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新設の環境担当係長に浦野氏、地球温暖化対策を強化
宮田村は19日、10月1日付けの人事異動を内示した。地球温暖化対策を強化するため、住民福祉課住民生活係に環境担当係長を新設。浦野康之氏(45)が総務課企画情報係から昇格し、就任する。
村の環境基本計画の策定などを控えており、世界的な問題でもある温暖化対策の責任者として担当。浦野氏は「今までとは違う分野の業務だが、大切な問題であり頑張って取り組みたい」と話した。
その他の異動内示者は次の通り。カッコ内は旧職名。
▽総務課企画情報係=松下宏(住民福祉課住民生活係)▽住民福祉課住民生活係=紫芝恵美(教育委員会付) -
南極の氷が飯島小、中に届く
南極の氷が届いたよ-。飯島町の飯島小学校と飯島中学校に19日、南極観測船「しらせ」が南極から運んできた貴重な南極の氷が届き、子どもたちを喜ばせた。
このうち、飯島小学校では体育館で全校児童に披露。子どもたちはクーラーボックスから取り出された縦10センチ、幅20センチほどの氷の固まりを見て「わあ、すごい!」と歓声を上げた。
氷は町出身で飯島町中町在住の自衛隊長野地方協力本部、伊那地域事務所の松田千眞男さんらが持ち込んだ。
松田所長は飯島町担当の山浦和之さんと2人で訪れ、贈呈を前に、児童らにスライドを使って南極について話した。
この中で、松田所長は「南極観測船『しらせ』は11月に出発し、オーストラリア経由で1カ月掛かって南極の昭和基地に到着する。南極ではオゾン層や地質、生物について研究している」と説明。南極にすむクジラやアザラシ、ペンギンが紹介されると、子どもたちは興味津々の様子で画面に見入った。オーロラの写真には「きれい!」「オーすごい!」と感嘆の声が上がった。
同校ではこの氷は理科の実験などに使う計画。 -
上伊那地域犯罪被害者実務者担当者会議
上伊那地域犯罪被害者実務者担当者会議が21日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。県や市町村担当者などが集まり、犯罪被害者などの置かれている状況などについて理解を深めたほか、地域の連携強化について話し合った=写真。
同会議は犯罪被害者の支援に携わる関係機関の連携強化と担当職員の理解増進を目的として県内10地域で開催している。
研修では、犯罪被害者の置かれている状況や犯罪被害者を支援するための国や県の制度や対応についての説明があり、長野県警の女性被害犯罪捜査指導係の藤原久子さんは性犯罪被害者などの傾向から「被害に遭った人たちは事件の後、自分に対する無力感や自責感などから引きこもりがちになってしまう傾向にある」と説明。被害者と接する上では被害に遭った時に感じたような二次被害を与えないよう、被害者に対する思い込みを払拭することが重要であることなどを示した。 -
梅戸神社例祭にぎやかに
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五穀豊じょうを祈る飯島町の梅戸神社の秋祭りが15日宵祭り、16日、本祭りでにぎやかに行われた。
飯島町飯島の9耕地から子ども、大人合わせて約400人がJR飯島駅前に集合。
高張提灯を先頭に、丸提灯を付けたササを持った子どもたちが続き、広小路を「ピッピ」「ワッショイ、ワッショイ」と練り歩き、提灯が点る参道に。耕地ごと拝殿に向かって、鈴を鳴らし参拝し、万歳三唱をした。
この後、神殿では厳かに巫女による「浦安の舞」の奉納。
また、飯島運動場では花火大会、次々と打ち上げられる大小の花火が夜空を彩った。 -
わが町を花で美しく
秋花壇の主役は鮮烈な黄色のマリーゴールドと真紅のサルビアである。縁取りや模様付けに使われる青紫色のアゲラタムは名脇役、その3種類の花だけで構成した飯島文化館のプランター花壇、今年も金賞に輝いた。マリーゴールドやサルビア、アゲラタム、センニチコウ、インパーチェンスなど色とりどりの花を咲かせる「岩間花の会」は長年の苦労が報われ、初の町長賞に輝いた。飯島町の「わが町は花で美しく」推進機構(花機構)の「花のある風景づくりコンクール」には個人の部5点、地域の部13点、事業所の部3点の合わせて21点がエントリーした。この中から、町長賞、金賞、銀賞、努力賞など受賞花壇を紹介する(大口国江)
##(中見出し)
「わが町は花で美しく」推進機構(花機構)
「花咲く美しいわが家・わが町」運動を展開し、住みよい町、美しい環境の町づくりを進めるとともに、花情報の発信などを通して町の活性化を図ることも目的に94年3月に発足した。事業は「花のある風景づくりコンクール」のほか、8月12日の上伊那で最大規模を誇る「いいじまはないち」、オープンガーデン、花のある絵募集などを行なっている。
##(写真)
【町長賞の岩間花の会】「花の種類が多く、それぞれの性質を考えながら植栽した。雨が降らなかったが、マリーゴールドはきれいに咲いて良かった(羽生冨喜江さん)」
【事業所の部金賞・飯島文化館】「駐車場から正面玄関まで長いので、花のプロムナードという雰囲気で、プランター300個を並べた。各列ごと管理者を決め、責任を持って管理している(唐沢隆さん)」
【地域の部金賞・田切公民館】「植え付け作業には子どもから大人まで百人余が参加した。作業を通じて、世代間を超えた交流の場にもなっている(井口明夫さん)」
【地域の部金賞・北河原耕地福地・街道端耕地】「初期の成長管理や追肥に配慮した。バックのネギ畑とのコントラストにも工夫した」
【個人の部金賞・土村幸子さん】「メーンのゼラニュームは暑さに負け、花数が少なく残念。色々の種類の花を1度に咲かせるのは難しい」
【個人の部銀賞・岩田典さん】
地域の部銀賞・本六老人会育成会】
【事業所の部銀賞・飯島町社会福祉協議会石楠花苑】 -
第35回伊那まつり写真コンテストで蜷川さんの作品が推薦
伊那まつり実行委員会は18日、「第35回伊那まつり写真コンテスト」の審査会を伊那市役所で開き、応募総数88点の中から伊那市の蜷川靖子さんの作品「赤いハチマキ 赤い扇」を最高賞の推薦に選んだ=写真。
昨年は伊那まつりが中止となったため、写真コンテストも2年ぶり。今年の伊那まつりを撮影した作品を一人5点までで募集したところ、上伊那在住の22人の応募があった。
審査には、同委員会総務・広報委員会のメンバーのほか、実行委員長やカメラ関係者など7人が参加。▽伊那まつりであることが分かること▽楽しげな雰囲気が伝わってくること竏窒ネどを見ながら、入賞作品5点、入選作品20点を選出した。
審査に加わったマスダカメラの増田稔さん(46)は「推薦の作品は、あちら側の列の踊りの様子を手前側の列で踊る小学生らが休みながら見学している。構図的にも面白いしバランスもいい」と話していた。
今回の応募作品は25日から10月5日まで市役所1階の市民ホールに展示するほか、入賞作品は来年度のまつり用パンフレットなどに用いられる。
入賞者は次のみなさん。
◇推薦=蜷川靖子(伊那市日影)
◇特選=酒井幸一(伊那市西春近)
◇準特選=加藤平治(南箕輪村田畑)久保田昌弘(伊那市西箕輪)牛山理(伊那市西町) -
第1回日本工業大学マイクロロボコン高校生大会で優勝
箕輪工業高校1年
井上大樹君(16)
初めてのロボット作りは楽しかった竏秩B
今月1日、日本工業大学(埼玉県)が開催した「第1回日本工業大学マイクロロボコン高校生大会」に自身で製作したマイクロロボット“Robot Industries1号”とともに出場。全国から集まった約100台のロボットを抑えて優勝した。
大会は2・54センチ角しかない“1インチロボット”がコースを周回するタイムを競い合うというもの。競技者は主催者から事前配布されたキットを使ってロボットを製作し、中に組み込むマイクロコンピューターを調節して、黒いケント紙の上に描かれた5ミリ幅の白いラインの上を正確かつ迅速に追跡するようにしていく。
「優勝できるとは思わなかったので、嬉しい」と笑顔を見せる。
◇ ◇
“ロボコン”ってどんなことをやっているのだろう竏秩Bそんな興味から、友人2人を誘って大会へのエントリーを決め、8月上旬からロボット製作を開始した。ロボット製作は初めてだったが、電子工作などではんだ付けなどは経験したこともあり、ほどなくしてロボットは完成した。早速動かしてみようとスイッチを入れたが、動かない。もともと大学から配布されたキットは、ただ組み立てただけでは動かない代物。そこからプログラムを調整する作業が始まった。
最初は動かないロボットを動くようにするにはどうすればいいか、次は少しずつ動くようになったものを早く走らせるには竏窒ニ、考えながら、調整用のコースを何度となく走らせた。
「どう走らせればいいのかということを考えて、プログラムを作るのは初めての経験だった。やっているうちに新しい発見もあり、動くようになるマシーンを見るのが喜びになった」と振り返る。
◇ ◇ -
伊那区域を基準に、上下水道料金を改定
伊那市の上下水道事業運営審議会(福沢良一会長、18人)が18日、浄化監理センターであった。合併に伴う水道料金・下水道使用料の改定について、算定方法の統一と段階調整を諮問。伊那区域に変更はなく、高遠町・長谷区域は伊那区域との差額の2分の1を目安に詰める。答申は10月中旬を予定。
水道料金は、合併協議で「現行のまま新市に移行し、合併後6年目(11年度)から統一料金とする。住民負担の急激な変化を避けるため、段階的に調整する」となっている。昨年度の審議会で、伊那区域の料金を基準に、08、11年度の2回で統一することを確認している。
小坂市長から諮問を受けた委員は諮問内容を協議。上下水道事業の経営状況の報告も受けた。
一般家庭(4人家族)の標準的な使用水量(1カ月約20立方メートル)の上水道料金は伊那が3280円で、高遠町が現行に比べて56円増の3210円、長谷が304円増の2970円とする。伊那区域と同じ算定とするため、高遠町・長谷の基本料金に口径を新たに設けた。下水道使用料は伊那が3100円で、高遠町が118円減の3300円、長谷が78円減の3350円。口径別、使用水量によって増減がある。
06年度実績をもとにした改定後の試算(2カ月分)は、上水道料金が660万円、下水道使用料が500万円の増額をそれぞれ見込む。
高遠町・長谷の地域協議会で水道料金の改定案をそれぞれ説明する。
答申後、市議会12月定例会に条例改正を提案。可決されたあと、住民に周知し、来年4月から施行する。
06年度末の滞納額は1億7500万円。滞納する理由がないなど悪質なものが多い。 -
南信高校新人体育大会陸上競技結果
◆南信高校新人体育大会陸上競技結果(14竏・6日・県松本平広域公園)=1位と上伊那関係分
【男子】
▼100メートル(1)三村瑞樹(伊那北1)11秒21(3)松沢ジアン成治(高遠1)11秒44(4)赤沢侑生矢(駒ヶ根工業2)11秒58(5)唐沢和也(伊那弥生2)11秒62(7)平沢快嗣(伊那弥生2)11秒64(8)村井大介(駒ヶ根工業2)11秒74▼200メートル(1)伊藤圭司(下諏訪向陽2)22秒31(2)三村瑞樹(伊那北1)22秒33(3)唐沢和也(伊那弥生2)22秒80(5)平沢快嗣(伊那弥生2)23秒19(7)安藤太郎(伊那弥生2)23秒41(8)松沢ジアン成治(高遠1)25秒46▼400メートル(1)伊藤圭司(下諏訪向陽2)49秒92(2)唐沢和也(伊那弥生2)51秒32(3)平沢快嗣(伊那弥生2)51秒88(4)大石洋佑(伊那北2)52秒07▼800メートル(1)小林祐作(伊那弥生2)2分00秒71(4)重盛赳男(伊那北1)2分08秒27▼1500メートル(1)村上剛(伊那北2)4分13秒27(3)小林祐作(伊那弥生2)4分15秒60(6)田原直貴(上伊那農業1)4分22秒05(7)山口宏和(上伊那農業2)4分22秒29(8)高橋聡(伊那弥生2)4分22秒86▼5千メートル(1)村上剛(伊那北2)15分51秒72(2)倉沢昇平(高遠2)16分16秒85(3)春日隆大(伊那北2)16分23秒89(4)小林正俊(上伊那農業1)16分26秒69(5)北原弘司(伊那北1)16分35秒00(8)山口宏和(上伊那農業2)16分45秒74▼110メートル障害(1)赤羽巧(伊那北1)16秒77(2)小林圭輔(伊那北2)17秒23▼400メートル障害(1)小林圭輔(伊那北2)58秒36(2)赤羽巧(伊那北1)59秒24(3)森嵩貴(駒ヶ根工業2)60秒56(7)野坂大樹(伊那弥生1)63秒21▼3千メートル障害(1)高橋聡(伊那弥生2)10分07秒17(2)北原弘司(伊那北1)10分09秒00(3)倉沢昇平(高遠2)10分16秒74(6)神航平(伊那北1)10分42秒11▼5千メートル競歩(1)村沢祐二郎(阿南2)28分11秒65(2)浅井順平(伊那北1)30分36秒69▼400メートルリレー(1)伊那弥生(野坂大樹、唐沢和也、平沢快嗣、安藤太郎)44秒77(2)伊那北(春日慧悟、大石洋佑、小林圭輔、三村瑞樹)44秒85(4)駒ヶ根工業(芦部友哉、赤沢侑生矢、森嵩貴、村井大介)46秒68(8)高遠(正木豊、稲垣友樹、矢野祐貴、稲村立吉)48秒83▼1600メートルリレー(1)伊那北(谷川大輔、三村瑞樹、小林圭輔、大石洋佑)3分28秒99(3)伊那弥生(野坂大樹、小林祐作、平沢快嗣、唐沢和也)3分32秒23(6)駒ヶ根工業(村井大介、森嵩貴、芦部友哉、赤沢侑生矢)3分42秒22(8)高遠(正木豊、稲垣友樹、矢野祐貴、稲村立吉)3分53秒71▼走高跳び(1)稲村立吉(高遠2)1メートル80(3)宮崎友宏(赤穂1)1メートル70(5)矢野祐貴(高遠1)1メートル40▼棒高跳び(1)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル75=大会新(2)正木豊(高遠1)3メートル90(3)矢野祐貴(高遠1)3メートル30(4)倉田健斗(伊那北1)3メートル10▼走幅跳び(1)松尾雄治(飯田工業2)6メートル41(5)矢島春樹(赤穂2)5メートル80▼三段跳び(1)松尾雄治(飯田工業2)12メートル80(3)稲村立吉(高遠2)11メートル37(4)後藤智耶(駒ヶ根工業2)10メートル62▼砲丸投げ(1)堀井裕介(伊那北2)9メートル99▼円盤投げ(1)勝野英貴(阿南2)39メートル17(2)正木豊(高遠1)31メートル25▼やり投げ(1)涌井洸宜(飯田風越2)54メートル13(5)後藤智耶(駒ヶ根工業2)40メートル35(7)春日信二(高遠2)38メートル63(8)稲村立吉(高遠2)35メートル78▼ハンマー投げ(1)勝野英貴(阿南2)24メートル52=大会新(2)正木豊(高遠1)24メートル18=大会新(8)木下大輔(伊那北2)17メートル99▼8種競技(1)柳沢幸太(下諏訪向陽2)3754点=大会新(2)谷川大輔(伊那北1)3492点=大会新▼対校得点(1)伊那北134点(2)高遠78点(3)伊那弥生70点(8)駒ヶ根工業29点
【女子】
▼100メートル(1)高島理嘉(飯田風越1)13秒01(5)赤羽優希(伊那弥生1)13秒70(7)山崎愛里(伊那弥生2)13秒84(8)小沢彩香(辰野1)14秒04▼200メートル(1)南島彩乃(飯田風越2)26秒39(4)下平侑美(伊那西2)27秒62(6)山崎愛里(伊那弥生2)28秒07(8)鹿野恵理(伊那弥生2)28秒36▼400メートル(1)南島彩乃(飯田風越2)60秒90(5)青木美智子(伊那弥生1)64秒65(6)大久保涼花(伊那弥生2)65秒34▼800メートル(1)池田杏奈(伊那弥生1)2分24秒23(7)山腰絵里(辰野2)2分36秒74▼1500メートル(1)亀山絵未(東海大三2)4分43秒46(5)山腰絵里(辰野2)5分18秒77▼100メートル障害(1)小沢智代(伊那弥生2)16秒95(2)小沢あゆみ(伊那西2)17秒29(3)大場沙奈(伊那弥生1)17秒34▼400メートル障害(1)下島千歩(伊那北1)69秒80(2)中村茜(伊那弥生2)69秒94(3)小沢あゆみ(伊那西2)72秒45(8)山腰絵里(辰野2)77秒80▼3千メートル競歩(1)福沢奈津美(東海大三2)14分44秒05=大会新(3)山岸沙織(伊那西2)17分21秒06▼400メートルリレー(1)飯田風越(南島瑞紀、高島理嘉、宮沢彩実、南島彩乃)50秒58(2)伊那西(小沢あゆみ、青木亜由美、大倉未来、下平侑美)52秒33(3)伊那弥生(大場沙奈、山崎愛里、大久保涼花、赤羽優希)52秒80▼1600メートルリレー(1)飯田風越(原舞美、宮沢彩実、南島瑞紀、南島彩乃)4分10秒42=大会新(3)伊那弥生(大久保涼花、青木美智子、馬場彩香、中村茜)4分16秒28(6)伊那西(小沢あゆみ、渡辺沙愛、沢田帆奈美、下平侑美)4分32秒19▼走高跳び(1)田中恵(諏訪実業2)1メートル50(2)下島千歩(伊那北1)1メートル45(3)下平侑美(伊那西2)1メートル45▼棒高跳び(1)青木亜由美(伊那西2)2メートル80(3)鹿野恵理(伊那弥生2)2メートル70(5)伊藤真夕佳(高遠1)2メートル00▼走幅跳び(1)下平侑美(伊那西2)5メートル21(5)鹿野恵理(伊那弥生2)4メートル56▼砲丸投げ(1)山下弓乃(阿南2)8メートル10(2)マリーニョ アナパウラ(高遠1)7メートル64(3)大場沙奈(伊那弥生1)6メートル17(4)大久保涼花(伊那弥生2)5メートル98(5)沢田帆奈美(伊那西1)5メートル95(6)赤羽優希(伊那弥生1)5メートル04(7)斉藤有季(赤穂1)4メートル42▼円盤投げ(1)青木亜由美(伊那西2)21メートル40(3)マリーニョ アナパウラ(高遠1)19メートル09(5)中村茜(伊那弥生2)15メートル70(6)今井美砂(高遠1)13メートル95(7)伊藤真夕佳(高遠1)13メートル44(8)馬場彩香(伊那弥生2)12メートル47▼やり投げ(1)青木亜由美(伊那西2)33メートル90(2)小沢智代(伊那弥生2)31メートル50(3)マリーニョ アナパウラ(高遠1)30メートル66▼ハンマー投げ(1)田中恵(諏訪実業2)21メートル16(3)山崎愛里(伊那弥生2)12メートル27(4)大倉未来(伊那西2)10メートル32(5)池田杏奈(伊那弥生1)9メートル60(6)山岸沙織(伊那西2)9メートル27小(7)赤羽優希(伊那弥生1)8メートル36(8)渡辺沙愛(伊那西1)4メートル79▼7種競技(1)小沢智代(伊那弥生2)3414点(3)大倉未来(伊那西2)2763点▼対校得点(1)伊那弥生114点(3)伊那西90・5点(8)高遠28点 -
箕輪町議会9月定例会閉会
任期満了副町長2人を再任箕輪町議会9月定例会は18日開き、9月30日の任期満了に伴う副町長の選任で、総括副町長に桑沢昭一氏(63)=沢、行政改革や企業誘致、住宅開発などの特命副町長に永岡文武氏(64)=長岡=の再任に同意した。任期は4年。議員が提出した副町長の定数を現行の2人から1人に改める条例の一部改正案は、賛成少数で否決した。
請負契約、土地の処分、意見書の提出など追加議案5件、条例案2件、07年度一般会計などの補正予算案5件は可決、06年度一般会計などの歳入歳出決算認定7件は認定した。
副町長定数条例の一部改正案は議員2人が提出し、「行政改革の枠組みができ、町長の身辺からリストラし職員に範を示すべき」と提案説明した。討論は賛成1人、反対3人。採決は賛成2人で、賛成少数により否決した。
07年度国庫補助特定環境保全公共下水道管渠埋設工事(1工区)の請負契約は、契約金額5544万円、契約相手方は大槻総業(大槻昭治代表取締役)。工事は沢上桑沢川北側地区で、工期は08年3月26日。
06年度箕輪中部小学校給食室建設工事(建築主体)の請負契約は、契約金額5407万5千円、契約相手方はヤマウラ箕輪営業所(渡辺浩史所長)。工期は08年3月28日。
土地の処分は、南原工業団地の北側を、東信鋼鉄(清水輝美代表取締役)の拡張用地として処分する。面積は1万4798・64平方メートル。処分予定価格は1億7011万366円。
意見書の提出は、「医師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める意見書」、陳情の採択に伴う「『非核日本宣言』を求める意見書」。請願2件▽高齢者の医療制度に関する請願▽6カ所再処理工場の本格稼働に反対し、その中止を求める意見書の決議を求める請願書-は閉会中の継続審査とした。 -
伊那技専から受託の職業訓練修了
宮田村商工会(前林善一会長)運営の宮田ビジネス学院が、県伊那技術専門校から受託した求職者対象のITビジネス応用力養成コースがこのほど、366時間に及ぶすべての日程を終えた。11人の受講者全員が修了し、それぞれ次のステップへ向かった。
閉講式で、石川秀延伊那技専校長が「これからが勝負。努力を重ね、意欲あふれる頼もしい人材になることを期待しています」とあいさつ。一人ひとりに修了証を手渡した。
受講者は20代から50代の女性。年齢もキャリアもさまざまだが、3カ月に及ぶ訓練は全員にとって新たな転機となったようだ。
「若い人たちからいろいろ学ばせてもらった。この頑張りを胸に就職活動に励みたい」などと語り合い、パソコン技術や各種資格を取得するだけでなく、仲間の輪もはぐくんだ3カ月間を振り返った。
##写真
修了証を受け取り3カ月間を振り返った -
東伊那区敬老会
敬老の日の17日、駒ケ根市の東伊那区は07年度の敬老会を東伊那公民館で開いた。招待された75歳以上のお年寄り250人のうち66人が出席し、健康と長寿を祝った。喜寿を迎える人たちには中原正純市長から祝いの記念品が手渡された=写真。地区内の小学生6人が「いつまでも元気で長生きしてください」などと作文を読み上げたほか、演芸会では獅子舞、落語、詩吟、踊りなどが舞台上で次々に披露され、出席したお年寄りを楽しませた。
市村善弘区長はあいさつで「大正、昭和、平成と人生を重ね、懸命に働いてきた皆さんに敬意を表する。その努力のおかげで東伊那も発展し、住み良い地域になった。今後もますます元気で地域のために力添えを」と祝いを述べた。
喜寿を迎えるのは次の皆さん。
春日スエ子、春日藤男、春日マチ子、滝沢ヨシ子、竹村正、山岸清志、伊藤武夫、片桐一嬉、北沢たか恵、木下守寿、坂井愛子、鈴木健司、中村昭梧、福沢昭子、安江弥生、赤羽笑子、久保田康正、下平ひで子、下平テル、鈴木ゆき子、宮下あき子、井口好美、小原正治、福沢文雄、福沢かね子、福沢嘉雄、森田秋子 -
観成園30周年記念式典
伊南福祉会(理事長・中原正純駒ケ根市長)が運営する駒ケ根市の特別養護老人ホーム観成園(米沢長実園長)が今年開園30周年を迎えることから18日、記念式典が同施設内で行われた。中原理事長は「30年の歴史は、先人の大きな努力で重ねてくることができた。利用者が元気で楽しい生活を送れるよう、これからも職員一丸となって努めていきたい」とあいさつした。
利用者の敬老会も併せて行われ、100歳を迎える人などに総理大臣や県知事からの祝い状や花束などが手渡された=写真。
同園は1977年、上穂町で開園。施設の老朽化などにより、昨年12月に北割一区の現在地に新築、移転した。 -
駒ケ根市議会決算特別委員会
駒ケ根市議会の議会改革の一環として9月定例会で初めて設置された決算特別委員会(宮沢清高委員長)は18日、初の決算審査を行った。議員15人のうち議会選出監査委員を除く委員13人とオブザーバーの議会議長が出席し、06年度一般会計など、4日の本会議で付託された13の決算関係議案について審査=写真。担当部課から説明を受け、議案ごとに質疑、討論、採決を行った。日程は20日までの3日間。一般会計決算の討論、採決は委員会最終日の20日に行われる。
委員会での審査結果は議会最終日(28日)の本会議で委員長が報告し、表決に付される。 -
箕輪町・辰野町への風力発電施設建設計画
箕輪町上古田区が反対箕輪町と辰野町の境付近にゼネコンの安藤建設(東京)が建設を検討している風力発電施設で、建設予定地の箕輪町内の関係区のうち、上古田区が臨時区会で建設反対を全会一致で議決していたことが18日、分かった。
風力発電施設は、桑沢山の尾根筋に風車を15基建設する計画。
風の状況を調査するため両町に1カ所ずつ高さ40メートルの測定器を立てる予定だが、箕輪町内の設置予定場所は、上古田区有林と町有林にまたがっている。
上古田区は8月25日に臨時区会を開き、風力発電施設の建設反対を決めた。理由は▽建設予定地が水源の地獄沢の上になる▽区は昨年の7月豪雨災害で土石流や地滑りが発生し被害を受けた▽生態系が崩れる▽景観がよくない-など。取材に対し唐沢光範区長は、「風力発電自体はいい事業なので賛成だが、大きなものが建つと、将来的に災害をもたらす原因になるのではと考え、反対を決めた」と話した。町には口頭で報告したという。 -
実りの秋たわわに、駒ケ原でブドウ農園が開園
宮田村駒ケ原にある平沢秋人さん、明子さん夫妻のブドウ農園が収獲期を迎え、直売やもぎとり体験を始めた。甘さも抜群。夫妻との会話も楽しみつつ、多くの客が実りの秋を味わっている。
敬老の日の17日も「おじいちゃん、おばあちゃんに食べさせたくて」と、買いに訪れる人たちなどで盛況。
中央道の小黒川パーキングエリア売店や村内の温泉施設こまゆき荘へも毎日、朝どりのブドウを出荷し、人気を集めている。
10月初旬まで開くが、期間中は村デイサービス利用者がブドウ狩りを楽しむなど、園内は連日賑やかに。
1キロでナイアガラが500円、マスカットベリーAが600円。問い合わせは平沢さん85・2744まで。 -
議員定数問題20日に決着へ
宮田村議会9月定例会は最終日の20日、一部議員から提出された議員定数を現行の12から10に削減する条例改正案を議事日程に追加する見通しとなり、午後1時半から開く本会議の採決の可否により来春行う村議選の定数が事実上確定する。
同議会は昨年末から議会改革のひとつとして、区長会との懇談や村広報紙に資料を掲載するなど、村民にも投げかけながら定数の議論を深めてきた。
先月22日には議会全員協議会を開催。議会運営委員会が「定数維持」を叩き台として示したが、結論には至らず、「削減派」の議員は条例改正案提出を示唆していた。
自身の考えを私報などを用いて村民に訴えている、ある議員は「村の行く末を決めることでもあり、皆さんに関心を寄せてもらいたい」と話す。
小林茂議長は「分かりやすい形で、来春の選挙に向けてひとまずの決着が図られると思う」と語った。 -
猛暑でバナナがなった?!
中川村葛島のそば処「吉笑楽(榑沢吉男店主)」に植えられたバショウに初めて花が咲き、バナナ状の実が実った。
バショウはチャイニーズバナナと呼ばれ、栽培バナナの仲間。6年前、株分けし、店の前に植えた。毎年は春に芽吹き、たちまち3メートル余に成長し、大きな葉を茂らせている。
9号台風の後、葉が割け、割けた葉を取り除いたところ、先端に薄黄色の雄花をつけ、基部近くには雌花と、7、8センチになったバナナ状の実を発見したという。
以前、防寒して冬越しさせ、花を咲かせたことがあるという榑沢さんは「今回は防寒しなかったが、猛暑のせいで咲いたのでは」と話していた。 -
そばの花見ごろ
日を追うごとに秋めく中、上伊那でも各地にあるソバ畑で白い花が見ごろを迎えている。伊那市西春近にあるソバ畑も満開となり、白いじゅうたんを一面に敷きつめたかのような光景が、見る人の心を和ませている=写真。
上伊那でソバの花が見られるのは8月末から9月下旬。
播種から収穫までの期間が短く、山間部などのやせた土地でも栽培しやすいことから、栽培面積が増えつつある。
新そばが出始める10月には、各地で新そば祭りも催される。 -
職員採用の1次試験を実施
宮田村の職員採用の1次試験は16日に役場で行った。正規職員の採用は6年ぶりとなる保育士には、4人が受験。同じく2年ぶりの一般事務職は3人が受験した。
保育士、一般事務とも若干名の採用。この日、受験者は教養と作文の試験に臨んだ。
2次試験は10月11日で、理事者との面接を行う。 -
高教祖が上伊那農業高校定時制を多部制・単位制高校に統合する計画の再検討を求める街頭活動
長野県高等学校教職員組合(高村裕執行委員長)は14日、08年4月開校となる新しい多部制・単位制高校に統合する上伊那農業高校定時制の、生徒募集停止に反対する街頭活動を伊那市駅周辺などで実施した=写真。
募集停止の見直しを求める活動は今回が初めて。9月県会が開会する9月末までの間に、県内12支部ごとに募集停止反対を求めるチラシ300枚を配布するほか、伊那市の9月議会には「上伊那上農高校定時制と多部制・単位制高校に統合する計画の再検討を求める意見書」(案)と、その採決を求める陳情書を提出している。
反対理由は▽定時制高校に通う生徒数が増加傾向にあること▽現在の定時制高校に通う生徒の多くが不登校経験者など、コニュニケーション面での配慮が必要なケースが多く、そうした生徒が実際に多部制・単位制高校に通えるか竏窒ネど。
内山到副執行委員長は「多部制・単位制高校そのものを否定しているわけではないが、不登校経験者など、多部制・単位制の夜間部が、定時制、通信制が担保できるのかを心配している。現場の教師や生徒、父母の声を聞いたうえでやってほしい」と話していた。 -
弥生のPTA進路セミナーで有森裕子さんが講演
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で15日、PTA進路セミナーがあった。全体会では、バルセロナ、アトランタオリンピックのメダリストで元マラソン選手の有森裕子さんが陸上と向き合い続けた自身の経験を交えながら講演。強い意志を持って自分の人生を切り開いていくことの大切さを訴えた=写真。
4年目となる同セミナーは保護者と生徒が一緒に生き方や進路について考える機会にする目的で毎年開催しており、全体会、学年別分科会などを実施している。
今年の講師に迎えた有森さんは「よろこびを力に」を演題に講演。もともと劣等感が強かった有森さんが、陸上やさまざまな人物との出会いを通じて自分の価値を見出したこと、なかなか記録が伸びなかった高校時代、3年間補欠というつらい経験をしても、諦めずに頑張り続けたことが、現在の自分をつくり、オリンピックでのメダル獲得へと導いたことなどを語り、生徒らに「チャンスは誰にも平等にあるけど、待っていても降りてこない。自分がその気になって望めば、自分は変わっていく。ぜひ頑張ってほしい」と訴えた。 -
ビーチバレー「シトリック・カップ」
ビーチバレー大会「シトリック・カップ」(県ビーチバレー連盟主催)が16日、駒ケ根市の「森と水のアウトドア体験広場」サンドグラウンドで開かれた。4人制には県内各地から16チームが出場してトーナメント戦で優勝を争ったほか、2人制には男子7人、女子6人が出場し、試合ごとにペアを組み替えながら総当りリーグ戦を行って男女別の個人タイトルを争った=写真。
ビーチバレーは正式ルールでは2人制だが、初心者にもその魅力を知ってもらおうと男女混合の4人制も採用。出場者は砂の上でのプレーに悪戦苦闘しながらも、照りつける日差しと時折吹きつける小雨の下で開放的なバレーの楽しさを存分に味わっていた=写真。
上位は次の皆さん。
▼2人制男子 (1)丸山健太(安曇野市)(2)三島英徳(松本市)(3)三沢慶展(安曇野市)▼2人制女子 (1)古平知佳(松本市)(2)丸山博子(安曇野市)(3)小原明子(宮田村)▼4人制 (1)ビーチクラブB(長野市・松本市)(2)唐沢夏絵(伊那市)(3)バルス(伊那市・駒ケ根市・飯島町)(4)シナプス(飯島町) -
ビオトープ体験会
宮田村の「自然を呼び戻す会」(加藤一彦会長)は16日、管理している南割区のビオトープを一般に開放した。小雨交じりのあいにくの天候にもかかわらず、朝から多くの親子連れなどが訪れ、魚や虫などの採集を楽しんだ。網を持ってそっと水に足を踏み入れた子どもたちは水中に魚の影を見つけると、何とか捕まえようと歓声を上げながら懸命に追い掛け回した=写真。土手の草むらを歩いていた子どもは「イモリがいたよ」とうれしそうに保護者に報告していた。
ビオトープは会員が9年前から整備している。メダカやフナなどの魚や水生昆虫などが観察できるという。 -
田切、本郷で敬老会
飯島町の田切区と本郷区で16日、敬老会が開かれた。招待を受けた多くのお年寄りが出席し、互いに長寿を喜び合った。
田切公民館で開かれた田切区の敬老会には、区内の75歳以上のお年寄り216人のうち60人が出席した。小学生2人がお年寄りに寄せた作文を発表。「おじいちゃんやおばあちゃんはすごい。いろいろなことを知っていて何でも教えてくれる。これからも元気で長生きして、分からないことや困ったことがあったら助けてください」などと読み上げ、手品やあや取りなどを披露して大きな拍手を受けた=写真。
舞台では踊りやマジックなどの演芸が多彩に催され、出席者らを楽しませた。 -
十二天の森の橋架け替え
駒ケ根市福岡の市街地に広がる自然平地林として市民などに親しまれている十二天の森を流れる小川に架かる丸木橋のうちの2本が風雨にさらされて傷みがひどくなってきたため、市民有志らでつくる「十二天の森を守る会」(城田嘉一会長)は16日、橋の架け替え作業を行った。会員など約20人が参加。持ち込んだ長さ約3メートルの丸太を渡し、小川の流れに足を踏み入れて歩く部分を削って平らにしたり、塗料を塗ったりするなどの作業をした=写真。
参加者らは薄暗い森の中であちこちをカに刺されながらも、のこぎりや金づちを手にして懸命に作業に汗を流していた。 -
駒ケ根市町一区敬老会
駒ケ根市の町一区(下島賢治区長)は16日、敬老会を赤穂公民館で開いた。招待された75歳以上のお年寄り200人のうち74人が出席し、長寿と健康を共に喜び合った。喜寿を迎えた人たちには市から記念品が手渡された=写真。代表者の村松恵美子さんは「地域の発展のためにこれからも頑張りたい」と謝辞を述べて大きな拍手を受けた。
演芸会では有志のグループらが代わる代わるステージに登場して歌や踊り、健康体操などを次々に披露。お年寄りたちは和やかに笑いながら楽しいひとときを過ごした。
喜寿を迎えたのは次の皆さん。
▽1町内=田中幸子、宮沢多恵子▽2町内=松下信子、小林和子▽3町内=堺沢千代▽4町内=平沢博人、渡辺幸代、村松恵美子▽5町内=後藤輝幸▽6町内=北原貞夫、長谷川よみ子、筒井栄、北川幸子、小林きよ子、川上サチエ、松沢進▽7町内=寺平幸雄、寺平アヤ子、北原ちゑ -
池山マウンテンマラソン
駒ケ根市の池山を舞台にした初のマウンテンマラソン大会が16日に開かれた。駒ケ根高原の家族旅行村をスタートして標高1774メートルの山頂を目指す25キロコース、駒ケ根高原の林道を周回する8キロコース、自然を楽しみながら歩くトレッキングクラスの3クラスに全国各地から約2千人が参加。高原の空気を楽しみながらそれぞれのゴールを目指した。
池山山頂クラスには約100人がエントリーし、午前8時の号砲を合図に一斉にスタート=写真。時折小雨が降るあいにくのコンディションの中、起伏の多い難コースに元気いっぱいで飛び出した。
実行委員長の上田泰正さんは「多くの参加があってうれしい。十分楽しんでもらえると思う」と盛況を喜んでいた。コースの設定と企画、運営にはトレイル・ランナーの石川弘樹さんが携わった。 -
大御食神社秋の例祭
駒ケ根市の美女ケ森大御食(おおみけ)神社の秋の例祭が16日、盛大に開催された。約400人が参加したお練り行列が朝から夕方まで市内を練り歩き、夜には神社に獅子頭を奉納して五穀豊穣を祈った。神楽殿では祭典青年らによる演芸が多彩に繰り広げられ、訪れた人たちを楽しませた。
呼び物のお練り行列は午前9時に年番の市場割区を出発。笛、太鼓の調べが響く中、祭典委員長の渋谷宣吉さん(68)を先頭に塩吹き、おかめ、金時、傘打ち、榊持らが続き、浦安の舞、獅子曳き、獅子招き、獅子切らに続いて獅子が最後尾を飾った。沿道は行列を一目見ようと詰め掛けた多くの市民らであふれ返り、あでやかな衣装に身を包んだ子供たちが目の前を通ると「きれいだね」、「かわいいね」などと話し合ったり、晴れ姿を収めようとカメラやビデオなどを向けていた。 -
箕輪町郷土博物館「伝説の舞台を訪ねて」
箕輪町郷土博物館は17日、催し「伝説の舞台を訪ねて」で町内の西部地区を巡った。町民19人が参加し、各所で今に残る伝説を興味深く学んでいた。
町内まるごと博物館事業「みのわ訪ねて物語」の一環。伝説の舞台を訪ね、まだ知らない箕輪を再発見する企画で、第1回の昨年は東部地区を巡った。
今回は伝説「こぶとり医者」の舞台である大出道標近く、「源次郎さあ」の八乙女お堂跡、「金原長者の婚礼」の上古田金原、「帯無川の由来」の木下帯無川の4カ所を中心に、車中から御社宮司橋、富田伝米塚付近なども見学した。
金原長者が暮らしていたという伝説がある赤ソバの花が咲く上古田金原では、金原長者の娘が富田の米塚長者の家に嫁いだときの婚礼の話をし、パネルを使って紙芝居風に伝説を紹介した。
松島の上田博生さんは、「2年前に引っ越してきた。町のことを知らないので参加した」と、地域に残る伝説に関心を示していた。