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南箕輪村の43歳の職員 懲戒処分
南箕輪村は、43歳の職員が、4年近く勤務中にスマートフォンのゲームを行っていたとして、減給3か月の懲戒処分にしたと17日発表しました。
懲戒処分となったのは、南箕輪村に勤務する43歳の主査です。
南箕輪村によりますと、この職員は2019年4月頃から去年12月までの間、勤務時間中にスマートフォンの位置情報ゲームを行っていたということです。
村では、職務に専念する義務を怠ったとして、減給10分の1、3か月の懲戒処分としました。
藤城栄文村長は「今後このようなことがないよう職員の管理監督に努め、住民の皆様の信頼回復に向けて全力を尽くします」とコメントしています。
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長野県内で新たに上伊那の25人を含む408人 新型コロナ感染確認
長野県内で17日新たに、上伊那地域の25人を含む408人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、新たに4人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は25人、飯田保健所管内で51人、諏訪保健所管内で50人、佐久保健所管内で38人、上田保健所管内で36人、松本保健所管内で34人、北信保健所管内で19人、大町保健所管内で9人、長野保健所管内で5人、木曽保健所管内で3人、長野市60人、松本市78人のあわせて408人です。
県は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある3人と基礎疾患のない1人の合わせて4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万8,796人で入院は183人、死亡は838人です。
16日午後8時現在の確保病床使用率は20.5%となっています。 -
南箕輪小学校4年生 わさびスイーツ販売
南箕輪村の南箕輪小学校の児童が育てたわさびを使ったプリンとジェラートが12日、大芝の湯で開かれた森と芝のマルシェで販売されました。
12日は、南箕輪小学校4年3組の児童36人がプリンとジェラート、それぞれ80個を販売しました。
こちらがわさびプリンとわさびジェラートです。
プリンは子どもたちも食べやすいようにと、やさしい味になっているということです。
ジェラートは茎や葉が入っていて、よりわさびの風味を楽しめるということです。
4年3組の児童たちは去年の5月から、総合の学習の時間で学校近くの森にあるわさび田でわさびづくりに取り組みました。
育てたわさびをスイーツにして多くの人に食べてもらおうと企画しました。
村開発公社が協力し、商品化しました。
プリンは完売となりましたが、ジェラートは3月まで大芝の湯と味工房で購入することができます。
価格は一つ350円です。
12日は大芝の湯で、飲食の販売ブースやクラフト体験などができる森と芝のマルシェが開かれ、4年3組もそのブースのひとつとして出店しました。
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フルートアンサンブルコンサート
上伊那のフルート愛好家でつくる伊那フルートアンサンブルの第20回コンサートが12日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートには、伊那フルートアンサンブルのメンバー18人が出演しました。
今年のテーマは冬が去り、春が訪れることを表す四字熟語「一陽来復」です。
春や希望に関連したクラッシックや歌謡曲、ゲーム音楽など21曲を、低音・高音の5種類のフルートを使って演奏しました。
新型コロナの影響で去年は中止となっていて、従来の観客を入れての開催は3年振りとなりました。
伊那フルートアンサンブルでは、「演奏を聴いて少しでも明るい気持ちになってもらいたい」と話していました。 -
上伊那25人含む県内499人感染確認
長野県内で16日新たに、上伊那地域の25人を含む499人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県は、上伊那圏域の県独自の感染警戒レベルを小康期に引き下げました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は25人、諏訪保健所管内で72人、佐久保健所管内で71人、上田保健所管内で47人、飯田保健所管内で38人、松本保健所管内で36人、北信保健所管内で21人、長野保健所管内で18人、大町保健所管内で6人、木曽保健所管内で2人、長野市99人、松本市64人のあわせて499人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万8,388人で入院は163人、死亡は834人です。
15日午後8時現在の確保病床使用率は20.6%となっています。
また県は、上伊那圏域と長野圏域の県独自の感染警戒レベルを3から陽性者の発生が比較的落ち着いている小康期にそれぞれ引き下げました。
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天竜川水系の渓流釣りが解禁
辰野町から松川町までの天竜川水系で16日に渓流釣りが解禁となりました。
南箕輪村の天竜川でも愛好家が釣りを楽しむ姿が見られました。
伊那市美篶のこちらの男性は毎年、渓流釣りの解禁にあわせて天竜川で釣りをしているということです。
天竜川漁業協同組合では、解禁にあわせて体長20センチほどのあまごの放流を行っています。
16日の午前中は水温が低く魚の動きが鈍かったため、取材中にあたりはありませんでした。
渓流釣りの期間は9月30日までです。
遊漁料は年間券が6,600円、1日券が1,100円で天竜川漁業協同組合や釣具店などで購入できます。
天竜川漁協では雪が残っている場所もあるので足元に注意して釣りを楽しんでほしいと呼びかけています。
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箕輪町で阿部知事と住民が対話集会
長野県の阿部守一知事が県内各地を訪れ、地域の住民と意見交換をする対話集会が16日に箕輪町の木下保育園で開かれました。
集会には箕輪町の白鳥政徳町長や地域住民などおよそ30人が参加しました。
16日は持続可能なまちづくり「ゼロカーボンの推進」というテーマで阿部知事と住民が意見交換を行いました。
箕輪町では2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指しています。
集会ではゼロカーボン以外に農業や教育分野についても意見交換が行われました。
長野県は対話の県政を推進するため、知事が県内にある77市町村を訪問する県民対話集会を2022年10月から開いています。
上伊那での開催は箕輪町が最初となりました。
16日は箕輪町に続き辰野町でも集会が開かれました。
今年度中に飯島町と宮田村、来年度は伊那市と南箕輪村などでの開催が予定されています。
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伊那ロータリー顕彰 梅垣さんと宮下さん受賞
伊那ロータリークラブは、長年にわたり、伝統文化やスポーツの分野で青少年育成に貢献したとして、伊那市の梅垣佐知子さんと宮下成彰さんにロータリー顕彰を16日に贈りました。
この日は、伊那市のくぬぎの杜で創立記念定例会が開かれ、2人に顕彰が贈られました。
美篶の梅垣さんは現在92歳で、40年にわたり、地元の子供たちに詩吟や剣舞を教え、伝統文化継承と青少年育成に貢献しました。
中央の宮下さんは、去年まで行われていた中学生野球の「伊那ロータリ―杯」の事務局長を20年務め、上伊那の野球の振興と発展に貢献しました。
伊那ロータリークラブでは、毎年地域の発展や文化継承などに貢献した人を表彰していて、今回で44回目となりました。
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伊那市ドローン物流事業 北陸信越運輸局長賞受賞
伊那市が行っているドローン物流サービスが、物流事業の効率化や発展に貢献したとして「北陸信越運輸局長賞」を受賞しました。
16日は、伊那市役所で表彰式が行われ、北陸信越運輸局の平井隆志局長から白鳥孝市長に表彰状が手渡されました。
北陸信越運輸局では、物流事業の効率化や発展、最新技術を活用し環境保全に貢献した事業所などを表彰していて、今回伊那市のドローン物流サービス事業が選ばれました。
伊那市は、中山間地域の買物弱者解消のため2020年8月からこのサービスを始めました。
全国の自治体で初めてドローンを使った配送サービスを本格的に開始したことや、テレビで注文から決済まで行うことで、高齢者でも扱いやすい点などが評価されたということです。
白鳥市長は「今後も地域の課題解決をしながら、住み続けられる伊那市を作っていきたい」と話していました。
この日は他に、電気自動車の導入を進め、環境保全に貢献したとして、飯田市の南信州広域タクシー有限会社も受賞しました。
今年度の表彰は、運輸局の管内の長野・新潟・富山・石川の4県の中で、この2例だけだということです。
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第3回桜開花予想 高遠城址公園は4月4日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第3回の桜の開花予想を16日、発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は4月4日となっています。
16日の高遠城址公園です。
ウェザーニューズが発表した桜の開花予想によりますと、今年の高遠城址公園は4月4日で、前回の発表と比べ、1日早くなっています。
満開は4月11日の予想です。
なお、去年は4月5日に開花し、10日に満開となりました。
第4回の開花予想は3月上旬の予定です。
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令和4年分の確定申告始まる
16日から全国一斉に令和4年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署が管轄する上伊那地区の申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象です。
会場では電子申告システム、e-Taxでの申告を基本としていて、スマートフォン専用コーナーを去年の3倍に増やしています。
訪れた人たちは職員のサポートを受けながら申告の手続きを行っていました。
伊那税務署では「できるだけ自宅でe-Taxを使って申告して欲しい、早めの手続きをお願いしたい」と呼び掛けています。
確定申告は3月15日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
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高遠城ゆかりの品 県宝指定へ答申
長野県文化財保護審議会は、宮田村の小田切家が所蔵する高遠城のゆかりの品106点を、新たに県宝に指定するよう、県教育委員会へきのう答申しました。
県宝へ指定するよう答申されたのは、宮田村の小田切康彦村長が所蔵する「高遠城二ノ丸厩稲荷本殿と上家、奉納品類」106点です。
これらは、ニノ丸にあった厩に祀られていた稲荷社の本殿など にあったとされる品々です。
廃城当時、厩に勤務していた小田切家に伝わったとされています。
審議会では、これらの品々は藩士の御厩稲荷(おうまやいなり)への信仰を知る事ができ、高遠藩や高遠城の歴史を知るうえで極めて貴重な資料だとしています。
県宝への正式指定は、次回の県教育委員会の定例会で決定し、県報に告示されます。
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東春近小150年に向け 湯澤さんと歌作り
伊那市の東春近小学校の子ども達は、学校OBでシンガーソングライターの湯澤かよこさんと創立150周年を記念した歌を作っています。
15日は湯澤さんが学校を訪れ、子ども達と歌詞づくりを行いました。
このうち、3年生の授業では子ども達がプリントの中から歌詞に入れてほしい言葉を選んでいました。
言葉は、全校児童から出された学校のイメージや思い出をキーワードにしたもので、湯澤さんが30個に絞り込みました。
歌づくりは、創立150周年事業の一環で行われています。
湯澤さんは東春近小の卒業生という事もあり、学校が記念の歌の制作を依頼しました。
15日は、湯澤さんが持ち歌も披露しました。
今後は、湯澤さんがメロディーや歌詞の候補を作り、子ども達と一緒に完成させるという事です。
お披露目は11月の150周年記念式典で行われます。
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上伊那の企業合同 インターンシップ
上伊那企業が合同で大学生などを対象にした職場体験を実施する、インターンシップスーパーウィーク2023が15日から始まりました。
インターンシップは上伊那の製造業や金融業など36社が参加しています。
このうちアルプス中央信用金庫駒ヶ根研修センターには、県内外の大学に通う3人が訪れました。
学生たちは、実際に店舗で使われている機械を使い、入出金の操作を体験していました。
インターンシップスーパーウィークは、1日の仕事体験を通して地元企業を知ってもらおうと、伊那職業安定協会が開いたものです。
上伊那の企業が期間を集中して職場体験の場を設けることで学生は期間中、複数の企業を訪れることが出来ます。
15日から28日までの期間中、上伊那の36社で1日仕事体験が出来るということです。
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高校入試後期選抜 募集人員発表
長野県教育委員会は令和5年度入学の公立高校後期選抜の募集人員を15日発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通48人、商業20人。
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新型コロナ 上伊那74人含む県内537人感染確認
長野県内で14日新たに上伊那地域の74人を含む537人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また県は新たに2人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は74人、佐久保健所管内で93人、諏訪保健所管内で78人、上田保健所管内で37人、松本保健所管内で33人、飯田保健所管内で30人、長野保健所管内で21人、大町保健所管内で19人、北信保健所管内で9人、木曽保健所管内で3人、長野市43人、松本市97人のあわせて537人です。
また、県は65歳以上の基礎疾患のある2人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万7,173人で入院は165人、死亡は832人です。
13日午後8時現在の確保病床使用率は21.4%となっています。 -
高遠第2・第3保育園で馬そり体験
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児は、馬にそりを引いてもらう馬そり体験を14日に行いました。
この日は、未満児から年長までの27人が、馬の後ろに取り付けたそりに乗り、園庭をまわりました。
そりをひくのは、今年で20歳になるオスのウマで、おとなしい性格だということです。
馬を連れてきたのは、山室で馬耕を広める活動などをしている、うまや七福の横山晴樹さんです。
園では、毎年春ごろに馬耕体験をしていますが、今回は10日に雪が多く降ったことから、初めて馬そり体験を行いました。
そりに乗り終えると、ご褒美にりんごをあげていました。
園では、今後も馬や羊など、生き物と触れ合う体験をしていきたいとしています。
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上伊那で100棟以上の農業用ハウス倒壊
10日に降った雪の影響で、上伊那地域で100棟以上の農業用ハウスの倒壊があったことがわかりました。
JA上伊那によりますと、再建に必要な金額は1億円に上るとしています。
こちらは11日に撮影した伊那市西箕輪の農業用ハウスの写真です。
雪の重みでハウスが変形しています。
JA上伊那の調査によりますと、14日の朝までに上伊那全体で100棟以上の農業用ハウスや農機具格納庫の倒壊が報告されているということです。
このうち、伊那市は50棟、箕輪町は6棟、南箕輪村は18棟となっています。
再建する場合にかかる金額は上伊那全体で1億円を超えると想定しています。
JA上伊那では今後も引き続き調査を行っていくということです。
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芳澤慶士郎君と香乃子さん兄妹 空手で全国へ
伊那市の東部中学校2年生の芳澤慶士郎君と伊那東小学校5年生の香乃子さんの兄妹は、それぞれ空手の形競技で全国大会に出場します。
13日は兄の慶士郎君と妹の香乃子さんが伊那市役所を訪れ、笠原千俊教育長に全国大会出場を報告しました。
2人は8年前から空手の形競技をはじめ、駒ヶ根市の道場に週2回通っています。
慶士郎君は、県の選考会で3位となり、3月に京都府で開かれる全国中学生空手道選抜大会に出場します。
香乃子さんは、北信越大会で準優勝し、17日に北海道で開かれる全日本少年少女空手道選抜大会に出場します。
笠原教育長は「ベストパフォーマンスを発揮してください」と激励していました。
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伊那養護学校の生徒 接客技能検定
特別支援学校の高等部の生徒の働く力を評価する技能検定大会が14日箕輪町の伊那プリンスホールで開かれました。
技能検定大会は、「清掃部門」「食品加工部門」「喫茶サービス部門」の3部門があり、今日は喫茶サービス部門が開かれました。
伊那養護学校高等部の1年生と3年生の7人が出場しました。
このうち3年生の早野素直さんは、飲食関係の福祉就労事業所に就職が決まっているということで、今後に活かそうと今回出場しました。
大会では、注文を取ったり飲み物の提供などを行いました。
生徒たちは去年12月末から練習を行ってきました。
指導したのは箕輪町の飲食店店主の藤澤久美子さんで、14日は審査員を務めていました。
技能検定大会は特別支援学校の生徒の働く力を高めようと県教育委員会が開いています。
結果は10段階で評価され、3月上旬に認定証が贈られるということです。
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木ノ下駅前に若者の居場所 お披露目
箕輪町のJR木ノ下駅前に、空き家を活用した若者などが集える居場所が作られ、地域住民にお披露目されました。
JR木ノ下駅前です。
木ノ下からとった「アンダー ザ ツリー」拠点と呼ばれていますが、正式名称はまだありません。
お披露目の14日は、チケットが販売され、駄菓子の購入やゲーム体験ができるイベントが行われました。キッチンカーも出店し、温かい食べ物も提供されました。
部屋にはこたつが設けられ、カードゲームを楽しんだり、飲食をすることもできます。
主催したのは、一般社団法人こどものみらい舎です。
代表の小島亜矢子さんは、近くで学習塾や放課後デイサービスを経営していて、若者の居場所をつくりたいと考えました。
空き家だったこの場所を取得し、去年11月から、高校生やスタッフとともに改築していきました。
今回のイベントは大学生や高校生が主体となって企画しました。
中心となった伊那市出身で、埼玉県の大学に通う佐野 日菜さんです。
参加者は思い思いに、居場所での時間を過ごしていました。
こどものみらい舎では、この場所を、高校生や大学生が主体的に作って行く場所にしたいとしていて、名称も、これからアイディアを募集しながらみんなで考えていくということです。
現在は、雨や雪が降ったときや電車が遅れたときなど、利用したいときに無料通信アプリ「ライン」で呼びかければ、近くにいる小島さんがカギを開けるシステムです。
今後はスタッフが常駐する体制を整え、若者の居場所として育てていきたいとしています。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催
伊那市高遠町に400年以上前から伝わるとされるだるま市が、11日、3年ぶりに開かれました。
鉾持神社参道には、大小さまざまなだるまが並び、訪れた人たちでにぎわいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせ、江戸時代から400年以上続くとされています。
一昨年と去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、今年3年ぶりに開かれました。
訪れた人たちは、自分に合ったサイズのだるまを見定めて買い求めていました。
訪れた人たちは境内で古くなっただるまを奉納すると、神社に参拝し手を合わせていました。 -
野口さん ZTF彗星と火星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家野口輝雄さんは、およそ5万年かけて地球に最も近づいたZTF彗星と火星を1枚の写真に収めることに成功しました。
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南箕輪村 来年度新たに観光森林課を新設へ
南箕輪村は、大芝高原に関する事業と林業分野に関する事業を行う「観光森林課」を、来年度新たに設置する方針です。
13日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、課の新設について村が概要を示しました。
来年度から新たに観光森林課を新設し、課内に大芝サービス係と森林デザイン係の2つの係を設ける計画です。
これまで大芝高原や村開発公社に関する業務を行っていた特命担当室を廃止し大芝サービス係が業務を引き継ぐ他、産業課が行っていた村有林や林業に関する業務を森林デザイン係が担当します。
村では、観光森林課の新設により大芝高原将来ビジョンに沿った事業や公園内の樹種転換事業を特化して推進していきたいとしています。
条例の一部改正案が3月議会に提出され、認められれば4月1日の施行となります。 -
みのわ祭り7月29日開催へ
箕輪町のみのわ祭り実行委員会が9日開かれ、今年は7月29日に開催することなどが決まりました。
9日は、箕輪町内で今年のみのわ祭りの日程や役員体制が承認されました。
実行委員長は、荻原直己さんに決まりました。
新型コロナの影響で去年と一昨年のみのわ祭りは、規模を縮小し地域交流センターを会場に実施しました。
今年は会場を、松島仲町周辺で実施したいとして今後、地域の人たちと意見交換をして検討していくとしています。
また、まつりポスターやうちわの図案を募集することも決まりました。
次回の実行委員会は、28日に開かれ、祭りのスローガンなどを決めるということです。 -
上伊那13人含む県内198人感染
長野県内で13日新たに、上伊那地域の13人を含む198人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は13人、飯田保健所管内で37人、松本保健所管内で17人、諏訪保健所管内で14人、上田保健所管内で13人、長野保健所管内で12人、佐久保健所管内で6人、大町保健所管内で5人、北信保健所管内で4人、木曽保健所管内で1人、長野市29人、松本市47人のあわせて198人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万6,636人で入院は180人、死亡は830人です。
13日の午後8時現在の確保病床使用率は22.8%となっています。
また、北アルプス圏域の県独自の感染警戒レベルを3から陽性者の発生が比較的落ち着いている小康期に引き下げました。 -
伊那広域シルバー人材センター3年ぶりの作品展
伊那市のシルバー人材センターの会員による作品展が13日から始まりました。
会場には伊那広域シルバー人材センターの会員30人の作品およそ70点が並んでいます。
作品展は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
センターでは「会員の趣味などで作った作品を多くの人に見てほしい」と話していました。
作品展は16日まで開かれています。
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上牧の里山でそりすべり
伊那市上牧の住民は、地区内の里山で11日、そり滑りを楽しみました。
11日は全長およそ200メートルのコースが作られ、地区の子ども5人がそり滑りを楽しみました。
10日に40センチ近くの雪が積もり、2019年以来この場所でそり滑りができました。
住民有志で作る上牧里山づくりは、上牧の里山にある遊歩道を利用して毎年そり大会を企画しています。
11日は、住民手作りの木のそりも用意されました。
上牧里山づくりでは「日頃整備しているコースで冬ならではの遊びができた。子どもたちが地域の里山で遊ぶ機会を増やしていきたい」と話していました。
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瀬戸氏後援会事務所開き
任期満了に伴う3月31日告示4月9日投開票の県議選上伊那郡区から立候補を表明している新人の瀬戸純さんの後援会は12日辰野町の後援会事務所で事務所開きを行いました。
瀬戸さんは辰野町赤羽の56歳。共産党の新人です。事務所開きには支持者約80人が集まりました。
事務所開きで瀬戸さんは、辰野町議会議員を務めた7年間の実績を活かし住民の意見・要望を県政へ届けるとして支持を訴えました。
瀬戸さんは「私が女性の候補者、上伊那郡区から今はまだ1人です。コロナ禍で各家庭を訪問するたびに特に女性から『瀬戸さん私たち女性の声を県会に行って、県政に伝えてほしい。』と言われます。ぜひとも県会に押し上げていただいて、女性の代表としても働かせていただきたいと思います。」と話していました。
後援会では辰野町と箕輪町で決起集会を計画していて支持の拡大を図るとしています。
定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに瀬戸さんのほかに宮田村の現職で無所属の清水正康さん。
辰野町の新人で自民党の垣内将邦さん。箕輪町の現職で無所属の原健児さんが出馬を表明しています。
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南箕輪村 村政150周年ロゴマーク完成
18日の南箕輪村の日に合わせ、記念のイベントが12日に、村民センターで開かれ、村政150周年ロゴマークが発表されました。
南箕輪中学校の生徒から案を募集し、その中で3年生の入戸華乃子さんの作品を採用しました。
南箕輪村では2025年に村政150周年を迎えます。
村民に周知をしていこうと村ではロゴマークを制作しました。
「150年の人と木 未来へつなぐ幸せなひととき」というキャッチフレーズも同時に発表され、ロゴマークには村の象徴であるアカマツと絆を表現した人のシルエットが描かれています。
入戸さんには藤城栄文村長から表彰状が手渡されました。
藤城村長は「このロゴマークを活用し、150周年に向け多くのイベントを企画していきたい」と話していました。
ロゴマークは村の広報誌などで使われるということです。
記念イベントでは他に、学校給食センターの愛称、運搬トラックのイラストが発表されました。
現在建設中で8月完成予定の給食センターの愛称は、南部小学校6年の橋場倉介君など5人から応募があった「まっくんキッチン」に決まりました。
給食を運ぶ運搬トラックのイラストは、南箕輪中学校1年生の平林彩乃さんの作品が選ばれました。