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まん延防止適用後 初の週末
長野県に「まん延防止等重点措置」が適用され、県内では初めての週末を迎えました。
上伊那の観光施設では「第6波」や「まん延防止」の適用もあり、客足は再び遠のいているという事です。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームです。
今はいちご狩りがシーズンを迎えていて30日も県内を中心に観光客が訪れていました。
コロナ以前は1日あたり600人程が訪れていたという事ですが、3分の1の200人まで落ち込んでいるという事です。
いちご狩りは、50分の時間制限を設けているほか、ハウスの広さによって一度に入れる人数を制限するなどの感染予防策を行っています。
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新型コロナ 上伊那14人含む県内498人感染
長野県内で30日新たに上伊那地域の14人を含む498人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は14人で、伊那市で10人、南箕輪村と駒ヶ根市でそれぞれ2人、諏訪・松本保健所管内でそれぞれ48人、長野保健所管内で40人、北信保健所管内で31人、上田保健所管内で27人、佐久保健所管内で24人、飯田保健所管内で17人、大町保健所管内で8人、県外の感染者が4人、長野市151人、松本市86人の合わせて498人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17,190人で、入院は256人、死亡は98人です。
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クリーンセンター八乙女 改良工事の事業者選定委員会発足
箕輪町八乙女の不燃・粗大ごみ中間処理施設のクリーンセンター八乙女の工事・運営業務を委託する民間事業者を選定する、上伊那広域連合の委員会が29日、発足しました。
この日は、上伊那広域連合廃棄物処理施設等整備等事業者選定委員会がオンラインで開かれました。
委員には5人が委嘱され、委員長には信州大学農学部の教授で、上伊那広域連合廃棄物政策審議会の岡野哲郎会長が選ばれました。
委員会では、老朽化により改良工事が決まっている箕輪町のクリーンセンター八乙女の工事や運営などを行う民間の事業者を選定します。
この日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長が、事業者選定の基準や手続きなどについて委員会に諮問しました。
上伊那広域連合では、6月から事業者の公募を始め、来年2月の本契約締結・着工を目指したいとしています。
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上伊那38人含む県内新たに591人新型コロナ感染確認
長野県内で29日新たに、上伊那地域の38人を含む591人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、年代・性別・居住地が公表なし、基礎疾患ありの患者1人の死亡が発表されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は38人で、伊那市が18人、駒ヶ根市が10人、箕輪町が4人、南箕輪村が1人、飯島町が2人、辰野町が1人、宮田村が1人、上田保健所管内で53人、長野保健所管内で43人、佐久保健所管内で38人、北信保健所管内で33人、諏訪保健所管内で32人、松本保健所管内で26人、大町保健所管内で22人、飯田保健所管内で20人、木曽保健所管内で14人、県外の感染者が4人、長野市171人、松本市97人の合わせて591人です。
また29日に新たに、年代・性別・居住地が公表なし、基礎疾患ありの新型コロナウイルス患者1人の死亡が発表されました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16,692人で、入院は251人、死亡は98人です。
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VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの試合結果です。
NVC長野トライデンツは、30日にホームでパナソニックパンサーズと対戦しセットカウント2対3で敗れました。
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伊那北高校1・2年生がで課題研究の発表会
伊那市の伊那北高校の1年生、2年生は総合的な探究の時間や課題研究で学んだことの発表会を29日に開きました。
発表会は新型コロナ感染防止のため保護者などは招待せず各教室に分かれて、オンライン配信を行いました。
普通科の1年生は総合的な探究の時間の中で班ごとにテーマを決め取り組んだことについて発表しました。
ある班は伊那谷の魅力についてのアンケート結果について発表を行いました。
8割の人から「自然が多い」と回答があったということで、ローメンやザザムシなど特産品をもっと知ってほしいとまとめていました。
2年生のクラスでは1人ずつ発表を行いました。
ある生徒は筋肉についてまとめていました。
「筋肉のある人の方がかっこいいか」というアンケートに「はい」と答えた生徒が97パーセントいたということです。
筋トレを紹介して披露をしていました。
理数科の1年生は細菌培養について班ごとに課題研究に取り組みました。
ある班は鶏肉の加熱温度による細菌の数の変化についてまとめました。
生徒は「75度よりも90度の方が安全性は高まるが、菌の種類によって変わってくる。さらに実験を重ねて明確にしていきたい」と話していました。
伊那北高校では「こうした発表の場をつくることで生徒は、より深く学習していくことができる。学校だけでなく将来について考える機会にもしてほしい」と話していました。 -
箕輪町が町内の学校職員の新型コロナ感染を発表
箕輪町は町内の学校に勤務する職員1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、29日に発表しました。
箕輪町は、該当の学校に濃厚接触者はいないとして、授業は通常どおり行うとしています。
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有志が高校再編の再検討を要請
上伊那地域の有志でつくる上伊那のよりよい未来と高校教育を語る会は、県の高校再編・整備計画について、長野県教育委員会と阿部守一長野県知事に見直しを求める要請を行います。
28日は上伊那のよりよい未来と高校教育を語る会の久保田逸巳事務局代表らが市役所で記者会見を開きました。
会では、2月2日に長野県庁で、長野県教育委員会と県知事に高校再編・整備計画の再検討を求める要請を行うとしています。
会では、去年11月から高校再編について意見交換する「語る会」を3回開き、参加者からは「今あるこの地域の高校を存続させながら、新しい高校教育の方向を探るべき」という意見が出されたということです。
なお会では、要請について2月10日までに県教育委員会からの回答を求めています。
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伊那弥生ケ丘高校で分散登校始まる
長野県に新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用されたことから、伊那弥生ケ丘高校では対面授業とオンライン授業を併用し密を避ける分散登校が28日から始まりました。
1,2年生の教室では、28日から生徒を2つの班に分け、1日ずつ交互に登校する「分散登校」が始まりました。
クラスの半分は学校で授業を受け、もう半分は自宅でタブレット端末を使い授業を受けています。
伊那弥生ケ丘高校では1,2年生全員がタブレット端末を購入していて、去年8月にも分散登校を行いました。
27日から部活動は中止していて、分散登校は来月20日まで行う予定です。
長野県教育委員会は、まん延防止等重点措置の適用に伴い、県内の高校に対して、密を避けるためオンラインを活用した授業を推進しています。
上伊那の高校では、他に高遠高校、辰野高校で学年ごとの分散登校が始まっているということです。
なお小中学校ついて、伊那市・箕輪町・南箕輪村の各教育委員会では、感染対策をとって対面授業を継続し、状況に応じてオンライン授業などができるよう準備を進めていくということです。
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富県に仕事と子育ての両立支援拠点施設 入居事業者募集
伊那市は、旧富県南部保育園の園舎を活用し、仮称・仕事と子育ての両立支援拠点施設の運用を4月から開始します。
それに伴い施設を利用する企業と飲食テナントの事業者を募集しています。
旧富県南部保育園では、現在改修工事が進められています。
伊那市は、この建物を改修し、(仮称)仕事と子育ての両立支援
拠点施設として4月から運用を始めます。
募集しているのはオフィススペースの入居者と飲食テナントのそれぞれ1事業者です。
オフィススペースは面積が約50平方メートルで家賃は3万4千円です。
飲食テナントは、面積が約85平方メートル、家賃は3万7千円です。
施設には今回募集する企業のほかに、テレビ東京のグルメ番組の注文を受け付けるコールセンターが入る予定です。
28日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が募集について話をしました。
オフィススペース・飲食テナントの申し込みの締め切りは2月10日まで、伊那市商工振興課で受け付けています。
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県内で新たに上伊那の40人含む586人感染確認
長野県内で28日、新たに上伊那地域の40人を含む、586人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは伊那保健所管内は40人で、伊那市が30人
箕輪町と南箕輪村が各1人、駒ヶ根市が3人、宮田村が2人、辰野町、飯島町、中川村が各1人、松本保健所管内で85人、諏訪保健所管内で44人、佐久保健所管内で42人、北信保健所管内で34人、長野保健所管内で33人、飯田保健所管内で27人、上田・大町保健所管内で各20人、木曽保健所管内で4人、県外の感染者が8人、長野市149人、松本市80人の合わせて586人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは1万6,001人で、入院は260人、死亡は97人です。
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イベント中止・変更のお知らせ
新型コロナの影響によるイベントの中止・変更のお知らせです。
2月13日に、伊那市の伊那文化会館で予定されていた「第14回信州農村歌舞伎祭」は中止となりました。
2月20日から伊那市のかんてんぱぱホールで予定されていた「未来の明工展」は、11日からに変更になりました。
7月3日に伊那市役所で予定されていた上伊那消防ポンプ操法大会、ラッパ吹奏大会は中止となりました。
箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで2月に予定されていたイベントは全て中止となりました。
2月17日に箕輪町の町文化センターで予定されていた行政相談会は中止となりました。
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南箕輪村公共施設の休館・休止情報
新型コロナウイルスの影響による、南箕輪村の公共施設の休館・休止情報です。
期間は、まん延防止等重点措置適用期間の2月20日までとなっています。
南箕輪村民センター、村公民館、村民体育館、大芝屋内運動場、森の交流施設、赤松荘、村郷土館、ぽっかぽかの家、ボランティアセンターは休館・利用休止となっています。
なお、南箕輪村図書館、南部小学校図書館は館内滞在時間を15分以内としています。
大芝の湯、大芝高原味工房は通常営業となっています。
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伊那西高等学校芸術フェスティバル開催
伊那西高校の生徒がクラブ活動や授業で製作した作品を展示する、「伊那西高等学校芸術フェスティバル」が28日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場にはおよそ200点の作品が並べられています。
芸術フェスティバルは、生徒たちの活動を知ってもらおうと毎年開催されています。
伊那美術展でジュニア準グランプリを受賞した小野杏奈さんの作品「merahmuda」です。
merahmudaはインドネシア語でピンクという意味で、かわいいもの、ピンクが好きな
女の子を描いたということです。
伊那西高等学校芸術フェスティバルは、2月31日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
なお、新型コロナウイルスの影響で茶華道クラブによるお点前披露は行わないということです。
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自宅で確定申告を e-Taxの利用呼びかけ
2月16日から令和3年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内の路線バスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼びかけています。
この日は、伊那市西町の伊那バス株式会社で、バスにPRのステッカーと広告を取り付ける作業が行われました。
伊那税務署では、自宅で確定申告書の作成ができる「e-Tax」での申告を呼びかけています。
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会では、広告で会場の周知と「e-Tax」の利用を呼びかけています。
会場での申告は、2月1日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
新型コロナの影響でいなっせは休館中ですが、申告は可能だということです。
令和3年分の確定申告は2月16日から3月15日までとなっています。
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みなみみのわフォトグランプリ 一般投票開催中
南箕輪村観光協会が主催している「第16回みなみみのわフォトグランプリ」の一般投票が始まっています。
今回のフォトグランプリのテーマは「私の好きな場所」です。
プリント写真の部は、37作品の中から一次審査を通過した21作品が展示されています。
今年度から新たに追加されたインスタグラムの部は、39作品の中から通過した18作品が展示されています。
この一般投票は、最終審査の加点になります。
投票は、あすから来月2日まで味工房で、
来月4日から来月13日まで村図書館で行われます。
審査結果は3月中に発表される予定です。 -
弥生の生徒が映像制作
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒は、地域の魅力を映像で発信しようと番組制作に取り組んでいます。
地域活性化に取り組む2年生の生徒20人は、伊那ケーブルテレビで編集作業を行っています。
スマートフォンを使って動画を撮影し30分の番組にします。
生徒たちは5グループに分かれ、それぞれのテーマにそって番組を制作しています。
このうち、地域の食文化をテーマにしたグループはざざ虫を使った料理を考案しました。
ざざ虫を使ったかき揚げを作りました。
作る過程や学校長に食べてもらう様子などを撮影しました。
弥生ケ丘高校では、1,2年生が、総合的な探究の時間でそれぞれテーマを揚げて学習に取り組んでいます。
地域活性化に取り組むグループは、去年10月に市内の高校生を集めてステージ発表を予定していました。
しかし、新型コロナ感染拡大防止のためこのイベントは中止とし、今回番組を制作して地域の情報を発信することにしました。
弥生ケ丘高校の生徒が制作した地域情報番組は、来月7日からご覧のチャンネルで放送します。
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27日から時短要請 飲食店は…
新型コロナ感染拡大に伴い27日から、長野県全域にまん延防止等重点措置が適用されました。
時短営業となる飲食店からは「なんとか乗り切りたい」 という声が聞かれました。
伊那市入舟の飲食店街です。
26日の午後7時過ぎ、出歩く人の姿はほとんどありません。
すでに休業を知らせる紙を張り出した飲食店もありました。
50年近く営業している飲食店「亀」です。
長谷産のそば粉を使用した手打ちそばや一品料理、酒類を提供しています。
新型コロナ対策として、客の間にアクリル板を設置したり、団体客は原則4人までにするなどの対策をとっています。
亀によりますと年末年始は客の入りが多かったものの、第6波の影響で客が減り、売り上げはコロナ禍の前の3分の1ほどに落ち込んでいるということです。
少しでもこの状況を打破しようと、去年7月から昼の営業を始めています。
県は、時短要請に応じた店に対して協力金を支払います。
「信州の安心なお店」に認証されている店は、午後9時までの短縮営業で酒類が提供でき、1日当たり、2万5千円~7万5千円支給されます。
認証を受けている店で午後8時までに短縮し酒類を提供しない場合は、3万円から10万円が支給されます。
認証を受けていない店は、午後8時までで酒類の提供はできず、3万円から10万円が支給されます。
まん延防止等重点措置による飲食店の時短期間は今日から来月20日までとなっています。
県によりますと感染状況が改善した地域については期間を前倒しして要請を終了する場合があるということです。 -
高遠だるま市 2年連続中止に
伊那市は、県がまん延防止等重点措置の適用となったため、2月11日に予定していた高遠町の高遠だるま市を中止すると発表しました。
伊那市によると、だるま市の開催の可否は、2月1日に最終判断する予定でしたが、27日から2月20日まで、まん延防止等重点措置が適用となったため、2月1日を待たずに中止の判断をしたということです。
鉾持神社の祈年祭は感染防止対策を講じ、関係者で開催するとしています。
だるまなど縁起物の奉納は可能ですが、伊那市では、奉納時間の分散や、マスクの着用など感染対策への協力を呼び掛けています。
なお、だるま市の中止は去年に引き続き、2年連続です。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
2月9日から伊那市のかんてんぱぱホールで予定されていた「信州の『日本で最も美しい村』展」は中止となりました。
2月13日に伊那市の伊那スキーリゾートで予定されていた「市民体育祭スキー競技」は中止となりました。
1月29日と30日の箕輪町の町営上古田スケート場の一般開放は中止となりました。
2月4日に箕輪町の町文化センター、17日にみのわ~れ ほっこりルームで予定されていた「ふれ愛あそび」は中止となりました。
2月4日に箕輪町の地域交流センターで予定されていた「けやき学級」は中止となりました。
2月4日に予定されていた、南箕輪村議会の「村民の声を聴く会」は中止となりました。
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長野県SNSコロナ(感染警戒レベル全県で6)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
入院者数の増加による医療のひっ迫を避け、療養者、濃厚接触者の増加による社会機能の停滞を防ぐため、27日から2月20日までの間、県内全ての圏域について県独自の感染警戒レベルを6とし、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を講じます。
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山岳遭難防止対策協会 宮下さんに感謝状
長年に渡り山岳救助活動や遭難防止対策活動に貢献してきた南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊長で伊那市上の原の宮下健吾さんに、警察本部長からの感謝状が贈られました。
26日は伊那警察署で土屋秀夫署長から宮下さんに警察本部長からの感謝状が伝達されました。
宮下さんは平成4年から救助隊員として活動していて、南アルプスの仙丈ケ岳などの遭難に延べ
60回出動をしています。
平成28年からは救助隊長として活躍しています。
宮下さんは体の動く限り救助活動を続けていきたいと話していました。
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ワクチン接種推進・電話診療体制構築
長野県の阿部守一知事は、27日から「まん延防止等重点措置」が適用される事を受けて、26日県庁で記者会見を開き「社会機能を維持し、県民の暮らしと産業を守っていきたい」と話しました。
長野県の「まん延防止等重点措置」の適用は、27日から来月20日までで、独自の感染警戒レベルを全域で最も高い「6」に引き上げます。
会見で阿部知事は「感染リスクの高い行動や場所への移動を回避するよう」呼びかけました。
職場や学校などで感染が拡大している事から、在宅勤務やオンライン授業を行うよう協力を求めました。
また県内の病院や診療所と協力して、自宅療養者に対して電話診療を行う体制を構築するとしています。
ワクチン接種については、2月を推進月間とし、県が設置する県内の13会場で、4万人以上に接種を行うとしています。
上伊那では、伊那文化会館を会場に2月23日から2月25日までに900人分を接種する予定です。
飲食店への対応については、時短要請に応じた店舗に協力金を支給します。
信州の安心なお店に認証されている店舗で、午後9時まで短縮し、酒の提供を行う場合は、売上規模に応じて1日当たり、2万5千円~7万5千円支給するとしています。
重症化リスクの高い高齢者を守るための対策としては、福祉施設の職員などを対象にPCR検査の実施や、検査費の補助を行うとしています。
阿部知事は、「対策の重点化を図り、県民の総力を挙げて感染拡大に歯止めをかけたい」と話しました。
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箕輪町 施設休止など確認
箕輪町は、27日から来月20日まで県内で「まん延防止等重点措置」が適用されるのを受け、町内の文化・体育施設を休館する事などを決めました。
26日は「箕輪町新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が役場で開かれました。
白鳥政徳町長は「濃厚接触者が多くなるのに伴い様々な社会活動が止まらないよう、感染症対策の基本に立ちかえり、町としての対応を行っていきたい」と挨拶しました。
会議では、「まん延防止」が適用されるあすから町内の公共施設の休館や利用制限について確認しました。
また、小中学校については、感染対策をして対面授業を継続し、臨時休業や分散登校を想定した準備を進めていくとしています。
保育園は継続しますが、在宅保育の協力を保護者に呼びかけます。
役場職員の体制については、テレワークの実施や時差出勤などにより2割以上の削減に努めるとしています。
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県内で過去最多537人感染
長野県内で26日、上伊那の25人を含む537人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内で1日の感染者が500人を超えるのは23日以来で過去最多を更新しています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は25人で、伊那市が12人、箕輪町が2人、南箕輪村が1人、駒ヶ根市が4人、辰野町・飯島町・宮田村がそれぞれ2人、北信保健所管内で53人、上田保健所管内で45人、長野保健所管内で38人、松本保健所管内で36人、飯田保健所管内で33人、佐久・大町保健所管内でそれぞれ27人、諏訪保健所管内で20人、木曽保健所管内で8人、長野市130人、松本市95人の合わせて537人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは1万4828人で、入院は190人、死亡は97人です。
また県は伊那保健所管内で24日に幼稚園の職員と園児合わせて12人、25日に幼稚園の職員と園児合わせて10人の感染が確認されたと発表しました。
箕輪町は26日、町内の保育園に勤務する職員1人が新型コロナウイルス感染症の陽性者であることが確認されたと発表しました。
町によりますと該当する保育園の園児に濃厚接触者はおらず通常通り保育を実施しているということです。
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桜のしおりで合格祈願
本格的な受験シーズンが始まり、伊那市長谷の多機能型事業所さくらの家では、桜の花びらを使った合格祈願のしおり作りが行われています。
こちらがタカトオコヒガンザクラの花びらを使ったしおりです。
全て満開の花びらを使っています。
桜は、施設内で咲かせたものを押し花にしたもので、受験合格を意味する「サクラサク」にかけているということです。
26日は、利用者がピンセットを使って台紙に並べたあと、ラミネートをかける作業をしていました。
さくらの家では、毎年4月に高遠城址公園で行われるさくら祭りにあわせて、花びらの他につぼみや葉を使ったしおりを販売しています。
今回は開花した桜だけを使い、合格祈願のしおりを作ったということです。
また、しおりのほかに、アルバムの装飾や桜風呂に使える花びらも販売しています。
しおりと花びらは、ひとつ税込み250円で、伊那市の福祉まちづくりセンターと、道の駅南アルプスむら長谷内にあるファームはせで買うことができます。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
27日から伊那市のいなっせで予定されていた「第18回上伊那書道協会新春役員展」は中止となりました。
南箕輪村のすくすくはうすは、27日から休館となるため、予定されていたイベントは中止となりました。
なお、一時預かりは行います。
南箕輪村の子ども館で予定されていたイベントは中止となっています。
なお、利用制限中のため、利用できるのは、中学生の学習講座のみとなっています。 -
伊那市公共施設休館情報
伊那市民体育館、伊那市武道館、伊那公園屋内運動場などのスポーツ施設は休館になります。
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伊那市3回目ワクチン接種は交互接種を
伊那市は新型コロナワクチンの3回目接種について、1回目、2回目のワクチンと異なる種類を用いた交互接種の検討を市民に呼び掛けています。
伊那市議会全員協議会が25日、市役所で開かれました。
伊那市は65歳以上の3回目の新型コロナワクチンの個別接種が31日から、集団接種が2月5日から始まります。
3回目に用いるワクチンについては、1回目、2回目のワクチンの種類と異なるワクチンを打てる交互接種も可能としています。
市ではその時期に打てるワクチンを用いた速やかな接種を市民に呼び掛けています。
また12歳以上の人でまだ接種ができていない人については、月に1回程度の集団接種または一部医療機関の個別接種を実施し、接種機会を確保するとしています。
5歳から11歳までの接種についても、準備を進めているということです。
伊那市の12歳以上のワクチン接種状況については、1月21日時点で、1回目が89パーセント、2回目が88.4パーセントとなっています。
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長野県のまん延防止等重点措置の適用が正式決定へ
長野県が、まん延防止等重点措置を国へ要請したことを受け、25日の夜、開かれる国の対策本部会議で適用が正式決定されます。
なお、県は時短営業要請の対象となる飲食店舗数を24日の知事会見では、およそ15,000店舗としていましたが、およそ10,000店舗に訂正しています。