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第11回上伊那吹奏楽祭
上伊那の中学や高校の吹奏楽部などが出演する第11回上伊那吹奏楽祭が伊那市の伊那文化会館で25日開かれました。
吹奏楽祭には、上伊那の中学・高校の吹奏楽部など14団体が出演しました。
上伊那吹奏楽祭は、東日本大震災で被災した岩手県の高田高校吹奏楽部を支援するチャリティーコンサートとして始まりました。
現在は地域の吹奏楽団体が世代を超え交流する場として上伊那吹奏楽連盟が行っているもので、今年で11回目です。
例年は小学生や一般の出演もありますが、新型コロナの影響で今年は中高生が中心となりました。
このうち、去年伊那市内5校の中学生32人で結成した「伊那ジュニア・アンサンブル・クラブ」は、3曲を披露しました。
月に1度集まり練習を重ねてきたということで、今回が初舞台となりました。
新型コロナ感染拡大防止のため、観客は出演者と保護者のみに制限されました。
上伊那吹奏楽連盟では「大人から子どもまで幅広い世代が集まり自由に演奏できる日を待ち望んでいます」と話していました。
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上伊那47人含む579人感染確認
長野県内で26日、新たに上伊那地域の47人を含む579人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、松本市は、基礎疾患のある10人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は47人で、伊那市で20人、箕輪町で6人、南箕輪村で2人、駒ヶ根市で11人、辰野町・飯島町・中川村でそれぞれ1人、宮田村で5人、
諏訪・飯田保健所管内でそれぞれ78人、松本保健所管内で76人、
長野保健所管内で44人、佐久保健所管内で35人、大町保健所管内で31人、上田保健所管内で17人、北信保健所管内で16人、木曽保健所管内で6人、県外1人、長野市60人、松本市90人の合わせて579人です。
また、松本市は基礎疾患のある60代以上の10人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは20万4,778人で、入院は161人、死亡は344人です。
また、25日午後8時現在の確保病床使用率は26%となっています。
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伊那市地域おこし協力隊石田さん ウェディングフライト
伊那市地域おこし協力隊の石田健祐さんは、地域への感謝とPRを兼ねたウェディングフライトを26日に行いました。
ウェディングフライトを行ったのは、協力隊で埼玉県出身の石田健祐さんと妻で大阪府出身の静香さんです。 -
高遠町「日本で最も美しい村」推進委員会 フォトコン作品展
伊那市高遠町の景観保全などに取り組む「日本で最も美しい村」推進委員会が募集したフォトコンテストの作品展が、30日まで伊那市役所で開かれています。
会場には、入選した12作品が展示されています。
こちらは最優秀賞に選ばれた箕輪町の池上敏夫さんの作品「古刹を彩る」です。
高遠町の遠照寺の満開のぼたんを写したものです。
今回のコンテストには、県内9人を含む23人から60点の応募がありました。
作品展は30日まで市役所市民ホールで開かれています。 -
視聴者情報 「ピンク色の虫を見つけたよ!」
伊那ケーブルテレビの視聴者から「珍しい虫を見つけた」との情報をいただき、取材しました。
虫を捕まえたのは、美篶小学校4年生の井口湧佑君です。
26日朝、登校前に自宅を訪ね見せてもらいました。 -
東部中学校定期演奏会 練習の成果を披露
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が18日に、伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、3年生24人、2年生9人、1年生36人の合わせて69人が練習の成果を披露しました。
コンクールの課題曲やJ-POPなどおよそ10曲を演奏しました。
ブルースプリングという曲は、今年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲です。
4月に1年生36人が入部し練習を重ね、南信地区大会では金賞を、県大会では銀賞を受賞しました。
3年生は、「新型コロナが依然として収束せず厳しい状況の中でしたが、演奏会が開催できたのは、先生方、保護者、地域のみなさんのおかげです」と感謝していました。 -
少年の塔慰霊祭 永久平和誓う
太平洋戦争中、上伊那から満蒙開拓青少年義勇軍として満州へ渡り命を落とした青少年の慰霊祭が伊那市の伊那公園で25日に、行われました。
慰霊祭は毎年上伊那教育会が行っていて、役員らおよそ20人が出席しました。
少年の塔は鍬を持ち満州から望郷の念にふける少年の像で、上伊那教育会や満蒙開拓青少年義勇軍遺族会などが昭和36年に建立したものです。
義勇軍は戦時中、満州開拓のため国策として進められたもので、上伊那では教育会が中心となり募集しおよそ800人が海を渡り、91人が命を落としたということです。
上伊那教育会の浦山哲雄会長は「上伊那教育会の負の遺産を風化させず、永久平和への努力を改めて誓います。二度と同じ過ちは繰り返しません」と追悼の言葉を述べました。
また慰霊祭では、元上伊那教育会長で上伊那郷土研究会の矢澤静二さんの講話も行われました。
矢澤さんは「教育会が慰霊祭を実施しているのは上伊那だけです。次世代へのつなぎ役として広げていってほしい」と話しました。
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箕輪町と東京都豊島区 ソメイヨシノ植樹式
今年7月に締結した、箕輪町と東京都豊島区の姉妹友好都市協定を記念して、箕輪町のながた自然公園周辺でソメイヨシノの植樹式が25日に行われました。
25日は、箕輪町と東京都豊島区の関係者が集まり、ソメイヨシノ5本が植樹されました。
ソメイヨシノは昔の江戸の染井村、現在の東京都豊島区駒込が発祥で「豊島区の木」に指定されています。
この植樹式は、箕輪町と豊島区の姉妹友好都市協定締結を記念して行われました。
なお、令和2年の森林の里親協定締結時に設置された、としまの森の看板の除幕式も行われました。
除幕式は新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。
としまの森は箕輪町と豊島区が協働で整備をしています。
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中学生キャリアフェス「はじめの一歩」
伊那市内の中学2年生が一堂に会して11月に開かれるキャリアフェスのテーマが25日、発表されました。
25日は市役所で、市内6つの中学校の代表生徒でつくる生徒実行委員会が白鳥孝伊那市長らを前に今年のテーマを発表しました。
テーマは、はじめの一歩~夢限大の自分へ~です。
未来へ勇気ある一歩を踏み出し自分の将来の可能性を広げて欲しいという意味が込められているということです。
キャリアフェスは、市内の中学校2年生が上伊那の企業や団体のブースを回り仕事について理解を深めるもので、平成28年から行われています。
去年と一昨年は、新型コロナの影響でオンライン開催となりましたが、今年は感染対策をして通常開催します。
白鳥市長は「伊那市には多くの企業があります。ここで働く大人の思いを聞いて欲しい」と話していました。
伊那市中学生キャリアフェスは、11月10日にエレコム・ロジテックアリーナで開かれ、上伊那の80の企業や団体が出展することになっています。
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上伊那62人県内891人感染
長野県内で25日、新たに上伊那地域の62人を含む891人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は62人で、伊那市で38人、箕輪町で8人、南箕輪村で3人、駒ヶ根市と辰野町でそれぞれ6人、飯島町で1人、
諏訪保健所管内で108人、飯田保健所管内で95人、松本保健所管内で84人、上田保健所管内で60人、長野保健所管内で58人、佐久保健所管内で48人、大町保健所管内で21人、北信保健所管内で20人、木曽保健所管内で8人、県外5人、長野市162人、松本市160人の合わせて
891人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは20万4,199人で、入院は159人、死亡は334人です。
また、24日午後8時現在の確保病床使用率は24.5%となっています。
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伊那西高校3つのクラブ合同の定期演奏会
伊那市の伊那西高校の3つのクラブ合同の定期演奏会が24日に、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、合唱クラブ・お箏クラブ・吹奏楽クラブが、日頃の練習の成果を披露しました。
3年生にとっては、このステージが最後となります。
合唱クラブの3年生は、「新型コロナの影響で思い通りに活動できない時期もあったけれど、演奏を通して音楽のすばらしさを改めて知ることができました」と感謝していました。 -
自転車で伊北の名所など巡る「ロゲイニング」初開催
箕輪町、辰野町、南箕輪村の3町村でつくる「上伊那北部観光連絡協議会」は、自転車でチェックポイントを巡り得点を競う「ロゲイニング」を24日初めて開催しました。
24日は、県内を中心に関東や中京からおよそ24人が参加しました。
午前9時、箕輪町のみのわテラスを一斉にスタートしました。
ロゲイニングは、オリエンテーリングに似ていて、制限時間内にチェックポイントを巡り、得点を競うものです。
3町村の史跡や観光名所、飲食店など51か所にチェックポイントが設置され、参加者はそれぞれでコースを考え、自転車を走らせました。
上伊那北部観光連絡協議会では、自転車を活用した広域観光を推進しようとロゲイニングを初めて企画しました。
制限時間の午後2時近くになると、参加者がスタート地点のみのわテラスに戻ってきました。
協議会では、今後も自転車による観光を進めていきたいとしています。
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新型コロナ 上伊那33人含む県内481人感染確認
長野県内で24日新たに上伊那地域の33人を含む481人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は33人で伊那市で16人、箕輪町で2人、南箕輪村で3人、駒ヶ根市で5人、辰野町・飯島町・中川村でそれぞれ2人、宮田村で1人、諏訪保健所管内で66人、松本保健所管内で46人、長野保健所管内で42人、上田保健所管内で31人、飯田保健所管内で29人、佐久保健所管内で27人、大町保健所管内で19人、北信保健所管内で16人、木曽保健所管内で2人、県外1人、長野市81人、松本市88人の合わせて、481人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは20万3,308人で、入院は161人、死亡は334人です。
また、23日午後8時現在の確保病床使用率は25.4%となっています。
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第31回信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人、井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が、伊那市のいなっせ11日に開かれました。
俳句大会は、高校・一般の部に322人から1,352句、小中学生の部に1,573人から1人1句の応募があり、この日は一般の部の表彰式が行われました。
最高賞の井月俳句大賞には、兵庫県の杉岡壱風さんの作品【井月の 句碑立ち上がる 雪解かな】が選ばれました。
杉岡さんは、「井月が多くの句を残した伊那谷を愛していたことや、感謝の意を表現した」と話していました。 -
伊那養護学校で働く車の乗車体験
伊那市の伊那養護学校の児童は22日、働く車の乗車体験をし、地域の人と交流を深めました。
伊那養護学校の駐車場に、伊那市が所有する医師が乗らない診療車モバイルクリニックやキャンピングカーで仕事ができるモバイルオフィス、消防車が並びました。
モバイルクリニックでは、中にあるモニターなどの設備を見学していました。
ほかにキャンピングカー仕様の車両で寝泊りしながら仕事ができるモバイルオフィスに乗車し、楽しんでいました。
消防車の後部座席に乗車した児童はポーズを決めて写真を撮っていました。
伊那養護学校では、新型コロナの影響もあり今月予定していた消防署見学を中止しました。
学校から相談を受けた伊那市が、働く車の乗車体験や人との交流の場を設けようと今回初めて企画しました。
また伊那市の有限会社スワニーが作った水鉄砲のコーナーも設けられ、地元企業の人たちと交流をしていました。
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荒町長生会先祖祭り
地区の先祖を供養する、荒町長生会先祖祭りが伊那市高遠町の荒町の観音堂と公民館で行われました。
22日は、地区の高齢者グループ荒町長生会の会員15人が集まり先祖祭りが行われました。
祭りでは、地区の安泰を願うお数珠回しが行われました。
数珠は荒町にある観音堂に保管されていたもので昭和12年、日中戦争で出征した若者が寄贈したとされています。
また、公民館で甘茶かけが行われました。
大正11年生まれで今年100歳になった松崎千秋さんは「昔はよくやっていたが、最近は少なくなって来た」と話していました。
荒町長生会の秋山靖樹会長は「私たちの子どもの頃の思い出を、これからも後世に残して伝えていきたい」と話していました。
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第4回 水彩画木曜会展
伊那市の水彩画教室、木曜会の展示会が伊那市のいなっせで、22日から始まりました。
会場には、風景などを描いた、43点が展示されています。
水彩画教室木曜会は上伊那の16人の会員が毎週木曜日に活動しています。
透明水彩を使って、野外でのスケッチなどを行っているということです。
会では「透明水彩の特徴である、にじみやぼかしを使った作品を楽しんでもらいたい」と話していました。
この展示は、27日までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。 -
高遠燈籠祭でほおずき提灯が飾られる
伊那市高遠町の商店街には、ほおずき提灯が飾られ夜の町並みを灯しています。
高遠町では、鉾持神社の合併祭に合わせ燈籠祭が開催されほおずき提灯が店の軒先などに飾られています。
新型コロナの影響で高遠囃子巡行などは中止し、ほおずき提灯と行燈の飾り付けのみとなりました。
提灯は9月25日まで飾られるという事です。
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伊那市のマンホールカード3種類を配布
伊那市は、9月10日の下水道の日に合わせ伊那市役所でマンホールカード3種類を9日に、配りました。
9日は、伊那市役所でイーナちゃんが伊那市・高遠町・長谷村デザインの3種類のマンホールカードを配りました。
こちらが配布されたマンホールカードです。
旧伊那市デザインは、伊那節に歌われている権兵衛峠を行き来した馬子と木曽馬をモチーフにデザインされています。
旧高遠町デザインは、タカトオコヒガンザクラがデザインされています。
旧長谷村デザインは、南アルプスと「クロユリ」・「カエデ」がデザインされています。
マンホールカードの配布は下水道の事を知ってもらおうと行われたものです。
伊那市では「少しでも下水道を身近に感じて欲しい」と話していました。
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箕輪中3年2組がカレンダー用の写真を募集
箕輪町の箕輪中学校3年2組は授業で制作する2023年用の日めくりカレンダーに使用する、箕輪町の写真を募集しています。
22日はカレンダーのレイアウト作業を行っていました。
箕輪中学校では、総合的な学習の時間で地域について学ぶ「箕輪学」を行っています。
このうち3年2組では、箕輪町の風景などの写真を使った日めくりカレンダーの制作を企画しました。
使う写真を地域の人などから募集しています。
31日分を目標にしていますが、現在5枚しか集まっていないということです。
写真は画面に掲示してある専用のQRコードから応募できます。
また9月30日と10月1日に行われる文化祭「ふきはら祭」でも写真募集のPRを行っていくということです。
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新型コロナ全数把握見直しへ
長野県の阿部守一知事は新型コロナウイルスの新規感染者の全数把握について26日から発生届の対象を限定すると22日発表しました。
これは発生届の対象について全ての陽性者としていたものを一律で見直す国の方針を受けたものです。
発生届の対象となるのは陽性者のうち65歳以上の人。入院が必要な人。重症化リスクがありかつコロナ治療薬や酸素投与を必要と医師が判断した人。妊婦となっていて変更は26日からです。
県はほかに医療提供態勢の負荷を示す県独自の医療アラートを上から2番目の医療特別警報から3番目の医療警報に引き下げました。
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カーボンナノチューブ権威 遠藤さん 伊那北高校で講演
カーボンナノチューブの権威で信州大学特別栄誉教授の遠藤守信さんの講演会が伊那市の伊那北高校で21日開かれ、「大学に入るために勉強するのではなく、その先の夢ややりたい事の実現に向け勉強して下さい」と話していました。
講演会には伊那北高校の理数科の1年生40人が出席し、遠藤さんは「創造力を育む」と題し話をしました。
遠藤さんは「産業の発展や研究開発には発想力が必要だ」と話し、「授業では覚える事よりも疑問を持ち、質問する事を心がけてほしい」と話していました。
この講演会は、長野県教育委員会が主催したもので、国際的な視野に立った人材を育成していこうと、毎年、有識者による講演会を公立高校で開催しています。
遠藤さんは、カーボンナノチューブの発見や量産技術の権威で2008年に紫綬褒章を、2020年に瑞宝中綬章を受章しました。
質疑応答では、生徒達から宇宙空間での太陽光発電の実現性などについて質問が出されていました。
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秋の全国交通安全運動 市役所前で街頭啓発
歩行者の安全確保などを重点目標に掲げた、秋の全国交通安全運動が21日から始まり、伊那市役所前では街頭啓発が行われました。
この日は、伊那警察署や伊那交通安全協会などの40人が、市役所前で街頭啓発をしました。
秋の全国交通安全運動は、歩行者の安全確保や夕暮れ時の事故防止などを重点目標に掲げていて、県では「高齢運転者の交通事故防止」を重点に置いています。
伊那警察署管内の今年の人身事故発生件数は、20日までに155件で去年の同じ時期と比べ18件増加し、このうち死亡事故は1件となっています。
秋の全国交通安全運動は、21日(水)から30日(金)までです。
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伊那中央病院 5年連続の赤字決算
伊那中央行政組合議会9月定例会が21日に伊那市役所で開かれ、昨年度の伊那中央病院の決算は、5年連続の赤字になったことが報告されました。
伊那中央病院の昨年度の収入は、138億4,300万円、支出は141億5,100万円で、純損益が3億800万円となりました。
決算が赤字となるのは、平成28年度から5年連続です。
新型コロナの影響で減少していた入院収益と外来収益はともに増加し、収益全体は前の年に比べ10億円、7.8%増加しましたが、抗がん剤などの高額な薬品費増、診療材料費増により、赤字決算となりました。
累積赤字は35億9,200万円となりましたが、現金預金と有価証券あわせて57億円を保有するため、資金に不足はないとしています。
伊那中央行政組合では「今後は、経費削減や収益確保を強化し、原材料費などの価格高騰にも対応していきたい」としています。
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日本山岳写真協会南信支部 「貌(かたち)・季節の中で」写真展
日本山岳写真協会・南信支部の「貌・季節の中で」と題した第27回写真展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、会員16人の作品60点ほどが展示されています。
日本山岳写真協会には、83年の歴史があり、南信支部は発足して28年になります。
南信支部には、プロアマ問わず20代~70代まで19人の会員がいます。
新型コロナで1回中止となりましたが、毎年写真展を開いていて、今回で27回目です。
展示会では、1月から12月まで季節ごとに写真を展示していて、山々の季節の移ろいを楽しむことができます。
中には、瞬間をとらえるために何日も同じ山に通ったり、何時間も待って撮影した写真もあるということです。
日本山岳写真協会南信支部の第27回写真展「貌・季節の中で」は、25日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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上伊那総合技術新校 アンケート実施へ
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が20日、伊那市内で開かれ中高生や保護者などを対象にアンケート調査を来月実施する事が確認されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
20日は、伊那市のいなっせで懇話会が開かれアンケートの実施方法や質問項目の確認が行われました。
上伊那の該当する全ての人が対象で中学生は5千人、再編の対象校の高校に通う高校生は1,400人、小中学校の保護者は1万1千人です。
期間は10月3日から28日までで、Web上で実施します。
質問項目は、進学したい学科や、高校を選ぶときに重視する事、総合技術新校に期待する事などです。
また、新校の卒業生の就職先となる地元企業にもアンケートを行うとしています。
次回の懇話会は11月に予定されていて、アンケート結果を基に、新校の学びのイメージについて意見交換を行います。 -
定時制・通信制生徒生活体験発表会
南信に6つある定時制・通信制の高校に通う生徒の生活体験発表大会が、17日、箕輪町文化センターで開かれました。
この日は、南信の定時制・通信制の諏訪実業、箕輪進修、赤穂、飯田OIDE長姫、飯田女子、つくば開成学園に通う11人が生活体験を発表しました。11人は校内選考で上位となった生徒たちです。
授業や学校生活、教諭や友人・家族とのつながりについてや、いじめや不登校などの苦しみがあっても乗り越えた体験などを発表しました。
審査は、各高校の教諭6人が行いました。
審査基準は、真実味があふれているか、共感性があるか、動作に好感が持てるかなど10項目です。
審査の結果、上田市在住でつくば開成学園高校2年の滝沢 葵さん16歳が、最優秀賞に選ばれました。
なお、優秀賞には、飯田OIDE長姫高校4年の金井 麗佳さんと箕輪進修高校3年の伊藤衣玲奈さんが選ばれました。
上位3人は、来月8日に松本市で開かれる県大会に出場します。
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上伊那86人含む県内1204人感染
長野県内で21日新たに、上伊那地域の86人を含む1204人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の感染者数の累計は、20万人を超えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は86人で、伊那市で32人、箕輪町で29人、南箕輪村で5人、駒ヶ根市で5人、辰野町で7人、飯島町で2人、中川村で6人、
飯田保健所管内で122人、松本保健所管内で120人、上田保健所管内で105人、佐久保健所管内で103人、大町保健所管内で80人、長野保健所管内で65人、諏訪保健所管内で58人、北信保健所管内で55人、木曽保健所管内で23人、県外4人、長野市210人、松本市173人の合わせて1204人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは20万855人で、入院は189人、死亡は334人です。
また、20日午後8時現在の確保病床使用率は28.6%となっています。
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台風14号 通勤通学の足に影響
台風14号は、20日午前9時に三陸沖で温帯低気圧に変わりました。
伊那地域では19日の夜か20日の午前にかけ雨が強まり、通勤通学の足に影響が出ました。
午前7時半頃の中心市街地です。
こちらの男性は、長靴に防水ズボンで通勤していました。
長野地方気象台によりますと降り始めから20日午前10時までの伊那地域の降水量は53.5ミリとなりました。
最大瞬間風速は20日午前1時46分に16.7メートルを記録しました。
JR飯田線は、台風の影響で計画運休を行いました。
辰野駅から愛知県の本長篠駅間では19日の午後から上下線で運休となっていて、20日午後4時に順次運行を再開しました。
この影響で伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、終日オンラインで授業が行われました。
学校と生徒の自宅をテレビ会議システムでつなぎ授業をしていました。
上伊那では他に伊那西高校でオンライン授業が行われ、その他の高校は休校となりました。
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地価 南箕輪村の住宅地横ばい
長野県は、7月1日時点の地価を今日公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が横ばいで、その他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
長野県内では401地点で調査が行われました。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、65地点で上昇、37地点で横ばい、173地点で下落となりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の平均変動率は、伊那市が1.5%の下落、箕輪町が2%の下落、南箕輪村は横ばいでした。
商業地は県内111地点で調査が行われ、12地点で上昇、25地点で横ばい、74地点で下落となっています。
平均変動率は、伊那市が2%の下落、箕輪町が3%の下落、南箕輪村が2.2%の下落となっています。