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避難所の電力確保へ外部給電器
伊那市は災害時に電気自動車から電力を取り出し、避難所などに供給する外部給電器を県内の市町村で初めて配備しました。
22日は市役所で、報道向けにデモンストレーションが行われました。
この外部給電器は電気自動車から最大90アンペアの電力を出力することができます。
コンセントは100ボルトを6口、200ボルトを1口備えていて、この電気自動車の場合、一般家庭でおよそ4日分の電気を賄う事ができるという事です。
伊那市では、災害に強い地域づくりを目指していて、およそ125万円をかけ外部給電器を配備しました。
外部給電器は長谷総合支所に配備され、災害時での活用の他、イベントなどへの貸し出しを行う事にしています。
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伊那市内で火事相次ぐ
22日午前11時45分頃、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンで展望台に取り付けられていたマットが燃える火事がありました。
この火事により、作業をしていた56歳の男性が手や顔に火傷を負いましたが軽傷だということです。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンにある展望台です。
展望台では男性が修繕作業をしていて、溶接の火がバラを守るマットにうつり燃え広がったという事です。
火はおよそ60平方メートルを焼き30分後に消し止められました。
この火事で修繕作業をしていた56歳の男性が、手や顔に火傷を負い伊那市内の病院に搬送されましたが、軽傷だという事です。
ローズガーデンを所有する伊那市では「再発防止の徹底を図ると共に、6月のバラサミットに向け復旧を行っていきたい」とコメントしています。
また22日はこの他に、伊那市上牧の畑で下草およそ200平方メートルを焼く火事もありました。
伊那署の発表によりますと、きょう、午前11時40分頃伊那市上牧の畑で、所有者の女性が段ボールを燃やしていたところ、火が燃え広がり、下草およそ200平方メートルを焼きました。
火は30分後に消し止めらました。
この火事によるけが人はいませんでした。
上伊那広域消防本部によりますと、伊那地域では今年に入り今日までに雨を観測したのは3日間だけだという事です。
冬から春先は特に空気が乾燥するので、火の取り扱いには十分注意してほしいと呼び掛けていました。
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グレイスフル箕輪 台風19号被災地へ義援金
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、去年11月に行われた施設のイベントで集めた義援金5千5百円を台風19号の被災地に送りました。
22日はグレイスフル箕輪の利用者3人らが役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
義援金は籠やアクセサリーなどを作りイベントで販売した売り上げ5千5百円をあてたということです。
グレイスフル箕輪によりますと「利用者の人達が支える側になる事で、生きがいややりがいに繋がる」という事です。
白鳥町長は「これからも元気に頑張ってください」と話していました
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して台風19号の県内の被災地に送られます。
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将棋名人戦南信大会
小学生将棋名人戦南信大会が19日伊那市の中央区公民館で開かれ伊那東小学校5年生の堀米真喜君と3年生の堀米真爾君が県大会出場を決めました。
19日は小学生将棋名人戦南信大会とシニア将棋名人戦南信大会が開かれました。
小学生の大会には16人が出場し伊那東小学校5年生の堀米真喜君と3年生の堀米真爾君が県大会出場を決めました。
県大会は来月2日に長野市で開かれます。
シニアの大会では駒ケ根市の酒井肇さんと下諏訪町の有賀満さんが県大会出場を決めています。
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霊犬戦士ハヤタロー 来月上映
駒ヶ根市に伝わる「霊犬早太郎」の伝説をもとにしたヒーロー映画、「霊犬戦士ハヤタロー伊那谷幽玄の戦い」が、来月14日に伊那市の旭座で上映されます。
映画をPRする予告編がこのほど完成しました。
映画は、都会から地元の伊那谷に戻った主人公が、周囲で起こる様々な怪異事件に巻き込まれ、戦士ハヤタローと共に伊那谷に平和を取り戻すために妖怪と戦うというストーリーです。
21日は映画のプロデューサーを務めた、地元タレントの成美さんが、伊那ケーブルテレビを訪れ作品をPRしました。
撮影は一昨年から上伊那の8市町村で行われてきました。
「ゴジラ」や「ウルトラマン」などのデザインを務め、特撮を得意とする岡本英郎さんが監督・脚本を担当しています。
戦士ハヤタローは人気俳優の佐藤永典さんが演じる他、上伊那にゆかりのある俳優やキャストが出演します。
映画は当日券のみで、来月14日の午後6時半に伊那市の旭座で封切され、全国の映画館で順次上映されます。
14日の上映前には、戦士ハヤタローを演じる佐藤永典さんらによる舞台あいさつが行われる予定です。 -
直売所にこりこ 施設建て替えへ
箕輪町がJA上伊那に運営を委託した大出の農産物直売所「にこりこ」の現在の建物について白鳥政徳町長は、建て替えを行うため、年度内に取り壊すとの考えを21日、示しました。
これは、この日開かれた町議会臨時会で報告されました。
大出の農産物直売所「にこりこ」は、現在町振興公社が運営していますが、新たにJA上伊那に運営を委託することが決まっています。
JAからは老朽化や手狭なことから改築を望む声があがっていて、協議を進めた結果、新たな施設を建て直すことに決まったということです。
これに伴い、にこりことその南側にある製粉所が取り壊されることになり、撤去費はおよそ990万円となっています。
新たな施設は現在の2つの施設の土地を活用して一回り大きいひとつの建物を建てる予定です。
産業振興課未来農戦略係(みらいのせんりゃくがかり)の土岐俊係長は「地域のみなさんが集まれる場所、県外のみなさんに地元をアピール出来る場所にしていけるよう、みなさんから意見をいただきながら事業を進めていきたい」と話していました。
この日開かれた町議会臨時会で、撤去費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。
作業は2月下旬に着手し、年度内の撤去を目指します。
新たな施設のオープンは10月を予定しています。
またこのほか、箕輪中部小学校と隣接する藤ヶ丘体育館と箕輪中学校に隣接する社会体育館の耐震補強設計委託料690万円の一般会計補正予算案も合わせて可決されました。 -
上伊那御膳で地域の魅力発信
上伊那地域の農家でつくるアグリフォーラム実行委員会は、高校生や大学生の協力を得て、地元ならではの食材を使った「上伊那御膳」のプロデュースを進めています。
20日は、御膳に詰める料理の投票が行われました。
この日は、伊那市の伊那合同庁舎に農家や高校生、大学生が集まり、料理の試作品を見ながら投票したいものを選んでいました。
イナゴのゼリーや蜂の子の寿司などインパクトの強いものから、リンゴのおこわやトマト入り卵焼きなど、地元食材を使った料理が並びました。
試作したのは実行委員会のメンバーで、料理のコンセプトを説明していました。
参加者らは、上伊那御膳にふさわしいメニューは何かを考えながら投票していました。
参加した大学生は「(イナゴは)カルシウムがあって美味しそう。自分は美味しそうだなと思うが、都会で出したりしたときにどんな反応になるか気になる」と話していました。
また、ある農家は「地域に残る伝統食や地元野菜を後世につないでいけるような御膳になることを期待しています」と話していました。
これは、農家でつくるアグリフォーラム実行委員会が、関係者とともに地元の特産物や郷土料理をひとつに盛り込んだ「上伊那御膳」を開発しようと去年から取り組みを進めています。
境澤賢二委員長は「地域のことが伝えられるような御膳になることを願っています。こうして農家や高校生、大学生がひとつのことに取り組むことができるということ、また農産物をつくる農家がこういったことに取り組むことの面白さ、大切さを感じています」と話していました。
今後は、投票で人気だったメニューを盛り込んだ御膳を開発し、地域の飲食店などに提案していきたいとしています。 -
酒蔵・生産者が地元の新酒PR
伊那市の酒米を使った2つの蔵の新酒をPRする会が20日夜、市内で開かれました。
この日は伊那市狐島のJA上伊那本所で、酒蔵や酒米の生産者、JA職員などおよそ60人が新酒の完成を祝って乾杯しました。
新酒をPRした酒蔵は、伊那市荒井の宮島酒店と高遠町の株式会社仙醸です。
それぞれの酒は市内の地域限定でつくられた酒米を使用しています。
宮島酒店では伊那市荒井の酒米を使った「艶三郎」、高遠町山室の「一飄」、西箕輪の「第六天」、今年から加わった横山の「維者舎」の4種類。
株式会社仙醸は、高遠町山室の「辛口純米」と「やまむろ生」、御園の「純米うすにごり・四季」と「直汲み生原酒」の4種類です。
参加した人たちはそれぞれの新酒を飲み比べながら味わっていました。
また、酒蔵から酒の紹介やPRもありました。
宮島酒店の宮島敏社長は「日本有数の米の産地でさらに手をかけてつくった酒米でつくったお酒。たくさんの人に味わっていただきたい」と話していました。
㈱仙醸の黒河内貴社長は「おいしい酒米をつくっていただいている。しっかり醸造しなければいけないと改めて感じました」と話していました。
値段は720ミリリットル入りで、【宮島酒店(税込)】艶三郎1,100円 一飄1,350円 第六天1,100円 維者舎1,700円 【㈱仙醸(税抜)】辛口純米1,239円 やまむろ生1,200円 純米うすにごり・四季1,100円 直汲み生原酒1,600円
市内の酒販店で購入することができます。 -
暮らしのなかの食 実践事例報告
伊那市が食育事業の一環で取り組んでいる「暮らしのなかの食」事業の実践事例報告会が21日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
この日は、保育士や学校教諭およそ60人が参加しました。
報告会では保育園2園、小中学校3校が実践事例を発表しました。
西春近北保育園は、地域住民の協力を得ながら、田植えや稲刈り、草餅作りなどを行っています。
農業などの体験を通じて、親への感謝、好き嫌いをなくすなど生きる力につながっていると話していました。
東春近小学校は、学年ごと違った野菜などを作っています。
4年生はりんご学習で感謝の気持ちを、5年生は米作りで後継者不足など農業問題を、6年生はそばづくりで天気とのつきあいの難しさを学んだということです。
白鳥孝市長は「特徴的な様々な取り組みがあるので、参考にして良いものは取り入れてもらいたい」と話していました。
伊那市では2015年度から学校生活の中に農業体験を取り入れる「暮らしのなかの食」事業を市内すべての小中学校で実施していて今年で5年目になります。 -
信大農学部で合同企業セミナー
来年3月卒業予定の信州大学農学部の学生を対象にした、合同企業セミナーが、南箕輪村の信州大学農学部で20日、開かれました。
セミナーは、伊那市が開いたもので、市内の企業10社が集まりました。
信大農学部の学生が学んでいる分野を就職後に活かしてもらおうと、市が初めて企画したもので、農林や食品、医薬などに関係する企業が出展しました。
このうち、伊那市西箕輪の株式会社イナリサーチでは、医薬品の開発や試験について説明していました。
この日はおよそ40人の学生が集まりました。
市では、セミナーを通して、本格的な就職活動を前に、様々な企業を知ってもらい、若者の地元への定着に結び付けたいとしています。 -
箕輪町大出上村の大文字倒し
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている大出上村の大文字倒しが、20日に行われました。
大文字は、無病息災や家内安全を願い、今月13日から20日までの1週間建てられていたものです。
午前6時、上村の辻に地域住民が集まりました。
縄を引き、ゆっくりと柱を倒していきました。
柱には、松や竹、願いごとを込めた巾着などが取り付けられています。
柱が倒されると、住民らが集まり、枝を切って巾着と一緒に外していました。
松・竹・梅・稲穂と合わせて各家庭の玄関先に飾り、1年間の厄除けを願うということです。
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上戸で大文字の柱を下ろす
小正月の伝統行事「大文字」の柱が20日、伊那市と箕輪町で下ろされました。
伊那市西箕輪上戸では、午前5時15分ごろから太鼓が打ち鳴らされ、長さ12メートルの柱が建てられた辻に住民が集まってきました。
大文字は、区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事です。
毎年14日に建てられ、大寒の20日に下ろされます。
住民およそ100人が見守る中、三方向からロープで引っ張りながらさすまたを使ってゆっくりと下ろしていきました。
柱が下りると、もみ殻が入った巾着袋や色紙で作った花飾りを住民が持ち帰っていました。
持ち帰った巾着袋などは、各家庭で神棚などに飾るということで、これまでのものは26日のどんどやきで燃やすということです。 -
芸術コースの生徒が成果を披露
高遠高校芸術コースの卒業制作展、芸術フェスティバルが19日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
高遠高校芸術コースは音楽、美術、書道があります。
音楽を専攻している生徒が歌や楽器演奏を披露しました。
歌に合わせた振り付けは仲間の大切さを表現していて生徒全員で
考えたということです。
楽器演奏では生徒たちが息の合った音色を披露していました。
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高遠だるま市に合わせて本町商店街 4色の桜だるま
2月11日に伊那市高遠町で行われるだるま市に合わせて、地元の本町商店街では新色の黒色を含む4色の桜だるまを販売します。
今年新たに加わったのは、こちらの夜桜だるまです。
黒色のだるまをベースに、ピンクの花びらが描かれていて、背中には高遠夜桜だるまとかかれています。
去年の桜まつりのポスターに夜桜が採用されたことや、「黒字になる」との縁起を担いで今回初めて作ったということです。
1次予約分は2日間で終了する人気ぶりで、現在2次予約分も残りわずかだということです。
他にも、毎年販売している「赤」「白」「ピンク」のだるまがあり、価格は小が2,000円、大が3,000円、特大が4,500円となっています。
予約は、高遠町のカミリで2月4日まで受け付けています。 -
ソバの実を川の冷水に寒晒
大寒の20日、伊那市内のそば店でつくる高遠そば組合は、ソバの実を川の冷水に浸す「寒晒」作業を行いました。
20日は、組合員6人が長谷の市野瀬にある粟沢川に地元産のソバの実を浸しました。
今年は去年より30キロほど多いおよそ1,050食分を用意しました。
寒晒蕎麦は、江戸時代に高遠藩が将軍に献上していたとされています。
そばの実を寒中の水に浸すことでアクが抜け、デンプン質が糖に変わり、甘みが増すということです。
20日の伊那地域の最低気温は1.9度と4月上旬並の穏やかな大寒となりました。
それでも川の水は冷たく、組合では「水温は平年並みだと思う。夏には寒晒の特徴を活かしたおいしい蕎麦を提供したい」と話していました。
浸した蕎麦の実は、2月4日に引き上げられます。
提供は、市内7店で7月11日からを予定しています。 -
小河内神社御筒粥で占う
箕輪町の小河内神社で、今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が19日に行われ、今年の世の中は去年より7厘上がって7分4厘となりました。
神事は、小河内神社の今年1年の五穀豊穣を願う祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にしたものを2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前7時から炊きはじめ、2時間後の午前9時過ぎに釜から筒が取り出されました。
占いの結果、今年の世の中は7分4厘となりました。
極上は、水稲の中生とささげ、大豆。
上々はトマト、上はりんご、きゅうりなどとなっています。
占いが終わると、使ったお粥を食べて1年間の無病息災を願いました。 -
大学入試センター試験
18日と19日全国一斉に行われている大学入試センター試験は
18日に信州大学松本キャンパスで英語リスニングの不具合が1件ありました。
19日午後4時現在県内の会場でトラブルなどの報告は入っていないということです。
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「せいの神」で五穀豊穣願う
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで「せいの神」と呼ばれるどんど焼きが19日行われました。
せいの神は五穀豊穣の神様「歳神様」がなまったものとされています。
15メートルほどの竹でやぐらを作り、みはらしファームに飾っていた2020本の〆の子や各家庭の正月飾りを積み上げ燃やしました。
集まった人たちは炎に手を合わせ無病息災を願っていました。
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山の恵に感謝 山の神講
山の仕事の安全を願いその恵に感謝する山の神講が19日伊那市高遠町荒町で行われました。
荒町公民館に地区住民が集まり男性は山の神講で使う弓と矢を作りました。
山の神講は農業や林業をつかさどる神様を祀る伝統行事で荒町の住民が受け継いでいます。
女性は祝いの席で食べる縁起物の長芋をすった芋汁などを作っていました。
準備が終わると集まった人たちは地元の貴船神社裏山にある祠に向かいました。
集まった人たちは今年の良い方角とされる西南西に向けて矢を放っていました。
山の神講はかつては男性だけで行われていましたが、参加者の減少から近年は女性も山に登り弓を放つようになったということです。
神事が終わると祠に弓と矢を供え山の恵に感謝していました。 -
北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会で、地区内の安泰を願って12日に建てられた大文字が19日に下ろされました。
午前8時に地区住民30人が集まり、4つ辻に建てられた大文字が下ろされました。
北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事「大文字」は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
大文字が下ろされると、つけてあった花飾りと松の枝を外しました。
花飾りは3本ずつ持ち帰り、厄除けとしてそれぞれの家の玄関先などに飾るということです。
漆戸常会の住民によりますと、3本の花飾りを玄関先に飾るのは、病気・火災・水害の3つから守るという願いが込められているということです。 -
町文化センターで小中学生のものづくり作品展
箕輪町の小中学生が授業で取り組んでいる、使う人を意識したものづくりの作品展が、箕輪町文化センターで開かれています。
会場には、町内の小中学生がつくった作品およそ250点が並んでいます。
こちらは、春から育てたアサガオのたたき染めで作った灯篭です。
こちらは、カラフルな色を塗ったオリジナルの風鈴です。
ものづくり教育プログラムは、町教育委員会が平成19年度から行っているもので、使う人を意識しながらものづくりをすることで、他人への思いやりを育てることをねらいとしています。
作品展は、23日(木)まで、町文化センター展示コーナーで開かれています。
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伊藤ひよりさん性的少数について講演会
性同一性障害を抱えながら、歌で自身の生き方を表現している、シンガーソングライターの伊藤ひよりさんの講演会が18日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
講演会は、伊那市教育委員会が開いたもので、およそ300人が集まりました。
講演の中で伊藤さんは、高校1年生の頃の変声期の時に、自分の心と体の不一致に苦しんだと話していました。
以降、好きな歌で自分の生き方を表現しようと、歌手として活動を始めたということです。
また、この日は、伊那市の西春近北小学校5年生と一緒に歌を披露しました。
クラスの担任の木村悦子教諭が以前伊藤さんの講演を聞いたことがきっかけで、交流が始まったということです。
講演を通して伊藤さんは、「いろいろな生き方の人がいるなかで、少しでも性的少数のことについて知ってもらいたい。」と話していました。
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SDGsカードゲームで理解深める
貧困や気候変動などを解決し持続可能な世界を目指す、SDGsを体験するカードゲームが18日、伊那市役所で行われました。
この日は、およそ30人が参加し、2人1組になってゲームをしました。
県が主催しているもので、ゲームに先立って国際連合地域開発センター研究員の浦上奈々さんがルールを説明しました。
ルールは、チームに配られた達成すべき目標に向けて、手元にあるプロジェクトを時間とお金を使い、進めます。
プロジェクトを進めると、世界の状況を表す、経済・環境・社会の3項目に変化が訪れます。
ゲームでは参加者が、チーム内の目標を達成するとともに、世界の状況を表す3項目にも偏りがないようにすることでゴールとなります。
今回のゲームを運営している長野県環境保全協会は「ゲームをすることで自分たちの生活を見直し、持続可能な世界に向けて行動するきっかけにしてほしい」と話していました。
SDGsは、2030年までに貧困や気候変動など17の項目を解決し、持続可能な世界を目指す取り組みです。 -
大学入試センター試験 はじまる
今年で最後となる大学入試センター試験が18日から全国一斉に始まりました。入試センターによりますと県内の試験は、午後4時現在トラブルなく進んでいるという事です。
南箕輪村の信州大学農学部も試験会場となり、受験生が足をはこんでいました。
今年のセンター試験の長野県内の志願者数は9,990人で、信大農学部の会場の志願者数は575人となっています。
会場の前には、予備校の講師らがかけつけティッシュなどに応援メッセージを添えて渡していました。
県内には14の試験会場があり、上伊那では信大農学部と駒ケ根市の長野県看護大学の2か所となっています。
18日は地理歴史公民、国語、外国語の文系科目の試験が行われました。
午後4時現在、試験は順調に進められているという事です。
19日は、数学と理科の理系科目の試験が行われます。
大学入試センター試験は、来年から「大学入学共通テスト」に変わります。
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「わん読」で読む力育む
子どもたちの本への関心を高め、読解力をやしなってもらうという新しい取り組みが伊那市の伊那図書館で18日に行われました。
子ども達が本を読んであげている相手は「犬」です。
18日は、子ども達が犬を相手に読み聞かせをするイベント「わん読」が伊那図書館で初めて行われました。
上伊那動物愛護会のメンバーの自宅や長野県動物愛護センターで飼われているセラピードッグ合わせて5頭が参加しました。
子どもたちは、自分たちがえらんだ本を読んであげていました。
主催した伊那図書館によりますと犬はじっと聞いているので人前で読むのが苦手な子どもでも自信をもつことができ、本への関心も高められるという事です。
イベントに協力した長野県動物愛護センターによりますと県内の図書館で「わん読」が行われるのは今回が初めてだという事です。
伊那図書館ではこの「わん読」を来月15日にも予定していて、定員には若干名の余裕があるという事です。
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高遠町図書館 恒例の新春百人一首大会
伊那市高遠町の高遠町図書館で新春百人一首大会が開かれ、市内外から12チーム、36人による団体戦が行なわれました。
18日は小学3・4年生の部が行われ、市内を中心に12チームが出場しトーナメント戦が行われました。
競技は3人1組の団体戦で、子ども達は、読み上げられた札を取り合っていました。
この百人一首大会は高遠町図書館の開館に合わせて始まり、今年で33回目となります。
大会の結果、小学3・4年生の部は手良小学校の4年生でつくるチーム「あわじしま」が優勝しました。
19日は小学5・6年生の部が行われる予定です。
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シニア世代と団体マッチング
活動の場を求めるシニア世代の受け皿となる地域の団体が参加する「地域づくり出会いのひろば」が伊那市のニシザワいなっせホールで17日、開かれました。
地域づくり出会いのひろばは、長野県長寿社会開発センター伊那支部などが開いたものです。
17日は、活動の場を求めるシニア世代およそ100人とその受け皿となる団体や企業20団体が参加しました。
おおむね60歳以上のシニア世代がボランティア活動などで積極的に社会参加できるよう、その活動を求める人とのマッチングを図るいうものです。
会場には、福祉や子育て支援団体などのブースが設けられました。
参加したシニア世代の人たちは積極的にそれぞれのブースを回り活動内容を聞いていました。
福祉事業団体のブースでは、「環境整備や農作業が出来る人を求めています。」などと話していました。
長野県長寿社会開発センター伊那支部では「シニア世代が社会参加するための情報が少ない。こういった場を活用してほしい」と話していました。
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伊那西高校 2人が短歌で入選
東洋大学が全国の小中高生を対象に募集した現代学生百人一首に伊那市の伊那西高校の2人の生徒が詠んだ短歌が選ばれました。
入選したのは文芸クラブ3年で箕輪中出身の我如古ヴィヴィアンさんと桑澤菜生さんです。
我如古さんは「夕暮れのテトラポットと潮風を感じてみたい信州人は」と詠みました。
桑澤さんは「電車まであと三分の待ち時間 スマホに映る英単語五個」と詠みました。
現代学生百人一首は、学生ならではの視点から日常生活で感じたことなどを詠むもので東洋大学が主催しています。
現代学生百人一首には、全国から6万1976首の応募があり100点の入選作品の中に2人の作品が選ばれました。
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市ふるさと納税 約11億円見込み
伊那市は今年度のふるさと納税の寄付金について、昨年度よりおよそ10億円多い11億5,000万円を見込んでいることが分かりました。
17日は伊那市役所で伊那市議会臨時会が開かれ、ふるさと納税の増額に伴う補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。
伊那市では、今年度のふるさと納税について、昨年度の1億6,400万円より約10億円多い、11億5,000万円を見込んでいます。
伊那市は、平成29年6月から家電製品を返礼品から除外していましたが、去年1月に、国から「価格が少額なものは除く」とする連絡があったとして、10万円未満の家電の取り扱いを再開しました。
去年7月から取り扱いを始めた外付けハードディスクが人気を集めているということです。
なお去年12月末現在で、約10億2,000万円、1万7,400件の寄付があるということです。
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イクメン・カジメン写真 グランプリ決まる
箕輪町の「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の審査会が17日開かれ、グランプリ作品が決まりました。
イクメン部門でグランプリに選ばれた箕輪町沢の桑澤みはるさんの作品「おおきなおにぎりつくろう」です。
刈り取った芝生を集めて大きなおにぎりの形を作る子どもと一緒に遊ぶ父親の姿を撮影した作品です。
カジメン部門のグランプリに選ばれた箕輪町沢の岩崎祐紀さんの作品「1対2の洗濯バトル」です。
二人のこどもに邪魔をされながらも洗濯物をたたむ父親を撮影した作品です。
17日は箕輪町役場で審査会が開かれ、子育て中の女性や有識者でつくる女性活躍井戸端会議のメンバーなどが審査しました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、男女共同参画社会を推進する機運を高めようと箕輪町が開いたもので、今年で2回目です。
今年は33人から54点が集まりました。
応募作品は、来月3日からイオン箕輪店で展示されます。