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みのわ祭り実行委員会でまつり内容承認
ポスター・うちわ図案も発表箕輪町みのわ祭り実行委員会は4日夜、町役場で開き、約150人が出席して7月28日のまつりの名称や会場、イベントなどを承認した。今年のポスター、うちわの図案も発表した。
祭りの名称は「2007みのわ祭り」。サブタイトルは「踊れ・輝け・箕輪の○(わ)」。○は、「和」の文字をつないで丸を作っている。28日雨天の場合は翌29日に開催。
祭り会場は国道153バイパス松島交差点縲恟シ島交番入口交差点の延長約450メートル。工業専用地域内の道路も利用する。
花火打上会場は7号以下の打上花火は番場原第1グラウンド東側道路、5号以下のスターマインは天竜川管理道路。
イベントは新たに「東京よさこい」が3チーム参加する。このほかは従来通り。
ポスター・うちわの図案は、本年度は一般から募り7人10点の応募があった。みのわ祭り正副会長会(8人)で審査し、ポスター用に向山聡一さん(箕輪町)、うちわ用に岡さゆりさん(箕輪町)の図案を選んだ。ポスターは千枚、うちわは4500本作成する。 -
ビーチバレーinアルプス2007
ビーチバレーinアルプス2007(県ビーチバレー連盟主催)が3日、駒ケ根市の「森と水のアウトドア体験広場」サンドグラウンドで開かれた。県内各地から16チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメントを戦って優勝を争った。
ビーチバレーは正式ルールでは2人制だが、初心者にもその魅力を知ってもらおうと今大会では男女混合の4人制を採用。出場者は砂の上でのプレーに悪戦苦闘しながらも、照りつける日差しの下で開放的なバレーの楽しさを存分に味わっていた=写真。
上位チームは次の通り。
(1)ヨロシク(松本市・駒ケ根市)(2)唐沢夏絵(伊那市)(3)M・E・T(2)(松本市・塩尻市) -
駒ケ根郷土芸能まつり
第20回駒ケ根郷土芸能まつりが3日、駒ケ根市の市文化会館で開かれた。市内の32団体が出演し、神楽、舞踊、民謡、バレエ、剣舞、大正琴、吟詠などを次々に披露した。大きなステージでの発表とあって、出演者はそれぞれ緊張した面持ちで登場したが、踊りや演奏を始めると次第に落ち着いた表情になり、日ごろのけいこの成果を存分に発揮して見事な芸を見せていた=写真。20年記念としてざんざ節保存会、伊那節保存会も特別出演し、伝統の踊りを披露した。
客席の観衆は「大したもんだね」「きれいだね」などとささやき合いながら、披露される芸の数々に夢中で見入っていた。 -
上穂町区敬老文化会
駒ケ根市の上穂町区(井上利雄区長)は3日、07年度の敬老文化会を同市の赤穂公民館で開いた。招待された69歳以上のお年寄り433人のうち約160人が出席し、長寿と健康を共に喜び合った。喜寿を迎えた人たちには中原正純市長が一人一人に記念品を手渡した=写真。
演芸会では分館役員らによる劇やシバオケ(芝居とカラオケ)などのほか、有志のグループらによる歌や踊りなどの出し物が次々に披露された。お年寄りたちは芸をさかなに和やかに歓談しながら楽しいひとときを過ごした。
井上区長はあいさつで「戦中、戦後の厳しい時代を生きてきた皆さんのおかげで今日の日本がある。これからも体に気をつけて長生きし、われわれ後輩を指導してほしい」と呼び掛けた。
喜寿を迎えたのは次の皆さん。
石沢正美、淡谷和江、有賀昭子、春日康子、小松千代、成田隆興、宮沢とよ子、林守子、柴田みな江、水上利雄、藤嶋絢子、福沢英美、山本政幸、宮沢文江、北原うた子、重盛菊子、大蔵儀一、小原久代、小出定子、北原昭五 -
県中期総合計画にかかる地域懇談会
県は5日、県中期総合計画(仮称)の策定に向けた地域懇談会を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。市民団体代表者と総合計画審議会委員、行政関係者など約35人が参加。上伊那地区の実情を同計画に反映するため、各分野における問題点や今後の方向性について意見を出し合った=写真。
08年縲・2年を計画期間として県総合計画審議会が検討を進めている同計画は、少子高齢化やグローバル化などといったさまざまな現状を受けて今後の県づくりをどう進めていくべきかを示した県運営の基本となる総合計画。審議会の答申を受けて12月県会に提案する予定となっている。
同懇談会は策定に当たって地域の意見や提言を聴取するためのもので、各方面で活動する上伊那の地域づくり活動代表者、有識者など約25人が集まった。
各参加者は、それぞれが関わっている分野の現状や今後に向けた思いなどを提言。
社会教育の視点からは、「日本には昔から培ってきた“情緒”がある。これからはこの情緒を、いかにして子どもたちの中に養成していくかを具体的に示して方針を展開してほしい」という意見があったほか、子どもたちの地域離れが進んでいる現状から「長野県に戻ってきて地域を担っていく人材を育てていくのも教育の役割」とする声もあった。
最後に同懇談会に参加した審議会委員は「豊かさの尺度は地域で作っていくもの。それをしっかりと築いて計画策定を進めていきたい」と語った。 -
三峰川みらい会議が環境大臣表彰を受賞
伊那市の市民団体・三峰川みらい会議(織井秀夫代表)がこのほど、環境美化に尽力した団体として環境大臣表彰を受ける。
6月の環境月間に合わせて環境省では、地球環境の保全や地域美化活動に顕著な功績があった全国の個人や団体を表彰している。
今回県内からは三峰川みらい会議1団体が受賞。同団体は河川環境保全のためアレチウリ子所ははじめとする各種事業を展開。また、流域住民と行政との協働により、地域全体への環境保全意識啓発に大きく貢献している。そのほかにも市町村、県、国との行政懇談会や三峰川フォーラムや三峰川まつりなどの開催を通して河川に対する市民の関心を高め、積極的に美化活動推進に努めていることなどが高く評価された。
表彰式は11日の午前10時半から。場所は東京都の虎ノ門パストラルとなる。 -
地域の魅力を再発見
伊那市民を対象としたバスハイク「身近な魅力、再発見」が5日、スタートした。自分の住む地域の良さを知り、観光客に伝えてもらうねらい。伊那市観光協会伊那支部企画、伊那バス主催。
第1弾は「高遠 お寺めぐりとローズガーデン」。60代を中心に23人が参加し、市役所を発着点に高遠町の建福寺、蓮華寺、高遠しんわの丘ローズガーデン、伊那の清水庵など6カ所を回った。
シャクヤクが咲く蓮華寺には、絵島の墓がある。絵島は大奥の大年寄りで、江戸時代、大奥の権力争いとからみ、芝居見物のとがで高遠に遠流され、1741年、61年の生涯に幕を閉じた。
高遠町の観光ボランティア「ふきのとう」のメンバーは、遠流された理由や高遠での生活ぶり、1916(大正5)年に墓が見つかったことなどを解説。参加者はメモを取ったり、写真に収めた。
友達に誘われて参加した東春近の女性(72)は「市内でも知らないところがある。説明があって勉強になる」と話した。
バスハイクは昨年度、伊那観光協会が立ち上げた、伊那の観光を考え、実践するためのプロジェクトで提案された。視察場所を変えながら月1回のペースで続ける計画で、次回は7月10日。長谷地域の熱田神社、八人塚、南アルプスむらなどを予定している。 -
「父の日」「ジュンブライド」を前に、バラの出荷最盛期に
飯島町岩間の岩間バラ温室組合(小林均組合長、3軒)では「父の日」や「ジュンブライド」に向け、出荷が最盛期を迎えた。1週間に約2万5千本が東京や大阪、神戸などに出荷されている。
「父の日」需要は、黄色が圧倒的に人気があり、ブライダルは白を基本に、ピンク系、オレンジ系のほか、グリーンなどが人気とか。
同組合はガラス温室10棟を含め、4000坪余のほ場で、夏場を中心に、年間130万本を出荷。色はピンク系が5割、オレンジ系2割、白、黄各1割、残りは緑、ベージュ、復色、スプレータイプ。今年の新品種はシックな茶系の「ベルギー」のみ。
小林組合長は「バラは暑さに弱い、今年は5月下旬になっても寒い日もあり、品質はいい」と話していた。 -
養魚場後処理問題で庁内に対策グループ設置へ
西山山麓観光考える住民参加の研究会も宮田村の清水靖夫村長は5日の村議会6月定例会一般質問で、天竜川漁業協同組合が5月末で事実上閉鎖した新田区の宮田養魚場の後処理について答弁。庁内に対策グループを設置して、土地契約や権利面など含め当面の問題解決に向けて検討していくと明らかにした。
「半世紀に渡る歴史があり、(今後に向けた)しっかりとした指針を構築する必要がある」と答え、養魚場が村の資源財産であるという考え方も示唆。
同漁協が事業継続できなかった理由なども検証して明らかにしながら、施設の存廃も含め村としての後処理対応を検討していく姿勢を示した。
同養魚場は漁協所有の土地だけでなく、村有地なども混在する。漁協側は村有地を返還したい意向を申し入れ、さらに所有している土地の買い上げも村に打診している。
養魚場をめぐる動きでは、何らかの形で施設を存続しようとする動きが民間などにもあるが、具体的にはなっていない状況。施設と数万匹ともいわれる魚が残り、宙に浮いた状態が続いている。
将来を見据えながら、様々な権利契約問題などの精査も課題。対策グループは、あらゆる状況を想定しての検討に迫られる。
村長はまた、養魚場や宮田高原周辺を含めた西山山麓の観光活性化策を住民参加の研究会を発足させて、検討する考えも示した。 -
伊那市消防団水防訓練
伊那市消防団(田畑安彦団長)は3日、同市高遠町下山田の三峰川左岸で梅雨期を前に恒例の水防訓練を開いた。14団から班長以上の団員239人が参加。県伊那建設事務所員の指導で「中聖牛」などの水防工法を学んだ=写真。
命綱や工法に用いる数種のロープの結び方を覚えてから、木流し、積み土のう・蛇籠(じゃかご)、シート張り工法などを4グループに分かれて学習。同地区では伝統的工法となっている、水流を受け流すための工法「中聖牛」も実習した。
田畑団長はあいさつで「水防は火災と違い水や土砂など自然の力と立ち向かわなければならない。まずは単独行動をせず、危険を感じたら避難すること」などと呼びかけた。 -
フェンシング北信越国体出場選手決まる
県フェンシング協会は3日、8月25、26日、福井県越前市で開く北信越国体に出場の少年男女、成年女子選手を発表した。少年男子上位2位、少年女子・成年女子上位1位が本国体に出場する。
少年男女の国体選手は、県予選(5月13日)のポイントと県高校総体(2、3日)のポイントを合算して決定。成年女子は協会で選考した。
北信越国体に出場する選手は次の皆さん(丸数字は合算ポイント)。
▽少年男子=白鳥佑弥(伊那北2)(10)、今井康友(上伊那農業1)(6)、小林豊(伊那北2)(2)、大槻仁志(伊那北1)(2)
▽少年女子=栗原夏佳(伊那北3)(10)、三沢杏奈(赤穂3年)(6)、石川梨加(赤穂3年)(2)、野村恵美(赤穂1)(2)
▽成年女子=唐沢千夏(日本大学)、白鳥真弓(長野クラブ)、木村宏美(同)、今井未央(同) -
伊那市の西箕輪公民館で「通学合宿」スタート
異年齢の集団生活の中で自主的な児童を育てる伊那市の西箕輪公民館の事業「通学合宿」は3日、同公民館で始まった。西箕輪小学校の4竏・年生40人が8日までの5泊6日の日程で合宿生活をする。初日は、キャンプファイヤーやレクリエーションなどを通じて仲間たちとの交流を深めた。
3年目となる同事業は、公民館単位での主催としては上伊那地域で珍しい。各学年男女6、7人の計6班を構成し、ボランティアの信州大学生がそれぞれ世話役に付いた。学校生活以外の時間を公民館で過し、朝夕の食事は自分たちで調理するのが特徴。今年は市の栄養士の指導で彩りと栄養バランスを考えた献立で料理した。
初日メーンのキャンプファイヤーでは、参加者らが火を囲んで自己紹介をした。「皆と仲良くなりたい」「調理を頑張りたい」などと、合宿に向けた意気込みを大声で発表した。
期間中は、地元の「羽広獅子舞保存会」との交流などの企画が組み込まれている。
キャンプファイヤーで自己紹介
初日の夕食は豚汁やちくわの蒲焼きなど -
高遠高校1年生 禁煙講座
伊那市の高遠高校は5月31日、1年生114人(男子57人、女子57人)を対象とした禁煙教育講座を格技室で開いた=写真。同市長谷の岡部竜吾美和診療所長を招き、たばこの有害性などについて学んだ。
岡部所長は「タバコと中毒竏窒ォづきが大切竏秩vと題して講話。喫煙することは、胃がんや脳卒中などの病気を引き起こす原因となっていることや脳内に分泌された快感物質により依存症となることをスライドなどを用いて説明した。
たばこだけではなくテレビやネットゲーム、携帯電話などに依存する人が増加している現状を話し、「依存はある対象のためにすべてを投げ打って奴隷になること」と主張。依存から抜け出すことに気づくことが大切で、そこから将来への無限の可能性が広がる竏窒ニ訴えた。 -
大正琴信州大会
琴伝流大正琴全国普及会は3日、第3回琴伝流大正琴信州大会を飯島町文化館で開いた。県内各地の50グループが出演し、日ごろの練習の成果を披露し合った=写真。
約10人縲・0人で編成するグループのメンバーはそれぞれ緊張した表情でステージに上がったが、各グループともソプラノ、アルト、テナー、ベースの4種の大正琴を巧みに組み合わせた一糸乱れぬアンサンブルを奏でた。会場に響く大正琴独特の音色に、聴衆は大きな拍手を送っていた。 -
箕輪町女性団体連絡協議会総会
箕輪町女性団体連絡協議会は1日夜、07年度総会を松島コミュニティセンターで開き、本年度事業計画案、予算案などを承認した。
07年度スローガンは「障害を持っている人も持っていない人も共に築く社会参加の町づくり」。事業計画は▽町づくりのすすめ(県生涯学習センター)▽ふれあい広場(8月26日)▽視察研修▽出前講座▽女性の集い▽新年交流会-など。参加団体の事業に協力するほか、町や区から協力要請があった場合は参加協力する。予算の収入・支出総額はそれぞれ22万5922円。
06年度は、19年ぶりの女性模擬議会を開き、女団連に所属する11団体の代表が模擬議会議員を務め、農業、商業、福祉、環境、教育行政など多方面わたって質問した。
07年度役員は会長に大槻一子さん、副会長に小口幸子さん、副会長兼会計に原田とみ子さんが就任した。大槻会長は、「各単会とコミュニケーションをとりながら、ズクと女性のパワーで元気よく活動する。皆さん応援してください」とあいさつした。 -
駒ケ根市議会6月定例会開会
駒ケ根市議会6月定例会は4日、開会した。会期は22日までの19日間。市固定資産評価審査委員に堀内睦さん(68)=下平=を選任する案に同意したほか、専決処分2件を承認した。議案は住民基本台帳カードの利用に関する条例改正案など条例案件7、07年度一般会計補正予算案など予算案件2、事件案件1の計10議案が上程され、いずれも常任委員会に付託された。最終日の22日に質疑・討論を経て採決が行われる。
日程は次の通り。
▽5縲・3日=休会▽14、15日=一般質問▽16、17日=休会▽18、19日=委員会▽20、21日=休会▽22日=本会議(委員長報告、質疑・討論、採決、閉会) -
めいきん生協田植えツアー
中川村営農センターと南向営農組合は3日、名古屋市周辺の市民らが加入するめいきん生協(名古屋勤労市民生活協同組合)が企画した田植え体験ツアーの一行を迎え、田植えの指導をした。水田は村役場近くの約12アール。参加した約30人の親子らはいずれも田植えは初めてとあって、泥田の中で悪戦苦闘。「足が抜けない」「腰が痛い」と大騒ぎしながらも楽しそうに歓声を上げて農業体験を楽しんでいた=写真。
営農センターの松下弘毅理事は「日帰り体験ツアーは初めての試み。できれば来年も続いてほしいし、これを機にほかの農産物でもツアーができればうれしい」と話している。 -
宮田村春季スポーツ大会
宮田村春季スポーツ大会が3日開かれ、村内の3会場でソフトボール、ソフトバレー、ゲートボールがそれぞれ行われた。ソフトボールは宮田球場で行われ、参加者は強い日差しも気にせず、元気いっぱいでグラウンドを駆け回った=写真。時折、凡フライを・スばんざい・スするなどエラーも出たが、「ドンマイ」と仲間同士で声を掛け合いながら、和気あいあいでプレーを楽しんでいた。
上位は次の通り。
▼ソフトボール(1)新田(2)大田切(3)北割、南割▼ソフトバレー(1)町三(2)新田(3)町一、つつじが丘▼ゲートボール(1)町一(2)新田(3)大原、北割 -
祇園ばやしけいこ
あばれみこしで知られる宮田村伝統の津島神社祇園祭りの祇園ばやしを演奏する「子ども祇園ばやしの会」のけいこが始まっている。7月21、22日の本番に向けて3日、2回目のけいこが津島神社境内にある町二区公民館で行われた。小学1年縲恍・w3年までの約30人が参加し、祇園ばやしの会(川手友幸会長)の会員らの指導を受けながら『あげは』『花ばやし』などの曲を熱心に練習した=写真。けいこは週に1回程度行っていく。
子ども祇園ばやしの会は将来に伝統を引き継ごうと82年に発足し、毎年の祭りを盛り上げてきた。25周年を迎えた今年は記念として6曲を収めた自主製作のCDを制作し、関係者に配布した。 -
ローメンの日
伊那市のローメンズクラブは「ローメンの日」の4日、加盟する31店で通常価格を400円に下げて提供した。地元をはじめ、県内外からローメンファンが詰めかけた。
名物料理ローメンは、蒸しためんに、マトン、キャベツなどを入れたもので、客は酢やニンニク、ソースなどでそれぞれ自分の好みに合わせて味付けて食べた。
秋田県や愛知県、東京都などから来たツーリンググループはローメンを目当てに来伊。スープ風と焼きそば風の2店舗を食べ比べた。「めんが独特。変わった味だが、ニンニクを入れたりすると、味が変わる」と平らげた。
50年ほど前からローメンを食べているという諏訪市の福沢千秋さんは「やみつきになる味。上伊那に住んでいたときは、3日に1度は食べていた」と話した。
先月11日、ローメンを考案した「万里」社長の伊藤和弌さんが死去。「万里」の有賀金一店主は「社長が築いた味を落とさず、守っていきたい」と気持ちを新たにした。
ローメンは55(昭和30)年に誕生。店によって味が異なり、根強いファンを持つ。
「ローメンの日」は「蒸(6)し(4)めん」のごろ合わせから設定。10周年を記念し、食べた人に100円の割引券を配った。 -
手良保育園でポニーと子牛とのふれあい
本物の馬や牛ってどんな感触?竏秩B伊那市の手良保育園(伊藤正子園長)の園児約70人が4日、同地区の酪農家・酒井秀明さん(35)が飼育するポニーと今年4月に生まれたばかりの子牛と触れ合った=写真。
触れ合い体験はなかなか触れ合う機会のない大型動物との触れ合いを楽しんでもらおう竏窒ニ、昨年から始まったもの。今年も、中央酪農会議から酪農教育ファームの認定を受けている酒井さんが協力し、牧場で飼育しているポニーと子牛を連れて同園を訪れた。
園児たちはポニーに代わる代わる乗馬し、子牛がミルクを飲む様子を見学。「優しくしなきゃだめだよ」「気持ちいい」などと子牛の頭や体をなで、動物の温かさを肌で感じていた。
伊藤園長は「大きい動物と触れ合うのは子どもにとっても良いと思う。また、普段は見ることができない働くお父さんの様子を知る良い機会」と話していた。 -
長谷でシコクビエの機械栽培開始
昔ながらの雑穀で地域おこしを竏秩B伊那市長谷のレストラン経営・吉田洋介さん(39)と農業・春日孝徳(72)などが4日、イネ科の雑穀・シコクビエの本格栽培を開始した=写真。移植作業から脱穀、除草まで各工程で既存の機械を用いることで省力化を実現。増加する高齢農業者にも取り組み易い作物となっている。また、水田をそのまま利用することができるため、遊休農地の解消や転作田の有効活用にもなると期待している。
取り組みは健康志向の広まりとともに付加価値が高まっている“雑穀”に着目したもの。今は途絶えてしまった在来の雑穀を復活させるとともに特産品化を図り、地域振興につなげていこう竏窒ニ、信州大学農学部の井上直人教授の研究室とともに昨年から試験栽培を進めてきた。
その結果から本年度は、機械化し易く、有害鳥獣被害もなかったシコクビエを本格的に栽培していくことになった。
この日は約12アールの水田にシコクビエの苗を田植え機で移植。井上教授によると、シコクビエはビタミンやミネラルが豊富なほか、肌の代謝に有効なパントテン酸も多く含まれているという。そのほかにも今年はモチアワ、アマランサスなどを栽培する。
一方、販路拡大は今後の課題となるが、吉田さんは「現在日本国内に出回っているシコクビエのほとんどが輸入品。需要はあるが供給が追いついていない状況にある」と期待を示す。
当面は吉田さんが経営するレストランで調理に用いたりホームページを通じて販売していく。
収穫は10月下旬の見込み。 -
西箕輪景観ウォーキング
地元住民らが西箕輪地区の景観のよさを歩いて確かめる企画「景観ウォーキング」が3日、同地区内であった。景観保全活動を支援する県景観条例「景観育成特定地区」の指定を目指す地元地権者らでつくる「西箕輪ふるさと景観住民協定者会」(小池知志会長)などの企画。地元の景観の素晴らしさを再認識するため会員ら約30人が集まった=写真。
ウォーキングは、指定を受けるに辺り、故郷の景観を住民が共通理解することが大前提となるため企画した。コースは吹上、大泉新田、大萱の地域を歩く約10キロコースで実施。吹上神社にある推定年齢千年のサワラ古木、大萱の「富士塚」などの各地域の魅力を参加者らで語り合った。
イベントは、同市と隣接する市町村境を歩く新市誕生イベント「平成の大検地」に関係した企画で、市町村境5カ所での撮影検地もあった。
同会は、法的規制力のある景観育成特定地区の指定による地域の景観保全を目指す。今後は、景観現状調査(住民アンケート含む)や土地所有者の3分の2以上の同意獲得などの手順を踏んで指定を受ける。
ウォーキングは10日、羽広、上戸、中条、与地の各地域を歩く約9キロコースも実施する。 -
南信地区中学校総体陸上競技結果
◆南信地区中学校総体陸上競技決勝記録(2日・伊那市陸上競技場)=上伊那関係分
【男子】
▼1年100メートル (2)唐沢玄(南箕輪)13秒51(3)亀井佳吾(西箕輪)13秒63(5)小林渡(伊那東部)13秒85(7)渡辺真也(箕輪)14秒03▼2年100メートル (1)稲見正麻(南箕輪)12秒68(5)小田部宙(春富)13秒02▼3年100メートル (1)加藤一樹(赤穂)11秒83(2)原翔太(伊那)12秒15(4)蟹沢恭吾(伊那東部)12秒66(5)山口雄己(箕輪)12秒75(6)金子義朗(箕輪)12秒90▼200メートル (2)松尾駿輝(赤穂3)24秒31(3)田畑勇貴(伊那3)24秒55(5)白鳥克弥(西箕輪3)25秒00(7)北原蒼士(駒ヶ根東3)26秒33▼400メートル (1)大野裕紀(赤穂3)52秒04(3)富田将平(伊那東部3)56秒60(4)高島一貴(南箕輪3)56秒72(5)小田切隼人(宮田3)57秒74(6)米沢祥吾(駒ヶ根東3)57秒98(7)福沢大輔(赤穂2)58秒10▼800メートル (4)大沢知真(伊那東部3)2分18秒13(5)天野進(駒ヶ根東2)2分18秒16(7)下平庸介(駒ヶ根東2)2分24秒11▼1年1500メートル (2)久保田隼(飯島)4分48秒19(7)大蔵孝明(駒ヶ根東)5分02秒84▼2・3年1500メートル (1)小林純平(駒ヶ根東3)4分20秒55(6)竹村亮作(駒ヶ根東2)4分33秒92(7)樋口正晃(宮田3)4分34秒34▼3000メートル (1)福沢潤一(駒ヶ根東3)9分05秒38=大会新(3)白鳥敦(箕輪3)9分37秒91(5)南沢延輝(中川2)9分44秒47(6)久保田光(駒ヶ根東3)9分53秒80▼110メートル障害 (1)森雅貴(赤穂3)15秒82=大会新(4)小椋渉(赤穂3)19秒64(7)蟹沢勇斗(伊那東部2)20秒90▼低学年400メートルリレー (3)伊那東部(小林渡、フジウラアキオ、北原魁人、櫛笥大夢)51秒99(4)駒ヶ根東(所河右京、竹村悠太、矢沢亮太、竹村亮作)53秒23(6)赤穂(小林智哉、中原祐吾、宮入光平、福沢大輔)54秒02(7)南箕輪(唐沢玄、稲見正麻、原智也、諏訪間和也)54秒54(8)箕輪(山口高広、黒河内康介、唐沢祐太朗、渡辺真也)55秒98▼400メートルリレー (1)赤穂(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)44秒92=大会新(4)箕輪(山口雄己、市川誠、白鳥敦、金子義朗)48秒71(5)駒ヶ根東(真木啓佑、米沢祥吾、鰍沢将平、北原蒼士)49秒42(6)春富(白鳥周作、小田部宙、竹松高彬、春日太陽)49秒85(7)伊那(林義隆、廣田裕貴、田畑勇貴、原翔太)49秒93(8)伊那東部(中島和希、蟹沢恭吾、池上陽祐、富田将平)50秒36▼走り高跳び (2)瀧沢俊輝(中川3)1メートル60(4)真木啓佑(駒ヶ根東2)1メートル60(5)中嶋慎也(赤穂3)1メートル55(7)清水智成(南箕輪2)1メートル50▼棒高跳び (1)春日太陽(春富3)3メートル90=大会新(4)黒河内岳(伊那東部2)2メートル20(5)白鳥颯人(伊那東部2)2メートル20▼1年走り幅跳び (1)中山和樹(西箕輪)4メートル75(3)宮沢拓人(伊那)4メートル70(6)原智也(南箕輪)4メートル41(7)所河右京(駒ヶ根東)4メートル37▼2・3走り幅跳び (1)竹松高彬(春富2)5メートル67(4)市川誠(箕輪3)5メートル35(5)更科剛(辰野3)5メートル31▼砲丸投げ (2)鰍沢将平(駒ヶ根東2)9メートル45(4)安藤純(箕輪2)9メートル06(6)米山雅人(中川3)8メートル76(8)蟹沢良介(辰野3)8メートル04▼4種競技 (2)宮坂佳裕(辰野3)1723得点(3)村沢和樹(宮田3)1705得点(4)北原浩士(伊那東部3)903得点(5)濱丈地加(南箕輪1)737得点(6)竹村正彦(駒ヶ根東2)701得点(7)清水泰志(南箕輪1)642得点
【女子】
▼1年100メートル (3)加藤未理百(箕輪)14秒59(5)坂井聖奈(辰野)14秒97(8)倉科千紘(伊那)15秒37▼2年100メートル (1)征矢萌唯(箕輪)13秒32(2)中村夕貴(赤穂)13秒66(6)北原夏帆(駒ヶ根東)14秒45▼3年100メートル (3)アルッガマゲ左諭(赤穂)14秒23(4)中原里奈(春富)14秒47(6)小林由佳(中川)14秒66(7)茅野万里奈(辰野)14秒74▼200メートル (2)宮下杏香(駒ヶ根東2)28秒39(7)湯沢澪(西箕輪3)29秒19▼800メートル (1)北原成美(駒ヶ根東2)2分24秒08(2)蟹沢未来(赤穂2)2分24秒35(3)湯沢ほのか(駒ヶ根東1)2分27秒27(5)山田咲織(赤穂2)2分28秒34(8)鈴木麗央奈(伊那東部3)2分39秒17▼1500メートル (1)篠田美樹(駒ヶ根東3)4分55秒55(3)森田遥(赤穂2)4分57秒74(4)福沢志穂(駒ヶ根東2)4分58秒44▼100メートル障害 (1)杉江美沙(南箕輪2)17秒76(4)牧野りく(駒ヶ根東3)18秒41(8)平沢麗華(宮田3)19秒41▼低学年400メートルリレー (3)赤穂(望月愛里、松井早希、高倉菜摘、北原亜美)57秒12(4)箕輪(日野奈都子、飯沢美咲、青木友里恵、征矢萌唯)57秒42(5)春富(丸山晴香、松島愛、中原遥菜、伊沢楓)57秒65▼400メートルリレー (2)駒ヶ根東(吉沢文香、宮下杏香、下島瞳、小池麻美)54秒13(3)赤穂(高山理奈、中村夕貴、小林有希菜、アルッガマゲ左諭)54秒29(5)伊那(曽我香凛、金子美穂、春日智香、伊藤美智花)55秒08(8)春富(下島鈴花、有賀みづき、有賀楓子、中原里奈)56秒62▼走り高跳び (1)有賀楓子(春富2)1メートル54(4)白沢美雪(中川3)1メートル35(5)馬場和香子(伊那東部2)1メートル35(6)松島愛(春富2)1メートル30▼棒高跳び(オープン) (1)伊沢楓(春富2)2メートル30(3)田畑みなと(春富2)2メートル10▼1年走り幅跳び (1)青木亜里沙(辰野)4メートル14(5)北原和香菜(駒ヶ根東)3メートル67▼2・3走り幅跳び (2)桐山明日香(宮田3)5メートル07(4)小池麻美(駒ヶ根東3)4メートル54(5)大久保萌花(伊那東部2)4メートル52(6)春日智香(伊那3)4メートル35(7)小牧柚香(春富2)4メートル23▼砲丸投げ (2)村田彩香(南箕輪3)10メートル63(3)大沢樹里(駒ヶ根東3)9メートル41(4)宮下花歩(中川3)9メートル27(5)宮下摩衣(駒ヶ根東3)9メートル16(6)村田名(中川2)8メートル86(7)藤沢茜(箕輪3)8メートル64▼4種競技 (1)中谷一恵(辰野3)1987得点=大会新(2)伊藤美智花(伊那3)1659得点(3)渋谷多江(駒ヶ根東3)1442得点(5)有賀みづき(春富2)1039得点
※各種目上位6人(学校)は県大会(7月1日・松本平広域運動公園陸上競技場)に出場 -
みはらしファームで「花馬まつり」にぎわう
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームは3日、「馬の観音様」として有名な同地区にある仲仙寺へ馬とともに参拝する企画「花馬まつり」を開いた。アルストロメリアなどの花を背中に飾った木曽馬とポニーそれぞれ1頭を先頭に、市内を中心とした約100人が参加した=写真。
企画は、五穀豊穣(ほうじょう)や馬の健康を願うため農家が農耕馬を連れて参拝していたのがいわれ。現在の形式はで始めたのは5年ほど前から。毎年、県内から集まった参加者が約2キロの道のりを歩き、それぞれが願いを書いた短冊を寺に納める。
西箕輪小学校3年の唐沢真奈ちゃん(8つ)は母親と弟とともに初めて参加した。「皆が元気に過ごせますように!!」と、丁寧な字でゆっくりと願い事を短冊に書き込んでいた。 -
箕輪町消防団懇親会「赤魚会」
箕輪町消防団の伝統行事「赤魚会」が3日、町役場北側駐車場であった。唐揚げにしたイモリなどの珍味など数種を持ちよって交流を深める懇親会。正副分団長会(山岸健彦会長)の企画で、全6分団から正副分団長やOB消防団員、来賓ら約80人が集まった=写真。
天竜川に生息する赤魚(ウグイ)を酒のさかなにして懇親会を開いていたのがはじまり。毎年、珍味や山、川の幸を各分団が持ちより、町長や小中学校長ら来賓を持てなし、日ごろの消防団活動への理解や協力に感謝した。
イモリの唐揚げは毎年の恒例珍味で、1週間ほど前に沢から採集してきた50匹を「カラッ」と2度揚げして皿に盛った。味見した団員によると「香ばしく、少し苦味がある」との感想。先輩団員らに勧められ、やむを得ず口にする姿が笑いを誘っていた。 -
県高校総体各競技結果
◆県高校総体各種結果=上伊那関係分
【フェンシング】(2竏・日・箕輪町民体育館)
☆男子▽フルーレ個人 (1)白鳥佑弥(伊那北2)(2)今井康友(上伊那農業1)(3)大槻仁志(伊那北1)▽エペ個人 (1)那須野将(伊那北2)(2)太田聖也(同)(3)大槻仁志(伊那北1)▽サーブル個人 (1)白鳥佑弥(伊那北2)(2)丸山章大(同)(3)今井康友(上伊那農業1)
▽フルーレ団体 (1)伊那北A(2)伊那北B(3)伊那北C
☆女子▽フルーレ個人 (1)栗原夏佳(伊那北3)(2)三沢杏奈(赤穂3)(3)野村恵美(赤穂1)▽エペ個人 (1)三沢杏奈(赤穂3)(2)松原優里花(伊那北2)(3)栗原夏佳(伊那北3)▽サーブル個人 (1)北原彰子(赤穂3)(2)野村恵美(赤穂1)(3)橋本彩(伊那北2)
▽フルーレ団体 (1)赤穂A(2)赤穂B(3)伊那北
※男女各フルーレ個人上位2人、団体上位1校と男女各エペ、サーブル個人上位1人は全国大会(8月7竏・1日、滋賀県・嬉野市体育館)に出場
※男女各フルーレ個人上位3人、団体上位1校と男女各エペ、サーブル個人上位1人は北信越大会(15竏・7日、石川県・白山市若宮体育館)に出場
【新体操】(2竏・日・長野市ホワイトリング)
☆女子▽個人総合 (2)中沢歩(伊那西)26・775点(3)長田朋恵(伊那西)24・295点▽種目別ロープ (2)中沢歩(伊那西)13・660点(3)長田朋恵(伊那西)12・415点▽同フープ (2)中沢歩(伊那西)13・115点(3)大沢ひとみ(伊那西)12・265点
▽団体 (1)伊那西(長田朋恵、大沢ひとみ、中沢歩、笠原基衣、百瀬礼、野村香菜)13・945点
※団体上位1校は全国大会(8月3竏・日・佐賀県)に出場。個人総合上位3人、団体上位2校は北信越大会(16竏・7日・富山県)に出場
【弓道】(2竏・日・長野運動公園弓道場)
☆女子▽個人(12射) (3)萩村美海(赤穂)9中▽団体(20射) (3)伊那西
※団体上位3校は北信越大会(16竏・7日・福井市)に出場
【ソフトボール】(2竏・日・伊那市富士塚運動場など)
☆男子
◇決勝▽伊那弥生15竏・飯山北
☆女子
◇1回戦▽赤穂5竏・上田千曲▽上田染谷丘10竏・伊那西
◇準々決勝▽長野商7竏・赤穂
※男子上位2校は北信越大会(16竏・7日・佐久市)に出場
【バスケットボール】(1竏・日・上田自然公園体育館など)
☆男子
◇1回戦▽伊那北107竏・6小諸▽赤穂91竏・7大町▽松本美須々107竏・7上伊那農業
◇2回戦▽伊那北97竏・8長野東▽佐久長聖103竏・8赤穂
◇準々決勝▽松商学園110竏・4伊那北
☆女子
◇1回戦▽伊那弥生64竏・8松本美須々▽豊科86竏・0赤穂▽上伊那農業69竏・3松本蟻ケ崎▽小諸102竏・1伊那北▽小諸商65竏・4伊那西
◇2回戦▽佐久長聖111竏・5伊那弥生▽長野吉田102竏・7上伊那農業
【バレーボール】(2竏・日・岡谷工業高校体育館など)
☆男子
◇1回戦▽箕輪工業2竏・長野吉田▽伊那北2竏・篠ノ井▽創造学園2竏・伊那弥生
◇2回戦▽丸子修学館2竏・箕輪工業▽伊那北2竏・小諸
◇準々決勝▽創造学園2竏・伊那北
☆女子
◇1回戦▽飯山2竏・伊那西▽伊那北2竏・田川
◇2回戦▽伊那北2竏・野沢北
◇準々決勝▽飯山2竏・伊那北 -
南箕輪公民館「森林に親しむ講座」はじまる
南箕輪村公民館の事業「森林(もり)に親しむ講座」が3日、同村の大芝高原みんなの森で開講した。子供連れなど約10人が参加。鳥のさえずりが響き渡る中で安らぎながら、インストラクターによる同森内の樹木の説明に耳を傾けた。
森林セラピーロードに認定された「みんなの森」で開く、2年目の取り組み。森林インストラクターの平林和彦さん=大芝=を今年も講師に迎え、11月までの全6回の講座で植物の種類や名前、森林の働きなどについて学習する。
初回は、コナラやヤマウルシなどについて学習。平林さんは、地面から伸びる若葉を指差し、コナラのドングリから毎年、芽が出ているんですよ竏窒ネどと呼びかけ参加者にさまなまな樹木を説明した。「今は関心が薄くなってきているので森のよいところを紹介したい」と話した。
平林さんと一緒にドングリを拾う参加者ら -
伊那署協議会 委員委嘱
伊那警察署協議会の委員委嘱式が1日、同署であった。委員の任期(2年)満了に伴う式で、再任7人、新任8人の計15人に対し、県公安委員会の委嘱状を小嶋惣逸同署長が受け渡した=写真。
同協議会は、警察が住民の声に基づいて行動するような仕組みを確立するため、01年6月に発足した制度。委員委嘱した地域住民の警察に対する要望や意見を反映させながら業務運営を改善するなどの目的がある。
委嘱式の後、本年第1回目の協議会を開催。「大量退職時代を迎えての優秀な人材の確保と若い警察官の育成」について、住民の意見を聞いた。協議会は年間4回あり、その都度、テーマを設けて話し合う。 -
信濃教育会定期総集会
信濃教育会定期総集会は2日、伊那市の県伊那文化会館で開いた。約千人が参加し、講演やパネルディスカッションを通して学校づくりを考えた。
パネルディスカッションは「今、職能に何が求められているのか」-改めて、授業づくり・学校づくりを考える-をテーマに討論した。
パネリストは、信濃教育会教科書編集部部長、小学校教頭、小・中学校教諭、講演会の講師を務めた国際基督教大学の藤田英典教授の5人。コーディネーターは信濃教育会教育研究所の牛山栄世副所長。
パネリストは、「スキルトレーニングに走っているが、人間として根っこになる見えない学力をつけないといけない。学校の中で根っこを育てることを研修し意図的に話していく必要がある」「子どもと感動体験を共有できる教師になることが大切な一つの要素」など意見を述べた。コーディネーターは、「教師自身の探求心、それを体でつかみ取っていく授業づくりを大事にしていきたい。各自の問題意識を学校の中で響かせ合う、生の話し合いが求められている」と述べた。