-
箕輪町議会6月定例会開会
箕輪町議会6月定例会は12日開会し、07年度一般会計など補正予算案、中部小耐震補強・大規模改造工事請負契約、地域交流センター・消防署建築本体工事の請負契約など19件を提案した。先決処分6件、請負契約4件を可決した。
中部小耐震補強・大規模改造工事請負契約の相手方は箕輪建設工業(白鳥和夫代表取締役)で契約金額は1億2579万円。工期は9月28日。
まちづくり交付金事業地域交流センター・消防署建築の本体工事請負契約の相手方は岡谷組箕輪営業所(貝梅実所長)で契約金額は3億1804万5千円。電気設備工事請負契約の相手方はエイ・エム・シイ(吉田卓美代表取締役)で契約金額は6405万円。機械設備工事請負契約の相手方はヤマウラ箕輪営業所(渡辺浩史所長)で契約金額は5985万円。工期はいずれも08年3月17日。
任期満了に伴う人権擁護委員の推薦は、唐沢清光さん(64)の再任について適任と決した。
報告は繰越明許費繰越計算書、町土地開発公社経営状況、みのわ振興公社経営状況など6件。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽異常気象による災害対策や地球温暖化対策の強化・拡充を求める意見書提出を求める件▽「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書提出に関する請願書▽少人数学級の早期実現や複式学級の編成基準の改善、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願書▽長野県独自の30人規模学級の拡大及び市町村における自由度の拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願書
◇陳情 ▽日豪EPA交渉及びWTO農業交渉に関する陳情書 -
休耕田に青いアサガオの種まき
箕輪町上古田の住民組織「これからの農業林業を考えるEグループ」(唐沢光範グループ長)は12日、休耕田に青いアサガオ「ヘブンリーブルー」の種まきをした。上古田長寿クラブ、西部花街道の会上古田支部、箕輪西小学校3年生、上古田保育園、有志が協力して作業した。
Eグループは、遊休農地を無くし地域を活性化させようと活動している。青いアサガオは昨年、上古田運動場近くの畑で栽培。今年はより多くの人に観賞してもらえるように、上古田公民館から東へ400メートル下った道路沿いの休耕田を借り、国土交通省日本風景街道の支援金で種を購入した。赤そばの花が咲くころ楽しめるように時期を考えて種まきを計画した。
今春、同じくEグループが取り組んだ休耕田利用のチューリップ園を見に訪れた西小と上古田保育園には、自分達のアサガオという感覚で楽しんでほしい-と各2アールずつ確保し、種まきに参加してもらった。
開花は9月中旬ころで約1カ月は楽しめる見込み。唐沢グループ長は、「咲いたら見事だ思う。赤そばの花を見に来る人にアサガオも楽しんでもらいたい」と期待している。 -
【記者室】ノーネクタイの勧め
6月になり、街のあちこちでクール・ビズを目にするようになった。一部の官公庁や企業でもノーネクタイが解禁となったが、全体の普及率はいまひとつのようだ。襟元の・ス締まり・スがなく見えるのが二の足を踏む原因だろうか▼ネクタイの起源は350年ほど前、欧州・クロアチアの騎兵がユニフォームとして首に巻いた色鮮やかなスカーフらしい。今では世界中で完全に男性の制服と化したが、首に長い布をぶら下げて歩くというのも考えてみればおかしな姿だ▼欧米ではともかく、高温多湿の日本の夏に首を締めていては体の熱を封じ込めるようなもので、どうにも合理的ではない。地球温暖化防止が叫ばれる今、ノーネクタイで環境対策に一役買ってみてはいかが。(白鳥文男)
-
赤穂東小学校カイコ飼育教室
駒ケ根市の赤穂東小学校(太田寿久校長)の3年2組(内山和美教諭、30人)は今年度、総合的な学習の一環としてカイコの飼育に取り組む。初めての勉強会を5月21日に行ったのに続いて12日、2回目の授業で教室を訪れた駒ケ根シルクミュージアムの学芸員宮崎久美さんからカイコの生態や繭について詳しく学んだ。児童らはカイコを手のひらに乗せ「スベスベしていてかわいい」と笑顔で見詰めていた=写真。カイコの飼い方について児童らは「クワの葉はどうやって細かくするんですか」、「夜はどこに寝かせればいいんですか」などと宮崎さんに質問していた。
クラスではこの日、350匹のカイコ(3齢)を譲り受けた。7月中旬にかけて教室で飼育するほか、児童ら一人につき10匹ずつ分けて夜は各家庭に持ち帰り、クワの葉を与えるなどして飼育していく。 -
いも焼酎南箕輪会
サツマイモ苗植え作業南箕輪村に発足した「いも焼酎南箕輪会」(12人、藤沢久人会長)は11日、南殿の休耕田で焼酎用サツマイモの苗植え作業に励んだ。
南箕輪開発公社が、大芝高原温泉の開湯10周年に南箕輪ブランド作りを企画し、大芝荘の利用客で自分でいも焼酎を作り飲んでみたいという有志に声をかけ会が発足した。
初の作業で、一般住民にも参加を募り、会員と一般の約30人が、休耕田17アールに3200本の苗を植えた。約5トンの収穫を見込み、焼酎は喜久水酒造(飯田市)で造る。
上伊那産サツマイモを原料にしたいも焼酎「伊那八峰」で、昨年南箕輪村は「不死清水」の名で販売したが、今年は同会の生産したサツマイモを使用し、「大芝の華」の名で販売する。
藤沢会長は、「40歳代から80歳代まで、物好きな衆の集まり。楽しく続けていきたい」と話し、12月には試飲会も計画しているという。 -
バイクボランティア走行訓練
南箕輪村に拠点を置く災害時バイクボランティア「B・F・F・W」(バイク・フォーメーション・フライ・オン・ウィング)は10日、会員の運転技術向上のため村内企業の駐車場で走行訓練に励んだ。
災害時にバイクの持つ高い機動性を使い、物資の運搬、情報伝達活動などに取り組もうと05年に発足。会員は36人。村防災訓練の協働参加、独自訓練などに取り組んでいる。
この日は、今年最初の訓練で、縦20メートル、横15メートルの長方形の外側を8の字を描いて2周するタイムを計った。13人がコースを何周もして訓練した。
代表の知野貞美さんは、「ライディングテクニックを向上させ、万一のときには少しでも役に立ちたい」と話した。 -
大阿原湿原で上農生が木道整備
上伊那農業高校緑地工学科の2年生37人が12日、伊那市長谷の大阿原湿原で木製遊歩道などの修復作業をした。生徒たちはハンマーやのこぎりなどを使って古くなった木道などを取り替え。自然保護の大切さを学んだ=写真。
学校では学べないことを学んでもらおう竏窒ニ、同湿原を管理する南信森林管理署の協力を得て04年から始めた取り組み。これまでは夏休みに実施してきたが、今年は入山者がピークとなる夏を前に整備することにした。
高校生は7班に分かれて作業を実施。途中、森林管理署の職員から「この辺はもう時期モウセンゴケがでるからね」などという話を聞きながら、地元にある貴重な湿原について理解を深めていた。
大阿原湿原の標高は1810メートル。枯死した植物が泥炭化して蓄積した高層湿原で、高層湿原の中では本州最南端に位置する。約12ヘクタールの湿地帯にはミズゴケ類のほか食虫植物のモウセンゴケ、高山植物のクリンソウ、サギスゲ、コナシなどが自生。そのため南信森林管理署では1968年に木道を設置し、入山者の踏み荒らしや乾燥化からの保護に努めている。一方最近は、シカが入り込んでいる形跡も確認しており、貴重な植物への影響も懸念される。 -
上伊那郷土館の閉館に合わせ、17日に特別公開
伊那市荒井区にある上伊那郷土館が秋、解体されるのに伴い、小中学校の教職員でつくる上伊那教育会は17日午後1縲・時、閉館式に合わせて館内を一般に特別公開する。
上伊那図書館後利用基本計画に沿い、郷土館を取り壊す。所蔵品は上伊那図書館へ移し、9月から工事に入る。跡地には空調設備のある収蔵庫棟(延べ床面積千平方メートル)を建設する。
すでに所蔵品をこん包するなど引っ越し準備が始まっているが、40年間にわたり、学術研究や郷土文化の発展の役割を担ってきた郷土館の閉館を知ってもらい、多くの人に足を運んでもらおうと企画。
当日は、南箕輪村の神子柴遺跡から出土した石器、笠原地区出土の元文小判、1913(大正2)年に駒ケ岳登山で遭難し、将棊頭山付近に遭難記念碑が建つ中箕輪尋常高等小学校長・故赤羽長重氏の遺品を展示。要望に応じ、教職員が説明する。
閉館式は午後1時から。移転の経過、展示出品者の話などがあり、一般参加できる。
郷土館は教職員らが寄付を募り、2千万円余をかけて建設、67(昭和42)年に開館した。鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積820平方メートル。館内には考古、民俗、自然、芸術など数多くの資料が保管・展示され、専門委員会を設けて研究を進めてきた。国の重要文化財指定の神子柴遺跡石器群をはじめ、動植物の標本、美術品、古文書など幅広く、東京音楽学校初代校長・伊沢修二の著書、翻訳書、ノート、日記などもある。
来館する場合は、郷土館前庭に駐車できないため「いなっせ」駐車場などの利用を呼びかけている。
問い合わせは、郷土館(TEL72・6066)へ。 -
中学校総体上伊那予選
◆県中学校総体上伊那予選各競技結果
【軟式野球】(10竏・1日・伊那市営球場など)
(1)中川(2)春富(3)辰野(4)南箕輪
※上位4校は南信大会(23竏・4日・県営伊那球場など)に出場
【ソフトテニス】(2、11日・伊那センターテニスコート)
◇男子▽個人 (1)城鳥・井上(伊那東部)(2)石川・伊藤(春富)(3)唐沢・伊東(赤穂)(4)瀧島・中條(辰野)(5)北原・武田(伊那)登内・小島(伊那東部)伊藤・植田(伊那東部)加藤・渡邊(赤穂)(9)小牧・島田(伊那)柴田・松沢(南箕輪)下嶋・保科(春富)高野・田畑(南箕輪)吉川・山岸(赤穂)白鳥・鵜飼(春富)伊藤・永田(箕輪)有賀・宮下(長谷)(17)征矢・白鳥(南箕輪)村上・飯塚(辰野)村瀬・小松(伊那東部)田中・下島(春富)橋爪・伊藤(長谷)福島・戸崎(辰野)田中・橋本(春富)那須・高阪(箕輪)▽団体 (1)春富(2)伊那東部(3)辰野(4)伊那(5)長谷(6)南箕輪(7)赤穂(8)箕輪
◇女子▽個人 (1)倉田・永井(南箕輪)(2)渡辺・唐沢(南箕輪)(3)小林・松本(飯島)(4)新井・熊谷(飯島)(5)池上・池上(長谷)白井・上沼(伊那)百瀬・清水(南箕輪)中山・中山(長谷)(9)岩崎・高橋(伊那東部)湯沢・廣田(赤穂)北沢・平沢(宮田)斉藤・神山(春富)登内・手塚(箕輪)唐木・吉沢(宮田)桑沢・桑沢(辰野)高橋・河合(伊那東部)(17)宇野・石倉(伊那東部)櫻井・北原(春富)伊藤・小池(南箕輪)白鳥・中村(箕輪)小林・三石(飯島)平沢・後沢(伊那東部)宮下・丸山(長谷)田渕・清水(南箕輪)▽団体 (1)飯島(2)南箕輪(3)長谷(4)箕輪 ※男女各個人上位24ペアと男子団体上位5校、女子団体上位4校は南信大会(23竏・4日・飯田市押洞テニスコート)に出場 -
図書館新イベント 館内探検
伊那市の市立伊那図書館(平賀研也館長)は11日、利用者との交流を広げるための館内見学企画「図書館島の探検」を開き、同市伊那東小学校の親子文庫会員が参加した。休館日の同図書館に児童と母親ら約40人が集合。受け取った指令書(宝の地図)をヒントに館内から目的の本を探すなどのゲームを楽しんだ。
気軽に図書館に親しんでもらおう竏窒ニ計画した新イベントで、以前から図書館見学に興味のあった同親子文庫が初参加。児童らは5人ほどのグループをつくり、それぞれが「1番大きな本」や「違う言語で書かれた同じ本」などを探しながら館内を探検した。普段は聞くことのできない笑い声が響き渡った。
児童たちは、1階の児童図書室の大型紙芝居コーナーから「大きな本」を探したり、2階のレファレンス室から参考書などの「厚い本」を探したりと奮闘。2年生の沖津瑠美ちゃん(8つ)は「たくさん絵本を見れたのがうれしかった。もっともっと本が好きになりそう」と目を輝かせた。
本探しのほか、関係者しか入室できない事務室や利用が少ない書籍が集まる「閉架書庫」の見学、図書館職員の紹介などもあった。
平賀館長は「図書館に親しみを持ってもらうのが狙い。(将来の自分のために役立つ)情報が図書館には広がっていて、それを自分で選択できることを知ってもらいたい」と話していた。
宝の地図をヒントに指令のあった本を探す児童たち -
ボランティア講習会
駒ケ根市県看護大学内のサンスポート駒ケ根で10日、ボランティア講習会を開いた。障害者のスポーツ支援に関心のある13人が参加し、重りやサポーター、特殊めがねなどを装着し、実際に体を動かしながら具体的に介助、支援方法を学んだ。 参加者はセンター職員からセンターの事業や障害者スポーツ活動の紹介、ボランティア登録制度について説明を受けた後、橋爪恵子さんを講師に、高齢者疑似体験セット「うらしま太郎」を用い、障害者の疑似体験をした=写真。
耳栓をつけ、ぼやけたり、視野が狭まる眼鏡をつけ、肘サポーターに重りを付け、荷重チョッキを着込み、75歳縲・0歳の高齢者に変身して、不自由さを体感した。
また、交替で介護者になって、身障者介護の留意点などを実習した。
市内からの参加者は「高齢者の不自由さが実感できた」。飯田市からの参加者は「ボランティアに登録し、学んだことを生かしたい」と話していた。 -
伊南事業場防犯協力会総会
伊南4市町村の126事業場でつくる伊南事業場防犯協力会は8日、総会を駒ケ根警察署で開いた。正副会長の改選が行われ、会長には91年度から会長を務めてきた山浦義人さんに代わって南信精機製作所(飯島町)の片桐光繁さんが選出された。片桐さんは「スムーズに運営できるよう精いっぱい努力したい」と抱負を述べた=写真。
副会長5人には上伊那農協駒ケ根支所(駒ケ根市)の春日一衛さん、帝国通信工業赤穂工場(駒ケ根市)の松田良一さん、タカノ(宮田村)の鷹野準さん、鈴木プレス工業(飯島町)の鈴木良男さん、宮下建設工業(中川村)の宮下進吾さんがそれぞれ選出された。任期はいずれも2年。
駒ケ根署の山本修作署長は「管内の犯罪は減少傾向にあるがまだまだ多い。伊南6万人の安全を守るため、防犯体制を確立して事件が起こりにくい環境を整えていってほしい」と呼び掛けた。 -
駒ケ根市社協会長就任式
9日の理事会で駒ケ根市社会福祉協議会の会長に選任された北沢洋氏(56)=上赤須=の就任式が11日、ふれあいセンターで開かれた。北沢会長はあいさつで「福祉を取り巻く環境は大変厳しい。誰もが安心して暮らせるまちをモットーに、皆さんとともに頑張っていきたい」と述べた=写真。職員を代表して堀勝福事務局長は「これまでも市議会議長として大所高所から指導をいただいてきた。豊富な経験を持つ新会長の方針の下、職員一丸となって一層精進したい」と歓迎の言葉を述べた。
任期は2年。北沢会長は市議会議長を2年間務めたが、今年4月の市議選には出馬しなかった。 -
家族で楽しむ萱野高原自然教室
箕輪町郷土博物館の07年度新事業「家族で楽しむ萱野高原自然教室」が10日、萱野高原で始まった。初回は昆虫の名前や標本の作り方などを学んだ。
町全体を大きな天然の博物館と考え町内各地をフィールドとしたさまざまな事業をする「町内まるごと博物館事業」の一環。豊かな自然に恵まれた萱野高原で、郷土の身近な自然に親しむ。
15組の家族が登録。第1回は「いろいろな昆虫の名前を覚えよう、昆虫採集の達人になろう」をテーマに、信州大学農学部の中村寛志教授が、標本やスライドを見せながら話をした。中村教授は「世界中の生物の4分の3は昆虫。まずは名前を覚え、次に自分で標本を作って観察しよう」とし、「標本を作るときは自分の手で昆虫を殺すことになる。自分で標本を作ることで、命の大切さが逆に分かる」とも話した。
あいにくの天気で昆虫採集の時間はわずかだったが、子どもたちはチョウや小さい虫を捕まえたり、標本作りの実演を見たり、昆虫採集でチョウ、トンボ、ガを捕まえたときに使う三角紙、甲虫類に使う四角紙の作り方などを覚えた。
教室は全4回。植物、鳥類の回は信大農学部の荒瀬輝夫准教授が担当する。 -
南箕輪村議会6月定例会開会
南箕輪村議会6月定例会は11日開会し、村印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正、07年度一般会計補正予算、下水道事業会計補正予算の3議案を提出した。下水道事業会計補正予算案は即決した。
下水道事業会計補正は、収益的収入及び支出で収入を5794万2千円減額し、支出を543万5千円増額。資本的収入及び支出で収入を5934万2千円、支出を2万円増額する。
報告は村土地開発公社の経営状況、村開発公社の経営状況、繰越明許費の繰越計算についての3件。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書提出に関する請願書▽35人学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願書▽長野県独自の30人規模学級の拡大及び市町村における自由度の拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願書
◇陳情 ▽久保原地区の冬期、児童スクールバス利用陳情書▽日豪EPA交渉及びWTO農業交渉に関する陳情書 -
登内時計記念博物館「夢の時計お絵かき展」表彰式
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館(登内英夫館長)は「時の記念日」の10日、今年初めて企画した「夢の時計お絵かき展」の入賞者表彰式を博物館ラウンジで開いた。金賞から銅賞まで6人に賞状と記念品のキャラクター時計を贈った。
夢の時計お絵かき展は4月28日から6月30日まで開催。4月20日から5月8日までの募集に約200点が集まり、館内に展示している。
登内館長と職員で審査し、金賞に辰野町の辰野東小学校3年三輪竜誠君の「ロケットの発射台時計」を選んだ。銀賞と銅賞には、花が揺れる音や花の香りがする時計、音楽をイメージし楽器が出て音楽が鳴る時計、大好きなSLをカラフルに描いた時計などがあった。
表彰式では登内館長が一人ひとりに賞状と記念品を手渡し、記念撮影をした。
銀賞、銅賞受賞者は次の皆さん。
◇銀賞▽金美怜さん(東京都中野区丸山小2年)▽日比野太一君(両小野小2年)
◇銅賞▽川島大和君(西箕輪小1年)▽榊原望愛さん(伊那小2年)▽唐沢隼多君(南箕輪西部保育園年少) -
峰丈流護身武道第1回天竜杯
峰丈流護身武道第1回天竜杯は10日、伊那市高遠町文化体育館であった。活心術峰丈流護身武道連盟主催。伊那市で開く初の大会で、上伊那支部の約100人が日ごろの鍛錬の成果を発揮し合った。
試合は組手と型。組手は幼年から一般まで11部、型は小学生と一般の3部で競った。緊張感漂う中で選手は気合十分に試合に臨んでいた。
結果は次の通り(敬称略)。
◇組手部門▽幼年の部=(1)飯島啓斗(2)松村光志▽小学1年の部=(1)三沢駿一(2)若山昴大(3)小田切赳人、伊藤怜哉▽小学2年の部=(1)田中優太(2)坂本純也(3)片桐圭斗、森脇伶▽小学3年男子の部=(1)遠藤未来哉(2)塩沢紫園(3)久保田旭一、日下佑也▽小学4年男子の部=(1)加島俊弥(2)佐藤司(3)伊沢雄人、宮島佑弥▽小学校高学年の部=(1)池上拓也(2)有賀駿(3)岡部優聡、伊藤翼▽中学生男子の部=(1)白鳥浩太郎(2)掛川恭吾(3)矢沢大基、有賀優▽一般男子の部=(1)有賀一彦(2)金沢貴美智(3)森脇聡、漆山勝▽小学女子の部=(1)岡部真季(2)唐沢遥南▽一般女子の部=(1)松下亜理沙(2)平岩みづき
◇型部門▽小学校の部=(1)原茉莉子(2)塩沢紫園(3)赤羽颯、遠藤未来哉▽一般の部=白鳥浩太郎(2)掛川恭吾 -
親子で集まれ!わくわくカミーちゃん農園
JA上伊那と生活部会は10日、本年度最初の「親子で集まれ!わくわくカミーちゃん農園」を開いた。今回は牛乳がテーマで、30組80人の親子が乳牛の搾乳やアイスクリーム作りなどを体験した。
上伊那地域の農畜産業の現場を体験し、農産物を食べてもらおうと3年前から実施。今回は、上伊那が長野県内で一番の酪農地帯であることから、体験を通して上伊那の酪農や牛乳に親しみ理解してもらおうと計画した。
伊那市手良の酒井牧場で乳牛の搾乳を体験し、畜舎内や機械による搾乳を見学。子牛とも遊んだ。昼食は、牛乳を使った料理「ミルクファイバーライス」を味わった。米と麦を水と牛乳で炊きピラフのようにした料理で、「3杯食べた」と話す子どももいた。
アイスクリームはミキサーで混ぜた牛乳、卵、砂糖をビニール袋に入れ、氷と塩を入れた大きな袋の中に入れて冷やし固める。子どもたちは早く固まるように氷の袋を交代にもんで、アイスクリーム作りを楽しんでいた。 -
軒下コンサート07年度第1回
伊那北高校吹奏楽部が演奏伊那市の駅前再開発ビル「いなっせ」入り口で10日、NPO法人クラシックワールド主催の07年度第1回「軒下コンサート」があった。伊那北高校吹奏楽部が軽快な演奏を披露した。
軒下コンサートは一般公募の出演者による演奏会で、6月から9月まで開く。
1週間後に定期演奏会を控えた伊那北高校吹奏楽部が出演。「学園天国」「ディズニーマジカルマーチ」などを次々と演奏した。
会場周辺には開始前から人が集まり、手拍子をしながら演奏を聞き、拍手を送っていた。
次回のコンサートは22日午後7時から、「アエラトーロ」歌・浦野純子さん、フルート・松浦美恵子さんが出演する。 -
社交ダンスサークルひまわり
南箕輪村文化団体連絡協議会所属「社交ダンスは、広く皆と楽しく踊る。和気あいあいと明るく、楽しいサークルです」
南箕輪村文化団体連絡協議会に所属し、毎週水曜日の夜7時から、南箕輪村公民館で練習している。
母体は同じく村文化団体連絡協所属の「コスモダンスサークル」。「ひまわり」は初中級レベルで、ある程度踊れるようになると「コスモ」に入会する人もいる。
「ひまわり」は発足から5、6年が経ち、現在会員は12人。「コスモ」の会員で、社団法人全日本ダンス協会連合会公認教師の山本清彦さんと有賀かず子さんが指導している。
社交ダンスは、ソシアルダンスとボールルームダンスがある。「ひまわり」は、だれとでも踊って互いに親しくなる、楽しみを重視したソシアルダンスを基にしている。スタンダードとラテンで13種目あるが、ダンスパーティーで踊る6種目から8種目を中心に練習する。
「世界共通なので、一つ覚えると世界中の人と踊れる。だから一生懸命練習して、基準の形ができるようにする」と教師の山本さん。指導者が2人いるので、分からないところはマンツーマンで教えてもらえる利点もある。会員は基本のステップや振りを教わり、何度も何度も繰り返し練習する。時には笑い声も聞こえ、真剣さの中にも楽しい雰囲気がある。
交流を大切にし親ぼくを図ろうと、ダンスパーティーのほか1泊旅行、ガーデンパーティー、自由参加のワラビ狩りや潮干狩り、花見などお楽しみもある。ワラビ狩りが楽しみで入っている人、ダンスは二の次という人もいるとか。
「ソシアルダンスは一番近くにいる男性と女性が楽しく踊る非常に身近なもの。音楽さえあれば道具はいらない。こんな素晴らしいものがあるのに、どうして皆さんやらないのかなと思いますよ」と山本さん。会長の中村栄治さんも、「全然知らない人とダンスを通じて知り合いになり、仲間の輪が広がる」と魅力を語る。
今年は、ダンスの魅力を知ってもらい仲間を増やそうと、5月から全10回の初心者講習を開いている。男性会員が少ないため、「男性にも是非入ってほしい」という。入会は随時受け付けている。(村上裕子) -
上伊那中学校総体各種結果(1)
中学校総体上伊那予選会は9、10日、バスケットボール、サッカーなど7競技を各地で開き、南信大会に出場の選手、学校が決まった。雨の影響で残りの軟式野球、ソフトテニス(団体戦)は順延となり、11日に代表校が出が決定する。
結果は次の通り。
【バレーボール】(9竏・0日・飯島中学校体育館など)
◇男子 (1)箕輪(2)飯島(3)中川(4)辰野
◇女子 (1)辰野(2)中川(3)箕輪(4)伊那東部(5)赤穂(6)高遠
※男子上位4校、女子上位6校は南信大会(23竏・4日・茅野北部中学校体育館など)に出場
【バスケットボール】(9竏・0日・南箕輪村民体育館など)
◇男子 (1)赤穂(2)箕輪(3)春富(4)辰野(5)伊那
◇女子 (1)箕輪(2)赤穂(3)伊那(4)伊那東部(5)春富
※男女各上位5校は南信大会(23竏・4日・豊丘中学校体育館など)に出場
【サッカー】(9竏・0日・箕輪中学校グラウンドなど)
(1)箕輪(2)赤穂(3)飯島(4)南箕輪
※上位4校は南信大会(23、30日・長峰中学校グラウンドなど)に出場
【卓球】(9竏・0日・駒ヶ根市民体育館)
◇男子▽個人 (1)沖村貴弘(伊那東部)(2)諏訪宝(辰野)(3)下平晋也(南箕輪)山岡孝太(南箕輪)(5)太田誠(南箕輪)上原良太(伊那東部)涌島貴之(辰野)三沢拓也(伊那東部)(9)小林大悟(赤穂)伊藤雅康(南箕輪)伊藤亮介(伊那東部)志賀拓馬(伊那東部)桑沢慎一(辰野)小松祥太(南箕輪)伊藤敬幸(赤穂)伊藤直樹(箕輪)▽団体 (1)南箕輪(2)伊那東部(3)箕輪(4)辰野(5)赤穂
◇女子▽個人 (1)根津彩香(伊那東部)(2)吉岡彩乃(伊那東部)(3)下平咲(春富)松村祐奈(中川)(5)春日江梨子(伊那東部)松下ゆかり(中川)久保村美里(伊那東部)石川沙也加(伊那東部)(9)北沢響(赤穂)林千春(辰野)冨永紗希(赤穂)河上ゆい(赤穂)中島のぞみ(中川)小沢有紀子(伊那東部)野沢佳永(辰野)巣山愛(辰野)▽団体 (1)伊那東部(2)辰野(3)赤穂(4)中川(5)箕輪
※男女個人上位16人、男女団体上位3校は南信大会(30日・県伊那勤労者福祉センター体育館)に出場
【ソフトボール】(10日・伊那市美すずスポーツ公園)
(1)伊那東部(2)伊那
※上位2校は南信大会(23日・飯田市上郷グラウンドなど)に出場
【柔道】(9日・辰野中学校柔道場)
◇男子▽個人50キロ級 (1)住井洋太(赤穂)(2)中村健太(辰野)(3)小田切健太(赤穂)(4)畑浩樹(辰野)(5)小沢達也(辰野)(6)高橋勇人(赤穂)▽同55キロ級 (1)有賀大記(辰野)(2)根橋ひかる(辰野)(3)小口高義(辰野)(4)市田隼斗(辰野)(5)今溝翔登(辰野)(6)廣野正士(赤穂)▽同60キロ級 (1)市瀬高大(辰野)(2)宮下大輝(赤穂)▽同66キロ級 (1)柳沢翔矢(辰野)(2)西川稜(辰野)(3)尾名高慎也(辰野)(4)松崎勇樹(赤穂)(5)栗林良輔(辰野)▽同73キロ級 (1)根橋健(辰野)▽同81キロ級 (1)小沢岳正(赤穂)(2)横山利輝(赤穂)▽団体 (1)辰野A(2)辰野B(3)赤穂A(4)赤穂B
◇女子▽個人 (1)有賀詩織(辰野)(2)原寿々子(伊那)(3)岩崎真由(辰野)(4)中原由貴(赤穂)(5)樋口亜紀(辰野)▽団体 (1)辰野
※男子個人各階級上位6人と団体各校、女子個人上位5人と団体1校は南信大会(24日・辰野中学校柔道場)に出場
【剣道】(9日・駒ヶ根市武道館)
◇男子▽個人 (1)宮沢圭太朗(赤穂)(2)唐沢勇樹(伊那)(3)藤沢和敏(伊那東部)(4)湯沢卓哉(赤穂)(5)馬場義邦(高遠)(6)三村風馬(伊那)(7)小椋大輔(伊那東部)(8)田中優伎(伊那)▽団体 (1)伊那東部(2)伊那(3)赤穂(4)高遠(5)辰野(6)春富(7)南箕輪
◇女子▽個人 (1)福本なつみ(春富)(2)下井雪乃(赤穂)(3)板山香純(伊那東部)(4)宮沢夢美(赤穂)(5)伊藤菜月(春富)(6)大久保若葉(春富)(7)宮原里都子(高遠)(8)新井雅菜(赤穂)▽団体 (1)赤穂(2)春富(3)伊那(4)伊那東部(5)辰野(6)高遠
※男女個人上位8人、団体上位4校は南信大会(23日・松川中学校体育館)に出場 -
東高遠地区で地区社協発足
伊那市高遠町東高遠地区社会福祉協議会の設立総会が9日夜、東高遠二番郭内生活センターであり、会長に高齢者クラブ仲よし会の柿木邦夫さんを選出した。柿木会長は「これからは隣近所で助け合っていく町にしていかなければならない。どうしても手助けを借りなければ生活できない人もおり、そういう人たちを支えていくことが地区社協の役割だと思う」と語った。
地区ごとに小規模なボランティア団体がある高遠、長谷地区にはこれまで地区社協がなかった。しかし、市町村合併に伴ない市では、地区全体のボランティア活動を包括する地区社協を組織する要請。それを受け東高遠地区では、昨年9月ころから地区内で活動する各種ボランティア団体の代表者が中心となり、設立準備を進めてきた。高遠地区では最初の地区社協となる。
今後は、各団体が取り組んできた活動をすり合わせしながら事業を展開していきたいとしている。
そのほかの地域では当面地区社協を発足する予定の地区はない。
役員は次のみなさん。
会長=柿木邦夫
副会長=志賀良雄、小田中知文 -
南箕輪村水道指定業者組合が地域の高齢者宅で水周りの点検ボランティア
水周りの点検で困っていることはありませんか竏秩B南箕輪村水道指定業者組合(加藤悦美組合長)は11日、村内に住む一人暮らし高齢者宅を対象とした水周りの点検・修繕ボランティアをした。組合に加盟する9社9人が村内の高齢者宅約30軒を訪問。蛇口のパッキンや断熱用ヒーターなどの具合を確かめた。
地域奉仕の一環として今年から始めた取り組み。水周りに関して困っている人の助けになれば竏窒ニ、一人ではなかなか修理できない一人暮らし高齢者宅を対象に、簡単な修理や水周りの点検相談を行うことにした。
参加者は、3班に別れて一軒一軒を訪問。お年寄りから調子の悪い点を聞きながら、水周りの様子を丁寧にチェックしていた=写真。
加藤組合長は「今後も継続していければ」と話していた。 -
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会が本年度からシカ、サルなどの被害状況把握と対策の検討開始
南アルプスや中央アルプスなどで高山植物のシカなどによる高山植物の食害が深刻化する中、高山植物等保護対策協議会南信地区協議会は本年度、シカ、サルなどの被害状況把握と対策の検討に取り組む。本年度は南アルプス南部におけるシカの、中央アルプス千畳敷カールでのサルの食害を調査。その後の対策については未定だが、必要性があれば関係機関の協力を得ながら進めていきたいとしている。
同協議会は従来、入山者による高山植物の踏み荒らし防止などに重点をおいた対策措置を講じてきたが、昨年南アルプス北部において実施した調査の結果、お花畑などにおいてシカの食害が深刻化していることが判明。また、人との距離が縮まったことに伴ない、近年目撃情報が増えていた中央アルプス千畳敷カールのサルについても昨年初めて生息を調査。7月末から10月下旬まで間、50縲・0頭の2つの群れが17日間出現し、タカネヨモギ、オンタデ、イワスゲなど10種類ほどの高山植物を食べていたのを確認。実際にはそのほかの植物を食べいるものだと思われるという。 今後は更なる追跡調査で被害状況の把握に務めるが、個体数管理は難しく、ロープや網で保護できる範囲も限られてしまうため、具体的な対処策がないのが現状だという。
また、入山者などの取締り件数は前年比114パーセントの972件と増加。主には写真撮影による踏み荒らしが目立ったため、入山者の保護意識高揚に向けた取り組みた保護パトロールなども強化していく。 -
「ザ・シワクチャーズ伊那」発足
伊那市名誉市民である故高木東六さんの遺志を引き継ごうとコーラスグループ「ザ・シワクチャーズ伊那」が11日、活動をスタートさせた。市生涯学習センター(市駅前ビルいなっせ内)であった発足式では、上伊那地区から集まったメンバー約80人が高木さんの長女・緑さんから指導を受け、早速歌声に磨きをかけた。今後、12月の「い縲怩ネ音楽祭」や、県外グループとの交流などを楽しんでいく。
すでに活動している横浜市と土岐市の交流会を伊那市で開催したいという希望が一昨年あったことを機に、NPO法人クラシックワールドが発足の準備をすすめてきた。60歳以上の女性を募ったところ、辰野町から飯島町までの86人から申し込みがあった。教室は月2回で、いなっせが主会場。駒ケ根市の合唱団を受け持つ音楽療法士・藤塚禮子さんが講師を務め、高木さんの作品であるテーマ曲「ザ・シワクチャーズ・SONG」や「おやすみなさい」などに取り組む。
緑さんは「嫌なことは忘れ、楽しむことを第一に練習してください」とあいさつし、歌詞を理解して言葉をリズムに乗せる方法などをアドバイスした。コーラスの経験があるメンバー最高齢の唐沢てる子さん(81)=伊那市山寺=は「自分の落ち着くところができてうれしい。続く限りやっていきたい」と抱負を話した。
##(写真)
初回の練習では、故高木東六さんの長女・緑さんが、合唱について楽しく指導した -
宮田こだわりのマスの燻製、養魚場閉鎖で・ス煙・ス消え
宮田村新田区の平沢秋人さん、明子さん夫妻が10年かけて村の特産品に育てたニジマスの燻製(くんせい)。マスを仕入れていた近くにある天竜川漁協の養魚場が5月末で閉鎖し、地元にこだわった逸品は姿を消そうとしている。養魚場の存廃の行方は宙に浮いた状態が続いているが「とりあえず今の段階ではこれで終わり」と夫妻は話す。
9日には仕入れた最後のマスの燻製も終了。ワイン樽を再利用して手作りした「燻製器」からも煙が消えた。
「淡々とした気持ちね。宮田の味だから、村のマスじゃなければ作れないだけ。今まで続けられたのは妻のおかげさ」。
仕上った最後のマスの燻製一枚一枚に目を配りながら秋人さんはつぶやいた。
毎年、特産品を集めた県内各地のイベントに燻製を出品。極力夫妻2人で会場に足を運び、接客した。
採算を度外視し、来てくれた人たちに「ありがとね」と気さくに声をかけてサービスした明子さん。
客とのかけあいの中で認知度は高まり、交流の広がりも。みやだの燻製を求めてリピーターは確実に増えた。
養魚場閉鎖の一報を聞いて「これからどうなるの」と心配して遠方から電話してくれる人も少なくない。
村内に南信州ビールの醸造所が建てられた時、「何かつまみになるものを」と作り始めた燻製。
忙しい農業のかたわらで困難にも直面したが「それ以上の感動」にも浸りつつ、夫妻のマスの燻製づくりはひとまず休止となる。 -
リンゴオーナー開園式
##(見出し(1))
##(見出し(2))
中川村のリンゴオーナー開園式は10日、サンアリーナで開かれ、名古屋市を中心に関西、関東からオーナー361家族、550人が訪れ、約400本を契約した。
内訳はふじ371本、つがる14本、陽光4本。
式終了後、各園主の案内で、契約農家、24軒のリンゴ園に移動。リンゴの木の実の成り具合や実の大きさ、枝振りなどで、「自分の木」を決め、名札を下げた。
5年前から毎年、契約している沼田正江さん(横浜市)は「中川村のリンゴは、みつがしっかり乗って甘い」と話していた。
##(写真) -
コムスンのサービス利用者村内で2人
訪問介護大手のコムスンが厚生労働省から事業所指定の打ち切り処分を受けた問題で、宮田村内では2人が同社のサービスを受けていることが8日、同村議会全員協議会に報告された。
議員からの質問に小田切和美住民福祉課長が答弁し、上伊那管内には訪問介護ケアセンター、多機能型居宅介護施設、認知症型対応グループホームの3事業があると説明。「(担当職員には)最善を尽くして対応するように指示している」と話した。 -
竜南保育園で未就園児親子支援を目的としたふれあい広場開催
伊那市の竜南保育園(山本くにみ園長)で8日、ふれあい広場があった。入園前の子どもとその母ら24組が集まり、同園の園児と交流したり市の栄養士から幼児の食育について学んだ。
取り組みは未就園児親子の子育て支援などを目的として市内各園で年間を通じて行われているもの。竜南保育園では年間を通じて6回開く予定で、園児との交流を主にプール遊びなどを計画をしている。
初日のこの日は、園長園児とともに手遊びで交流。また、近年の傾向として好き嫌いの多い新入園児が多いことから、栄養士による食育講をも実施。集まった母親らに対し小口まゆみ栄養士は「子どもは自分で野菜育てたり料理したりすることで『食べみよう』という気持ちが育つので、ぜひそういう経験をさせてあげてほしい。また、職場環境の変化からなかなか食事の時間帯を合わせることが難しくなっているかもしれないが、できるだけ楽しい雰囲気の中で食卓を囲んでほしい」と語った。 -
中沢小炭出し
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)の全校児童は8日、同校の一角に設置してある炭焼き窯で今年度最初の炭出しをした。炭の取り出し口の前に1列に並んだ児童らは1人ずつ中に入り、うれしそうな笑顔を見せながらこんがりと焼き上がった炭を大切そうに持ち出した=写真。
炭焼きを指導した宮下秀春さん(73)=中沢中割=は「いい炭に仕上がっている」と満足そうな笑顔を見せ、児童らは「心配だったけどうまく焼けていてよかった」とほっとした表情で話していた。
5月21日に原木のコナラ約1500キロを児童らが窯に入れ、火をつけた後は宮下さんと教職員らが交代で昼夜の温度管理を行ってきた。焼き上がった炭は各学年で教材として使うほか、バザーなどで販売される。
同小は児童らに中沢の伝統産業である炭焼きを受け継いでいってほしい竏窒ニ92年に窯を設置し、総合的な学習の時間などを利用して毎年炭焼きを行っている。現在の窯は05年にPTAが中心となって製作した2代目の物。