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伊那市消防団音楽隊と中学生が合同練習
伊那市消防団音楽隊は、26日の定期演奏会で共演する中学生と、12日、市内で合同練習しました。 12日は、音楽隊のメンバーと中学生およそ230人が春富中学校に集まりました。 26日の演奏会では、伊那、東部、春富、西箕輪、高遠の5つの中学校の吹奏楽部と共演します。 演奏するのは、吹奏楽曲でおなじみの宝島など3曲です。 これまでにそれぞれの団体で練習していて、今日が最初で最後の音合わせです。 演奏会は、平成24年から毎年開かれていて、毎回市内の中学生を招待して合同で演奏しています。 12日は、伊那市消防団の北原政一団長も駆け付けていました。 消防団音楽隊では、「200人を超える大所帯。息の合った迫力ある演奏を見てもらいたい」と多くの来場を呼び掛けています。 定期演奏会は、26日日曜日午後1時から伊那文化会館で開かれます。 入場は無料です。
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東京 大正大学の学生 箕輪町で聞き取り調査
箕輪町と防災協定などを結んでいる東京都豊島区の大正大学は、移住者の目線で町内の環境や状況について調査し、課題などを町に提言します。 調査を行うのは、大正大学で地域創生について学んでいる学生5人です。 13日から2泊3日の日程で滞在し、町内の企業や住民に聞き取り調査をします。 5人が所属する地域創生学部では、経済学をベースに地方創生の課題について学んでいて、初日の13日は、移動販売を行っている泰成運輸の担当者から話を聞きました。 泰成運輸では、9年前から町内で試験的に事業を始め、平成26年から本格的に取り組んでいます。 学生らは、客層や1週間の買い物人数などを尋ねていました。 この後学生らは、イオン箕輪店内に去年完成したみのわ~れを訪れ、町の担当者から施設の特徴について説明を受けた他、利用者に話を聞いていました。 学生らは、3月にも箕輪町を訪れて報告会を開き、魅力や課題について提言するとしています。
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第1回クラシック音楽の祭典 合唱団のオーディション開催
来年6月に伊那市で開かれる「第1回クラシック音楽の祭典『バレエ音楽とドイツレクイエム』」に出演する合唱団員のオーディションが12日、いなっせで行われました。 オーディションには、伊那市を中心に飯田市や諏訪市などから71人が参加しました。 参加者のほとんどが地域の合唱団体に所属していて、普段から合唱の練習をしているということです。 ソプラノ・アルト・テナー・バスの4つのパートに分かれて2人ずつ童謡「赤とんぼ」を歌い、4人の審査員が声の出し方や音程をチェックします。 オーディションの結果はすぐに伝えられ、合格者は安堵した様子でした。 この日受けた71人全員が合格となり、早速本番で歌うブラームス作曲のドイツレクイエムのCDや楽譜を買っていました。 クラシック音楽の祭典は、伊那文化会館の開館を記念して始まった「手づくりの演奏会」が去年で幕を閉じ、その後も多くの人から演奏会存続の声が挙がったことから、一歩前進した音楽会をやろうと今回初めて開くことになりました。 練習は4月9日から始まり、本番は来年6月10日を予定しています。
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バラの里親決定 掘り出しを前に剪定作業
去年7月に亡くなった伊那市荒井の花卉農家土田清隆さんのハウスに残されたバラの里親を募集する「バラの里親プロジェクト」は、苗の掘り出し作業を前に、13日、バラの剪定をしました。 13日は、プロジェクトのメンバーやボランティアなど10人ほどが作業にあたりました。 プロジェクトは、土田さんのハウスに残されたおよそ3,000株のバラの苗の里親を募集しようと発足しました。 呼びかけを行ったところおよそ60の個人や団体から連絡があり、1日で引き取り先が決まったということです。 剪定は、26日から始まる苗の掘り出しを前に、作業をし易くしようと行われるものです。 2メートルほどに伸びたバラの苗を、チェーンソーなどを使って30センチほどの高さにしていました。 剪定は、10日ほどかけて行われ、26日からは里親がバラの苗を掘り出すことになっています。
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味工房増改築など村補正予算案可決
南箕輪村議会臨時会が13日に開かれ、大芝高原味工房の増改築など1億5千万円を追加する補正予算案が、全会一致で可決しました。 大芝高原の道の駅化を見据えた味工房の増改築に1億4千万円を計上しています。 このうち7千万円が国の地方創生拠点整備交付金で賄われることになっています。 唐木一直村長は「味工房については、夜間営業の検討なども含め、より充実した施設になるよう整備をしていきたい」と話していました。 味工房の増改築については、今年の秋頃に着工し、来年3月の完成を目指すとしています。
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伊澤修二に関する講演&ミニコンサート
伊那市高遠町出身で日本の音楽教育の基礎を確立した伊澤修二に関する講演が、11日、伊那市創造館で行われました。 上伊那教育会郷土研究部で伊澤修二について研究している市内の小中学校教諭3人が話をしました。 旧高遠町出身の伊澤修二は、明治時代の日本の教育者で、東京芸術大学音楽学部の前身東京音楽学校の初代校長を務めました。 昭和62年からは、伊那市と東京芸大が連携して音楽祭を毎年開いていて、 講演は去年30周年を迎えた音楽祭の記念事業の一環として行われたものです。 東部中学校の下平哲さんは「生涯のほとんどは文部省に在籍していて、官僚として様々な分野で活躍した」と伊澤修二の経歴について説明しました。 他に、高遠小学校の田村栄作さんは戦時中の台湾教育について、高遠中学校の塚田博之さんは、創造館に収蔵されている資料を基に音楽教育についてそれぞれ話しました。 11日は、東京芸大の学生によるミニコンサートも開かれ、弦楽四重奏でクラシックや日本歌曲などを演奏しました。
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伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブ定期演奏会
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブの定期演奏会が、12日、伊那市のいなっせで開かれました。 演奏会では、映画やテレビドラマの主題歌などポップスやクラシック14曲を披露しました。
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だるま市盛況 福だるま求めて
江戸時代から続くとされる伊那市高遠町伝統のだるま市が、11日、鉾持神社参道で開かれました。 参道には、早朝から福だるまを求め多くの人が訪れました。 だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祭りに合わせて、400年ほど前から行われている伝統行事です。 福だるまや縁起物飾り、露店などが所狭しと並び、訪れた人は値段交渉しながら好みの大きさの物を買い求めていました。 役目を終えただるまを持って訪れた人は、およそ300段の石段を上り、鉾持神社の境内に奉納していました。 その後神社で参拝し、家内安全や商売繁盛を願っていました。 商店街では、企業や市役所職員有志による人形飾りが設置され、訪れた人達の目を楽しませていました。 のり面の崩落で通行止めとなっている国道361号は、周辺道路の混雑が予想されるため、この日限りの片側一方通行となりました。 また、駐車場と商店街を結ぶ無料のシャトルバスが運行されたため、目立った渋滞はなかったということです。
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伊那西高校生徒の作品展 芸術フェスティバル
伊那西高校の生徒による作品展、芸術フェスティバルが10日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には美術や書道、写真クラブのほか保育学習などの作品190点が並んでいます。 作品の発表の場として毎年開かれていて今年で10回目となります。 保育学習の作品では幼児向けの貼り絵や刺繍で作った絵本が展示されています。 それぞれに生徒のコメントが添えられていて見た人に作品への思いを伝えるようにしています。 写真クラブ2年の横前ジェーンさんの作品「哀」は鉄格子から外を見つめる猿の表情を写したもので 去年広島で開かれた全国高校総合文化祭写真部門で最優秀賞を受賞しています。 去年の県展で入賞した美術クラブ3年の野澤知香子さんの作品「古代への憧憬」は青と茶色をベースに淡い色が引きたつように描かれていて腕時計を貼り付けることで作品に抑揚をつけています。 伊那西高校では「努力してきた日頃の成果を見てもらいたい。作品にはコメントも添えているので、どういう作品づくりをしているのか感じてほしい。」と話しています。 伊那西高校芸術フェスティバルは伊那市のかんてんぱぱホールで15日まで開かれています。
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VC長野 11日・12日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ」VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は11日、トヨタ自動車サンホークスと対戦しセットカウント3対0で勝ちました。 12日は大分三好ヴァイセアドラーと対戦し、セットカウント0対3で負けました。 リーグ戦は、21試合中17試合を消化し、VC長野は11勝6敗の3位となっています。 次回は、2月18日に、つくばユナイテッドSunGAIAと対戦します。
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春の高校伊那駅伝PR 堤防に雪文字
3月19日に行われる春の高校伊那駅伝を盛り上げようと、伊那市美篶青島の矢島信之さんは、三峰川の堤防沿いに駅伝をPRする雪文字を作りました。 矢島さんは、5年前から三峰川の堤防の雪をかいて文字を作り、駅伝をPRしています。 先月は「日本一のEKIDEN 3.19」という文字を作り、今回は第2弾として「KASUMITEI(かすみてい)OENDAN(応援団)」の文字を作りました。 三峰川の霞堤防では毎年地域の人たちが駅伝の応援で集まるため、今年も多くの人で応援しようと今回この文字を作りました。 矢島さんは「今年も応援グッズを持ってこの場所で選手たちに声援を送りたい」と話していました。 春の高校伊那駅伝は、3月19日に行われます。
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カメラリポート 元少年戦車兵が語る太平洋戦争
続いてはカメラリポートです。 太平洋戦争中、戦車隊の拡充強化のため少年戦車兵を養成していた静岡県の陸軍少年戦車兵学校。卒業生のひとり、伊那市東春近の野溝定芳さんの元に、当時の学校の様子をうかがい知る事ができる貴重な映像が残っています。 生徒を集めるため当時の陸軍が製作した宣伝映画が、このビデオテープに残っていました。 大正15年生まれ、90歳の野溝定芳さんです。 昭和17年。静岡県富士宮市にあった陸軍少年戦車兵学校に17歳で入学しました。600人の募集に2万人が受験した4期生の一人で、上伊那では野溝さん一人が試験に合格したという事です。 戦後に同窓会長をしていた野溝さんは昭和60年頃、学校の倉庫でこのビデオテープを見つけました。 30年あまり全国の同窓生の元を渡り歩いたビデオテープは、最後に飯田に住む同級生の元に渡り野溝さんの元へ戻ってきました。
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縁起良い春の花「クリスマスローズ」ずらり
「花が落ちない」ことから縁起の良い春の花とされている「クリスマスローズ」の展示会が、10日から伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で始まりました。 展示会は、信濃クリスマスローズ愛好会が開いているもので、会場には会員38人が丹精込めて育てた150鉢が並んでいます。 花びらの様に見えるのは5枚のがくで、花が落ちないことや、5枚のがくが語呂合わせで「5(ごー)・がく(かく)」となること、この時期に花を咲かせることから、縁起の良い花とされています。 今年は寒暖の差が厳しく、育成が難しかったということですが、1月から温度調整をしてこの時期に合わせたということです。 平松生男会長は「ひとつひとつ色も形も模様も違う。そういった魅力を楽しんでほしい」と話していました。 クリスマスローズ展は、かんてんぱぱくぬぎの杜で12日(日)まで開かれています。
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歌会始選出の小松さん作品 高遠高生が書にしたためる
高遠高校の生徒は、1月13日に皇居で開かれた「歌会始の儀」で選ばれた、伊那市高遠町の小松美佐子さんの短歌を10日、書にしたためました。 小松さんの短歌を書にするのは、高遠高校3年の内田眞恵(まえ)さんと北原紗穂(さほ)さんです。 今年度の全国書道コンクールの最高賞に選ばれている内田さんは楷書で、県書道展の特選に選ばれている北原さんは行書で短歌を書にします。 高遠高校では、地域とのつながりを大切にしようと、今回、高遠に住む小松さんの歌を書にして展示することにしました。
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北方領土返還要求長野県民大会
北方領土の返還を求める長野県民大会がきょう、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、領土問題が解決するよう広く世論を結集するなどとする決意宣言が行われました。 9日は、県内の33の各種団体や一般が参加して大会が開かれました。 2月7日の北方領土の日の後に毎年行われていて今年で37回目です。 北方領土返還要求長野県民会議の向山公人会長は、「政府の取り組みを力強く支えるため、関心理解を高め、今まで以上に世論が一体となって返還要求をすることが大切だ」とあいさつしました。 大会では、「北方四島は日本固有の領土・国民が一体となって政府の外交交渉を力強く後押ししていくことが重要だ」とする決意宣言が行われました。
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新しい西箕輪診療所施設整備 伊那市と厚生連が基本合意
伊那市西箕輪の新しい診療所の施設整備について、伊那市とJA長野厚生連は10日、合意書を取り交わしました。 この日は伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とJA長野厚生連の社浦康三(しゃうらこうぞう)理事長が、診療所の施設整備に関する基本合意書を取り交わしました。 合意書では、地域の医療・介護福祉の充実を目指す整備をすること、市が整備に対し補助をすることなどがうたわれています。 白鳥市長は「新しい診療所に対する地域からの期待は高い。地域のニーズに合った診療所にしていってほしい」とあいさつしました。 社浦理事長は「地域の健康と福祉について地区の要望を聞き、ニーズに合った医療施設にしていきたい」とあいさつしました。
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市議会が廃園方針の再検討を提言
伊那市議会は伊那市が今年度末で廃園とする方針の伊那西部保育園について再検討するよう10日、白鳥孝伊那市長に提言しました。 10日は黒河内浩議長らが市役所を訪れ白鳥市長と意見を交わしました。 市議会では地域住民との懇談により、保育園存続に向けて地域全体で取り組む意向が確認されたとして保育園を廃園とする方針を再検討し、その取り組みを注視し見守っていく必要があるとしています。 白鳥市長は保育園存続には住民の活動が必要だとしたうえで現在の園舎については老朽化から解体するとの考えを示しました。 伊那西部保育園は平成24年度から休園となり再開できる園児数を確保できていないため市では今年度末で廃園とする方針を示しました。
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信州高遠美術館所蔵作品展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、所蔵作品展が9日から始まりました。 コレクションの中心をなす近代作家の作品が展示されています。 信州高遠美術館設立のきっかけとなった高遠町出身の原田政雄が寄贈した700点ほどのうち、今回は54点が展示されています。 コレクションの中心を占める木内(きのうち) 克(よし)や平(ひら)櫛(くし) 田中(でんちゅう)の作品が並んでいます。 木内 克は、明治25年茨城生まれの作家で、素焼きの粘土「テラコッタ」の作品を多く残しました。 30年間、木内の専属モデルを務めた松平 須美子の裸婦像も多く手掛けています。 平櫛 田中は、明治5年岡山生まれの作家です。写実の彩色木彫が多くみられます。 そのほか近代作家13人の作品が並びます。 この展示会は、3月27日まで、信州高遠美術館で開かれています。 入場料は一般500円 小中学生150円です。
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登内英夫さんが死去
元県議会議長で、ルビコン会長の伊那市の登内(とのうち)英夫(てるお)さんが、7日に亡くなりました。99歳でした。 登内さんは、1963年から伊那市議会議員を1期経て、1967年から8期連続・県議会議員を務め県議会議長などを歴任しました。 伊那市西箕輪に本社を置くコンデンサーメーカー・ルビコンの創設者で、グループ会社の社長も歴任しました。 2009年当時、伊那ケーブルテレビの番組収録で登内さんは経営についての考えを語っています。 登内さんは、1976年から2004年まで伊那商工会議所の会頭も務めました。 今回の訃報を受け、白鳥孝伊那市長は「大きな星が一つ消えたという感じ。伊那谷の電子産業をけん引してきた方でしたからこの地域のみならず日本にとっても大変な損失だと思っています。人としてきちんとした生き方をした人だと思います。厳しい中にも非常に優しい一面があったり、政治家としても素晴らしい業績を残されている。経営者としても日本のトップランナーとして素晴らしい結果、会社を残している。私にとっては本当にかけがえのない人です。」 長野県議会の向山公人議長は、「私はずっと縁があって、登内さんの県議会の後私がやらせてもらって、伊那商工会議所の会頭も登内さんのあとやらせてもらってきたので、本当に50年以上、いろいろとご指導してもらったり、ご支援をいただいたという関係で、親しくお付き合いさせていただいていたので、大往生とはいえ、切ない思いです。」 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「巨星墜つという言葉がぴったりかと思います。産業界の我々からすると、偉大な先輩、先駆者、 人生のよき相談相手。そういう方が亡くなったということは、非常にさみしく思っていますし、一つの大きな時代が終わったというさみしさを感じております。」と話しています。 地元選出の宮下一郎衆議院議員は、「親子2代に渡ってご指導いただいた。登内さんは、政治面だけでなく経済面でも地域の産業の大黒柱として貢献された。 また、伊那ファイターズの会長をつとめるなど青少年健全育成にも尽力していただいた。激動の時代をのりこえて活躍され、最後まで健康で現役を通し、長寿県長野県のシンボルだった。大変さみしく思うが、その姿勢や生き方に学び、しっかりがんばっていかないとという思い。心から冥福を祈りたい。」 とコメントを寄せています。 関係者によると、9日、近親者による密葬を行ったということで、3月に社葬を予定しています。
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伊那地域で降雪 ゲレンデふかふかに
9日の伊那地域は朝から雪が降り、積雪14センチを記録しました。 伊那市の伊那スキーリゾートでは、降り積もった雪の上でスキーやスノーボードを楽しむ人の姿が見られました。 朝から降った雪は日中も止まず、午後4時には積雪14センチとなりました。 伊那スキーリゾートでは、学生を中心に県内外から多くの人が訪れ、パウダースノーを楽しんでいました。 外国人の観光客も訪れ、写真を撮って雪景色を楽しんでいました。 伊那スキーリゾートは現在積雪70センチとなっていて、雪質もとても良い状態だということです。 伊那スキーリゾートは伊那ICから近く、関東圏や中京圏からも訪れる人が多いということですが、雪が降ると高速道路などに影響が出るため心配な面もあります。 それでも、降雪でふかふかになったゲレンデを多くの人に楽しんでもらいたいと話します。 伊那スキーリゾートによりますと、今週11日土曜日には県内外から6団体およそ200人が予約しているほか、多くのツアーも組まれているということです。 3月26日までだった営業を4月2日まで1週間延す予定で、春先までウインタースポーツを楽しんでもらいたいとしています。
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絶滅に瀕しているチョウの写真や標本並ぶ展示
絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミなどのチョウの写真や標本が並ぶ「環境展」が、伊那市役所で開かれています。 市役所1階市民ロビーの展示コーナーには、絶滅危惧種のミヤマシジミやヒメシジミをはじめとした貴重なチョウの写真が並んでいます。 伊那谷地域でミヤマシジミの保護活動を行っているミヤマシジミ研究会が展示しています。 研究会では「人間の活動の影響で姿を消しつつある生き物たちに関心をもってもらいたい」としています。 展示会は20日(月)まで、伊那市役所1階市民ロビーで開かれています。
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箕輪地区しんきん経営者の会 公正証書遺言について講演
箕輪地区しんきん経営者の会の新春講演会が8日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。 辰野町出身で伊那公証役場公証人の田畑恵一さんが「公正証書の具体的事例と作成手続きについて」と題して講演しました。 公正証書には、遺言や金銭の貸借に関するものなどがあり、講演会では、公正証書遺言の書き方や気を付けるポイントなどを説明しました。 公正証書遺言は、公証役場で法務大臣が任命する公務員、公証人に作成してもらう文書で、自筆の遺言書より確実性があります。 田畑さんは、「高齢になってから遺言書を作るのは大変です。なるべく早い時期に公正証書遺言を作成し、相続人に自分の考えをしっかり伝えるようにしましょう」と話していました。 箕輪地区しんきん経営者の会は、町内のおよそ200人の経営者が会員となっていて、この日はそのうちの70人が出席しました。
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土田さんのバラ 里親募集へ
去年7月に亡くなった伊那市荒井の花卉農家土田清隆さんのハウスに残されたバラの苗の里親を募集するプロジェクトの初会合が7日伊那市内で開かれました。 会合には、伊那市内のバラ愛好家など5人が集まり実行委員会「バラの里親プロジェクト」を立ち上げました。 土田さんのハウスに残されたバラの苗です。 1メートル50センチ近くまで伸びた苗がおよそ3000株あるという事です。 土田さんの家族からプロジェクトのメンバーのもとに「父親が丹精込めて育てたバラを育ててくれる人はいないか」との相談があり里親を募集する事にしました。 苗は一株100円の寄付を募り26日から配布する予定です。 事前の申し込みが必要で、希望者はハウスから苗を掘り起こし、持ち帰る事が条件だという事です。 プロジェクトでは12日午後2時から伊那市のセントラルパークで里親講習会を計画しています。
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高校入試前期選抜 上伊那約600人が受験
高校入試前期選抜試験が8日県内68校で行われました。 長野県教育委員会によりますと午後4時半現在トラブルなどの連絡は入っていないという事です。 上伊那地域の今朝の最低気温はマイナス6.3度と平年並みの寒い朝となりました。 上伊那農業高校では、防寒対策をした生徒たちが会場へと足を運んでいました。 上伊那の公立高校では伊那弥生ヶ丘高校を除いた7校で前期選抜試験を行い、志願者数は全部で636人です 上伊那農業では、4つの学科に合わせて148人が志願しています。 このうち生産環境の倍率は2.2倍と上伊那で最も高くなっています。 県教育委員会によりますと、午後4時半現在、入試に関わるトラブルの連絡は入っていないという事です。 前期選抜試験の合格発表は15日の予定です。
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インフルエンザ 伊那「警報レベル」超え
伊那地域のインフルエンザ患者数は40.5人と警報レベルの30人を超えました。 長野県の発表によりますと、1月30日から2月5日までの一医療機関あたりの伊那地域のインフルエンザ患者数は40.5人でした。 県全体では42.21人となっています。 伊那保健福祉事務所によりますと、年齢層は関係なく全体的に患者数は増加しているという事です。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では、小学校3校で3クラスが学級閉鎖、中学校1校で1クラスが学級閉鎖となっています。 県では、●こまめに手洗いをすること●人混みへの外出は避け、やむを得ない時はマスクを着用することなど、感染予防を呼びかけています。 また、うつさないようにするために、●医療機関への早めの受診や学校職場は休むことなどを呼び掛けています。
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航空宇宙産業参入支援へ セミナー開催
航空宇宙産業分野への参入を支援するセミナーが8日伊那市の伊那技術形成センターで開かれました。 長野県では自動車にかわる産業として、航空機産業分野への参入を進めています。 これを受け長野県テクノ財団では航空宇宙産業で必要となる品質管理規格のセミナーを8日上伊那で初めて開催し、県内各地から25人が参加しました。 講師は、防衛省の技術研究本部に勤務し戦闘機の開発に携わった経験を持つ鈴木登志夫さんです。 鈴木さんは「国内の業界団体で定める品質管理の規格は、アメリカ、ヨーロッパで定める規格にも適合している。 新たなビジネスチャンスとして認証取得を目指してほしい」と話していました。 テクノ財団によりますと、航空宇宙産業分野の品質管理規格を認証取得している企業は、県内では15社、上伊那では3社だということです。
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南箕輪村北殿で福寿草咲き始め
南箕輪村北殿の畑で福寿草が咲き始めています。 1月中旬から咲き始め見ごろは3月の始め頃だという事です。
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上伊那広域連合 文系学生対象にふるさとインターンシップ
地元就職が少ない文系の学生に地域の企業や事業所を知ってもらおうと、上伊那広域連合は8日から「ふるさとインターンシップ」を行っています。 JA上伊那でのインターンシップには14人の学生が参加し、管内の各施設を見学しました。このうち美篶の花卉選花場では、アルストロメリアの出荷作業を見学しました。 担当者は、JAが販路を確立させ日本全国に流通させている事や上伊那が日本一の生産量である事などを説明していました。 このインターンシップは、製造業が盛んな上伊那地域で理系の学生に比べ地元就職が少ない文系学生に地域の企業や事業所を知ってもらおうと上伊那広域連合が初めて行ったものです。 上伊那出身で関東などの大学に通う3年生17人が参加し、5か所で就業体験を行なっています。 ふるさとインターンシップは9日までの2日間の日程です。 11日(土)には名古屋で、14日(火)には東京で、上伊那地域の地元企業説明会が開かれる予定です。
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南箕輪村と伊那不動産組合が空き家の活用で協定締結
南箕輪村は、村内の空き家を有効活用し定住促進につなげようと伊那不動産組合との協定を8日に締結しました。 役場で調印式が行われ、唐木一直村長と伊那不動産組合の北原由基雄理事長が協定書を取り交わしました。 村の調査によりますと、現在村内に約100軒の空き家があるという事です。 賃貸や売買により移住希望者の定住を促進し地域活性化を図ろうと、1月30日に、村の空き家バンク制度に関する実施要綱を制定しました。 今回の協定に基づき、村は、所有者と利用希望者との連絡調整を行い、伊那不動産組合は、村が依頼する物件の調査、査定、契約などの業務を行ないます。 北原理事長は「不動産業者にとってもビジネスチャンスと捉え、村の発展のため努力していきたい」と挨拶しました。 村では、2月中に100軒の所有者に対し空き家バンク登録の募集を行います。4月からは、伊那地域定住自立圏構想に基づき、伊那市、箕輪町、南箕輪村で共同運営する空き家バンクサイトで情報公開する予定です。
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伊那市歯科医師会が歯ブラシ寄贈
伊那市歯科医師会は、災害用の備品として歯ブラシ1000本を7日、伊那市に寄贈しました。 7日は、伊那市歯科医師会の中村千仁会長らが市役所を訪れ白鳥孝市長に歯ブラシを手渡しました。 歯ブラシは、災害が起きた際、避難所で活用してもらおうと寄贈したものです。 中村会長は「口の中を綺麗にすることで避難所の衛生環境の保持や自分の健康にもつながる」と毎日の歯磨きの大切さを話していました。 白鳥市長は「災害時用の備品として歯ブラシを増やしていく努力をしていきたい」と感謝していました。 また、今年9月に伊那中学校を主会場に行われる総合防災訓練で歯みがきの大切さをPRしてほしいと協力を求めていました。 伊那市では、非常持ち出し品の中に歯ブラシを入れるよう市民に対し呼び掛けていて、今後も訓練等で口腔衛生の大切さを伝えていきたいとしています。