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食を考える月間パネル展示会
長野農政事務所と伊那市役所は5日から、「食に関するパネル展示会」を市役所玄関ロビーで開いている。
1月は「食を考える月間」。農林水産省は、食の生産から消費までに携わる人すべてに、食への意識を高めてもらおう竏窒ニ、活動しており、パネル展もその一つ。市役所での展示は2年目となる。
今年は食料自給率と食事バランスガイドがテーマ。食料自給率の向上は、新たな食料・農業・農村基本計画の中でも重要視している課題の一つで、今回は具体例やイラストなどを使い、日本の現状を分かりやすく示した。
昨年農水省と厚生労働省が共同で作成した食事バランスガイドは「食生活指針」を図形化したもの。コマ型の図形から、各食品の摂取目安がチェックできるようになっており、自分の食生活を簡単に見直すことができる。パネルでガイドの見方を解説し、年齢や生活形態にあった3通りのガイドを手に取れるようになっている。
16日まで。 -
みはらしファーム
まゆ玉づくり、楽しく伊那市西箕輪のみはらしファームで8日、伝統のまゆ玉づくりがあり、市内外から約40人が参加して、ゆでた米の粉で、蚕のまゆの形をした紅白の餅をつくり、ミズブサの木にさして楽しんだ。
かつては養蚕業の隆盛と五穀豊穣を願って行われていた行事。みはらしファーム公園事務局の牧田豊さんによれば、年明けに里山への入山が許される8日に行われるのが慣わしだったとか。現在では、地域や家庭で行うことも少なくなり、伝統行事を守り・復活させるために、開園以来続けている。7回目。
みはらしファームのファンで茅野市から一家4人で参加した高松さん家族は、「昔、おばあさんの手伝いでやったことがあるが、自分たちが親になってからはやったことがなかった。みはらしファームを訪ねてた時に、この催しがあるのを知り、今年で2回目の参加」と話した。
出来上がったまゆ玉は、1家族1本持ち帰ったほか、残りはみはらしファーム内に飾り、22日のせいの神の祭事で焼いて食べる。 -
信濃錦で仕込み体験会
伊那市の醸造会社、「信濃錦」宮島酒店(宮島宏一郎社長)で8日、日本酒の仕込み体験会があった。市内の正藤酒店、井田屋酒店をはじめ県内各地、愛知・岐阜・京都など他府県からも合計12軒の酒販店が参加。一般市民も加わり総勢30人近くが、もうもうと上がる湯気の中で、こうじをいじったり、蒸米を運ぶなど酒蔵の仕事を体験した。
同社では毎年立春の2月4日に、酒販店や料飲店・一般消費者が、新酒を搾り、瓶詰めして、その日の内に味わう「立春朝搾り」の取組みを行っている。今回仕込んだ酒は、この時に搾る酒。契約を結ぶ飯島町の農家が栽培した無農薬の酒米「美山錦」を使い、自分たちが搾る酒を、自分たちで仕込んだ。
参加者の多くは、05年の田植えや草取り、稲刈りにも参加しており、米づくりからはじめて酒づくりの全工程を体験することになる。
開催を知り夫婦で飛び入りで参加した伊那市西町の登内英雄さんは「仕込む米にこんなに味があるのかと驚ろいた」、奥さんの元子さんは「こうじはかめばかむほど甘味がでてくるのでビックリした」と白衣姿で話した。
田植えから参加しているという京都府の酒販店店主は「米づくりから加わっているので、愛着が沸くし、お客さんに説明する時も力が込められる」と語った。
立春の朝には720mlビン3000本の新酒になる。正藤酒店・井田屋酒店で注文を受付けている。 -
向山県議後援会・公友会
新春顔合わせ会、にぎやかに県会議員の向山公人氏の後援会・公友会の新春顔合わせ会は8日、伊那市の伊那商工会議所大ホールであり、約400人が集まった。
神山公秀後援会長のあいさつに続いて演壇に立った向山県議は「伊那市・上伊那が良くなることは、結果的に長野県が良くなることだと思い活動してきた」と述べ、正副議長の公選制導入、議場への国旗と県旗の掲揚、公共交通網整備特別委員会の設置竏窒ネどを2期目2年の折り返しまでの成果として上げた。
来賓として、宮下一郎衆院議員、小坂樫男伊那市長、宮下市蔵長谷村長、征矢福二JA上伊那組合長、藤沢秀敬伊那商工会議所副会頭があいさつ。夏の県知事選にむけ、田中知事に代わる県知事誕生を訴える声が多く、小坂市長からは「向山さんに出馬を求める声も多い」との発言も飛び出した。 -
駒ケ根青年会議所新春会員大会
駒ケ根青年会議所(JC)は7日、新春会員大会を駒ケ根商工会館で開いた。伊南4市町村の首長をはじめ約50人の招待者らを前に新理事長の加藤道生さんら新役員らが決意を述べ、たる酒の鏡を開いて華々しく新年度のスタートを切った。
加藤理事長はあいさつで「伊南をさらに活気ある地域にしていくためには、将来を見据え、果敢に策を打って地道に実行していけば必ず成果となって表れてくるはず。特効薬はないが、明るい未来のためにJCに何ができるかを考え、青年にしかできないことを勇気を持って実行し、力強く前進していきたい」と決意を述べた。 -
どんど焼き
駒ケ根市で7・8日、正月の伝統行事「どんど焼き」が各地区の広場や田んぼなどで行われた。赤穂北割二区の光前寺では夕闇迫る午後5時過ぎ、各家庭から集められたしめ飾りや門松、だるまなどが雪に覆われた早実グラウンドの一角にうずたかく積まれ、子どもたちや保護者らが見守る中、厄除けや無病息災などを願って燃やされた=写真。子ども達は赤々と燃え上がる炎の周りを歓声を上げて走り回るなど大はしゃぎ。火の勢いが弱まるのを待って焼いたもちを皆でほお張り、昔ながらの伝統行事を楽しんだ。
保護者の一人は「昔は正月飾りはもっとたくさん集まったし、どんど焼きの火はもっともっと大きかったもんだ。子どもたちも少なくなって、何だか少し寂しい気もするね」と感慨深げにつぶやいていた。 -
長谷村消防団 出初め式で初めての分列行進
長谷村消防団(平出万彦団長、110人)の出初め式が8日、村公民館であった。3月31日の伊那市・高遠町・長谷村の合併に伴い、村単位では最後となるため、伊那市・高遠町消防団の協力を得て、初めて市中の分列行進に取り組んだ。
式典に先立ち、小大沢橋手前縲恆コ公民館の延長約500メートルを分列行進。団員約70人に、伊那市・高遠町消防団ラッパ隊の各12人が加わり、ポンプ車が連なった。
長谷小学校付近では、平出団長、宮下村長らの観閲を受けた。
沿道には地域住民20人ほどが駆けつけ、ラッパ隊の演奏に合わせて堂々と歩く団員の姿を見守ったり、写真に収めたりしていた。
これまで団員数が少なく、ラッパ隊がいないことから、分列行進はしていなかったという。
式典で、平出団長は「消防団は住民の生命、身体、財産を守る使命がある。昨年発足した自主防災会と連携を取り、住民から愛され、信頼される団員になってほしい」と訓示。
そのあと、日本消防協会表彰をはじめとする表彰があった。
合併後、団員の定数は変わらないものの、現在の2分団7部から1分団3部になる。
同日、高遠町でも出初め式があった。 -
南箕輪村消防団出初め式で新春イベント企画
南箕輪村消防団・日赤奉仕団の出初め式が8日、南箕輪村民センターであった。分団旗を約30年ぶりに新調し、唐木村長から各分団に授与された。また、消防車の試乗など新春イベントを初めて企画し、子どもたちの人気を集めた。
イベントは、消防団活動を知ってもらうとともに、子どもたちが消防車両に触れることでいずれ消防団に入る機会になればと設けた。
役場駐車場には、自動車ポンプ車3台、小型ポンプ車7台が勢ぞろい。伊那消防署に配備されているはしご車も登場した。子どもたちは「あれに乗りたい」と親の手を引き、満足顔で運転席に乗った。団員がポラロイドカメラでハンドルを握る子どもを一人ずつ撮り、写真をプレゼントした。ほとんどの子どもは大喜びだったが、中には、はしご車が高くて「怖い」とすぐ降りてしまう子どももいた。
全伸長30メートルのはしご車を上下に動かし、救助者らが乗るバスケットから菓子をまく宝投げもあった。
市中行進に続いて開いた式典には団員148人、日赤奉仕団員23人が出席。
式辞に立った唐木村長は「自分たちの地域を自ら守ることは、地域づくりの原点である」と活動への協力を求めた。
宮島忠夫団長は「全団員が地域住民と一体となって住民が安心して暮らせるまちづくりにまい進する」と訓示した。 -
SO竏鱈ABが新春ライブ
邦楽バンド「SO竏鱈AB(ソーラボ)」のライブ「その参」が8日夜、伊那市生涯学習センター6階ホールであった。「和」と「洋」をコラボレートしたステージで、奏者と観客が一体となって楽しんだ。
00年夏に結成されたソーラボは、伊那市を中心に尺八、箏(こと)、十七弦、ギター、パーカッションの奏者5人のグループ。
今回はオリジナル曲「風来」「朝霧」「月の贈り物」「Gmブルース」などを中心とした12曲を用意した。童謡「チューリップ」を明るく、楽しくアレンジした最新作「SA・I・TA(咲いた)」も。
ロック調の雰囲気を出したステージに、奏者5人が立ち「子どものころ、西部劇が好きだった。疾走感の曲を作りたいと思って書いた」など曲紹介を交えながら、軽快な音楽を奏でた。
観客約200人はリズムに乗り、新春の一夜をにぎやかに過ごした。 -
小坂氏後援会が新年会
伊那市長小坂樫男氏(70)=無所属、小沢=の後援会は8日、市内で新年会を開いた。小坂氏は、伊那市・高遠町・長谷村の合併で新伊那市発足に伴う市長選挙への正式な出馬表明は13日以降になるとした。
会場には、支持者約700人が参集。
新年会前の拡大役員会で、市長選に小坂氏を推薦することを決めた。新年会で後援会「やまなみ会」の赤羽政喜会長が報告し、同意を求めると、会場から大きな拍手が沸いた。
小坂氏は「合併は大詰めを迎え、13日の合併協で地域自治区長の権限などを報告する。協議会長として合併を取りまとめたあとで、正式に表明したい。市町村民の理解を得て、ともにすばらしい新市を作りたい」と述べた。
そのあと、宮下一郎代議士、木下茂人・向山公人県議らが激励。
高遠町の伊東町長は「合併をまとめ上げた小坂氏が新市長の適任者。市全体が発展できるかじ取りをしていただきたい」と応援した。
赤羽会長は「近く、役員会を開き、選挙戦に備えた体制を整える」とし、高遠町・長谷村にも後援会支部を立ち上げていく。 -
あるしん キャッシュカード現金引き出し限度額を引き下げ
アルプス中央信用金庫は11日から、偽造・盗難カードによる不正引出しの被害を最小限に防ぐため、キャッシュカードを使った一日あたりの現金引き出し限度額を200万円から100万円に引き下げる。
一日あたりの振り込み限度額は従来どおりの200万円。ただし、200万円から現金引き出し利用額を差し引いた金額を限度額とする。現金の引き出し限度額は、100万円を上限に変更もできる。
同信金の現金自動預払機(ATM)では、一部の機械を除き、キャッシュカードの暗証番号を変更できるサービスを開始している。 -
出初め式 安全確保で決意新た
伊那市消防団の出初め式が9日、中央市街地などであった。高遠町、長谷村との合併前、現伊那市として最後の式のため、分列行進・一斉放水の場所を12年ぶりに市役所付近から移動した。分列行進などには、特別企画の腕用ポンプ(1915年製)も登場し、例年より多い市民らが集まりにぎわった。
消防団をはじめ、赤十字奉仕団、婦人消防隊、少年少女消防クラブなど約600人が集まり、市駅前ビルいなっせ竏駐・M交差点間を分列行進。天竜川・大橋の上流では、腕用ポンプ1基、消防ポンプ24基などが1分間放水し、消防能力の高さを誇示した。
腕用ポンプの放水能力は1馬力で、1分間に270リットルの放水が可能。こぎ手をした団員の一人は「残り30秒がきつかった。昔の人の苦労が偲べました」と肌寒い中、息を切らしていた。
市民会館での式典で田畑安彦団長は、新伊那市発足後の消防団について「各団の歴史と伝統を受け継ぎながら、地域の安全を守る奉仕者として、広域的かつ機能的な予防活動を心がけて取り組んでほしい」と訓示した。
日本消防協会長、県消防協会長などの表彰や、消防音楽隊と消防団ラッパ隊によるアトラクションもあった。
05年の伊那市の火災件数は43件(前年比10件増)、損害額は4078万3千円(同126万5千円減)。団員の出動状況は延べ738人(同712人減)だった。 -
「伊那美篶米」関東圏で販売好調
上伊那農業協同組合(JA上伊那)と全農パールライス東日本が、04年11月に関東圏で販売している「伊那美篶米」は、1年間で300トンを売り上げるまずまずの出だしだ。
石灰岩から流れ出る水で成長した美篶地区の米はミネラルが豊富で、全農の格付けでも特Aランクとして上伊那の他地域より高い評価を得ている。ただ、価格も引き上げてしまい、なかなか消費につながらないという問題もあった。そのためJA上伊那は、美篶の米を上伊那他地域と同じAランクで販売することで、価格を引き下げた。
その中で、価格は抑えつつも、何とか特Aレベルの評価を生かした販売方法がないか竏窒ニ、販売促進方法を模索。全国展開するイトーヨーカドーに話を持ちかけたところ、同社の独自ブランドとして美篶の米を販売することが実現。「伊那美篶米」という名称で上質な米であることをPRし、他地域の米との差別化を図った。
現在、伊那美篶米は、関東圏にある約100店舗で販売しており、美篶地区の出荷の約4分の1を占める。
JA上伊那は、上伊那地域の米を「上伊那米」として東急百貨店で販売し、こちらも年間300トン以上の需要があるという。
JA上伊那の担当者は「これまで内陸の米は、あまり高い評価を受けてこなかったが、食味向上の努力などが、消費者にも評価されてきた結果では」と話している。 -
中小企業の技術者を対象としたスキルアップ講習会
中小企業技術者の人材育成に役立ててもらおう竏窒ニ7日、南箕輪村の県伊那技術専門校
で、企業在職者を対象としたスキルアップ講習会があった。地元企業に勤める13人が受講。飯島町の自動化機器開発メーカー・アルプスエアの社長・米山達夫さんを講師に迎え、国家試験「空気圧器具組み立て」の受験対策を学んだ。
団塊の世代が退職し始める07年度を前に各企業では、優れた技術を引き継ぐ若い人材の育成が課題となっている。また、充実した研修制度などを設ける大企業に比べ中小企業は、人材育成にまで十分な配慮ができないことも多いという。
そこで県は今年度、機械、電気系製造業系在職者のスキルアップを図るべく「信州ものづくりスキルアップ事業」を立ち上げた。今回の国家試験対策もその一環となる。これまでも、在職者向け講座を一部で開講していたが、今年度からはその枠を拡大した。また、地域に即した講座を充実させるため、地元企業から具体的要望を募集し、各講座を企画している。
今回の講師、米山さんは「さまざまな能力が要求される中小企業こそ、人材育成が必要。資格を取得することは、技術者の身分保障にもつながる」と話していた。
今年度県伊那技術専門校で開講する在職者向け講座で、現在受講者を募集しているのは次の通り。
◆三次元CAD体験講習会1=2月2日(定員20)1月20日まで
◆三次元CAD体験講習会2=2月16日(定員20)2月3日まで
◆Qプログラミング=3月13、14日(定員10)
◆CAM技術セミナー=1月25日(定員10)1月13日まで
◆高速高度加工の理論と実際=2月8日(定員20)1月25日まで
詳細は同校ホームページで確認できる。 -
伊南の3市村で出初め式
駒ヶ根市、中川村、宮田村で8日、それぞれ消防団の出初め式が開かれた。規律正しく市中を分列行進するなど伝統を重んじながら、団活動を幅広く知ってもらおうと初の試みもあった。
駒ヶ根市消防団の出初め式には、子どもたち65人が初参加。団員と一緒に市街地を行進パレードし、防災意識の向上や消防団の重要性を市民にアピールした。
参加したのは父親が消防団に入っている園児や小学生。団員と同じハッピに身を包み、JR駒ヶ根駅前から式典会場の文化センターまで歩いた。
行進の前には、伊南行政組合北消防署の消防車や救急車を駅前広場に開放。署員とふれあいながら、記念撮影する子どもたちの姿がみられた。
消防団本部では、状況をふまえて来年以降は子どもたちの参加範囲拡大も検討。理解を深めてもらうことで、将来の団員確保にもつなげたい考えだ。
式典では団員や協力団体などを表彰した。
中川村消防団の出初め式は、団員が勇壮に分列行進。式典も開き、地域防災の誓いを新たにした。
中川中学校前に集合し、文化センターまでパレード。そろった隊列で曽我逸郎村長の観閲を受けた。
式典では下平道広副団長、北島正俊第3分団長が日本消防協会長表彰を受けたのをはじめ、上伊那消防協会長表彰、団長表彰などがあった。
曽我村長は「皆さんの活動に接するたび頼もしく思う。今後も若さあふれる情熱とエネルギーに期待する」と激励。発生も危ぐされる大規模地震なども見据えて、より一層の消防団の結束も求めた。
宮田村消防団出初め式は、152人の団員が市街地を分列行進。結束して防災力を強化しようと、式典でも士気を高めた。
ラッパ隊の演奏にあわせて、JR宮田駅前から隊列を組んで行進。せせらぎ公園前で清水靖夫村長や来賓の観閲を受けた。
式典では78人の団員と第1分団を表彰。ポンプ操法の練習会場を提供した村内企業のマスダと農事組合法人ひかりに感謝をこめて表彰状を贈った。
清水村長や来賓は日ごろの消防団活動をねぎらいつつ、地域防災をより高めるために一層の協力を呼びかけた。 -
少林寺拳法初げいこ
宮田村公民館の少林寺拳法教室は6日に鏡開きし、村武道館で初げいこをした。痛いほどの寒さにも負けず、子どもたちは気持ち新たに心身を鍛錬した。
厳しい寒さで、床の畳は凍るような冷たさ。それでもけいこが始まると、道場内はすぐに熱気に包まれた。
まずは座禅を組んで精神を統一。入念に柔軟体操して体をほぐすと、さっそく気合を入れながら型を反復練習した。
昨年は大人も含めて新たに9人が入り、現在のメンバーは30人ほど。この日も真新しい胴衣に身を包んだ女子が、寒げいこに汗を流した。
指導する鈴木英仁さんは「最近は子どもが襲われる事件が多い。今までもやっているが、親子一緒に護身術を体験できる機会も設けたい」と話していた。 -
道の駅、大鏡もち重量当てクイズ
飯島町七久保の道の駅花の里いいじま・本郷農産加工組合は9日、道駅で、百号の大鏡餅開きと、大鏡餅重量当てクイズの当選者を発表した。重量は19・7キロで、ピタリ賞は藤本拓海さん(伊那市)。
クイズの応募総数は487人、ピタリ賞1人のほか、0・2キロ違いの前後15人のうち、抽選で「近いで賞」10人を選び、賞品の切り餅セットとお年玉を贈った。
鏡餅は計測後、早速、一口大に切り分け、汁粉にして、来場者600人に振舞った。
来場者は「熱くて、おいしい」「とっても甘い」と笑顔でほおばっていた。
「近いで賞」当選者は次の皆さん(敬称略)
▽今井康子(飯田市)、中村啓子(富士見町)、松下良治(松川市)、中村綾子、山崎悠也(以上、駒ケ根市)、太田早苗(宮田村)久保田晃宏(飯島町)、ローレン・ランズベリー(名古屋市)、米山登(飯島町)、久田静香(安曇野市) -
愛情たっぷりの七草がゆ
正月疲れの胃袋を休める七草がゆ。宮田村の福祉交流施設なごみ家でも7日、利用者らに振る舞われ、「今年1年元気に過ごせそう」と喜んだ。
同施設管理人の鈴木幸子さんが、愛情たっぷり込めておかゆに彩り豊かな七草を添えた。
施設を利用していた小学生と、心の病と向き合っている当事者グループ「こざくら」のメンバーらがさっそく試食。「あったまる」「今年は良いことありそうだ」と、正月明けの伝統食を満喫していた。 -
駒ケ根ライオンズクラブ新春例会
駒ケ根ライオンズクラブ(北原公和会長)は6日、06年の新春例会を駒ケ根市のグリーンホテルで開いた。会員ら約70人が出席し、和やかに新年のスタートを祝った。北原会長はあいさつで「厳しさが続く経済環境の中、昨年末には株価が大きく上昇した。今年は明るさの期待できる1年であってほしい。クラブとしては『改革・友愛・奉仕の輪』のスローガンの下、今後とも地域に密着した奉仕活動をさらに積極的に行っていきたい」と力強く述べた=写真。
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海外協力隊入所式
駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)は6日、05年度第3次隊の派遣前訓練入所式を行った。海外ボランティアの志に燃えて全国から集まった候補生166人が出席し、正式隊員を目指して3月17日までの71日間の訓練をスタートさせた。候補生を代表してバングラデシュ派遣予定の安達淳哉さんは「初心を忘れずに訓練に取り組み、全員が派遣国に旅立てるよう頑張ります」と宣誓した=写真。
加藤所長はあいさつで「限られた時間の中で盛りだくさんの訓練を効率的にこなさなければならない。合宿生活にはさまざまなルールがあり、窮屈に感じることがあるかもしれないが、派遣国の環境に適応する訓練でもある。自分を合わせられない者は適性に欠けると言わざるを得ない。大いに切磋琢磨し、訓練終了後、全員がそろって修了証を手にできるよう健闘を祈る」と激励した。
派遣前訓練は近年79日間だったが今回は71日間。期間短縮の理由は▽年3回行っている訓練を4回に増やしたい▽派遣国でも隊員の訓練を行っている▽シニアボランティアの訓練も今後行っていく竏窒ネどで、今後段階的に短縮していきたいとしている。 -
伊那バス藤沢秀敬社長 年頭あいさつ
06年、伊那地域は2月4日の権兵衛トンネル開通と、3月31日の新伊那市の誕生を迎え、大きな変革の年となります。この地域で、バス・タクシー・旅行・燃料販売という運輸交通業にたずさわる者としては、本年を新しい交流が始まる年として大きな期待の中で迎えたいと思います。
特に権兵衛トンネルの開通で、伊那地域から、木曽だけでなく中京・名古屋方面につながるルートが開けることになります。中央アルプスをはさんだ東西の交流も広がり、広域観光の発展による外部からの誘客も重要になってきます。既に、中央高速バス新宿線の増便を検討していますが、さらに機を見た対応が必要になるでしょう。
しかし、運輸業の基本はあくまで、利用者の皆様に安全・安心を提供することです。大きな変化の年にあっても、この基本を忠実に守り、地味でも堅実に仕事をやっていきましょう。
昨年から工事を進めてきた新社屋も完成間近、1月23日から使用を開始します。3階建て・述べ床面積300坪の建物と、給油設備などを備えた新しい拠点になります。新しい社屋ができても、見た目は良くなったが、仕事の内実がおろそかになった竏窒ネどと、決して言われないよう、一生懸命に仕事をしましょう。
そのためにも、従業員の皆さんが健康管理に努め、1年を笑顔で送られるようにして行きましょう。 -
伊那食品工業 塚越寛会長年頭あいさつ
05年は、テレビ番組をきっかけにした寒天ブームで大変忙しい思いをしました。お陰様で売上げも利益も増えました。しかし、寒天ブームによる急成長は、当社としては欲していたものではありません。
常々私は、「急成長は絶対いけない」と言ってきました。「常に遠くをはかる」という戦略のもとに、毎年種を播き、毎年刈り取る物をつくることが企業経営の基本であり、その営みによって当社は着実な歩みを進めてきました。05年の寒天ブームによる急成長は、こうした企業経営からは逸脱した、突発事態だったと思います。
ブームの始めの頃、私は「そういうものなら売らなくて良い」とも思いました。しかし、健康を求めるお客様が多く、その方々のご要望に応えることもまた会社の使命であると考え、皆さんとともに一生懸命製品を作りました。
今年は、冷静に平常に戻らなければなりません。しかし、いま述べたように不本意ながら急成長してしまったのだとはいえ、その業績をしぼませるわけにも行きません。業界のためにも、関連業者のためにも、そして何より会社の秩序のためにも、05年なみの業績を維持する。そのために昨年以上の努力をしましょう。
実務方針としては、「短くて、わかりやすい表現力を」を掲げました。ブームの中では一生懸命つくれば、売るための努力をしなくても売れるという状況がありました。今年はそれではだめでしょう。メール、手紙、あいさつ、広告竏窒キべてで表現力を磨くことは必ず生産性の向上につながるはずです。 -
宮田村商工会の新年祝賀会
宮田村商工会は6日、新年祝賀会を商工会館で開いた。増田清副会長が全国商工会連合会長表彰を受賞したと報告。役員功労として小田切和夫さん、松田英俊さん、青年部功労として春日博幸さんにそれぞれ県商工会連合会長表彰を伝達した。また、会員企業の永年勤続優良従業員127人を表彰した。
会員や来賓約90人が出席。前林善一会長は都市部の好調な景況感が地方に伝わっていないことを指摘しつつ、「我々はしっかりと状況を見極め、対応しなければならない」と年頭のあいさつをした。
村内消費と各企業の業績向上が厳しい村財政に寄与するとも話し、「今年以上に頑張って欲しい」と続けた。
席上、永年勤続優良従業員のうち、40年と35年の対象者に前林会長から表彰状が手渡された。永年勤続表彰を受けたのは次の皆さん。カッコ内は企業名。
【40年】宮下正光、下平智弘、小林正和、小沢正明、玉木渉(タカノ)【35年】飯島公博、南澤文晃、滝本正晴、酒井利晴、中塚邦一、片桐隆雄(タカノ)小河内正博(タカノ機械)真寿田久光、林義久、中塚俊彦、井口利文(日本発条)今泉恵、小田切正寛(ティービーエム)【30年】中村和年、畑谷勝、木村義雄、木村博明、松下幸夫、唐木昇(タカノ)今井浩(日本発条)桜井房江(ティービーエム)【25年】戸田好実、浦野孝志、倉田文博、平岡広章、原定子、青木清美、中原初美、酒井節子(タカノ)田中賢一(タカノ機械)塩木正人、竹松吉彦(松井自動車工業)唐沢敏郎、太田伸次(浦野紙器)小林秀実(宮田アルマイト工業)片桐和夫、守屋善司、田村実、下平重男、伊藤清志(ティービーエム)【20年】斉木久政、有賀憲雄、小林敏明、白鳥謙治、横山宏昭、北條正美、片桐秀樹、宮下孝(タカノ)中原肇(パブリックレコード)池田明男(浦野紙器)竹松文子(マスダ)北原正志(宮田アルマイト工業)中原憲視(平沢製作所)加藤秀夫、太田孝男(ミヤタ)中村秋男、北原文彦、松澤徹、丸山登、米山恵治、北野雄治、吹上勝三、安藤正一、巣山義光、小林弘明、野中正敏、北原茂(横河マニュフャクチャリング)佐伯英徳、木下洋一、松浦智、浦野健彦、片桐佳延、下平勝、根津英次、渡辺博一(日本発条)黒塚紀六(信濃工業)伊藤広彦(ティービーエム)【10年】田中保史、纐纈泰、那須野勝、小向智重、佐藤亜希、高橋紀子、唐木友紀子、宮下久美子(タカノ)花井祐治、花井宗雄(花井木工)小田切正史、北島敏紀(マスダ)田中美春、飯島康子(宮田アルマイト工業)森和広(平沢製作所)小出文子(小木曽精工)原満善、細田八重子(ミヤタ)白鳥庄平、田畑貞良、富田淳一、竹内しずか、下平加奈恵、北野恵美、大坪真理、森寿恵、池上道子、柴田謙二、渡會浩二、中西努(日本発条)青木賢(信濃工業)倉田喜久恵(宮田観光開発)中原真由美(初崎製作所)真島佳紀、小澤健太郎、赤羽丈弘、滝澤晴章、宮沢武史、山岸文雄、直井隆、伊藤文敏(ティービーエム)平澤義広、岡邦純(上林工務店) -
無病息災願ってどんど焼き
宮田村大原区で7日朝、無病息災を願う正月の伝統行事「どんど焼き」が行なわれた。子どもたちがしめ飾りや門松などを各家庭から集めて点火。住民の多くも参加して餅を焼いて食べ、良い1年になるよう祈った。
地区PTAの主催で、小学生が各家庭を巡回。正月飾りなどを天満宮横の広場に集めると、高さ3メートルほどにもなった。
点火すると、炎と白煙が勢い良く空高くへ。燃え尽きると、餅を焼いてさっそくみんなで食べた。
きな粉にまぶしたり、砂糖しょう油につけたり。地区PTAの宮沢会長は「子どもたちが行事に親しんでくれてうれしい」と目を細めていた。
この日は中越区でもどんど焼きが行なわれたが、多くの地区は8日に予定している。 -
大売出しの抽選会で新春の運試し
宮田村商工会は7日、年末年始の大売出し抽選会を商工会館で開いた。総額200万円の賞品が当たるとあって、多くの人が新春の運試しを楽しんだ。
大売出し期間中に渡された抽選補助券を握り締めた人たちで、ピークの午前11時ころには長蛇の列。幸運をひきあてようと、回転式の抽選機をガラガラとまわした。
今年も特賞に液晶テレビを用意するなど、豪華賞品がズラリ。上位の賞が出るたびに鐘が鳴らされ、会場は活気に満ちた。
商工会商業部会の太田光一まちづくり委員長は「抽選会は根強い人気がある。商工業の仕事始めの意味あいもあり、お客様に喜んでもらえてうれしい」と話していた。
抽選会は商工会の伝統ある事業のひとつで、先月15日から1カ月間大売り出しを実施。期間中に加盟70店で買い物すると、300円で1枚の補助券が進呈され、20枚で1回抽選できた。 -
上伊那各地でどんど焼き
上伊那の各地で7日、どんど焼きがあった。正月飾りを積み上げて燃やし、1年間の無病息災を願った。
伊那市坂下区は、小学生26人が朝、区内の約430戸を回ってしめ飾り、門松、だるまなどを集めた。
天竜川河川敷に積んだ高さ3メートルの正月飾りに点火すると、爆竹のけたたましい音とともに、勢いよく火が燃え上がった。
書初めを燃やし、煙で高く上がれば上がるほど字が上手になるといわれ、小学生は持ち寄った書初めを火に近づいて投げ込んだ。
30分ほどして、おきになってから、もちを焼いて食べた。
坂下区は以前、町内ごとにどんど焼きをしていたが、子どもの数が減り、十数年前から区内で1カ所になった。 -
健やかなプレーを
伊那市在住のマレットゴルフ愛好者でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」(池上為夫会長)は7日、06年初打ち大会を同市東春近の三峰川榛原河川敷公園マレットゴルフ場で開いた。会員92人が参加し、36ホール、パー144のコースを満喫。新春早々17人がホールインワンを出した。
開会式は、甘酒で年明けを祝い、お神酒で会の1年間の健やかなプレーを祈願。池上会長は「初打ちの一打一打の快音を味わいながら、立派なスコアで今年をスタートしてください」と会員に呼びかけた。
今年の試合日程は、1、2月がオープン戦で、3月から12月まで公式戦を約30試合こなす。近隣市町村との対抗戦などの特色ある大会も組まれている。
イーナちゃんマレットゴルフクラブでは1月末まで、新会員を募集中。市内在住で年齢は問わない。問い合わせは事務局の平沢さん(TEL72・4513)へ。
大会の成績結果は次の通り。
▽男性 (1)小沢恒二郎104(2)大野田吉治105(3)唐沢恒司、橋爪次男106(4)飯沢章男、向山崇志(5)西沢佑二郎、白沢永司(6)北原忠義、大沢昭人、橋本政春(7)平沢久(8)網野信一郎、北沢清利
▽女性 (1)黒河内加奈子104(2)唐沢シゲル106(3)小平貞子107(4)林清子(5)浅井フミ子(6)鈴木よしゑ、中山和歌子、渋谷香代子
▽ホールインワン 北原忠義、中村良一郎、林茂良、伊坪寿勝、酒井正、小林貢、渋谷雍裕、黒河内厳、横内博、小林邦穂、飯島敏雄、黒河内加奈子、鈴木よしゑ、白鳥栄子、丹羽喜子、池上章子、藤沢シゲ子 -
年末ジャンボ宝くじ
箕輪のジャスコチャンスセンターで1等前後賞3億円の大当たり昨年12月31日に抽選のあった第498回年末ジャンボ宝くじで、箕輪町のジャスコチャンスセンターから1等前後賞3億円の当たりが出た。売場には「大当たり 3億円」のチラシが張り出されている。
県内で出た1等3本の一つ。同センターでは、02年10月に「LOTO6」の1等2億円が出ているが、ドリーム・サマー・年末の3大ジャンボ宝くじで1億円以上の高額当選は過去5年出ていないという。当選くじは「バラ券なので、当選は恐らく1等2億円、前後賞の各5千万円に分かれるのでは」と話している。
中南信では、1等が松本駅前チャンスセンターでも出たほか、2等が茅野市内の茅野オギノ、松本市内のカタクラモールチャンスセンターで各1本出ている。 -
箕輪南宮神社山車飾保存会
箕輪南宮神社祈年祭に奉納する山車(だし)飾り。100年以上もの歴史がある山車飾りを、木下区民有志でつくる箕輪南宮神社山車飾保存会(会員47人)が守り、受け継いでいる。
歴史上の有名な人物や物語の場面を、人形を作り舞台に再現する山車飾り。始まりは明治初期で、高遠から箕輪郷木下に移り住んだ青年が、「高遠の鉾持神社の例祭に古くから山車が飾られ、参詣者の足を止めている。南宮神社の祭りにも飾ったらどうか」と提言したものという。
神社境内や商店、町内各所に計30余もの山車が飾られた時代もあり、昔は商店や常会、青年会などで作っていた。78年に保存会が発足。88年7月、山車飾りが箕輪町民俗無形文化財の指定を受けたのを機に新たに保存会を組織し、一般区民のほか区会議員も参加する現在の形になった。
「物作りが好きだということが基本にある。その気持ちがあるから続いているのでは」と蟹沢廣美会長。会員は友達で誘い合ったり、区会議員で参加しそのまま残ったり。モーター仕掛けで人形を動かすための技術者が必要で「会に入れられちゃった」と笑う人も。
保存会は「材料が何もないゼロからのスタート」だった。町や木下区の補助を受け、人形の頭や着物の生地など材料を少しずつ買いそろえ、今では頭を70個所有。「財産が増えた」。
「今は前に使ったものを補修してできるから楽になったけど、最初から作るのはえらいこと」「鎧の着せ方も分からずに会に入って、最初は前からいた人に教わった。難しいもんだなと思ったけど、あれがいい勉強になっている」
衣装作り、機械操作など、各自が過去の職業や得意分野を持ち寄って制作に携わる。
祈年祭の舞台決めは夏ころから始まる。昨年は、穂高神社の研修視察で頭や手、胴体などの作り方を学び、9、10月に保存会独自の工夫を加えて胴体を作った。11月末からは日曜日を除く毎晩、人形作りや舞台の組み立て作業に精を出した。
「仕上がって飾ったときは立派にできたなと思う。その時はやっぱりうれしい」「自分ではまだ足りないと思うけど、素晴らしいと言ってくれるとほっとした気持ちになる」
完成したときの喜びに加え、「歴史的な面白さ」もある。「歴史に関心がうとかったが、作り出すと歴史を再検討するような勉強になる会」と話す会員もいる。
毎年異なる舞台を作る大変さがあるが、「続けていかにゃいかんという責任感」で、皆が団結。後継者育成のため02年に発足した子どもたちの「スマイル山車くらぶ」の指導にも力を注ぐ。
今年の祈年祭は14、15日。「安寿と厨子王」「孝女白菊」「曽我兄弟の仇(あだ)討ち」、干支(えと)にちなんだ「犬の踊り子」「犬のごあいさつ」、スマイル山車くらぶの「花咲かじいさん」を奉納する。二年参りには、一足早く「犬の踊り子」を披露した。
祈年祭が終わると例年、町役場や文化センターにも山車を展示。木下区民文化祭にも飾る。
祈年祭まで1週間と迫り、「どんな批評があるかな。大勢来てくれるかな」と、そんな思いを抱きながら、今は舞台への飾り付け作業を進めている。 -
新春囲碁大会・こども囲碁大会
南箕輪村囲碁クラブ(唐木達会長)主催の新春囲碁大会・こども囲碁大会は7日、村民センターであった。昨年よりも多い20人が参加し、トーナメント方式で対局を楽しんだ。
クラブは月1回、南殿コミュニティセンターで活動。生涯の趣味として、頭の体操として、会員が自由に碁を打っている。
新春大会は30年以上続く恒例行事。優勝者に村長杯を授与する現在の大会になってからは今年が26回目。段を持つ中学生1人が大人に混じって対局した。
子どもたちにも囲碁を広めたい-と始めたこども囲碁大会は4年目。村内の南箕輪小学校と南部小学校のそれぞれのクラブ活動で囲碁をしている子どもに加え、伊那市から2人が飛び入りし10人で競った。
会長によると、子ども達の囲碁人気は、アニメの影響でブームとなった数年前に比べると落ち着いたが、その中でやる気のある子が残り積極的に取り組んでいるという。