-
箕輪町郷土博物館がガイドボランティア認定
箕輪町の竜東5地区の名所をつなぐ信州みのわ東山山麓歴史の道のガイドボランティア認定式が17日箕輪町文化センターで行われました。 ガイドボランティアに認定されたのは箕輪町郷土博物館の研修会や学習会に参加した10人です。 17日は認定証のほかガイドを行うさいに着用するベストや名札が渡されました。 東山山麓歴史の道は箕輪町の北小河内、南小河内、長岡、三日町、福与の竜東5地区にある史跡や名所をつなぐ道で新日本歩く道紀行100選に認定されています。 ポイントごとに看板が設置されルートなどが分かりやすいようになっています。 ガイドボランティアは町郷土博物館の公認ガイドとして希望者とともにコースを散策しながら詳しい説明をします。 町郷土博物館ではガイドの追加認定や地元の農産物を販売する休憩場所を設けるなど、ガイドボランティアを地域活動として定着させていきたいとしています。
-
中ア ジオパーク認定に向け理解を深める
中央アルプスの日本ジオパーク認定に向け、理解を深め、認識を共有しようと16日、箕輪町の地域交流センターで講演会が開かれました。 会場には、上伊那地域の自治体職員などおよそ50人が集まりました。 この日は、京都府、兵庫県、鳥取県の3府県にまたがる「山陰海岸ジオパーク」の公認ガイド・今井ひろこさんが「ジオパークで地域を元気に!」と題して講演しました。 山陰海岸ジオパークは、日本列島がユーラシア大陸から分かれた際にできた貴重な地質や地形が残っていることから、2010年に世界ジオパークに認定されています。 「ジオの恵み」と銘打った海産物の提供や特殊な地形の海岸を活用したカヌー体験など、ジオパークを観光資源として利用した様々な取り組みが行われているということです。 ジオパーク認定に向け重要な点について今井さんは「地域の人たちが地域資源を知り、活用できるかが課題です。地域の盛り上がりが必要です」と話していました。 また、「地質や地形など、地域の宝について説明できるということが大切です。それが観光や防災、地域活性化につながっていく」と説明していました。 講演会は、上伊那地域の自治体や団体事業者など60の組織でつくる「中央アルプスジオパーク構想推進協議会」が、理解を深め、認識を共有しようと開いたものです。
-
南ア食害対策 継続の必要性訴える
今年取り組み10年目を迎える「南アルプス食害対策協議会」は17日、活動報告会を開き、活動を継続していく必要があると訴えました。 この日は伊那市役所で報告会が開かれ、関係者などおよそ100人が出席しました。 南ア食害対策協議会は、ニホンジカによる深刻な食害を広域的に食い止めようと、関係市町村や国、県、信州大学農学部などが平成19年に立ち上げました。 伊那地域では主に、仙丈ケ岳の植生保護のためのシカ柵やくくりワナの設置、また猟友会による捕獲などを行っています。 報告会では、信大農学部の竹田謙一准教授は、シカは間伐をした場所よりもしていない場所の方が多くなっていると話しました。 竹田准教授は「これまでの捕獲で、シカは人の入りづらい場所に移動している。減っているという報告もあるが、実際は目に見えない場所で生息している」と話していました。 また、南信森林管理署の相馬夏美さんは、今後の課題について話しました。 管理署がワナ設置に携わった職員に対して行ったアンケート調査によると、39%が「現場の見回りに対し負担を感じる」と答えている一方で、73%が「今後も現状維持での継続が必要だ」と答えています。 この結果から管理署では、非常勤職員となる猟友会会員の雇用や、見回り・捕獲の効率化が今後の課題としています。 協議会長の白鳥孝伊那市長は「暮らす場所からは離れた場所にあり、たどり着くにも苦労する場所での活動なので、大変だがコツコツと続けていくしかない」と話していました。 協議会では、発足10年目を迎えることから、来年度、記念報告会を実施する計画です。
-
国道361号全面通行止め解除 21日~片側交互通行に
伊那市高遠町の国道361号の全面通行止めが21日から解除となります。 3月31日までは片側交互通行で、伊那建設事務所では、桜まつりが始まる4月1日には全面通行を間に合わせたいとしています。 道路を管理する伊那建設事務所によりますと、応急工事として、落石防護柵の設置やモルタルの吹き付けなどの工事を進めてきました。 応急工事が20日(月)に完了する見込みとなったことから、21日からは全面通行止めを解除し、片側交互通行にするということです。 片側交互通行の期間は2月21日~3月31日までです。 伊那建設事務所では、4月1日からは高遠城址公園でさくら祭りが始まることから、全面通行が可能となるよう残りの工事を進めていくとしています。 なお、時間帯によっては渋滞が予想されるため、通勤時間などはナイスロードや県道沢渡高遠線を利用するよう呼び掛けています。
-
あすは「南箕輪村の日」 村内で特別給食
2月18日は南箕輪村の日です。 村内の保育園や小学校では17日、「村の日 特別給食」が出され、子どもたちが味わいました。 南箕輪村北部保育園では、「まっくんむし」や「おおしばこうげんあえ」など、南箕輪村ならではのネーミングのメニューが出されました。 「まっくんむし」は、肉団子をカレー風味のもち米で包み、地元産の豆を目に見立て、村のキャラクター「まっくん」をイメージしています。 この日は野菜などの生産者も園を訪れ、子どもたちと給食を味わっていました。 子どもたちは「まっくんみたい」「おいしい」と、村ならではのメニューに喜んでいました。 南箕輪村は、1875年2月18日に6つの村が合併してできた村です。 記念日に合わせて村らしい給食を子どもたちに食べてもらい、地域に愛着をもってもらおうと、毎年栄養士が献立を考え提供しています。
-
若者対象の料理教室 洋食にチャレンジ
20代・30代の若者を対象にした料理教室が12日、箕輪町保健センターで開れました。 料理教室は、若者同士の交流や自炊のきっかけにしてもらおうと箕輪町公民館が去年から開いているものです。 今回は、箕輪町地域おこし協力隊の岡部園江さんが講師を務め、ベーグルサンドやオニオンサラダなどを作りました。 これまで講座では和食中心のメニューでしたが、今回は初めて洋風のメニューに挑戦しました。 参加者は、互いに料理の手順や焼き加減を確認しながら調理していました。 およそ2時間かけて料理が完成しました。 講座は今年度あと2回の予定で、3月5日と12日に開かれます。
-
架空請求詐欺未然に防ぎ ドコモショップ伊那店に感謝状
架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市山寺の携帯電話販売店ドコモショップ伊那店に、伊那警察署から感謝状が贈られました。 9日は、ドコモショップ伊那店の北森健太店長と伊藤愛美副店長が伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 今年1月10日、伊那市在住の50代の女性が「有料動画サイトの閲覧料として11万円を請求された」との相談で来店し、伊藤さんが対応にあたりました。 この女性は「有料動画閲覧サイトの料金が未払いなので連絡を」などと書かれたメールに記載された番号に電話をかけ、料金を支払うつもりでショップに来店したということです。 伊藤さんが警察に相談するよう説得し、架空請求だと気づいたということです。 伊那警察署によりますと、特殊詐欺はこれまでオレオレ詐欺の発生が多く、被害者も高齢者が中心でしたが、最近は、架空請求詐欺が増え、被害者も老若男女問わず幅広い世代が対象になっているということです。 女性の被害が多く、請求額を少額にするなど手口も変わってきているということです。 伊那警察署では「有料サイトの料金が未納、連絡のない場合は法的な処置をとる。この番号に連絡を」などといったメールは詐欺を疑い、絶対に相手と連絡を取らないよう注意を呼び掛けています。
-
旧井澤家住宅で雛祭り
江戸時代から現代まで、様々な雛人形を展示する雛祭りが、伊那市西町の旧井澤家住宅で行われています。 昭和初期の内裏雛に、昭和30年代の段飾り雛、平成に入ってつくられた物など、その作りの違いを見ることができます。 他にも、吊るし雛やまゆ玉など、100点以上が並べられています。 雛人形は、旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会に寄贈されたもので、雛祭りは今年で12回を数えます。 古いものでは、この住宅の土蔵から見つかった江戸時代の押し絵雛などもあります。 雛祭りは、3月3日まで行われていて、最終日には甘酒が振舞われます。
-
天竜川水系 渓流釣り解禁
天竜川水系の渓流釣りが解禁となりました。 この日を待ちわびた釣り人たちが早速、魚との駆け引きを楽しみました。 16日は、天竜川とその支流の渓流釣りが解禁となりました。 午前10時頃、天竜川本流では、川に糸を垂らす人たちの姿が見られました。 イワナやヤマメ、アマゴなどが対象となる渓流釣りは、16日以降、県内の河川で順次、解禁となります。 伊那市西箕輪で天竜川漁業協同組合理事の伊藤伸一さんです。 この日を待ちわびていたという伊藤さんは、今朝4時から、小沢川に入ったということです。 小沢川では、午前10時までに7匹のアマゴが釣れたということです。 30センチを超える大物狙いの本流では、残念ながら釣果はありませんでした。 それでも解禁日からの釣りを楽しんでいました。 午後2時、小黒川では、狐島の塚田 剛さんが釣りを楽しんでいました。 午前中6匹のアマゴを釣り上げたということです。 天竜川漁協によりますと、解禁日の出足はまずまずで、今後水温が上がってくれば、さらに釣果が期待できそうだということです。 また、漁協に報告のあった解禁日に釣れたもっとも大きい魚は57センチのイワナだということです。 なお、遊漁料は年間券が6600円、1日券が1100円です。
-
伊那東小と酒井さんロータリー顕彰
伊那ロータリークラブは、伊那東小学校の花委員会と、伊那市西春近の酒井武志さんに、ロータリー顕彰を今日贈りました。 16日は、伊那ロータリークラブの創立記念例会が伊那市のくぬぎの杜で開かれ、顕彰が行われました。 今回は、伊那ロータリークラブの藤澤 秀敬会長から、伊那市の伊那東小学校の小林克彦校長と西春近の酒井武志さんに顕彰が贈られました。 伊那東小学校花委員会は、地元地区から花壇を引き継ぎ、学校近くの花壇の植え替え、水やりなどの手入れを10年以上続けています。 そのほかにも、育てたプランターを保育園や老人ホーム、伊那警察署に贈る活動をし、地域の環境美化に貢献しています。 西春近の酒井武志さんは、父・渡さんが15年前に始めた沢渡駅の自転車の整理を引き継ぎ、毎朝行っています。 沢渡駅前の道路は、道幅が狭く通行量も多いので、自転車の整理は、交通安全・美観にもつながっています。 伊那ロータリークラブは、地元の優れた活動を顕彰していて、今回で38回となります。
-
中国茶で日中友好
日中の文化交流を促進しようと、中国文化と中国茶を学ぶ講演会が、16日、伊那市の伊那浄水管理センターで開かれました。 講師を務めたのは、人民中国雑誌社東京支局長のウブンさんと妻のカツさんです。 ウブンさんが、伊那自動車教習所の卒業生であることが縁で、伊那で講演しました。 ウブンさんは、中国茶の歴史や文化、中国茶の効能や飲み方などを紹介しました。 また、茶の先生を務めているカツさんが、数種類のお茶を入れ、参加者が、味わっていました。 ウブンさんは、中国では日本の南部鉄器がとても人気があると紹介しました。 お茶を入れる際に、お湯の温度を高いまま保てるということで、お茶の世界では三大神器と呼ばれているということです。 この講演会は、日中の文化交流を促進しようと、日中友好協会伊那地区本部がおよそ10年ぶりに開いたもので40人ほどが参加しました。
-
最高気温13度で3月下旬並み 今年一番の暖かさ
16日の伊那地域の最高気温は13度で今年一番の暖かさとなりました。 伊那市の春日公園では、暖かな日差しの下、シートを広げて昼食を楽しむ親子の姿がありました。 16日の伊那地域の最高気温は午後3時35分に3月下旬並みの13度となり、今年一番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、この暖かさは17日も続く予想ですが、18日以降は冬型の気圧配置となり最高気温、最低気温とも下がる見込みです。
-
平成28年分の確定申告の受け付け始まる
16日から、全国一斉に平成28年分の確定申告の受付が始まりました。 伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は、伊那市のいなっせに開設されています。 16日の午前9時から申告が始まり9時半には100人ほどが訪れたという事で、多くの人が順番を待っていました。 確定申告は、自営業や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となります。 会場では、伊那税務署の職員が申告書の作成などをサポートしていました。 申告会場のいなっせは連日込み合うため、伊那税務署では国税庁のHPを使った申告書の作成を呼びかけています。 平成28年分の所得税と贈与税の確定申告は、3月15日までで、いなっせでの受付は、土日を除く午前9時から午後4時までとなっています。
-
箕輪町一般会計当初予算案 92億2,000万円
箕輪町は総額92億2,000万円の平成29年度の一般会計当初予算案を、16日に発表しました。 今年度の当初予算と比べ6億7,800万円、率にして6.8%の減となっています。 平成29年度の一般会計当初予算案の総額は92億2,000万円で、今年度の当初予算と比べ6億7,800万円、率にして6.8%の減となっています。 主な新規事業は、町内の若者の定住促進を促すため住宅取得に対して補助する「若者世帯定住支援事業」に1,760万円、間伐材や剪定した枝を薪やチップとして有効活用する「みどりの資源リサイクル事業」に599万円、小学生に野菜栽培キットを配布する「親子でかんたん野菜づくり事業」に60万円、町を広くPRするための住民参加型のナイトランニングイベントの実施に414万円などとなっています。 ほかに、今年度から進めている沢保育園の建設事業で、旧園舎の解体、園庭整備などに9億1,500万円、創業支援施設としての機能を持たせる産業会館の耐震改修に1億5,400万円などとなっています。 白鳥町長は「人と仕事が集まるまちの再構築から、さらにステップアップし、着実に事業を実施していきたい」と話しました。 箕輪町の平成29年度の一般会計当初予算案は3月議会に提出されます。
-
農業の動向について情報共有
伊那市内の農家が農業の動向などについて情報共有する「夜なべ塾」が10日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 夜なべ塾では海外や都市部の学生などを受け入れる民泊を行っている農家が話をしました。 受け入れ農家は「訪れた学生たちは将来の消費者です。観光と農業を組み合わせることで活性化につなげていきたい。」と話していました。 伊那市観光協会によりますと市内で農家民泊を行っているのは40軒ほどで希望者数に対し受け入れ数が少ないのが現状だということです。 ほかにはロボット技術などの活用により作業の省力化や新規就農をサポートするスマート農業も紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていました。 夜なべ塾は市内の農家でつくる伊那市農業者協議会が情報共有や研鑽の場として開いたものでおよそ70人が出席しました。
-
長谷保育園 地元産木材で工作に挑戦
伊那市が県の森林税を活用して行っている木育事業の一環で15日伊那市長谷の長谷保育園の園児が、地元産の木材を使い工作を楽しみました。 15日は、園児27人が地元産の木材を使って工作に挑戦しました。 使ったのは、栗や桜、杉などの端材や間伐ででた木の枝です。 子供たちは思い思いに、これらを組み合わせていました。 市内の木工職人7人が子供たちの要望を聞きながら木を切ったり、接着剤を付けるなど手伝いました。 中にはくぎ打ちに挑戦する園児もいました。 1時間程すると、園児が考えたおもちゃが完成しました。 伊那市では、木のぬくもりや香りを感じて木に親しみをもってもらおうと平成25年度から保育園で、地域材を使った工作を行っています。 来年度は保護者も一緒に工作を体験する企画を考えていきたいということです
-
伊那インフルエンザ患者数 県内2番目に
伊那地域のインフルエンザ患者数は49.63人と県内11地区で飯田についで2番目に多い人数となっています。 長野県の発表によりますと6日から12日までの一医療機関あたりの伊那地域のインフルエンザ患者数は49.63人でした。 これは、県内11地区で飯田の51.14人に次いで2番目に多い人数となっています。 県全体では35.47人でした。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、小学校で3クラスが、保育園で1クラスが学級閉鎖となっています。 県では、●こまめに手洗いをすること●人混みへの外出は避け、やむを得ない時はマスクを着用することなど、感染予防を呼びかけています。 また、うつさないようにするために、●医療機関への早めの受診や学校職場は休むことなどを呼び掛けています。
-
伊那西3年松本さん 国体スケート優勝報告
伊那西高校3年の松本芽依さんは1月27日から長野市で開かれた国体スケート大会でスピードスケート1,000メートルに出場し大会新記録で優勝しました。 15日は松本さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝の報告をしました。 伊那市狐島に住む松本さんは、東部中学校出身で現在は伊那西高校の3年生です。 国体スケート大会で少年女子1,000メートルに出場し、1分20秒41の大会新記録で優勝しました。 松本さんは「決勝では、前半、体力を温存し、後半で追い上げ優勝する事ができました」と話していました。 大会ではこの他に、リレーで優勝、500メートルで5位に入賞しました。 松本さんは、春からは信州大学に進学し、スケートを続けるということです。
-
高校入試前期選抜 合格発表
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が15日行われ合格した約4500人の受験生に一足早く春が訪れました。 このうち伊那市高遠町の高遠高校では、午後1時に玄関前の掲示板に合格者の番号が張り出され、訪れた保護者が番号を確認していました。 前期選抜試験は、8日に実施され高遠高校普通科の募集定員は54人で倍率は1.24倍でした。 上伊那の公立高校では636人が受験し404人が合格しています。 後期選抜試験は来月8日に行われ、合格発表は17日の予定です。
-
電子マネー詐欺 コンビニで被害防止の訓練
コンビニエンスストアなどで販売されているプリペイドカード式の電子マネーを支払わせる手口の特殊詐欺が増えている事から、伊那警察署は被害を未然に防ぐため店員を対象にした訓練を、15日に伊那市内で行いました。 訓練は、被害者役の警察官がコンビニエンスストアで電子マネーの購入を申し出る想定で行われました。 動画サイト利用料が未納で支払ないと法的措置をとると言われ、犯人から電子マネーの購入を指示されたというものです。 店員は、警察で作成した「声かけシート」を見せ、詐欺の可能性が高い事を指摘し警察に通報していました。 プリペイドカード式電子マネーはインターネットを通じて商品を購入する事ができる決済手段です。コンビニや量販店などで販売されていて、カードに書かれた番号を他人に伝えてしまうと誰でも電子マネーとして使えてしまう事から、詐欺の手口として増加傾向にあります。 伊那署管内では、今年、辰野町の40代女性が47万円を、箕輪町の50代女性が10万円を騙し取られる被害がありました。 管内では水際で被害を防いだ事案もあり、去年はコンビニで5件、125万円分の被害を防ぎました。 伊那署では「少しでもおかしいと感じたら積極的に声をかけて下さい」と協力を求めていました。
-
箕輪町長岡の吉田冴子さん 染色工芸展
箕輪町長岡の吉田冴子さんの染色工芸展が、箕輪町文化センターで開かれています。 会場には日展で入選した作品など21点が展示されています。 吉田さんは49歳で染色工芸を始め今年で20年となり初めて個展を開きました。 綿や絹の布に、専用の染料を何度も重ね合わせて作品を作っています。 吉田さんは「訪れてくれた人が何かを始めてみようと思うきっかけになったらうれしいです」と話していました。 吉田さんの染色工芸展は20日(月)まで箕輪町文化センターで開かれています。
-
認定農業者・集落営農合同研修
認定農業者と集落営農組織ネットワークの合同研修会が、2日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会は、地域農業を持続的に維持・発展させるため、認定農業者と集落営農組織の関係者が認識を共有し、地域活性化に向けた取り組みを進めていこうとJA上伊那が開いたもので180人ほどが参加しました。 研修会ではJA上伊那から支援事業などの情報提供、平成30年産から変更となる水田農業政策と、持続的に続けられる農業経営の講演がありました。 農業経営についての講演では、農山村地域経済研究所の楠本 雅弘所長が地域農業の持続と経営の安定と題して話をしました。 楠本さんは、「法人化すれば個人では認められなかった費用が経費として認められ節税になる。利益を獲得することが経営の持続・成長の前提」と話していました。
-
伊那・木曽の観光事業関係者が滞在型観光学ぶ
「伊那路・木曽路広域観光連携会議」が13日、伊那市内で開かれ、阿智昼神観光局社長の白澤裕次さんが、星のブランド化による観光について講演しました。 この日は、伊那市観光株式会社の専務で、阿智昼神観光局社長の白澤さんが、阿智村で取り組んでいる星をブランド化した観光について講演しました。 白澤さんによると、阿智村は、昼神温泉を観光の目玉として売り出していましたが、他の温泉地との競争が厳しく、観光客は年々減少傾向だったということです。 環境省が認定する「星が最も輝いて見える場所」の1位に選ばれた点に着目した白澤さんは、星のブランド化に取り組んだということです。 白澤さんは「光を使った演出などで、星が見えない日でも楽しめる『ナイトツアー』を企画した。観光客はここ5年で10倍以上の10万人なった」と話していました。 また、イベントの開催のみでは、滞在型の観光にはならないとして「2日間だけでもツアーができるだけのものを揃えることで、宿泊客の獲得ができる」と話していました。 講演は、上伊那地域・木曽地域が広域的な滞在型観光を目指すために連携を深めようと行われたもので、観光事業関係者など、およそ100人が出席しました。
-
SUBWAY南箕輪店オリジナルサンドイッチ募集
サンドイッチを提供しているチェーン店SUBWAYルート153南箕輪店は、オリジナルのサンドイッチを募集します。 これは、南箕輪店独自の取り組みで、5種類のパンと、具材14種類を選び応募するものです。 募集は、15日から3月20日までで、選ばれたサンドイッチは4月7日から店頭で販売されることになっています。 選ばれた人には、オリジナルサンドイッチ12個が贈られることになっています。
-
しんわの丘でバラの剪定作業
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、今シーズンのバラまつりに備えて剪定作業が行われています。 しんわの丘ローズガーデンは、伊那市振興公社が管理していて14日も、朝から職員が作業をしていました。 剪定作業は、去年12月から始まっていて、9千平方メートルの園内に220種類1800本あるバラを一本一本剪定していきます。 太陽の光を入れ風通しをよくすることで病気になりにくくなるということです。 しんわの丘は平地に比べ風が強く冬は特に冷え込むということで、つるバラは枯れないよう寒さを防ぐネットなどで覆う対策をしています。 しんわの丘ローズガーデンは、高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が地域貢献事業として平成16年に整備しました。 毎年6月と9月にバラまつりが行われていて、今年で10周年を迎えます。 今年は品種を増やしていく計画で伊那市振興公社では「多くの人たちに楽しんでもらえるバラ園にしていきたい」と話しています。 バラの剪定作業は2月いっぱい行われることになっていてます。
-
南箕輪村で死亡事故
13日の午後6時15分頃、南箕輪村の国道153号で87歳女性が車にはねられる死亡事故がありました。 伊那警察署の発表によりますと亡くなったのは、南箕輪村の山口實子さん87歳です。 事故があったのは国道153号の北殿交差点です。 伊那市方面に向かって運転していた南箕輪村の会社員、関つや子さん60歳の軽自動車が、道路を横断中の山口さんをはねたものです。 山口さんは、伊那市内の病院に搬送されましたが頭を強く打ったことにより、午後8時46分に死亡が確認されました。 事故の原因については伊那署で調べを進めています。
-
上伊那の主力品目アスパラガスの生産振興大会
上伊那の主力野菜の1つアスパラガスの収量向上を目指した生産振興大会が14日、JA上伊那本所で開かれました。 大会では、今年度アスパラガスの収量が多かった人など5人と1団体が表彰されました。 生産振興大会は、アスパラガスの収量向上や生産農家の所得向上を目指して開かれたものです。 アスパラガスは、白ネギ・ブロッコリーと並ぶ上伊那の主力野菜の1つで、JA上伊那では重要品目として位置付けています。 上伊那農業改良普及センターなどによりますと、平成27年の上伊那のアスパラガスの収量は345トンで、県内ではJA長野に次いで2位となっています。 この日の生産振興大会では、アスパラガスを栽培している農家が取り組み事例を発表しました。 伊那市手良の向山正さんは、前の年と比較ができるようノートに実践したことを記入し、栽培に活かせた点・悪かった点を記録する教科書を作ったと説明しました。 向山さんは「空調管理や消毒などに少し工夫を加えることで労力の軽減に繋がった」と話していました。
-
高遠城址公園開花予想 開花4月9日 満開4月14日
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年の桜の開花傾向を発表しました。 それによると高遠城址公園の開花は4月9日、満開は4月14日と予想しています。 14日は、高遠城址公園の桜を管理する桜守が、公園の木柵を取り換える作業をしていました。 ウェザーニューズの予想によりますと、高遠城址公園の開花は、去年より6日遅い4月9日、満開は去年より8日遅い4月14日と予想しています。 中部地方は、冬の前半まで暖かい日が多かったものの、1月中旬からたびたび寒波に見舞われていることから、寒さで目覚め花芽が開花に向けて生長を始める休眠打破は十分だということです。 3月までは周期的に寒波が流れ込みますが、だんだんと暖かい日が増えていくため、つぼみの生長は、足踏みとスピードアップを繰り返し、開花は例年並みかやや遅めとなりそうだとしています。 なお、つぼみ調査の結果を取り込んで予想する第1回桜開花予想は、28日も発表するとしています。
-
㈲スワニー 日経優秀製品サービス賞で最優秀賞 受賞報告
3Dプリンターを使った樹脂製の型「デジタルモールド」の開発を行い、2016日経優秀製品サービス賞で最優秀賞を受賞した伊那市富県の㈲スワニーは7日、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 この日は、橋爪良博社長が市役所を訪れ、白鳥市長に受賞の報告をしました。 スワニーが開発したのは、3Dプリンターを使って作製した樹脂製の型「デジタルモールド」です。 3年間試行錯誤を重ね開発したもので、これまでの金属の金型に比べ経費も時間も6分の1で済みます。 2016日経優秀製品サービス賞は、優れた新製品・新しいサービスを表彰するもので、スワニーのデジタルモールドは、2万点の中から最優秀賞18点のうちの1点に選ばれました。 デジタルモールドはすでに特許申請と商標登録が済んでいるということです。 今回の受賞がきっかけとなり、国内の大手自動車メーカーや玩具メーカーと共同開発を進めているということです。
-
伊那市長杯南信ジュニア卓球大会
南信地域の高校生が出場する伊那市長杯南信ジュニア卓球大会が5日伊那市民体育館で開かれました。 大会は団体戦で行われ、5月のインターハイ予選を見据えたチーム作りや技術向上などを目的に開かれています。 団体戦は1チーム4人以上で、シングルス4試合、ダブルス1試合の合計5試合で勝敗を決めます。 出場したある生徒は「今日の結果がインターハイ予選にプラスになるよう練習をしていきたいです」と話していました。 大会には36チームが出場し、男子は飯田風越高校が、女子は飯田女子高校が優勝しました。