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ソフトバレーボール・第7回伊那リーグ
伊那市体協ソフトバレーボール部(三沢岩視部長)主催の「第7回リーグ戦」の全日程が終わった6日夜、ゴールドの部(50歳以上)の優勝チームが決定。10戦全勝で「伊那ドリーム」が初の栄冠を手にした。
例年になく寒さが厳しかった竏窒ニ関係者が振り返る本年は、上伊那各地から6チーム(前年より3チーム減)が参加。1月下旬から伊那中学校体育館を会場に、2回の総当りで熱戦を展開してきた。
優勝した伊那ドリームの主将・丸山清隆さん(53)=南箕輪村沢尻=は勝利の要因を「普段の練習の努力」とし、本年はこのチームで全国大会への出場を目指しているという。
ゴールドの部の最終結果は次の通り(勝敗数が同じ場合は得失セット率・得失点率による)。
(1)伊那ドリーム(2)パプリカ(8勝2敗)(3)花水木(4勝6敗) -
生徒の野外活動を応援
伊那中学校PTA(伊藤正会長)は4日、同校グラウンド東側にエドヒガンザクラの苗木7本を植樹した。PTA役員15人ほどが参加。小さな苗木が大きな幹に成長することを願いながら丁寧に土をかぶせていった。
市内の他中学校に比べて桜の木の本数が少ないことや、校庭東側には木陰もなく生徒たちが夏場は困っていることから、同PTAでは桜の木を植樹。今回の取り組みで校庭にあった桜は7本から14本に増えた。
エドヒガンザクラは高遠城址公園(高遠町)で有名なタカトオコヒガンザクラに似ていて、花びらは小さく、ピンク色が濃いのが特徴。苗木はPTA役員の一人が、同町で桜の苗木を育てている知り合いから譲り受けた、高さ3メートルほどを植えた。
伊藤会長は「子どもと一緒に健やかに成長してほしい」と桜が大きく育つことを期待。花が付くのは5年後になるそうで、役員らは校庭に咲きそろう桜を心待ちにしていた。 -
伊那ビジネス専門学校で卒業式
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校(三沢岩視理事長)で6日、05年度の卒業式があった。上伊那を中心に情報経理学科などから合計8人が卒業。修了生らは学校生活の思い出を胸に新たな旅立ちの門出を祝った。
三沢理事長は「それぞれの職場では人を頼っては生きていけない。自分で社会を切り開いていく努力を心がけて」と式辞。三沢清美校長は「皆さんは学校の誇り。明るい未来へ羽ばたいてください」とそれぞれがエールを送った。
情報経理学科1年の鈴木和真さん(19)=伊那市=が「新たな生活に不安もあると思うが、本校で学んだことを心の糧に頑張ってください」と送辞。卒業生を代表して同学科の堀内理恵さん(20)=同市=は「学生という特権に甘えず、一日も早く社会人として一人前になれるよう努めたい」と答えた。
伊那ビジネス専門学校は、個性を重視しながらビジネスマナーを心得た社会人を育成。少人数教育で、パソコンや簿記、秘書などを学び各種資格を習得できる。
卒業生は報経理学科(2年制)6人、OAビジネス学科(1年制)2人の計8人。それぞれは市内の企業を中心に事務関係の仕事に内定している。 -
普通乗用車にはねられ全治2カ月の重傷
6日午後6時45分ころ、箕輪町松島の国道153号バイパスで普通乗用車を運転していた伊那市中央区の飲食店従業員・赤羽弓香さん(33)が、道路を横断しようとしていた南箕輪村南殿の無職・岡田容子さん(73)をはねた。この事故で岡田さんは骨盤を折るなど全治2カ月の重傷を負った。
赤羽さんが国道153号バイパスを伊那市方面から辰野町方面に向けて進行中、道路右側から左側に横断していた岡田さんをはねたもの。伊那署では事故の原因について捜査を進めている。 -
レディーバードが異文化交流
伊那市女性海外研修の参加者でつくる「レディーバード」(野沢伊代子代表)は4日、伊那市生涯学習センターで異文化交流会を開いた。市内に在住している外国籍の16人(子ども含む)を招待し、会員20人と一緒に料理などを作った。
交流会は、日本の文化を知ってもらうと同時に、悩みや困っていることを気軽に相談できるきっかけになればと昨年に続いて企画した。
今回はブラジル、中国、モンゴルなどから参加。「桃の節句」にちなみ、ちらしずしと吸い物を調理したり、千代紙で高さ10センチ弱のひな人形を作ったりした。
日本語を話せない人もいたが、通訳を交え、作り方を教わりながら一緒に楽しんだ。
モンゴルから来た信大生ダナ・ゲーレルマーさん(35)は「日本人は親切にしてくれる」と話し、初めての人形づくりに「おもしろい。家に帰って飾りたい」と喜んでいた。 -
伊那市西箕輪の飼料用小屋が焼ける
5日午後3時57分ころ、伊那市西箕輪大泉新田の小野寺哲也さん所有の鉄骨トタン葺き飼料用小屋から出火。小屋の壁面38平方メートルと、小屋内の飼料用のわらの束32平方メートル、軽4貨物自動車1台を焼き、4時37分に鎮火した。人畜に被害はなかった。
伊那署では、出火原因を飼料小屋に隣接する畑を所有する64歳の男性が、同畑で下草を焼いていた火が燃え移ったものとみている。 -
南信ジュニア卓球360人で熱戦
第24回伊那市長杯南信ジュニア卓球大会(上伊那卓球連盟主催)が5日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった。男女別のシングルスとダブルスの4部門に369人が出場し、熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り(上伊那関係分)。
【女子ダブルス】(1)養田真実、村澤亜紀(伊那西高校)(2)唐木妙、村澤佳映(伊那弥生ケ丘高校)
【男子シングルス】(1)佐藤良祐(伊那北高)(3)沖村貴弘(伊那少年卓球クラブ)
【女子シングルス】(1)唐木妙(伊那弥生ケ丘高) -
みはらしの湯でお茶会
ひなまつりに合わせて4日、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で、小学生約10人が入浴客を抹茶でもてなした=写真。
お手前を披露したのは西箕輪公民館の茶道教室(重盛栄子代表)で学ぶ1縲・年生約10人。同公民館は一昨年から、小学生を対象とした茶道教室を開講して日本の伝統文化に子どもたちが触れる機会を提供している。
今回は、お茶を楽しんでもらいながら普段の成果を見てもらおう竏窒ニ、お茶会を開催。児童らが教室以外で人をもてなすのは昨年の文化祭に続き2回目。振舞う菓子はみはらしファームのいちご羊かんを使い、桜の花を形どった。
上級生が立てた抹茶を低学年の児童が客の前に運び、深深と頭を下げるなどして丁寧に接客した。お茶を振舞われた大人は、子どもの懸命な姿を笑顔で見守り「おいしかったです」と語りかけていた。 -
南箕輪村消防委員会
南箕輪村消防委員会(委員7人、倉田和之委員長)は1日、村役場で開き、05年度消防施設整備事業の報告と06年度事業を協議した。
05年度の主な消防施設整備事業は、国庫補助事業で第3分団第1部の消防ポンプ車更新(1312万5千円)、第4分団第1部の小型動力ポンプ付積載車更新(609万円)、全5分団の分団旗購入(42万円)、国の国民保護法による有事の際の防災無線サイレン音の設定(27万6150円)、消火栓3基新設(122万5500円)など。
06年度の事業は、06縲・8年度の3カ年実施計画による予定で、第3分団第2部の小型動力ポンプ更新。消火栓の新設、防火水槽の改修なども予定する。 -
南箕輪村議会3月定例会開会
南箕輪村議会3月定例会は6日開き、05年度一般会計など補正予算案、06年度一般会計など予算案、大芝公園等関連施設など指定管理者の指定、条例改正など計34議案、請願・陳情を提出した。補正予算案など7件、村議会議員の定数が次期選挙から現行16から10になることに伴う常任委員会・議会運営委員会定数等検討特別委員会設置に関する議員発議を即決した。
05年度一般会計補正予算案は、歳入歳出総額に469万6千円を追加し総額を各46億3867万3千円とする。
06年度一般会計予算案は総額40億6千万円で、前年度肉付け予算比9・3%、4億1671万円減額の予算を計上した。
唐木一直村長は予算編成方針について、「住民アンケートの結果を参考に村民生活重視の『安全で安心して暮らせる子育てに優しい村づくり』を基本姿勢に予算編成した。ハードからソフトへの事業転換を図り、財政調整基金を取り崩すことなく、一般会計の借金総額を減らしつつ、特定目的基金への積立をする予算」と述べた。
村特別職の給与に関する条例の一部改正議案は、06年度の給料月額を村長10%、助役7%、教育長5%の減額。
村長は、村特別職報酬等審議会の「一律5%減額」の答申を勘案しつつ、2年目も10%減額の判断をし、助役については、審議会が「本旨ではない」とした上で、村長が昨年同様に答申額より引き下げる場合、助役と教育長の給料月額に対し一定の割合でさらに減額することが望ましい-とする内容を添えていたことから、7%減額したことを説明した。05年度は村長10%、助役と教育長各5%減額している。
請願・陳情は次の通り。
▽請願=出資法の上限金利の引き下げ等「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願書
▽陳情=「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出に関する陳情 -
箕輪町交通少年団入退団式
箕輪町交通少年団の入退団式は4日、松島コミュニティセンターであった。退団する6年生27人を送り、「交通少年団の誓い」を唱和して交通安全への思いを新たにした。
交通少年団は町内5小学校の5、6年生有志で組織。06年度は新入団員46人を迎え、前年度より19人増えて84人で活動する。交通ルールを学び、交通指導所などに参加して交通安全を呼び掛ける。
団長の小林交石町交通安全協会長は、「6年生は4月から中学校に行く。団の活動を思い出し交通ルールを守って。5年生は去年覚えたことを新入団員に教えてほしい。楽しみながら活動し、ルールを守って事故にあわないように」とあいさつした。
退団する6年生の代表児童は、「活動を通じて多くの人が交通安全を心がけてくれるのがうれしかった」「学んだことを忘れずにルールを守りたい」「社会が明るくなり事故がなくなることを願っている」などと感想を発表した。 -
椋鳩十の世界を子どもたちがを織物で表現
椋の長男が絶賛喬木村出身の児童文学作家、椋鳩十(1905‐1987)の本を読み、感想を織物で表現している宮田村の子どもたち5人の作品が5日、村民会館に展示された。共同企画の講演会で同村を訪れた椋の長男、久保田喬彦さん=鹿児島県在住=が作品を鑑賞。「本当に椋の本を深く読み、表現している」と喜び、子どもたち一人ひとりに感謝のコメントを紙に書いて手渡した。
5人は宮田中2年の西川諒子さん(14)同1年の保科千絵さん(13)、宮田小6年の枝広結さん(12)と吉沢千佳恵さん(12)同5年の杉本佳菜子さん(11)。村教育委員会の学校週5日制対応講座のひとつ「本と織り」教室に参加している。
指導者の辰野恭子さん=大原区=は、人間と動物の関係から命の大切さを描写する椋作品を取りあげ、子どもたちは本の感想を色でイメージして織物作品にしている。
小学生の3人は共同制作で椋の代表作「マヤの一生」を織物に。戦争前の平和な雰囲気を黄色とオレンジ、戦争が深まる姿を紺で現し、マヤが殺される場面を赤で表現した。
「犠牲になったマヤ。戦争は悲しいことだと思った」と3人。
中学生の2人も個人でつくった「マヤの一生」の織物を出品したが、久保田さんは「マヤがどんな状態で死を迎えたのか、見事に表現している。織物で表現することは、新しい分野で素晴らしいと思う」と称賛していた。
この日は、辰野さんが事務局を務める村内のグループ「四季の会」が、久保田さんの講演会を開催。平和と幸福、そして命の尊厳について、椋のエピソードも交えながら話し、約80人が聴講した。 -
明星大学の学生が、大久保区の子どもたちと33年目の交流
春合宿で宮田村を訪れていた明星大学(東京都日野市)児童文化研究会「人形劇団まめ」の学生8人が5日、大久保区の子どもたちとふれあった。交流は1975年から続いており、この日も人形劇やゲームなどを楽しみ心を通わせた。
同大の学生が大久保区を集落調査したのが縁で、同研究会は毎年同区を訪れて子どもたちと交流を深めている。
33年目を迎えた今回も、練習を重ねてきた人形劇を上演。地元の子どもたち19人が会場の集落センターを訪れ、工作やゲームなどでも一緒に遊んだ。
同研究会は大久保区以外にも年間5回ほど、子どもたちとの交流を行っているという。 部長の北川和敬さんは「都会の子は比較的おとなしいが、宮田の子どもたちはとても元気」と、やんちゃな宮田っ子の姿に目を細めていた。
公民館大久保分館の担当者は「来年も来てくれるという話しがあり、地元としても大歓迎。今後も交流がつながればと思う」と話していた。 -
伊那夜の街オリエンテーリング
「第2回伊那夜の街(めぐりあい)オリエンテーリング」が4日夜、伊那市の入舟や青木町などであった。市内を中心に250人以上が参加し、居酒屋、スナック、すし店などを飲み歩いた。参加者同士が意気投合し、次回の飲み会を約束した人たちもいたようだ。
上伊那民主商工会のオリエンテーリング実行委員会が地域の活性化につなげようと企画。
趣旨に賛同したのは50店で、参加者は主催者が指定した5店を順番に回った。各店は酒に加え、店の売りにしている料理を出した特別メニューを用意。チケット代(3千円)の割に「お得」なメニューもあり、参加者は酒を注ぎ合い、楽しんで飲食した。
2時間以内で5店を回らなければならないとあって、時間配分しながらも、店主らと会話が弾む場面があちこちで見られた。
行きつけの店が決まっているという参加者は「行ったことのない店も雰囲気がよくて料理もうまかった。これを機に、また来ようと思う」と話していた。
終了後、5店を回った人を対象に、参加店で使える飲食券が当たる抽選会があった。 -
月間有効求人倍率は1・52倍
伊那公共職業安定所は、1月の労働市場概況をまとめた。月間有効求人倍率は前月比0・02ポイント増の1・52倍で、昨年6月を底に右肩上がりとなっている。
求人倍率は、月間有効求職者数が増加傾向になったものの、新規求人数が増え、月間有効求人数が高水準で推移したことから、前月を上回る状況。
新規求人数は、前月に比べて296人増の1626人で、97年9月以来の1600人台となった。製造業が微減したが、医療・福祉、情報通信など他の業種が全体的に増加した。
月間有効求人数は、前月比182人増の4105人。
新規求職者は775人(前月比230人増)。求職者の態様は、自己都合がほぼ半数を占め、仕事を持ちながら別の仕事を探す人は29%だった。月間有効求職者は2702人(84人増)となっている。 -
自己記録目指して力走 上伊那勢中学男子健闘
第41回長野県ロードレース伊那大会(伊那市など主催)が5日、市営野球場発着の日本陸上競技連盟公認コースであった。一般、高校、壮年(40歳以上)、女子、中学男子の5部門に県内外から580人が出場し、自己記録更新を目指した。
一般は美篶笠原折り返しの10マイル、高校と壮年は美篶六道原折り返しの10キロ、女子と中学男子が上の原折り返しの5キロをコースに、部門ごと順次スタート。上伊那勢は中学男子の部で、箕輪の千葉健太君が16分1秒で3位に食い込み、赤穂の平賀翔太君が5秒差で4位に続くなど健闘した。
上位の結果は次の通り(10位までの上伊那関係分)。
▼一般(8)大槻勉(ジェルモ、箕輪町)▼高校(7)佐々木跡武(上伊那農業高校、箕輪町)▼女子(10)宮澤加奈(辰野町)▼中学(3)千葉健太(箕輪中、箕輪町)(4)平賀翔太(赤穂中、駒ヶ根市)(6)福沢潤一(駒ヶ根東中、駒ヶ根市)(8)宮脇千博(同)
##(写真) -
せせらぎの小径の木々に鳥の巣箱を
伊那東小学校3年杏組(伊藤幸枝教諭、30人)は4日、保護者と一緒に鳥の巣箱などを作った。伊那市役所庁舎南側の親水公園「せせらぎの小径(こみち)」の木々に取りつける目的。児童ら約75人は、巣箱に止まり木を取りつけるアイデアなど、一人ひとりの個性が光る作品を仕上げた。
同市ではコモンズ支援金事業で今年度「せせらぎの小径再生事業」を実施。市民に親しまれる憩いの場にするため、車いすでも利用できる歩道の舗装などを整備し、18日に竣工式を迎える。同再生事業の一環で、近くの同校に巣箱製作を依頼した。
参加者は6班に分かれて巣箱8つ、えさ台4つを作った。児童たちがデザインを考えた巣箱は縦15センチ、横15センチ、高さ25センチほどの大きさが中心。のこぎりで切ったり、くぎで打ちつけるなど親子で協力しながら完成を目指した。
池上祐紀ちゃん(9)は「住み心地が良い巣箱が作れた。鳥がいっぱい集まってくれたら嬉しい」と力作のでき上がりに満足していた。
杏組では巣箱づくりの後、学級の送別会も開いた。来年度からはクラスが分かれてしまうため、総合活動で取り組んできた自家製みそで、五平もちなどを保護者と共に調理した。
巣箱などは10日に設置する予定。同組はゴジュウカラなどが好むヒマワリの種も一緒に持っていくつもりだ。 -
ふれ愛の郷の集い講演会
日本古来の食生活から現代の健康を考えよう竏窒ニ4日、「ふれ愛の郷の集い講演会」が東春近ふれ愛館であった=写真。作物学を専門とする信州大学農学部の井上直人教授を講師に迎え、雑穀を取り入れた健康づくりを学んだ。東春近社会福祉協議会主催。
白米の普及や食の欧米化に伴い、雑穀は日本人の食卓から遠ざかってしまった。
井上さんは、雑穀を主食としていた長寿村の事例から、雑穀には老化を促進する活性酸素を除去する成分が豊富に含まれ、美容や健康にも効果がある食物繊維が野菜を摂取するより多く取れることを示した。
現代の食生活は、高脂肪・タンパク質が中心でバランスが悪く、肥満や糖尿病を引き起こすカロリーは多いが、栄養成分は不十分で、栄養失調の現代人も多いという。
雑穀は、現代人の食事バランスを整えるのに効果的で、成人病や現代病の改善にも大きな効果が期待される竏窒ニし、雑穀を取り入れた主食の再構築を提唱した。 -
伊那市で全日本総合予選など
長野県ソフトボール協会の役員総会が5日、伊那市生涯学習センターであった。約90人が出席し、06年度の事業計画・予算、会則の一部改正案を承認、任期満了に伴う来年度の役員を決めた。
会長の小坂樫男伊那市長は「ジュニアの育成をして底辺拡大を目指すためにも、それぞれ地域振興を図ってもらいたい」とあいさつした。
来年度は、全日本総合選手権、国体選手選考大会の北信越大会が伊那市である。
総会では、本年度の各種大会で好成績を収めたチームや選手らを表彰。健闘をたたえて、今後の活躍に期待した。 -
伊那市ママさん卓球大会7チーム和気あいあいプレー
第27回伊那市ママさん卓球大会(伊那市体育協会卓球部主催)が5日、市武道館であった。地区割で編成した7チーム30人が出場し、プレーを楽しんだ。
市内の卓球好きの主婦らが集まり、親ぼくを深め、生涯スポーツとして卓球の普及を図る大会。4シングルス・1ダブルスの団体戦で、1部と2部(初心者)に分かれてリーグ戦で熱戦を繰り広げた。
市体協卓球部の阿部凱人部長は、新市の発足にあたって、来年から高遠と長谷地域からの参加を呼びかけていきたいという。
結果は次の通り。
▼1部(1)伊那竜東(2)伊那竜西(3)すみれ▼2部(1)たんぽぽ(2)狐島卓球クラブ(3)女性プラザどんぐり、ポチ・たまチーム -
新市になっても住みよいまちづくりを
高遠町消防団(北原和門団長)は5日、春の火災予防運動(1日縲・日)に合わせて防火パレードをした。
伊東義人町長は「新市の消防団になっても地域を守ることに変わりはない。安心安全で、町民が安らげる地域づくりのため、防火・防災活動に尽力いただきたい」とあいさつ。北原団長は「町消防団としては最後となるが、火災予防の啓もうを徹底し、穏やかな住みよいまちづくりを続けていく」と訓示した。
全5分団の部長以上21人が参加し、消防車両6台を連ねて町内全域を巡回。空気が乾燥し、火災が発生しやすくなる季節のため、火の取り扱いに注意を呼びかけた。 -
15メートルのながーい太巻きに挑戦
野ひばりの会10周年記念かあさんのイベント宮田村の農村女性グループ・野ひばりの会は4日、結成10周年記念のかあさんのイベントを村民会館で開いた。地元農産物を使った料理体験などを開き、子どもから高齢者まで約80人の住民が参加。次世代に食と農の大切さを伝え、息の長い活動にしたいと願いを込めて、全長15メートルにも及ぶながーい太巻き寿司に全員で挑戦した。
80人が2列に並び、ホウレンソウやニンジンなど具材ふんだんの寿司飯を海苔(のり)で巻いた。
息をあわせて見事に成功。「こりゃ、すごい」と100人前以上になる太巻きの長さに改めて圧倒されながらも、貴重な経験を満喫していた。
野ひばりの会は1996年に発足。地元農産物を最大限に活かし、昔ながらの食文化を伝えていきたいと活動している。
スープや五平餅、おやきなどメニューを開発して、各種イベントなどで販売。夏には村内の温泉施設で野菜直売を開くなど、交流事業にも積極的だ。
様々な料理に挑戦するかあさんのイベントも発足初年度から開いている。
この日も31人の会員が、数多く参加した若い主婦や子どもたちに調理指導。楽しみながらカレー味のおやきや、昔懐かしいすいとん汁などをつくり、一緒に味わった。
橋爪千春会長は「レシピ集をつくりたいとも考えている。今後も機会あるごとに、昔ながらの手作りの良さを伝えていければ」と話していた。 -
動物慰霊祭
この1年で保健所などに引き取られ、新たな飼い主が見つからず処分された犬や猫を供養する動物慰霊祭が2日、箕輪町の南信犬等管理所であった=写真。
県動物愛護会上伊那支部の武村富雄支部長が「喜びを共にし、天寿をまっとうするはずだった命。心をいやし、福祉に貢献してくれたことはいつまでも私たちの心に残る。一層の動物愛護に心を尽くしていきたい」と語り、手を合わせた。
伊那保健所管内では昨年3月から本年2月までに、犬39匹、猫158匹が処分された。譲渡可能な犬猫の抑留期間を一般的な日数の倍近く設置するなどして、できる限り飼い主を見つける努力をしてきた結果もあり、犬猫共に前年の処分数を下回った。
しかし、南信全体では、犬228匹、猫890匹が処分され、猫は昨年よりも増加した。猫の場合、中山間地の飼い主などに去勢手術の必要性が広まりにくいという実情もあるという。 -
接客講習会
駒ケ根商工会議所は3日、市内の企業を対象にした接客講習会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。旅館、ホテルやレストランなどのサービス業のほか製造業の総務担当者など約80人が参加して、群馬県伊香保温泉で旅館を経営する傍ら「群馬おかみの会」の会長を務める塚越裕子さんによる「群馬のおかみとかかあ天下」と題した講演を聞いた。
塚越さんは旅館のおかみとしての経験の中から得た接客の心構えについて「難しく考えては駄目。接客は『こんにちは』とか『良い天気ですね』といった日常の会話の延長であり、一番大切なのは笑顔」とした上で「二度と来るな竏窒ニ言いたいほどの嫌な客でも笑顔で送り出す我慢も大事なこと」と話した。
塚越さんは政府設立の観光カリスマ百選選定委員会による「旅館・ホテルに活気を取り戻すカリスマおかみ」に認定されている。 -
飯島中学校同窓会入会式
飯島町の飯島中学校で3日、卒業式を控え「飯島中学校同窓会入会式」があった。同窓会役員ら10人が出席し、新入会員115人の入会を歓迎した。
織田信行会長は「みなさんは飯島町の宝、夢とやる気と思いやりの心を忘れず、可能性いっぱいの道を堂々と歩いて」と新会員の活躍を期待した。
新入会員を代表し藤木健人君は「すばらしい環境の中で、先生方や地域の人々に見守られ、充実した中学生活を送ることができた」と感謝し「飯島中学校の卒業生として、自覚と誇りを持ち頑張りたい」と誓った。
同窓会は旧七久保中学校、旧飯島中学校、現飯島中学校を卒業した全員が会員で、総数は新入会員を加えると、1万1346人になる。 -
第42回駒ケ根市社会福祉大会
地域福祉の推進を図ろうと「自立とふれあいの中で支え合う地域社会を」を大会スローガンに掲げた第42回駒ケ根市社会福祉大会が4日、市文化センターで開かれた。市社会福祉協議会と実行委員会主催。式典では赤穂東小学校5年1組の児童らによる体験発表などのほか、社会福祉に寄与した個人・団体の表彰が行われた=写真。記念講演として演歌グループ殿様キングスの元メンバーでNPO法人「命のつどい」理事長の多田そうべいさんによる「いつも心にビタミンを!」が行われた。多田さんは福祉やボランティアについて「心の健康が大切」と明るく語りかけた。
大会には約200人が参加し「心の時代、福祉の時代にふさわしい思いやりのある心豊かな福祉社会の実現に向けて努力することを誓います」などとする大会宣言を採択して閉幕した。
小ホールやロビーには福祉の広場として福祉活動の展示や紹介コーナーが設けられたほか、特別企画の花の広場では花の販売や展示などが行われ、訪れた多くの市民らでにぎわった。 -
チャレンジチャンピオン大会
駒ケ根市体育指導委員会は4日、チャレンジチャンピオン大会を駒ケ根市民体育館で開いた。記録を塗り替えようと多くの市民が会場を訪れ、靴飛ばし、バドミントンのシャトル投げ、1分間の縄跳びの回数を競う早回し跳び、20メートルの距離で競う「片足ケンケン」と「ごしごしぞうきんがけ」、ストラックアウトの6種目に挑戦した。出場者は「我こそは竏秩vと張り切って各種目に挑戦したものの思ったほどの成績が出ず、がっかりした表情を見せながらも気を取り直して次の種目へと挑んでいた。
優勝者は次の皆さん。
◇子どもの部▽シャトル投げ=大野恭輔7メートル40▽くつとばし=木下拓哉17メートル25▽早回しとび=大野恭輔173回▽かたあしケンケン=松原大地5秒22▽ごしごしぞうきんがけ=気賀澤仁哉5秒73▽ストラックアウト=本島けんと60点
◇大人の部▽シャトル投げ=鳴澤幸代6メートル60▽くつとばし=村上晃22メートル20▽早回しとび=村上晃162回▽かたあしケンケン=下平智彦6秒23▽ごしごしぞうきんがけ=村上晃大会新4秒53▽ストラックアウト=鳴澤幸代、池田和守、村上晃60点 -
はら美で阪井茂治作陶展
佐賀鍋島藩の御用窯で引き継がれてきた「鍋島」を今に伝える作陶家・阪井茂治さんの作陶展が7日まで、伊那市旭町のはら美術で開かれている。卓越した技術と細部まで行き届いた心遣いが感じられる丸皿や小つぼなど約150点が、訪れた人を魅了している。
阪井さんは兵庫県出身。伊万里で13年間修行を積み、30年来製作活動に励んでいる。現在は富士見町に窯を構えている。
献上品として重宝されてきた鍋島は、明治時代、市場に出回るまでは門外不出の技法として高い技術水準を維持してきた。それぞれ作業は分業となっており、一つの作品を仕上げるのには多くの人の力を必要とする。しかし現在は、その技術を引き継ぐ職人はわずかしか残っていない。まして阪井さんのように成形から赤絵付け・釉掛けまで一環してできる職人はいないという。
主催者は「これだけの数の鍋島がそろうことは珍しい。ぜひ足を運んでほしい」と話していた。 -
伊那技専まつり
日ごろの活動を地域の人に知ってもらおう竏窒ニ4日、「伊那技専まつり」が南箕輪村の県伊那技術専門校であった。
毎年恒例の祭りでは、機械・電子、情報、木工など全学科の訓練生が、展示発表や体験コーナー、展示販売などを通してそれぞれの取り組みを披露している。中でも、木造建築科、木工科の訓練生が展示即売する木工家具などは人気が高く、毎年訪れる人も多い。
全部で約100点が並んだ今年も、販売開始時刻前からほしい作品を定める人たちが会場に集まった。販売開始時刻になると、ジャンケンで作品の購入者を決める光景があちらこちらで見られた。
体験コーナーは、訓練生たちに機械の使い方を習いながら作品製作などを楽しむ来場者でにぎわった。
昨年は約500人が来場。地元住民だけでなく、同校OBなども多いという。 -
グリーンファーム蘭展
伊那市ますみヶ丘の産直市場・グリーンファーム(小林史麿代表)は12日まで、原種・園芸種合わせて500種類のランが並ぶ展示即売会を開いている=写真。会場にはさまざまな色合いと優美な姿の世界各国のランが並び、多くの人たちでにぎわっている。
今年は園芸種400種に加え、原種にも力を入れて100種ほどそろえた。鉢数は約500縲・00鉢。
寒さには弱いが、取り扱いはそれほど難しくないため、要領をつかめば誰でも育てることができるという。
カトレア、シンビジウム、デンドロビュームなど、低温に比較的強い種類が人気。今年は、直立しているものより垂れ下がるタイプのものが売れている。
これだけの規模の展示会は県内では珍しく、掘り出し物も多いため、例年訪れる買い物客も多いという。