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七夕灯ろうまつり
大芝の夜を灯ろうで飾る七夕灯ろうまつりが10日、大芝高原多目的広場であった。園路に並んだ239個の灯ろうはまるで天の川のようで、幻想的な明かりが園内を包んだ。<br> みどり塾有志、上伊那農業高校、村開発公社(大芝荘・大芝の湯)、青少年育成村民会議の主催。4年前から大芝の湯周辺に灯ろうを飾っている。<br> 村内保育園、南箕輪小学校と南部小学校の各5年生、村社会福祉協議会、JA上伊那などが灯ろうを作って参加。灯ろうに保育園児は自分の顔や「パン屋さんになりたい」などの願いごと、小学生は「くらいよる きれいにひかる とうろうが」などの俳句などを書いた。<br> 参加者は、灯ろうに使う蜜ろうキャンドルを大芝屋内運動場で作り、辺りが暗くなるまで「水のひろば」周辺でミニミニコンサートを楽しんだ。<br> 灯ろうに火がともると、広場には柔らかな光の道ができ、子どもたちは自分の灯ろうを探したり、キャンドルが照らし出す灯ろうの絵や文字を眺めて楽しんだ。<br>
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上伊那家庭婦人バレーボール第16回かがやけ大会
上伊那家庭婦人バレーボール連盟主催の第16回かがやけ大会は10日、南箕輪村の村民体育館と南箕輪中学校体育館であった。熱戦を繰り広げ、辰野町のリュシオールが優勝した。<br> 連盟には17チームが登録。上伊那の1位を決める今大会には13チームが出場した。2会場でトーナメント方式で競技。ギャラリーからは子どもたちの応援もあり、ネット際の攻防を繰り返し白熱したゲーム展開となった。<br> 結果は次の通り。<br> (1)リュシオール(辰野町)(2)どんぐり(飯島町)(3)コスモス(伊那市)空木(駒ヶ根市)<br>
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教育フォーラム講演会
箕輪町女性団体連絡協議会主催の教育フォーラム講演会は10日、町文化センターであった。「みんなで育てよう 未来の宝 子ども達を」と題した信州大学教育学部伊藤武廣教授の講演に町民らが熱心に聞き入った。<br> 女団連は、町発足50周年の今年、皆が共に学び希望あふれるまちづくりをしよう-と、講演会を計画した。<br> 伊藤教授は、今の子どもと40年前の子どもを比較すると今の子どもは脳の発達が4、5年遅れていること、普通の子が突然おかしな行動をとる原因に前頭葉発達の不健全があるとする意見などを紹介した。<br> 社会全体に進んでいる孤立化現象が前頭葉や全ての年齢層によくない-と指摘。「いろいろな人に会って刺激し合い、批判しあっていいアイデアが出る。刺激がないと人間の頭は働かない」とし、脳の発達の不健全の原因に子どもが遊ばなくなったことを挙げた。<br> 解決すべきこととして、▽子どもをどうやって遊ばせるか▽高齢者をいかに孤立させないか-という2点を示し、「我々大人が本当に心して行動し模範を示さないと、子どもは目指すものがなくなる」とも話した。<br>
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伊那北、初戦突破ならず
【長野オリンピックスタジアム】
伊那北
00010100-2
00111134X-11
蓼科
伊那北は初回、2回とランナーを三塁まで進める好機を得点につなげれず、3回、蓼科に1点を先制される。4回に同点に追いつき、その裏、守備を安定させるため、高めに浮く玉を狙われていた主戦・山口を、制球力のある2年の森に継投するが失策。ランナーが溜まると初球の甘い玉を狙われ、6回まで毎回、追加点を奪われ、主導権をつかめないまま試合が進む。
7回にも3点取られ、右翼の守備に入っていた主戦・山口をマウンドに戻すが、8回、満塁本塁打をゆるし、コールドで惨敗した。
◆久保村智監督
初戦の試合でチーム全体が堅くなっていたことは事実。練習で取り組んできたバントなど、一つひとつが試合で決めていけば、自分たちの形に出来たが、ペースをつかめなかった。選手はよくやった。試合の結果は残念だが、2年中心のチームを引っ張ってくれた3年生を労いたい。 -
赤穂、8回に同点、勝ち越し本塁打で初戦勝利
【県営飯田球場】<br>赤穂<br>000000030-3<br>100001000-2<br>上田<br><br> 赤穂は初回、6回に得点を許し、2点を追う展開。4回以降毎回ランナーを得点圏に出すものの、後続がなく、7安打で無得点。主戦・熊谷が打たせて取る投球で絶えしのぐ。<br> 赤穂打線は8回、継投した上田・大久保を攻める。先頭の宮下が四球で出塁し、二死二塁から丸山(剛)が、内角のカーブを「(配球を読んで)思いっきり打った」右翼席への2点本塁打で同点。息をつかせず、岩見が二死から、内角の直球をバックスクリーンに飛び込む本塁打を放ち、形勢逆転。岩見は後談で「高校生活で1番の当たり」とし、2人の公式戦、初本塁打で勝負を決めた。<br> その後、8、9回を主戦熊谷から継投した丸山が、危なげないピッチングで上田打線を抑えた。<br> ◆真野義英監督<br> 中盤までは嫌な展開で、熊谷を中心に本当によく辛抱して守った。2本のホームランにはビックリしたが、赤穂は打力のあるチームではないので、守ってリズムをつかみながら次の試合も勝ちたい。<br>
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環の農業者セミナー開講
持続可能な農業や食の安全を担うエコファーマーを目指す地域農業者に、環境負荷の少ない農業技術を学んでもらおう窶狽ニ12日、上伊那農業改良普及センターは、上伊那の農業者を対象にした「環(わ)の農業者セミナー」を開講した。新規就農者から農林水産省の有機JASを取得した人まで、さまざまな農業経験者約30人が参加した。
初顔合わせとなるこの日は、自己紹介の後、長野県農業改良協会の竹内洋夫事務局長がエコ農業やエコライフについて講演。竹内さんは「現実のとギャップが大きいのがこの世界だが、エコファーマーであることに誇りを持ち、自然を調和する農業の実現を目指してほしい」と話し、効率を求めた結果、環境汚染や地力の減退などの弊害が生じてきたことを指摘。エコ農業を進めるためには、自然の力や資源の循環を生かしつつ、極力農薬の予防散布をしないことなどに務める必要があることを提言した。
セミナーは、3月まで定期的に行われ、品目別講習も行われる。 -
みはらしの湯1943804人達成
97年10月にオープンした伊那市の日帰り温泉施設「みはらしの湯」の入館者が10日、194万3804人を達成した。「いくよ、みはらし」のごろ合わせ。ピタリ賞1人、前後賞4人に記念品がそれぞれ渡された。
ピタリ賞は、塩尻市の無職藤田修二さん(66)。定年後、長野県に移り住み、温泉が大好きで県内30数カ所を回ったという。「みはらしの湯」は南アルプスの眺望が気に入り、月1、2回のペースで利用。この日は他の温泉施設に行こうか迷ったが、雨がやんだことから、足を運んだという。
羽広荘の高木伸治支配人が羽広荘のペア宿泊券、みはらしの無料入浴券(6回分)を贈呈。「ラッキーですよ。いいお風呂に入れます」と喜んだ。
前後賞にはみはらしいちご園のいちごワイン、入浴券(6回分)、みはらしパノラマ写真を渡した。
達成日を当てるクイズの抽選会は後日、開く。
11月前後には200万人を達成する見込みで、唐沢寿男支配人は「安心してゆっくり楽しんでいただける施設づくりに努力したい」と話した。 -
上伊那消防ポンプ操法
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が10日、伊那市役所駐車場であった。団員906人が参集。上伊那10市町村の代表チームが出場し、日ごろの練習成果を発揮した。
ポンプ操法は、消防署員が審査員を務め、規律とタイムの速さを審査した。水槽から火点(標的)まで延長55メートル。団員はきびきびとした動作でホース3本をつなぎ、指揮者の指示に従って放水した。
各種目の優勝チームは24日、千曲市で開かれる県大会へ出場する。
入賞は次の通り。
▽ポンプ車操法の部(1)南箕輪村(2)辰野町(3)宮田村(4)箕輪町(5)伊那市▽小型ポンプ操法の部(1)宮田村(2)伊那市(3)辰野町(4)中川村(5)南箕輪村▽ラッパ吹奏の部(1)辰野町(2)箕輪町(3)駒ケ根市(4)伊那市(5)中川村 -
そば打ち名人の会発足10周年式典
伊那市そば打ち名人の会(小林史麿会長、67人)の発足10周年記念式典が10日、信州伊那セミナーハウスで開かれた。会員ら40人余が集まり、10周年の節目を祝った。
冒頭、小林会長は「そば打ちの行為が地域のほか、国内外に影響を与えている。これほど社会とかかわりある趣味の会はほかにないだろうと思う」と経緯や取り組みを交えてあいさつ。
名誉会長の小坂市長は、本年度中の権兵衛トンネル開通に触れ、さらなる裾野の広がりに期待した。
功労者として、発足当初から役員を務め、みはらしファーム内そばの家「名人亭」の支配人を1月に退職した滋野博義さんを表彰。本年度名人認定証の授与もあった。
名人の会は94年、信州博でのそば打ちの実演をきっかけに発足。各種イベント、福祉施設へのボランティアなどでそばを振る舞っている。技術向上のため、名人認定制度を設け、52人が認定証を手にしている。
※ ※
そば打ち名人の会は11月、イタリアで開かれる国際文化交流フェスティバル「第30回ジャパンウイーク2005イタリア・ナポリ」に初参加する。
国際親善協会からの要請を受け、発足10周年記念事業として位置づけた。会員20人が出向き、県内産のそば粉を使ったそばを提供する。
海外へ赴くのはドイツ、台湾に続き、小林会長は「信州そばを世界に紹介するチャンス」と、パスタの本場での交流を楽しみにしている。
フェスティバルは11月21窶・9日。ジャパンウイークは郷土芸能、工芸、スポーツなどを通じて日本を紹介するもので、市民レベルで交流を深める。
会員はそばを打つほか、ナポリやローマでの観光も楽しむ計画。詳細は今後、煮詰めていく。 -
花のヨーロッパ視察参加者の会ドウダンツツジ定植
高遠町の「花のヨーロッパ視察参加者の会」は11日、ナイスロード沿いに、ドウダンツツジ10本を定植した。 会は、花を通じたまちづくりや交流を支援している「日本花の会」の事業の一環として、1989年縲・7年の間、フランスやオランダをはじめとするヨーロッパで、花づくりを視察してきた57人が結成。
5年ほど前から、町内で花づくりに関する活動を続けており、毎年この時期は草取りをしたり、チューリップの球根配布などをしている。会員それぞれは、個人的としても花づくりに取り組んでおり、町の中、さまざまな場所で、花を目にすることができる。
20人ほどが参加したこの日は、以前に植えたツツジ並木で、枯れたりして欠損した箇所に、もう一度ツツジを定植。今後も、研修会などを行いつつ、町の花づくりを進めていく。 -
伊那保健所夏季食品一斉取締り
食中毒などが発生しやすくなるこの時期に合わせて11日、伊那保健所は、アピタ伊那店で、夏季食品一斉取締りを実施した。
食中毒の未然防止や食品衛生の向上を目的として年に2度行われる取り締まりは、添加物の適正利用・表示や、保管・加工の衛生状況を確認する。今回は8月10日までの間に、58施設で監視指導を実施する予定で、この日はその初日だった。
点検にあたった2人の職員は、表示や食品の陳列温度などをを確認したり、細菌や添加物について検査するための検体抽出にあたった。今後、10日までの間に、57検体を抽出検査をする。
昨年県下で検査した検体は973。上伊那でないが、大腸菌が検出されるなどして不適となった検体も5つ検出された。また、立ち入り検査した7068施設中、約1割の施設が指導対象となった。 -
信大外国人留学生、地域支援者との交流会
南箕輪村の信州大学農学部で11日、外国人留学生と、その支援者との交流会が開かれた。行政や学校関係者、団体など、地域の人80人と、アジアを中心とした留学生約20人が参加し、自国の話題をしながら交流を深めた。
現在農学部の留学生は59人。国費留学生以外にも、財団などから奨学金を受けている私費留学生も多い。また、慣れないこの地で生活する留学生にとって、地域支援者の助けは精神的にも大きな支えとなっているという。
農学部は、地域支援者と留学生の関係を深めるための交流会を毎年開いている。
留学生は自己紹介の後、自国の話や日本でのエピソードを披露。90・ス以上がイスラム教徒だというバングラディッシュ出身のマハムド・エムディ・アリフさんが「日本で食事をする時は、おいしそうなものでも豚肉が入っていれば食べられないのでがっかりする」と話すと、会場から笑いがおきた。
その後、留学生らが手作りしたお国料理などを並べて懇親会が開かれた。地域からは、伊那市そば打ち名人の会が留学生にそばを振舞った。 -
夏の高校野球開幕 上伊那勢4校が初戦突破
甲子園出場をかけた第87回全国高校野球選手権長野県大会が開幕し、上伊那勢は2日目の10日から登場。伊那弥生ケ丘は長野南に快勝したが、伊那北は蓼科に8回コールド負けを喫した。11日は、駒ケ根工業、赤穂、高遠がともに初戦を突破した。
◆10日
【松本市野球場】
長野南
00000310窶・
62000015X窶・4
弥 生
弥生打線は初回から猛威を奮う。3四球に長短打を絡め、先発出川を攻めたて一挙6点を先制。序盤から主導権を握り、試合を優位に進めて快勝。優勝候補の一角、創造学園が待ち構える2回戦に向けて、大事な初戦をコールド勝ちで飾った。
○…初回、弥生打線は一死から安打と2つの四球で満塁とすると、主将の丸田が中前に落ちる適時打で1点を先制。「あの場面では、どんな形でも安打で先に点がほしかった。あの1点は大きい」とする監督の期待に応えた。続く池上は右越え二塁打で2点を追加。勢いずいた打線は、さらに3点を加え、打者一巡する快進撃をみせた。
2、7回にも加点し、5点をリードして迎えた8回、一死二、三塁から中西が自身も生きるスクイズで1点を追加。その後満塁として、1番高重が右翼席へ運び、花々と試合を締めくくった。
○…先発右横手の主戦小田切はカーブやスライダーなどの変化球を織り交ぜ、緩急を生かして長南打線をほんろう。5回まで投げ、被安打3の無失点に抑える好投をみせた。
しかし継投の橋本が6回、一死から満塁とされると、そこから3点を奪われて早々と降板。公式戦初登板となる2年生の原がマウンドを引継ぎ、なんとか危機を乗り切った。
原は続く7回に1点を許すも、徐々に本来の調子を取り戻し、堂々としたピッチングを披露した。
○…原登監督は、橋本、原の継投策に対し「3、4点取られるのは覚悟していたから気にはしていない」と平然とした口調で述べ、「原が公式戦では初めてにも関わらず、本来の投球ができていたことがなによりの収穫」と若い力の出来映えに喜んだ。
2回戦の強豪・創造学園戦については「一泡ふかせたい」とし、「気持ちで負けることはない。選手たちが普段通りにプレーできれば勝てる」と意欲をむき出しにした。
◆11日
【諏訪湖スタジアム】
中 条
00000窶・
2702X窶・1
駒ケ根工
駒工は初回から敵失にも乗じて先制すると、2回以降も毎回ランナーを出す猛攻をみせて中条を寄せ付けずに圧勝した。
○…駒工は初回、四死球で一死一、二塁に、4番主将の宮内が右翼手の頭を大きく越える適時二塁打で2点を先制。主軸の期待通りのバッティングでリズムをつかむと、続く2回は打者一巡の猛攻をみせる。
一死一塁から鳥海、松・ス、久保村、大澤の4連打に敵失も絡み、4点を追加。さらに、宮下、小椋の長短打などでこの回一挙7点を奪い中条を突き放した。
○…先発小椋は初回を2者連続三振と持ち味の直球を生かして簡単に抑えたが、「考えて投げすぎた」2回以降は制球が定まらず、投球に苦しんだ。四死球や失策から一時は満塁のピンチを迎えるも、バックに助けられ、危機を乗り切る。5回まで無失点で終わらせたが、次への課題を残した。
○…山岸智昭監督は打線について「初回に宮内が打ったことで勢いずいた。中軸が打ってくれないと形ができないし、先制点の安打は大きい。選手たちも今日はよく打った」とするも、「小椋がきっちりとした投球ができなかった。守備もエラーが絡んでピンチを迎えた。集中力が欠けたことを次までに修繕したい」と顔を強張らせた。
【長野オリンピックスタジアム】
高 遠
23462窶・7
10000窶・
屋代南 -
無免許運転
伊那署は9日午後1時59分、無免許運転の疑いで、伊那市東春近中殿島の自営業・矢花顕二容疑者(56)を現行犯で逮捕した。<br> 調べによると、矢花容疑者は、免許が無いのに自宅から軽4乗用自動車を乗り出した疑い。<br>
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県が中小企業新事業活動促進法を説明
上伊那地方事務所商工雇用課は6日、県伊那合同庁舎で中小企業新事業活動促進法説明会を開いた。上伊那の企業などから約50人が参加、中小企業の経営革新の意義と、それに対する国・県の支援策の概要などを聞いた。
従来から中小企業の経営革新に関しては(1)中小企業経営革新支援法(2)中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法(3)新事業創出促進法-の3法があり、支援策などが定められていたが、このほどこれらが統合されて中小企業新事業活動促進法が制定された。
新法では特に、新たに事業を起こす「創業」、企業活動の合理的発展を目指す「経営革新」、他業種などとの新たな企業コラボレーションの道を開く「新連携」-などに重点をおいて様々な支援策が盛り込まれていると政府は説明している。
説明会では、県商工部ビジネス誘発課の伊藤正智氏が、「経営革新」に焦点をあてて解説。経営革新計画を作成し承認を受けることは、「支援が受けられる」ということだけでなく、自社の現状と課題を見極め、計画的かつ積極的に事業活動の取り組む良い機会になると話した。
また、県中小企業振興公社の新事業支援チームの大口昭次氏が他業種の企業などとの新しい連携が新たなビジネスチャンスを産むと考えられると説明した。 -
第3回春風会書展
伊那市中央区の福沢ミチエさんが主宰する春風書道会は9、10日、第3回春風会書展を県伊那文化会館美術展示ホールで開いている。「夢」をテーマにした作品をはじめ中央展の入選作や近作、力作がそろい、関心を集めている。<br> 1年おきに開いている書展で、今回は福沢さんの作品と、伊那市、駒ヶ根市、宮田村の教室で学ぶ生徒25人が出品。かな書を中心に漢字、漢字かな交じり書などの72点を飾っている。<br> 高校生から80歳代までが楽しみながら学び、今回の書展に向けて自由に作品を書いた。テーマ「夢」の作品は、生徒一人ひとりがそれぞれの「夢」を工夫して書き、一つのコーナーに展示。書体、紙、字の色など生徒の個性があふれている。<br> 10日は午前9時-午後4時。入場無料。<br>
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ファミリークッキング
南箕輪村食生活改善推進協議会と村役場保健福祉課は9日、小学生と保護者を対象にファミリークッキングを村保健センターで開いた。子どもたちは進んで包丁を使ったり、洗い物をして楽しんでいた。
小学生14人と大人7人が参加。メニューは、子どもたちも楽しくできるように丸める、切る、煮るなどいろいろな作業行程を入れ、ファミリーにちなんだ「親子巻き」、野菜たっぷりの「ミネストローネ」、デザート「かぼちゃ入り白玉」の3品を作った。
子どもたちは、お母さんや食改の会員らに教わりながら、包丁を握り“猫の手”で野菜を切ったり、ピーラーでニンジンなどの皮をむいたり、薄焼き卵を作った。
大泉区の清水博美さん(南箕輪小4年)、幸希君(同2年)姉弟は母ゆみ子さんと一緒に参加。保育園のころから包丁を持っているとあって、「料理は好き。楽しい」と、慣れた手付きで調理していた。 -
箕輪町赤十字奉仕団救命救急講習会
箕輪町赤十字奉仕団(唐沢美鶴委員長)は05年度事業の一つとして、6月から7月にかけて救命救急講習会を分団ごとに開き、止血法や傷病者の安静確保の方法などを学んだ。<br> 全団員が参加する講習で、第6分団は6日夜に北小河内公民館で開き、26人が参加。日本赤十字社救急法指導員の福島朝雄さんが講師を務めた。<br> 人間の全血液量は体重の約8%で、3分の1の血液を失うと生命が危険であることを学び、多量の出血の場合の止血法として、頭や腕、足など出血した場所ごとの止血点を学んだ。<br> 三角巾のたたみ方や、ひざをけがした場合の三角巾での包帯の仕方、傷病者が意識がないときの体位変換や毛布による保温も練習。団員は、手本を見ながら熱心に覚えていた。<br> 福島さんは、包帯をする前にきずを覆うための滅菌ガーゼがない場合に、ハンカチのたたんである内側の多少でもきれいな面をライターなどであぶり、その面を傷口に当てて代用できることも教えた。<br>
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伊那郵便局で「あなただけの絵手紙」作品展13日まで
伊那市坂下区旭町の伊那郵便局(藤原良明局長)は13日まで、局内で町内の住民が製作した絵手紙22点を飾った「あなただけの絵手紙」作品展を開いている。利用客からは「一人ひとりの絵心がすばらしく、待ち時間も楽しく過ごせる」と、好評をはくしている。<br> 旭町内会の年間行事として、6月26日、同郵便局で開いた「あなただけの絵手紙」教室に参加した、21人(小学生以下5人含む)の作品を厳選して展示。トマト、スイカ、アスパラガスなどの夏野菜を中心にした絵に、心温まる一言をそえている。<br> 同教室の講師を務めた同局員の松澤潤子さんは「みなさん絵が上手で、子供たちは大胆で発想が豊か」と話している。<br>
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ハッチョウトンボの湿地帯を一部開放
伊那市上新山西平の湿地で、大量発生しているハッチョウトンボ。見物客が押し寄せ、生息環境が脅かされるのを防ぐため、地元住民や地権者でつくる「新山山野草等保護育成委員会(北原重利委員長)は9日、入り口付近を部分開放するための整備をした。一般公開は10日から。<br> この日は、トンボが生息する湿地帯1・3ヘクタールのうち、0・2ヘクタールを一般開放するため、入れる場所と、入れない場所を電気牧柵で仕切り、車両などで進入できないよう、横110センチ、縦65センチの説明板を入り口に設置。湿地全体が荒らされるのを防ぐための「苦肉の策」となった。<br> 北原委員長は「湿地帯にはヤゴや、貴重な草花も生息しているので、節度を守ってもらいたい」と話している。<br> ハッチョウトンボは、環境省が自然環境の良好度の指標として指定した10種の「指標昆虫」の一つ。成虫の体長は2センチほどと小さく、雄は羽化後、体の色が次第に真っ赤になり、雌は茶、黒、白色のしま模様。
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箕輪南小で運動あそび
箕輪町立箕輪南小学校(北原文雄校長)の1、2年生が、柳沢運動プログラムの運動あそびに取り組んでいる。<br> 町内の保育園に最初に運動あそびを導入し、全町に広がるきっかけをつくった鳥山整形外科医院の故・鳥山治康医院長が、子どもたちの運動能力などの向上を願い、運動あそびが保育園だけで途切れることなく小学校でも継続してできるようにと、春にホッピングマットやウレタンマット、移動式三角鉄棒などの器具を南小に寄贈した。<br> 南小では保育園で運動あそびを経験している1、2年生が、柳沢運動プログラム指導者の桜井誠一さんに月1回指導を受けている。<br> 5日は3回目の運動あそび。くまさん歩きで前進したり、少し難しい後ろ向きや、片足のくまさん歩きなどのほか、空気の入ったホッピングマットの上を両足をそろえてジャンプしながら前進したり、友達と向かい合って手をたたきながら横向きジャンプで進むなど、児童は時折笑い声を上げながら、次々と違う運動に楽しく挑戦していた。<br> 南小では、「月1回だが道具に親しんでやることで、だんだん広がっていけば」と話している。<br>
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大芝荘ロビーに大型模型
南箕輪村大芝高原の大芝荘ロビーの壁に、村イメージキャラクターの「まっくん」と、カブトムシ、クワガタムシの大きな立体模型が登場し、利用客を迎えている。<br> 夏の盛りを間近に控え、大芝高原の中で「まっくん」がカブトムシやクワガタムシと仲良く遊んでいるイメージで飾っている。<br> 模型は、発泡スチロール製。「まっくん」は身長1メートル、カブトムシとクワガタムシは体長70センチといずれも大きい。箕輪町木下の看板業「アトリエとんぼ」の小林正利代表が制作した。<br> 大芝荘では、「オオシバアントニオカブトムシ」「コウゲンオオクワガタ」と、それぞれに名前も付けている。「大芝高原ではこれからカブトムシやクワガタムシが捕れるので模型を飾った。都会から来る子どもたちにも楽しんでほしい」と話している。<br>
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中部電力・飯田支店と長野支店が統合
中部電力は1日、経営の一層の効率化を推進するため、組織改定の一環として、県内の飯田支店と長野支店を統合した。飯田支店は、長野支店「飯田営業所」「伊那営業所」「飯田電力センター」として生まれ変わった。<br> 統合により、飯田支店の総務、経理などの中間管理部門を長野支店に一本化し、営業、配電部門などはそのまま残し、飯田営業所とした。伊那電力センターについては廃止し、業務を分割して「諏訪電力センター」(分割区域=伊那市以北)と、「飯田電力センター」(宮田村、駒ヶ根市以南)に統合。伊那営業所の業務についてはそのまま変らない。<br> また、飯田支店ではこのたび、53年の歴史を記録として残すために、記念誌「飯田支店の歩み」を発行した。飯田支店の高木元明支店長のあいさつ文から始まり、従業員らの働く様子をとらえた写真や、同支社発足からの歩みを解説した年表などを掲載。A4判、150ページ。<br> 飯田支店(設立当初は飯田支社)は、電気事業再編成による中部電力発足の翌年、1952年3月に開設。以来50年余にわたり、天竜川上流部の水力発電を一貫管理する拠点、南信地域における電力の販売と流通の拠点として重要な役割を果たしてきた。
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前田麻里新作版画展はじまる
現代洋画壇で人気の若手女流作家・前田麻里の版画展「前田麻里新作版画展縲怏ヤと夢と愛縲怐vは12日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。<br> つぶらな瞳の少年、少女をはじめ、動物や花などを、可愛らしく表現した20余点を、1万9千円から8万4千円で販売している。<br> 作品は、ピアノを弾く女性の周りに鳥たちが集まる「森で奏でる」、花かごに乗った2人の男女が空を飛ぶ「夢をのせて」、女性が花飾りを頭に付けた「花の精」のほか、「オカリナを吹く少年」「花のメロディー」などがある。<br> 午前10時から午後6時(最終日は午後4時)まで。
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伊那飲食店組合の大腸菌検査の判定会
伊那市と南箕輪村の飲食店でつくる「伊那飲食店組合」(平沢希柾組合長、加盟380店)は7日、市内の飲食店で数日前に実施した大腸菌検査の判定会を開いた。加盟店と非加盟店の467店分の検体を、衛生部を中心とした役員約20人がじっくりと確認し、食品衛生の意識を高めた=写真。<br> 検体は、5日に各店舗のまな板や調理師の手から検出した細菌を、専用の検査薬を使って調べ、菌の数を4つのランクに判定。20日、同組合の役員会で、検査結果を伝達する。<br> 平沢組合長は「自主検査を相互で励まし合いながら実施することが、組合員の食品衛生に対する意識の向上につながる。食品の取り扱いについても、組合で勉強会を開き、安心な食の提供をしていきたい」と話す。<br> 同組合では、国の食品衛生法に基づき、年間6回以上の自主検査を以前から実施。今年は、大腸菌検査4回、ブドウ球菌検査4回を交互に、計8回の細菌検査をする。
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「北小河内ふれあいの路」がアダプトシステムに調印
信州ふるさとの道ふれあい事業で、箕輪町内の主要地方道伊那辰野停車場線など約2キロの美化活動に取り組むため8日、「北小河内ふれあいの路」(136人、藤森清治代表)が道路管理者の伊那建設事務所、支援者の箕輪町とアダプトシステムに調印した。北小河内公民館での調印式で協定書にサインし、握手を交わした。<br> アダプトシステムは地域住民団体などが道路の一定区間の「里親」としてボランティアで歩道や植樹帯などの美化活動をする。<br> 「北小河内ふれあいの路」は、5常会の沿道住民と企業を主体に構成。以前から定期的な清掃活動をしているが、町の第4次振興計画の中の地域づくり計画の一環として、区内をきれいにして人を集め、町を活性化させたい-と会を組織した。<br> 協定の対象区間は、伊那辰野線辰野町境の北小河内漆戸から宮下の信号まで延長約1・69キロと、一般県道南小河内伊那松島停車場線の伊那路橋から宮下の信号まで延長約0・46キロの合計2・15キロ。<br> 道路や側溝の清掃、除草や土の排除、ミニパークや歩道への花の管理などをする。<br> 10日午前6時から、調印後初の作業がある。今後、約2カ月おきに活動を予定する。<br> 伊那建設事務所の松下泰見所長は地域全体の取り組みに感謝し、「これが自主・自立、地域づくりの契機になれば」。平沢豊満町長は、「町の見本として推進していただき、トップランナーとして頑張ってほしい」と話した。<br> 藤森代表は、「住んでみたい北小河内区づくりをする。後退せず前進する考えで取り組む」とあいさつした。<br>
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消防団員をかたり消防費徴収
箕輪町内で、消防団員を装った男性に消防費をだまし取られる被害が発生し、町消防団本部は注意を呼び掛けている。
消防団は町民からの消防費によって活動している。分団や区によっては、団員幹部が各戸を直接訪問して徴収しているが、身分をはっきりさせるため法被または消防作業服姿で、分団長および会計(副分団長)連名の領収書を渡している。
団によると6月末、町内の民家にワイシャツ姿の男性が訪問し消防費をだまし取られた-と報告があった。支払いの際、領収書は渡されなかったという。
消防団本部は、「消防費支払いのときは、はっきりと消防団の身分を確認してください」と注意を呼び掛けている。 -
社会人権教育研究協議会
箕輪町文化センターで8日、05年度社会人権教育研究協議会が開かれた。
幅広い人権教育のさまざまな取り組みを学び、今後の活動に役立ててもらおう窶狽ニ、上伊那・諏訪地区の学校関係者や市町村の担当者などを対象に伊那教育事務所が主催。会は、福祉施設などで腹話術を通じたボランティア活動をしているNPO「腹話術友の会おかや」の腹話術で始まった。堀内一光さんは、冗談を交えながら人形とのやり取りを披露。腹話術は人の中に入って行く手段の一つ窶狽ニいう堀内さんは、腹話術を通して心を開くようになった認知症患者の話も発表した。
また、伊那教育事務所の山越和男所長は「近年のいじめは、携帯やパソコンを使ったものも多く、大人の目が届きにくくなっている。また、大人が中心となってメディアから流入する知識について考え、新しい人権侵害につながらないようにしていかなくてはならない」と話した。 -
弥生・伊那西文化祭
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校と伊那西高校で9日、文化祭が開かれ、一般公開された。
今年の弥生祭は、正門前に3年E組が製作した浅草雷門をまねた「浅草雷E門」が登場。また、2学年全クラスが、沖縄に関する展示などを行っており、それぞれ違った角度から、沖縄を伝えている。本部企画として大体育館渡り廊下に展示された弥生生808人の顔写真は、大切な人へのメッセージが添えられている。自分の子どもや孫、友達はどんなことを書いているのか窶狽ニ探す来場者も多く見られた。
10日は、午前10時縲恁゚後3時半が一般公開。
伊那西高校の西高祭は、野外ステージで生徒らがライブ演奏を披露したり、バスケットボールや卓球などの招待試合が行われた。中でも、10日午後1時から、4年連続全国大会出場の新体操部が披露する模擬演技は、西高祭、目玉の一つ。10日はそのほかにも、さまざまな曲を手話で表す方法をインターアクトクラブが披露したり、昨年冬から練習を重ねてきた2年5組の迫力ある和太鼓演奏も行われる。
公開時間は午前9時半縲恁゚後3時。また11日は、午前10時半から(開場は15分前から)立命館大学国際平和ミュージアムの安齋育郎館長を招き「イラク戦争から血液型占いまで窶舶ス和の現代的意味を考える窶煤vをテーマとした講演会も開かれ、一般の人も聴講できる。 -
伊那ローターアクトクラブが創立25周年で記念式典
伊那ローターアクトクラブ(平澤亜矢会長、9人)は9日夕、創立25周年記念式典を箕輪町の伊那プリンスホテルで開いた。県内外のクラブ会員や関係者ら約60人が出席し、節目を祝った。
平澤会長はあいさつで、活動経過を振り返り「さまざま活動を通して、喜びや感動を分かち合い、学び、人として成長していくクラブ。今後、発展し継続していけるよう頑張りたい」と述べた。
記念事業は、9月に伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」で奉仕活動をするほか、ジャパン聴導犬協会への協力など。会員の増員にも力を入れ、発足当時の半数の20人を目指す。
ローターアクトクラブは、地域の人材育成を目的に18歳から30歳までの若者をメンバーに奉仕活動を中心に活動を展開。企業経営者らでつくるボラティア団体「国際ロータリー」がスポンサーを務める。
世界156カ国約17万人、国内425クラブ約5600人規模で、県内では7クラブ約90人が活動を繰り広げている。伊那クラブは80年6月に県内では3番目に発足。道路や河川清掃などをして、地域に貢献してきた。