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コロナ対策の避難所運営訓練
箕輪町で超大型台風による大雨で土砂災害の危険が高まったとの想定で防災訓練が30日行われました。
今回は新型コロナウイルス感染症対策を考えた避難所運営の訓練が実施されました。
訓練は避難所で新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため検温が行われました。
検温により熱があった人とその家族は一般の避難所となっている
町社会体育館とは別の場所にある文化センターに案内されていました。
文化センターでは保健師が味覚嗅覚の異常や倦怠感がないかチェックしていました。
チェックが終わると家族ごとに用意されたパーテーションの中に避難していました。
検温で熱がなかった人たちは複数のパーテーションが用意された
町社会体育館に避難しました。
こちらの避難所では新型コロナウイルスの感染を防ぐため町がマスク着用と手の消毒を呼びかけていました。
また体育館内は換気をよくするため窓が開けられていました。
町によりますとソーシャルディスタンスをとった場合の町社会体育館の収容人数はおよそ192人ですがパーテーションを置くと間隔をせばめることができ収容者は74人増えて266人になるということです。
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新型コロナ 県内で新たに12人感染確認
長野県内で新たに12人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、長野県と長野市が30日に発表しました。
感染が確認されたのは千曲市で5人、上田市で3人、長野市で2人、茅野市と小県郡青木村でそれぞれ1人の合わせて12人です。
千曲市の5人は20代~50代の男女、上田市の3人は40代男性2人と50代女性、茅野市は40代の男性、青木村は30代の男性です。
長野市では、50代男性と20代男性の2人の感染が確認されました。
濃厚接触者の合計は、22人です。
県内で感染が確認されたのは249人となっています。
午後2時現在の県内の入院者数は87人、入院予定は11人です。 -
猛暑日 熱中症で3人搬送
30日の伊那地域の最高気温は午後1時57分に36.3度を記録し猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時30分現在3人が熱中症とみられる症状で搬送されています。
伊那市の40代男性が中等症、辰野町の80代男性が中等症、辰野町の50代男性が軽症だということです。 -
箕輪町で子ども対象琴教室
日本伝統の音楽に触れるこども対象の琴教室が、箕輪町で29日から始まりました。
初日のこの日は、自分に合う爪を作り、琴の絃の名称など基本から学びました。
箕輪町の篠田 仁美さんが指導しています。
文化庁の補助を受けて教室を開いていて今年で5年目です。
今年は町内からリピーター6人を含む10人が参加しました。
琴は、諏訪の和楽器店が貸し出しています。
10月末までの7回の教室を予定していてその間、琴を自宅に持ち帰ることもできます。
参加した子どもたちは、教わった通りに絃を鳴らしていました。
篠田さんは、「日本の伝統楽器を通して日本人の心に響く音を学習しつつ伝えていってもらいたい」と話していました。
教室では、何曲か演奏できるように仕上げ、町の文化祭で披露するということです。
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コロナ対策紹介 伊那市防災展
指定避難所でのコロナ対策の取り組みなどを紹介した伊那市防災展が高遠町の総合福祉センターやますそで開かれています。
避難所に避難してきたとの想定で、会場を訪れた人たちは検温を行い健康チェックリストに記入します。
防災展ではコロナの感染者や症状のある人が避難するテントやパーテーションが紹介されています。
テントの中には段ボールのベッドも置いてあります。
伊那市では避難所の運営をコロナの感染者、症状のある人、高齢者や障がい者など支援が必要な人、一般の人の4つの居住区分にわけて行う事にしています。
避難所とは別に、親戚や知人宅など他に避難できる場所について考えるよう促すパネルも展示されています。
伊那市防災展は、新型コロナ感染拡大予防のため総合防災訓練が中止となった事を受け、地域防災力の維持向上を目的に開かれています。
あす30日と来週末の9月5日と6日に伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれます。
時間は午前9時から午後5時までです。
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新型コロナ 18人感染確認
長野県内で新たに18人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと長野県と長野市が29日発表しました。
長野県の発表によりますと、きょう感染が確認されたのは上田市で8人、茅野市で2人、千曲市、松本市、小県郡青木村がそれぞれ1人の合わせて13人です。
上田市の8人は20代~70代の男女、茅野市の2人は10代と40代の女性、千曲市は30代の女性、松本市は20代の女性、青木村は20代の男性です。
濃厚接触者の合計は19人です。
長野市は、20代から40代の男女5人の感染が確認されました。
県内で感染が確認されたのは237人です。
午後2時現在の県内の入院者数は78人、入院予定は2人となっています。
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広島風お好み焼きを無料提供
伊那市荒井錦町新地の居酒屋 芽里は新型コロナウイルスの影響で活気を失っている地域を元気づけようと25日から28日までの3日間限定でお好み焼きの無料提供を行いました。
芽里はお好み焼きと一緒に焼きそばを焼く、広島風お好み焼きが人気の居酒屋です。
オーナーの渡辺伊代さんは伊那市で30年にわたり飲食店を切り盛りしてきました。
平成21年に新規開店し飲み放題食べ放題の店としてファンを増やしてきました。
今年春先に店をリニューアルしましたが新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされました。
今月8日にテイクアウトでようやく営業再開にこぎつけたことから店のある錦町の人達や常連客に喜んでもらおうとお好み焼きの
無料提供を行いました。
無料提供最終日の28日も近くの人や常連客が訪れていました。
店の近くに住む高齢者宅には渡辺さん自らお好み焼きを届けます。
期間中ボランティアで店の手伝いをした常連客です。
広島風お好み焼きは通常750円で3日間で約100皿を提供
したということです。
芽里では9月から、水曜日から土曜日はコロナ対策をして店を開けることにしていて渡辺さんは「たくさんの人に支えられて続けることができた。これからもがんばります。」と話していました。
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安倍首相辞任で市長コメント
28日、安倍首相が辞任を表明したことを受け白鳥孝伊那市長が
コメントを出しました。
白鳥市長は「アベノミクスの推進など経済再生に取り組まれ
大きな成果を上げられてこられたが辞任は非常に残念に思う。
新型コロナウイルス対策等、大変な毎日であったかと思うが長期にわたり政権を担ってこられたことに敬意を表します。
一日も早いご体調の回復を願います。」とコメントしています。
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産学官連携拠点施設整備へ
伊那市議会全員協議会では産学官連携拠点施設整備に関する説明がありました。
伊那市は森林や農産物などの地域資源を活用するための産学官連携拠点施設を西箕輪の市営大萱団地跡地に建設する計画です。
施設は農業、林業、環境などをキーワードに信州大学農学部の研究成果を活用し雇用創出につなげることなどを目的としています。
市では9月議会閉会後に検討組織や外部委員を決定し今年度中に
施設の詳細をまとめることにしています。
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不妊・不育症治療費を補助
伊那市議会全員協議会では不妊・不育症治療費助成事業に関する説明がありました。
これまで治療費の助成は10万円を上限としていましたが、20万円に増額することにしていて事業費は200万円を見込んでいます。
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環状南線一部供用開始へ
伊那市のナイスロードから小黒川大橋の北側までを結ぶ環状南線の一部供用が10月30日から始まります。
伊那市議会全員協議会が28日伊那市役所で開かれ概要の説明がありました。
環状南線は平成29年度に工事に着工し今年度末の完成を目指していて総延長は1,300メートルです。
10月30日の午前6時に国道153号から県道南箕輪沢渡線までの約300メートルで供用が始まる予定です。
これにともない西春近の下島第三踏切、西町の小黒北踏切、西町の中村踏切の3つの踏切が閉鎖となります。
閉鎖は29日の午後8時30分からを予定しています。 -
県内で新たに19人新型コロナ感染確認
長野県は28日、新たに19人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
1日に発表された感染者数19人は、これまでで最多となっています。
長野県の発表によりますと、28日感染が確認されたのは、上田市で12人、千曲市で3人、茅野市で2人、埴科郡坂城町で1人、小県郡長和町で1人のあわせて19人です。
上田市の12人は20代~70代の男女、千曲市の3人は30代~50代の男女、茅野市の2人は10代と50代の男性です。
坂城町は50代の女性、長和町は20代の男性です。
28日に発表された19人の濃厚接触者は53人となっています。
午後1時半現在、県内で感染が確認されたのは、219人で、入院しているのは57人、入院予定の人は14人です。 -
29日に農家応援直売会開催
22日のひょうなどの被害を受けた箕輪町の農家を応援する、農家応援直売会が29日、大出のみのわテラス近くの特設販売所で開かれます。
直売会は、強風やひょうの被害を受けた上古田、下古田、八乙女、大出、沢の農家がりんごやぶどうを出品し、通常より割安価格で販売します。
会場は、沢の果樹農家、髙田知行さんの畑です。
被害にあった農家、髙田さんの果樹園では、りんごとぶどうあわせて1.2ヘクタール育てていましたが、強風やひょうの影響で収穫量は例年の1割に落ちこみました。
箕輪町によりますと、22日のひょうなどによる町内の農家全体の被害額はおよそ850万円で、「つがる」などの収穫の時期を迎えた品種に傷が入った他、ぶどうは中身が潰れたものもあるということです。
29日は、被害を受けた5つの地区のうち、髙田さんのみが出店することになっていて、時間は午前9時から10時半まで、売り切れ次第終了するということです。 -
水稲作柄 県内「やや不良」
関東農政局は、8月15日現在の今年度の水稲の作柄概況を、28日に発表しました。
それによりますと、南信を含む県内全域で「やや不良」となっています。
田植え最盛期は、平年並みとなっています。
出穂最盛期は、6月下旬から7月下旬の日照不足の影響で、平年に比べて3日遅くなっています。
全もみ数は、7月上旬・中旬の日照不足の影響により穂の数はやや少なく、1つの穂あたりのもみ数は、やや多いと見込まれることから「やや少ない」となっています。
登熟は、出穂期以降、高温・多照で推移したことにより、「平年並み」と見込まれています。
南信を含む県内全域の作柄概況は、7月中旬から下旬が低温・日照不足で推移した影響で「やや不良」と見込まれています。 -
元市議三澤さん 高齢者叙勲 旭日単光章
伊那市手良の元伊那市議会議員の三澤裕幸さんが高齢者叙勲 旭日単光章を受章しました。
7月29日は伊那市役所で伝達が行われ、白鳥孝市長から三澤さんに賞状と勲章が手渡されました。
三澤さんは88歳で平成7年から平成15年まで3期12年
市議会議員を務めました。
市議会では経済委員会や厚生委員会の委員長を務め、西箕輪の農業公園みはらしファームの整備や伊那市駅前の再開発の推進、伊那中央病院の整備など伊那市の発展に貢献してきました。
三澤さんは「一般質問では質問内容を暗記するよう先輩に言われ緊張した事を覚えている」と話し、「部落解放や同和教育など、人権問題に力を入れ取り組んできた事が一番の思い出です」と振り返っていました。
白鳥孝市長は「体に気を付け、今後も伊那市の発展の為に助言して下さい」と話していました。
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高遠北小学校が小規模特認校に指定
伊那市高遠町の高遠北小学校が市内全域から通うことができる小規模特認校に指定されることが26日に決まりました。
高遠北小学校は、高遠町長藤にあり、全校児童数は51人です。
東京芸術大学初代校長を務めた伊澤修二の功績をたたえる音楽祭に参加するなど特徴のある文化的教育活動を行っています。
小規模特認校とは、こうした特徴ある教育を行っている学校に、通学区の垣根を超え、市内全域から就学することができる小学校を指定するものです。
伊那市内では、2008年度に新山小学校が、2018年度に伊那西小学校が指定されていて、高遠北小学校は3校目になります。
高遠北小学校では、今後の構想として、外部指導者を招いて図画工作の授業を行うなど、芸術文化の教育の強化・充実を図っていくとしています。
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駒工で自走ロボット記録会
駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校の情報技術科の3年生は、自分たちで制作した自走ロボットのスピードを計る記録会を開きました。
20メートルの白線のコースをコースアウトせずにどれだけ早く走れるかを競う記録会です。
スタートの合図で旗が振られます。自走ロボットのスイッチが押されると白線を読み取り自走します。
情報技術科の3年生は、1年生の時にロボットの基盤をつくり、2年生の時、車体を設計、3年生でセンサーの制御などを行い、3年間かけてロボットを制作してきました。
例年は、トーナメント形式で優勝者を決めますが、今年は新型コロナの感染対策で大会の時間を短縮するため、記録タイムで優勝者を決めることになりました。
コースは、コの字型や鋭角など難易度の高いコースで、逆走してしまう車両が多くありました。
27日の記録会では高野天地さんがもっとも早い記録を出しました。
この記録会が自走ロボット制作の集大成となり、3年生は今後、本格的に、就職活動や受験勉強に入っていくということです。
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箕輪町の総合受付 呼出システム導入
箕輪町は、新型コロナ対策として各種証明書の発行を扱う総合窓口に呼出システムを導入しました。
申請書に記入し窓口に提出すると、番号札が渡されます。
順番が来ると、番号が表示されアナウンスで呼出が行われます
システムは、新型コロナ対策として、受付業務での密を避けるために箕輪町が20日から導入しているものです。
町民ホールにも待合用のいすが臨時的に置かれ、来庁者同士の距離が保てるようになっています。
箕輪町では、「新型コロナの感染対策のために行っているが、プライバシーの確保や、利便性の向上にもつなげたい」と話しています。 -
県内で新たに6人の新型コロナ感染確認
長野県内で27日、新たに上田市・千曲市・長野市で6人が新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の感染者の累計は200人となりました。
長野県によりますと、新たに感染が確認されたのは、上田市の20代の大学生の男性、上田市の60代の自営業の男性、上田市の20代の自営業従業員の女性、上田市の30代無職の女性、千曲市の30代無職の女性の5人です。
5人の濃厚接触者は合わせて14人となっています。
また長野市は27日、20代女性1人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
濃厚接触者は2人だということです。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは200人で、入院しているのは52人です。 -
若宮 高齢者向け住宅竣工
伊那市が若宮団地に建設を進めていた20戸分の「高齢者向け公営住宅」の竣工式が現地で26日に行われました。
式には市や地元、建設関係者などおよそ40人が出席しました。
高齢者向け住宅の愛称「センシオーネ」は、仙丈ケ岳から塩見岳の稜線「仙塩尾根」をイメージした外観から名付けられました。
建物は木造平屋建てで延床面積は1,170平方メートル、全部で20戸あり、事業費は4億8千万円となっています。
部屋は2タイプあります。
家賃1万2千2百円の単身向けは14戸で間取りは1LDKです。
家賃1万4千7百円の2名向けは6戸で間取りは2DKです。
暖房用にペレットボイラーが導入されている他、入居者が誰でも利用できる共有スペースが設置されています。
若宮団地の現在の入居者が入る予定で10月1日から住み始めるという事です。
竣工式で白鳥孝市長は「高齢者が孤立する事無く、助け合う新たな集合住宅にしていきたい」と挨拶しました。
伊那市では市営住宅若宮団地が建設から50年以上経過している事から、建替え事業に取り組んでいて、今回の住宅はその第一弾となります。
今年度は、30戸が入る一般向け住宅の着工と既存の建物のリフォームを行う計画です。
また、来年度以降に、若者子育て向け住宅を建設する予定です。 -
池上さん宅でヨルガオ見ごろ
伊那市狐島の池上晃さん宅で、夜に花を咲かせ、日の出とともに散るという「ヨルガオ」が見ごろとなっています。
昨夜6時半ごろ、池上さんの自宅で鉢植えされたヨルガオが花を開いていました。
池上さんによりますと、4年前に松本市の知人から苗を譲り受け、自宅の庭で育ててきたということです。
花は、午後6時ころから徐々に咲き始め、日の出とともに散るということです。
ヨルガオは今週いっぱい楽しめるということです。
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県内で新たに9人コロナ感染確認
長野県内で26日、上田市・千曲市・長野市で、合わせて9人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表されました。
長野県によりますと、この日感染が確認されたのは、上田市で5人、千曲市で2人です。
上田市の40代の無職女性、上田市の20代の大学生の男性、上田市の50代の自営業の女性、上田市の20代の会社員女性、千曲市の30代の会社員女性、千曲市の50代の会社員女性、上田市の30代の会社員男性の、あわせて7人です。
また長野市は、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
いずれも市内に住む40代の男性と30代の女性の2人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは、194人です。 -
箕輪町赤そばの乾麺完成
箕輪町は、町の観光名所の一つである赤そばの里をPRしようと赤そばの実を使った、二八そばの乾麺を作りました。
こちらがその乾麺です。
1袋200グラム入りで、400円です。
箕輪町のPRに役立てようと乾麺作りを企画し、去年12月から商品開発をしてきました。
赤そばは、古田の里赤そばの会、中部営農組合上古田支部、営農集落長岡が栽培しています。
町オリジナルのそばの乾麺「赤そばの里」は、およそ4800袋作られました。
販売開始は9月中を予定していて、日帰り温泉施設ながたの湯などで購入できるということです。
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やまとわが「信州経木Shiki」販売
伊那市の木工業、やまとわは、地元産のアカマツを使った日本古来の包装材、経木の新ブランドを立ち上げました。
「信州経木 Shiki」と名付け、8月から販売しています。
こちらがその経木です。
ロングは長さ48センチ、幅15センチで、20枚入りが650円、50枚入りが1250円です。
ショートは長さ24センチ、幅15センチで20枚入りが480円、50枚入りが930円です。
経木は、食材を包んだり、料理の下に敷いたりして使うことができます。
やまとわのオンラインショップで8月から販売しています。
26日は、やまとわの中村博社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。
地元産のアカマツを薄く切った包装材で、0.18ミリだということです。
白鳥市長は「CO2削減や脱プラスチックへの入り口の一つでもある。これからの展開が楽しみです」と期待を寄せていました。
市では、市内飲食店にやまとわの経木のサンプルを配り周知していきたいとしています。 -
詐欺被害防ぎコンビニに感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市内の2つのコンビニエンスストアに、伊那警察署から感謝状が贈られました。
8月7日は、伊那警察署の山田正幸副署長が、セブンイレブン伊那中央店を訪れ、オーナーの原 誠太郎さんに感謝状を手渡しました。
先月23日の深夜2時に、伊那市在住の70代の女性が1人で来店し、3万5千円分の電子マネーを購入しようとしたところ、不審に感じた男性従業員が女性から話を聞き、警察に通報して詐欺を未然に防いだということです。
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除去薬剤の量少なく排ガス超過
上伊那広域連合は7月に上伊那クリーンセンターの排ガスが自主基準値を超えたことについて排ガスを除去する薬剤の量が少なかったことが直接の原因だとの調査結果を報告しました。
これは25日、伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
上伊那クリーンセンターは自主基準値で50ppmとしている排ガスの塩化水素の値が65ppmとなったことから2基ある焼却炉のうち基準を超えた1基を停止しました。
調査の結果、塩化水素を除去する薬剤の量が少なかったことが直接の原因だとしています。
薬剤の量が少なくなった原因などについては調査を続けていて結果がわかり次第公表するとしています。
測定された塩化水素の値は65ppmで自主基準値は超えましたが法規制値の430ppmは下回っています。
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移住・企業の情報を音声で発信
伊那市は、オンラインで開催してきた移住セミナーと企業説明会の様子を、スマートフォンなどで無料で聞くことができるボイスメディアアプリで発信しています。
QRコードを読み込むと、ボイスメディアアプリ「voicy」の伊那市のチャンネル「ローカルとつながる伊那ラジオ」が開きます。
再生ボタンを押すと、これまでに公開された音声を無料で聞くことができます。
伊那市では、新型コロナ感染防止のため、企業説明会や移住セミナーをオンラインで行ってきました。
その様子をアーカイブし、より広く情報発信していこうと音声での配信を始めました。
現在聞くことができるのはオンライン企業説明会と移住者などへのインタビューで、これまでに44本が公開されています。
伊那市のチャンネルは、ボイスメディアアプリ「voicy」をダウンロードし「伊那市」と検索するとみることができます。
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ジオパークガイド養成講座
南アルプスジオパークを案内する「ジオパークガイド」の今年度1回目の養成講座が25日伊那市高遠町で開かれました。
25日は認定ガイドの伊藤穂波さんがジオパーク内にある高遠城址公園を実際に案内しました。
講座には高遠高校の2年生で「地域の科学」を選択している16人が参加しました。
ジオガイド養成講座は、4月からの開講を予定していましたが、新型コロナの影響で開催が遅れた他、一般からの参加は中止となりました。
伊藤さんは「この下を9mほど掘ると粘土層があり、その下を水が流れていて、かつては10か所ほどの井戸があった」などと、高遠城にまつわる地形や歴史について説明していました。
受講生は来年2月までに7回の講座を受け、ガイド認定を目指します。
なお、南アルプスジオパークガイドは昨年度までに166人が認定されていて、高遠高校出身者は79人に上っています。
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大芝まつりポスター図案表彰式
新型コロナウイルスの影響で中止となった、今年の大芝高原まつりのポスターなどで使う予定だった図案の表彰式が22日、南箕輪村の大芝高原味工房で行われました。
この日は、最優秀賞と優秀賞を受賞した、南箕輪中学校美術部の生徒らが味工房を訪れ、大芝高原まつり実行委員長の唐木一直村長から賞状が手渡されました。
ある生徒は、「ポスターを制作してきた3年間で、初めて最優秀賞をとることができました」と話していました。
唐木村長は「まつりは中止となったが、図案はこれからも引き継がれていきます。村を思って作って頂きありがたい」と感謝していました。
今年は37作品の応募があり、最優秀賞4点、優秀賞4点が選ばれました。 -
上田市の女性2人感染確認
長野県は25日新たに上田市の30代と40代の女性合わせて2人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
2人は、今月22日に感染が確認された上田市の30代女性の濃厚接触者として検査を受け24日に陽性が判明したということです。
県は佐久圏域と長野圏域の警戒レベルを3に引き上げました。
25日午後1時現在、県内で感染が確認されたのは185人で、入院しているのは38人です。