.29倍となりました。
7月の月間有効求人数は、3,177人、月間有効求職者数は2,472人で、月間有効求人倍率は1.29倍となりました。
全国は1.29倍、県は1.43倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、ハローワーク伊那は7月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて2人減少の726人、求職者数は15人増加の339人です。
求人倍率は前の年の同じ時期を0.11ポイント下回る2.14倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は16日以降となっています。
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箕輪町プレミアム応援券第4弾発売
1万円で1万2千円分の買い物ができる箕輪町のプレミアム付き応援券第4弾の販売が29日から始まりました。
応援券は29日午前9時から販売が始まりました。
商品券は1冊1万円で1万2千円分の買い物ができます。
1万4千冊を用意したところ、1万617冊の申し込みがありました。
また、プレミアム付きの地域通貨「みのちゃんポイント」の販売も始まりました。
1万円で1万2千円分のポイントがチャージできるもので、3,149口の申し込みがありました。
プレミアム付きの応援券・みのちゃんポイントの販売は、物価高騰の影響を受ける住民の暮らし応援と地域経済活性化のために箕輪町が発行しました。
30日以降の販売は産業支援センターみのわ内の箕輪町商工会窓口で行われます。
なお、追加販売の予定はありません。
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山川さんの畑でトマトの収穫体験
箕輪町下古田に観光交流農園の開設を目指す地域おこし協力隊の山川正信さんの畑では、42種類のトマトの収穫体験を楽しむことができます。
こちらは緑と赤の縞模様があり濃厚なうまみが特徴だという「アマゾン」。
色が白く卵型、さわやかな味が特徴の「プリモホワイト」。
畑には、一般には流通していない品種を中心に42種類のトマトが植えられていて、現在最盛期を迎えています。
収穫体験は大人は200円、子どもは無料です。
トマトを育てている箕輪町地域おこし協力隊の山川正信さんです。
山川さんは、神奈川県出身の59歳です。
山形県で就農し、トマトを中心に野菜を栽培してきました。
数年前に脳卒中で左半身麻痺となり一旦農業から離れましたが、再び農のある暮らしがしたいと、箕輪町地域おこし協力隊となりました。
現在は妻のみゆきさんと二人で農業振興をテーマに活動しています。
ゆくゆくは野菜や果物を提供する観光交流農園をオープンしたいと、下古田に50アールの農地を購入しました。
今年植えたトマトが順調に実ったことから、手始めに収穫体験を始めました。
トマトの収穫体験は、9月下旬まで、毎日午前中に行っています。
料金は大人200円、持ち帰りは100g150円です。
電話で予約を受け付けています。
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5類移行後 患者数最多で全県に新型コロナ医療警報発出
長野県は、新型コロナウイルスの患者届出数と入院者数が、5類移行後、最多となっていることから、29日、全県に医療警報を発出しました。
長野県は、必要な医療を受けるべき人が受けられる体制を維持するために、病床のひっ迫などの状況に応じて医療アラートを発出しています。
県は、27日入院者数が300人以上を目安とする「医療警報」を発出しました。
8月27日の入院者数は、341人、重症の人はなく、中等症が47人となっています。
県では、重症化リスクの高い人を守るため、手洗いや換気などの基本的な感染対策の他、医療機関などではマスクの着用を呼び掛けています。また、新型コロナワクチンの追加接種の検討も呼び掛けています。
なお、医療警報の解除については、発出日から10日を経過以降に行うことを原則とするとしています。
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シニア向け!伊那チャレ面接会 初開催
就職を希望している概ね55歳以上の人と企業とを繋ぐ「シニア向け!伊那チャレ面接会」が、伊那市の伊那市役所で28日に初めて開かれました。
面接会には、伊那市を中心に上伊那地域に住む55歳以上の男女およそ90人が訪れました。
訪れた人は、参加した12の企業や団体から仕事内容について説明を受けていました。
ハローワーク伊那では、月に1回5~6社の企業を集めて「伊那チャレ面接会」を開いています。
土日や夕方に働くことができるシニア世代の求人が増えていることから、今回は概ね55歳以上の人を対象に、伊那市との共催で初めて面接会を開きました。
ハローワーク伊那では、「今後はシニア向けの他に、子育て世代向けなど特定の範囲に絞った説明会を企画していきたい」と話していました。 -
9月2日「伊那人賑わいガーデン」開催
伊那商工会議所賑わい創出特別委員会はビールをテーマにした飲食イベント「伊那人賑わいガーデン」を9月2日に伊那市創造館で開きます。
21日は、伊那商工会議所賑わい創出特別委員会が記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。
「伊那人賑わいガーデン」はコロナ禍で賑わいが低迷した市内飲食店を活性化しようと伊那商工会議所賑わい創出特別委員会が今回初めて企画しました。
参加者は、200円で繰り返し使うことができるリユースカップを購入し、1杯500円でビールを楽しむことができます。
地元飲食店によるブースも出店予定です。
また、輪投げや射的など家族連れでも楽しめるアミューズメントエリアや、アーティストによる演奏も楽しめるということです。
「伊那人賑わいガーデン」は9月2日に伊那市創造館屋外特設会場で開かれます。
時間は正午から午後7時までで、入場は無料です。
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いな少年少女合唱団 9月10日に体験会開催
上伊那地域の小学生から高校生が所属するいな少年少女合唱団は9月10日に伊那市の伊那公民館で無料の体験会を開きます。
いな少年少女合唱団では現在団員を募集していて、9月10日に伊那公民館で体験会を開きます。
27日は、合唱団に所属する8人が集まり、体験会を前に伊那公民館で練習を行いました。
現在小学生から高校生までの10人が所属していて、今年で発足36年目になります。
練習ではお手玉をしながらわらべうた「あんたがたどこさ」を歌いました。
これにより拍子の取り方やリズム感が養われるということです。
他に、「げっくりかっくり」というわらべうたの練習も行いました。
2人1組でペアになり、手遊びをしながら歌うことで、合唱でのよりよいハーモニーづくりに繋がるということです。
いな少年少女合唱団は9月10日に伊那公民館で体験会を開きます。
時間は午後4時から午後6時までで、参加は無料です。
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第38回大芝高原まつり
4年ぶりとなる南箕輪村の第38回大芝高原まつりが26日に行われました。
大芝高原メインストリートで行われたおまつりパレードには9連およそ500人が参加しました。
パレードでは竹で作ったマイバンブーと呼ばれる鳴り物を手に持った参加者が大芝高原音頭ニューバージョン2006に合わせて踊りました。
会場内では15のイベントが行われ、クラシックカーフェスティバルでは1975年、昭和50年までに作られたクラッシックカーおよそ70台が並びました。
ふるさとの味コーナーには30の屋台が並び、多くの人で賑わっていました。
夕方から行われたトワイライトステージでは、参加者がこの日のために練習してきた成果を披露していました。
まつりを締めくくる花火大会では11番組およそ1,000発の花火が打ち上げられました。
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総合学習の成果を披露 「伊那小フェス」初開催
伊那市の伊那小学校の児童が、総合学習や総合活動で学んでいることを活かして様々なブースを出店する「伊那小フェス」が、26日に校内で行われました。
26日は、16の学級が総合的な学習の時間に学んでいることを活かして、手作り製品や飲食のブースを出店しました。
伊那小学校PTAでは、家庭で不要になったものを集めて販売する「PTAバザー」を、40年以上前から毎年この時期に行ってきました。
新型コロナの影響で直近3年間は中止となっていましたが、今年は子ども達の取り組みを保護者や他のクラスの児童に紹介する内容に改め「伊那小フェス」として初めて行われました。
6年忠組は、手作りしたおよそ30種類のラーメンとうどんを提供していました。
木工製品の製作に取り組んでいる6年孝組は文具入れなどのクラフト工房の店を、星の勉強をしている6年明組は、綿やスパンコールなどで作った「ギャラクシーボトル」を販売していました。
また、家庭で余っている食材を募って子ども食堂などに寄付をする「フードドライブ」をPTAが実施した他、地域の飲食店も出店し会場を盛り上げました。
伊那小フェス実行委員会では、「趣向を凝らした商品が多く並び、取り組みを広く知ってもらえる機会になったと思います。今後の活動の励みになればうれしいです」と話していました。 -
南箕輪小6年1組がLEDライトづくり
南箕輪小学校6年1組の児童は、28日に南箕輪村の南信工科短期大学校を訪れ、LEDライトづくりに挑戦しました。
6年1組の児童31人は南信工科短大電気システム学科の学生に教えてもらいながら、基盤に電子部品を接続していました。
はんだ付けでは、はんだが基板からはみ出さないように確認しながら作業をすすめていました。
作業は29日も行われ、はんだ付けした基盤を取り付けて完成させます。
LEDライトは10月に大芝高原で開かれるイルミネーションフェスティバルで飾るということです。
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南箕輪村議会 村民の声を聴く会
南箕輪村議会は今後の議会活動に活かすため、議員が村内12地区を回る「村民の声を聴く会」を12日に北殿公民館で開きました。
会場には地域住民の6人が訪れました。
住民から区や組の存続について質問が出されると、議員からは「移住してきた人には区に加入してもらいたいが、強制できない部分があるため丁寧な対応が大切」、「多くのイベントが新型コロナで中止となり、人とのつながりが少なくなった。何かあったときに支え合える関係作りが必要」などと答えていました。
村民の声を聴く会は村内の12地区に議員が毎回5人ずつ出向き、地域住民と意見交換を行うものです。
村議会では、出された意見を今後の議会活動や政策提言に活かしていくということです。 -
山寺区文化祭 ステージ発表
伊那市山寺区の文化祭がきたっせで27日行われ、バンド演奏やコーラスなどが披露しました。
27日は「山寺文化祭onステージ」と題し、5つの団体が演奏を披露しました。
「高尾町おやじバンド」はオリジナル曲や昭和50年代頃の歌謡曲を披露しました。
メンバーは山寺区高尾町の住民を中心とした6人で、月に1回集まり練習をしているということです。
他に、コーラスを中心とした踊りや演劇などを行う「こまち~ず」もパフォーマンスを披露しました。
「こまち~ず」は山寺区などの50代から70代のメンバー10人で活動していて、デイサービスセンターなどでパフォーマンスを披露しているということです。
文化祭は山寺区公民館の主催で毎年開かれていて、住民同士の交流をより深めようとおよそ20年ぶりにステージ発表を復活させたということです。
ステージでは他に、伊那小学校合唱団、伊那保育園、白山コーラスの発表も行われました。
文化祭は26日と27日の2日間行われ、地元有志による作品の展示の他、夏祭りも4年ぶりに行われたということです。 -
南福地御柱祭 山出し準備
7年に1度伊那市富県南福地で行われる御柱祭の山出しの準備として、柱を引くためのめど穴があけられました。
27日は、南福地御柱祭の祭典実行委員会のメンバーおよそ30人が集まり、めど穴開けが行われました。
一の柱に杣係のメンバーが、チェーンソーで穴をあけていきます。
南福地の御柱祭は、諏訪大社に敬意を払うためなどの理由から、1年遅く行っています。
柱の長さは7年ごとに3センチずつ伸ばしていて、今回の一の柱は全長6メートル83センチ、直径49センチです。
両側を削り、1時間ほどで貫通しました。
この穴に縄を通して山出しを行います。
きょうは他に、柱の皮むきも行われました。
南福地の御柱祭は来月9日に山出し、24日に里曳きが行われ、御柱が諏訪神社に建てられます。