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駒ヶ岳遭難 慰霊の日
箕輪町の中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山の集団遭難事故で亡くなった生徒達の霊を慰めようと、箕輪中部小学校の児童は25日、慰霊碑に手を合わせました。
25日の朝は、箕輪中部小学校の児童が学校の敷地内にある慰霊碑に花を手向け手を合わせていました。
中箕輪尋常高等小学校は、箕輪中部小学校の前身です。
駒ヶ岳遭難は、大正2年8月に修学登山のため駒ヶ岳に向かった当時の生徒と教師ら37人が山の上で暴風雨に遭い11人が犠牲となったものです。
箕輪中部小学校では、駒ヶ岳遭難事故を後世に伝えようと、事故のあった26日の前後に慰霊の行事を行っています。
箕輪中部小学校では来月6日に命の大切さを考える集会を開く予定です。
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ポレポレの丘 ナツズイセン
25日の伊那地域の最高気温は33.3度まで上がり真夏日となりました。
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘では、ナツズイセンが涼しげに咲いています。
ナツズイセンは、およそ10年前から栽培されていて、現在は、10万株が植えられています。
ポレポレの丘は、遊休農地だった場所を開墾して整備された自然公園で、およそ2.5ヘクタールあります。
地元住民らでつくる信州高遠花摘み倶楽部のメンバーが、草取りや花の手入れを行っています。
ナツズイセンは今年、例年より1週間ほど遅く咲き始め、現在見ごろとなっています。
園内にあるポレポレカフェ近くにも多くのナツズイセンが咲いています。
カフェを運営する伊藤律子さんです。
この他にも、オイランソウやオミナエシなどこの時期に楽しめる花も咲いています。
ポレポレの丘では、春はスイセン、夏はナツズイセン、秋はヒガンバナと季節ごとに楽しめるようにしています。
ナツズイセンは、8月いっぱい楽しめるということです。
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移住者向け ソーセージ作り体験会
伊那市に移住を考えている人向けのソーセージ作り体験会が25日は伊那市の新山ふるさと体験館で開かれました。
この日は、伊那市に移住を考えている県外の3組6人を含む5組10人が参加しました。
元伊那市地域おこし協力隊で高遠町のソーセージ工房BUTCHER代表の酒井一優さんに教えてもらいながら、ソーセージを作っていました。
長野県産の豚肉とハーブを混ぜ合わせ、羊の腸に詰めていました。
詰め終わったソーセージは、15分程ボイルし、表面に焼き色を付けて味わいました。
この体験会は地域の人との交流を通して移住に繋げようと伊那市が開いたものです。
伊那市では「今後も様々な体験会を通して移住や定住に繋げていきたい」と話していました。
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伊那市議会9月定例会 開会
伊那市議会9月定例会がきょう開会し、新たに9億4千万円を追加する一般会計補正予算案など22議案が提出されました。
補正予算案に盛り込まれたのは新型コロナ対策として、子育て世帯に対しての臨時特別給付金や市民税非課税の75歳以上のこの冬の暖房費支援、飼料高騰緊急対策支援など3億8千万円、6月の大雨による災害復旧費に3億7千万円などとなっています。
市議会9月定例会は来月5日から7日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われ閉会する予定です。
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大芝高原まつり あす開催
南箕輪村の大芝高原で26日、4年振りに第38回大芝高原まつりが開かれます。
大芝高原内の大芝湖には、ステージが設置されていました。
湖上ステージでは、地元のダンスグループによる発表や太鼓の演奏などが行われます。
ふるさとの味コーナーでは、地元の飲食店や村商工会のメンバーが出店します。
花火大会も行われ、午後7時半から打ち上げられる予定です。
大芝高原まつりは26日に南箕輪村の大芝高原で開かれます。
伊那ケーブルテレビでは、午後1時からご覧のチャンネルで生中継します。
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箕輪町 全世帯に5千円分の生活応援券配布
箕輪町は物価高騰対策として、町内全世帯へ5千円分の生活応援券を配布します。
これは、きょう町役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
箕輪町は原油価格や物価の高騰による町民の経済的負担を軽減するため、1世帯に5,000円分の応援券を配布します。
町民税非課税世帯で75歳以上のみの世帯には、5千円を上乗せした1世帯1万円の応援券が配られます。
事業費はおよそ6千万円で、来月1日から開かれる町議会9月定例会に提出されます。
箕輪町では10月下旬から全世帯へ応援券の送付を始める予定です。
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歴史学者 磯田さん講演会
歴史学者でNHK大河ドラマの監修も務めた磯田道史さんの講演会が8月12日に伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
講演は「日本史と地域史―古文書活用の未来―」と題し行われたもので、市内外のおよそ170人が訪れました。
講演では、古本屋で見つけた道中記の古文書が紹介されました。
高遠からおよそ200日間かけて全国を巡った記録で、磯田さんは「各地の食べ物や宿の様子など、当時の観光の発展についてわかる貴重な内容です」と話していました。
市は昨年度からデジタル技術を使った古文書資料活用事業をすすめていて、講演はその一環で企画されました。
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ゴンベエワールド バルーンアート公演
伊那市を拠点に活動する、風船遊劇団ゴンベエワールドの公演が11日、伊那市の伊那図書館で開かれました。
風船を使ったパフォーマンスで知られるゴンベエワールドこと、矢野正貴さんが竜やアニメのキャラクターを作り会場を盛り上げていました。
風船で刀などを作る体験コーナーでは親子が矢野さんに教わりながらバルーンアートに挑戦していました。
20年以上にわたり活動を続けてきた矢野さんは今年限りでの引退を決めていて「まだ実感は湧かないが最後まで精一杯がんばりたい。」と話していました。
公演は伊那図書館が夏休みに合わせて開いたもので、親子約40人が集まりました。
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手作りの服や帽子の展示販売会
手作りの服やカバンなどの展示販売会、「すず風はこぶ木染月展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には伊那市など県内の6人の出品者が持ち寄った作品、約500点が展示されています。
手作りの洋服は天然素材を使ったもので着心地の良さとデザインにこだわっているということです。
帽子は、かぶるだけで印象を変えるアイテムとして楽しんでもらいたいと作られたものです。
出品者は「手作りの良さは大量生産とは違い気持ちがこもっています。夏の終わりから秋にかけて日々を楽しく過ごせるような一品を見つけてほしい。」と話していました。
すず風はこぶ木染月展は28日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
原発の処理水を海洋放出で抗議活動
福島第一原発の処理水の海洋放出が24日に開始されたことを受け、伊那市内で反対を訴える抗議活動が行われました。
きょう午前7時半ごろから伊那市の平成大橋近くの国道153号でスタンディングが行われ、福島第一原発の処理水の海洋放出反対を訴えました。
参加者は反対を訴えるプラカードや横断幕を掲げて抗議していました。
スタンディングは福島原発トリチウム汚染水海洋放出に抗議する実行委員会が行ったもので、賛同する人たちおよそ20人が参加しました。
9月3日には、いなっせ北側広場で抗議集会とデモを行う予定です。
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林外務大臣が伊那市で意見交換
地方の魅力を世界に発信する「地方を世界へ」プロジェクトで林芳正外務大臣が長野県を24日に訪問しました。
林大臣は伊那市を訪れ、地元の関係者と意見交換を行いました。
伊那市高遠町の高遠さくらホテルには林大臣や各国の大使でつくる駐日外交団が訪れ、阿部守一知事や白鳥孝市長と意見を交換しました。
長野県への訪問は、外務大臣が駐日外交団と一緒に地方を訪れ、魅力を世界に発信する「地方を世界へ」プロジェクトの第5弾として実施されました。
対話を通じて理解を深めてもらうことで地域活性化を目指すものです。
林大臣は午前中に伊那市横山のカモシカシードル醸造所を視察しました。
カモシカシードルは地元のリンゴを使った果実酒などを醸造していて、施設の蒸留器などについて説明を受けていました。
林大臣らは伊那市のほかに諏訪市の諏訪大社や駒ヶ根市の青年海外協力隊訓練所を視察したということです。
なお林大臣は意見交換会の後駒ヶ根市で開かれた車座集会に参加し、駐日外交団は高遠町の建福寺を訪れ、高遠石工の石仏を見学しました。
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安田マサテルさん 自転車デザイン金賞受賞
箕輪町福与の自転車職人、安田マサテルさんは、イタリアで開かれたデザインの大会で、最高賞の金賞を受賞しました。
24日は、安田さんと妻の総子さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に金賞受賞を報告しました。
安田さんは、4月にイタリアで開かれたデザインコンペ、
「A´DesignAward」の自転車デザイン部門で、最高賞の金賞を受賞しました。
こちらが、大会に出品した自転車です。
2種類の木を使って作られていて、家の中に置いても違和感がないデザインになっているということです。
車体は薄い木材と絹を重ねてつくり、サドルなどは固定せず本体と組み合わせることで、振動を吸収できる構造になっています。
大会では、デザインとその機能性、従来の自転車にはない構造が評価されたということです。
大会は、世界最大級の出品数だということで、安田さんは初出品での金賞受賞となりました。
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熱中症の疑い 搬送2件
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、辰野町で80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症だということです。
また飯島町で50代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症だということです。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 卒団者3人が活躍
伊那市の小学生女子ソフトボールクラブで共にプレーした3人の選手が現在プロのソフトボールチームで活躍しています。
3人が所属していたのは小学生女子ソフトボールクラブ「アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ」です。上伊那地域で活動する唯一の女子ソフトボールクラブです。
このクラブの卒団者3人がトップリーグ「ニトリJDリーグ」で活躍しています。
酒井愛香選手は2019年から滋賀県の日本精工ブレイブベアリーズに所属し、外野手を務めています。
池上桃花選手は2022年から愛知県の豊田自動織機シャイニングベガに所属しキャッチャーを務めています。
向山琴葉選手は今年から群馬県の太陽誘電ソルフィーユに所属しピッチャーなどを務めています。
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こどものみらい古本募金 あるしんに回収ボックス設置
伊那市のアルプス中央信用金庫は、各支店に「こどものみらい古本募金」の回収ボックスを設置しています。
こどものみらい古本募金は内閣府の「こどもの未来応援国民運動」の一環で行われているものであるしんでは、今年初めて実施しています。
回収した古本は業者が買い取り、貧困の状況にある子ども達を支援する団体に買い取り額を寄付します。
また、買い取り額に加えて信金中央金庫が1冊あたり50円を追加して寄付します。
回収対象は国際標準図書番号のISBNが入った本で、主に10年以内に出版されたものです。
期間は来月15日までで、あるしんの10か所の支店に回収ボックスが置いてあります。
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農家民泊受入れ家庭対象 救急救命講習会
伊那市と伊那市観光協会は、農家民泊の受け入れ家庭を対象にした救急救命講習会を伊那公民館で23日に開きました。
講習会には、教育旅行を受けいれている農家など20人が出席しました。
講師は上伊那広域消防署本部の井口哲弥さんが務め、子どもの異変への対処方法を説明しました。
井口さんは「子どもが肩で呼吸をし、顔色も悪く、ひや汗をかいている場合は、迷わず救急車を呼んで下さい」と話していました。
また、熱中症の場合は、40度から45度のお湯を霧吹きで胸やおなかに吹きかけ、うちわであおぐと体温を下げる効果があると説明していました。
新型コロナウイルスの5類引き下げを受け、今年度、伊那市で農家民泊をする人は、300人程になるという事です。
今回は、9月からの本格的な受入れを前に、もしもの時に備え、おちついて行動できるよう伊那市と伊那市観光協会が企画しました。
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もみじ湖観光ボランティアガイド 公開講座
箕輪町観光協会は紅葉シーズンに箕輪ダム周辺で案内を行うもみじ湖観光ボランティアガイドに関心を持ってもらうための講座をきょう、産業支援センターみのわで23日開きました。
23日は、ボランティアガイドに関心のある14人が参加しました。
ボランティアガイドは10月下旬から11月上旬に行われる紅葉祭りの期間中、観光客にもみじ湖の歴史や観光情報などについて案内しています。
箕輪町観光協会では、観光案内サービスの充実を図ろうと2021年度から観光客にボランティアガイドのサービスを提供しています。
講座では、去年と一昨年の2期ガイドを務めた、向山京子さんと加納智子さんがガイドの仕事内容や心がけていることについて話をしました。
加納さんはガイドで使用している紙芝居を披露しました。
紙芝居では、箕輪ダムの建設により立ち退きとなった長岡新田地区の住民で、もみじの苗木を町に寄贈した戸田七郎さんについて紹介しています。
もみじ湖観光ボランティアガイド養成講座は今月から10月までの期間で全6回行われる予定で、25日まで受講者を募集しています。
また、箕輪町観光協会では今年度から新たにもみじ湖紅葉祭りの期間中に案内所でパンプレット配布や事前準備を行うボランティアスタッフも随時募集しています。
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二十四節気 処暑 柿が実をつける
23日は二十四節気の一つ処暑です。暑さが和らぎ、穀物が実り始める頃とされています。
伊那市西箕輪の臼田さん宅では柿が実をつけ秋の気配を感じさせています。
この日の伊那地域の最高気温は午後2時58分に33.2度を記録し、真夏日となりました。
伊那市西箕輪の臼田さん宅では、柿が実をつけ秋の訪れを感じさせていました。
長野地方気象台では、あす以降も最高気温が平年より2度から4度上回る日が続くと予想しています。
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わくわく少林寺拳法 全国大会で入賞
南箕輪村のわくわくクラブの講座の一つわくわく少林寺拳法に通う小学生5人が東京の日本武道館で5日に行われた全国大会で入賞しました。
19日は南箕輪村民体育館で練習していました。
わくわく少林寺拳法は南箕輪小と南部小の児童5人で活動しています。
出場した全日本少年少女武道錬成大会は演武を披露し審査で基準点を超えると入賞します。
今回わくわく少林寺拳法の2年生から6年生までの5人全員が出場し、全員が入賞しました。
わくわく少林寺拳法は2年前にできたクラブで去年も同じ大会で2人入賞しています。
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上伊那広域消防本部が指令業務を共同運用へ
上伊那広域消防本部は松本と諏訪の広域消防本部と指令業務の共同運用について検討していく方針を21日に上伊那広域連合議会に示しました。
これは21日に伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で柿木淳一消防長が報告したものです。
消防指令業務の住民サービスの向上や消防体制の維持強化の有効的な手段になることから、県内の各圏域で検討が始まっています。
上伊那広域消防本部は検討委員会を設置していて、松本広域消防本部、諏訪広域消防本部との共同運用についての方向性を決めたいとしています。
今後は11月の広域連合の定例議会で実施計画の骨子案の報告を行い方針を決定するということです。
実施計画は2024年4月1日までに県に提出を行う予定です。
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2学期始まる 箕輪西小始業式
夏休みが終わり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校で22日から2学期が始まりました。
このうち、箕輪町の箕輪西小では30日間の夏休みを終え、22日から2学期が始まりました。
5年生の教室では、夏休みの宿題を提出していました。
児童は、自由研究や制作の内容を一人一人発表していました。
担任の大澤三恵教諭は「先輩たちの姿を見て、実りのある2学期にしましょう」と話していました。
始業式では、3人の児童が2学期の目標を発表しました。
このうち5年生の小平翔也君は、「苦手な国語が克服できるよう、漢字や文章問題に取り組みたい。赤そばの里のPR活動や稲刈りも頑張りたい」と発表していました。
箕輪西小学校の2学期は85日間で、運動会やマラソン大会、音楽会が予定されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、22日、8つの小中学校で2学期が始まりました。
始業式のピークは23日となっています。
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中央区健康運動教室 来月50回
伊那市の中央区で2017年から月に一度開かれている健康運動教室が来月、50回目を迎えます。
20日は、中央区の50代から80代の区民およそ20人が伊那公園に集まり49回目の教室が開かれました。
2017年10月から区民の健康増進を目的に始まった教室には、月に1度開かれていてます。
この教室では、専用のポールを使って歩くノルディツクウォーキングや体操・ストレッチなどを行っています。
指導するのは、健康運動指導士で中央区の田口正彦さんです。
田口さんは第一回から指導しています。
田口さんは「意識して歩く幅を広くとること」などをアドバイスしていました。
教室の休憩時間は、住民同士の交流の場にもなっています。
一回目から継続して参加する人も多くいます。
50回を記念した教室は、来月17日に大芝高原で開かれることになっています。
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オリジナルのイラストを展示
伊那市を拠点にイラスト作家として活動している伊藤勉さんによる、かぜすず風作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には伊藤さんオリジナルキャラクターなどのイラスト約500点が展示されています。
伊藤さんは、「かぜすず風」というペンネームで活動していて動物や乗り物などを独自のタッチで描いています。
オリジナルキャラクターの「ま いか」はイカをモチーフにしたもので「まあいいか」という語呂とかけあわせています。
作品は日常のなかで感じたことをイラストと言葉で表現しています。
伊藤さんは「私の世界観や作品の雰囲気を楽しんでもらいたい。」と話していました。
かぜすず風作品展は23日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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横断歩道の事故撲滅へ 標語決まる
伊那警察署が管内の小学4年生を対象に募集した、横断歩道における事故撲滅を呼び掛ける標語が決定し、22日に表彰式が行われました。
この日は、伊那警察署で表彰式が行われ、小林雄二署長から入賞者5人に賞状が手渡されました。
最優秀賞に選ばれたのは、箕輪北小学校の伊東瑶成くんの「手を上げよう はずかしがらず 意思表示」と、
南箕輪小学校の笠原弥絵さんの「気づいてね まっすぐあがる 小さな手」です。
他に、西春近北小学校の中島優花さん、辰野東小学校の古村環くん、箕輪北小学校の渕井華望さんが優秀賞に選ばれました。
伊那警察署では、横断歩道における歩行者優先義務を定めた「道路交通法第38条」のルールを、歩行者と運転者に理解してもらい事故撲滅を図る「伊那谷38運動」を独自で行っています。
署では啓発活動を通年行うため、今回初めて標語を募集しました。
管内の小学4年生を対象に募集し、11校の児童から作品が寄せられたということです。
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最高気温36.1度 猛暑日
22日の伊那地域の最高気温は、36.1度と猛暑日となりました。
伊那地域の最高気温は、午後2時11分に36.1度まで上がり、猛暑日となりました。
伊那市陸上競技場では、伊那弥生ケ丘高校の陸上部が練習を行っていました。
部員は、休憩中は日陰に入ったり、こまめに水分補給をして熱中症対策をしていました。
長野地方気象台によりますと、向こう1週間も最高気温が35度近くになり、暑い日が続くとしています。
また、南からの湿った空気などの影響で大気の状態が不安定になり、急な雷雨も予想されるということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、駒ヶ根市で10代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は中等症だということです。
また、飯島町で80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
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箕輪中新制服導入へ 小学生らが意見出し合う
箕輪町の箕輪中学校のPTAなどは、再来年4月に新制服の導入を検討しています。
21日は、新しい制服を初めて着る町内の小学5年生らが集まり意見を出し合う会が開かれました。
21日は、町内5つの小学校の児童35人が参加しました。
他に、中学生やPTA役員などおよそ40人も参加し、小学生にアドバイスを送りました。
会場には、男女合わせて100着以上の制服の他、シャツやリボン、ネクタイなどのサンプルが並べられました。
現在の箕輪中学校の制服は、50年以上前から男子は学ラン、女子は紺色を基調としたものです。
以前から制服を変えて欲しいという意見が生徒から出ていたことから、昨年度箕輪町教育委員会が「箕輪中学校制服検討委員会」を立ち上げました。
保護者や生徒にアンケートをとったところ、8割が変更を希望していることが分かり、現在の小学校5年生が中学生となる2025年度からの新制服の導入を検討することになりました。
児童らは、8つの班に分かれて、それぞれ気に入った制服を探しました。
サンプルの制服を見て回ったあと、「今の制服の色を基に決めた」「女子はスカートとスラックスを選べるようにした」などと、それぞれの班が選んだポイントを発表しました。
今回出された意見は、9月に開かれる検討委員会に報告され、最終的には来年6月までに決定するとしています。
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竜西地域で雷雨 停電や交通障害
21日午後2時頃、伊那市の竜西地域で一時、雷雨により強い風が吹き、雹が降りました。
これにより、倒木などがあり、交通障害が発生しました。
伊那市内では、午後2時ごろ、雷を伴う激しい雨が降りました。
伊那の観測地点では午後2時7分に最大瞬間風速が24メートルの強い風が吹き、雹が降った地域もあるということです。
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若手アーティスト応援展INTERACT
長野県内で活躍する20代から40代の作家9人が作品展示や演奏を披露する「若手アーティスト応援展INTERACT/インタラクト」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
応援展には若手作家9人が参加していて、そのうち、会場には7人による絵画や造形などの作品49点が展示されています。
この展示会は、信州高遠美術館が2015年から2021年まで開催した「若手アーティスト展」に出品した長野県内で活躍する作家に声を掛け実現したということです。
こちらは伊那市在住ののぞみ
るきさんの作品「風景につかる」です。
アトリエがある高遠町の風景を布に描いたということです。
こちらは伊那市在住のババモエナさんの作品「変化と空白」です。
日本画の画材岩絵の具で和紙に絵を描き、アクリル板で覆った作品です。
ババさんは人物や風景などを中心に身近なものを題材として描いているということです。
信州高遠美術館では「地元で活躍する若手作家の作品を見て、応援してもらいたい」と話していました。
この展示会は10月1日までです。
入館料は一般500円で、高校生以下は無料となっています。
なお、9月30日と10月1日は開館記念日のため、入館料が無料となります。
この2日間はイベントも行われる予定で、作家による物販やワークショップ、ライブ演奏などが行われるということです。
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神子柴区 念願の子どもみこし初披露
南箕輪村の神子柴区は、これまで所有していなかった子どもみこしを新たに製作し、14日に行われた夏祭りで初めて披露しました。
公民館で行われた祭りでは、およそ40人の子どもがみこしを担ぎ、会場を練り歩きました。
酒だるで本体を作り、木材や段ボールなど身近な材料で組み立て、子どもたちが折り紙で装飾をしました。
神子柴区は、村内で唯一子どもみこしがなく、数年前から住民や児童から地区にも欲しいと要望がありました。
区は、みこし委員会を立ち上げ、夏祭りに向けて6月から子ども体験講座「かま塾」に通う児童らと製作してきました。
区として初めての子どもみこしは、4年ぶりの夏祭りを盛り上げていました。
東西に長く、南箕輪小学校と南部小学校の児童がいる神子柴区では、「子どもたちがみこしを一緒に担ぎ、絆を深める機会にしていきたい」としています。
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伊那市内8地区で二十歳のつどい
伊那市と箕輪町ではお盆の時期に合わせて「二十歳のつどい」が行われました。
高遠町と長谷地区を除く、伊那市内8地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に行われました。
このうち、東春近地区の二十歳のつどいは、15日に東春近公民館・春近郷ふれ愛館で行われ、対象者65人のうち51人が出席しました。
伊那市教育委員会の黒河内貴委員は「夢や希望を持ち、すてきな人生を歩んでほしい」と式辞を述べました。
出席者を代表して岡添龍樹さんは「大人としての自覚を持ち、社会人の1人として努力していきたい」と決意を述べました。
式の後、十歳の二分の一成人式の時に封印したタイムカプセルを開封しました。
中には寄せ書きや手紙など思い出の品が入っていました。
出席者は懐かしそうに中身を確かめていました。
今年度の伊那地区の対象者は761人となっています。