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第14回百射会
駒ケ根市体育協会弓道部(北村弥昌部長)は26日、第14回百射会を駒ケ根市弓道場で開いた。25人が出場し、一人100回ずつ矢を射る気力と体力の限界に挑戦した=写真。
上位は次の皆さん。
(1)前沢秀夫(宮田村)76中(2)春日貴(駒ケ根市)70中(3)柴種徳(伊那市)70中(4)今井勉(飯島町)61中(5)湯沢幸司(駒ケ根市)58中 -
なつかしのシネマ上映会
伊那市のきたっせ活性化委員会は月1回、「なつかしのシネマ上映会」を定期的に開く。伊那北地域活性化センター(きたっせ)の利用度を高めるねらい。
委員会でDVDを借り、プロジェクターに映す。会場は200人近くが入ることができる。茶、またはジュース代の300円が必要。
当面の日程は3月3日午後1時半から、大川橋蔵主演の時代劇「銭形平次」、4月15日は上原謙主演の「愛染かつら」。上映会の日にちは不定期。
伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネル開通の記念イベントとして、2月4日、きたっせで第1回のシネマ上映会を開いた。石原裕次郎、浅丘ルリ子主演の「銀座の恋の物語」を上映したところ、区内外から60代を中心に約70人が集まった。「楽しみにしているから、続けてほしい」「懐かしいものを見たい」と好評だった。
参加者のアンケートから、小林旭、美空ひばり、寅さんシリーズなどの要望が多く、委員会ではそれらを参考にして作品を選ぶ。
イベント企画の矢野昌史委員長は、反響の大きさを喜び「入場者数に関係なく、定着するように続けたい」と話し、地域住民らのコミュニケーションの場になることを期待。
上映日程は山寺区の回覧板で知らせているが、だれでも入場できる。
昨年秋、伊那商工会議所で視察した栃木県足利商工会議所のまちなか再生イベント「懐かしシネマ上映会」をヒントにした。 -
地区営農組合設立総会
26日夜、宮田村の中越、大久保両地区でそれぞれ地区営農組合の設立総会があった。一村を一農場とする考え方が特徴の「宮田方式」と呼ばれる集団営農を再編して1月に発足した村営農組合の下部組織として、今後地域に密着した実践的な活動をしていく。
中越と大久保の各集落センターでそれぞれ行われた総会には組合員ら約40人ずつが出席。規約と正副組合長ら役員人事の提案を受け、全会一致で可決・承認した。新谷組合長(中越)、小田切組合長(大久保)は「皆さんの協力でより良い農業づくりを推進していきたい」などとあいさつした。
新役員は次の皆さん。
◇中越▽組合長=新谷清人▽副組合長=小田切暢明(営農企画・土地利用部長)片桐美義(機械・労働調整部長)▽会計=小田切正義、日向一男▽監事=橋倉糧司、久保田瑞穂
◇大久保▽組合長=小田切島数▽副組合長=小松芳美(営農企画・土地利用部長)小田切忠(機械・労働調整部長)▽監事=伊藤千春、赤羽孝志▽会計=小松俊治 -
「アンサンブル信州in宮田」定期演奏会
「アンサンブル信州in宮田」は26日、第4回定期演奏会を宮田村の村民会館で開いた。午後2時から「子どものためのコンサート」を、午後6時から「室内楽の夕べ」を開き、集まった聴衆に一流のアンサンブルを披露した。メンバーはアンサンブル創設者でビオラ奏者の兎束俊之さん、バイオリンの齋藤真知亜さんと浅井万寿美さん、ピアノの石井克典さん、チェロのドミトリー・V・フェイギンさん(ロシア)の5人。
「子どものためのコンサート」のステージに登場した5人はバッハ、ブラームス、モーツァルトなどの名曲を次々に演奏=写真。曲の合間には、手にした楽器についてユーモアを交えながら楽しく解説した。集まった小中学生や保護者らは、めったに生で聞けない一流の演奏の音色にうっとりした表情で聴き入っていた。 -
第2回町ドッジボール大会
飯島町教育委員会は26日、第2回町ドッジボール大会を飯島小学校体育館で開いた。町内の小学生から一般の6チームが出場し、総当りリーグ戦で優勝を競った。
選手らはコートの中を縦横に動き回って相手の攻撃をかわしながら=写真、時折見事にボールをキャッチして大きな拍手を受けていた。大人はパワーはあるものの、すばしこさとスタミナでは小中学生に遠く及ばず、かなりの苦戦を強いらていたが終始笑顔で楽しそうにプレーしていた。
順位は次の通り。
(1)キングファイターズJHS(2)ブルースカイ(3)キングファイターズ(4)飯島ウイングス(5)親町大人(6)5竏・パワフルズ -
天竜川座談会
市民団体「天竜川ゆめ会議」(福澤浩会長)は26日、4年前にまとめた「天竜川みらい計画」のその後の状況などについて考える第4回座談会を飯島町の町文化館で開いた。約70人が参加し、ゆめ会議の活動報告や、小グループに分かれての意見交換、全体会議などを通じて、世代を超えた意識の向上と積極的な取り組みの必要性などを確認し合った。
参加者らは話題提供としてゆめ会議の活動報告を聞いた後▽川の文化の継承と創造▽流域住民の意識▽景観▽動植物▽川の怖さ竏窒ネどの小グループに分かれてそれぞれ意見を交わした=写真。「ざざむしなどの水生昆虫は石が流されて動かないと育たない。川に木がはびこって水量が減ると生物にも影響があるということだ」「災害対策も大切だが、昔のように自然で豊かな川の流れを何とか取り戻せないものか」など、活発に意見を出し合っていた。
座談会は03年から毎年開き、02年にまとめた「天竜川みらい計画」などについて意見交換している。 -
市少年剣道大会
駒ケ根市は26日、第25回少年剣道大会を駒ケ根市武道館で開いた。小中学生約90人が出場し、優勝を目指して熱戦を展開した。
上位は次の皆さん。
▼小学1・2年の部(1)澤上怜央(2)田中伶穏(3)酒井皓二郎▼小学3・4年男子の部(1)松村青(2)石沢宇志(3)小林駿▼小学3・4年女子の部(1)竹澤萩野(2)新井詩織(3)田畑野乃夏▼小学5・6年男子の部(1)宮澤圭太郎(2)唐木瞭(3)石澤周▼小学5・6年女子の部(1)澤上かれん(2)清水はるな(3)熊澤洋乃▼中学男子の部(1)下井隼人(2)湯澤卓哉(3)熊澤竜作▼中学女子の部(1)中村佳与(2)長坂明美(3)尾上優香 -
劇団なんじゃもんじゃ公演
駒ケ根市立図書館(北澤みえ子館長)は26日、幼児から小学校低学年の子どもと保護者を対象にした「春を呼ぶお楽しみ会」を駒ケ根市文化会館で開いた。親子ら150人が集まり、岐阜県の劇団「なんじゃもんじゃ」の楽しい芝居『きずだらけのリンゴ』を楽しんだ=写真。
舞台では、人間をだまして遊ぶのが大好きなキツネのゲンタと、友達になった人間の女の子とが繰り広げる笑いと感動の物語が展開。客席を埋めた親子らは大笑いしたり、時折しんみりしたりながら本格的な芝居を楽しんでいた。 -
第18回駒ケ根高原スキー大会
駒ケ根市は26日、第18回駒ケ根高原スキー大会を駒ケ根高原スキー場で開いた。小学生、中学生、一般の各男女の部に県内外から83人が出場し、それぞれ優勝を目指してコースに挑んだ。
天候はあいにくの雨。コースの雪はたっぷりと水気を含み、時折霧がかかって視界をさえぎるなど、コンディションは最悪だったが、出場した選手らは1秒でも速くゴールしようと果敢に旗門を攻め、スピードに乗ってフィニッシュラインを目指していた=写真。
結果は次の通り。
▼小学生以下女子の部(1)清水映名(名古屋市)34秒59(2)高橋知世(飯島町)(3)細田真貴(駒ケ根市)▼小学生以下男子の部(1)小椋裕太(駒ケ根市)27秒12(2)伊藤哲(伊那市)(3)植村公貴(安城市)▼中学生女子の部(1)宮澤夢美30秒02▼中学生男子の部(1)井口大成(駒ケ根市)26秒58(2)加藤浩耀(同)(3)竹村悠斗(同)▼一般女子の部(1)井口奈菜(駒ケ根市)28秒71(2)細田悦子(同)(3)蟹沢ゆかり(伊那市)▼一般男子の部(1)田畑貞良(伊那市)25秒35(2)平沢俊充(松川町)(3)蟹沢安彦(伊那市) -
大人の寺小屋塾で写経
NPОかつらが運営する大人の寺子屋塾が23日夜、中川村葛島の延寿院であり、24人が参加し、伊佐栄豊住職(かつら理事長)の指導で心静かに、般若心経を写経した。
手を洗い、口を濯いだ受講生は香がたかれた本堂に正座し、1分間に4回というゆっくりと静かな呼吸法で心を落ちつかせ、机に向かった。
伊佐住職は「写経とは一字一仏といい、一字一句に仏様をお迎えする気持ちで書く。間違えても、×で消したりせず、○印を付け、紙の上の余白部分に書きなおす。字の上手、下手でなく、早さにもとらわれず、仏様と一体になる感じで書くように」と写経の方法や心構えを話した。
この後、参加者は弘法大師の墨蹟を模した原寸大の手本の上に和紙を置き、1字1字丁寧になぞりながら、般若心経を写した。 -
長谷村民トリムバレーで親ぼく深める
長谷村の第8回村民トリムバレーボール大会が26日、長谷中学校であり、競技を通して村民相互の親ぼくを深めた。
公民館分館ごとに編成した30チーム、約150人が参加。ブロンズ(中学生以上)シルバー(40歳以上)ゴールド(50歳以上)の各部に分かれて熱戦を展開した。
参加者たち心地よい汗を流し、和気あいあいと楽しんでいた。
結果は次の通り。
◇ブロンズの部▽(1)それでも地球は回っているかも?(黒河内)(2)おやげねー(非持)(3)あんじゃねぇ(非持)
◇シルバーの部▽(1)中尾A(中尾)(2)モンスター(非持山)(3)すっとこどっこい(非持)
◇ゴールドの部▽(1)風雪ながれ旅(黒河内)(2)一貫水路(溝口)(3)黒河内気合いだ(黒河内) -
キッズ王国
本の読み聞かせや遊びがいっぱい詰まった「キッズ王国」が26日、伊那市の伊那公民館であった。会場は身動きがとれないほど親子連れでにぎわい、子どもたちは目を輝かせて遊びに熱中した。
市内7公民館と、各種団体やサークルなどでつくる実行委員会の主催。読み聞かせや手作りの遊びを通して読書を啓発し、物づくりの楽しさを体験させようと今年で14回目。
催しは、絵本や紙芝居などの「おはなしのひろば」、影絵劇、魚釣り、ダンボールで作った家やブロックでの遊び、スライム作り、春富中学校の生徒による寸劇や吹奏楽演奏など盛りだくさん。
子どもたちは、小麦粉粘土でお菓子を作ったり、紙のプールに入って頭から紙をかぶったり投げたり、ダンボールの家に入って窓から顔を出したりと、次々にコーナーを体験してはしゃいでいた。 -
合併する2町村の福祉施設にタオルなど寄贈
伊那市内の12女性団体でつくる同市女性団体連絡協議会(有賀喜志子会長代行、3400人)は27日、各団体の会員が集めた古布や新しいタオルなどを福祉施設の「さくらの里」(高遠町)、「サンハート美和」(長谷村)へ寄贈した。
福祉に役立ててほしい竏窒ニ、3年前からはじまったボランティア活動。昨年は市内の6個所の施設に寄付したが、本年は高遠町と長谷村が伊那市と合併するので、同町村の2施設へ送った。
寄付するにあたって同市役所で午前中、約15人の代表者が集まり、タオルなどを施設ごとに仕分け。集まった物資は「昨年とほぼ同じ量(前回は約150キロ)」(有賀会長代行)。大きなシーツなどは、30センチの大きさにそろえて切ったりもした。
代表者らはその後、各施設を回って手渡し、施設内の見学もした。
同市女性団体連絡協議会では、合併後もボランティア活動を続けていきたいという。 -
手づくりの第九演奏会
伊那、木曽合同練習始まる伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネル開通を記念した「手づくりの第九演奏会」に向け、伊那地域と木曽地域の合唱団の合同練習が始まった。26日夜、伊那市の県伊那文化会館での初練習は約270人が参加し、本番と同じ大ホールのステージで練習に励んだ。
有志でつくる合唱団は伊那地域240人、木曽地域80人の総勢320人。中学生から70歳代までが集まり、伊那は昨年6月、木曽は7月から月1回の練習を重ねてきた。
木曽地域からは遠い人で車で1時間かけて合同練習に参加。発声、緊張しても高い声が出る体操などをし、合唱指導を受けて歌った。
合唱はドイツ語で、4月末までに暗譜する。今後は合同練習が月2回あり、5月末からオーケストラやソリストと一緒にやる。
演奏会は6月18日午後2時から。「ソリストに合唱団320人、オーケストラ80人。迫力ある演奏になると思う」と事務局。チケットはすでに完売に近いという。 -
上伊那出身音高・音大在学生によるフレッシュコンサート
上伊那出身の音高・音大在学生による第9回フレッシュコンサートは26日、伊那市の県伊那文化会館大ホールであった。学生たちは一人ずつステージに立ち、若いエネルギーあふれる演奏を披露した。若い芽を育てる会主催。伊那毎日新聞社など共催。
音楽を学ぶ学生に発表の場を提供し大きなステージで発表する度胸をつけると同時に、地域の人に勉強の成果を聞いてもらおうと、保護者らでつくる同会が毎年開いている。
今年は音高生1人、音大生15人が出演。持ち時間は一人約10分で、ピアノ、サクソフォーンの独奏、ソプラノやバリトンの独唱を披露。それぞれが練習している曲、自分で作曲した曲など1曲から2曲を観客の前で堂々と演奏した。観客は学生たちの演奏に温かい拍手を送った。 -
長谷村消防団
最後の防火パレード春の火災予防運動(3月1日縲・日)に先駆け、長谷村消防団(平出万彦団長)は26日、伊那市との合併を控え村消防団として最後の防火パレードで、村内全域を回って火災予防を呼びかけた。
部長以上の14人が、車両4台に分乗し、空気が乾燥し火災が発生しやすくなっているため火の取扱いに注意するよう啓発した。
宮下市蔵村長は、「自分たちの地域は自分たちで守る意識が強く、団長を先頭に積極的に活動してもらっていることが成果につながっている。地区の安全のために活躍し、合併しても伊那市長谷としての活動があるので、また頑張ってほしい」とあいさつした。
平出団長は、「ここ数年大きな災害がなく皆の啓蒙のたまものと感謝している。合併しても消防団として何ら変わらない。地域を守る、災害弱者に目を向ける活動は同じ。力を合わせ、さらなる発展をしていただきたい」と訓示した。 -
第2回いな歌謡祭
第2回いな歌謡祭が26日、伊那市生涯学習センターホールであった。上伊那の歌謡教室で学ぶ生徒らが出演して熱唱、熱演した。
昨年開催し好評だったことから計画。今年は歌に踊りや手品なども盛り込んだ51プログラムを繰り広げた。
出演者は着物やドレスなど華やかなステージ衣装に身を包み、スポットライトを浴びて熱唱。日ごろの練習の成果を存分に発揮して自慢ののどを披露した。会場は満席で、素晴らしい歌声や踊りに大きな拍手を送った。
今井愛子パッショングループ、藤華流・藤華久三社中、東原とし歌謡教室などのダンスや踊りも歌謡祭をより一層盛り上げた。 -
南信地区スポーツ少年団バドミントン冬季大会
南信地区スポーツ少年団バドミントン冬季大会は26日、伊那市の県伊那勤労者福祉センターなどであった。小学生185人が出場して熱戦を繰り広げた。
スポーツ少年団の大会は10月と2月の年2回。今大会は茅野、諏訪、伊那、駒ケ根、高森北、高森南、松川、飯田市上郷の8つのスポーツ少年団が参加した。
ダブルス、シングルスでそれぞれ学年別で競技。2階観客席からの熱い視線を受けながら、速いスマッシュを決めたり、さらに速いスマッシュで打ち返したりと白熱した。
結果は次の通り。
【女子ダブルス】▼3年以下=(1)小林澪奈(駒ケ根)吉川奈緒子(飯田市上郷)(2)佐々木梨衣・山崎琉奈(駒ケ根)(3)高田実花・高田侑花(飯田市上郷)富田綾音・森谷麻衣(高森南)▼4年=(1)花岡莉奈・伊藤朱音(茅野)(2)片桐綾美・杉山裕香(松川)(3)新井菜々美・小原梨紗(松川)鷲尾麻里菜・坪木祐奈(伊那)▼5年=(1)高田梨紗・後町萌絵(茅野)(2)依田史奈・玉木絵理(駒ケ根)(3)赤羽根舞子・竹村春香(駒ケ根)松田咲実・市瀬優菜(飯田市上郷)▼6年=(1)林加菜子・丸山さなえ(松川)(2)吉沢奈津子・嶽沢直美(駒ケ根)(3)宮沢采那・小原早貴(松川町)塩沢まどか・土橋里紗(茅野)
【男子ダブルス】▼4年以下=(1)柳沢守・高橋航(茅野)(2)山岸哲・松原大地(駒ケ根)(3)栗原宏樹・山岸賢治(伊那)新村樹・小松慎悟(諏訪)▼5・6年=(1)高田京佑・根岸将希(茅野)(2)北林宏太・北林翔太(松川)(3)小沢亮・原謙二郎(飯田市上郷)北沢慶尚・小沢貴弘(松川)
【女子シングルス】▼3年以下=(1)田畑まゆ子(伊那)(2)松下佳世(松川)(3)高田実花(飯田市上郷)伊藤朱音(茅野)▼4年=(1)後町萌絵(茅野)(2)新井菜々美(松川)(3)岩波四季恵(諏訪)小原梨紗(松川)▼5年=(1)高田梨紗(茅野)(2)赤羽根舞子(駒ケ根)(3)武田さやか(伊那)北原里美(高森南)▼6年=(1)吉沢奈津子(駒ケ根)(2)林加菜子(松川)(3)丸山さなえ(松川)藤森遙香(茅野)
【男子シングルス】▼4年以下=(1)柳沢守(茅野)(2)山岸哲(駒ケ根)(3)網野豊(伊那)原謙二郎(飯田市上郷)▼5・6年=(1)高田京佑(茅野)(2)北林宏太(松川)(3)北林翔太(松川)根岸将希(茅野) -
ベテラン卓球選手権南箕輪大会
第13回上伊那ベテラン卓球選手権南箕輪大会は26日、南箕輪村民体育館で開き、30歳以上の50人が出場した。
種目はシングルス、ダブルス。それぞれ30歳以上49歳以下の1部、50歳以上の2部に分かれて競技した。ダブルスは男女混合で、当日朝の抽選で決まったペアで試合に臨んだ。競技歴の長いベテランぞろいで大会は盛り上がりを見せた。
結果は次の通り。
【シングルス】▼1部=(1)西村礼文(駒ケ根)(2)有賀益美(美篶レディース)(3)小林清(中央病院)佐藤直己(南箕輪)▼2部=(1)伊沢佐恵子(高遠)(2)千村淳子(駒ケ根)(3)埋橋澄子(伊那西)篠田洋子(南箕輪)
【ダブルス】▼1部=(1)小林清(中央病院)伊沢佐恵子(高遠町)(2)西村礼文・村上三和子(駒ケ根)(3)佐藤直己・古川美智子(南箕輪)、大芝信(駒ケ根)・埋橋澄子(伊那西)▼2部=(1)本田雅則(駒ケ根)原伊穂子(南箕輪)(2)杉浦博男・西尾和子(駒ケ根)(3)小坂秀一・三石房子(南箕輪)、有賀恒夫(南箕輪)・阿部恵子(伊那ママ) -
第4回箕輪町なわとび大会
箕輪町教育委員会主催の第4回なわとび大会は25日、町民体育館であった。幼児から大人まで248人が、跳ぶ回数や跳び続ける時間などを競い合った。
種目は団体、個人、親子ペアの3競技。団体は長なわ1分間とび、長なわ5人並びとび、10人並びとびで、小学校単位で編成したチームが参加。箕輪西小学校が最多出場で、並び跳びでは皆が心を一つにして「1、2、3…」と大きな声で数えながらジャンプした。
個人種目は前回しの時間とび、二重とび、あやとび。時間とびは保育園児も参加し、軽快に前回しをする姿を保護者がビデオやカメラで撮影していた。 -
南箕輪村公民館物作り体験講座「折り紙に挑戦」
南箕輪村公民館は25日、物作り体験講座「折り紙に挑戦」を開いた。20人が折り紙でひな人形づくりを楽しんだ。
ひな人形は内裏、三人官女、五人囃子を作る。お内裏様は青、おひな様はピンクの紙を使い、手本を見ながら丁寧に折った。小さい子どもは三角に折るなど自分ができるところを担当し、お父さんやお母さんが作り上げる様子を楽しそうに見ていた。
三人官女、五人囃子は一人ずつ作って折り方を覚え、残りは参加者がそれぞれ家で完成させる。
北殿区の80歳の女性は、「女だもの、ひな人形を飾りたいよね」と話し、きれいに内裏びなを折っていた。 -
上農定時制、高校改革プラン実施計画策定を前に要請書を提出
定時制の機能を多部制・単位制の中で十分に確保してほしい竏窒ニ、上伊那農業高校同窓会定時制部会や定時制PTAなどが27日、県教育委員会に要請書を提出した=写真。
関係者は、第3通学区高校改革プラン推進委員会(池上昭雄委員長)の示した最終報告案は、現状の定時制の機能を十分確保できないとしている。要請書は(1)4学年を基本とした学年制にすること(2)20人を超えない少人数学級の実現(3)夜間部だけで独立した学習の場を確保すること竏窒・輪工業に設置する多部制・単位制に求め、定時制の役割を確保することが満たせないのであれば上農定時制の存続を訴える。
県教委は「基本的には4学年制を前提として3年でも卒業できるというもの」「夜間部だけで独立したしばりを持たせるのでなく、選択の余地をもたせて可能性の幅を広げたい」とこたえ、定時制の機能は損なわれないとした。
しかし、保護者や教員は「現状定時制を居場所とする生徒は必ずしも選択肢の多い環境を望んでいるわけではない。横のつながりを求めている」として、要請への十分な配慮を求めた。 -
南信病院公開講座
南箕輪村の蜻蛉(あきつ)会南信病院(近藤廉治院長)で25日、京都大学名誉教授でサル研究の第一人者・河合雅雄さんを招いた公開講座があった=写真。河合さんは、廃れ行く里山と「文化的関係」を築く中で、森林を保全していく取り組みを提唱した。
日本人にとって里山は「生活の糧」を育ててくれる重要な存在だった。しかし、化石燃料や安価な輸入林の普及によってその役割は薄れ、現在はほとんどが手付かずのまま放置されている。森林の荒廃を招くだけでなく、鳥獣被害の増加などほかの弊害にもつながっている。
一方、日本と同様に森林面積率の高い欧州を見ると生活の一部として森林を楽しみ、その中で保全が進んでいる。河合さんはこうした「森遊び」の感覚がこれまでの日本にはなかったことに目を向けた。今後、日本人も、欧州人と森林との関係性にヒントを得ながら、遊び、教育、スポーツなど、さまざまな側面から里山との関わり方を模索し「文化的資源」として里山を生かしていく方法を模索していくべきとした。 -
伊那商議所女性会が中華料理の講習会
伊那商工会議所女性会(久保田育子会長、41人)は24日、伊那北地域活性化センター(きたっせ)で中華料理の講習会を開いた。会員15人が水ギョーザなど3品に挑戦し、試食した。
市内で「地産地消」として地元産シメジを使ったギョーザを売り出していることから、家庭料理に生かしてもらおうと企画。講師に、飲食店有志でつくる「伊那手づくり餃子(ギョーザ)愛好会」のメンバー3人を迎え、ギョーザに加えて酢豚、カニ玉も作った。
ギョーザの具はひき肉、ハクサイ、タマネギ、ショウガなど。生地を伸ばすときは「中心に指を置き、生地を回しながら伸ばす」などポイントを交えて説明した。
具を入れすぎて皮からはみ出し、やり直す場面もあり、和気あいあいと楽しんだ。
参加者は「厚さを均等にしたり、丸く形を整えるのが難しい。皮は無理だが、家で作ってみたい」と話していた。 -
教育基金講演会
駒ケ根市教育委員会は24日、市内の小学6年生と中学2年生を対象にした教育基金講演会を同市文化会館で開いた。児童、生徒のほか学校関係者や一般など約700人が集まり、京都大名誉教授で、兵庫県立「人と自然の博物館」館長の河合雅雄さんによる「自然が育む豊かな心」と題した講演を聞いた。
小さいころは体が弱く、小学校にも半分ほどしか行けなかったことから「勉強は全然できず、成績が悪かった」という河合さんは「山や川で遊んだり、たくさんの生き物と触れ合ったことで生命や欲望について学んだ。皆さんも動物を飼ったり自然の中で遊んだりして豊かな心を育てていってほしい」と語り掛けた=写真。
河合さんは霊長類研究の第一人者として世界的に知られる。『子どもと自然』『少年動物誌』など著書多数。 -
キッズわくわく宿冬バージョン
親子で自然に親しむ共同生活を体験してもらおうと駒ケ根市教育委員会は25日、市内の保育・幼稚園の年中、年長園児と保護者らを対象にした1泊2日の宿泊体験「キッズわくわく宿(じゅく)冬バージョン」を同市東伊那の農林業体験宿泊施設「駒ケ根ふるさとの家」で開いた。22組・44人の親子が参加し、たこ作りや手打ちそばつくり、もちつきなどを通して家族や友達同士のきずなを深めた。
初日、参加者らはたこづくりに挑戦。中村新平さん(71)=伊那市西町=の指導で揚がりやすく、壊れにくいたこを作った。父親らが竹ひごで骨を組んだり紙や糸を切ったりし、子ども達はたこの表に動物や花など好きな絵をマーカーで思い思いに描いて約1時間で完成。参加者らは早速たこ揚げを楽しもうと外に出たが、幸か不幸か穏やかなポカポカ陽気でほとんど無風状態。それでも子ども達は何とかたこを揚げようと元気に走り回った=写真。しばらくするうちに少し風が出始め、子どもたちの「揚がった、揚がった」と叫ぶ興奮した歓声があちこちで響いた。中には10メートルほどに揚がる出来の良いたこもあった。
26日にはもちつきやゲームなどを楽しむことにしている。 -
県看護大入試
駒ケ根市の県看護大(深山智代学長)は25日、06年度一般入学試験(前期)を同大で行った。会場の指定の席に着いた受験生らはそれぞれ緊張した表情で試験開始を待ち、小論文と面接に取り組んだ。受験したのは志願者78人のうち76人で、定員42人に対し倍率は1・8倍。
3月13日に行われる後期試験は定員8人に対して出願者は60人(男子5・女子55)で倍率は7・5倍。05年度の前期2・7倍、後期12・1倍に比べて「広き門」となっている。
合格発表は前期が3月1日、後期は同20日の午前10時から同大に受験番号が掲示されるほか、インターネットでの閲覧もできる。 -
写真展「小町屋女性五人展」
駒ケ根市赤穂小町屋在住の5人の写真愛好家女性らによる写真作品展「小町屋女性五人展パートII」が市役所向かいのアルプス中央信用金庫南支店ロビーで3月20日まで開かれている=写真。藤澤房子さん、多胡善江さん、伊藤ひとえさん、小島千鶴枝さん、山本純子さんが撮影した花や風景などの写真10点が展示され、訪れる人の目を楽しませている。
5人は市内の写真クラブ「彩(いろどり)」と「フォトF」の会員で、互いに近くに住んでいることから親交が深まり「作品制作の励みになれば」と展示会を企画した。
入場無料。 -
むらづくり講演会
茅野市の事例に学ぶ南箕輪村と南箕輪村むらづくり委員会は23日夜、住民と行政のパートナーシップを考える「むらづくり講演会」を村民センターホールで開いた。茅野市の矢崎和広市長が、「地域コミュニティの充実とパートナーシップのまちづくり」の取り組みを語った。
茅野市のパートナーシップを「知恵は住民から、予算は市長がつけ、方針が決まったら職員と住民が一緒に汗をかく」と説明。「これからのまちづくりは住民主導」との考えで、特に福祉、環境、教育の3分野で、一緒に知恵を出し汗を流すパートナー、実践集団を募集し、NPO法人が活躍しているプロジェクトを紹介した。
民間出身の矢崎市長は就任当初、行政の費用対効果という考え方の欠落、スピード感覚の無さにカルチャーショックを受け、前例主義、横並び主義、縦割り主義をやめるよう指示したことを話し、市民と行政の協働では行政は黒子となり、表彰など市民が世間から注目される働き掛けの必要性も述べた。
課題に自助、共助の原風景があった昭和30年代に住民の考え方が戻ることを挙げ、「自助、共助はちょっとしたことを住民やNPOができるかどうか。どれだけ互いに領域を広げ補完しあえるかにかかっている」とした。 -
西部花街道をつくる会
西県道沿いで伐採作業箕輪町の県道与地辰野線(通称西県道)を花街道にしようと活動する「西部花街道をつくる会」(50人、唐沢弘三会長)は25日、西県道沿いで樹木を伐採するなど法面の整備に精を出した。
会は、ボランティアで地域の活性化のために-と西県道沿いの住民有志で昨年発足。5月に花桃の苗木350本を植え、草刈りなど管理をしてきた。
この日は40人が参加。新たに花桃を植えるため、下古田、一の宮、富田の3カ所の法面で植樹の妨げになる木や道路に出た枝などを伐採。箕輪西小学校に通う子どもたちの通学路でもあることから、見通しがよくなるように雑木なども切った。
会員は、まきストーブなどで使うために持ちかえる木、燃やして処分する木など手際よく片付け、法面は見違えるようにきれいになった。
今後は、4月に花桃650本を植樹する予定で、昨年分と合わせて千本にする。