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上伊那広域消防本部が化学災害訓練
上伊那広域消防本部は化学災害に備え、合同で救助訓練を12日に伊那市の消防本部で行いました。
訓練には上伊那の6つの消防の救助隊員16人が参加しました。
最初に汚染された場所でも活動できる防護服の着装訓練を行いました。
2人1組で液体やガスが入り込まないように、確認しながら行いました。
空気ボンベと防護服の重さはあわせて、およそ15キロになるということです。
工場の排水処理施設から異臭が発生したとの想定で行われた訓練では、隊員は倒れている要救助者を危険な場所から避難させていきました。
空気ボンベが使えるのは、およそ10分ということで、捜索から避難までを連携を取りながら行いました。
隊員はガスが発生していないかを確認しながら救助者を外へ避難させていきました。
上伊那広域消防本部では、年に1回、化学災害に対応するため、救助隊員の対応能力の向上と救助方法の確認を行っています。
上伊那広域消防本部によりますと、2015年の発足以来、化学災害の出動はこれまでに1回あったということです。
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伊那地域で氷点下8.4度 今季最低
12日の伊那地域の最低気温は氷点下8.4度と今季最低を記録しました。
この寒さで、伊那市の西春近北小学校の校舎北側につくられたスケートリンクは、全面に氷が張りました。
12日は西春近北小2年生の児童が凍ったリンクの様子を見ていました。
リンクは縦18メートル、横9メートルあり、厚さ15センチの氷が張りました。
毎年1・2年生がスケートの授業を行っていて、授業は1月16日から始まり、2月中旬まで行われるということです。
12日の伊那地域は午前7時21分に氷点下8.4度を記録し、今季最低となりました。
日中の最高気温は午後3時に12.7度を記録し、最低気温と最高気温の差は20度と寒暖差のある1日となりました。
長野地方気象台によりますと、13日の最低気温は12日に比べて3度ほど上がり、最高気温は同じか高くなるということです。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催へ
新型コロナの影響で2年連続中止となっていた、伊那市高遠町のだるま市が、3年ぶりに開催されます。
だるま市は、毎年2月11日の鉾持神社の祈年祭にあわせて開かれていて、去年とおととしは新型コロナの影響で中止となっていました。
今年は、行動制限もないことから、3年ぶりに開催することが、11日に開かれた、地元住民や伊那市商工会などでつくる、だるま市実行委員会で決まりました。
特に制限は設けず、飲食やだるまを販売する露店にはアルコール消毒液設置を呼び掛け、感染対策を行うということです。
実行委員会では「感染対策への協力をお願いするとともに、多くの人に来てもらいたい」と話していました。
だるま市は2月11日(土)、鉾持神社参道周辺で開かれます。
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第1回桜開花予想 高遠城址公園4月4日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を、12日発表しました。
高遠城址公園は4月4日となっています。
ウェザーニューズによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月4日となっています。
今年は、3月に暖かい日が多いとみられることから、平年よりも開花が早かった去年と同じ時期を予想しています。
第2回の開花予想は2月上旬の予定です。
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箕輪進修高校3年生 課題研究発表会
箕輪町の箕輪進修高校のクリエイト工学科の3年生は、去年8月から取り組んできた課題研究の発表会を12日に開きました。
この日は、クリエイト工学科の3年生27人が、6班に分かれて行ってきた課題研究のまとめを発表しました。
このうち、町郷土博物館との連携をテーマに活動してきた班では、3Dプリンターを使った土器の模型づくりや、ウェブ上で博物館の見学ができるバーチャルミュージアムについて発表しました。
360度カメラで館内を撮影し、3Dスキャナで土器のデータを取り込み、つなぎ合わせることで、足を運ばなくても館内と展示品を見ることができるものです。
郷土博物館が4月から耐震工事のため休館することから、休館中も館内を見てもらえるようにと製作しました。
生徒は「撮影やデータの処理は難しかったが、学校や博物館からの指導のおかげでやりがいのある研究だった」と話していました。
箕輪進修高校では、「自分たちで決めたテーマについて長い時間をかけて取り組んできたことを、卒業後にもいかしてほしい」と話していました。
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南箕輪村消防団出初式
南箕輪村消防団の出初式が8日行われ5つの分団が5色のカラー放水を行いました。
南箕輪村消防団の出初式には、消防団と赤十字奉仕団合わせて106人が出席しました。
市中行進は行わず、村内5つの分団が役場駐車場で赤や青など5色のカラー放水を行いました。
消防団の活動や魅力を広く知ってもらおうと初めて企画したものです。
会場には、村民らが訪れ放水の様子をスマートフォンで撮影したりしていました。
村民センターで行われた式典で、海沼敬雄団長は「自分たちの地域は自分たちで守るというプライドを忘れず、一丸となって取り組んでいきたい」と訓示しました。
南箕輪村内では、去年1年間に3件の火災がありました。
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創業スクール卒業生が新規開業
伊那商工会議所の伊那地域創業スクール卒業生が伊那市荒井にフィットネス&ピラティススタジオを新規開業します。
スタジオの名称は「プレザント」で伊那市のいなっせ前のビル1階に開業します。
11日はオープンを前に店内がお披露目されました。
プレザントを開業するのは伊那市の健康運動指導士福澤一利さんです。
プレザントではスタイルの維持などに効果があるとされるピラティスマシンを使った運動ができます。
市内の運動施設に勤務していた福澤さんは新規開業を目指し去年の11月に伊那商工会議所の伊那地域創業スクールを受講しました。
スクールではこれまでの経験を生かしたビジネスプランを作成するなどして卒業後スタジオを構えることとなりました。
フィットネス&ピラティススタジオ「プレザント」は15日開業で初回体験料は税込み5,000円、不定休で営業時間は午前9時から午後8時となっています。 -
伊那市親子スキー教室
伊那市が主催する親子スキー教室が4日伊那スキーリゾートで開かれました。
スキー教室には17組38人の親子が参加しました。
子どもは小学1年生から6年生で、初心者と初級に分かれてレッスンを受けました。
指導したのは、中ア山麓スキー学校のインストラクターです。
午前中は、板の履き方や用具の使い方などをおそわり、なだらかなコースを滑りました。
午後はリフトに乗り、コース上部からゆっくりと滑っていました。
伊那市では「ここ数年はコロナで自粛が続いていたが、親子でスキーを楽しみ、体力向上に繋げてほしい」と話していました。
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上伊那241人含む県内2,151人新型コロナ感染確認
長野県内で11日新たに、上伊那地域の241人を含む2,151人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また長野市は新型コロナ患者4人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は241人、諏訪保健所管内で349人、佐久保健所管内で215人、長野保健所管内で178人、飯田保健所管内で139人、松本保健所管内で135人、大町保健所管内で89人、上田保健所管内で88人、北信保健所管内で73人、木曽保健所管内で44人、長野市328人、松本市272人のあわせて2,151人です。
長野市は基礎疾患のある70代以上の4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは40万8,843人で入院は597人、死亡は732人です。
10日午後8時現在の確保病床使用率は55.8%となっています。
また伊那保健所管内の医療機関で患者21人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。
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干支だるまの予約販売始まる
伊那市高遠町の商店主らでつくる霜町実業団による干支だるまの予約販売が始まっています。
こちらが霜町実業団が販売する卯年の干支だるまです。
毎年干支にちなんだだるまを作っていて今年で7年目となります。
白を基調にうさぎの顔が描かれていて高さは16センチ、幅13センチで今年は500個以上作ったということです。
価格は税込み1,600円で予約販売は来月6日までです。
来月11日の高遠だるま市に合わせて霜町駐車場特設ブースで予約した人への引き渡しのほか当日販売も行われるということです。
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上伊那広域消防本部意見発表会
上伊那広域消防本部の職員が日頃の業務で感じた意見の発表会が11日に開かれ、伊南南消防署の下平祐一さんが最優秀賞に選ばれました。
意見発表会には、本部と上伊那の各消防署から7人の職員が参加しました。
意見発表会は、日頃の業務で感じた改善点などを発表することで市民の安全に繋げようと毎年開かれています。
最優秀賞に選ばれた下平さんは、勤続15年で、伊南南消防署の消防司令補を務めています。
下平さんは、職員が業務を行う際、活動服・救助服・救急服を使い分けていることから、全ての機能が備わった活動服に一本化することを提案しました。
活動服一本化の意見発表は、予算軽減のほか職員の負担も減り、実現可能な提案だと評価されました。
下平さんは、2月に塩尻市で開かれる県の発表会に出場します。
また、優秀賞には伊那消防署の伊藤来貴さんと辰野消防署の中原拓哉さんが選ばれました。
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箕輪町内の5つの武道関係団体が初稽古
箕輪町内の武道関係団体の初稽古が9日に、町民体育館と武道館で行われました。
9日は、空手道部、剣道部、柔道部、なぎなた部、フェンシング部の5団体が、今年最初の稽古を行いました。
各団体、週1回から3回町民体育館や武道館で練習をしています。
普段は別々に活動していますが、新年最初の稽古は鏡開きを兼ねて毎年一堂に会しています。
柔道部では、投げ技など人と人が接近する練習の際はマスクを着用しているということで、「夏場はマスクが付けられず基礎練習が中心となってしまった。冬のこの時期は寒いですが、色々な練習ができるのでうれしいです」と話していました。
フェンシング部の中学1年生の生徒は、「全国大会に出場したいので、気持ちを新たに稽古に励みます」と話していました。 -
御筒粥の神事 世の中「七分九厘」
箕輪町木下の箕輪南宮神社で、今年1年の農作物の出来や世相を占う「お筒粥の神事」が7日行われ、今年の世の中は七分九厘との結果が出ました。
お筒粥は、米と小豆が入っている釜に37本の葦の茎を束ねたものを入れて炊き上げ、筒の中に入った米などの数で今年の世相を占うものです。
占いの結果、今年の世の中は去年より一厘上がり、七分九厘でした。
農作物では、小麦、蕎麦、玉ねぎ、栗、柿が極上で、気候は夏と冬が上々となっています。
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上伊那地域の165人を含む 1,311人の新型コロナウイルスへの感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の165人を含む
1,311人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県内で新たに8人の新型コロナ患者の死亡が発表されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は165人、
飯田保健所管内で142人、
上田保健所管内で116人、
諏訪保健所管内で100人
松本保健所管内で86人、
大町保健所管内で76人、
佐久保健所管内で75人、
長野保健所管内で70人、
北信保健所管内で50人、
木曽保健所管内で10人、
長野市208人、松本市213人のあわせて1,311人です。
また長野県は新たに65歳以上の基礎疾患のある8人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは40万6,692で入院は669人、死亡は728人です。
9日午後8時現在の確保病床使用率は55.7%となっています。
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みはらし いちご狩りスタート
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームのいちご園で、いちご狩りが2日にスタートしました。
初日の2日には、親子連れなどがいちご園を訪れ、赤く実ったいちごを楽しんでいました。
いちご狩りは、50分間の食べ放題です。
燃料や資材の高騰などから、今年から200円値上がりし、大人は1900円から2100円に、小学生未満は1200円から1400円になりました。
みはらしいちご園には17のハウスがあり、一つ10アールのハウスに3種類1万株が植えられています。
新型コロナの影響で、人数を例年の2/3ほどに制限して開場していて、年始は予約でいっぱいになったということです。
しかし、コロナ前は、年間7万人訪れていたという来場者は、昨シーズンで半分ほどに落ち込んでいます。
みはらしいちご生産組合では、「天候にも恵まれ、おいしく甘いいちごに育っている。昨シーズン以上に多くの人に訪れてほしい」と話していました。
いちごは花を咲かせてから赤くなるまで1か月ほどかかるということで、ピークは春休みごろだということです。
みはらしいちご園のいちご狩りは5月31日まで行われます。
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コスモスの家で保育園の入園準備品の製作
伊那市の障害者多機能型事業所コスモスの家では、保育園の入園準備品の販売に向け製作を行っています。
こちらがコスモスの家で製作している入園準備品のトートバッグや巾着です。
様々な生地が使われていて、どれも1点ものです。
10日は事業所で利用者がミシンで製作をしていました。
コスモスの家では、利用者の工賃アップにつなげようと、伊那市の保育園の推奨サイズのトートバッグや巾着などを製作・販売しています。
トートバッグは、3種類で2,500円からです。
弁当や歯ブラシとコップを入れる巾着はそれぞれ600円です。
巾着は去年のものよりマチをたっぷりとり、中にものを入れやすく改良しました。
入園準備品の販売会は来月15日~17日まで、伊那市役所で開かれます。
このほか、福祉まちづくりセンター内の喫茶コスモスで随時販売しています。
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信金の寄付事業に伊那市が採択 1千万円寄付へ
伊那市は、SDGsを目的とした事業に交付される信金中央金庫の「ふるさと応援団事業」に採択され、1千万円の寄付を受けることが決まりました。
信金中央金庫は、アルプス中央信用金庫など全国の信用金庫により設立された金融機関です。
信金中央金庫では、SDGs施策に対し寄付を行う「SCBふるさと応援団」を一昨年度から行っていて、アルプス中央信用金庫が推薦した伊那市のプロジェクトが採択されました。
伊那市の商工業者向けSDGs推進プロジェクトは、商工業者のDX=デジタル変革や、脱炭素化に向けた支援メニューを提供するもので、専門家の派遣やセミナーの開催などを予定しています。
アルプス中央信用金庫は商工業者への情報提供やマッチングなどを行うということです。
贈呈式は、2月9日に伊那市役所で予定されています。
なお、信金中央金庫では今年度全国50事業に対し寄付を行う計画です。 -
箕輪町消防団出初式 3年ぶりに市中行進
箕輪町消防団の出初式が8日行われ、団員らが防火への誓いを新たにしました。
8日は団員109人が出席し、3年ぶりに市中行進が行われました。
団員らは、松島神社を出発し、伊那プリンスホールまでの約1キロを行進しました。
箕輪町内では、去年1年間に2件の火災がありました。
式典で白鳥政徳町長は、「町としても魅力ある、やりがいのある消防団づくりに取り組んでいきたい」と式辞を述べました。
丸山巌団長は「団員確保をはじめ、技術や装備の充実強化に努めていきたい」と話していました。
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藤城村長と田中副村長がコロナ感染
南箕輪村は、藤城栄文村長と田中俊彦副村長が新型コロナウイルスに感染したと10日に発表しました。
現在は療養期間となっていて、公務の復帰は17日(火)の予定です。
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仲仙寺で蛇の神「神願様」を祀る
伊那市西箕輪の仲仙寺の参道入り口に家内安全や五穀豊穣を願うワラで作った蛇の神「神願様」が3日に祀られました。
毎年1月3日に仲仙寺の門前に住む5軒が中心となり奉納をしていて、およそ300年の歴史があるということです。
3日は午前8時に去年祀られた神願様が下ろされました。
地区のどんど焼きで燃やされるということです。
2022年のものを下ろした後、稲わらを編んで全長およそ5メートルの新しい神願様を作りました。
胴体には干支の数と同じ12本のたてがみが取り付けられていることから竜をかたどったものとも言われています。
ほかに、柳の木の枝を使った飾りや御幣を取り付けていました。
仲仙寺の師田和香住職によりますと「仏教では竜は雨や水の神で、五穀豊穣を願うものとされている」ということです。
神願様が完成すると、師田住職により開眼法要が行われました。
このあと神願様は、仲仙寺の参道入り口にあるサワラの木にかけられ1年間祀られます。
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箕輪町北小河内と大出で大文字建て
箕輪町北小河内の漆戸常会で無病息災を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが8日行われました。
大文字建ては朝8時から行われました。
漆戸常会の大文字は、約260年前に天竜川が氾濫し水害が起きたことから始まったとされていて、町の無形民俗文化財に指定されています。
長さ約13メートルの柱に太陽に見立てた赤い板や、色紙で作った花飾りなどが取り付けられます。
飾り付けが終わると一気に柱が建てられました。
柱は、15日に納められるということです。 -
伊那市消防団出初式
伊那市消防団の出初式が8日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。
伊那市消防団の出初式には、消防団と赤十字奉仕団などおよそ350人が出席しました。
8日は、春日公園第2駐車場で分列行進が行われ、伊藤徹副市長や日下部良也団長らの観閲を受けました。
分列行進を行うのは新型コロナの影響で2020年以来となります。
日下部団長は「今にも起こるかもしれない巨大地震や毎年のように発生する水害に対応するため、広報の強化や地域住民との一体的な防災活動が求められる。我々が自ら備え、学び、伝え、守るを改めて実行していかなければいけない」と訓示しました。
伊那市では去年1年間に31件の火災がありました。
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上伊那238人含む3,128人感染
長野県内で8日新たに、上伊那地域の238人を含む3,182人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は238人、諏訪保健所管内で318人、飯田保健所管内で306人、佐久・上田保健所管内でそれぞれ274人、松本保健所管内で196人、長野保健所管内で171人、北信保健所管内で106人、大町保健所管内で61人、木曽保健所管内で16人、長野市781人、松本市441人のあわせて3,182人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは40万3,962人で入院は577人、死亡は712人です。
7日午後8時現在の確保病床使用率は51.2%となっています。
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向山さん ほんだれ様飾りつけ
箕輪町富田の向山 喜通さんは、農作物の豊作や林業の安全を祈願する小正月の風習、ほんだれ様の飾りつけを、7日に行いました。
ほんだれ様は高さは3メートルほどあります。
半分皮をむいた木の枝を飾りつけていて、稲穂が垂れた様子に見立てていることからほんだれ様と呼ばれています。繭玉も飾り付けられています。
毎年飾りつけを行っているのは向山喜通さん、79歳です。
父から25年前に受け継ぎ、毎年続けています。
ほんだれ様の台座は、3尺3寸になるようにヒノキを切りそろえています。
農機具、蚕を育てるための道具、チェーンソーなどの林業の道具の他、鳥を追い払うために音を鳴らす棒もあります。
餅を供えている台は、繭から糸を取る糸まきを使っています。
一昨年から、コロナ退散を願ってマスクも飾るようになりました。
ほんだれ様は、本来、事始めの8日に初めて山に入り、木を切り出して作るということですが、去年12月半ばから準備を始め、7日に完成しました。
以前は一帯のどの家もほんだれ様を作っていましたが、現在は、箕輪町でも数軒になってしまったということです。
近所の人が通りかかり、珍しそうに眺めていました。
ほんだれ様は小正月の行事がすべて終わる20日に焚き上げるということです。
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上伊那382人含む県内新たに3,202人新型コロナ感染確認
長野県内で7日新たに、上伊那地域の382人を含む3,202人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の累計感染者数は40万人を超えました。
また、県は新たに10人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は382人、諏訪保健所管内で327人、佐久保健所管内で308人、飯田保健所管内で296人、上田保健所管内で281人、松本保健所管内で267人、長野保健所管内で152人、大町・北信保健所管内でそれぞれ97人、木曽保健所管内で50人、長野市602人、松本市343人のあわせて3,202人です。
また県は、65歳以上の基礎疾患のある7人と基礎疾患のない3人の合わせて10人の新型コロナ患者の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは40万780人で入院は591人、死亡は712人です。
6日午後8時現在の確保病床使用率は47.2%となっています。
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無病息災を願いどんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願う、どんど焼きが7日に各地で行われました。
このうち南箕輪村沢尻で行われたどんど焼きには、地区の子どもや保護者などおよそ100人が参加しました。
回収した正月飾りやだるまなどを燃やしました。
新型コロナの影響で2022年と2021は6年生のみで行いましたが、今年は3年ぶりに通常に戻しました。
火が弱まってくると、餅を焼きました。
焼いた餅は、新型コロナ感染拡大防止のため、各自で家に持ち帰り食べたということです。
関係者は「久しぶりにみんなで集まり、どんど焼きを行うことができた。多くの子どもたちが参加してくれてうれしい」と話していました。
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VC長野の試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの7日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント2対3で敗れました。
8日も東京グレートベアーズと対戦します。
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小寒 そばの実を浸す
今日は二十四節気のひとつ小寒です。
大寒を前にこれから寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市の高遠そば組合は、そばを寒ざらしにするため、そばの実を川に浸す作業を行いました。
6日は、高遠そば組合の10人が伊那市長谷の粟沢川に、およそ200キロを小分けした袋を浸しました。
今朝の伊那地域の最低気温は氷点下6.7度で粟沢川の水温は1度でした。
寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍家に献上していたとされていて、去年300年の節目を迎えました。
高遠そば組合は2002年に古文書に基づいて復活させ、試行錯誤を繰り返し2014年から高遠町内のそば店で寒ざらしそばの提供を行っています。
そばの実を冷たい水に浸すとアクが抜けて粘りが減り甘みも増すということです。
6日は、東京都西麻布でそば店を営む納剣児さんが訪れ作業の様子を見学しました。
納さんは、高遠そば組合のメンバーと縁があったことから一昨年から入野谷在来そばを自身の店で提供しています。
今年は、寒ざらしそばの提供も始めたいと今回足を運びました。
そばは、1か月川に浸し、立春の2月4日に引き上げる予定です。
そのあと乾燥させ、7月中旬から組合のそば店で提供されます。
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伊那市長谷地区二十歳のつどい
伊那市長谷地区の二十歳の集いは、1日に長谷公民館で開かれました。
出席者は、同級生との久しぶりの再会に話が弾んでいました。
長谷地区二十歳の集いには、平成14年4月2日から、平成15年4月1日生まれの男性6人、女性4人の10人が対象で、式には、7が出席しました。
笠原千俊伊那市教育長は、「大きな可能性、夢と希望を信じて充実した人生を築いていって欲しい」と呼びかけました。
中学時代の恩師、田中祐貴教諭は、「これから生きる場所で、自分を咲かせ、素敵な場所にしていってほしい」と激励。
当時のクラスの旗と一緒に記念撮影したり、生徒が未来の自分にあてて書いた手紙を手渡したりしながら成長を喜んでいました。
出席者を代表して野口秀太さんは、「生まれ故郷の長谷に感謝し、恩返しをしていきたい」と謝辞を述べました。
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南箕輪村で二十歳のつどい
南箕輪村は二十歳のつどいを3日に村民センターで開きました。
平成14年4月2日から平成15年4月1日生まれの男性90人、女性113人のあわせて203人が対象で、式には118人が出席しました。
主催した南箕輪村教育委員会の清水閣成教育長は「人生の大事な節目を迎え、これから沢山の経験をして成長してください」と式辞を述べました。
参加者を代表して中村雄大さんは「自分の目標に向かって時には辛抱強く、紆余曲折しながらも日々精進していきたい」と謝辞を述べました。
意見発表で土山景子さんは「大人として常に謙虚で前向きに恩返ししていきたい」と話しました。
村では成人年齢が18歳に引き下げられたことから今年から式の名称を二十歳のつどいに変更しています。