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村とサンティアが森林整備についての協定締結
南箕輪村と、諏訪市に本社を置きホテル事業などを手掛ける株式会社サンティアは、企業と地域が連携して森づくりを行う森林の里親促進事業協定を締結しました。
28日は、南箕輪村役場で調印式が行われ、南箕輪村の唐木一直村長と、株式会社サンティアの矢崎真治社長らが出席し、協定書を取り交わしました。
サンティアは、ホテルやアミューズメント事業を展開していて、村内にも遊戯施設があります。
村とサンティアは、平成24年度からこの協定を結んでいて、駒ヶ根市の株式会社アーバンフォレストリーが新たに協力者となったことから、改めて協定を締結しました。
アーバンフォレストリーは、樹木の管理や伐採作業などの支援を行うことになっています。
協定では、サンティアの従業員が年に2回、経ヶ岳登山道の村有林で下草刈りなどの整備作業を行うことになっていて、期間は3年間です。
森林の里親協定は、森林整備に意欲的な地域と社会貢献をすすめる企業や団体が連携して森林づくりをするための協定で、県が行っている事業です。
協定締結は、県内では140件、上伊那では19件となっています。
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伊那市総合教育会議 市長と意見交換
伊那市総合教育会議が28日、市役所で開かれ、夏休み期間中、公民館などで行った中学生の自習室の利用実績の報告と、ICTを活用した教育の進め方について意見交換しました。
この日は、白鳥孝市長や笠原千俊教育長、教育関係者らが集まり意見交換しました。
中学生の自習室は、伊那市が2年前から始めたもので、1年生から3年生を対象に、夏休みの期間、市内の公民館で学習スペースと、簡単な昼食を提供するものです。
今年度は、市内4つの公民館で5日間にわたり延べ203人が利用しました。
利用した生徒からは、「涼しい環境で、集中して勉強できた。」などの感想が集まったということです。
出席者からは、「各公民館で定員があるので大規模な中学校への対応が課題だ。」「保護者への情報伝達をきちんと行う必要がある。」などの意見が出されました。
また、ICT教育に関して、職員研修の結果、知識やスキルアップの向上が必要だ、との意見が出されました。
白鳥市長は「これからは、ICT教材を日常的に使えるようにする時代になってきている。支援員の充実など、更なる環境づくりが重要だ」と話していました。
総合教育会議は年4回開かれていて、小中学生の教育のあり方や課題などについて協議しています。
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高遠第2・第3保育園に羊 約2週間一緒に過ごす
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園に28日に羊がやってきました。
軽トラックの荷台から降りてきたのは、2歳のメスの羊「Pちゃん」です。
地域の人が飼っている羊を借りて、28日から2週間園庭で一緒に過ごします。
羊には、園庭の草を食べてもらいます。
地元の有志でつくる「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」のメンバーが園庭に柵を作るなど、子ども達のために飼育環境を整備しました。
園児たちは、早速餌をあげたり名前を呼んだりして触れ合っていました。
餌となる草がなくなるまでのおよそ2週間、年長園児を中心に水やりや糞の始末などを行うということです。
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長谷総合支所 新庁舎「現庁舎周辺」を要望
伊那市長谷の総合支所新庁舎建設について検討してきた長谷地域協議会は、庁舎の建設場所について「現庁舎の周辺とする」ことなどを28日、白鳥孝伊那市長に要望しました。
28日は、協議会の黒河内修会長が市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
建設場所として要望したのは、現在の庁舎がある場所と向かいの駐車場です。
駐車場に新庁舎を建設し、さらに隣にある前のケーブルテレビの施設を改修して、会議室など新庁舎を補完する施設とすることを求めました。
また、公民館機能を持たせることを要望しています。
現在の庁舎については、「取り壊して、駐車場として利用することが望ましい」と話していました。
現在の庁舎は、長谷村役場として昭和34年に建てられました。
建設から60年が経過し老朽化が進んでいることから、協議会の中に「第一小委員会」を設置し、今年6月から検討してきました。
白鳥市長は、「地元の木を使うなど長谷らしいデザインにしていきたいと考えている。前向きに検討したい。」と話していました。
市では、今後建設計画を策定し進めていきたいとしています。
28日はこの他に、公共交通のあり方についても要望しました。
協議会では、「現在伊那市が進めているドアツードア乗合タクシー【ぐるっとタクシー】が普及した場合、循環バスの廃止が予想される。対象者や運行時間などの利用条件の緩和と、通学や通勤者、観光客への対応を検討してほしい」と求めました。
白鳥市長は、「ぐるっとタクシーが公共交通の位置づけとなるよう取り組んでいきたい」と話していました。 -
児童が学習机の天板を付け替え
伊那市の伊那西小学校で木育授業が27日に行われ、4年生が学習机の天板の付け替え作業をしました。
この日は、4年生の児童とその保護者ら18人が作業をしました。
児童らは、これまでついていたものを外すと、上伊那産のカラマツでできた新しいものに付け替えていました。
木育授業は、子どもたちに木の役割や、地域産材の利用などについて知ってもらおうと、伊那市などが行っているものです。
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第1回歴博カフェ開催
地域の研究者などを講師に招き、喫茶店などで歴史について話を聞く伊那市高遠町歴史博物館の「第1回歴博カフェ」が、伊那市のBooks&Cafeニシザワいなっせ店で25日開かれました。
この日は、南箕輪村郷土館に勤める松澤英太郎さんが、「伊那の近代交通の夜明け~中馬から伊那電気鉄道へ~」と題し話をしました。
松澤さんは、「馬による輸送業は江戸時代から明治時代にかけて伊那谷の一大産業だった」と話し、米や酒、たばこなどを運んでいた中馬について説明していました。
その後、明治初期には船を使い天竜川で物資を運んでいたことや、明治42年には辰野~伊那松島間で伊那電気鉄道が開通した歴史を話していました。
歴博カフェは、地域の人が訪れる喫茶店などを会場に、歴史について話を聞く催しです。
軽食をとりながら気軽に話を聞くことで歴史への関心が薄い人にも、楽しんでもらおうと、市教育委員会が初めて企画しました。
なお、12月13日(日)に第2回が計画されています。 -
中学・高校生が歌声響かせる
伊那市内の中学、高校の合唱部が出演する、アルプス・ユース・コーラスフェスティバルが27日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、市内の中学、高校あわせて7校の合唱部が出演しました。
コーラスフェスティバルはNPO法人クラシックワールドとアルプス男声合唱団が毎年開いていて、今年で7年目です。
新型コロナウイルスの影響で、当初は無観客での開催を予定していたということです。
国内のオーケストラなどが加盟する団体が定める、コンサートに関する感染予防ガイドラインが緩和されたことから、観客席を開放し、ホール本来のかたちでの開催にこぎつけました。
NPO法人クラシックワールドでは「ようやく観客を入れて開催できた。子どもたちには歌を歌う喜びを感じてほしい」と話していました。
会場には歌声が響き渡り、訪れた人は耳を傾けていました。
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頭の骨を折る重体労災事故
26日午前11時40分頃、南箕輪村大泉の有限会社原鉄工の工場内で、80代の男性が頭の骨を折る重体労災事故がありました。
伊那警察署の発表によりますと、頭の骨を折ったのは、南箕輪村大泉の会社役員、原守人さん82歳です。
原さんは、工場内で溶断機を使ってドラム缶の切断作業をしていたところ、ドラム缶が破裂し、頭に当たったということです。
原さんは、病院に搬送されましたが、意識がなく重体だということです。
伊那署では、事故の原因について調べを進めています。
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長野市で新たに2人新型コロナ感染確認
長野市は、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと27日に発表しました。
感染が確認されたのは、長野市の70代の男性と20代の女性の2人です。
濃厚接触者は8人となっています。
27日現在、県内で感染が確認されたのは305人です。
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スポーツ少年団秋季球技大会
伊那市スポーツ少年団秋季球技大会の軟式野球が美すずスポーツ公園グラウンドなどで26日開かれました。
大会には、市内の12チームが参加しトーナメント戦で試合が行われました。
スポーツ少年団の軟式野球は年に4回の大会を開催しています。
今年は新型コロナの影響で5月6月に予定されていた2つの大会は中止となりました。
今回の秋季大会は、伊那市スポーツ少年団が主催する今年初めての大会となりました。
感染予防として、各ベンチに消毒液を置き、トイレには手洗いを呼び掛ける啓発チラシを貼るなどの対応をとっていました。
各チームはコロナ対策を取りながら日々練習を重ねてきたということです。
27日は、26日に勝ち上がった4チームで準決勝・決勝が行われることになっています。
なお、27日は男子・女子それぞれのミニバスケットボールの大会が高遠スポーツ公園文化体育館などで開かれます。
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高遠さくらホテル10月1日営業再開
新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していた伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、来月1日から再開します。
営業再開に先立ち26日からプレオープンとしてレストランと日帰り入浴を始めました。
伊那市観光株式会社が運営する高遠さくらホテルは新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していました。
年中無休が売りだった高遠さくらホテルでは休業中、環境整備やコロナ対策などの準備を行ってきたということです。
感染予防策などをまとめたガイドラインを独自で作成しました。
感染予防策として入り口には非接触型の検温器を設置し、フロントにはアクリル板などを設置しました。
レストランや宴会場などは客席をこれまでの半分にし、入浴は、人数が多い場合は人数や時間制限するなどの対策をとっています。
プレオープンの26日は、昼時になると多くの人たちがレストランに訪れていました。
再開に伴い地元感謝キャンペーンとして来月18日まで和食・洋食のランチが通常の半額で提供されています。
30日までのプレオープン期間中はレストランが午前11時30分から午後2時まで、日帰り入浴が午前10時から午後3時までとなっています。
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白鳥町長「イベント実施に切り替え」
箕輪町の白鳥政徳町長は、今後のイベントや行事の開催に対して「基本的には実施に切り替えていきたい」との考えを26日示しました。
26日箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で、今後のイベントについて自身の考えを述べたものです。
白鳥町長は、このように述べ、「新型コロナウイルスの感染状況にもよるが、対策を徹底しながら行っていきたい」との考え方を示しました。
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伊那バスと伊那市が災害協定
伊那バス株式会社と伊那市は災害時に人や物資の輸送に協力することなどを定めた協定を25日結びました。
伊那市役所で調印式が行われ伊那バスの藤澤洋二社長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
協定では災害時に伊那バスが市の援助要請により被災者や物資などを運ぶ役割を担います。
他には伊那バスの車両が浸水などにより被害を受ける可能性があるときは伊那市が所有する高台の鳩吹公園と春日公園の駐車場に停めることができるようになります。
伊那市が災害時の相互協定を結ぶのは伊那バスが73団体目で市では万一に備え災害に強い地域づくりに努めていきたいとしています。 -
サン工業が伊那市と中病に寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は伊那市と伊那中央病院にそれぞれ100万円を寄付しました。
25日サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長と
伊那中央病院の本郷一博院長に目録を手渡しました。
サン工業では将来を担う子どもたちの教育資金として活用してもらいたいと伊那市に100万円をまたコロナ禍のなか医療現場の
最前線で働いている医療関係者に役立ててもらおうと伊那中央病院に100万円を寄付しました。
寄付を受け白鳥市長と本郷院長は「有効に活用させていただきます。」と感謝していました。
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伊那市がVR仮想現実の体験機器
伊那市は高遠城の戦いを再現したVR仮想現実の体験機器を来月1日から高遠町歴史博物館に設置し運用を始めます。
25日は運用開始を前に機器がお披露目され、白鳥孝市長らが
仮想現実を体験していました。
機器は来月1日から高遠町歴史博物館に10台設置されることになっていて視聴料は300円です。
専用のゴーグルとヘッドフォンをつけることで360度のVR仮想現実を体験することができます。
内容は戦国時代の高遠城の城主仁科五郎盛信と織田信長の大軍との戦いを再現したものです。
体験機器設置の事業費は約980万円で半分は国の補助で
賄われています。
伊那市では小中学校の歴史教材や市主催のイベントなどにも活用していくとしています。
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中病7億4千万円の赤字
伊那中央行政組合議会が25日伊那市役所で開かれ昨年度の伊那中央病院の収支が7億4千万円の赤字となることが報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は126億9千万円、支出は134億3千万円で7億4千万円の赤字となりました。
伊那中央病院は3年連続の赤字となります。
これについて伊那中央行政組合組合長の白鳥孝市長は「有価証券を含め53億円を保有しており資金不足におちいることはない」との考えを示しました。
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箕輪中 第48回ふきはら祭
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えています。
このうち箕輪町の箕輪中学校では「第48回ふきはら祭」が、25日行われました。
今年のふきはら祭のテーマは「愛~わたしたちができること~」です。
この日は、各学年の代表生徒7人による弁論会が行われました。
2年生の有賀翔希君は、LOVEと題し、コロナ禍での友人や他人に対する愛情の大切さを話していました。
例年2日間続けて行われるふきはら祭は、今年は新型コロナウイルスの影響で、きょうと来月に、日にちをずらし、あわせて3日間の日程で行われています。
生徒会を中心に、マスクの着用を呼び掛けたほか、会場は席の間隔を空け、保護者の入場は人数を制限するなどの対策が取られました。
この日は、演劇部による発表もありました。
ふきはら祭2日目は来月2日に、吹奏楽部と合唱部の発表が予定されています。
3日目は来月23日で、各クラスの合唱コンクールが行われることになっています。
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権兵衛峠道路10月8日に対面通行可能に
去年10月の台風19号の影響で、仮橋による片側交互通行となっていた権兵衛峠道路は、復旧工事が終了し、来月8日午後3時に従来通りの対面通行が可能になります。
復旧工事が終了し、対面通行が可能となるのは、伊那側の権兵衛トンネル付近およそ300メートルです。
この場所は去年10月の台風19号の影響で道路が崩落し、12月には仮橋が設置されました。
仮橋は長さ15メートル、幅4メートルの鉄骨製です。
これまでおよそ10か月にわたり24時間誘導員が付き、片側通行となっていました。
復旧工事が完了し、対面通行となる来月8日からは、これまで通行できなかった幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車両の通行が可能になるほか、連続雨量が60ミリに達した場合の通行止めなどの制限も解除されるということです。
なお、この対面通行が可能となったことについて白鳥孝市長は、「今一度この361号の重要性を踏まえ、人、モノ、情報の交流を一層活性化できるように、また、安全・安心な暮らしを支える重要な道路をしっかりメンテナンスを怠りなく、減災・防災・国土強靭化の意義を肌で感じたところです。このような状況下、姥神峠道路についても、361号現道区間で大規模崩落による通行止めが今も続いており、早急な整備を切に願っております。」とコメントを発表しています。
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長野元気復活総力祭
去年の台風19号による災害や新型コロナの影響を受ける地域の復活を願い音楽・プロレス・食を楽しむイベント「長野元気復活総力祭」が19日から4日間長野市のビックハットで行われました。
イベントは、長野市の有志でつくる実行委員会が主催したもので、伊那ケーブルテレビでは20日と21日に行われた信州プロレスの試合を収録しました。
このイベントは、去年10月の台風19号や新型コロナでダメージを受けた長野を元気にしようと行われました。
入場は長野県民限定で体温測定を行い密にならないよう8,000ある座席を4分の1ほどに縮小して行われました。
プロレスの試合中も大声の応援を禁止し試合の交代毎にリング上の消毒も行いました。
20日には、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが登場しました。
また、21日にはレジェンドレスラーの蝶野正洋さんや武藤敬司さんらもリングにあがり試合を盛り上げていました。
会場を訪れた人たちは、新しいスタイルのイベントを楽しんでいました。
プロレスの模様は12月に伊那ケーブルテレビで放送する予定です。
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長谷中 花火大会25日
上伊那の多くの中学校であすから文化祭が開かれます。
各中学校ではコロナ禍で、今出来る様々なイベントを生徒たちが計画しています。
このうち伊那市長谷の長谷中学校の文化祭くろゆり祭は25日、26日の2日間行われ、24日は準備が行われていました。
今年は、地域の人たちを元気づけようと花火大会を企画しました。
コロナの影響で、学校行事などが縮小される中、地域の人たちと楽しめる企画ができないか考え花火を打ち上げることにしました。
長谷中学校では、総合学習の一環で地域おこしについて学習しています。
自分たちが育てた唐辛子で作ったラー油を販売したり、耕作放棄地を活用して畑を作るなどの活動をしています。
当初は、ラー油の売り上げで花火を打ち上げる計画でしたが目標金額の30万円に届かず、長谷地域の個人や企業などに生徒が出向いて協力を呼びかけました。
30万円を超える多くの協賛金が集まりました。
花火大会は、25日の午後6時から長谷中学校のグラウンド周辺の5か所で打ち上げられます。
64番組が計画されていて、最後は仕掛け花火も予定されています。
伊那ケーブルテレビでは、花火大会の模様を午後5時55分から122chで生放送します。
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泡フェス来月3日に開催
伊那谷のシードルや地ビールなどを味わう泡フェスが来月3日に伊那市のセントラルパークで開かれます。
完全予約制にするなどのコロナ対策をとって実施する計画です。
イベントは伊那谷の飲食店や酒造店などでつくるアスタルシードルクラブが主催するもので、23日は関係者が記者会見を開き概要を説明しました。
泡フェスには、伊那谷の蔵元7社と飲食店8店が出店する計画です。
シードルや地ビールの他、伊那谷の野菜やキノコを使った料理が提供されます。
新型コロナ対策として、入場は南信地域の先着80人限定で予約が必要となります。
6枚綴りの1500円のチケットを買うと1枚でシードル、2枚でビールを飲むことができます。
飲み物や料理については、誰でもテイクアウトすることができクラブでは、「自宅でも泡フェスを楽しんでほしい」と呼び掛けています。
泡フェスは、来月3日の午後4時から伊那市のセントラルパークで開かれます。
問い合わせ 080‐5146‐4599 -
北部保育園で運動会の練習
南箕輪村の北部保育園の園児は来月3日の運動会本番に向けて練習を行っています。
北部保育園では8月の盆明けから練習をしていて24日は、園庭でかけっこなどを行いました。
運動会当日は、時間短縮や大人の参加者制限などのコロナ感染防止対策をとるということです。
北部保育園では「子どもが楽しんで思い出に残る運動会にしたい」と話していました。
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伊那谷観光局 県内在住者対象に3ツアー企画
官民で作る長野伊那谷観光局は、新型コロナウイルスにより壊滅的な影響を受ける上伊那の観光業を後押ししようと、地域の観光資源を再発見する県内在住者限定の3つのツアーを企画しました。
ツアーは、
●駒ヶ岳のホテル千畳敷に宿泊し星空観賞と森林セラピーを楽しむ1泊2日の~こころと身体の癒し旅~
●漂泊の俳人井上井月と高遠石工の史跡を巡る日帰りツアー
●大相撲の土俵で使用する藁体験とスマート農業を視察する日帰りツアーの3つです。
それぞれ県内在住者20人限定で10月下旬から11月下旬にかけて2回ずつの開催です。
GO TO トラベル事業の対象で、宿泊ツアーであれば35,000円のところを、22,800円で楽しむことができるほか、5000円分の地域共通クーポンをつけることができます。
新型コロナで壊滅的な影響を受ける上伊那の観光業を後押ししようと、伊那谷観光局が今回初めて単独で商品化しました。
伊那谷観光局では、多くのツアー参加を呼びかけています。
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小規模事業者危機突破支援金 上伊那受付548件
顧客との密接な接触を避けることが難しい理美容業などの小規模事業者に対し長野県が交付する支援金の上伊那の受付状況は、22日現在で548件となっています。
支援金は、理美容業などを営む小規模事業者に対し、長野県が1事業者あたり10万円を交付する事業で、7月10日から始まり、今月30日で受付を終了します。
上伊那地域振興局によると、県内全体では5,520件、上伊那では548件を受け付けたということです。
業種別の内訳は、理容業が122件、美容業が275件、エステティック業が25件、リラクゼーション業が25件、ネイルサービス業が16件、運転代行業が4件、療術業が81件となっています。
また、雇用調整助成金、持続化給付金の申請などの相談に応じる産業・雇用総合サポートセンターの設置期間が来年1月15日まで延長となります。
当初9月30日までとしていましたが、申請や相談件数が増加していることから延長を決めたということです。
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青葉の会作品展 27日まで
伊那市内の写真愛好家でつくる「青葉の会」の作品展が、27日まで伊那図書館で開かれています。
会場には、会員12人の近作24点が展示されています。
作品展は、年に1回発表の場として毎年開かれています。
年に数回グループで撮影に出かけているということですが、今年は新型コロナの影響で行くことができず、それぞれが身近な風景を撮影したということです。
会員の年齢は60代から80代で、写真歴は長い人で30年近くになるということです。
会では、「力作ぞろいで見ごたえのある作品ばかりです。訪れた人に心の安らぎを感じてもらいたいです」と話していました。
青葉の会の作品展は、27日日曜日まで伊那図書館で開かれています。 -
伊那市 窓口業務の一部民間委託へ
伊那市は市民サービスのさらなる向上と業務の効率化を目的に、市民課の窓口業務の一部を来月から民間委託します。
伊那市によりますと窓口業務を民間委託するのは県内の19市の中で初めてだという事です。
民間委託するのは市民課窓口で行っている証明書の発行や印鑑登録、戸籍などの異動処理です。
伊那市では平成26年度から住民の異動に関する入力業務は民間委託していましたが、来月からは窓口業務も含め民間委託する予定です。
委託先は株式会社エイジェック松本オフィスで期間は5年間です。
契約額は5年間で1億1,800万円です。
なお、戸籍の審査や手数料の徴収、収納業務についてはこれまでどおり、市の職員が行うという事です。
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イベント開催「なお、慎重であるべき」
長野県内の新型コロナの感染第2波は8月下旬から9月上旬をピークに減少に転じていますが、伊那市の白鳥孝市長は今後のイベントの開催に対して「なお、慎重であるべきだ」との考えを23日に示しました。
23日は市役所で定例の記者会見が開かれ、白鳥市長は今後のイベント開催について「これまでも連休後は感染が増える傾向にある」と話し、「県の警報と注意報は16日に解除されたが、慎重な対応が必要だ」と話しました。
県内ではきのうまでに303人の感染が確認されていて、このうち上伊那は13人です。
上伊那で最後に感染が確認されたのは8月4日でした。
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秋の交通安全運動 街頭啓発
「歩行者と自転車の安全確保」を重点においた秋の交通安全運動が21日から始まっています。
23日は交通安全協会のメンバーが南箕輪村の春日街道で街頭啓発を行いました。
午前7時15分から南箕輪村交通安全協会のメンバー20人が歩道に立ち、通勤するドライバーに安全運転を呼び掛けました。
運動の重点項目は、子どもなど歩行者の安全確保や高齢者の安全運転の実行、夕暮れ時の交通事故防止などとなっています。
長野県ではこの他に「横断歩道における歩行者保護の徹底」を重点に置いていて伊那署では通学路で横断歩道の指導を行う事にしています。
伊那警察署管内の今年の人身事故発生件数は22日までに122件で去年の同じ時期と比べ35件減少し、死者は2人で1人少なくなっています。
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土砂災害警戒区域をパトロール
伊那市は、台風や長雨のシーズンに備えて、土砂災害警戒区域など市内7か所のパトロールを23日、行いました。
この日は、市の職員や消防団など関係者あわせて22人が参加しました。
パトロールしたのは、竜東地区の急傾斜地で、土砂災害警戒区域となっている7か所です。
このうち、伊那市野底の野底公民館は、平成11年に大雨の影響で近くの河川が増水し、氾濫の危険があったということです。
パトロールは、台風シーズンに合わせ、土砂災害警戒区域などの状況を確認しようと年2回行われているものです。
市では、「パトロールを行うことで現地の状況を確認し、災害時に適切な対応ができるよう備えたい」としています。 -
東部中吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の第16回定期演奏会が、駒ケ根市文化会館で21日、開かれました。
この日は、全日本吹奏楽コンクールの課題曲や、ポップスなど10曲を演奏しました。
演奏会は2部構成で、1部は今年のコンクールの課題曲などを演奏しました。
新型コロナウイルスの影響で、今年のコンクールは中止となりましたが、部員73人が6月からパート練習や合奏に励み、この日の定期演奏会に向けて準備をしてきたということです。
2部では、上級生の演奏に合わせて1年生がダンスパフォーマンスをする場面もあり、会場を盛り上げていました。
今年度の東部中吹奏楽部の部員全員で演奏を披露するのは、21日が初めてだということです。
アンコールでは、部で代々受け継がれている曲「風になりたい」が披露されました。
3年生25人は、今週末に控えている文化祭で引退することになっています。
この日は、保護者や友人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。