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町の観光発展に新たな挑戦 特産品の開発へ
高遠町東高遠の遊休荒廃農地2万5千平方メートルを花畑へと再生し昨春、花園をオープンした「高遠花摘み倶楽部」。花園だけにとどまらず、同町藤沢水上地区の遊休農地を第2定植地と位置付けて、赤やオレンジなど色鮮やかな花穂を付ける中南米産のアマランサス(ヒユ科)の栽培に乗り出した。過疎化が進み、農業の後継者不足によって増えだした遊休農地を利用し、町が掲げる通年観光と地域経済の活性化を目指す。「観光農業」をキーワードに活動を展開し、その先には、「町内全体が観光地化した農村風景」を見つめる。
アマランサスは、開花とともに付ける種が穀物、茎葉は野菜となり、カルシウムや鉄分などが豊富な高ミネラル食品。高たんぱく質で、コレステロールの低下作用もある。
花の景観以外にも、食品としての特徴を生かし、新たな特産物として、種を使った加工品の開発を目指す。他地域との差別化を図って、地域おこしにつなげる考えだ。
倶楽部はアマランサスを研究する信州大学農学部の根本和洋助手と連携して進めている。遊休農地約1・5ヘクタールに種をまき、夏の終りには高いもので2メートルほどにまで成長した。茎葉を天ぷらやおひたしにして試食し、「結構いける味」「おいしい」などと参加者からの評判は上々だった。
花穂から約400キロの種を収穫し、11月下旬には本格的に研究を進めるべく研究会を開き、町内外の菓子店なども巻き込んで、商品化に向けた開発の協力を求めた。
「観桜期までにはいくつかの商品を開発できたら」と意欲をみせる倶楽部の赤羽久人理事長。桜の名所である高遠には全国から30万人以上が足を運ぶ。この機会を狙って、土産物として商品を売り出し、アマランサスを広く周知していく。
桜以外でも人を呼べる町にしたい竏秩Bそのため、昨年より栽培規模を拡大していき、協力してくれる町内の農家らにも種を提供して、町中にアマランサスを咲かせたいとする。
桜、花園、高遠まんじゅう、ソバ…そして、町中に広がるアマランサス。観光資源を増やし、他地域と差別化を図るこの通年観光の構想が実現すれば「町が目標とする年間100万人観光も夢ではなくなるのでは」と赤羽理事長は期待を寄せる。
今春には町と、伊那市、長谷村との合併を控えるが、「合併しても自分たちの住む場所を全国に売り出していくことに変わりはない」(赤羽理事長)。行政、大学、地域住民の連携を基盤とした新たな観光発展への挑戦が始まった。 -
箕輪町協働による廃食用油リサイクル推進事業4月本稼働
BDFで「みのちゃんバス」走る箕輪町は4月、04年度に策定した「箕輪町地域新エネルギービジョン」に基づき進めている「協働による廃食用油リサイクル推進事業」を本稼働する。
町内の各家庭から廃食用油を収集・回収し、町共同作業の家でバイオディーゼル燃料(BDF)に精製。町が購入し、町内巡回「みのちゃんバス」や公用車に使用する“地球・環境にやさしいリサイクル”事業。町が掲げる新エネルギー導入構想の4プロジェクトの一つ「みのちゃんバスBDF事業」を、住民協働の事業に位置付けている。
精製したBDFをバスに利用するのは県内初。町は、バスに使うことで、“ごみ”は“ごみ”でなく、“資源”として生まれ変わることを普及・啓発。住民の環境問題・環境保全への意識を高めたいとする。また、地球にやさしいBDFを使い軽油使用料を削減、地球温暖化防止を図る。
廃食用油は植物性油に限り、各家庭と町内小・中学校の給食室から回収。家庭からは資源(缶・びん・ペットボトル)回収日に各地区の資源収集ステーション38カ所で集める。
回収により期待される効果は、可燃ごみの資源化が年間6111リットル(うち小・中学校4911リットル)、二酸化炭素の削減が年間14トン。バスの消費燃料年間3万リットルのうち2割の6千リットルをBDFでまかなう計画という。
昨年11月、BDF精製作業場が完成。装置は、100リットルを6時間で精製する導入例の多い機種。10、11月に試験的に初回収した廃食用油1500リットルを使い、週1回のペースで精製。11月23日の初の試運転は、BDF使用で力不足の異常や運転後の故障などの問題はない-とする伊那バスの報告を受けている。
住民は、「今まで廃食用油は可燃ごみで出していたので回収は助かる」と好意的な声が多く、事業の一環で廃食用油回収をしてきた町女性団体連絡協議会も、「今後も皆で協力したい」と応援する。
町は1月15、22日、2回目の廃食用油試験回収をする。精製するBDFを検査し、冬期間のBDFと軽油の比率を検証。再度試運転をして導入に備える。4月以降は、定期的に廃食用油を回収し、週1、2回精製。精製の翌日には給油し、在庫を作らない体制にしたい考えで、先進事例も参考に本稼働までに回収システムとBDF推進体制を構築する。 -
運動あそびプログラム導入
06年度、南箕輪村内全保育園に南箕輪村は06年度、運動遊びで前頭葉を活性化させ、子どもたちに集中力や抑止力をつけたい-と、松本短期大学柳沢秋孝教授の柳沢運動プログラムを村内全5園に導入する。
運動あそびプログラムは、(1)跳躍(2)支持(3)懸垂-の運動が基本。30年ほど前は遊びの中で自然に身に付いていたが、体を動かす遊びの減少から今はあまり身に付いていない運動能力を楽しく遊びながら身に付ける。現代の子どもは、意思、やる気、自己抑制力など人間らしさをつかさどる前頭葉の発達に4年の遅れがあるといい、キレる子どもにならないために、プログラムを通して前頭葉を活性化させ、心の発達を促すという。
上伊那では箕輪町が04年度、伊那市が05年度に導入している。
村は導入に向け、05年9月から06年1月まで各園3回ずつ、運動あそびプログラムを試行。柳沢研究室の研究生、金井仁美さん=南殿=が楽しく簡単なあそびを指導している。
中部保育園の年長児は、リズム室でクマのまねをして歩いたり、カンガルーになってジャンプしながらゴムひもを飛び越えたり、お腹の上にご飯をのせたラッコになって床に仰向けに寝た状態でゴムひもの下をくぐったり…。目を輝かせ、次は何をするのかと待ちきれない様子で、初めての運動あそびを楽しんでいた。
「子育てにやさしいむらづくり」をすすめる南箕輪村。唐木一直村長は、「たくましさの中に人を思いやる優しさのある子、いつまでも村を好きでいられる、自分が育ったふるさとを忘れない子になってほしい」と願う。
「子育てで大切なのは、母親が仕事と子育てを安心して両立できる環境づくり。そのために保育の充実が大切」と、05年は保育料の引き下げ、すくすくはうす開所、同施設への子育てアドバイザー配置、保育園のふれあい保育などを実施した。
その中で、「子どもたちが健康で発達することも大切な要素。それには小さいころからの運動が大切」と、運動あそびプログラム導入を決めた。「06年度は年間通してできるよう予算づけし、軌道に乗せたい」という。
運動あそびをした園児たちは、「またやりたい!」と口をそろえた。楽しく遊んだ満足げな笑顔が、リズム室にあふれた。 -
伊那 - 木曽、新時代の幕開け
06年2月4日、伊那竏猪リ曽権兵衛道路が開通する。江戸時代元禄年間に古畑権兵衛が切り開いた峠道は、400余年の時を経て、両地域を30分でつなぐ高規格道路に生まれ変わる。この社会資本整備のエポックは、地域行政・産業経済・生活文化などの面で、伊那竏猪リ曽地域の新時代の幕を開けるだろう。
●開通に向け広がる期待
通勤圏・商圏・生活圏が拡大する。長い不況をしのぎ、自動車産業関連を中心に復調が見られる伊那谷の製造業は、トンネル開通により、木曽の一部も通勤圏に組み込む。安定的な労働力確保の可能性を広げることは、さらなる発展のプラス要因になろう。木曽でも、勤務先の増大が若年層の定住促進につながれば竏窒ニ願っている。
商圏の拡大は伊那側の商業・サービス業に好影響をもたらすと言われる。従来、木曽では、衣類や大型耐久品の購入の際に、北部は塩尻市や松本市へ、南部は中津川市へ、消費者が流れることが多かった。この流れが、時間的に近くなる伊那に向かうことは予想されることだ。
観光的に見ても、日本有数の観光地「木曽」に直結する道路は、中央高速道路を利用する観光客の誘致にメリットとなるだろう。特に従来観光客の6縲・割が中京・関西圏からであった木曽は、首都圏からの客の増加に大きな関心を寄せている。伊那でも、ブランド力のある「木曽」と直結することによる相乗効果に夢を託す。
●広域的地域振興の発想
だが危惧や不安もある。特に木曽では、通勤圏・生活圏の拡大が地元商店街の地盤沈下や人口流出をもたらし、過疎化を促進するのではないかとの不安が広がっている。伊那でも、観光資源の豊富な木曽と短時間で結ばれることで、単なる通過点になり、逆に観光収益が低下するのではと危惧する声もある。
こうした交錯する期待と不安を正しく汲み取り、両地域のバランスある発展を実現するためには、従来の伊那・木曽といったエリアを越える=下伊那も含めた=「信州南部」の広がりを持つ発想が必要になるだろう。政治行政・民間企業・市民が、「山の向こう側」も視野に入れて行動しはじめる時、初めてトンネル開通の真の意義が見えてくることだろう。
●何を発展させ、何を守るか?竏注Lい議論を
既に、開通にともなう具体的問題はいくつも指摘されている。木曽の国道19号線から大型車輌が伊那谷に流れ込む可能性は高いが、伊那谷の交通網整備の進捗状況はどうか?西部広域農道や春日街道の安全確保。伊那市街の道路整備。伊北インター付近から辰野にかけての道路拡幅や混雑緩和……。木曽の人々は長い間、谷を通過する大型車輌対策に頭を悩ませてきた。今後は伊那側も、その問題を共有しなければならない。
幹線道路整備やその沿線への大型店舗進出という「開発」にともなう、自然・生活環境、景観の保護・保全の問題もある。景観保護のための住民協定や、広告物自制のためのガイドライン制定などが、住民や行政の力で進んでいるが、中央アルプスを穿(うが)ち、自然豊かな伊那と木曽をつなぐ道路だからこそ、それにふさわしい環境・生活保全の取り組みが今後も重要である。
2月4日、道は開く。だがそれを、伊那と木曽の新しい時代へと導いていくのは、政治行政・企業・市民の幅広い議論だろう。 -
多目的補助犬を知っていますか?
「多目的補助犬」という言葉を聞いたことがあるだろうか。一般的に「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」など、一つの役割を負い、障害者の生活を手助けする犬を「補助犬」と呼ぶ。普及の促進は今後も一層必要だが、存在自体の認識は高まってきた。
多目的補助犬は、これら補助犬の役割を複数できる訓練犬。しかし、まだ正式な呼び名もなく、一般には知られていない存在。国内で数えるほどしか存在しない。
◇ ◇
宮田村の日本聴導犬協会は、聴導犬と介助犬の仕事ができる多目的補助犬「しろ」の訓練に国内で初めて成功した。「しろ」の訓練は02年、聴覚障害と身体障害を持つ女性の要望から始まった。
一言で補助犬と言っても、支持に従う忠誠心が要求される盲導犬に対し、聴導犬は音を聞き分けて伝える行動力が要求されるように、役割に応じて求められる資質も違う。複数の役割を担う多目的補助犬は、時と場合に応じて行動を選択する必要があるが、それを判断するのは、かなり高度な技術。そのため、能力の高いごく少数の犬しか多目的補助犬にはなれないといえる。
しかし、実際にそれだけの能力がある犬であれば、基礎訓練は順調に進むことも多い。「しろ」の場合も、ほかの犬の訓練を見て、介助訓練を覚えてしまった。
◇ ◇
どんな補助犬にとっても、一番の難関となるのがユーザーとの合同訓練。その原因は、ユーザーの意識にあることが多い。
補助犬は、手放しで安心な生活を提供する存在では決してない。生活を共にするユーザーは、自分の社会的責任において補助犬を守らなければならないため、一人だった時以上に大きな責任が伴う。また、どんなに優秀な補助犬であっても、訓練の継続は必須。犬と根気良く向き合い、一つひとつを共に覚えていかなければ、合同訓練は成功しない。
補助犬との生活は、ユーザーにも相当高い意識を要求する。
◇ ◇
高齢化の進展に伴い、重複障害者が増加する可能性は高く、多目的補助犬へのニーズは確実に高まると考えられる。越えるべきハードルは高い。しかし、普段の生活にも命に関わる多くのリスクを抱える障害者にとって補助犬は、正にかけがえのない存在となっていることも事実。そうした安心感を必要とし、求めようとする人も増加していくだろう。 -
10年後もハッチョウトンボの舞える環境を
推定5千匹のハッチョウトンボと、準絶滅危惧(きぐ)種を含む27種類のトンボの生息が確認された伊那市富県上新山。全国的にも最大の生息規模だという湿地帯で伊那市は、今年3月の完成を目指して遊歩道整備を進めている。「公開する場所」と「保護する場所」を分けることで、観測者の踏み荒らしを防ぎ、生育環境を保護することが目的。しかし、これだけ多種類のトンボや昆虫が観測できることも珍しいため、訪れた人に、これらの貴重な生物を知ってもらえるような配慮もしていく。
「世界最小」といわれるハッチョウトンボの全長は約2センチ。低地の湿原を生息地としている。集落の周辺では開墾や農薬散布などの危険に脅かされることもある。上新山で最も多くのハッチョウトンボが確認された湿地帯は私有地約0・7ヘクタールだが、調査の結果、減反中の田んぼなど、このほかにも約8カ所で生息を確認した。ほかにも生息域が存在する可能性もあり、新山全体に豊かな環境が残されていることがうかがえる。湧き水、丈の低い草などの自然条件が「常時水が流れる環境」「良好な日当たり」といった、ハッチョウトンボの生育条件をつくり上げている。
地元でハッチョウトンボの保護に取り組む「新山山野草等保護育成委員会」(北原重利委員長)は昨年7月、湿地の一部公開に踏み切った。当初は観測者の踏み荒らしを懸念し、公開はしないつもりだった。しかし、公開しなくても見に来る人はおり、むやみな侵入があれば、踏み荒らしを招いてしまう。そこで、整備した一部を部分開放することで、湿地全体の保全を充実させた。
子どもたちにも貴重なトンボを見てもらおう竏窒ニ、夏休み前に整備を終え、7月中旬から開放。土日を中心に家族連れなどが訪れた。
会は今回の遊歩道整備にも、協働参加する。第一の目的は湿地の保全。しかし、今後ハッチョウトンボの観測に訪れた人には、普段はなかなか訪れる機会のない“新山”を知ってもらい「こんな場所もあったんだ」と感じてほしい竏窒サんな願いもある。
木道は隣接する池の中を通して湿原にぬける。環境への影響がないよう、防腐剤は塗布せず、間伐材を利用する。訪れた人にハッチョウトンボの特性を伝えるための木製看板を設置し、生息生物が一目でわかるリーフレットづくりにも取り組む。
立派な看板を付けたが、10年後はいなかったということにならないよう竏窒サんな思いが木道には込められている。 -
祝・伊那 - 木曽権兵衛峠道路2月開通
木曽側7市町村首長に聞く【下】06年2月、伊那と木曽を結ぶ権兵衛峠道路が開通する。木曽郡の6町村と、権兵衛トンネルの反対側出口がある塩尻市(旧楢川村)の首長、合計7人に聞いた。その2回目。
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05年上伊那地方事務所のおもなできごと
上伊那地方事務所が発表した05年の主な出来事は次の通り。
▼スペシャルオリンピックの冬季世界大会が長野県で開催したことに合わせて2月、知的障害者への理解を促進するために、市町村や障害者団体などが中心となり、ホストタウンプログラムやトーチランを実施した
▼上伊那地域景観フォーラムを2月に開催し、「上伊那花の谷景観づくり大賞」の最優秀賞に、「赤ソバの里」で有名な箕輪町の中箕輪農事組合法人を授与。景観サポーターグループの中間報告や東京大学教授による講演があった
▼3月、上伊那地域の桜、花の名所を集めた「花マップ」を上伊那広域連合や市町村と共同作成し、管内6万世帯に配布。また10月には、紅葉の名所などを盛り込んだ「秋の名所ガイド」を配布した
▼地域の特色を生かした取り組みなどを支援するためのコモンズ支援金が4月に創設。上伊那からは91件の応募があり61件、9617万6千円の事業が採択された
▼平日に納税できない伊南地域の納税者の利便を図るため5月、駒ヶ根市のベルシャイン駒ヶ根店で、自動車税納税期限直前の日曜日に出張納税窓口を開設。99件、約375万円の自動車税が納付された
▼06年2月の権兵衛トンネル開通にあわせて上伊那地域景観推進会議は6月、国道361号沿道に導入予定の屋外広告物規制の適応除外となる自己用広告物についても、良好な景観を保全できるデザインで統一するため、「中央・南アルプスを望む沿道広告物デザイン事業」を実施。自己用広告物のガイドライン作成の検討をはじめた
▼伊那市、高遠町、長谷村の合併協議が整い、関係機関の手続きを経た8月12日、総務大臣の告示があり、06年3月31日の「新伊那市」の誕生が正式に決定。高遠町、長谷村のほか、伊那市全域に地域自治区を設置することを決めた
▼衆議院の解散に伴う衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査が9月11日、執行され、小選挙区での上伊那の投票率は77・58%と、前回を3・52ポイント上回った
▼宮田村の近藤鉄工と駒ヶ根市のヨウホクが共同開発してきた「信州型ペレットストーブ」が10月、完成した
▼アスベストの撤去対策が完了していなかった伊那合同庁舎を含む9つの県有施設で11月、緊急のアスベスト除去工事が実施された
▼姉歯建築設計事務所の耐震強度偽装問題の発生を受けて11月、同設計事務所が関与した2つの管内建築物につき、構造計算書の再計算をし、改ざんを確認した
▼地域経済の持続発展や雇用確保促進を図るため、不動産所得税の課税免除や助成金が受けられる「信州ものづくり産業投資応援条例」を使用した新工場建設が進行。飯島町への進出を予定している岐阜県の酢醸造メーカー「内堀醸造」など2企業が、助成金認定を申請した -
【記者室】今年の漢字は「愛」
毎年暮れになると「今年の漢字」が発表される。05年は「愛」だったが「うそ?」と思った読者も多いのでは。この一年の世相を表す言葉としてふさわしいとはどうしても思えない▼全国の8万5千人余りから応募があり約4千票を集めて1位になったというが…。選んだ理由は紀宮様と黒田さんのご成婚、純愛ブーム、愛・地球博の成功、卓球やゴルフのアイちゃんの活躍などだそうだ。愛が足りない年だったから竏窒ニの意見も多かったというがそれを理由にするのはおかしい▼04年は災、03年は虎、02年は帰、01年は戦竏窒ニ続いている。来年こそは明るく、希望のある漢字が当てられる良い年になってほしいと心から願う。今年も1年間ご愛読ありがとうございました。(白鳥記者)
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みそかそば
暮れも押し迫り31日は大晦日、そば屋さんの書き入れ時-。
飯島町七久保の手打ちそば処とみよし(杉山義男店主)ではこの日、午前5時から打ち始め百人分余のそばを打つ。そば粉に2割のつなぎの小麦粉を混ぜて、粉の芯まで水分がしみるように丁寧に水まわしをする。粉がまとまった後、力を入れてこね、1・2ミリの厚さまで伸ばし、慎重にそば切り包丁で1・2ミリの太さに切りそろえる。
同店は大晦日は午前11時から元旦午前1時まで営業。大晦日恒例の七久保の花火見物の後でも食べられそうだ。
年越しそばはそばのように長く幸福にという縁起とも、金箔師が仕事場に散らばった金
銀の粉を集めるのに、そば粉を用いたことから、金銀をかき集める意味とも言われている -
飯島町の05年の10大ニュース
飯島町はこのほど、05年の10大ニュースを発表した。
10大ニュースは次の通り
【1位】飯島町の合併に関する意向調査が2月27日行われ、合併反対が半数を超え、民意か自立のまちづくりを選択した
【2位】久根平工業団地に進出した内堀醸造は5月18日、アルプス工場の起工式を行った
【3位】町内農家でリンゴ栽培の研修していたパキスタン・ムルフン村の研修生3人は7月5日、1年間の研修を終え帰国した
【4位】伊南バイパス飯島工区で初となる用地買収契約が1月27日締結、本郷地区で用地買収はじまる
【5位】飯島町議員一般選挙が3月27日、定数4減で8年振りに行われた
【6位】14年の歳月と巨費を投じた与田切川飯島第6砂防堰堤が11月21日しゅん工した
【7位】死亡事故ゼロが6月2日で千日達成した
【8位】道の駅花の里いいじまが6月19日、利用者50万人を達成した
【9位】営農組合担い手法人水緑里七久保と田切農産が3月設立され、新たな一歩を踏み出した
【10位】スペシャルオリンピックス冬季世界大会ホストタウンプログラムでエクアドル選手団が23日来町、歓迎行事などで町民と触れ合う -
七久保で大晦日花火大会
大晦日の風物詩、飯島町七久保の七久保煙友会の大晦日新春花火大会は、七久保上通り集会所西側をメイン会場に、今年も大晦日の午後11時30分から元旦の0時30分まで盛大に行われる。A2版の豪華なポスターも完成、町内随所に張り、来場を呼びかけている=写真。
19回目の今年は、除夜の鐘108にちなみ尺玉8発のほか、ロング綱火、小型花火、スターマインなど煙友会が「来場しないともったいない、見られない」と惜しまれるようにと、工夫を凝らす。
また、会場では年越しそばや豚汁、お神酒が振舞われる。 -
中川村の05年の主なできごと
##(見出し(1))
31日付け中川村の05年主なできごと
##(見出し(2))
中川村はこのほど、村の05年のでぎごとをを発表した。
主なできごとは次のとおり
▽駒ケ根市・飯島町との合併の賛否を問う住民投票が2月27日あった。中川村は賛成が反対を上回ったが、駒ケ根市と飯島町は反対多数で、単独自立の道が決まった。3市町村の結果を受け、3月31日合併協議会が解散した
▽葛島区にあったかつら保育園が閉園。4月1日、みなかた保育園が開園した
▽中川村地域情報システム(CATV)が4月1日開局した
▽任期満了に伴う中川村長選挙が4月24日執行され、新人の曽我逸郎氏が現職を破り初当選した
▽曽我新村長の就任式が5月13日あり、新村政がスタートした
▽自立の村づくりに向け、地区懇談会が7月から9月まで2カ月開催された
▽第14回中川どんちゃん祭が8月6日、牧ケ原文化公園周辺で盛大に開かれ、みこしと花火の競演で盛り上がった
▽9月26日の定例議会で、議員発議による議員定数を4削減し12とする条例改正案が賛成多数で議決された
▽チャオ周辺を魅力あるものにしようと、10月3日、チャオ周辺活性化検討委員会が発足、分科会で検討が始まった
▽第24回上伊那育樹祭が10月25日、紅葉が始まった陣馬形山頂で行われ、村内小学生も間伐作業に精を出した
▽ふじリンゴの収穫期を迎え11月20日、県内外から多くのオーナーを迎え収穫祭がにぎやかに行われた
▽1戸建庭付きの若者専用住宅の起工式が12月2日行われ、15日から入居者募集を開始した
##(写真)
地域情報システム(CATV)開局(4月)
中川村はこのほど、村の05年のでぎごとをを発表した。
主なできごとは次のとおり
▽駒ケ根市・飯島町との合併の賛否を問う住民投票が2月27日あった。中川村は賛成が反対を上回ったが、駒ケ根市と飯島町は反対多数で、単独自立の道が決まった。3市町村の結果を受け、3月31日合併協議会が解散した
▽葛島区にあったかつら保育園が閉園。4月1日、みなかた保育園が開園した
▽中川村地域情報システム(CATV)が4月1日開局した
▽任期満了に伴う中川村長選挙が4月24日執行され、新人の曽我逸郎氏が現職を破り初当選した
▽曽我新村長の就任式が5月13日あり、新村政がスタートした
▽自立の村づくりに向け、地区懇談会が7月から9月まで2カ月開催された
▽第14回中川どんちゃん祭が8月6日、牧ケ原文化公園周辺で盛大に開かれ、みこしと花火の競演で盛り上がった
▽9月26日の定例議会で、議員発議による議員定数を4削減し12とする条例改正案が賛成多数で議決された
▽チャオ周辺を魅力あるものにしようと、10月3日、チャオ周辺活性化検討委員会が発足、分科会で検討が始まった
▽第24回上伊那育樹祭が10月25日、紅葉が始まった陣馬形山頂で行われ、村内小学生も間伐作業に精を出した
▽ふじリンゴの収穫期を迎え11月20日、県内外から多くのオーナーを迎え収穫祭がにぎやかに行われた
▽1戸建庭付きの若者専用住宅の起工式が12月2日行われ、15日から入居者募集を開始した -
南宮神社祈年祭に奉納
山車飾り準備進む箕輪町木下の山車飾り保存会(蟹沢廣美会長)は、06年1月14、15日の南宮神社祈年祭に奉納する「山車(だし)飾り」の準備を進めている。神社の2年参りには例年通り、神苑池に来年の干支(えと)にちなんだ舞台「犬の踊り子」を飾る。
山車飾りは町民俗無形文化財に指定されている。今年は、社務所前に「安寿と厨子王」、祭典広場東に「孝女白菊」「曽我兄弟の仇(あだ)討ち」、子どもたちのスマイル山車クラブによる「花咲かじいさん」、神苑池に「犬の踊り子」、商工会・コミュニティセンター前は「犬のごあいさつ」を飾る。
会員は11月末から日曜日を除く毎晩、約3時間ずつ人形作りや舞台の組み立てなどに取り組んできた。人形は全て出来上がり、年明けから舞台に人形を据え付けるなど仕上げの飾り付け作業をする。
スマイル山車くらぶの山車飾り「花咲かじいさん」は、干支にちなみ、犬がほえた場所を掘って小判が出てきた場面。5、6年生を中心に11人が11月初旬から毎週土曜日、保存会員の指導を受けて作った。 -
箕輪町男女協働参画プラン
ダイジェスト版発行箕輪町は男女共同参画プランのダイジェスト版「共に活き活き 男女共同参画社会の実現を目指して」を発行し、1月の広報と一緒に全戸配布した。
町は、96年3月「人権尊重の町」宣言をし、あらゆる差別のない町を目指している。99年3月には「みのわ女性プラン」を作成。男女が家庭・地域社会・労働の分野の活動に平等な立場で参画し、共に責任を担うことができる社会の実現に向け、推進協議会を通じて行政主導による活動の輪を広げた。
今回、国・県の行動指針や条例との整合性を確認。箕輪町第4次振興計画の中に位置付け、「箕輪町男女共同参画プラン」に名称を改め、具体的な取り組みを要約して全町民の意識高揚と行動の支援に努めようと、町男女共同参画プラン策定委員会が編集し、A4版ダイジェスト版を1万部作った。
「男女共同参画社会のすがた」として▽人権の尊重▽平等な参画機会の確保▽パートナーシップの確立-を挙げ、家庭、学校、地域社会、職場、子育て、介護のそれぞれのすがたを示している。
目標は(1)共に認め合う意識づくり(2)共に担う環境づくり(3)共に築く生活づくり-。目標ごとに取り組みも挙げた。
ダイジェスト版は、カラー印刷で町内在住者によるイラストなども多く使い、見やすく、だれにでも気軽に手に取ってもらえるよう工夫したという。 -
月間有効求人倍率1・44倍
伊那公共職業安定所は、11月の労働市場概況をまとめた。月間有効求人倍率は前月比0・07ポイント増の1・44倍となった。10月に前月比を下回ったものの、6月から右肩上がりとなっている。
新規求人数、月間有効求人数が高水準で推移し、新規求職者数が減ったことで、前月を上回った。
新規求人数は、前月に比べて23人増の1487人。製造業は減少したが、建設業や卸売・小売業、サービス業などで増えた。
月間有効求人数は3962人で、3カ月連続で横ばいの動き。
新規求職者は605人(前月比121人減)。月間有効求職者は2752人(167人減)だった。 -
わら細工で冬景色
箕輪町南小河内の大槻博一さん(72)が手作りしたわら細工の「冬景色」が、東箕輪郵便局ロビーに飾られている。
飛騨高山の合掌づくり、雪靴、栄村の雪ん子、わらを保管するために積み上げたものなど、一つひとつ丁寧に作り上げ、綿帽子をかぶった箕輪町のキャラクター「もみじちゃん」も仲間に加えた。
昨年は干支(えと)の12支を作り、同局に届けた。今年は何にしようかと考えた末、田園風景を表現したという。
「米のありがたさ、わらの尊さを感じる」とわら細工にこだわり、わら草履や動物の飾りなどを制作。「ぼけ防止と健康のためにもなる。わら細工が縁で、皆さんがわらを持ってきてくださったり、人とのふれあいがうれしい」と話す。
大槻さんの作品を見るためにわざわざ訪れる人もいて、局は冬の間ずっと飾るという。 -
南箕輪小管理教室棟05年度分改修工事完了
南箕輪村内の公共施設で初の耐震構造となる南箕輪小学校管理教室棟(中校舎)の05年度分改修工事が完了した。
04、05年度事業。本年度分の工事は職員室などの増築、耐震補強。耐震補強工事は、職員室と1、2階の各1カ所の窓に鉄骨耐震ブレスを設置し、各階に数カ所ずつ厚いコンクリート壁を設けた。
改修で、校舎は従来より木を多く使い、明るくなった。一部の15教室は2学期から使用しており、通路は3学期、残りの教室は新年度から使う予定。
事業費は建築、電気設備、機械設備、工事監理業務委託費で、総額5億3947万9500円。工期は06年3月15日までだったが、天候に恵まれたことなどもあり年内に完了した。 -
上伊那農業改良普及センターの05年10大ニュース
上伊那農業改良普及センターが発表した05年の10大ニュースは次の通り。
(1)環境との調和を図る農業者育成を目的とした和の農業者セミナー」(全域)「自然と共生する農業セミナー」(飯島町)を開催。環境負荷を軽減した水稲の温湯種子消毒、野菜のナトリウムランプなどの導入が進み「環境に優しい農業」への実践が活発化した
(2)地域農業の新たな担い手として、集落営農型農事法人が、飯島町や高遠町で相ついで設立した
(3)管内で12人の新規就農者(40歳未満)が誕生したほか、新規就農里親活動支援事業により5人が来年度以降の就農を目指し、研修を積んでいる
(4)凍霜害や台風などの気象災害が少なく、水稲、果樹、野菜、花きなど、おおむねの作物が良好な作柄を記録。南信の水稲作況指数は103となった
(5)養液土壌栽培や地中冷却栽培などの導入や販売戦略の努力が実り、上伊那産アルストロメリアの売れ行きが好調となった
(6)ネギ調製プラントの導入、機械化作業体系の充実などで生産拡大が進み、産直化にむけた基盤が強化され、市場評価も高まった
(7)農業レストランや農業民宿、棚田米100%でつくった日本酒の誕生など、グリーン・ツーリズムにむけた活動が動き出した
(8)たい肥銀行(箕輪町)やたい肥生産法人組織(箕輪町)の設立など、たい肥の地域内循環が進展。畜産尿汚水のばっ気処理技術が導入され、臭気除去やたい肥有効利用の展望が開けた
(9)郷土料理の講習会や経営対策のための簿記講座など、女性農業者を対象としたセミナーが開かれ、多くの農業者が受講した
(10)新たに13組の家族経営協定が締結され、経営対策に関するレベルアップが図られた -
ブリで年取り
年の瀬が迫り、正月準備で買い物をする人の姿が目立つ。縁起がよいと年取りや正月に食べるブリ。本年は海水温が高いせいか、水揚げ量が少なく、価格は昨年より高いという。
ブリは成長段階に合わせてワカシ(体長20センチ)竏茶Cナダ(40センチ)竏茶純宴T(80センチ)竏茶uリ(1メートル以上)と呼び名が変わることから、出世魚とされる。
宮田村町三区の「スーパーこいち」は、天然もの、養殖もののブリを仕入れ、例年通りの数量を確保した。
天然ものは房総産=千葉県、越前産=福井県=。昨年に比べて価格は3割ほど高く、100グラム500円。
大きさは1尾の半分、切り身、刺し身などを用意しているが、希望に合わせて切ることもできる。
ブリは塩焼き、照り焼きなどの食べ方があるが、板がすを使い、砂糖と塩で味付けしたブリがおいしいという。
店内にある鮮魚販売の対面売り場には、数の子やタコなども豊富にそろっている。 -
インフルエンザの予防急いで
全国的にインフルエンザの出始め時期が早い今シーズンは「流行(りゅこう)の出足は過去5年でもっとも早い」といわれる。伊那保健所管内でも発生件数は毎週増加傾向で、このままいくと昨シーズンより、発生ピークが早まることが予想される。
同保健所管内の8病院から集まる情報によると、今期のインフルエンザ感染者の発見は昨期と比べ1周間早い11月下旬で、出始めの週は11人と、ここ3年間で一番多い。その後の週も10人以上が連続していて、発生ピークは例年とくらべ1カ月ほど早い、1月中旬から下旬を見込む。
今シーズンはA型の香港とソ連の発症数が全国でも多い。インフルエンザ対策として▽うがいと手洗い▽屋外では人ごみをさけ、マスクをする▽部屋の環境を室温20縲・2度、湿度60縲・0%を保つ竏秩Aなど。関係者は「高熱が出るなどの症状が出たらすぐに医療機関で受診を」と呼びかけている。
「クスリのサン・ロード伊那店」では12月に入ってから、かぜくすり関連の商品が売れ出し、例年同期と比べて1・2縲・・3倍の売り上げがあるという。
店長によると、インフルエンザや新型ウイルスなどの報道が多くなり、予防する観点からマスクやうがいクスリ、ビタミン剤などが売れているという。 -
05年の事件や事故を振り返る
◇2月▼28日午前2時29分ころ、伊那市坂下区入舟の飲食店「美代子」などが営業する木造一部2階建ての建物(約142平方メートル)から出火し、同建物が全焼したほか、西側に隣接する木造2階建ての2階部分(約35平方メートル)を焼き、午前4時に鎮火した。伊那署は不審火の疑いで捜査し、3月に火事場で伊那消防組合所有の空気呼吸器などを盗んだ、南箕輪村南原の会社員・小野寺正人容疑者=当時33=を非現住建造物等放火罪の疑いで再逮捕。伊那署によると、同容疑者は、昨年12月と2月10日の両日にも放火を企て、いずれの火災もライターで火を着けている。消防に関する熱狂家で、いらいらして火をつけ消防車が出動する様子を楽しんでいたという。11月の判決の結果、懲役6年を言い渡された
◇3月▼8日午前1時過ぎ、箕輪町松島区の無職男性=当時90=方に男が侵入し、現金3万円位を強取して逃走。男性は犯人ともみ合った際、刃物が額に当たり軽傷を負った。犯人の特徴は、身長160センチ位のやせ型で黒づくめの服装、目出し帽をかぶっていた。事件は捜査中で、犯人に結びつく直接的な情報は得られていないという▼24日午前5時15分ころ、箕輪町中箕輪木下のプリント配線盤工場・伸光製作所(河野哲郎社長)の新北工場2階の屋外にある塩酸タンクから、気化し塩酸ガスが発生した。地域住民らに避難指示が出され、周囲は一時騒然とした
◇5月▼伊那署は窃盗の疑いで、伊那市内在住の少年5人を12日までに県地方検察庁伊那支部に送検した。リーダー閣の無職の少年=当時16=は4月24日に窃盗の容疑で逮捕。市内の住宅や公会堂事務室、神社において現金など15万2700円相当を盗んだ。少年らは・ス遊ぶ金・スほしさに犯行していた -
中川村成人式は3日に文化センターで
中川村の成人式は、3日午前10時から中川村文化センターで行われる。今年も成人を迎える実行委員が手づくりの成人式を演出しようと企画、成人者代表あいさつ、成人者1分間スピーチなどが予定されている。
20歳を迎えるのは73人(男40、女33)。
陣馬太鼓の勇壮な響きでオープニング。村歌の斉唱、松村正明公民館長の主催者あいさ、曽我村長の激励の言葉に続いて、公民館や安協女性部から記念品贈呈。松村隆教育委員長、恩師代表がお祝いの言葉を送り、成人者を代表し、佐々木壮さん、北島奈美さんが謝辞を述べる。
引き続き、輪になって、成人者の一分間スピーチ、記念撮影の後、祝宴に移る。
記念品はラベルを新成人がデザインした紅白のワインセット。
新成人は次のみなさん(敬称略)
【男性】亀沢哲也(美里)松沢成善(北組)宮下泰裕、久慈哲史(以上中組)中島彰宏、中塚卓也、米山真二(以上沖町)荒井悠希(三共)森本和幸、平島将寿(以上葛北)片桐開、矢沢雄太(以上渡場)富永春樹(柳沢)佐々木正和、沢田康博、松下泰希、吉田弘次(以上横前)米山俊嗣、上沢秀仁(以上針ケ平)上久保達也(小平)高橋雄一郎(小和田)斉藤渉(竹ノ上)永井友和、井沢孝一(以上中央)渡辺敦(中通)山田慎也、山本竜太、吉田亘、前沢敦史(以上田島)松下竜也(中田島)中平章浩、中平健太、米山和也(以上南田島)佐々木壮、小沢達也(以上牧ケ原)福沢徹、福沢優、川上貴史、坂井明、松下芳弘(以上南原)
【女性】小栗佳子(下平)酒井美希(中組)北村香澄、安富園子、米山あかね(以上沖町)小林蕗子、ワインあけび、若宮亜希子(以上桑原)北島奈美、宮下ゆかり(葛北)下平綾乃、南沢倫香(以上柏原)片桐亜紗美、宮島綾子(以上渡場)出崎未那子、宮崎恵(以上横前)米山沙美子(針ケ平)座光寺舞、桃沢絵里子、座光寺恵(以上小和田)松下あや、南彩、米山静香(以上中央)北沢沙奈美、矢沢睦、久保田淳子(以上田島)中平朋代、唐沢有希子(以上中田島)、松村渚沙(南田島)唐沢真理子、冨永由理(以上牧ケ原)北原麻衣、東山千恵子(以上南原) -
飯島町老人クラブが歳末助け合い福祉募金
飯島町老人クラブ(横田勉会長、964人)は27日、石楠花苑で町社会福祉協議会(堀越幸夫会長)に歳末助け合い福祉募金として19万円余を寄付した。
石楠花苑には横田会長ら役員4人が訪れ、「会員の気持ちがこもった尊いお金、町の福祉のために使って」と手渡した。
堀越会長は「会員の皆さんの温かい気持ちを大切に、福祉向上のために、有効に使いたい」と感謝した。
##(写真)横
老人クラブが福祉募金を寄付
飯島町老人クラブ(横田勉会長、964人)は27日、石楠花苑で町社会福祉協議会(堀越幸夫会長)に歳末助け合い福祉募金として19万円余を寄付した。
石楠花苑には横田会長ら役員4人が訪れ、「会員の気持ちがこもった尊いお金、町の福祉のために使って」と手渡した。
堀越会長は「会員の皆さんの温かい気持ちを大切に、福祉向上のために、有効に使いたい」と感謝した。 -
南箕輪村05年の重大ニュース
南箕輪村役場が発表した05年の重大ニュースは次の通り。
◆4月1日 すくすくはうす(村民交流支援センター)オープン
◆4月10日 唐木一直村長就任縲恣坙{一の子育て村をめざして
◆5月1日 フォレスト大芝(子ども体験研修施設)オープン
◆6月2日 子ども未来センター予定地原状回復工事
◆7月1日 南箕輪村役場機構改革
◆8月21日 節目の20年「第20回大芝高原まつり」盛大
◆10月1日 ふれあい交流センター大芝の湯入場者100万人達成
◆10月29日 南部小学校開校10周年式典
◆11月12日 交通死亡事故田畑発生「交通死亡無事故1467日でストップ」
◆11月21日 むらづくり委員会「基本構想、行政改革大綱、財政計画、国土利用計画の4計画(案)を村に答申」
◆12月22日 村内公共施設で初耐震構造「南箕輪小学校中校舎」竣工
原状回復工事が完了した大芝公園多目的広場
入場者100万人を達成した大芝の湯 -
箕輪町営上古田スケート場1月7日オープン予定
上伊那に残る数少ない天然リンクの一つ、箕輪町営上古田スケート場は06年1月7日のオープンを予定する。
13日からグラウンドに水を引き入れ、結氷しているが、現在は氷の上に雪が積もっている。天候や氷の状態により開始日が変更になる場合もあるが、年明けにリンク整備をし、オープンに備える。
利用は2月5日まで。無料。無料の貸し靴もある。期間中に親子スケート教室、ジュニア・スピードスケート大会を計画。参加者を募集している。希望者は申込書を町文化センター内生涯学習係に提出する。
催しの募集内容は次の通り。
◆親子スケート教室
1月21、22日の2日間。受け付け午後6時縲怐A教室午後6時半縲・時。町スケート部がスケートの初歩技術を指導する。対象は小学3年生までの親子。4年生以上でも滑れない人は受け付ける。保険料300円。定員50人(25組程度)。定員になり次第締め切る。持ち物はスケート靴(無料貸し靴もある)、帽子、手袋、防寒具。参加申し込みは1月16日午後5時まで。
◆ジュニア・スピードスケート大会
1月28日、受け付け午前6時縲怺J会式6時20分縲恚」技開始6時50分縲怐B参加資格は町内小学生。競技種目は1・2年生250メートル、3縲・年生500メートル。オープンコースのタイムレースで、高学年から行う。各種目1位縲・位にメダル、表彰状を授与。氷・天候により希望者のみタイム計測(1・2年500メートル、3縲・年1000メートル)もある。保険料300円。参加申し込みは1月23日午後5時まで。 -
仕事納め式飯島町
飯島町は28日、05年度の業務を締めくくり、防災集会室で仕事納め式を行った=写真。
約130人の職員を前に、高坂町長は伊南バイパス本郷地区用地買収や東部保育園着工、内掘醸造の立地、与田切川飯島第6砂防堰堤の完成、死亡事故ゼロ記録千日達成-など挙げ「事業はほぼ計画通り推進できた」と1年間を振り返り、「来年は自立の第1歩、協働のまちづくりと人口増、活性化対策を重点戦略にまちづくりに努めたい。町制施行50年に当り、意義ある記念事業を行いたい。交付税削減も予想される中、職員の一層の奮起を期待する」と訓示した。 -
駒ケ根市仕事納め式
駒ケ根市は28日、05年を締めくくる仕事納め式を市役所で行った。集まった約130人の職員に向かって中原正純市長は「大変な年だったが、何とか難局を乗り切ってきた」とこの一年を振り返った。「長年の悲願だった市町村合併が白紙に戻ったが、気持ちを切り替え、将来に向かって明るい展望の持てる新たな市をつくるための構造改革の年だった」とした上で「改革には痛みが伴うが、職員一同が心を一つにして、明るい将来のまちづくりに向けて努力を。来年が何よりも駒ケ根市にとって良い年であるよう願う」と期待を述べた。
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国際ソロプチミスト寄付
女性だけで組織する社会奉仕団体の国際ソロプチミスト伊那(兼子ゆう会長・21人)は26日、同会が行ったバザーの売上金の一部3万円を駒ケ根市に寄付した。会を代表して小平裕子さんと坂口栄子さんが駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「毎年の寄付に感謝する。弱い立場の人たちのために有効に使わせていただく」と礼を述べた。
同会は12月、伊那市、箕輪町、高遠町にも寄付したほか、たかずやの里にはこたつや布団など約5万円相当の品を寄贈した。 -
駒ケ根市社協評議員会
駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)は26日、05年度第2回評議員会をふれあいセンターで開いた。評議員ら約50人が出席し、介護保険法の改正などによる定款の一部変更案と一般会計補正予算案を可決して閉会した。役職の交代により新たに評議員に選任された北原公和さん(駒ケ根ライオンズクラブ会長)と堀内照夫さん(駒ケ根ロータリークラブ会長)に竹内会長から委嘱状が手渡された=写真。任期は07年5月30日まで。
一般会計補正予算は県社協の補助金25万円をふれあいのまちづくり事業に充てるもの。
介護保険法の改正により新たに設置が義務付けられた地域包括支援センターの業務を市の委託を受けるかたちで市社協が06年4月1日から行うことなどが報告された。