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上伊那陸上競技記録会 中学生の部
第55回上伊那陸上競技記録会の中学生の部が、23日、伊那市の陸上競技場で開かれました。
記録会には、上伊那の中学生およそ250人が出場しました。
上伊那陸上競技協会では、毎年この時期に2週続けて「上伊那陸上競技記録会」と「上伊那選手権」を開いていますが、今年は新型コロナの感染防止のため、この大会のみの開催となりました。
23日と30日の2日間の日程で、23日は中学生の部が、30日は一般・高校生・小学生の部がそれぞれ行われます。
中学生の部は、男女100mや男子1500m、女子800メートルなど15種目が行われ、選手たちは自己ベスト更新を目指していました。
上伊那陸上競技協会では、「新型コロナの影響で思うように競技ができなかった選手も多いと思う。来月の新人戦県大会に向けて課題を見つけてほしい」と話していました。 -
伸和コントロールズ バラと伊那の四季を写真集に
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、高遠しんわの丘ローズガーデンと伊那の四季を収めた写真集を製作しました。
写真集「ブーケ 季節を束ねて」は、しんわの丘ローズガーデンに咲く約270種類3,000株のバラの他、伊那の四季折々の景色を写したものです。
品種やバラにまつわる歴史、撮影した場所の説明が添えられています。
写真集は、バラ園を運営する伸和コントロールズが、企画・製作しました。
今年6月に開催予定だったばらサミットに向けて製作しましたが、新型コロナの影響でイベントが中止となりました。
園内では、10月上旬にかけて秋のバラが見ごろを迎えますが、遠方からの来場が難しい状況が続いていることから、この本を通じて伊那の魅力を伝えたいと話します。
写真を撮影したのは、長谷を拠点に活動する山岳写真家の津野祐次さんです。
おととしから撮りためたもので、津野さんは「この地域ならではの美しいバラを見て欲しい」と話します。
9月5日からは、バラを中心とした津野さんの写真展が信州高遠美術館で開かれることになっています。
写真集は1冊2,200円で3,000部製作し、園内のバラ茶屋の他、杖突峠の峠の茶屋などで販売しています。 -
白鳥市長 7月豪雨の被災現場などを視察
伊那市の白鳥孝市長は、7月豪雨で被害を受けた伊那市長谷市野瀬の崩落地などを、24日に現地視察しました。
24日は、白鳥市長の他、現場を管理する国や県の担当者らおよそ20人が参加し、豪雨災害の被害箇所や戸草ダムの予定地など5か所を視察しました。
このうち、今年7月の豪雨災害で100メートルに渡り地滑りが起きた市野瀬の現場では、復旧工事の方法などを確認していました。
県の担当者は、「護岸の崩落などを防止するための根固めブロックの設置を検討している。今年度中に施工したい」と話していました。
現地視察は、三峰川上流で防災や治水・治山工事を行っている国や県、市の関係部署でつくる三峰川上流域事業連絡会が毎年行っています。
白鳥市長は、「三峰川流域を治めることが、天竜川流域の安心に繋がる。様々な見地からの意見を聞き、より良い将来像を描いていきたい」と話していました。 -
箕輪町新型コロナ対策で新たに7,300万円
箕輪町は、町独自の新たな新型コロナウイルス対策支援などとして7,300万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を町議会9月定例会に提出する考えです。
一般会計補正予算案の総額は2億3,900万円で、このうち7,300万円がコロナ対策にかかわる事業費となっています。
主な内訳は、国の特別定額給付金の対象にならない令和2年4月28日以降に生まれた新生児がいる世帯への
10万円給付に2,000万円、町内の小学校の手洗い場の増設に1,300万円、町内保育園に空気清浄機などの整備費に520万円、新型コロナの影響で仕事を失った外国人への就業支援に280万円などとなっています。
このほかに、旧東部診療所をレンタルオフィスやコワーキングスペースとして活用するための改修費用として420万円を盛り込んでいます。
総額2億3,900万円の一般会計補正予算案は、31日に開会する町議会9月定例会に提出されることになっています。 -
みはらしファームでMTB教室
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで10日、初心者を対象にしたマウンテンバイク教室が開かれました。
この日は、市内外から10人が参加しました。
教室は、マウンテンバイクに慣れ親しみ、安全に走行できる技術を身に着けてもらおうと、元伊那市地域おこし協力隊の宮坂啓介さんが開いたものです。
講師は、富士見町などでマウンテンバイクのインストラクターを務めている、立田直人さんです。
立田さんは、「ハンドルに力が入らないよう、重心をまっすぐに、前を見て走行してください」と話していました。
参加者は、みはらしファームの駐車場で基本動作を練習していました。
最後に、参加者らは、みはらしファーム近くの森林に設けられた実際のコースを走ってマウンテンバイクを楽しんでいました。
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長野県内で新たに11人感染確認
長野県内で24日、新たに11人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと感染が確認されたのは、小諸市の20代会社員の男性1人、上田市の50代の自営業従業員の女性1人と、上田市の50代の無職の女性1人、上田市の50代の会社員男性1人、上田市の30代の自営業の男性1人、上田市の30代の女性1人の、あわせて6人です。
6人の濃厚接触者は、10人となっています。
また、長野市は新たに5人の新型コロナへの感染が確認されたと24日、発表しました。
感染が確認されたのは、いずれも長野市内に住む、10才未満の男児1人、20代の男性1人、60代の男性2人、50代の女性1人のあわせて5人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは183人で、1日あたりの感染者数11人は、これまでで最多となります。
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上農生ランプシェード作り
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生は、地元産のアカマツを使ったランプシェードづくりに取り組んでいます。
24日は、里山コースの生徒ら20人が、大学生や高齢者用などのターゲットを決め、ランプシェードのデザインを考えました。
地域産の木材の有効利用について学ぶ授業の一環で、地元産のアカマツで出来た経木でランプシェードを作ります。
授業には、伊那市の木工業、株式会社やまとわが協力していて、これまでに材料となる木の伐採などを行いました。
生徒らは、女子大学生向けとして温かみのある色にする、などと意見を出し合っていました。
今後は、考案したデザイン案をSNSに投稿するほか、他の高校の生徒に意見をもらい、試作品作りに取り組みます。
ランプシェードの完成は10月を予定していて、イベントで展示することになっています。
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小学1年生にミルメーク寄贈
上伊那の酪農家などでつくる、長野県生乳生産販売委員会上伊那地域酪農協議会は、上伊那8市町村の小学1年生に、牛乳の味を変える調味料ミルメークを贈っています。
このうち7月28日は、箕輪町の箕輪中部小学校に、協議会の下村篤会長らが訪れ、児童に牛乳用調味料ミルメークを手渡しました。
ミルメークは、牛乳に粉を入れることで味を変える調味料です。
協議会は、上伊那の昨年度の生乳の出荷量が県内の2割を占めるなど、酪農がさかんなことを知ってもらい、学校給食だけでなく家庭でも牛乳を飲んでもらおうと、今回初めて贈ることを決めました。
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来月6日に上伊那吹奏楽祭
上伊那吹奏楽連盟は、新型コロナの影響でいったん中止とした上伊那吹奏楽祭を、来月6日に伊那市の伊那スキーリゾートで行います。
23日は、上伊那の中学3年の吹奏楽部の合同練習が行われました。
例年は4月に上伊那吹奏楽祭が行われていましたが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
吹奏楽コンクールや地区大会も中止となる中で、中学3年生の生徒たちの発表の場をつくろうと上伊那吹奏楽連盟は、来月6日に上伊那吹奏楽祭を行うことを決めました。
23日は、伊那市の春富中学校に上伊那地区の吹奏楽部の3年生およそ100人が集まり合同練習を行いました。
吹奏楽祭の中で毎年、各中学校から選抜した生徒で結成するリーダーズバンドの演奏を行っています。
今年は、3年生の希望者による合同バンドを結成しました。
練習では、今年の吹奏楽コンクールの課題曲など3曲を合同で行いました。
上伊那吹奏楽連盟では「3年生が思い出に残る演奏会になればうれしいです」と話していました。
上伊那吹奏楽祭は、来月6日伊那市の伊那スキーリゾートで行われます。
中学生の他に、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校も参加する予定で、入場は保護者のみとなっています。
上伊那吹奏楽連盟は、新型コロナの影響でいったん中止とした上伊那吹奏楽祭を、来月6日に伊那市の伊那スキーリゾートで行います。
23日は、上伊那の中学3年の吹奏楽部の合同練習が行われました。
例年は4月に上伊那吹奏楽祭が行われていましたが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
吹奏楽コンクールや地区大会も中止となる中で、中学3年生の生徒たちの発表の場をつくろうと上伊那吹奏楽連盟は、来月6日に上伊那吹奏楽祭を行うことを決めました。
23日は、伊那市の春富中学校に上伊那地区の吹奏楽部の3年生およそ100人が集まり合同練習を行いました。
吹奏楽祭の中で毎年、各中学校から選抜した生徒で結成するリーダーズバンドの演奏を行っています。
今年は、3年生の希望者による合同バンドを結成しました。
練習では、今年の吹奏楽コンクールの課題曲など3曲を合同で行いました。
上伊那吹奏楽連盟では「3年生が思い出に残る演奏会になればうれしいです」と話していました。
上伊那吹奏楽祭は、来月6日伊那市の伊那スキーリゾートで行われます。
中学生の他に、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校も参加する予定で、入場は保護者のみとなっています。
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新たに3人の感染確認
長野県は23日、新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
長野県の発表によりますと、23日感染確認が発表されたのは小諸市の20代の会社員の男性、上田市の30代の会社員の女性、上田市の20代の会社員の女性の3人です。
県内での感染確認は、23日の午後1時現在172人となっています。
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親子青空教室 トマト収穫体験
伊那市美篶の「親子青空教室」が今年も開校しました。
初日の22日は、トマトの収穫体験を行いました。
トマトの収穫体験は、美篶の渋谷 豊さんの畑で行われました。
ジュース用に栽培しているトマトで、親子が赤く色づいたものを選んで収穫していました。
親子青空教室は、JA上伊那美篶手良支所、JA青壮年部、美篶公民館、青少年育成会、小学校等が協力して美篶地区で毎年開いています。
週5日制になった時に開始され、今年で19年目になります。
例年は5月に開校し、年間8回活動しますが、今年は新型コロナの影響で8月の開校となりました。
子どもたちは、次々とトマトを収穫していました。
青空教室は、今年度あと3回予定していて、川遊びや稲刈り、しめ飾りづくりを行うということです。
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ときわの命水 100万本突破
伊那市富県の有限会社いすゞが販売している水、ときわの命水の
ペットボトルの出荷累計が100万本を突破しました。
井戸の水をくみ上げた、ときわの命水は2005年からいすゞの敷地内で販売が始まりました。
信州大学農学部などは老化の原因とされている活性酸素の消去機能がきわめて高い水と分析しています。
また品質の世界基準モンドセレクションでおいしい水と評価され2013年から3年連続で最高金賞を受賞しました。
2011年からペットボトルでの販売を始め、今年の7月末に出荷累計が100万本を突破しました。
ときわの命水は希望小売価格で500ミリリットルが税別100円、2リットルが200円となっていて県内外のスーパーで販売されています。
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いなっせ前 軒下コンサート
伊那市のいなっせ前で、「伊那フルートアンサンブル」の軒下コンサートが21日夜、開かれました。
コンサートは、NPO法人クラシックワールドが開いたもので、上伊那を中心に活動している伊那フルートアンサンブルが出演しました。
この日は、メンバー16人がポップスなど8曲を演奏しました。
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地域住民招き「長谷の縁日」
中学生が菓子やゲームなどの模擬店を出店し地域住民と交流する「長谷の縁日」が22日、伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。
この日は、全校生徒35人が菓子の販売や輪投げゲームなど5つの模擬店を出店し、訪れた人をもてなしました。
「長谷の縁日」は、農作業などで地域住民と交流する「長谷の縁側」の特別版として年に1度開催していて、今年で4年目です。
今年は、新型コロナウイルスの影響で1か月遅れての開催となりました。
この日は、地域住民らおよそ200人が訪れ、「長谷の縁日」を楽しみました。 -
童謡唱歌教室~夏編~
童謡唱歌を楽しむ教室「ふるさとの四季~夏編~」が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
教室は、年4回いなっせを会場に開かれています。
新型コロナウイルスの影響で3月に予定していた春編が中止となり、5か月ぶりに開かれました。
会場にはおよそ30人が集まり、牧場の朝や茶摘み、みかんの花咲く丘など、夏にちなんだなじみの曲を歌っていました。
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10億円分のプレミアム商品券
伊那市は、コロナ禍で影響を受けた地域経済の回復に向けた支援策の第5弾として、過去最大規模となる10億円のプレミアム付き商品券を発行します。
21日市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長は、プレミアム付き商品券の発行も含めた第5弾となるコロナ対策の予算措置について説明しました。
伊那市は、コロナ禍により冷え込んだ地域経済の回復と収入が減少した市民の家計を応援するためおよそ10億円のプレミアム商品券を発行します。
千円券15枚つづり1セット1万5千円分を1万円で購入できます。
15枚のうち大型店を含む全店共通券10枚、地域の中小店専用券が5枚となっていてます。
6万7千冊を発行し1人10冊まで購入できます。
事前申込抽選方式となっていて、11月から市内の参加登録事業所で利用できる予定です。
この他の予算措置として、75歳以上の在宅高齢者に1万円の商品券を交付する事業におよそ1億2千万円。
オンライン授業用機器の購入に730万円、4か所の山小屋のコロナ対策として防護服やマスクなどの消耗品などの購入に600万円、聴覚障害者が医療機関を受診する際の、遠隔手話通訳用のタブレット端末購入に9万円などとなっています。
プレミアム付き商品券発行を含む新型コロナ対策第5弾となるこれら12億円の補正予算案は28日開会する9月市議会に提出されることになっています。
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県内で新たに9人コロナ感染確認
長野県は21日、新たに9人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは千曲市の20代女性1人、上田市の20代男性1人、上田市の30代女性1人、軽井沢町に滞在していた東京都の80代女性1人、千葉県から来訪し、上田保健所へ相談した30代女性1人、千曲市の30代男性1人、千曲市の未就学男児1人、京都府から来訪し、北信保健所へ相談した30代男性1人、上田市の80代男性1人の、あわせて9人です。
県内で感染が確認された1日あたりの人数は21日が最多となっています。
午後3時現在、県内で感染が確認されたのは、163人で、入院しているのは37人となっています。
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伊那市オンライン移住ツアー
テレビ会議システムを使って、伊那市内の各所から配信される映像を見て、移住体験をするツアーが21日、行われました。
この日は、市役所と市内各所を繋ぎ、全国各地の参加者が伊那小学校や通り町商店街などをテレビ会議システムを通じて見学しました。
市役所では、職員が伊那小にいる担当者に呼び掛け、総合学習の様子を配信しました。
オンラインツアーには、全国から伊那市への移住を考えている人や、特色ある伊那小学校の教育に関心のある人など、およそ300人が参加しました。
新型コロナウイルスの影響で、今月予定していた移住希望者の市内見学が中止となったことから、今回初めて企画しました。
参加者は、映像を見ながら、伊那小の総合学習について、動物の飼育について地域住民の協力はあるか、などと質問していました。
中心市街地では東京から移住し、雑貨店を経営する田口史人さんに話を聞いていました。
また、通り町の雑貨店「ワイルドツリー」の平賀裕子さんには、子育てと移住についての話を聞いていました。
市では、10月に同様の配信形式で伊那西小学校を見学し、移住体験するツアーを予定しています。
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村 地元応援商品券換金率50%
新型コロナウイルスの影響による経済支援として、南箕輪村が6月に発行した、村民1人あたり2,000円の商品券の換金率は50%で、村では積極的な利用を呼び掛けています。
南箕輪村では、6,286世帯、1万5,666人分の地元応援商品券を発行しました。
新型コロナの経済対策として、村が3,100万円の事業費をかけて6月に発行したもので、村内の飲食店やスーパーなど166店舗で利用できます。
21日現在、換金率は50%、額にして1,400万円となっています。
期限は来月30日までとなっていて、村では積極的な利用を呼び掛けています。 -
最高気温36.6度
21日の伊那地域の日中の最高気温は、今年一番の暑さとなる36.6度まで上がり、三日連続の猛暑日となりました。
伊那市高遠町の高遠保育園では、園児たちがプールで水浴びをして楽しんでいました。
21日の伊那地域の日中の最高気温は、午後2時2分に36.6度まで上がり、三日連続の猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと21日午後4時30分現在、熱中症の症状で宮田村の10代女性が搬送されましたが軽傷だということです。
長野地方気象台では、22日も暑くなるとして、熱中症に注意するよう呼び掛けています。
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日比谷松本楼とコラボ商品
東京都の老舗洋食レストラン日比谷松本楼と伊那市ミドリナ委員会、伊那市がコラボした新商品「味噌メンチカツ」が誕生しました。
こちらがその味噌メンチカツです。
伊那市のハナマルキ株式会社の味噌が使われています。
和風味の「ネギ味噌味」と松本楼名物のビーフカレーをアレンジした「味噌カレー味」の2種類で価格は4個入り2,300円です。
松本楼は、伊那市西箕輪出身の故小坂駒吉さんが東京都内で開業し、明治36年に、その子どもの梅吉さんが日比谷に新たに創業した老舗洋食レストランです。
現在は、4代目の小坂文乃さんが社長を務めています。
小坂社長が白鳥市長や伊那市ミドリナ委員会の委員長で伊那市芸術文化大使の柘植伊佐夫さんとも親交があったことから伊那の味噌を使ったオリジナルコラボ商品が開発されました。
21日は、伊那市の定例記者会見で商品がお披露目されました。
オリジナル商品のメンチカツは現在、日比谷松本楼のオンラインショップのみで販売されています。
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景況 リーマンに次ぐ厳しさ
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向、中小企業景気レポートによりますと、7月から9月の景況予想は、業況判断指数がマイナス73.2と、悪化が強まる見通しとなっています。
これは、リーマンショックの影響を受けた2009年1月~3月に次ぐ厳しい数字となっています。
あるしんレポートによりますと、4月から6月までの今期の業況判断指数はマイナス58で、1月から3月までの前期からすべての業種で後退、全体で20.4ポイント下落し、業況感は厳しさを増したとしています。
7月から9月の来期の見通しについては、業況判断指数は、マイナス73.2で、今期からさらに15.2ポイント下落、すべての業種でマイナス領域を予想し、それぞれ悪化が強まる見通しとなっています。
これは、リーマンショックの影響を受けた2009年1月~3月のマイナス83.7に次ぐ厳しいものとなっています。
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伊那市オリジナル「自分ノート」作成
伊那市は、医療や介護が必要な状態になっても自分らしい暮らしを実現するため、自分の価値観や思いを家族と共有するオリジナルエンディングノート「自分ノート」を作り、9月1日から配布します。
こちらが、伊那市が作成したオリジナルエンディングノート「自分ノート」です。
介護保険を利用して在宅生活をしている人で、ケアマネジャーが必要と判断した人のみ無料で受け取ることができます。
自分自身や家族のことを書くスペースの他、健康状態や病気、かかりつけ医を書くスペースもあります。
お薬手帳と同じA6サイズで、普段から持ち歩くことができます。
自分ノートは、医療や介護が必要な状態になっても住み慣れた場所で自分らしい暮らしが続けられるようその思いを家族と共有してもらおうと、市内の医療関係者などでつくる伊那市在宅医療・介護連携推進協議会が去年から検討を進め、今年作成したものです。
ノートは500冊作られ、透明のホルダーとセットで受け取ることができます。
ホルダーには診察券やお薬手帳も一緒に入れることができます。
内容は伊那市では管理せず、法的な効力を持つものではありません。
配布は9月1日から、伊那市保健福祉部福祉相談課窓口で始まります。 -
36.1度 今年1番暑く
20日の伊那地域の日中の最高気温は、36.1度まで上がり、今年1番の暑さとなりました。
伊那市の中心商店街では、歩道に打ち水をする人の姿が見られました。
20日の伊那地域の日中の最高気温は、午後2時44分に36.1度まで上がり、今年一番の暑さとなりました。
8月に入り、気温が30度を超えなかったのは7日の1日のみで、12日から20日までに猛暑日は7日間あります。
上伊那広域消防本部によりますと20日午後4時45分現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台では、21日も暑くなるとして、熱中症に厳重な警戒が必要だとしています。
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禁煙友愛会事務所看板下ろす
1955年に伊那市で発足し、今年の3月31日で解散した日本禁煙友愛会はこのほど、伊那商工会館内の事務所の看板を下ろしました。
7月31日は、武居芳次副会長ら4人が集まり、事務所の看板を下ろしました。
一般社団法人・日本禁煙友愛会は、1955年に伊那市の小坂精尊さんが立ち上げました。
会は、会員の減少などを理由に3月31日に解散し、65年の歴史に幕を下ろしました。
会では、来年3月に清算結了報告と解散パーティーを予定しているということです。 -
サンつがるの選果スタート
箕輪町中原のJA上伊那果実選果場では、早生種のりんご「サンつがる」の選果作業が、19日から始まりました。
初日は、飯島町や中川村を中心におよそ2トンが持ち込まれました。
サンつがるは早生種のりんごで、袋を被せて育てる「つがる」とは違い、袋は被せずに陽の光をたっぷりと浴びさせて栽培するため、糖度が高いということです。
毎年お盆過ぎの20日頃から選果・出荷作業が始まるということです。
従業員がベルトコンベアーから流れてきたりんごに傷がないか確認し、機械でセンサーに通して糖度や大きさを確認します。
その後、大きさや色ごとに分けて箱に詰められます。
JA上伊那によりますと、7月の長雨による影響はほとんどなかったということですが、8月に入ってから高温が続いていることから色づきが少し遅れているということです。
サンつがるの選果のピークは来週末頃で1日に2,500トンを見込んでいます。
大玉のものは主に首都圏や中京方面に出荷され、その他は地元の直売所に並ぶということです。 -
上田市男女2人 コロナ感染
長野県は20日、新たに上田市の30代女性1人と20代男性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、上田市の30代女性1人と上田市の20代男性1人の2人です。
2人は、19日に感染が確認された上田市の20代女性の濃厚接触者として検査を受け、19日に陽性が判明したということです。
30代女性の職業と濃厚接触者については現在調査中、20代男性の職業は自営業で、濃厚接触者は知人3人ということです。
20日午前11時現在、県内で感染が確認されたのは154人で、入院しているのは29人です。 -
伊那市役所 テレワーク開始
伊那市は、全職員を対象に、在宅で仕事をするテレワークを19日、始めました。
伊那市高遠町西高遠の下島一志さん宅です。
市監査委員事務局の職員で、この日から在宅で仕事をしています。
希望者は専用のシステムを通して、テレワーク用に割り当てられたIDとパスワードを入力することで、市役所内のデータベースにアクセスし、在宅で仕事をすることができます。
インターネットやメールのほか、行政専用のネットワークが使えますが、マイナンバーや住民基本台帳などの個人情報を取り扱う業務は、制限されます。
1日最大50人まで、一週間のうち3日間テレワークが利用できるということです。
市では、新型コロナウイルス対策や災害時での行政機能の維持、職員の働き方改革を目的に、先月から全職員を対象にテレワーク環境を構築してきたということです。
行政の全職員を対象にしたテレワークの導入は、県内19の市で伊那市が初となっています。
市では、今後はテレワークに向いている業務を精査し、職員の働き方改革につなげるとともに、コロナ対策として備えていきたいとしています。 -
気温35.4度 猛暑日
19日の伊那地域の日中の最高気温は午後2時54分に35.4度まで上がり、猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市の90代男性と、50代女性が、熱中症の疑いで病院に搬送されたということです。
男性と女性の症状は、入院が必要だということです。
長野地方気象台によりますと、19日と同じくらい気温が高くなる日があさってまで続く予想で、こまめな水分補給など、熱中症に注意するよう呼び掛けています。
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「休みをもう一日」田畑の奇習 盆正月
区の役員の家などをバリケード封鎖してもう一日休みを要求する南箕輪村田畑に伝わる奇習「盆正月」の行事が、16日に行われました。
「もう一日休みを勝ち取るぞ」
掛け声とともに作業が始まりました。
今年は新型コロナ感染対策で、区の役員宅の封鎖は行わず田畑公民館のみを封鎖しました。
物置にある幟旗や、用意した門松などを玄関に飾り付けました。
公民館には、PTA関係者で作る田畑区の伝統行事を守る会のメンバーが集まりました。
盆正月は、区長などの家を封鎖し、盆休みの1日延長を求める田畑に伝わる風習です。
例年は深夜、区長らが寝静まったころにひっそりとバリケード封鎖を行いますが、今年は午後9時頃から作業を行い子どもたちも行事に参加しました。
長持ちなども担ぎ出し、ひまわりなどの花や鏡餅、夏野菜を飾り付けました。
玄関前に「お正月」と石灰で書いて完成です。