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飯島町商工会、第46回通常総代会
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飯島町商工会(坂井武司会長)は15日、商工会館で総代ら委任状出席も合わせ55人が出席し、第46回通常総代会を開いた。▽小規模事業支援事業と経営改善普及事業(近代的経営管理方法の指導)▽技術の向上、新分野への情報提供-など盛りこんだ06年度事業計画、予算案を承認したほか、役員改選を行い、会長に坂井武司さん(再任)、同副に小林豊美さん(新任)、上山雅敏さん(新任)を選んだ。また、商工貯蓄共済大口加入者や、同推進者功労者の表彰、永年勤続優良従業員表彰を行った。
開会で、坂井会長は「中川村商工会と飯島町商工会広域連携したことは南部地区の発展につながる。会員数減少や財政基盤の弱体化など商工会を取り巻く諸問題に対し、中川と一緒になって対応を進めよう」と呼び掛けた。
受賞者は次のみなさん(敬称略)
◇05年度商工貯蓄共済大口加入=伊藤昇志、小林哲雄、大場隆、伊藤多●雄◇05年度商工貯蓄共済推進功労者表彰=熊崎且昇、小林八重子、森谷茂正
◇永年勤続優良従業員表彰▽全国商工会連合会長表彰(30年)=井沢弘、熊崎重男、北原忠夫(以上マルヤス長野)北原宗雄(辰巳屋建設)、秦野公秀(飯島自動車工業)▽県商工会連合会長・飯島町商工会長表彰(25年)=伊藤すみ江、渋谷和仁、唐沢正治、中塚和夫、橋場裕治、森山正剛、大沢清貴、小林久信、平島正夫(以上マルヤス長野)、座光寺茂昭(大西製作所)▽同(20年)=小川高志、宮崎正幸(以上マルヤス長野)、平賀栄市(信濃交産)宮崎晴男(飯島自動車工業)加藤守孝(ミヤシタ設計)▽同(15年)=小林経雄、下平良子、宮下保夫、吉川文夫、久保田良二、後藤正史(以上マルヤス長野)、墨岡利始、古沢正博、松脇里子(以上トマト)、大場一浩、竹村三紀子(以上アイク)、伊藤恒雄(湯沢製作所)、藤沢敏子(久保田組)、▽同(10年)=大蔵将靖、伊藤ひろみ(以上コバヤシ)斉藤重治(辰巳屋建設)酒井岳志(新井設備工業)、小川竹三郎(久保田組)、小林孝子(伊那電機製作所)、上山美和子、井口たけ子、関島正子、唐沢英子、佐々木多喜子、塩沢良子、宮下千里、宮下たみ子、林安子(ふるさとの味いいじま)、片桐幸司、藤木宏行(丸富工業)、沢田美保子(芳和精機)▽飯島町商工会長表彰(5年)=熊崎誠(コバヤシ)、望月淑恵(マルヤス長野)、宮下洋平(大西製作所)、神山光雄、君島みゆき(以上信濃交産)、船戸誠(アイク)、塩沢一夫(セブン自動車)、小林仁(松田建設伊南)米山彰一(久保田組)金井剛(クラウン交通)、矢沢よ志子、清水由紀子、竹内春雄(以上セブンイレブン飯島七久保)、小池貴彦、大沢優之(以上芳和精機) -
持続可能な教育について考えるワークショップ
自然体験教室を通して子どもの健全育成、地域活性化などを目指すNPO法人・自然学校ふる里あったかとお(丸山宏一理事長)は13日、「持続可能な開発のための教育」(ESD)について学ぶワークショップを総合福祉センターやますそで開いた。スタッフや地域住民など約15人が参加し、未来をつくる教育をそれぞれの個人がどう実践していくかを考えた。
環境、農業、経済など、さまざまな分野で「持続的な発展」が求められる中、ESDへの関心も高まっており、身近な例からESDを学ぼう竏窒ニ企画した。講師には、あったかとおの理事でESDの推進に取り組むNPO・ESD竏谷の理事、森良さんを迎えた。
参加者はまず、自分の考える「今のままでは続けられなくなること」を一つずつ掲示。それを続けていくためにはどうすべきかを話し合った。
森さんは、最終的な解決方法はそれぞれ関連があることを示し「自分が主体となって問題に向き合うことが基本。しかし、それぞれの問題は本質的には関連しており、協力し合って解決を目指すのが個人にとってのESD」と参加者に語った。 -
カーネーションで上伊那観光PR
母の日の14日、上伊那観光連盟は駒ヶ根市の中央道駒ケ岳サービスエリアで、カーネーションをプレゼントして観光キャンペーンを行った。
上伊那の観光パンフレットも手渡してPRしたが、思わぬ花のプレゼントに観光客は大喜び。上下線で2千本を用意したが、すぐになくなった。
キャンペーンは今年で5回目。この日も連盟を構成する各自治体の担当者らが参加し、上伊那の良さをアピールしていた。 -
駒ケ根市ジュニア陸上記録会
雨天のため1日順延となった駒ケ根市ジュニア陸上競技記録会(駒ケ根市体育協会、同市教育委員会主催)は14日、赤穂中学校グラウンドで開かれた。市内小・中学生約230人が出場。グラウンドコンディション不良のため学年別の400メートルリレーは中止されたが、100メートル、1000メートルなどのトラック競技と走り幅跳びに日ごろの練習の成果を競い合った。
上位は次の皆さん。
◆100メートル▼小3女子(1)久保村玲衣(赤穂)18秒35(2)太田早紀(赤穂南)(3)宮脇真礼(赤穂)▼小3男子(1)紫芝裕貴(赤穂)17秒47(2)所河北斗(中沢)(3)澤上怜央(赤穂南)▼小4女子(1)伊藤汐理(赤穂東)16秒89(2)宮脇玲奈(赤穂東)(3)佐々木梨衣(赤穂南)▼小4男子(1)北村翔太(赤穂南)16秒25(2)望月秀樹(赤穂南)(3)榎本康亮(赤穂)▼小5女子(1)アルッガマゲ未美利(赤穂)16秒73(2)竹村みのり(東伊那)(3)北澤茉莉乃(東伊那)▼小5男子(1)花木建貴(赤穂東)15秒91(2)木下凌太(赤穂南)(3)渋谷勇輝(赤穂南)▼小6女子(1)望月愛理(赤穂)15秒96(2)北原亜美(赤穂東)(3)高倉菜摘(赤穂南)▼小6男子(1)市川直樹(赤穂)15秒16(2)小林智哉(赤穂)(3)篠田和樹(中沢)▼中学女子(1)松井萌(赤穂)14秒27(2)アルッガマゲ左輸(赤穂)(3)大場沙奈(赤穂)▼中学男子(1)森雅貴(赤穂)12秒35(2)加藤一樹(赤穂)(3)山下桂(赤穂)
◆1000メートル▼小4女子=出場なし▼小5女子=出場なし▼小6女子(1)湯澤ほのか(赤穂南)3分37秒3(2)赤羽美紅(赤穂南)(3)伊東玲奈(赤穂)▼小4・5男子(1)湯澤舜(赤穂南)3分59秒7(2)福澤弘樹(東伊那)(3)鰍澤耕平(東伊那)▼小5男子(1)春日千速(赤穂東)3分34秒4(2)丸山修平(赤穂東)(3)蟹澤淳平(赤穂東)▼小6男子(1)北澤洸(赤穂)3分35秒4(2)大蔵孝明(赤穂南)(3)安藤雄真(赤穂)
◆800メートル▼中学女子(1)青木美智子(東)2分36秒0(2)加納寛子(赤穂)(3)蟹澤未来(赤穂)
◆1500メートル▼中学男子(1)福澤潤一(東)4分39秒2(2)大蔵孝典(赤穂)(3)宮脇千博(東)
◆走り幅跳び▼小4男子(1)樋屋裕貴(赤穂東)2メートル80(2)井口龍輝(赤穂)(3)大澤凌二(東伊那)▼小5男子(1)吉田大洋(赤穂南)3メートル35(2)中原愼二(赤穂東)(3)宮脇常嘉(中沢)▼小5女子(1)竹内華奈子(東伊那)2メートル97(2)川手菜保(赤穂南)▼小6男子(1)村上晃一(東伊那)3メートル42(2)百瀬大夢(赤穂)(3)荒木駿輔(赤穂南)▼小6女子(1)牧野優生(東伊那)3メートル35(2)北林麻里(赤穂)(3)新井かおる(東伊那)▼中学男子(1)野坂大樹(赤穂)4メートル92大会新(2)赤羽元輝(赤穂)(3)竹村悠太(東)▼中学女子(1)池上萌(赤穂)3メートル30 -
不法投棄監視カメラ設置
箕輪町は、町内の不法投棄が多い場所に初めて監視カメラを設置した。
場所は、長田の広域水道企業団近く、県道与地辰野線脇。監視カメラはソーラー電源式で、大阪府大阪市の防犯設備業者の協力で1台設置。町と伊那警察署の名前入りで「不法投棄禁止 監視カメラ作動中」の看板もついている。約1カ月置いて効果を検証する。
住民環境課によると今回設置した場所は、コンビニエンスストアの弁当ごみや空き缶、空き瓶、ペットボトル、家庭ごみなど常にごみが捨てられている場所。廃タイヤなどの不法投棄もあるという。
これまで、担当課で対応したり、不法投棄監視員が見回りの際に拾うなどしていた。 -
辰野が4強入り
北信越高校野球県大会第2日は15日、準々決勝が諏訪湖スタジアム、県営飯田野球場であり、上伊那勢は辰野が創造学園を破って4強に名乗りを挙げた。
辰野は先発の宮川が創造打線を封じ込め、6回に奪った2点を最後まで守って逃げ切った。準決勝は16日、諏訪湖スタジアムであり、辰野は武蔵工大二と対戦する。
【諏訪湖スタジアム】
辰 野
000002000竏・
000000000竏・
創造学園
両校とも再三の好機を生かし切れず、中盤までゼロを並べた緊迫した試合を展開。6回に均衡を破った辰野が最後まで創造打線を封じて、接戦を制した。
辰野は6回、一死二塁から平島の二塁打で二走の上島が生還。なおも勝本が中越え三塁打を放って加点し、2点を先制した。終盤の8、9回にも三塁にランナーを置くも、後続を断って追加点は奪えなかった。
先発の宮川は前日に続いての連投だったが、疲れを感じさせない気迫のピッチングで創造打線をねじ伏せた。直球にカーブやスライダーを織り交ぜ、被安打6、初の完封勝利を飾った。 -
南箕輪村商工会総会
会長にマルタ工業社長田中秀明さん南箕輪村商工会の06年度通常総会は15日、商工会館で開き、任期満了に伴う役員選任で、会長にマルタ工業社長の田中秀明さん(57)=神子柴=を選任した。
役員選任で会長職は、3年任期3期と2年任期1期の計11年間務めた山崎重久さんが勇退し、田中秀明さんが就任した。田中新会長は、「補助金の大幅削減など収入減に対する商工会の改革、存続と活性化に取り組みたい」としている。副会長は、柴自動車ボデー社長の柴力さん(62)=中込、堀建設社長の堀正秋さん(57)=久保=を新任した。任期は3年。
06年度事業計画の基本方針は商工会自立のための改革、広域連携組織体制の促進、創業・経営革新支援事業の推進、会員情報化支援事業、地域活性化の推進。事業は05年度発足の商工会見直し委員会での継続検討、メッセ・展示会・商談会への出展、大芝高原まつりへの参加協力、青年部の木曽地域を含む各種青年団体との交流会、女性部40周年記念事業など。一般会計収支予算は5175万1376円で前年度比176万8379円の増額。
理事選出について現行22人を18人に削減し、選出方法を地区理事12人を削除し部会選出理事8人とする定款変更を承認した。
新理事、監事は次の皆さん。
▽理事=池上武志、中川博夫、桜井高文、征矢義昭、清水節人、今井善文、三沢正人、有賀章治、加藤祐治、北原孝幸、加藤泰久、久保村勉、今井久男、橋爪優、北沢博仁、征矢正典、後藤幸子、有賀あゆみ▽監事=上之平佳隆、原順子 -
長谷村商工会総会
伊那市長谷の長谷村商工会(会員63人、橋爪将司会長)の06年度通常総会は14日、商工会館であり、本年度事業計画案などを承認した。
06年度基本方針は、3月に広域連携の協定を結んだ高遠町商工会、西春近商工会との共同による経営改善普及事業、3商工会の合併協議会設立、県方針の1市町村1商工団体の考えに基づく議論など。具体的方策は、広域連携による指導業務の拡充強化、政経懇談会、労務講習会、地元の祭りへの参加協力、商工業活性化事業など。
一般会計収支予算は930万6804円。収入は経営改善事業補助金378万円などを含む市補助金458万円があり、総額は前年度と比べ464万7738円の増額。
橋爪会長は、「1行政1商工団体で3商工会が連携して来年は合併し、08年に商工会議所に統合する計画。時代の変革の中で皆で力を合わせていかなければならない。一層の協力をお願いする」とあいさつした。
任期満了に伴う役員選任は、合併検討や1年任期を考慮し、橋爪会長と小椋勝司副会長を留任。欠員になっていた副会長に北原昭三郎さんを新任した。
新理事、監事は次の皆さん。
▽理事=池上盈明、中山博志、中山顕、西村和裕、馬場勝人、畑口勇、池上英雄、水野俊郎、池上明博、馬場正道、西村きくみ▽監事=渋谷市郎、西村富雄 -
南箕輪村の保育園に運動あそび導入
南箕輪村は本年度、村内5保育園に松本短期大学柳沢秋孝教授の柳沢運動プログラムを導入した。運動あそびで前頭葉を活性化させ、子どもたちに集中力や抑止力をつけたい-と5月から、運動保育士が各園を巡回して指導している。
運動あそびプログラムは跳躍、支持、懸垂の運動が基本。体を動かす遊びの減少から現代の子どもにあまり身に付いていない運動能力を楽しく遊びながら身に付ける。
3歳児以上を対象に1クラス年間12回。柳沢研究室で学んだ金井仁美運動保育士が指導する。
南原保育園の年少児24人は12日、第1回の運動あそびをした。動物クイズに答えて犬、ウサギ、カニ、クマに変身。運動保育士の手本も見て動物のまねをしながらリズム室の中を歩いたり、ジャンプした。ウサギに変身した園児は、ニンジンをもらってパワーアップし、格好いいウサギになって足を閉じた状態でジャンプ。クマになると今度はハチミツをもらい、1度目より速いスピードで歩くなど楽しんだ。
村は導入に向け、05年9月から06年1月まで各園3回、運動あそびを試行した。本年度は、始めは各クラス30分間、最終的には年中40分、年長50分のプログラムにする予定。 -
伊那米総合試験地田植え
県や上伊那農業協同組合、関係行政機関などでつくる伊那米試験地運営委員会は15日、伊那市美篶の試験田で適合品種試験、データ収集などを目的とした田植えをした。630平方メートルのほ場に委員ら約20人が10品種を植え付けた。
適合試験をする新しい品種は、信交520号(うるち米)、信交516号(酒米)、信交糯149号(もち米)の3つで、収穫量の増加、胴割れ防止などの効果が期待されるという。
また、隣接する1374平方メートルのほ場では、施肥基準などを調査する肥料試験もする。
昨年も同委員会は新しい品種の適合試験に臨んだが、新しい品種の導入には至らなかった。うるち米の場合、アキタコマチ、コシヒカリが圧倒的に普及しているため、新品種の普及までにはなかなかつながらない現状もあるという。 -
シュワスマン・ワハマン第3周期彗星B核が天の川の中にある姿の撮影
14日に地球に大接近したシュワスマンワハマン彗星。伊那市西箕輪の野口輝雄さんは15日早朝、その彗星が天の川の中にいる所を撮影することに成功した=写真。4日より天候が悪く、大接近した14日も観測できなかったため、今回の撮影は最も接近した姿をとらえたものでもある。また、この彗星に伴い、流星群が発生すると予測する一部天文学者もいる。
撮影に成功したのは、2番目に大きいB核で、撮影時の接近距離は1010万キロ。満月の影響で空はかなり明るかったが、3縲・等星程度の明るさがあり、尾もしっかり写っているため、野口さんは「満月がなかったら素肉眼でも尾が確認できたと思う」と話す。
今後は月明かりも徐々になくなるため、後10日間が観測好機だという。
流星群は、うしかい座の一番明るい星・アークチュールス付近から放射状に流れ、22日夜から23日夜にかけて観測できるのではと予測されている。 -
伊那市議会議長下島省吾氏に決まる
伊那市議会臨時会が15日開かれ、正副議長が決まった。議長は下島省吾氏(74)=無所属・富県、副議長は原浩氏(68)=無所属・高遠町西高遠=。任期は申し合わせにより2年。
正副議長選は、市民にわかりやすい議会とするため、立候補制による投票を導入。
議長には下島氏、柳川広美氏(45)=共産党・中央、副議長に原氏、新井良二氏(61)=無所属・中央=が立候補した。
本会議を全員協議会に切り替え、立候補者が各10分以内で所信表明。下島氏は一体感を感じ取れる議会運営や行財政改革などを、柳川氏は市民の声を市政に生かす取り組みをそれぞれ挙げた。そのあと、本会議を再開し、議長、副議長の順で単記無記名投票した。
その結果、議長は下島氏が26票中22票、柳川氏が4票、副議長は原氏が21票、新井氏が5票だった。
就任あいさつで、下島氏は「市民から信頼される議会のために誠心誠意務める」と述べた。 -
つつじ祭り 家族連れでにぎわう
伊那市の鳩吹公園で14日、第14回つつじ祭りがあった。満開には早かったが、多くの家族連れなどでにぎわった。
「つつじの里」といわれる公園には、サツキ、リュウキュウ、キリシマツツジなど11種類、3万本余が植えられ、長い期間楽しむことができる。見ごろは今月下旬。
会場では、シイタケの駒打ち体験、丸太切りやルーレットなどのゲーム、熱気球の試乗など多彩な催し物が繰り広げられ、親子が一緒になってのんびりと過ごす姿が目立った。
手打ちそばや白毛もちのサービスは人だかりができるほどの人気。
ステージでの大正琴や太鼓演奏のほか、おやき・ローメン、緑化木などの販売もあった。
式典で、小坂市長や伊那西部保育園児らが公園内にイワヤマツツジ1本を記念植樹した。 -
アースデイピクニック
地球のことを考え、行動する「アースデイ」(4月22日)にちなみ、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで14日、「アースデイピクニックINA2006」(実行委員会主催)があった。
「多文化共生社会の実現」と「大自然豊かな伊那谷・新伊那市のまちづくり」をテーマに、住民・企業・行政が一緒になって考える機会にしようと伊那谷で初めて開いた。
外国籍児童の就学支援基金「SANTAプロジェクト」の支援ライブには、地元をはじめ、県内外の音楽グループが出演。アルプホルンを皮切りに、ブルース、ジャズ、ロックなど幅広いジャンルの音楽が披露され、イベントを盛り上げた。
また、廃食油をバイオディーゼル燃料(BDF)に再生するNPO法人「伊那谷菜の花楽舎」など地域の活動団体の紹介、おもちゃや衣服などをそろえたフリーマーケットもあった。
事務局を務めるクローバーコミュニケーション信州の伊藤貴司さんは「学校に行けない外国籍の子どもがいる。ライブを通し、支援活動を知ってもらえたら」と話した。
来年以降も続けていくという。 -
町三区で職員の地区担当制活用して花壇整備
宮田村町三区は14日、村職員の地区担当制を活用して昨年11月に続いて地区内の花壇整備を行った。住民と職員が、ともに汗して作業。手をたずさえ・ス協働・スの意識を高めた。
宮田中学校近くに設けた花壇では、昨年の作業で植えたパンジーが満開。もっときれいにしようと、サツキの苗木45本を新たに植えた。
地区担当制は協働のむらづくりを推進しようと、村が職員を各地区に配置。導入から2年が経過したが、なかなか接点を見出せずにいるのが現状だ。
町三区では昨年の作業に続き、今年は区の役員会にも地区担当者が出席。
男性職員は「何をどうしたら良いのか分からないのが本音。しかし、顔をあわせる機会を増やすことで、徐々にだが動き始めていると思う」と説明。
増田忠直区長も「ちょっとのキッカケが、職員の皆さんから知恵や手を借りることにつながるはず」と話す。
この日も、協力して作業。職員と住民の枠も越えて、地域のために汗を流していた。 -
ママさんバレー上伊那予選
第37回全国ママさんバレーボール大会上伊那地区予選は14日、飯島町体育館で開いた。6市町村の7チームがトーナメント戦で争った結果、飯島町のどんぐりが2年連続で優勝。県大会(6月11日、安曇野市)出場を決めた。
どんぐりは1回戦マザーズ(伊那市)、2回戦のかやの(箕輪町)、決勝のコスモス(伊那市)といずれもストレート勝ち。完勝で連覇を飾った。
上伊那のレベルは高く、地区代表の全国出場は4回を誇る。どんぐりも昨年2回戦敗退の県大会で雪辱を図る。
上位結果は次の通り。
(1)どんぐり(飯島町)(2)コスモス(伊那市)(3)かやの(箕輪町)空木(駒ヶ根) -
村駅伝、宮田中陸上部Aが好記録で優勝
第6回宮田村駅伝大会(村走ろう会主催)は14日、中越区の屋内運動場を発着点とする周回コースで開いた。14チームが出場。1周3キロと1・5キロに分かれ、5人がタスキをつないだが、3キロは宮田中学校陸上部A、1・5キロは小学生チームの大原走ろう会が優勝した。
宮田中陸上部からは9チームが出場したが、3年生で構成したAチームは、1区の上田が2位に25秒差をつける力走でトップに。
2区の古河原、5区の谷川も区間賞で、追いすがる社会人チームに4分近い大差をつけてゴールした。
タイムも昨年の優勝記録を1分20秒ほど縮める51分51秒と好時計だった。
1・5キロは大原走ろう会の1チームのみだったが、子どもたちが新緑の村内を元気に快走した。
結果は次の通り。
▼3キロ(1)宮田中陸上部A(上田、古河原、大下、小出、谷川)(2)タカノ陸上部(宮下、石川、井上、折山、鈴木)(3)宮田RC亀B(宮脇、小林、品、下平、小林)(4)宮田RC亀A(5)宮田中陸上部C(6)同陸上部D(7)同陸上部B(8)同陸上部F(9)同陸上部I(10)同陸上部H(11)かんてんぱぱ(12)宮田中陸上部G(13)同陸上部E
▼1・5キロ(1)大原走ろう会(小島、宮下、尾上、木下、有賀)
【区間賞】▽1区=上田成剛(宮田中A)▽2区=古河原達哉(同)▽3区=熊沢昭(宮田RC亀A)▽4区=村沢和樹(宮田中C)▽5区=谷川大輔(宮田中A) -
2町内が住民主導で防災訓練
駒ヶ根市町四区の2町内95世帯は14日朝、自主防災訓練を初めて実施。行政頼みではなく「自分たちの命は自分たちで守ろう」と、、安否確認を中心に家族、そして隣近所の助け合いを徹底した。242人の住民のうち半数以上が参加。住民一人ひとりが・ス自立・スして防災意識を高めていこうと立ちあがった。
住民有志が集まり地域の問題を考える「2町内語らいの会」は、形だけの防災組織や訓練を憂慮。
緊急時に実際にどのように行動したら良いのか、住民レベルの体制を町内自治組合に投げかけた。
1年余りの検討を経て、当時の自治組合長だった北原明さんが代表、現組合長の大木島勝宜さんが副代表となり、住民主導の自主防災組織を発足。この日の初訓練を迎えた。
午前8時に、まずは11ある隣組ごとに集合。点呼して全員が集まったのを確認してから、全体の避難場所に移動した。
体が不自由な高齢者や乳幼児も、家族や地域が連携しながら避難。再度全体の安否を確認して、約1時間で訓練は終了した。
集合時間など情報の徹底に不手際も一部あったが、語らいの会代表の小池悟さんは「そのような問題点を訓練で浮かびあがらせながら、最善の体制をつくりあげていければ」と説明。
北原さん、大木島さんは「隣近所の付きあいも希薄になりつつある昨今。地域のつながりをもう一度見直すきっかけにもしていきたい」と話した。 -
伊那市合併で新体制に 少年補導委員55人を委嘱
3市町村合併に伴い新体制になった伊那市少年補導センター少年補導委員の委嘱式が9日夜、市役所であった。委員は旧伊那市50人、同高遠町3人、同長谷村2人の計55人。会長には美篶の丸田旭雄さんに決まった。
あいさつに立った市教育委員会の北原明教育長は「小学校では地域で児童の安全を守るボランティア活動が広がっている。補導委員の活動も貴重な地域の力となる。少年たちも温かい声を掛けられるのを待っている」と話した。
丸田会長は「事件や交通事故がなければ警察は要らないと思う。しかし、警察や司法があるから悪いことはできないということが秩序を守っている。青少年が警察等にお世話になる前に、早期にキャッチして適切な指導で育成していきたい」と意気込みを語った。
少年補導委員は街頭補導活動などで不良行為少年を発見し、非行に移行する恐れのある少年に対して注意、助言、指導などをして未然に防ぐ。学校の夏休み期間や毎週などに実施する巡視活動は年間約90日となっている。 -
高遠町商工会通常総代会
伊那市の高遠町商工会の第46回通常総代会が12日、町福祉センターであった=写真。06年度事業計画や一般会計収支予算などの7議案を可決。3年に一度の任期満了による役員改選で、会長に森本光洋を再任した。
本年は▽経営改善普及事業の充実▽会員福祉共済・商工貯蓄共済などの推進▽新規創業・経営革新支援事業の推進▽商工会緊急改革プランの推進竏窒d点方針とした。
一般会計収支予算は約2365万円で、前年度と比べて約23万5千円少ない。
あいさつに立った森本会長は高遠町、長谷村、西春近商工会と合併について「不便が出てくるなど心配はあるが、残務整理をするのではなく、前向きに取り組んでいかねば。今後も地域の事業所の成長と発展に全力を尽し、文化、伝統の担い手を果すべく頑張りたい」と述べた。
3商工会は、07年度4月1日の合併を目指し、月一回の協議会を開いている。本年12月ころには合併の方向づけを決定するという。 -
アユ稚魚5500キロ放流 天竜漁業前年比120キロ増
天竜川漁業協同組合(後藤治也組合長)は15日竏・月8日までの期間、アユの稚魚5500キロ、63万匹を、天竜川や三峰川、横川川などへ29回に分けて放流する。昨年のアユ釣り延べ人口が前年に比べて15パーセント増の約2万人に増えたため、本年は120キロ多く流す予定だ。
稚魚は体長約9センチ、体重約8グラム。人工産の県内産2100キロ、岐阜産1200キロ、天然の琵琶湖産2200キロの計5500キロ。湖産は人工産に比べ、おとりアユの追いが強いため、昨年から全体の45パーセントほどの割合で放している。
15日は、伊那市狐島の天竜川沿いの2カ所で、アユの稚魚を約75キロずつの計150キロを放流。組合員が川辺から優しく流し入れると、稚魚は元気よく泳いでいた。
友釣り解禁日は例年通りの7月1日。組合員によると、今年は雪解け水が多く水温が上がらないため成長が不安らしい。順調に育てば解禁には、20センチ、100グラムサイズのアユが釣れるという。 -
西小、片桐区有林で植樹作業
中川村の中川西小学校5、6年生約60人は14日、中川村片桐田島の片桐区有林で、ヒノキの植樹をした。
同校に備品などを寄付している片桐区(大場英明区長)に何かお手伝いができないものかと、西小が申し入れた。区役員ら約20人と児童は協力し合い、約1ヘクタールに、ヒノキの3年生苗千本を植え付けた。
現場は斜面で、切り株もあり、足元に注意しながら、区役員が直径30センチ、深さ20センチほどの植え穴を掘り、児童らが2人ひと組になって、苗を真っ直ぐ立て、周りの土を寄せ、植えた後はしっかり根元を踏みつけるなどの一連の作業を手際よく進めた。
作業に先立ち、大場区長は「ヒノキは用材として最高の木。利用できるまでに60-70年掛かる。70年後、みなさんの孫に胸を張って、,自分たちが植えた,と言えるように、しっかり植えて」と呼び掛けた。
児童らは60-70年後、見事に成長したヒノキの美林を夢見ながら、作業に精を出した。 -
放火の疑い?! 伊那市の量販店で商品焼く
13日午後0時55分ころ、伊那市内の量販店で店内南側の建築・金物売り場にあった、ビニールで梱包されたメッシュパネル取り付けホルダーなど数点が焼ける火事があり、警備員が火を消した。
伊那署の調べによると、同店の委託警備員が店内を巡視していたところ、同売り場で商品などが燃えているのを発見し、消火器で消火した。
同署では放火の疑いもあるとして捜査を進めている。 -
南箕輪村沢尻の倉庫燃える 猫の尿と石灰が反応して発火
13日午前4時05分ころ、南箕輪村沢尻の無職・酒井政仲さん(75)方の住宅別棟の倉庫11・58平方メートルを全焼し、住宅一部を焼く火災があり、同4時35分に鎮火した。
伊那消防署によると出火原因は、猫のトイレに脱臭のために入れていた石灰が、尿と反応して発火したもの。この事故で倉庫で飼っていた猫4匹が死亡した。
伊那署では放火の疑いは少ないという。 -
村職員と住民が協力して役場などを花いっぱいに
宮田村職員労働組合と住民有志が13日、手をとりあって村役場周辺や出先機関などに花のプランターを設置した。昨年に続いて行ったもの。役場職員と村民の・ス壁・スを取り除きたいと、一緒に心地良い汗を流した。
組合費で青と赤のサルビアの苗約500本を購入。あいにくの雨となったが、プランターに1本づつ丁寧に植えていった。
約40人の職員とその家族が参加し、10人ほどの住民が協力。子どもたちも手伝い、にぎやかに作業した。
同組合は昨年、住民が数多く利用する村の機関に花を飾ってきれいにしようと計画。趣旨に賛同した住民有志も加わり、新たなボランティアの形が始まった。
「役場の仕事は、今まで村民の皆さんとじかに接して協力することが少なかったように思う。続けていくことが大切なはず」と男性職員。
住民有志の酒井美智子さん=中越区=も「村が自立を進めていくためには、職員も村民も垣根を低くしていくことが必要。このような輪をもっと広げられたら」と話した。 -
地域の力で子どもを育む
新年度も学校週5日制対応講座がスタート宮田村教育委員会が学校週5日制に対応しようと開いている講座が、今年度も新たなメンバー、メニューを盛り込んで始まった。新講座の「みんなで楽しくキンボール」も人気。休日に子どもたちが集まり、元気に走り回ったり、歓声をあげている。
キンボール講座には小中学生25人と、その保護者も登録。毎月第1土曜日に村体育館に集まり、ゲームを楽しむ。
大きなボールを落とさないよう、追いかけるキンボール。誰もが楽しめるニュースポーツとして近年注目を浴びている。
同村内でも公民館が6年前から各種講座などで行い、底辺拡大も進む。指導する上條雅典さんは「細かいルール抜きにして楽しめる。気軽にスポーツに親しんでいければ」と話した。
週5日制対応講座は、キンボール含め手芸や将棋、お茶など全10講座を用意。
得意分野を持った住民有志が講師を務めるのが特徴で、地域の力で子どもたちの休日を支えている。 -
信濃さくらそう会総会、講演会
信濃さくらそう会は13日、同会南信支部(小林省吾会長)がサクラソウの展示会を開いている駒ケ根市文化センターで06年度総会を開いた。約60人が出席し、記念講演としてサクラソウ研究の第一人者として知られる植物・園芸研究家で日本さくらそう会の代表世話人鳥居恒夫さんを招いてサクラソウについての話に聞き入った。
鳥居さんは「私が若いころは、サクラソウはいずれ自然消滅してしまうだろう竏窒ニいわれていたのに今では多くの人に愛されるようになって感慨無量だ。なぜ生き残ったか? 良いものは絶対になくならないからだ。今後も、今までになかった新しいサクラソウが出てきて将来もずっと残っていくだろう」と話した=写真。
講演後、会員らは伊那市のかんてんぱぱ山野草園を訪れ、季節の花々を鑑賞した。
サクラソウ展示会は文化センター内の博物館ロビーで14日まで開催中。午前9時30分縲恁゚後6時30分。入場無料。 -
駒ケ根市長杯争奪市民マレット大会
第21回駒ケ根市長杯争奪市民マレットゴルフ大会が13日、同市東伊那のふるさとの丘マレットゴルフ場で開かれた。朝からのあいにくの雨となったが、参加者らは慣れたものでさほど気にもしていない様子。それぞれかっぱを着込んで元気に各ホールを回っていた=写真。
開会式で中原正純市長は「日ごろの練習の成果を発揮し、優勝を目指して精いっぱい頑張って」と激励した。
上位は次の皆さん。
▼総合優勝=吉沢春次114▼男子(1)村井敏男114(2)小出旭115(3)村上久幸119▼女子(1)白石文江116(2)下平一恵120(3)山口ひで子121▼混合(8)山本竜雄120(9)下平治男120(10)佐々木敏雄120▼ホールインワン=吉沢春次、下平一恵、山岸治三、小口洋子、小松佳人、久保田梅人、吉川大吉、倉田憲義、滝沢恒男、村井敏男、宮沢朝男、北村積善 -
元オリンピック選手陸上講習会
駒ケ根市教育委員会と同市スポーツ少年団陸上団は13日、陸上男子100メートルの元日本記録保持者で、ソウル、バルセロナ、長野の各オリンピックに出場した経験を持つ青戸慎司さん(中京大職員)を講師に招いての小・中学生対象陸上競技講習会を赤穂小学校で開いた。雨でグラウンドが使えず、体育館での開催となったが、市内と中川村から約100人が参加して速さの秘訣を学んだ。
青戸さんは「速く歩けなければ速く走ることはできない」として効率的な歩き方を指導。「ひじの角度は90度。手に卵を持ったイメージで腕は前後に真っすぐ振って」「足の着地はかかとから」などと丁寧に教えた=写真。参加者らは青戸さんの動きを真似ようと懸命に練習を繰り返すがなかなか思うようにできず、友達同士で顔を見合わせて苦笑いしていた。
青戸さんは「小学生のころからオリンピックに出たいと思って夢を持って努力してきた。皆さんもできるようになるまで頑張って練習してください」と笑顔で呼び掛けた。 -
「母の日」の贈り物作り
南箕輪村公民館と図書館主催の「母の日の贈り物作り」が13日、村民センターであった。小学生ら約40人が、お母さんへのありがとうの気持ちを込めて、メッセージカード立てとカードを熱心に作った。
贈り物は、柔らかいワイヤーで作るメッセージカード立て。花束の形のメッセージカードを添える。
カード立ては花、アヒル、ハート、イルカ、ト音記号など好きな形にワイヤーを成形する。細かい形の部分はワイヤーを曲げるのに力がいるため小さい子どもは少し苦労していたが、あきらめずに一生懸命作った。
カードは、ピンクと赤色の紙をカーネーションのようにギザギザに切り、花束のようにカードにはる。かわいい花になるように真剣なまなざしで丁寧に切り込みを入れカードを作り上げると、「いつもいつもありがとう」「いつもしごとがんばってくれてありがとう」など、お母さんへのメッセージを書いた。
母の日にちなんだパネルシアター「だれのせんたくもの」もあった。