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はびろの里で文化祭
伊那市西箕輪の老人保健施設はびろの里の文化祭が25日行われました。 文化祭では職員のステージ発表が行われたほか利用者が作った作品が展示されました。 ステージ発表ではお年寄りが知っている懐かしい曲が披露され利用者も手拍子をしたり口ずさんだりして楽しんでいました。 文化祭ではほかに諏訪共立病院の作業療法士、中塚聡さんが「自分らしい生活を目指して やってもらうリハビリから、やりたいリハビリ」と題して話をしました。 中塚さんは歌が好きだった寝たきりのお年寄りをカラオケボックスに連れて行った、らうれしそうにしていた体験を例にあげ「リハビリは歩く練習だけでなく、その人がやりたいことができるようになることが目標だ」と話していました。 文化祭には利用者の家族も集まり職員やそれぞれの家族同士で交流を深めていました。
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吹奏楽クラブと合唱クラブ 初の合同定期演奏会
伊那西高校の吹奏楽クラブと合唱クラブ合同の定期演奏会が25日伊那文化会館大ホールで開かれました。 定期演奏会は3部構成で行われ吹奏楽と合唱合わせて16曲が披露されました。 吹奏楽クラブと合唱クラブが合同で演奏会を開くのは今回が初めてです。 箕輪町在住の音楽家、唐沢史比古さん作詞作曲の「坂道の向こうに」は伊那西高校の通学路を歩きながら沸いたイメージを曲にしたものです。 演奏会実行委員会は「今年から大ホールでの開催、そして吹奏楽クラブ、合唱クラブの合同演奏という大きな一歩を踏み出すことができた。これまで支えてくれた皆さんに感謝の気持ちを込めて演奏しました。」と話していました。
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髙木東六さん偲び 10月17日にコンサート
作曲家で伊那市名誉市民の髙木東六さんの没後10年メモリアル交流コンサートが来月17日に伊那市のいなっせで開かれます。 髙木東六さんは1945年、昭和20年に空襲で東京の家を焼かれ知人のつてで伊那に疎開してきました。 作曲家だった髙木さんは伊那で合唱指導にあたるようになり、その時使っていたピアノが伊那市創造館に保管されています。 曲づくりにも力をいれ伊那市の歌のほかこの地域の学校の校歌も数多く残すなど伊那で7年半にわたり暮らしました。 特に1950年昭和25年にヒットした「水色のワルツ」は髙木さんが天竜川沿いを歩いていた時にメロディーが浮かんできたといわれています。 その天竜川沿いには髙木さんの音楽活動を称えるモニュメントがあり「水色のワルツ」を聞くことができます。 そんな髙木東六さんの遺志を継ごうと結成された合唱団ザ・シワクチャーズ伊那のメンバーが今日、髙木さん没後10年のメモリアルコンサートに向け伊那市のいなっせで練習をしていました。 ザ・シワクチャーズ伊那は2007年に髙木さんとの心のつながりを持ち続けようと発足しました。 コンサートの実行委員長の北沢理光さんは「音楽文化を伊那の地に広めた髙木さんの功績は大きい」と話します。 コンサートは髙木さんが指導していた横浜の合唱団、ザ・シワクチャーズ横浜との合同で行われることになっていて日時は10月17日午後2時から場所は伊那市のいなっせで入場料は500円です。 また18日午前10時半から伊那市創造館でミニコンサートも行われます。
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信大農学部1年生 箕輪町で基礎演習
信州大学農学部森林科学科の1年生は森林と田園との関係性などについて学ぶ基礎演習を23日箕輪町で行いました。 箕輪ダムでは、岡野哲郎教授が、水源林の樹木の構成や、課題などについて話しました。 岡野教授は、「箕輪ダムの水源林にはカラマツの割合が多く、特に60年前に植樹されたものが半分以上占めている」と話し、「機能を維持していくためには、水源林にある木を年代ごと均一に整備していく事が大切です」と話していました。 森林科学科の基礎演習は、地域社会と森林が持つ歴史的な背景を結びつけて考えていこうと行われていて、今年は初めて箕輪町で実施されました。
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第100回 伊那市スポーツ少年団球技大会
伊那市スポーツ少年団の第100回球技大会が25日、伊那市の美すずスポーツ公園運動場で開かれました。 25日は軟式野球が行われ、100回を記念し出場した9チームに記念品として公式ボールが贈られました。 伊那市スポーツ少年団は、青少年の健全育成を目的に昭和43年に創設されました。 軟式野球やミニバスケットボール、サッカーなどの競技で、小中学生あわせておよそ600人が登録しています。 球技大会は、年間3回開かれていて、30年以上の歴史を持っています。 柴満喜夫本部長は「多くの人の支えで、100回を迎えることが出来た。 オリンピック選手のように、スポーツで感動を与えられる選手になれるよう頑張ってください。」と話していました。 決勝戦は美篶スポーツ少年団と西春近南部スポーツ少年団の対戦となりました。 結果3対0で美篶野球スポーツ少年団が優勝しました。
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認知症に理解を RUN伴
認知症になっても安心して暮らせる地域作りを目指していこうと、襷をつないで、全国を縦断するイベント「RUN伴(らんとも)」が25日、箕輪町で開かれました。 箕輪町の地域交流広場では、出発式が行われ午後0時10分に上伊那で最初のランナーがスタートしました。 このイベントは、認知症の人が暮らしやすい社会を築いていこうと、2011年に北海道で初めて行われました。 今年は北海道から沖縄までを縦断し、1万1千人が襷をつなぐ計画です。 長野県を走るのは今回が初めてで、今日は諏訪市から飯田市までのコースで行われました。 上伊那では福祉施設の職員や一般など10人が襷をつないだという事です。 今年のRUN伴は、11月26日に沖縄県のゴールに到着する予定です。
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東高遠の諏訪社にタカトオコヒガンザクラの苗木を植樹
伊那市高遠町東高遠の諏訪社で25日、例祭が行われ、タカトオコヒガンザクラの苗木が植えられました。 伊那市高遠町東高遠の諏訪社では、毎年この時期に例祭を行っています。 6月に52年ぶりに長野県を会場に行われた全国植樹祭を祝って今回苗木が植えられました。 今回植樹したのは、全国植樹祭の時に皇后陛下がお手植えしたものと同じタカトオコヒガンザクラです。 この日は氏子およそ50人が集まり、全員で苗木に土をかけました。 東高遠の諏訪社は元々高遠城内にあり、高遠城の鎮守の神として崇められていたとされています。 例祭では毎年、地区の平穏を願い子ども相撲が奉納されています。
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長さ50メートル!長~い太巻き寿司づくり
伊那市の伊那緑ヶ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園の園児とその保護者が24日、長さ50メートルの太巻き寿司を作りました。 伊那緑ヶ丘幼稚園の廊下に、園児と保護者約250人が並び、長さ50メートルの太巻き寿司を作りました。 このイベントは、今年度伊那緑ヶ丘幼稚園が移転新築されたことを記念して2園合同で初めて行いました。 両園のPTAが企画し、みんなで一緒に何かを作り上げたいと太巻き寿司を作ることにしました。 のりの上に酢飯をしき、きゅうりや卵、チーズなど各自で持ち寄った具材を乗せました。 全員で息を合わせて巻き上げると、50メートルの太巻きを持ち上げ記念撮影をしました。 伊那緑ヶ丘幼稚園PTAでは、「みんなで作り上げた達成感が感じられた。初めての合同行事だったが、これからも続けていきたい」と話していました。
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地域医療構想素案示す
上伊那医療圏地域医療構想調整会議が23日開かれ、県が「地域医療構想」の素案を示しました。 それによりますと、2025年度に上伊那で必要な病床の数は1,153床と推計されています。 現在上伊那圏域で稼働している病床の数は1,186床で、2025年度は推計で1,153床が必要としています。 在宅医療の増加と人口の減少が病床数の減少につながるとしています。 また在宅医療の1日当たりの人数の推計は、2013年度の推計値が1859人なのに対し、2025年度は2,225人と、およそ20%増加することが見込まれています。 課題としては、医療従事者の確保や、在宅医療・介護を継続して提供できる体制の整備が挙げられています。 委員からは、「長野県は保健師が多い地域なので、保健師が活躍し地域で看取っていけるような仕組みを作っていけたら」「訪問看護士の増員が課題」といった意見が出ていました。 長野県地域医療構想は、団塊世代が75歳以上となる2025年度を見据えた医療体制の構築を目指すもので、県ごとに策定されます。 23日出された意見は県の策定委員会に提出されます。 地域医療構想は今年度中の策定を目指しています。
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打ち立てのそば提供 赤そば花まつり
赤そばの花が見ごろとなっている箕輪町上古田で打ち立てのそばを提供する赤そば花まつりが24日と25日の2日間行われています。 25日は県内外から多くの観光客が訪れ、そばを味わっていました。 赤そばは900円、普通のそばは500円で提供されました。 赤そばは普通のそばと比べ少し色が濃く、甘みがあるということです。 訪れた人たちは打ち立てのそばを味わっていました。 赤そば花まつりは、地元産の赤そばを味わってもらおうと上古田区が行っています。 そばは古田そば打ちの会が打ったものです。 赤そば畑は現在9分咲きで、見ごろとなっています。 雨の影響で花が倒れてしまっている部分もありますが、多くの観光客が訪れ、写真を撮るなどしていました。 赤そば花まつりは25日も行われます。
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箕輪陶芸研究会 展示会
箕輪町内の陶芸愛好者有志でつくる箕輪陶芸研究会の展示会が25日まで松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員16人が制作した壺や食器、オブジェなど80点が展示されています。 箕輪陶芸研究会は現在22人の会員が所属していて、年に2回、全国各地の窯元に研修旅行に行き技術を学んでいます。 陶芸展は活動の成果を披露しようと年に1度開いています。 近年は高さ50センチをこえる大きな作品も増え、技術が上がってきたということです。 この作品は会長の向山智充さんのオブジェです。 棚田の水の流れのある風景をイメージして制作したということです。 釉薬を3種類重ね、焼き方を工夫し模様を作ったということです。 箕輪陶芸研究会の展示会は25日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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第65回知事杯争奪卓球大会
上伊那卓球連盟が主催する第65回知事杯争奪卓球大会が、19日伊那市民体育館メインアリーナで開かれました。 大会は、シングルスとダブルスの2種目で行われ、小学生から一般までの男女合わせて延べ220人が参加しました。 オープン参加となっていて、全県から参加があります。試合は1回戦からトーナメント方式です。 上伊那卓球連盟が毎年開いている大会で、65回続くのは、県内でも多くないということです。 上伊那卓球連盟理事長の武藤 文明さんは、「広い地域からたくさんの人に来てもらい、上伊那地域のレベルアップにつながっている。競技の底辺拡大にもつなげていきたい」と話していました。
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信大で赤い果肉のリンゴを使った調理講座
赤い果肉のリンゴを広く知ってもらい産業に結びつけようと、信州大学農学部の公開講座が24日、南箕輪村のキャンパスで開かれ、参加者が調理をして加工方法を学びました。 県内をはじめ、群馬県や静岡県などから、りんごを栽培している農家や学生、主婦、会社員などが参加しました。 信大農学部では、赤い果肉のリンゴの育成を行っていて、一般に広く知ってもらおうと、初めて赤果肉リンゴの講座を開きました。 きょうは、2012年に育成した品種のハニールージュを使って、2種類のパイのほか、おこわやシャーベット、おやきを作りました。 講師は、野菜ソムリエの濵渦亮子さんがつとめました。 スライスしたリンゴを電子レンジで加熱し、パイ生地にのせて巻くと、バラのような形になりました。 ハニールージュは、酸味があり、すっきりした味の料理に仕上がるという事です。 ハニールージュは、標高700メートル以上が栽培に適していて、現在は県内で15軒ほどの農家が栽培しているという事です。
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青年部の秋祭り 目玉企画で「大縄跳び大会」
南箕輪村の大芝高原、味工房前で、男子バレーボールチーム、VC長野トライデンツの選手と共に大縄跳びを楽しむ大会が22日に開かれました。 「VCジャンプ大縄跳び大会」と題し開かれ、伊那市や箕輪町、南箕輪村の企業や商工団体など18チームが参加しました。 南箕輪村商工会青年部が行った秋祭りの目玉企画です。 笹川星哉監督が青年部に所属している事から初めて開かれました。 大縄はVC長野の選手が回し、6人1組で飛んだ回数を競いました。 なかなか息が合わず飛べないチームもあり、雨の中悪戦苦闘していました。 村商工会青年部の秋祭りは今年で4回目で、立石敏青年部長は「大芝高原まつりのような大きなイベントにしていきたい」と話していました。
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「いわて国体」出場選手を激励
10月1日から始まる「いわて国体」に出場する伊那市在住の監督、選手の壮行会が23日、市役所で開かれました。 選手や監督、13人が出席し、一人一人、大会での目標を話しました。 今年伊那市から国体に出場するのは、水泳、バレーボール、体操、セーリング、ソフトテニス、馬術、フェンシング、空手の8種目、15人です。 選手らは、「これまでの経験を活かし入賞したい」「一戦一戦を大切にしたい」「日本一の演技をしたい」などと抱負を話しました。 林俊宏副市長は「仕事や学業と両立しながら練習してきた成果を発揮して目標を達成してください」と激励しました。 第71回国民体育大会は来月1日から岩手県で開催されます。
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伊那市美篶三峰川堤防 彼岸花が見ごろ
伊那市美篶の三峰川堤防沿いで、秋の彼岸の頃に咲く「彼岸花」が見ごろとなっています。 美篶青島の住民が平成26年に植えたものです。 堤防に約200本が植えられていて、黄金色の田んぼを背景に鮮やかな赤色の花を咲かせています。 まだ蕾のものもあり、来週はじめ頃までは新しい花芽が出そうだという事です。
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信州そば発祥の地 認証制度導入へ
伊那市内のそば店でつくる「信州そば発祥の地伊那そば振興会」は、市内で提供されるそばの味や品質について一定の基準をもうける認証制度の導入について検討を始めました。 振興会は、そば文化の振興やブランドイメージを確立しようと去年10月に発足しました。 「信州そば発祥の地」として伊那の知名度やブランド力の向上を目指すと共に、品質を保つために今回認証制度を導入する事にしました。 今日、市役所で開かれた臨時総会で概要が説明されると、会員からは「そばの振興が目的、認証の定義については厳密にしないほうがいい」、「そば店のレベルアップや、そばを生産する農家のはげみになるような仕組みが必要ではないか」などの意見が出されていました。 会では専門委員会を立ち上げ協議を行い、来年2月の定期総会で正式決定するという事です。
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箕輪町町内一周駅伝大会 木下Aが21連覇
箕輪町の町内一周駅伝大会が23日に開かれ、木下Aが優勝し21連覇を果たしました。 木下Aチームは、1時間30分39秒で優勝し、21連覇を果たしました。 箕輪町町内一周駅伝大会には、各区の公民館の分館から32チームが出場し、午前9時に松島の八十二銀行前をスタートしました。 2010年の51回大会から西コースと東コースの合計タイムで順位を決めていましたが、今年は7年ぶりに町内を一周するコースで実施されました。 チームとしてひとつのタスキをつなぎたいとの声が多くあったという事です。 コースは、町内を一周する約26キロで、小学生から一般までの男女13人がタスキをつなぎました。 大会の結果、木下Aが優勝、2位は9秒差で松島A、3位は沢Aでした。
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第69回県書道展 高遠高校の北原さんが特選一席
第69回県書道展が、23日から伊那文化会館で始まりました。 今年は高遠高校3年の北原沙穂さんが高校の部で最高賞となる、特選の一席を受賞しています。 高遠高校3年で書道部に所属している北原沙穂さんは、県の審査で特選の一席を受賞しました。 特選29作品のうち一席に選ばれるのは一人のみで、上伊那の高校生が受賞するのは25年ぶりだという事です。 北原さんの作品は手本に忠実に書く臨書と呼ばれる作品で、中国の書家の作品を手本に丸一日かけて制作したという事です。 また、同じく高遠高校3年で書道コースの内田眞恵さんは、篆刻で特選を受賞しました。 篆刻作品で高校生が特選を受賞するのは初めてだという事です。 会場には、県の審査で入賞した作品のほか、上伊那の小学生から一般までの作品約1,000点が展示されています。 一般の部では、3人が県の審査で特選に次ぐ秀作を受賞しています。 関係者は「高校生以下の出品数がここ数年増加し、レベルも向上しているのが上伊那の特徴です。若い世代につなげていきたい」と話していました。 第69回県書道展は、25日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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燈籠祭で高遠ばやしの音色響く
伊那市高遠町で燈籠祭の宵祭りが21日行われ歴史ある高遠ばやしを継承している保存会が風情ある音色を披露しました。 燈籠祭は五穀豊穣を祝う鉾持神社の例大祭で夜になると高遠町の商店街には、ほおずき提灯が灯されました。 高遠ばやしを演奏したのは、桜町連と桜奏会で町内を練り歩きながら、笛や太鼓、三味線を奏でていました。 高遠ばやしは元禄時代に流行した能が変化したものといわれていて、今は高遠町の5つの地域と2つの団体が保存継承しているということです。 町内には風情ある音色が響き訪れた人たちが高遠の秋の風物詩を楽しんでいました。 22日の本祭りで予定されていた山車の巡行や子ども神輿は雨のため中止となっています。
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創業支援へ 連絡会議 発足
新たな雇用や商工業の活性化を図り起業の支援に取り組む伊那市創業支援連絡会議が発足し23日伊那市役所で初会合が開かれました。 連絡会議は人口減少が進む中、後継者不足や空き店舗の増加などの課題解決について考えようと伊那市が開いたもので商工団体や金融機関など10人が集まり意見を交わしました。 出席者からは「金融機関としては創業する人に融資したいと考えている。しかし窓口に来てくれるまでそういう人がどこにいるかわからないのでそこの情報が共有したい」といった声や「創業の支援だけではなく、その後のサポートも必要だ」と いった意見が出されていました。 伊那市中心商店街の商店主有志の平成25年の調査によりますと市内の商店306店舗中48店舗が空き店舗となっています。 また営業している店舗のうち半数が後継者の育成が課題だと考えているということです。 会議で市が示した資料によりますと伊那市の平成21年から26年の開業率は3.54%、廃業率は5.2%で県平均と比べて開業率は0.28ポイント上回り、 廃業率は0.31ポイント下回っているということです。 伊那市では関係機関が連携することで創業をサポートするための施策について情報を共有し商工業の活性化につなげていきたいとしています。
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信州みのわ山野草クラブ 秋の展示会 24日・25日
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が24日と25日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場には、会員15人の作品およそ220点が並んでいます。 信州みのわ山野草クラブは、15年前に公民館クラブとして発足し、毎年春と秋の年2回展示会を開いています。 秋の展示では、葉が色づいたものや観賞用の柿やアケビなどが並んでいます。 信州みのわ山野草クラブの秋の展示会は、24日と25日の2日間、木下公民館で開かれます。 24日 午前9時~午後5時、25日 午前9時~午後4時
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南箕輪小4年生 農業用水施設を見学
南箕輪村の南箕輪小学校の4年生の児童は今日、上伊那にある農業用水に関わる施設を見学しました。 ○N南箕輪村田畑の第一揚水機場では、天竜川近くからポンプで押し上げた水が畑や田んぼに送られる仕組みについて教わりました。 この施設は昭和47年から16年かけて作られ、辰野町から伊那市までの西山一帯の農地およそ2500ヘクタールに水を供給しています。 施設職員は「ポンプが完成したことで、西山一帯の農地では、果樹や花卉、稲作など多品種の農作物が栽培できるようになり、さらに農業が盛んになった」と説明していました。 ある児童は、「農業をするには水がとても大切だとわかりました」と話していました。 今回の見学は、農業用水に係る施設が作られた背景や、歴史を学び、果たしてきている役割を学ぼうと、今年で10年目となります。
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伊那市の水道料金改定 諮問通り審議会が答申
伊那市上下水道事業運営審議会は、水道料金を値下げし下水道利用料を値上げするとした改定案の諮問の通り、白鳥孝市長に21日に答申しました。 審議会の城倉昭治会長が、白鳥市長に答申書を手渡しました。 改定案は、水道料金を0.04%値下げし、下水道使用料を6%値上げするとしています。 一般的な家庭で1か月に20立方メートル使った場合、水道料金は3,280円から3,210円に値下げ、下水道使用料は、3,550円から3,700円に値上げになります。 附帯意見では、人口減少や生活習慣の変化などから、今後経営状況が劇的に改善する事は想定しにくいとして、一般会計から上下水道事業会計への繰り入れの検討を求めています。 改定案は12月定例市議会に条例改正案が提出され、可決されれば来年4月1日から施行されます。
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伊那市の高遠保育園 新園舎を小原に建設
伊那市は、平成30年度の完成を目指し移転新築を計画している高遠保育園の建設予定地を、21日に公表しました。新しい保育園は小原に建設する計画です。 高遠保育園の新しい園舎の建設予定地は、高遠町小原で、高遠小学校南東の約5千平方メートです。 高遠町地域協議会から用地の提案があり、地権者などと協議をする中で決定しました。 高遠保育園は西高遠の第1保育園と下山田の第4保育園を統合し今年4月に開園しました。現在は第1保育園の園舎を利用しています。 来年度、用地を取得し、平成30年度に着工、完成の予定です。
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伊那市内酒蔵紹介リーフレット完成
伊那商工会議所は、伊那市で作られた地酒を多くの人に親しんでもらおうと、市内の酒造会社5社を紹介したリーフレットを作製しました。 リーフレットには、市内の酒蔵とワイン醸造所5社を紹介しています。 日本酒は味と香りで4つのタイプに分け、それぞれにあったおつまみや、家庭でも作れる日本酒を使ったカクテルを紹介しています。 21日は、伊那商工会館でリーフレット完成の記者会見が開かれました。 リーフレットは、1万部作られ、市内の観光施設や飲食店などに配布されます。 なお10月1日には市内の飲食店12店が参加し、市内の酒造会社が作った地酒で一斉にカンパイするイベントが予定されています。
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台風16号 伊那で82人が避難
台風16号は20日の夜長野県に最接近しました。 台風の接近に伴い伊那市は高遠町長藤地区に避難勧告を、箕輪町は一部の地域に避難準備情報を発令しました。 台風16号は、20日夜に長野県に最接近しました。 台風の接近に伴う大雨で伊那市は、20日の午後6時に伊那市高遠町の長藤地区の326世帯、800人に避難勧告を発令しました。 高遠町に4か所開設された避難所にはあわせて82人が避難しました。 箕輪町は午後6時20分に天竜川より東の全ての地区に避難準備情報を発令しました。 雨は、午後11時頃には止み、箕輪町は午後10時20分に避難準備情報を解除、伊那市は21日午前6時10分に避難勧告を解除しました。 この台風の影響により、伊那市長谷溝口の国道152号で土砂崩落が、西春近では倒木が発生しましたが、けが人などはありませんでした。 伊那の18日から20日までの3日間の降水量は107・5ミリとなっています。 長野地方気象台では、今後一週間、雨の多い日が予想されることから土砂災害には注意するよう呼び掛けています。
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交通栄誉章「緑十字銅章」 10人が受章
交通安全に尽力した人や、安全運転の推進に功績のあった人に贈られる交通栄誉章「緑十字銅章」の表彰伝達式が、21日に伊那警察署で行われました。 伊那警察署で表彰伝達式が行われ、内川政澄署長が受章者に表彰状を手渡しました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村での緑十字銅章受章者は10人です。 内訳は、交通安全に尽力した「交通安全功労者」が4人、安全運転の推進に功績のあった「優良運転者」が5人、事業所を対象とした「優良安全運転管理者」が1人となっています。 21日から秋の全国交通安全運動が始まっていて内川署長は「運動を契機に安全で安心して活動できる交通環境をつくるためにこれからも協力をお願いします」と受章者に呼びかけました。 受章者を代表して、御園安協の前の会長をつとめた若林博さんは「1件でも交通事故がなくなるよう皆さんと力を合わせていきたい」と挨拶しました。 秋の全国交通安全運動は、夜間の事故防止、飲酒運転の根絶、歩行者保護の徹底などを重点に9月30日まで実施されます。
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旧井澤家住宅で「おからこ」を月に供える
伊那市西町の旧井澤家住宅で、十五夜に月に供えて五穀豊穣に感謝する米粉で作った餅「おからこ」作りが21日に行われました。 伊那部宿を考える会のメンバーがおからこを作り、旧井澤家住宅の縁側に飾りつけました。 地元の食文化を後世に伝えていこうと毎年行われていて、今年で11回目になります。 おからこは、地元で採れたサトイモやカボチャなどの野菜とともに一晩月に供え、22日の夕方おからこ汁にして味わうという事です。
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高齢者などの権利守る連絡協発足
高齢者や障害者への虐待や権利侵害を防止する、伊那市権利擁護ネットワーク連絡協議会が、14日に発足しました。 この日は、医療従事者や警察、弁護士など17人が委員に、家庭裁判所の関係者がオブザーバーに委嘱されました。 各機関が連携し、高齢者や障害者の権利が守られる地域づくりを進めるため、連絡協議会を発足させました。 高齢者への虐待については、今年度8月末現在で、養護者と施設従事者による虐待があわせて5件となっています。 障害者の虐待については、施設従事者からの虐待が1件あったということです。 伊那市では、団塊の世代が75歳になる2025年を見据え、高齢者が住み慣れた場所で最期を迎えられる地域づくりや、障害者が身体や経済的に守られる地域づくりを進めたいとしています。