-
スマート農業勉強会 実証試験の結果を発表
伊那市は、最新技術を使ったスマート農業の実証試験についての勉強会を1月26日、開きました。
勉強会には、地元農家や農業機器メーカーの担当者などおよそ80人が参加しました。
今年度取り組んだ4つの実証試験について、成果や課題を発表しました。
このうち、ドローンで農地を撮影し、作物の種類を自動で判別する農地調査の事業では、現地の調査に必要な時間を大幅に省力化できたと報告されました。
また、ドローンで撮影した写真の活用について、生育個所や山から里への移動経路を想定した効率的な野生鳥獣対策が検討できると話していました。
この勉強会は、スマート農業の実証に携わる関係者が情報共有することで、それぞれの地域にあった技術の普及に繋げようと伊那市が開いていて、今回で5回目となりました。
-
あるしんレポート 今年の景気「悪い方向の見通し」51.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、自社の今年の景気について、悪い方向の見通しは合わせて51.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先193社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の景気見通しについて、「普通」と答えた企業が最も多く37.6%、「やや悪い」が37%で、悪い・非常に悪いを合わせた、悪い方向の見通しは51.4%となりました。
自社の業況が上向く転換点については、「業況改善の見通しは立たない」が27.5%と最も多く、「1年後」が17.5%、「2年後」が16.4%と続きます。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は15%、悪かったとする企業は38.2%で、業況判断指数はマイナス23.1と前期より3.1ポイントの下降でマイナス幅が拡大しています。
-
弥生生が通り町商店街で作品展
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、荒井の通り町商店街を会場にした作品展を2日から始めました。
この日は、1年生21人が展示作業を行っていました。
生徒たちは、総合的な探究の時間に「表現」について学んでいて、作品展では絵画と写真100点以上を展示しています。
商店街の15店舗と伊那図書館を会場にし、歩きながら楽しめる作品展だということで、見やすい位置に飾っていました。
生徒のうち、15人は写真、6人は絵画を展示していて、作品には、それぞれが込める思いや、製作の経緯などが書かれた文章も添えられています。 -
伊那新校懇話会 校舎整備の専門会議設置
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の再編実施計画懇話会が1月31日開かれ、新たに校舎の規模や配置について意見交換する専門会議が設置されました。
31日の懇話会では、事務局の県教育委員会から、専門会議設置の案が出され了承されました。
会議では、校舎の規模や教室の配置について意見交換を行います。
専門会議は、懇話会のメンバー15人で構成され、月2回のペースで開催される予定です。
また県教育委員会は教職員や生徒、地域の人による校舎整備についてのワークショップを計画しています。
県教委では懇話会や専門会議で出た意見をまとめ、校舎整備の大枠となる「基本計画」を、6月を目安に策定するとしています。
-
伊那公園 新しい複合遊具完成
伊那市中央の伊那公園に、児童向けと幼児向けの遊具が完成し、1日から利用できるようになりました。
この日は、竜東保育園の年長園児およそ50人が招待され、遊具で遊びました。
高さはおよそ5メートルで、児童向けと幼児向けの複合遊具となっています。
伊那公園の桜をモチーフにしたデザインです。
伊那公園には平成3年に造られた木造の遊具がありましたが、老朽化により撤去しました。
伊那市が今回新たに設置したもので、事業費はおよそ1千万円となっています。
伊那市では今年度中に、三峰川榛原河川公園と春日公園の複合遊具も更新する予定です。
-
伊那小5年忠組 ラーメン作り奮闘
伊那市の伊那小学校5年忠組は、総合学習でラーメンやうどんなどの麺作りに取り組んでいます。
1日は5年忠組の児童31人それぞれが、麺を作り試食しました。
子ども達は、小麦粉や塩、水を混ぜ合わせこねた物を棒を使い伸ばしていました。
忠組では、給食にラーメンが出た事がきっかけとなり、自分たちでも作ってみようと総合学習で取り組んでいます。
原料となる小麦粉は2種類使用し、配分は一人ひとりが工夫しているという事で、中には、気温や湿度で加える水の量を調整する児童もいるという事です。
麺を伸ばし終えると、製麺機を使い、好みの太さの麺に切っていました。
麺が完成すると、子ども達はさっそくゆでラーメンやつけ麺を作っていました。
忠組では、卒業を控えた6年生にラーメンを振る舞うため、改良を重ねているという事です。
-
大芝のアカマツの炭使用 焼きそば発売へ
南箕輪村開発公社は、大芝高原のアカマツの炭を使った焼きそばとサプリメントを3日から販売します。
販売を開始するのは、麺に大芝のアカマツを使った食用の炭を練り込んだ「炭焼きそば」と炭の吸着力を利用したサプリメント「魔女のひめごと」です。
炭焼きそばはソース味で麺に炭を練り込んだことでコシが増し、のど越しが良くなったということです。
大芝の湯の食堂で食べる事ができ価格は税込み780円です。
サプリメント「魔女のひめごと」は、食後などに飲むと、炭が油や添加物を吸着し便と一緒に排出され美容にも効果があるという事です。
一袋30粒入りで価格は、税別1,800円ですが、年度内は税込み980円で大芝の湯と味工房で販売されます。
炭焼きそば、サプリメントとも3日に発売されます。
-
長野県内で新たに上伊那の99人を含む1,274人新型コロナ感染確認
長野県内で1日、新たに上伊那地域の99人を含む1,274人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は99人、飯田保健所管内で167人、諏訪保健所管内で115人、佐久保健所管内で113人、上田保健所管内で112人、松本保健所管内で107人、長野保健所管内で69人、北信保健所管内で62人、大町保健所管内で23人、木曽保健所管内で2人、長野市272人、松本市133人のあわせて1,274人です。
県は、いずれも基礎疾患のある65歳以上の新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万9,074人で入院は296人、死亡は821人です。
1月31日午後8時現在の確保病床使用率は30.2%となっています。
また県は、県独自の感染警戒レベルを佐久圏域は4から3に、木曽圏域を3から陽性者の発生が比較的落ち着いている小康期にそれぞれ引き下げました。 -
南信工科短大とあるしん 地域産業の振興などに関する連携協定
南箕輪村の南信工科短期大学校は、伊那市のアルプス中央信用金庫と地域産業の振興などに関する連携協定をきょう締結しました。
1日は伊那市のあるしん本店で調印式が行われ、南信工科短大の武田三男校長とアルプス中央信用金庫の吉澤祥文理事長が協定書を取り交わしました。
協定は、広く地域の産業の振興や文化の発展に貢献することを目的としています。
この協定により、互いの知識や情報を、上伊那の主な産業である製造業の発展につなげたいとしています。
主な案として、南信工科短大の卒業生をあるしんの取引先の中小企業に紹介することや、あるしん職員の授業への派遣などが出されているということです。
吉澤理事長は「地域20店舗のネットワークを活かしながらより実効性のある活動をしていきたい」と話してい
ました。
武田校長は「この協定を地域の産業にとっていい方向に進めたい」と話していました。
-
戸草ダム建設の働きかけを県へ要望
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会は、戸草ダム建設再開を含めた河川整備メニューの見直しが早期に行われるよう国へ働きかけることなどを阿部守一長野県知事に31日要望しました。
31日は、三峰川総合開発事業促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長らが県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。
期成同盟会は、戸草ダム建設の再開を含めた河川整備メニューの見直しが早期に行われるよう国へ働きかけることや、建設再開にあたっては水力発電など利水についても検討するよう求めています。
戸草ダムは多目的ダムとして、国が美和ダム上流部に建設を計画していました。
田中康夫県知事時代にダム事業の見直しが行われ、建設計画が止まっています。
期成同盟会では、6日に国土交通省中部地方整備局、7日に国土交通省を訪れ国に要望する計画です。
-
伊那市社協 福祉車両を貸し出し
伊那市社会福祉協議会は、外出が困難な高齢者や障害者の社会生活を支援しようと、車いすのまま乗車できる福祉車両の貸し出しを行っています。
こちらが市社協が貸し出している福祉車両です。
後方にスロープがついていて、車いすに乗ったまま乗り降りができます。
社内では車いすをベルトやワイヤーで固定することで、安全に移動することができます。
市社協では、外出が困難な人の社会参加を支援しようと、福祉車両の貸し出しを行っています。
利用できるのは、伊那市在住の車いす利用者などで、運転は家族やボランティアです。
現在は月に15件ほどの利用があるということです。
車両の貸し出しは無料で別途燃料代が必要となります。
利用には登録が必要で、市社協か、長谷の障害者社会就労センターさくらの家で申し込むことができます。
他に車いすの貸し出しも行っていて、高齢者や障害者の外出支援につなげていきたいとしています。
-
井上井月の新句を発見
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人 井上井月について研究している井上井月顕彰会は、井月の直筆と見られる新たな句が見つかったと30日発表しました。
こちらが新たに発見された井月の句「湧て出る水音かろし白躑躅」です。
晩春の季語ツツジが使われていて、「軽快な水音が心地よく感じられる季節だ」という内容です。
諏訪地域の古物商が扱っていた掛け軸で、井月顕彰会が保存し研究を進めていました。
30日は井上井月顕彰会が記者会見を開き、鑑定を行った井月研究者の一ノ瀬武志さんが説明しました。
掛け軸は、井月顕彰会から伊那市創造館に寄託されました。
創造館では、近く館内に展示するということです。
30日はほかに、新たに飯島町の民家から発見された井月直筆の2句も発表されました。
「萬歳や人が笑ひば言得顔」と「しぐれても中々ぬくき菴かな」の2句です。
このうち、「萬歳や」の句は、正月の出し物で漫才師の得意げな顔を詠んだもので、似た句はあるものの「言得顔」の表現が新しいということです。
この2句の掛け軸は、発見された飯島町の民家に保管されているということです。
顕彰会では今後も井月の資料の掘り起こしをしていきたいとしていて、広く情報提供を呼びかけています。
-
医療非常事態宣言 解除
長野県は県内の確保病床使用率が継続的に50%を下回っていることなどから、県内全域に発出していた「医療非常事態宣言」を31日解除しました。
県は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療体制のひっ迫を防ぐため、去年11月14日に県独自の医療アラートで最も高い「医療非常事態宣言」を発出しました。
確保病床使用率は、12月4日に70.8%をピークに、1月20日以降医療非常事態宣言発出の目安となる50%を下回りました。
入院者数や新規感染者数も減少傾向にあることから、今日、医療アラートを「医療特別警報」に引き下げました。
県は、確保病床使用率25%を安定的に下回ることを目指すとしています。
-
新型コロナ 上伊那131人含む県内707人感染確認
長野県内で31日新たに、上伊那地域の131人を含む707人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は131人、諏訪保健所管内で105人、佐久保健所管内で93人、松本保健所管内で60人、飯田保健所管内で47人、長野保健所管内で45人、上田保健所管内で44人、大町保健所管内で20人、北信保健所管内で16人、木曽保健所管内で4人、長野市65人、松本市77人のあわせて707人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万7,800人で入院は322人、死亡は815人です。
30日午後8時現在の確保病床使用率は33%となっています。
上伊那圏域の県独自の感染警戒レベルは5から4に、長野圏域は4から3に、それぞれ引き下げられます。
-
八十二銀行伊那支店 中学校で金融教育を初めて実施
伊那市の八十二銀行伊那支店は、中学校の社会科の授業で、資産形成や各種保険などに関する金融教育を30日に初めて行いました。
30日は、八十二銀行伊那支店のマネーアドバイザー三谷愛美さんらが長谷中学校を訪れました。
金融に関する授業を受けたのは、3年生8人です。
成人年齢の引き下げにより約3年後にはクレジットカードやローンなどを親の同意がなく契約できるようになることから、これらのことを中学生のうちに学んでもらおうと初めて企画したものです。
三谷さんは、25歳の平均的な家計収支を例にあげ、「給料が入ったらまず一定額を貯金にまわす『先取り貯蓄』をすることが資産づくりのコツですと話していました。
他に、人生で起こりうる様々なリスクについて考え、「国の社会保険では賄いきれない部分について保険をかけることが大切です」と話していました。
八十二銀行では今年度、高遠中学校と伊那西高校でも同様の授業を行うとしています。 -
マルエー 町内小中学校に飲むヨーグルト贈る
箕輪町の牛乳宅配センター、株式会社マルエーは、町内全ての小中学生1,960人に飲むヨーグルトを31日に贈りました。
このうち、箕輪北小学校には竹本千秋マネージャーが訪れ、全校児童332人分を渡しました。
マルエーでは、コロナ禍でも子どもたちが元気に笑顔で過ごせるようにと、町内の小中学校の児童・生徒に2本ずつ、およそ3900本贈りました。
ヨーグルト飲料には、健康な体に必要な筋肉の維持を助ける働きがあるということです。
町教育委員会によりますと、マルエーから小中学校への寄贈は今年度3回目だということです。
-
小規模多機能型居宅介護を提供する「共生ホームなの花」開所式
箕輪町北小河内に新たに完成した小規模多機能型居宅介護を提供する「共生ホームなの花」の開所式が29日に行われました。
開所式には職員などおよそ40人が参加しました。
小笠原今朝美理事長は「自宅の延長として気軽に利用してほしい」と話していました。
「共生ホームなの花」は20年ほど前から北小河内で宅幼老所を運営するNPO法人おごちが新たに開設した施設です。
登録定員が29人で、利用者の希望に合わせて通所、宿泊、訪問の3つのサービスを組み合わせて利用できることが特徴です。
施設内には地域住民と交流できるコミュニティ―ルームやこたつが使える和室などがあります。
現在、定員の半数ほどが登録していて、「共生ホームなの花」では利用者を募集しています。
-
気温上がらず JAなど農作物の凍害に注意呼びかけ
30日の伊那地域は、日中の最低気温が氷点下2.4度、最高気温は1.5度までしか上がらず、先週から気温の低い日が続いています。
JA上伊那などは、低温や降雪による「凍害」が発生する恐れがあるとして、注意を呼び掛けています。
伊那市西箕輪大泉新田の白鳥フルーツ農園のりんご畑です。
およそ10アールの圃場には、りんごの木が約500本あります。
このうちの10本で、木の中の水分が凍結し幹が割れる「裂傷」が確認されました。
ひどいもので、長さ40センチほどの傷がありました。
白鳥フルーツ農園では、木と木の間隔を狭くし作業効率と収益性を高める「高密植栽培」を取り入れています。
白鳥さんによると、高密植栽培は寒さに弱いため、寒暖差が激しい年に数本発生するということです。
例年は春先に起きるということですが、今年は26日に初めて確認し、その時よりも割れ目が広がっているということです。
裂傷が起きた木は、そのままにしておくと枯れてしまうということで、薬を塗って対応するということです。
JA上伊那などは、低温や降雪による「凍害」が発生する恐れがあるとして、ハウスや果樹などの設備の点検・補強するよう注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、県内は週の前半は最高気温・最低気温ともに平年より低いところが多くなると予想しています。 -
高校入試前期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の高校入試前期選抜試験の志願者数をきょう発表しました。
上伊那で最も高い倍率は赤穂高校商業科で、2.05倍となっています。
辰野普通は51人で、1.59倍、商業は29人で1.45倍です。 -
定数2の伊那市区に2人
任期満了に伴う県議選は31日に告示2か月前となります。
これまでに出馬を表明している伊那市区の立候補予定者を表明順に紹介します。
定数2の伊那市区はこれまでに現職1人、新人1人の合わせて2人が出馬を表明しています。
西町の向山賢悟さん。48歳。自民党の新人です。
東春近の酒井茂さん。70歳。自民党の現職2期目です。
伊那市区はこれまでに出馬を表明した2人以外に表立った動きはありません。
-
定数2の上伊那郡区に4人
定数2の上伊那郡区はこれまでに現職2人、新人2人の合わせて4人が出馬を表明しています。
辰野町赤羽の瀬戸純さん。56歳。共産党の新人です。
宮田村大田切の清水正康さん。48歳。無所属現職1期目です。
辰野町宮木の垣内将邦さん。40歳。自民党の新人です。
箕輪町松島の原健児さん。57歳。無所属現職1期目です。
上伊那郡区はこれまでに出馬を表明している4人による選挙戦となる見通しです。
県議選は3月31日告示、4月9日投開票となっています。
-
箕輪町と愛知県幸田町の災害時相互応援協定10周年
箕輪町など愛知県幸田町と災害時の相互応援協定を締結している自治体が協定締結10周年記念式典を30日にオンラインで開きました。
式は幸田町と協定を締結している箕輪町、岩手県の平泉町、住田町、東京都立川市をオンラインでつなぎ行われました。
箕輪町と幸田町は中学生の農村交流を行ったことがきっかけで、平成24年度に災害時に必要な物資の提供や職員の派遣を行う協定を結んでいます。
白鳥政徳町長は「これからは災害時の連携だけでなく防災の取り組みについて交流する場も必要になってくる」と話していました。
幸田町の成瀬敦町長は「大きな災害が一度起きると復興は難しい。自治体同士が相互に応援できる体制づくりをすすめていきたい」と話しました。
-
上伊那32人 県内480人感染確認 死亡は21人
長野県内で30日 新たに上伊那地域の32人を含む480人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と松本市は、新型コロナ患者21人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は32人、飯田保健所管内で73人、上田保健所管内で72人、松本保健所管内で61人、北信保健所管内で54人、諏訪保健所管内で40人、佐久保健所管内で22人、大町保健所管内で14人、長野保健所管内で11人、長野市35人、松本市66人のあわせて480人です。
なお、県と松本市は、65歳以上で基礎疾患がある21人の新型コロナ患者の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万7,093人で入院は370人、死亡は815人です。
29日午後8時現在の確保病床使用率は35.5%となっています。
諏訪圏域と南信州圏域、松本圏域の県独自の感染警戒レベルは、5から4に引き下げられます。 -
高遠高校音楽専攻 定期演奏会
伊那市高遠町の高遠高校芸術コース 音楽専攻の定期演奏会が29日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
演奏会には音楽専攻と合唱部の生徒21人が出演しました。
演奏会では、学年ごとに工夫を凝らした演奏が披露されました。
このうち、今回が最後の演奏会となる3年生は、オリジナルのミュージカルを披露しました。
ある国の姫が村の青年と結ばれるまでを描いた物語です。
劇中の歌の作詞作曲も3年生が担当しました。
演奏会は、3年間の集大成として、また1,2年生の発表の場として開かれていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりとなりました。
会場には保護者や卒業生、地域住民など約50人が訪れ演奏に耳を傾けていました。
-
清水氏後援会事務所開き
任期満了に伴う3月31日告示4月9日投開票の県議選上伊那郡区から立候補を表明している
現職の清水正康さんの後援会は28日、宮田村の村民会館で事務所開きを行いました。
清水さんは宮田村大田切の48歳。無所属現職1期目です。
事務所開きには支持者約220人が集まりました。
県政報告会を兼ねて行われた事務所開きで清水さんは4年間活動できたのは皆さんの支えがあってのことだとして引き続きの支持を訴えました。
清水さんは「この3年間、新型コロナで活動は限られてしまいましたけれども、やはり私の基本的な政治姿勢はフットワーク軽くあちらこちらへおじゃまして話を聞いたり意見交換をすることであります。いただいた話の中でできることできないことはあるかもしれません。でも一緒に考えて物事を進めたい。」と話していました。
後援会では宮田村のほかに飯島町と上伊那北部にも事務所を開設する予定です。
定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに清水さんのほかに辰野町の新人で共産党の瀬戸純さん。
辰野町の新人で自民党の垣内将邦さん。
箕輪町の現職で無所属の原健児さんが出馬を表明しています。
-
VC長野 WD名古屋に敗れる
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの29日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ウルフドッグス名古屋と対戦し、セットカウント2対3で敗れました。
次は、2月4日土曜日にホームでJTサンダーズ広島と対戦します。
-
古文書の活用考える
伊那市と伊那市教育委員会などは、古文書の保存活用について考えるシンポジウムを29日、市役所で開きました。
始めに高遠町図書館や高遠町歴史博物館に保管させている古文書を解読するワークショップが行われました。
参加者は、東京都に本社を置く印刷業凸版印刷が開発中の人工知能AIを搭載した自動翻刻ソフトを使い高遠石工に関する古文書などを解読しました。
自動翻刻ソフトは、範囲を指定するだけで、AIが文字の区切り位置も含めて解読できるということです。
伊那市では、平成21年度から市が保管する古文書のデジタル化を進めています。
古文書シンポジウムは、市民らに、古文書を地域でどう生かすかを考えてもらおうと開かれたものでおよそ60人が参加しました。
-
上伊那83人含む県内1,054人感染
長野県内で29日新たに、上伊那地域の83人を含む1,054人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は83人、諏訪保健所管内で108人、上田保健所管内で95人、佐久保健所管内で85人、飯田保健所管内で75人、松本保健所管内で71人、長野保健所管内で54人、北信保健所管内で53人、大町保健所管内で19人、木曽保健所管内で2人、長野市251人、松本市158人のあわせて1,054人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万6,613人で入院は376人、死亡は794人です。
28日午後8時現在の確保病床使用率は35.9%となっています。 -
伊那北高校1・2年生 課題研究の成果を発表
総合的な探求の時間や課題研究で学んだことの発表会が伊那市の伊那北高校で開かれました。
普通科と理数科の1、2年生およそ500人が個人やグループで発表しました。
テーマは「効率的な暗記方法」や「ヒット曲の定義」など、生徒が興味を持った内容となっています。
ある生徒は「オリンピックで野球を復活させるには」をテーマに発表しました。
野球のデメリットは必要な道具が多いことや試合時間が長いことをあげていました。
メリットはピッチャーとバッターの駆け引きや、盗塁などの戦術的な面白さをあげていました。
また、より多くの人が気軽に楽しめるよう、今の9人制を6人制とし、ボールはゴムボールを使えばよいのではないかと話していました。
伊那北高校では「この学習をきっかけに、自分の興味のあることや好きなことを見つけ、今後の進路につなげていってほしい」と話していました。 -
上古田スケート場オープン
上伊那唯一の天然リンク箕輪町の上古田スケート場が28日にオープンし、多くの家族連れで賑わいました。
28日は午前7時にオープンしました。
早朝から訪れた子どもたちは、コースを周回したり、転ばないよう椅子につかまって滑っていました。
スケート場は、14日にオープンを予定していましたが凍らず延期となっていました。
ここ数日の寒波で凍り、ようやくオープンとなりました。
氷の厚みが十分でない場所もあるため、安全に滑走できる場所にコースをつくりました。
28日は、町内などからおよそ80人が訪れたということです。
上古田スケート場の一般開放は28日・29日の2日間で、開場時間は午前7時から午前10時までとなっています。
尚、入場・貸し靴ともに無料となっています。