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飯島町消防団辞令交付式
飯島町消防団(下平昌男団長)は1日、飯島体育館で消防団任命式と初任教養訓練を行った。
新分団長5人、副分団長7人、部長13人、班長14人、旗手1人、新入団員26人の合わせて66人に辞令を交付した。
07年度辞令交付者は次の通り(敬称略)
▽分団長=小林克己(第1分団)、宮沢一彰(第2分団)、小池輝章(第3分団)、堀越真児(第4分団)、北嶋啓二(第5分団)▽副分団長=伊藤真吾(第1分団)、久保田茂(第2分団)、高谷直之(第3分団)、佐々木隆臣(第4分団)、伊藤鑑(第5分団)、小池宏幸(ラッパ長)▽副ラッパ長=宮下晴弘▽部長=井戸俊明(ラッパ)、米山毅(救護)、春日優幸、有賀友和(以上第1分団)、吉岡哲也、吉川誠(以上第2分団)、伊藤秀之、小出勝也(第3分団)、千村昌樹、上沼悟(以上第4分団)、宮下剛、小林公好(以上第5分団)▽班長=新井雅博、坂下嘉男(以上第1分団)、赤須誠、竹俣博文、小沢智行、原田圭(以上第2分団)、三富健一、唐沢美昭(以上第3分団)、織田正樹(第4分団)、野原良修、宮下和之、竹沢学、下平一也、西尾裕幸(以上第5分団)▽団旗手=松下潤(第4分団)
▽新入団員=酒井崇宏(本部)、畠中周作、細川勇喜、松下秀雄、田畑洋俊、北原亨、熊崎裕、及川進二(以上第1分団)塩沢昌幸、小林洋道、加藤絢也、片桐英俊、中原由樹夫(以上第2分団)堀江憲一、宮脇隆晃、堀内敢(以上第3分団)、塩沢隼人(第4分団)、岩村優、宮沢卓哉、本多正彦、清水博之、紫芝隆宏、大嶋直樹、斉藤隼人、窪田豊、片桐昌治(以上第5分団) -
中川村消防団辞令交付式
中川村消防団(下平道広団長)は1日、サンアリーナで、8人の新入団員を迎え、団旗返還式と07年度辞令伝達式、訓練を行った。
村消防団は07年度から3分団から2分団に編成替えされたため、第3分団の団旗が下平団長から曽我村長に返還された。
曽我村長は1966年から3分団定数210人で任務を遂行してきたが、近年、定数に満たなくなり、05年度から消防委員会を中心に組織検討を行なってきたと経過に触れ「07年度から再編成され2分団となるが、地域防災の中核として、活動を」と期待した。
引き続き、辞令交付式に移り、新分団長2人を始め、本部長、副分団長2人、ラッパ長、救護長、7人、班長16人、新入団員8人の合わせて38人に辞令を交付した。
新入団員を代表し、伝宝周さん(第5部)が「住民の生命、財産を守るために、職務を遂行します」と宣誓した。
このあと、新入団員と幹部は規律訓練を行い、気を引き締めた。 07年度辞令交付者は次の通り(敬称略)
▽本部長=栗山良人▽分団長=富永憲和(第1分団)、大庭竜二(第2分団)▽副分団長=原和彦(第1分団)、桃沢保(第2分団)▽ラッパ長=大沢剛典▽救護長=宮崎充宏▽部長=桝生孝浩(第1部)、吉沢俊彦(第2部)、小笠原泰樹(第3部)、荒井紀和(第4部)、寺沢秀昭(第5部)北沢豊(第6部)、北島敏紀(第7部)▽班長=大場茂、千村竜史、大場孝幸、若山冬樹、中川陽一、田中直之、小池久志、富永博文、北島憲治、富永卓、河田秀和、寺沢尚浩、片桐卓広、知久史郎、村田剛▽消防主任=竹沢淳
▽新入団員=金子浩幸、中島彰宏、宮沢浩司(以上第1分団)、伝宝周、小池貴士、宮崎晃一、中平健太、中平章浩(以上第2分団) -
手良中坪で井上井月を偲ぶ句会
伊那市手良中坪の有志でつくる「井上井月を偲ぶ句会」(向山日出男会長)は3月31日、中坪公民館で年に一度の句会を開いた。手良地区民から募った27句を選定し、上位3人を表彰した。
句会は、同会発足から続く8回目の恒例で、今回は2月から会員を中心に地区民へ句を募集したところ27人が一句ずつ提出。会の講師である春日愚良子さん=同市美篶=が選者となり上位3句を天・地・人の順番で選定した。
天に選ばれたのは、小松利江さん(69)=同地区八ツ手=の句「陽春のぬくもり残る客ぶとん」で、「3日間泊まったお客さんが帰った後、布団を干した時の安堵感を込めて詠んだ」という。選者の春日さんは「春が近づいて、干した布団から温もりを強く感じる」と高く評価した。
「井上井月を偲ぶ句会」は、俳人・井月が手良地区に足をよく運び、地元住民とも交流が深かったことから有志で発足。地元である3回の祭りに合わせ、会員から句を募集したり、吟行を開いたりしている。
一句ずつ講評する春日さん -
伊那谷新酒祭り 7日
上・下伊那の日本酒、地ビール9醸造会社の酒の飲み比べを楽しむ恒例のイベント「伊那谷新酒祭り」は7日、伊那市西町の春日城址(じょうし)公園で開く。5回目の今回は、飯田市の蔵元・喜久水が新規参加。景品や商品券をプレゼントする企画も展開し、公園の桜祭りを盛り上げる。
西町商店街の有志でつくる「ルネッサンス西町の会」(向山等会長、56人)の主催。地元酒造会社の「漆戸醸造」「仙醸」「宮島酒店」など9社の新酒20銘柄以上が並び、地酒はチケット1枚、ビールは3枚で1杯を楽しめる。年々と来場者は増え、昨年は県内外から約500人が集まったという。
今年は、桜をイメージした薄ピンク色の法被(はっぴ)を新調しメンバーは気合十分。ボンネットシャトルバスのピストン送迎(市駅前ビルいなっせ縲怏・黶A午後1時縲恣ッ9時)や、イノシシ一頭を使ったしし鍋(一杯300円)を用意している。
恒例の利き酒コンテストでは、正解者へ同会加盟店約30店で使える3千円相当の商品券をプレゼントする。
イベントは午後3時縲恣ッ8時。チケット販売は同2時からで、7枚つづり千円、5枚つづり500円で販売する。3時からの販売で千円チケットを購入した先着120人には、地酒(300ミリ)を贈呈する。
問い合わせは、会員の田中さん(TEL72・9118)、向山さん(TEL78・8719)。ホームページは、www.r-nisimati.com -
伊那消防組合に初の女性職員
伊那消防署で2日、消防職員の辞令交付式があり、伊那消防組合初となる女性職員が誕生した。消防士になったのは野牧加代さん(21)=同市長谷=。ほかの男性新入職員3人と共に緊張した面持ちで、伊那消防組合消防本部の早川正行消防長から人事通知書を受け取った。
関係者によると、06年4月1日現在、県内の女性職員は17人で、南信地方には諏訪、伊南の2消防組合に一人ずついる。これまで同署にも女性から応募があったものの採用試験に合格するまでには至らなかったという。
野牧さんは、救急救命士を志望し東洋医療専門学校(大阪府)を昨年度卒業。地元の長谷で消防防災ヘリコプターに乗った救命士が救助者を救急搬送している姿を見て憧れたという。
野牧さんは「女性ならではの優しさ、柔らかさが生かせればと思う。男性と比べて体力が劣っていることは自覚しているが頑張りたい」と意気込み。早川消防長は「職場の活性化につながれば」と期待している。
野牧さんは、4月中旬、県消防学校の初任科へ入校し半年間、消防士としての訓練に入る。その後、警防課に所属し、男性職員とともに24時間勤務にも当たるという。
伊那消防署では、今回の採用に合わせて女性用の仮眠室やトイレの改修をした。
伊那消防組合初の女性職員誕生。人事通知書を持ち、意気込みを語る野牧さん -
駒ケ根市で空家火災
1日午後8時ごろ、駒ケ根市上赤須にある原昭さん(65)=埼玉県=方の空家から出火。木造平屋建てトタンぶきの住宅1棟(約150平方メートル)と物置小屋(約10平方メートル)を全焼し、隣接の土蔵の壁の一部(約40平方メートル)を焼いて午後10時34分に鎮火した。駒ケ根署の調べによると、住宅は約10年前から空家となっているが電気は通じているため、漏電が原因とも考えられるとして調べを進めている。
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新教育長に松村正明氏
中川村教育委員会は1日、臨時教育委員会を開き、新教育長に松村正明氏(62)=田島=を選任した。
松村氏は67年3月信州大学教育学部卒業、上田市立第2中学校を振り出しに、県内各地で小中学校に勤務、赤穂南小学校教頭、東春近小校長、飯島中校長を歴任し、05年3月退職。05年10月から村公民館長を務めた。任期は残任期間の2年間。 -
駒ケ根写真コンテスト表彰式
駒ケ根市観光協会(山浦義人会長)は31日「06年度駒ケ根観光写真コンテスト」の表彰式を駒ケ根高原美術館で開いた。入賞者12人のうち7人が出席し、市観光協会の宮沢清高情報企画部長から表彰状を受け取った。作品を審査した駒ケ根市出身の山岳写真家津野祐次さんは講評で「一瞬のチャンスを絶妙のタイミングでとらえている」「ほのぼのとした動きがある」「遠近感と色彩が見事」などとそれぞれの作品を絶賛した=写真。応募数は昨年度の105点を大きく上回る164点に上った。
入選作品は同館2階で4月15まで展示される。
入選者は次の皆さん。
▽最優秀賞=波木井芳雄(静岡県)▽優秀賞=下宮伸一(駒ケ根市市場割)前田真理子(愛知県)▽特別賞=松村茂雄(駒ケ根市梨の木)平沢善博(宮田村南割)太田秀男(駒ケ根市下平)▽入選=海野順子(松本市)向山世男(伊那市錦町)久保村由人(伊那市西春近)吉岡修(富山県)藤沢雪生(駒ケ根市赤須東)磯貝文男(愛知県) -
駒ケ根市辞令交付式
駒ケ根市は2日、07年度辞令交付式を市役所南庁舎で行った。異動職員約60人のほか、新規採用職員3人が中原正純市長から辞令を受け取って新年度をスタートさせた=写真。中原市長は約130人の職員を前に訓示し「今年度の人事異動は極めて小規模だが、若い感性にあふれる3人を新たに迎えた。大変頼もしく、これからの活躍を期待したい」とした上で「佐藤収入役が任期を1年残して退任したその気持ちを受け止め、佐藤さんの分まで頑張らなければならない。ほかにも副市長、会計管理者の導入、女性課長の登用などの機構改革を行った。自力・再生・向上型予算の目指すべき方向を職員一人一人が理解し、将来に向かって明るい展望の開ける市になるよう、創造性を忘れずに努力してほしい」とげきを飛ばした。
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駒ケ根市消防団任命式
駒ケ根市消防団(小平佳司団長)は1日、07年度の辞令交付式を市民体育館で行った。新副団長、新分団長2人をはじめ昇格の団員と新入団員らが団長から辞令の交付を受けた。小平団長は52人の新入団員に対し「入団したきっかけはいろいろだろうが、入団したからには地域の安全・安心のために持てる力を十二分に発揮してほしい」とした上で全員に「いよいよ新年度がスタートする。一致団結して団の伝統をしっかりと継承していってほしい」と激励した。
辞令を受けたのは次の皆さん(丸数字は分団)。
◆副団長=北原義康◆分団長=(2)田中良英(3)松崎宗孝◆救護長=中嶋健作◆副分団長=(1)北原義伸(2)北沢隆(3)原浩則(5)藤井茂◆副救護長=下島裕一◆バイク隊長=倉田義裕◆部長=(1)石沢正志、小原正隆(2)林健司、北沢文彦(3)平沢勝也、下島篤(4)北原伸一(5)滝沢博文、宮沢剛◆班長=本部・水野毅(1)春日浩幸、小林昌誠、石原政伸、唐沢庄二、小池満、酒井健一、宮崎越百(2)下島良司、中城雅志、清水義和、宮沢郁夫、宮沢伸浩、吉瀬哲郎、土屋浩之、林芳正(3)松本寛明、飯島和彦、気賀沢治典、久保田公明、森田徹也、奥村真治、横山大樹、大前勉(4)岡庭篤、木下昌俊、下島重一、宮沢武史、田村真、北原祐二、竹村俊文、小林建蔵(5)春上聡、福沢勝明、下平直樹、市村実◆団員=本部・武藤かんな、堺沢多賀也、小町谷真奈、中村萌、大槻友基、林彩(1)水上智志、渋谷浩輔、宮島洋一、宇佐美誠、谷口昭一、細田政夫、榎本太朗、倉田拡(2)西沢昌志、北原太將、平沢友浩、中山雅人、二ツ木弘幸、井上純一朗、久保田英司、村上将太、松崎比揮、村上智(3)樋野正樹、守屋直樹、唐木俊彦、五味孝仁、川上晃、竹内輝雄、佐々木宗一、石田裕樹、塚越真巨人、下村洸一、中坪智幸、松崎将和(4)木下潤一、菅沼剛、滝沢裕二、菅沼雄也、木下善則、湯沢伸一、宮下直輝、小林厚志、伊藤浩、竹村正俊、北原聡、小林太一(5)落合仁、市村俊晴、片桐浩志、大沼哲憲 -
県議選 駒ケ根市区 中盤戦
駒ケ根市区(定数1)は前職の佐々木祥二氏(55)=無所属、赤須東=と現職の林奉文氏(61)=あおぞら、南割=が立候補。4年前と同じ顔ぶれの2人による一騎打ちとなった選挙戦は、日を追うごとに激しさを増している。両陣営とも目標得票数を1万2千程度として、市内全域を回る遊説や街頭演説を行うなど支持者獲得に必死だ。
前回選では新人だった林氏がわずか255票差で佐々木氏をかわして初当選を果たした。県議として田中知事に不信任を突きつけた佐々木氏と、知事を支持する姿勢を鮮明に打ち出した林氏との明暗がくっきりと分かれた選挙だった。あれから4年が過ぎ、県知事は村井氏に、2人の立場は県議と一市民にそれぞれ変わったが、両候補の考え方は基本的に変わりがないという構図だ。村井知事の政策を支持する佐々木氏が「風は変わった」として攻勢を強めているのに対し「田中氏の改革路線を後戻りさせてはならない」と訴える林氏。争点が鮮明であるだけに、真っ向から対立する互いの主張を有権者がどう判断するのか注目される。
昨年8月の知事選での駒ケ根市区の得票数は村井氏9597、田中氏9206でその差はわずか391票。今選挙を「村井県政の信任投票」と位置付ける向きもあるが、この票差を見てもかなり僅差の勝負となることが予想される。一方、投票率は70・2%だったが、今選挙ではそこまでは達しないだろうとの見方が有力。投票率が低迷した場合、組織票を抱える陣営に有利な結果となるのが一般的だが、その意味で投票率とともに浮動票がどう流れるのかが勝敗を大きく左右すると見てよさそうだ。
佐々木氏は強力な後援会組織をフルに活用し、地区ごとに連日連夜の演説会を開催している。林氏は車で遊説しながら毎日20カ所以上で随時街頭演説を行っているほか、4日夜に駅前ビル・アルパで個人演説会を開く。 -
南箕輪村消防団・赤十字奉仕団07年度任命式
南箕輪村消防団・村赤十字奉仕団の07年度任命式が1日、村民センターであった。消防団初の学生も含む21人の新入団員、幹部を任命し、消防団と奉仕団、それぞれの任務遂行を誓った。
唐木一直村長は、「新入団員、奉仕団幹部の皆さん、先輩の指導の中で訓練に励み、1日も早く立派な団員になることを期待する。幹部は使命達成のため活躍を期待する」と式辞を述べた。
宮島忠夫団長は、「災害現場で自らの身を守り安全迅速に立ち向かうため訓練を重ね、立派な団員になってほしい。幹部は押し付けではなく理解できる訓練指導をお願いしたい。自分の村は自分で守る地域愛の心で活動していただきたい」。日戸陽子奉仕団委員長は、「人道、博愛の精神のもと災害時の団の役割は極めて重要。救急法、家庭看護法を日ごろから学び、訓練し、身につけなければならない。地域で手を取り合って身近な奉仕の和を広げていこう」と訓示した。
村消防団は本年度、救護班長に入団10年目の石川明美さん(32)=会社員=を女性初の幹部に任命した。「所属部や救護班でよくしていただいたので続けてこられた。救護班に新しく入ってくる方もいるので基礎から学び、災害に備えていかに動いていけるか、訓練していきたい」と抱負を述べた。救護班は19人体制(うち女性5人)で活動する。
消防団初の学生団員は、新潟県魚沼市出身で信州大学大学院生の五十嵐啓介さん(23)=沢尻。第4分団第1部に所属。3月に信大農学部を卒業し、村での生活は4年目になる。
昨年7月の豪雨災害時、住民が避難しているときに大学では授業をしていたことで「大学と村の連携が取れていない」と感じた。「学生は何も出来ずに終わった。学生も何かできる」と考え、沢尻の詰所を何回か訪れ入団を決めたという。
「社会人のようには活動できないが、出来る限り最大限のことをさせてもらおうと思う。将来、中越に戻ったときも消防団のような組織に入って地域のために活動したいと考えている。これまで村のために何もできなかった。お世話になったお礼をしたい」と力強く語った。 -
伊那市子育て教育支援相談室開所式
幼児期から青年期までの総合的な相談窓口「伊那市子育て教育支援相談室」の開所式が2日、山寺前橋町の「希望の家」であった。教育相談員、保健師、保育士、臨床心理士など、子育て支援に携わる関係スタッフを1カ所に常駐させ、軽度発達障害児の支援から不登校、いじめ、児童虐待など子育て、学校教育などに関する包括的な支援体制を実現。来室、電話相談のほか学校や保育園への巡回相談を行い、問題の予防にも努めていく。
市ではこれまで、子育て支援と児童相談に関する窓口が分かれていたため、各部署が連絡を取り合いながら対応しなければならない状態にあった。しかし、さまざまな問題に対処するためには総合的な支援体制が必要であると判断。相談窓口の一本化を図った。
相談室には各関係部署のスタッフが常駐するほか、県のホットラインと連携して24時間体制で緊急時の対応に当たる。今後は相談室の周知を図り、保育園や学校などを巡回しながら問題の掘り起こしに当たる。
山口志ほ香課長は「今の子どもの問題は大人社会から起こっているもの。子育てする親だけではなく、地域ぐるみで考えていくようにしていきたい」と話していた。
不登校、いじめ、学力不振、集団不適応などといった相談を中心に児童相談所に寄せられる相談件数は年々増加している。
相談室の対応時間は午前8時半縲恁゚後5時半。
問い合わせは(TEL72・0999)へ。 -
県議選 伊那市区 中盤情勢
選挙戦も中盤に入り、伊那市区(定数2)では現職の木下茂人氏(71)=無所属、美篶、向山公人氏(64)=政信会、西町、新人の井口純代氏(51)=あおぞら、福島の3候補が、市内各地で遊説や個人演説などを精力的に展開している。
木下氏は市内各地区を遊説しながら1日2、3カ所で個人演説会を展開。告示前から今回から伊那市区に加わる高遠、長谷地区での基盤固めに力を入れてきたが、中盤に入っても引き続き、両地区で精力的に活動を展開している。集落ごとに開く個人演説会では、100人近く集まる所もあり、事務局の一人は「相当浸透してきている」と感触を語る。両地区では農業関係者層に支持の厚い木下氏の方が向山氏より優性であるとする見方も強い。5日には支持層の厚い女性部による総決起集会を行う。
向山陣営は31日に女性部による総決起大会を開き、集まった約100人が気勢を上げた。その後も、昼は遊説、夜は3、4カ所のハイペースで個人演説会を展開。日曜日には街頭演説を行うなど、あらゆる手段で支持を訴えている。
木下氏同様、告示前は高遠、長谷地区でのあいさつ回りを皮切りに選挙戦の準備を進めてきた向山氏。告示後は市内全域をくまなく回り、支持を訴えている。旧伊那市区の時から、木下氏が農業、向山氏が商工業を基盤として票を集めてきたが、高遠、長谷地区でも同様の構図で票が集まっている。
両陣営とも、前回選の新人候補2人の獲得票の合計が、現職一人ひとりの獲得票を上回っていたことには警戒しているが、田中前知事の追い風もなく、用意周到に準備してきた前回の新人候補との戦いとは異なると考えている。
井口氏は遊説を中心に選挙活動を展開。要望のあった地域には個人演説会を催すなど、臨機応変に対応している。ほかの2人に比べ、人的にも時間的にも厳しい情勢は変らないが「前回の新人候補2人が獲得した現職の批判票を掘り起こせれば必ずしも劣勢ではない」としている。
実際に、選挙を切望していた一部の有権者から応援の声が届くこともあるというが、依然として選挙に対する有権者の意識が十分に高まっていない実感があり、現職批判への思いが必ずしも投票行動に表れるかなどといった懸念もある。
有権者に対しては「現在の県政に本当に満足しているか」を問いかけ、投票行動でそれぞれの意志を示してほしいと訴える。 -
上伊那マレットゴルフ協会第21回南割大会
上伊那マレットゴルフ協会主催の第21回南割大会は1日、伊那市美篶南割の三峰川河川敷マレットゴルフ場であった。
上伊那全域から例年より多い135人が参加。4人1チームで、27ホールを回ってプレーした。
これまで年3回の大会を20回続けてきたが、今大会は上伊那の協会に主体性を持たせ組織強化をねらって開いた。今後は、密度の高い大会を開き、会員増強に力を入れていくという。
結果は次の通り(敬称略)。
▽総合優勝=池上辰夫(南箕輪村)81
▽男子 (1)中條清志(辰野町)84(2)戸塚久雄(南箕輪村)84(3)赤羽篤(伊那市)84(4)松坂昭一(伊那市)84(5)藤沢幸雄(箕輪町)85(6)山田文人(伊那市)85(7)北原正(伊那市)85(8)井上治男(伊那市)86(9)橋本政夫(伊那市)86(10)津谷袈裟登(箕輪町)86
▽女子 (1)黒河内加奈子(伊那市)86(2)大沢登利子(伊那市)87(3)向山元子(伊那市)88(4)松崎冨美子(駒ヶ根)89(5)小平貞子(伊那市)89(6)林米子(伊那市)89
▽ホールインワン 千葉謙、田中宏、清水弘、林茂良、伊藤喜与春 -
上伊那の各企業で入社式
上伊那の企業各社で2日、07年度入社式があった。新入社員は緊張した面持ちで式に臨み、「常にチャレンジ精神をもって最大限取り組みたい」など抱負を述べた。
KOA(本社・伊那市、向山孝一社長)の入社式は、箕輪町の同社アースウイングであった。新入社員40人とその家族が出席した。向山社長は、「モラルと、地域社会と一体ということを特に大切にしている。会社の文化、社風を学び、体で感じ取ってもらいながら能力を上げ、チームプレーヤーとして仕事ができる形を作っていってほしい」と期待した。
新入社員は一人ずつ自己紹介し、「向上心を持って努力したい」「チームを引っ張っていけるような社員になりたい」など夢や抱負を語った。 -
高遠城址公園開き
タカトオコヒガンザクラ1500本が咲き誇る伊那市の高遠城址公園で1日、公園開きがあった。平年より開花が1週間ほど早く、公園開きもこれまでで最も早かった。つぼみは大きく膨らみ、赤みを帯びており、開花宣言は5日ごろを予想している。
公園開きには、伊那市観光協会メンバー、地元区長ら約80人が出席。
小坂市長は、桜を守り育てた桜守や地元住民らの尽力に感謝し「まつりが盛大に、多くの人に来ていただけるように」とあいさつし、期間中の無事故を祈った。
そのあと、小坂市長や保育園児が手をつなぎ、桜雲橋を渡って開門。
公園内には、東京芸術大学卒業生2人によるバイオリンとチェロの弦楽演奏や、地元の保育園児の元気な歌声も響いた。
市観光協会は、今シーズンの入場者数を35万人以上と見込み、絵島を主人公にした映画「大奥」やNHK大河ドラマ「風林火山」、権兵衛トンネル開通の影響に期待する。
さくら祭り(1日縲・月5日)の初日、開花はまだだったが、市内外から多くの人が訪れ、公園内を散策。期間中は、さくら茶のサービスや高遠ばやしの巡行などがある。入場料は一般500円、小中学生250円。
問い合わせは、高遠町総合支所産業振興課商工観光係(TEL94・2556)へ。 -
宮田村辞令交付と年度始めの式
宮田村役場は2日朝、人事異動の辞令交付と年度始めの式を開いた。清水靖夫村長は訓示で住民との協働推進、課内の連携を強く職員に求めた。
職員が区行政に関わる「地区担当制」の充実をあげ「区の運営に私たち職員がもっと密着し、関わっていくことが大切」と述べた。
また、所属する課の業務は全て認識し、担当職員がいなくても対応できるように望み「課内の協働も進めてほしい」と話した。
2年ぶりに新規の正職員採用はなく、課長級に昇格した小田切和美住民福祉課長らに辞令を交付した。 -
県議選 郡区 中盤情勢
激戦区の上伊那郡区(定数2)の4候補は、それぞれ地元を固めながら他区域へ攻め込んでいる。前回、辰野町から出馬し、落選した赤羽公彦氏が獲得した8400票の行方が当落のかぎを握る。
合併により、旧高遠町・旧長谷村が選挙区でなくなり、定数が削減されたため、各陣営とも当選ラインは前回の1万400票余を大きく上回る1万3千票前後と読む。
箕輪町の現職清水洋氏(53)は前回の無所属から自民党として立った。昨年暮れから箕輪町、南箕輪村を重点に、1万戸余を精力的に歩いた。町内企業も手分けで130社余を回り、地元を固めつつある。前回、4候補の中で北部は高得票だったが、南部では最も少なかった。北部に力を入れ、前回(9654票)以上の獲得票を目指して赤羽票の取り込みに動く。
知事との関係は「なれあいでなく、是々非々で臨む」としている。
同じく箕輪町の現職小林伸陽氏(63)=共産党=は「変わり始めた県政の改革を後戻りさせないことが、今選挙の最大の課題」と訴え、他候補と立場の違いを明確にする。昨年8月の県知事選で、郡区は村井仁氏より田中康夫氏が約1770票上回り「反村井票」を広域的に集める要素はあるものの、それが有利とは言い切れない。党派を超え、全体の支持拡大を図り、議席確保をねらう。
辰野町の無所属前職垣内基良氏(57)は前回、1票差で落選した悔しさをばねに、辰野一本化に力を注ぐ。赤羽票の奪い合いが激しく、町内を中心に、箕輪町・南箕輪村、南部へと入り込む。1日20カ所ほどの街頭演説をこなし「垣内」を印象づける。町内の立候補者が前回の2人から1人になったことで、投票率の低下が懸念される。
県知事との関係については「知事を選んだ県民の意思を尊重するべき。知事を支援しつつ、是々非々であるのが、県議の正しい選択」との姿勢を示す。
清水、垣内の2氏は、公明党推薦を受ける。公明党町議によると、清水氏は箕輪町から南部、垣内氏は辰野町と地域で党票をほぼ分けているが、情勢により変動する可能性がある。
宮田村の無所属現職小原勇氏(58)は南部唯一の立候補者。現職の強みを生かし、前回南部で獲得した7730票を上回る1万票を目標に定める。何としても南部から県議を送り出すという気運の高まりに期待し「良識ある有権者」の選択に頼る。
知事へのスタンスは「県民の思いと照らし合わせ、言うべきことは言う」としている。
1票差で当落を分けた前回選。接戦が予想されるだけに、各立候補者は街頭演説や個人演説会などをこなし、政策などを力強く訴える。各陣営の選対事務所にも「あと○票が足りない」と切迫した雰囲気が漂う。 -
9人の新入団員迎え
宮田村消防団辞令交付式宮田村消防団(平澤成己団長)は1日、辞令交付式を中央グラウンドで開いた。幹部は2年任期の中間年のため事情による交代のみ。新入団員9人が加わり、さっそく訓練や研修に臨んだ。
新入団員を代表して鈴木貴久さんは「規律を遵守し、良心に従って消防の義務を遂行する」と宣誓。
清水靖夫村長は「新入団員不足が深刻のなか9人を迎えることができた。村の安全のために頑張ってほしい」と激励した。
式では正式発足する消防団バイク隊の隊員任命もあった。
また、村の生活環境係長があて職で務めてきた本部長は本年度から選考委員会が団員の中から選ぶことに変更。上條雅典さんが新たに就き辞令を受けた。
辞令を受けたのは次の皆さん。
◆本部長=上條雅典◆部長=小田切直也(本部)◆班長=田畑孝一(同)有賀光行(1‐1)滝口剛(3‐4)◆旗手=有賀光行◆新入団員=柄山達郎、浦野力(以上1‐2)平沢陽介(1‐3)吉川慎吾、清村基人(以上2‐1)鈴木貴久(2‐3)後藤寛之、小田切達也(以上2‐4)新谷貴紀(3‐1) -
5年ぶりで獅子道中練り
春うらら、中川村大草下平の八幡神社で五穀豊じょうを祈る春祭りが1日あった。年番の下平地区の子どもから高齢者まで百人以上参加し、囃子屋台を引き、獅子舞いを披露しながら道中を練歩き、沿道の村民を楽しませた。
祭りは大草5地区が年番で行っているが、道中練りは下平地区が当番の年だけ実施。
神社北の県道伊那生田飯田線、下平信号機付近から出発した行列は、道づくりのひょっとこ、おかめ、しょうきと続き、刀を手にした和唐内(獅子きり)2人が獅子と掛合いながら行進。子どもたちは道中囃子「しゃんしゃんらつ」を披露、地域の女性たちは与地の伊那節などを踊った。
神社に到着すると、ししの練り込み、20数年ぶりとなる緋色の衣装をまとった獅子が悪魔払いを奉納し、五穀豊じょう、地域の安寧を祈願した。 -
辞令伝達、飯島町高坂町長訓示
飯島町は2日、防災集会室で、約120人の職員が出席し、人事異動辞令交付・年度始め式と合わせて、新教育長の就任式も行なった。
自治法改正による副町長制導入やこども室、会計管理者設置など30人余となった異動の職員に辞令を交付した後、高坂町長は「協働のまちづくりと人口増活力あるまちづくりに向けたメリハリ予算のいよいよ執行段階、今年度は新しいまちづくりの正念場、理事者も職員も真価が問われる。それぞれの立場で意識改革し、住民の目線に沿い、各課が真剣に取り組み、積極的な行政運営で、すばらしい年にして」と訓示した。
また、山田敏郎教育長は就任あいさつで「こども室や地域子ども支援センター新設など枠組が変わり、新たに歩み始め、さまざまな力が求められている。職場や立場を超えて、子どもたちの幸福のために、お力添えを」と協力を求めた。 -
林公明さん(80
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「桜はパッと咲いて、パッと散る、日本人に心情にマッチする」-。飯島町のコヒガン桜の古木を親木に、2千本余のコヒガン桜の苗木を育成し、町内の千人塚公園や与田切公園、七久保保育園、アグリネーチャーいいじま、道の駅本郷、藤巻川沿いなどに植え、花の季節には、多くの人に愛でられている。
23年前、肝臓ガンで大手術を受け、生死の境をさ迷った。「獣に襲われたり、底無し沼に足を取られるなど恐ろしい幻覚症状が現れ、地獄のような10日間を過ごした。夢現の中で、桜の花が満開のお寺の中から仏様が現れ『今の世に間に合わなくとも、後世に残る仕事をせよ』というお告げがあった」という。 死の淵から奇跡的に回復し、健康を取り戻し、全国の仏教美術を訪ねる「シャラの会」に入り、主に、国宝級の仏像、建造物を中心に、全国400カ寺を巡った。また、御仏との約束を果たそうと、20年前から、町内の色が良い、コヒガン桜の古木の枝をもらい受け、挿し木をした。最初の年は50本成功し、3年目には1メートル余に成長、千人塚公園に植栽した。以後、毎年100本、多い年は300本挿した。「挿し木のコツも分かり、80%成功するようになった」。
6縲・月に5センチの新梢を挿し、10月にポット上げ、翌年畑で育成し、3年目で1メートル余に生育し、定植する。
林さんが育苗したコヒガン桜はだれ言うともなく「お陣屋コヒガン桜」の名前ですっかり定着した。
また、飯島小学校のソメイヨシノの古木「見守り桜」の苗も育て、転退職する教諭らに飯島町の記念にと贈っている。
おかめ、しだれ、八重、ウコン桜など様々の桜の挿し木に挑戦した。挿し木だけでなく、旅先で拾ったサクランボをまき、実生からも育てる「どんな花が咲くか楽しみ」と笑顔を向ける。
桜の苗は町内ばかりでなく、飯島町と友好提携している奈良県斑鳩町に21世紀を記念し、2000年に21本植栽し、3年間手入れに通った。「作業中、法隆寺の鐘がゴーンと聞こえ、感動的だった」。愛知県の知人、「日本桜の会」を通じて、岡崎県吉良町の花岳寺にも贈った。さらに、数年前、フランスのパリで日本料理店を営む、町出身の芦部巧さんの依頼でパリにも。昨年、来町した芦部さんから、パリの桜の写真を見せてもらい「しっかりとパリに根付き、大きくなった」と感無量だったとか。
苗を無料提供し、桜の木の保護育成活動、桜を通じて国際親善の取り組みは高く評価され、「長野県桜の会」から表彰された。
昨年は花の季節に町内に植栽した桜を見て回った。「大きくなったが、まだ幼木。藤巻川沿いはきれいだった。桜守ばかりでなく、千人塚の桜守ファミリーなど、みんなで桜を守ろうという気運が盛り上がっていることが一番うれしい」と平成の花咲かじいさんはにっこり。
妻と長男夫婦の4人暮らし。 -
教育長就任式・年度始め式
中川村は2日、基間集落センターで、教育長就任式と年度始め式を行なった。
教育長就任式では、曽我村長が「給食センターの改築など教育行政の課題は目白押し。子どもから高齢者まで前向きに暮らせるように尽力を」と期待。
松村正明新教育長は「大役で身が引き締まる思い。公民館活動や学校教育の経験を生かして、一つ一つ考えながら進めたい」と就任あいさつ。
年度始め式では、新入職員に辞令交付した後、曽我村長は「村民の福祉向上に向け、都合や前例に捕らわれず、長い目で見て、大局的に判断し、各課の連絡を密にし、相乗効果を上げてほしい。19年は数字のごろ合わせで『いくいく』。19年度がいい方向に進むように、みんなで力を合わせて頑張ろう」と呼び掛けた。 -
【入社式のあいさつ】ルビコン・勝山修一社長
企業が生き残るには利益を出さなければならない。お客様に買ってもらえる製品を造り続けることが企業の役割。製造業の付加価値は何によってもたらされるかというと品質、納期、価格である。価格が安くても品質に問題があったり、納期に間に合わない会社の製品は採用されない。製品そのものに対してもそうだが、従業員一人ひとりの仕事も問われる。自分のやる気、仕事の質、そこに上澄みされた付加価値というものが評価される。それぞれの職場に入ったら意識して仕事をしてもらいたいと思う。
若い時に抱いた夢や希望、若者らしい正義感を大事にしてほしい。これからの自分の仕事の質を決めて、自ら考える原点になるものだと思う。学生時代に勉強してきたことをいつまでも、そのレベルを保つ努力をすることが大切。それが仕事のやり方、ものの見方に生きてくると思う。それぞれの職場で希望を持って、明るく、前向きに仕事の取り組んでもらいたい。
◆新入社員26人
(前年比11人増)
大学・大学院卒22人、短大・専門学校卒3人、高校卒1人 -
TOSCミニバスチャレンジカップ
第2回TOSCミニバスケットボールチャレンジカップが3月31日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館など2会場であった。県内外から男子9、女子9の計18チームがリーグ戦で交流した。市総合型地域スポーツクラブ・東部地区クラブ主催。
各チームがこれから始まるシーズンに向け、力を試すための大会。男女とも前年と同じチームが参加した。男女それぞれで3チームずつに分かれ予選リーグを戦い、各ブロックの同順位チーム同士で決勝リーグを展開した。
選手たち監督や保護者の熱い指示、声援を受け、息の合った連携プレーを披露。パスカットからボールを手にすると一気にゴールへ向かって得点するなど、目まぐるしい攻守戦を見せた。
結果は次の通り。
【男子】(1)川中島(2)大阪豊中(3)山梨大国(4)松本北部(5)松本鎌田(6)箕輪(7)駒ヶ根(8)長野湯谷(9)イナ・イースト
【女子】(1)白根あずま(2)松本南部(3)川中島(4)TOSC(5)大阪豊中(6)篠ノ井(7)松本筑摩(8)アストラム(9)駒ヶ根 -
太田切川で変死体
31日午前6時35分ごろ、駒ケ根市と宮田村堺に架かる太田切橋下の太田切川右岸堤防上に人が倒れていると110番通報があり、駒ケ根署員が急行したところ、すでに死亡していた。遺体は家族の確認により、新潟県糸魚川市の会社員男性(34)と分かった。
同署の調べによると死因は頭蓋骨骨折と見られる。橋の欄干に足跡があるなど、周囲の状況などから飛び降り自殺の疑いが強いと見て捜査している。 -
消防団バイク隊発足
宮田村消防団(平澤成己団長)は、災害時の情報収集などを中心に活用しようと、団員から募ってバイク隊を正式に発足する。当初は5人で個人所有のバイクを使用する。
機動性が高いバイクは、災害時に威力を発揮するとして近年注目度も高い。
同消防団でも導入の検討を始め、昨年の消防団春季訓練でアトラクションを実施。大規模地震が発生したと想定して、本部に被災状況などを報告する模擬訓練を行なった。
4月1日の消防団辞令交付式でバイク隊員を任命する。 -
駒ケ根市退職者送別式
30日、駒ケ根市は31日付で退職する佐藤伊左男収入役(63)の退任式を市役所南庁舎で開いた。市職員ら約100人が出席し、長年の労苦を拍手でねぎらった。31日付で退職する市職員8人の送別式も続いて行われた。
佐藤収入役は1962年に市職員となって以来の時代の変化を懐かしく振り返った上で「自分なりに一生懸命やってきたが、信頼される役所づくりのためにはまず自分自身を改革する必要がある。より良いものに変えていく、新たなものをつくりだす意識で仕事に取り組んでほしい。市のますますの発展を祈る」と別れの言葉を述べた。
佐藤収入役は04年3月、総務部長を最後に市職員を退職後、収入役に就任。地方自治法改正に伴って任期を約1年残して退任する。
退職者は次の皆さん。
▽一般行政=花木道治(技監)小林晃一(教育次長)佐野信子(会計課長)赤沢千穂(保健福祉課介護支援係長)黒河内とみ子(市民生活課国保医療係長)田村仁志(税務課主任)林史絵子(税務課主任)▽技能労務=佐野千恵子(竜東学校給食センター主査) -
【記者室】大芝高原のセラピーロードオープンへ
南箕輪村大芝高原「みんなの森」の森林セラピーロードが5月20日、グランドオープンする。森の命や力を感じ心身に元気を取り戻させようとする森林セラピーの健康増進効果や自然のすばらしさをPRし、集客を図ろうと準備中だ▼村森林セラピー協議会が昨秋企画したツアーの参加者が、その後も大芝を訪れている。これは、また来たいと思わせる魅力がある証拠。1度足を運んでもらわなければ始まらない。宿泊はコテージが評判というから、それもアピールポイントに加えるなど宣伝にも工夫がいる▼来村者に好印象を抱いてもらえなければ、今後につながらない。協議会や行政だけでは限界がある。大芝の魅力を伝えるには、大芝を愛する村民の力が必要になる。(村上裕子)