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安協の安全祈願祭
伊南交通安全協会駒ケ根支会(赤羽根徳彦会長)は21日、北割1区の大宮五十鈴神社で、恒例の新年安全祈願祭を開いた。
支会役員や駒ケ根署員ら約50人が出席し、服装点検で気を引き締め、神事で1年間の無事故を祈った。
神事に先立ち、赤羽根支会長は「昨年は皆さんの多大なる協力で、事故件数、けが人ともに減少した。新年を迎え、心新たに、安全意識の高揚、交通安全指導に取り組んで」とあいさつ。
駒ケ根署の野口博美駅前交番所長は「年頭初からの高成績が年末まで継続し、優秀警察署として県警から表彰された。これも安協の皆さんの支援協力のたまもの」と感謝し、最近の同署員による不祥事に触れ「やってはならないことをしてしまった。署員一同粛々と治安維持に当りたい」と述べ「悲惨な交通事故を1つでも少なくするように、一層の協力を」と呼び掛けた。
この後、新築なった拝殿で神事を行い、無事故を祈願した。 -
売れっ子落語家、柳家喬太郎師匠を招き、交通安全研修会
伊南交通安全協会飯島支会(下平憲夫会長)は20日、南仲町の成人大学センターで、売れっ子落語家、柳家喬太郎師匠を招き、交通安全研修会を開いた。 約200人の聴衆を前に、喬太郎師匠は「酔っ払い運転、携帯電話片手の運転はもちろん、男女がいちゃいちょしながらの運転も危険、カップル禁止法も必要」と安全運転を小話で訴えた後、泣き上戸、笑い上戸、鶏上戸など酔っ払いの生態と、夫婦の駆け引きを絡ませた「かわりめ」を一席。2席目は「さくら丼には馬が乗っているのかと思った。初めて食べたがとてもおいしかった」と飯島町の名物丼を持ち上げた後「ひーふーみー:、今何時だい」でなじみの「時そば」。師匠のそばをすする音と、百面相に会場は大爆笑した。
また、会では落語のほか、県警交通企画係の五明靖夫補佐が、昨年の県下の交通事故発生状況や事故事例を紹介し、今年は▽高齢者の事故防止▽飲酒運転の撲滅、後部座席を含め全座席のシートベルト着用の徹底-を重点項目に活動していくとし、協力を求めた。県交通安全支援センターが交通寸劇で、楽しく正しい横断歩道の渡り方、信号の見方を学んだ。交通安全体験車「まなび号」、運転診断「点灯くん」など体験コーナーもあった。 -
宮田村柔道クラブ、寒さ吹き飛ばし初稽古
宮田村柔道クラブ(太田逸雄会長)は20日夜、新年の初げいこを村武道館で開いた。厳しい寒さも何のその。未来の・ス三四郎・スを目指して、子どもたちが元気に励んだ。
園児から中学生までが集まり、寒さも忘れて稽古開始。ケガをしないよう入念に準備体操、受け身をして、乱取りなど組み合って技の練習にも入った。
指導者の話しに静かに耳を傾け、目標としている・ス黒帯・スに心も体も少しでも近づこうと鍛錬を続けた。
練習は毎週土曜日の午後6時から2時間ほど。新メンバーも募集している。問い合わせは太田さん85・3527、小池さん85・4203へ。 -
なごみ家で新春歌会
宮田村の福祉交流施設なごみ家は22日、新春歌会を開いた。小学生からの投稿も含め、素直に新年の気持ちを表現した20首の短歌を味わった。
昨年開いた新春歌会がきっかけとなり、利用者や住民有志で「あさがおの会」が発足。2カ月に一度歌会を開いている。
この日は会員を中心に10数人が集まり、新年初めて顔合わせ。
長年歌壇で活躍する新谷悦郎さん、秀子さん夫妻=中越区=が投稿された各作品を添削し、言葉による情景の広がりの楽しさも満喫した。
小学2年生の男子児童は「おもちつき きねでトントンたたいたら ゆげがふわふわ うかんでいたよ」と投稿。
新谷さんは「何も難しい言葉を使うだけが良いのではない。分かりやすく伝えることも大切」と話した。 -
高遠第二・三保育園でリズム遊び
伊那市の高遠第二・三保育園(柿木節子園長)は19日、ピアノ教室を主宰している園児の保護者を講師に迎え、園児たちがリズムあそびを楽しんだ。
講師は、同園の年少組と年長組に子どもがいる久保田恵美子さん(37)。リズムあそびは音楽を楽しみながら表現力を養える竏窒ニ、園が久保田さんに依頼した。
未満児から年長児約40人と、未就園児に園を開放する「わくわく広場」に集まった親子も参加した。
園児たちは久保田さんが弾くテンポに合わせ、ゆっくり歩いたり、早足で歩いたり、ときにはスキップも。曲に合わせてタンバリンやカスタネット、鈴を鳴らす遊びも体験し、大はしゃぎしで終始楽しんだ。 -
いーな伊那市わたしのまち絵画展・写真展の表彰式
新市誕生記念イベント「『いーな伊那市』わたしのまち絵画展・写真展」の表彰式が21日、市駅前ビルいなっせであった。小学生から一般までの受賞者63人の内54人が出席し、一人ひとりに賞状を授与した。入賞作品は、同ビル5階ロビーで31日まで展示、以降は高遠町、長谷でも作品展を開く。
「わたしたちの伊那市」をテーマに、絵画245点(部門別・小学校低学年91点、同高学年92点、中学生62点)、写真35点の応募があった。審査は昨年11月末にあり、小学校低学年・高学年の部、中学校の部の3部門ある絵画と写真のそれぞれの中から最優秀賞となる「伊那市長賞」など5つの賞を選んだ。
富県小2年の田畑樹音ちゃん(8つ)は「目のでかい牛」で小学校低学年の絵画で伊那市長賞を受賞。「初めて見る牛の目はおっきかったのが印象的だった。うまく描けた自信はなかったけど選ばれてうれしい」と感想を述べていた。
入賞作品は、いなっせのほか、高遠町文化センター・高遠町総合支所(2月3縲・4日)、長谷公民館(同17縲・8日)でも展示する。
各部門で伊那市長賞を受賞した皆さん(右から写真・向山世男さん、小学校高学年絵画・小林侑樹君、小学校低学年絵画・田畑樹音ちゃん、中学生絵画・坊薗美佐さん) -
伊那ファイターズ第26期生6人卒団
上伊那の中学生の硬式野球チーム「伊那ファイターズ」は21日、箕輪町の伊那プリンスホテルで、第26期生6人の卒団式を開いた。保護者や在籍団員ら約80人が集まり、卒団生を盛大に送り出した。
三澤良男監督は6人一人ひとりの名前を挙げ、ぞれぞれの努力を称え、「高校でも野球を続けて大暴れしてもらいたい」などとエールを贈った。2年生代表の山口俊君(伊那市)は「伊那ファイターズのことを忘れず、さらに上を目指す姿を私たちに見せてください」と送辞のあいさつをした。
26期生主将の伊藤剛君(同市)は「努力をする大切さを学び、何事にも負けないという自信を持つことができた。皆さんの協力があって、恵まれた環境の中で練習ができたことに感謝したい」とあいさつした。 -
小学生らが白熱のスケートレース 市民体育祭
第53回伊那市民体育祭スケート競技会(=第29回小学校低学年児童スピードスケート記録会)は20日夜、同市ますみヶ丘の伊那西スケート場であった。市内などから66人が参加し、日ごろの練習の成果を発表した。
小学生1年生から45歳以上までがエントリーし、300メートル、500メートルの2種目を各学年男女別の部門で競った。クラスメートや保護者からの熱い声援に、選手たちは白熱したレースを繰り広げた。
結果は次の通り(上位3位に入賞した皆さん)。
【男子】
◇300メートル▼小学1年(1)小林竣一(伊那西)1分05秒92(2)橋原誠士郎(美篶)▼小学2年(1)山崎瑠(伊那西)1分44秒81(2)清水紀貴(同)(3)名取真司(西箕輪)▼小学3年(1)塩谷和士(伊那)1分11秒08(2)名取和博(西箕輪)
◇500メートル▼小学2年(1)橋爪凱(富県)1分29秒90▼小学3年(1)小林慶一(伊那西)1分25秒76(2)網野幸大(同)(3)小池柊平(同)▼小学4年(1)落合恒輝(西箕輪)1分38秒70(2)草田陸(伊那西)(3)網野豊(同)▼小学5年(1)大野田真二(伊那西)1分31秒84(2)山崎佑真(同)(3)武田達也(同)▼小学6年(1)田中聖人(伊那西)1分21秒11(2)小林政人(同)(3)小林省吾(同)▼中学生(1)後藤大樹(東部)1分13秒36▼成年30歳以下(1)武田英太=59秒07▼成年36歳以上45歳以下(1)中村弘幸=1分14秒00(2)小林一美(3)小池充▼成年46歳以上(1)伊東俊光=1分09秒41
【女子】
◇300メートル▼小学1年(1)小池楓(伊那西)1分17秒65(2)田中蘭(伊那)(3)唐木とも子(同)▼小学2年(1)唐木千聖(伊那西)1分03秒70(2)網野紅瑠美(同)(3)唐沢美空(同)▼小学3年(1)森本くるみ(伊那)1分34秒45
◇500メートル▼小学3年(1)小平美有(伊那西)2分04秒38(2)武田真由子(同)(3)伊藤舞花(同)▼小学4年(1)田中理土(伊那)1分52秒19(2)大野田百香(伊那西)▼小学5年(1)林怜奈(伊那西)1分48秒15(2)伊藤夏輝(同)▼小学6年(1)落合悟花(西箕輪)1分37秒82(2)田畑日向子(伊那西)(3)大野田美晴(同)▼成年(1)後藤美江子=1分12秒47(2)田中由里 -
小中学校教諭 バスケットボールで交流
県教職員組合上伊那支部は20日、伊那市の伊那中学校第1・2体育館で、教職員の親ぼくを深めるためのバスケットボール大会を開いた。小中学校の教諭約200人が集まり、和気あいあいと楽しんだ。
全52校から各校で一チームずつ構成の21チームが、順位を決める「勝負リーグ」に6チーム、一チーム2試合ずつ対戦の「交流リーグ」に15チームが別れて試合。女性による得点はすべて3点という特別ルールで戦った。
勝負リーグの会場には、気迫のこもった掛け声が響き、普段は見れない教員によるスポーツの真剣勝負が繰り広げられた。昨年優勝した箕輪中学校の舘裕介教諭は「本気になってスポーツをしている同僚の顔が見れて楽しい。まるで学生時代のよう」と話した。
スポーツを通じた教職員同士の交流会は、バスケットボールのほか、夏のバレーボールを年一回開催している。 -
駒ケ根商工会議所新年祝賀会
駒ケ根商工会議所(渋谷敦士会頭)は19日、07年の新年祝賀会を駒ケ根市の駒ケ根商工会館で開いた。会員、来賓ら約100人が出席。今年の年男と渋谷会頭らが掛け声とともに景気良く酒樽の鏡を割り=写真=、出席者がお神酒で乾杯するなどして今年が良い年になることを祈った。
渋谷会頭はあいさつで「景気は戦後最も長い拡大基調にあるが、家庭や地方への波及は弱含みだ。会議所としては市の経済の全体的なレベルアップを図れるよう努力している。今年は中心商店街の活性化に向けて方向性を固め、せめて青写真ぐらいは作りたい。指導と支援をよろしくお願いしたい」と呼び掛けた。 -
田部井淳子さん講演会
駒ケ根市文化会館は19日、開館20周年記念事業の一環として市内5小学校の5・6年生を招待し、女性として世界で初めて地球最高峰のエベレストへの登頂を果たした登山家の田部井淳子さんの講演会を同館大ホールで開いた。田部井さんはエベレストに登頂した時の苦労やその後の環境保護活動への取り組みなどについて、多くのスライド写真を交えて分かりやすく語った=写真。子どものころは体が弱く、学校を休んでばかりいたという田部井さんは小学4年の時、先生に誘われて初めての登山を経験し、山の素晴らしさに魅了された。「大人になって毎週山に登りたいため体調管理に気を使っていたら、いつの間にか丈夫になっていた」などと話し、目標を持って努力することの大切さを訴えた。
同館は前日の18日にも市内2中学校の1・2年生を招待し、国際救援活動などで活躍する桑山紀彦さんのコンサート「地球のステージ」を開いた。 -
飯沼棚田産美山錦を使った「今錦おたまじゃくし」が完成、
中川村大草の米沢酒造(米沢博文社長)が、飯沼棚田の美山錦だけを使ったオリジナル新酒「おたまじゃくし・おり酒、原酒」が完成、20日の新発売を前に、19日夜、JA中川支所で試飲会があった。来賓の村、商工会、JAをはじめ、酒米を栽培した飯沼農業活性化研究会、米沢酒造、南部酒販組合ら関係者のほか、一般村民ら約70人が参加。しぼりたての原酒、おり酒を口に含み「フルーティーな香り、きりっとした、濃い味わい」に、地域活性化への期待を膨らませ、完売を確信した。
米沢社長は「38・5俵を12月に仕込み、ベテランから若手まで蔵人が気持ちを1つに、蔵付きの酵母菌の力を得て醸造した」と経過に触れ「小さなオタマジャクシがカエルになって、大きくジャンプし、地域の活性化になれば」とあいさつ。
この後、発酵中のおり酒を互いに注ぎあって、乾杯した。
三共の米山ますみさんは「まろやかで飲みやすい。見た目よりもさらっとしている」。牧ケ原の堀田明子さんは「口当りがよく、たくさん飲めそう」と好評。
飯島町で酒店を営む池上明さんは「フルーティーな香り、どっしりと存在感のある酒になった」と話していた。
「今錦おたまじゃくし」は一升瓶換算で原酒で1500本生産。おり酒720ミリリットル400本、生原酒1・8リットル200本、720ミリリットル500本限定販売。
値段はおり酒720ミリリットル1743円、生原酒720ミリ1712円、1・8リットル3413円、特別純米酒と「おたまじゃくしシリーズ」に新たに加わった「秋あがり特別純米酒」は720ミリリットル1386円、1・8リットル2730円。
おり酒・生原酒の販売は村内、飯島町内の酒販店で20日から、特別純米酒は4月下旬以降、秋あがり特別純米酒は9月下旬以降を予定。 -
箕輪写友会
TMO特設ギャラリー「月の光」で写真展箕輪町在住者を中心に写真愛好家でつくる箕輪写友会(青沼久雄会長)は23日まで、松島のTMO特設ギャラリー「月の光」で写真展を開いている。
四季を通じて撮影した自然風景の写真で、会員9人が1人2点ずつ出品した。
撮影場所は地元箕輪町をはじめ高ボッチ高原、上高地、志賀高原、王滝村など近郊が中心。自然の中を歩いて出合った一瞬の美しさ、良さを写真に収めている。
「見方を変えるとこんなにいい風景が近くにあることや、自然の良さを皆さんに再認識してほしい」と、来場を呼びかけている。
TMOのイルミネーションフェスティバルの一環で、イルミネーションコンテストに応募した町内18人のイルミネーションを、依頼を受けて撮影した写真も同時に展示している。
開催時間は午前10時縲恁゚後7時。最終日は午後5時まで。 -
おはなしむら
村内保育士有志の影絵を楽しむ南箕輪村図書館は20日、「おはなしむら」を村民センターで開いた。村内の保育士有志による影絵やお手玉を楽しんだ。
保育士有志でつくる影絵サークルが、昨年おはなしむらで影絵を披露したところ親子に好評で、今回1年ぶりの出演となった。
影絵「マッチ売りの少女」を上演。少女や町並み、家の中の様子、おばあさんなどが影で映し出され、光を利用して流れ星も演出。約80人の親子が、薄暗い部屋の中にくっきりと浮かび上がる影絵が作り出すお話の世界に見入った。
クイズ「影絵で遊ぼう」では、はえたたき、やかん、歯ブラシなどを影で一部だけ、あるいは角度をさまざまに変えて映し、見ている子どもたちが答えを当てて楽しんだ。 -
漢字検定意欲的に
宮田小児童290人受験、効果にも手応え宮田村宮田小学校の全児童の4割ほどにあたる290人が20日、漢字検定を受験した。同小では昨年から希望者を対象に行なっており、2回目の今回は受験児童も大幅に増加。上の段階を目指そうと意欲的に学習する子どもも多いと、現場でも効果に手応えをつかんでいる。
会場は同小で、学年やレベルに応じて5級から10級を受験。緊張した面持ちで臨んだが、日ごろの学習の成果をぶつけた。
全員に近い103人が受験した3年生の担任教諭は「正しい日本語、漢字は学習の基礎でもあり、考える力にも影響する」と話し、その成果は普段の学習にもつながっていると説明する。
高橋聡教頭も「子どもたちが自主的に学び、次の目標へ向かっていこうという意欲にもなる」と話した。 -
宮田中PTA文科大臣表彰受賞祝賀会
宮田村宮田中学校PTAの優良文部科学大臣表彰受賞祝賀会は20日、JA宮田支所で開いた。関係者約30人が出席。親子の絆を深めている活動の成果を振り返りつつ、今後とも地域みんなで協力して子どもたちを育んでいこうと再確認した。
保護者と子どもが手紙交換する「親子レター」をはじめ、学校美化作業やレクリエーションなど、親と子が向き合い協力する各種事業が認められ昨年11月に受賞。
祝賀会で小田切元治PTA会長が「子どもたちの暗い話しが多いなかで、受賞は非常にうれしい。皆さんが盛りたててくれた結果」とあいさつした。
親子レターを開始した2004年度にPTA副会長を務めた竹内誠さんは賛否両論手探りの状態から出発した当時の思い出を回顧。
「面と向って言えないことが伝えられたという意見が多く、続けて良かった」と話した。
堀井健一前会長は「関わった人全ての皆さんのおかげ」と話し、新津吉明校長は地域連携による子どもの育成に協力を呼びかけた。 -
大学入試センター試験始まる
大学受験の最初の関門、07年度大学入学者選抜大学入試センター試験が20日、全国で一斉実施された。上伊那では南箕輪村の信州大学農学部、駒ヶ根市の県看護大学に緊張した面持ちの受験生が集い、各教科の試験に臨んだ。21日まで。
大寒となったこの日、信大農学部ではしっかり防寒した受験生らが臨時バスなどで登校。同大が試験会場となっている伊那北高校や赤穂高校の教諭らも会場の外で待ち構え、「受験票を出して」などと誘導したり、げんかつぎの菓子を配るなどして受験生を励ました。
男子生徒の一人は「今まで勉強してきたことが発揮できれば」と話していた。
上伊那の今年の志願者数は昨年より127人多い1410人。内訳は農学部会場が958人、看護大が452人となっている。
全県の志願者は昨年より約200人多い1万203人。
1日目で公民、地理歴史、国語、外国語の4試験を完了し、21日は理科(1)、数学(2)、理科(2)、理科(3)の4試験を実施する。 -
はらぺこ保育園でたきびまつり
たき火で焼いたパンはどんな味?竏秩B伊那市富県北福地の自由保育園「はらぺこ保育園」は20日、「たきびまつり」を開いた。各地から多くの家族連れが集まり、たき火で作るおやつや昔ながらの火おこしに挑戦。新鮮な冬の遊びを楽しんだ=写真。
冬場は日常的にたき火を囲んでさまざまな遊びに取り組んでいる同園が、たき火を使った遊びを知ってもらおう竏窒ニ、企画した初めての試み。2年目を迎え、同園から地域に向けてメッセージを発信していきたい竏窒ニいう思いもあり、福音館書店『かがくのとも』の編集長・大石亨さんを迎えた講演会も企画した。
たき火でつくるバームクーヘン、おやき、竹に巻きつけて焼く「竹パン」の体験コーナーは人気で、子どももたき火と格闘しながら香ばしいパンを焼き上げ、笑顔でパンを味わっていた。
この日初めて同園を訪れた箕輪町の母親は「なかなか普段はできない体験。興味を持った」と話していた。 -
06年「時の人」の羽子板8枚を展示
伊那市入舟町のダイ十呉服店(池上直樹社長)で23日まで、「2006世相風刺羽子板展」が開かれている。
羽子板は、押し絵で8枚。紀子さまに抱かれた長男の悠仁殿下、高校野球で甲子園を沸かせた2人の投手、トリノオリンピックフィギュアスケートで金メダルを獲った荒川静香、バットを構えるプロ野球選手新庄剛志ら「時の人」がそろう。表情がそっくりで、髪の毛が浮き上がるなど立体的。高さ65センチ、幅24センチ。
人形専門店久月が毎年、世相を風刺した羽子板を作って発表している。同店が結社55周年の節目を迎えたことから、特別に借り受けた。
同店は「痛ましい事件が多いが、羽子板を見て少しでも楽しんでいただければ」と話している。
営業時間は午前10時縲恁゚後7時。 -
高遠北小でかるた・百人一首大会
伊那市の高遠北小学校(宇治正隆校長、62人)で19日、恒例のかるた・百人一首大会があり、全校が日本の伝統文化に親しんだ。
1、2年生が小林一茶かるた、3年生以上が百人一首に挑戦。2学年ごとの混合で、4、5人ずつに分かれて競った。
昨年末ごろから授業などを通して句を覚えてきた児童たちは、成果を試すときとあって真剣。体を乗り出し、じっと札をにらみつけては、上の句が読みあげられた直後に「ハイ!」と素早く手を伸ばして取り合った。
かるたは2回、百人一首は1回勝負。取り札の枚数に喜んだり、悔しがったり。児童一人ひとりには記録賞が渡され、各自で前年の記録を参考に自己評価した。 -
高遠高校芸術コース美術・書道専攻生が卒業展
高遠高校芸術コースの美術、書道を専攻する3年生の卒業作品展が26日まで、信州高遠美術館で開かれている。個性あふれた力作がそろい、3年間の集大成として堂々と発表している。
美術専攻の生徒は油絵と陶芸作品を出展。油絵は風景や花々など個々で自由にテーマを決めて製作し、30縲・0号と6号の大小2点ずつを並べる。「技術や経験を今後の人生に生かしたい」などとメッセージも添えている。
担当の北原勝史教諭は「それぞれ造形的、色彩的に工夫していて、作品に深みがあり、よく描き込んでいる」と評価する。
書道専攻は、隷書、行書、かななど、これまで学んできたなかで得意とする書体の題材を選んだ。曹全碑や乙瑛(いつえい)碑と並ぶ漢代の隷書碑の代表作とされる「礼器碑」を書いた作品などがある。3カ月かけて仕上げ「完成度は高い」と担当の小宮山健司教諭。
「みずみずしく、個性がよく表れ、高校生の感性でしか書けない作品ばかり。ぜひ、多くの人に見てもらいたい」と来場を呼びかけている。
午前9時縲恁゚後5時(火曜日休館)。入館料は一般500円、小中学生150円。問い合わせは、信州高遠美術館(TEL94・3666)へ。 -
【記者室】中原区民いこいの森完成
箕輪町中原区に完成した「中原区民いこいの森」。区に公園がほしい-と始まった整備事業は、町の地域総合活性化事業交付金を受け、過日のお披露目を迎えるまでに2年を費やした▼「行政は材料費だけのバックアップで、区民が総力を結集しての結果」との町長の言葉のように、区民の手で造り上げた。作業中は、近所の人が差し入れしてくれたことも。あずま屋、焼肉ハウス、ミニグラウンドがあり、整備途中から区民だけでなく近隣地区の住民も散歩やジョギングに利用。子どもたちの遊び場にもなっていた▼今後は公園の維持管理。造る以上に大変だと思うが、「中原の夢の実現に向け頑張る」と力強い言葉を聞いた。皆が憩う公園になることを期待したい。(村上裕子)
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箕輪町公民館あざみ学級
ビーズのネックレス作り箕輪町公民館の講座「あざみ学級」は18日、ビーズクラフトでネックレス作りに挑戦した。
ビーズクラフトは今回が3回目。学級の仲間の一人が趣味でビーズをやっていることから講師役になり、学生皆で楽しんでいる。第1回は指輪、第2回はブレスレットを作った。
今回は「アレンジハートネックレス」。白色を基調にした1連のネックレスで、トップの部分が花の形をつないだハート型になる。花の部分はピンクかブルーで好きな色を選んだ。
講師役の学生以外は、普段全くビーズクラフトをやっていないため、「小さいビーズを一つ刺して、中心から外に向かって刺す」というように一つ一つ手順を追って教わりながら制作。「一人では出来ないけど、教えてもらうとわかる」「やってるときも楽しいけど、出来上がったらまた楽しい」と夢中になっていた。 -
スポーツ活動指導者講習会
学校や地域のスポーツ活動指導者を対象とした研修会が18日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。伊那、諏訪地域の約50人が集まり、総合型地域スポーツクラブの現状とリラックス体操を学んだ=写真。伊那教育事務所主催。
スポーツ活動の指導に携わるうえで役立つノウハウを学んでもらおう竏窒ニ開催している取り組み。実演では、身体機能改善トレーニング公認A級指導士で本紙で「頑張っている人のがんばらない体操」を連載している山岸洋子さんを講師に迎え、体と心の関連性を見る体操とリラックス体操に挑戦。
山岸さんは「言葉は自分の力にもなるし体を壊すもとにもなる」と語り、肯定的な言葉をかけてあげた時は体に力が入る一方、否定的な言葉を聞くと力が入らなくなる無意識の現象を実演。「想いや言葉、触れ合いなどが体に与える影響は目に見えないが、粒子が細かいだけ」と説明した。また、否定的な言葉を言ってしまった場合も、肯定的な言葉に言い直すことで、体も健康に保つことができるとし、参加者の関心を集めた。 -
南箕輪村新成人の「20歳の抱負」「村への要望」まとまる
南箕輪村公民館は、3日にあった07年成人式の対象成人者が寄せた「20歳の抱負」や「村への要望」をまとめた。成人者のコメントは次の通り。かっこ内は氏名、またはペンネーム。敬称略。
▼社会人として一人前になりたい。(匿名)
▼ついに20歳です。4月からは社会人なので気を引き締めていきたいと思っています。税金などは積極的に支払い、国民がするべきことは必ずしたいと思っています。(20歳に見えない大人)
▼20歳としてこれから大人の社会に入っていくので自覚を持ち、しっかりとした姿勢で臨んでいきたいと思います。(尾形高志)
▼人の痛みのわかるやさしい女性になりたい。(匿名)
▼財政が厳しい中ですが、あまりお金をかけなくても充実した福祉を目指してほしい。栄村の村長さんの話を聞いてなるほどと感じました。(加納由一郎)
▼社会人として今まで以上に責任を持って行動していきたいと思います。(匿名)
▼私も頑張りますのでより良い村にして下さい。(匿名)
▼悲しい出来事が毎日報道されています。少しでも明るい社会となる手伝いができる社会人となりたいです。(イルカのバイト)
▼人に流されない「自分」をしっかり持ちたい。(北原麻奈美)
▼人事を尽くして天命を待つ! 苦あれば楽あり! 大人の自覚(タッチー)
▼まだまだ青春してます。4月から仕事をすることになるけど、好きな事は一生やり続けられる大人になりたいです。(岡村夏樹)
▼元気で長生きしていい息子、イイ男になりたい。(Siro)
▼私達をはぐくんでくれた南箕輪の風土を大切にしたいと思います。
▼2度と戻らない一瞬一瞬を大切に生きたいと思います。(かーの)
▼20歳になっても自分らしく!!(清水佐奈子)
▼特にないけど楽しくうまくやっていく。笑ってればイイと思う。(雪だるさん)
▼消防団の勧誘活動を増やしてほしい。(Y・K)
▼南箕輪が大好きです。今まで私を育ててくれたこの村のために恩返しができるように頑張っていきたいです。(匿名)
▼今はいじめの問題が大きく取り上げられています。私は小学生より野球を始め、現在大学の硬式野球部で頑張っています。苦しい事もいっぱいありました。でもスポーツに打ち込んで本当に良かったと思っています。卒業後は南箕輪村に帰ってスポーツを通じた地域づくりに寄与できるよう努力したいと思っております。(宮沢祐作) -
駒ケ根市で認知症を考える講座
駒ケ根市は19日、一般市民を対象にした認知症について考える講座を同市の駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約80人が集まり、諏訪市の県介護センター所長丸山直道さんによる講義「認知症高齢者の正しい理解と私たちにできること」を聴いた=写真。丸山さんは認知症の現状や原因などについて説明した上で、認知症の人への対応について「介護する側からされる側に立場が変わったつもりで考え、かけがえのない一人の人間として接する気持ちが大切だ」と訴えた。
講座は2月17日にも「認知症の理解と高齢者への対応について」をテーマに開かれ、医師や介護経験者の講義を聞くほか、参加者によるグループワークなどが行われる。 -
駒工で大学との連携授業
駒ケ根市の駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は19日、東京工科大片桐研究所クリエイティブ・ラボの川島基展チーフインストラクターを講師に迎え、情報技術科3年生32人を対象に本年度2回にわたって行ってきた「生体動作の理解で深めるリアリティ3DCG映像制作とヒューマノイドロボット制御」の最終回となる授業を行った。理数系への興味を高めようと文部科学省の外郭団体、科学技術振興機構が推進するSPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)の一環。
川島さんは、体の各部にセンサーをつけた人間の動きをビデオカメラで撮影してコンピューター処理し、3次元CG(コンピュータ・グラフィックス)画像を制作するモーション・キャプチャの手法などについて、最新の映画やビデオゲームに駆使されている実例を挙げて詳しく講義=写真。生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で難解な講義に聞き入っていた。
授業は5月に第1回を同校で行ってCGの基礎について学んだ後、7月には東京工科大で実際にCG制作システムを使用してアニメーションを制作した。 -
交通栄誉章受章報告
交通安全に大きな功労があったとして第47回交通安全国民運動中央大会(17日、東京都)で、駒ケ根市赤穂南割の小町谷美枝さん(62)が交通栄誉章緑十字銀賞を、飯島町の七久保小学校(細川道子校長)が同優良学校表彰をそれぞれ受けた。18日、小町谷さんと細川校長が駒ケ根署を訪れ、山本修作署長らに受章を報告した=写真。2人は「活動を支えてくれた多くの人たちへの感謝の気持ちでいっぱい」「受章を機に、これからもさらに交通安全活動に務めていきたい」などと喜びを語った。
小町谷さんは交通安全協会の活動に二十数年携わり、2000年からは伊南安協の女性部長を務めるなど、地域の交通安全推進に長年尽力してきた。七久保小は児童がドライバーらに交通安全を訴える手紙を書いて渡す「レター作戦」を40年にわたって続けてきた活動が評価された。 -
農道とJR立体交差で上下水道付け替え
宮田村議会は19日に臨時会を開き、大田切区で進む県単農道とJR飯田線の立体交差事業の進ちょくに伴う上下水道管の付け替え工費総額620万円を村の上下水道事業会計に追加する補正予算案を可決した。
立体交差の構造物「ボックスガルバート」に上下水道管を東西方向に埋め込むもので、上水道が延長90メートルで2百万円、下水道が82メートルで420万円の工費。
2005年11月に着工した「ボックス」の工事だが、現場事務所によると進ちょく率は85%でほぼ計画通り。
村は当初、新年度予算に付け替え工事費を計上する予定だったが、事業の順調な進行により前倒しした。
現在、交差前後から国道153号線に接続する260メートル区間を整備中。2008年度中の完成を目指しており、約2・4キロメートルの全線が開通する。
同農道は村の南部を東西に貫くもので、2000年度に着工。その後、計画地にオオタカの営巣などを確認して広域農道西側の331メートル区間を中止するなど事業変更があったが、立体交差部分は計画通りに2車線規格で進んでいる。
臨時会では7月豪雨の林道復旧工事が激甚災害の指定を受けたことなどにより、4100万円余りを補正する一般会計予算案も可決した。 -
7月豪雨被害で宮田村の公共復旧費用1億円近くに
昨年7月豪雨による宮田村の公共施設への復旧費用が9860万円で確定した。そのうち6カ所で崩落した林道寺沢、小三沢線は激甚災害の指定を受け復旧費は総額で8700万円にのぼり、19日の村議会臨時会で指定に伴う補正予算案を可決した。
激甚指定を受けたことなどにより、復旧費用のうち村の一般財源、起債からの支出は700万円となる。
復旧費では耕地の土砂除去が1件で290万円。土木関係が河川2カ所、村道路肩1カ所の計720万円。上水道施設関係が160万円となった。
復旧工事は既に着手しているが、林道は雪融けを待って春から。林道が通じる宮田高原キャンプ場、同牧場の今年の利用は難しい状況にあるが、来年度中には復旧完了する。
村内では1972(昭和47)年の水害以来の大規模な被害となった。