-
十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊の例大祭が24日に行われ、多くの人が訪れました。 このお地蔵さま。自分の悪いところをさわるとご利益があるとされていて、訪れた人たちは、しきりに足や腕をさすっていました。
-
花桃満開 オープンカフェ
花桃が満開の箕輪町下古田で、24日オープンカフェが開かれ、多くの人でにぎわいました。 本格的なハンドドリップコーヒーを飲みながら、下古田からの眺めを楽しんでもらおうと去年から始まりました。 コーヒーは一杯200円で提供されました。 この日は、天候にも恵まれ、多くの人がカフェの会場となった展望公園を訪れ、くつろぎのひとときを過ごしていました。 カフェを開いたのは、「地元にあるもので、地元の人が、地元で楽しむこと」をモットーに活動しているローカルスタイルという団体です。 去年から年に4回オープンカフェを開いていて、24日は、今年最初のオープンです。 地元の良さを改めて知ってもらおうと、下古田区には回覧板を回す徹底ぶりで、地域の人を中心に遠くは中京方面からの来場者もいました。 公園がある県道与地辰野線に植えられた花桃はちょうど満開で、訪れた人たちは、残雪の中央アルプス、南アルプスとの共演を楽しんでいました。
-
萱野高原 山開き
箕輪町の萱野高原の山開きが24日に行われました。 頂上付近にある夫婦神社入口で神事が行われ、関係者がシーズン中の無事を祈りました。 標高1,200メートルの萱野高原は、今桜が見ごろで眼下には箕輪町を一望できます。 シーズンを通して様々な草花を見ることができ、1万2,000人が訪れるということです。 特に7月からは、きのこ狩りが楽しめるということで、かやの山荘には夏場を中心に名古屋方面などから300人が宿泊するということです。 かやの山荘の営業は11月10日までです。 箕輪町観光協会会長の白鳥政徳町長は、「多くの人に来てもらい、草花や山菜を堪能してもらいたい」とあいさつしました。 神事の前には、地域住民たちがオオヤマザクラやつつじを植樹しました。 植樹は町発足50周年の平成17年から行っていて、今回でオオヤマザクラは、累計929本となりました。
-
箕輪町グリーンツーリズム今年初ツアー
農業体験や健康づくりで都会からの誘客を図る箕輪町グリーンツーリズムの今年度初めてのツアーが22日、23日の2日間行われました。 ツアーは「食、農、健康」をテーマに農業体験や健康づくりなどを行うもので関東方面を中心に24人が参加しました。 昨日は富田の西部運動場を出発し、花桃街道などを巡るおよそ6キロのコースを歩きました。 箕輪町グリーンツーリズムは都会からの誘客を進めることで農業観光の振興を図ることなどを目的に平成22年度に始まった事業です。 昨年度は延べ1237人が参加しました。 今年度は、萱野高原やもみじ湖を散策する健康ツアーや、田んぼや野菜畑での農業体験などが企画されています。
-
「上伊那から甲子園の会」発足
上伊那地域の高校から甲子園出場を目指す「上伊那から甲子園の会」が23日発足しました。 23日は、上伊那の中学高校の野球部顧問、リトルシニアの指導者、企業や行政から発起人となる15人が伊那市内に集まり、「上伊那から甲子園の会」が発足しました。 会長には伊那ケーブルテレビジョン取締役会長の向山公人さんが選ばれました。 向山さんは「高校野球を地域として支援し、一緒に目的達成を図っていきたい」と話していました。 今後は、オフシーズンに中学校の野球部が高校の部活を体験する「野球部体験ツアー」や、幼児、小学校低学年向けの野球の体験会、県外の公立強豪校の視察などを行う予定です。 会は、地域の野球組織を一体化し連携を強化していこうと発足しました。 上伊那の高校の甲子園出場は昭和36年の伊那北高校が最後だということです。
-
ドッグショー 360頭がエントリー
犬の毛並みや歩く姿などを競うドッグショーが今日南箕輪村の大芝高原で開かれました。 ドッグショーには全国からおよそ60種類360頭がエントリーしました。 犬種ごとに、審査員が骨格や毛並み、動作などを審査し、一位を選びます。 ショーでは、8歳以上の部も行われました。 出場した最高齢の犬は13歳でしたが、元気よく歩いていました。 審査の結果8歳以上の部では、東京都から出場した、6月で8歳となるスキッパーキの雄「セドリック」が一位となりました。 ドッグショーは、南箕輪村のペットショップ伊那愛犬クラブが3年ぶりに開きました。
-
上伊那招魂社例祭で金管演奏を初めて奉納
戦争で亡くなったおよそ5700柱の霊を慰める上伊那招魂社の例祭が、23日行われ、今年は初めてブラスバンドの演奏が奉納されました。 演奏したのは、伊那市を中心に活動する吹奏楽団「伊那楽友協会」のメンバー7人です。 上伊那招魂社の神社関係者に伊那楽友協会のメンバーと知り合いがいて、演奏を依頼したところ奉納することになりました。 上伊那招魂社は、明治40年に建立され、毎年この時期に戦没者の慰霊と世界平和を祈る例祭を行っています。 明治10年に起きた西南戦争から太平洋戦争までに亡くなった上伊那出身の戦没者5,789柱の霊が祀られています。 23日は、信濃の国やふるさとの他、終戦までの間第二の国歌として歌われたとされる軍歌「海行かば」を演奏しました。 演奏の後神事が行われ、遺族およそ100人が参列し戦没者の冥福を祈りました。 神事では、たばこや酒、団子など英霊が好んだであろうとされる嗜好品が供えられた他、玉串が奉納されました。 伊藤光宣宮司は、「今の日本のような平和な世の中があるのは大勢の英霊のおかげ。上伊那招魂社の例祭はどんなことがあっても続けていきたい」と話していました。
-
女子中学生ソフトボール大会 伊那で開催
競技力向上を目的とした中学生女子ソフトボール部の大会「第4回い~なチャレンジカップ研修大会」が、23日と24日の2日間の日程で始まりました。 大会には、2日間で14チームが参加します。 県内のチームの他に、県外の強豪チーム3チームも出場しています。 大会は、冬場の体力づくりを終えたそれぞれチームにとっての本格的な対外試合の場にしようと、県ソフトボール協会が開いているものです。 上伊那からは、伊那中学校と東部中学校が出場しています。 このうち伊那中学校は、2、3年生合わせて7人のため、他校から選手を借りて出場していました。 試合は、県ソフトボール協会が運営するクラブチーム相手に一方的な展開となりましたが、諦めずプレーしていました。 県ソフトボール協会では、「勝ことは目的ではなく目標だ。チームメートと1つのボールを追うことで助け合う気持ちを覚えてほしい」と話していました。
-
ひとり親家庭の学習を支援 5月7日から伊那公民館で
伊那市内の父子・母子家庭の親子でつくる「伊那市ひとり親家庭福祉会」は、昨年度から行っているひとり親家庭のこどもを対象にした学習支援事業に今年度も取り組みます。 23日は、事業についての説明会が伊那公民館で開かれました。 会では、昨年度から県の委託を受けてひとり親家庭の小学校高学年から中学3年生までの児童と生徒に対し、教員OBなどのボランティアが学習支援を行っています。 昨年度は12回開催し、延べ100人の児童と生徒が受講しました。 今年度は、開催日数を倍の24回に増やし、高校受験を控える中学3年生に対しては5教科の受験対策を個別に行います。 学習支援は、伊那市以外の市町村からも受講することができます。 毎週土曜日の午後3時から5時までの2時間で、場所は伊那公民館、料金は無料です。 今年度は来月7日土曜日から実施します。 (問い合わせ 牧田会長090-3340-7773)
-
交通死亡事故ゼロ200日で伊那市に顕彰
去年8月以降、交通死亡事故ゼロ200日を達成した伊那市に、県交通安全運動推進本部顕彰が、20日に贈られました。 伊那合同庁舎で伝達式が行われ、伊那市の林俊宏副市長に表彰状が手渡されました。 伊那市では、去年8月8日の荒井の事故以降、死亡事故はなく交通死亡事故ゼロ200日を達成しました。 伊那市では高齢者の事故防止を図るため、高齢ドライバーが運転免許証を自主返納する際の手数料の補助を今年度から始めました。また、返納した高齢者が公共交通を利用する場合に割引を行う制度を今後実施する計画です。 林副市長は「市民の皆さんと協力して、死亡事故ゼロを一日でも長く続けていきたい」と話していました。 伊那市が200日達成で顕彰を受けるのは、平成18年、21年、26年に続いて4回目です。
-
新商品「伊那華のねぎだれ」発売
JA上伊那のプライベートブランド「伊那華シリーズ」の新商品「伊那華のねぎだれ」の販売が南箕輪村のファーマーズあじ~ななどで始まりました。 伊那華のねぎだれはJA上伊那の重点品目白ねぎを100%使用しています。 ねぎだれは南信州の郷土食でおでんや冷奴、焼肉などにかけて食べるほか野菜炒めの調味料にも使えるということです。 上伊那ではあまり知られていませんが、ネギの風味がよく、コクのあるタレだということです。 22日ファーマーズあじ~なに並べられると訪れた人が早速買い求めていました。 伊那華のねぎだれは120グラム入り250円でJA上伊那管内の直売所、Aコープ、ファミリーマートJA店で購入することができます。
-
長谷小学校 1年生と友達になる会
伊那市長谷の長谷小学校で22日、1年生と友だちになる会が開かれました。 今年度、長谷小学校には12人が入学しました。 6年生の児童会を中心に2週間程前から会の計画を立ててきました。 始めに、1年生の自己紹介が行われ、「長谷小学校では勉強や歌を頑張りたい」など、1人ずつ抱負を発表しました。 その後、学校に関するクイズや、フラフープを使ったゲームなどが行われました。 酒井謙一校長は「長谷小学校には楽しいことがいっぱいあります。早く全校のみんなと仲良くなって楽しい学校生活を送りましょう」と一年生に呼びかけました。 長谷小学校では、5月に全校児童が参加するよもぎ採りが行われる予定です。
-
最高気温25.2度 今年初の夏日
22日の伊那地域の最高気温は25.2度で、今年初めての夏日となりました。 箕輪町の箕輪西小学校の東側には、西部花街道をつくる会上古田支部が毎年飾っているこいのぼりが春風になびいていました。 長野地方気象台によりますと、22日の伊那地域の最高気温は25.2度で今年初めての夏日となりました。 23日もと同じくらい暖かくなる見込みで、24日以降も大きな天気の崩れはなく気温も平年より少し高くなると予想しています。
-
伊那中央ロータリークラブが3団体に助成金贈呈
伊那中央ロータリークラブは信州大学農学部の留学生を支援している信州農林科学振興会など3団体に助成金を贈呈しました。 助成金は19日に伊那市内で開かれた創立記念例会で贈呈されました。 伊那中央ロータリークラブは昭和62年に発足し、国際交流や、青少年活動の支援などの社会奉仕活動を行っています。 記念例会では、信州農林科学振興会へ42万円、ボランティア活動などをしている伊那西高校インターアクトクラブへ20万円、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブへ5万円の助成金が贈られました。 伊那中央ロータリークラブの中川博夫会長は「活動を続けていけるのは、地元の皆さんの協力のおかげ。奉仕事業を拡大できるようこれからも取り組んでいきたい」と話していました。
-
華道家元池坊伊那支部創立70周年記念花展
華道家元池坊の伊那支部創立70周年を記念した花展が22日から伊那市の伊那商工会館で始まりました。 会場には伊那支部の会員の作品115点が展示されています。 「立花砂之物」というこの作品は、桜やつつじ、祝い事の時に用いる松などを使い、伊那谷の春の風景を表現しています。 池坊伊那支部は昭和22年に発足し今年創立70周年を迎え、上伊那におよそ400人の会員がいます。 展示初日の今日はたくさんの人が会場を訪れ作品を鑑賞していました。 華道家元池坊伊那支部創立70周年記念花展は25日まで伊那市の伊那商工会館で開かれています。 なお、24日からは作品が入れ替わり、前後半合わせて230点の作品が展示されます。
-
運転免許証の自主返納者対象に割引制度導入
伊那市地域公共交通協議会が22日伊那市役所で開かれ、運転免許証を自主返納した人を対象に関係費用を補助するとともに市街地循環バスなどの運賃を半額とする割引制度を導入することが承認されました。 伊那市では65歳以上で運転免許証を自主返納し運転経歴証明証を取得した人を対象に市街地循環バスなどを利用した際、運賃の5割引で乗車できる制度を導入します。 対象は伊那市地域公共交通協議会が運行委託するバスやタクシーなどで6月1日からサービスが始まります。 また関係費用として1人1回に限り今年度から3000円を補助するとしています。伊那市では割引制度の実施により運転免許証の自主返納を促進するとともに高齢者が自動車を運転することによる事故防止につなげていきたいとしています。
-
ルビコン株式会社の新社長に登内信太郎氏
電解コンデンサーの販売を主力とする伊那市のルビコン株式会社は創業者の登内英夫会長の孫で取締役専務の登内信太郎さんを社長とする人事を22日発表しました。 登内信太郎さんは昭和55年11月11日生まれの35歳です。 北海道大学工学部を卒業し平成18年に技術開発者としてルビコンに入社しました。 取締役専務執行役員などを経て21日付けで代表取締役社長に就きました。 これまで社長だった勝山修一さんはファイナンシャルアドバイザーとなり資金調達などの財務面より経営陣をサポートしていきます。 ルビコンでは新社長について経営環境が受注競争や価格競争など厳しくなるなか新しい視点と若い感性に加え会社の歴史を熟知したリーダーに相応しい人物だとしています。
-
梨の受粉作業ピーク
上伊那地域の梨農家では花に花粉をつける受粉作業がピークを迎えています。 箕輪町八乙女の梨農家、磯田祐一さんです。 去年東京から農業をするために箕輪町に移り住んだ新規就農者です。 今日は梨の花びらに花粉をつける受粉作業を行っていました。 地元の農家から畑を借り梨の栽培は今年で2年目です。 栽培しているのは南水という晩生種で甘味が強く日持ちのよい長野ブランドの品種です。 南水は自然に受粉できないことからこの時期は農家が手作業で花粉を花に付けます。 磯田さんは梨栽培をはじめた去年受粉がうまくいかず収量が少なかったことから今年は丁寧に作業を行うことをこころがけているということです。 今の時期、梨栽培で気を使うのは霜による被害だということです。 風が吹いていると霜が降りないことから霜を防ぐためのファンは毎晩欠かさずまわしているということです。 磯田さんの今年の目標は1万5千個を出荷することで9月下旬には実が成るということです。
-
熊本へ支援物資
地震が相次いでいる熊本市へ、20日、上伊那・諏訪・木曽地域から支援物資が送られました。 この日は、伊那市荒井の旧伊那消防署敷地内で積み込み作業が行われました。 熊本地震への支援については、長野県市町村災害時相互応援協定に基づき、全県で対応しています。 調整の結果、今回上伊那からは伊那市と駒ヶ根市から物資を送ることになりました。 熊本では、アルファー化米の要請があったということで、伊那市から4000食、駒ヶ根市から6000食が提供されました。 アルファー化米は熱湯または水を注ぐだけで食べられる非常食です。 旧伊那消防署には、諏訪や木曽からの支援物資も集められ、トラックに積み込まれました。 諏訪からは3780食、木曽からは、2000食分が用意されました。 なお、駒ヶ根市の養命酒から500ミリリットルの水1万本も提供」されています。 職員らは、手早く荷物を積み込んでいました。 運搬は、県トラック協会に県が委託していて、全線、高速道路を使って熊本まで物資を運ぶということです。 出発したトラックは、21日の早朝には熊本に到着する予定で、物資が集められている熊本県民総合運動公園へと運ばれることになっています。
-
市議会総務委が体育施設に提言
伊那市議会総務委員会は、市内の体育施設の在り方、方向性について、伊那市と市教育委員会に、20日提言しました。 この日は、市議会総務委員会が、白鳥孝市長と、北原秀樹教育長に提言を行いました。 市議会総務委員会では、数回にわたり施設を視察し、重点的、または、問題があると思われる施設について提言をまとめました。 提言で問題があるとされた施設は次の通りです。 ●長谷の宿泊施設入野谷隣にある伊那里体育館は、利用者が少ないため市営から外し、民間委託を検討すべき。 ●高遠町小原の河南グラウンドは、ほとんど活用されていないにも関わらず年間200万円の借地料が支払われている点について検討すべき。 ●遠照寺そばにある三義グラウンドについては、ドクターヘリの離発着場として位置づけされていて、存続すべきだが、借地料の点で検討すべきとしています。 ●市民プールの50メートルプールは機能しておらず廃止もやむを得ない。 ●高遠スポーツ公園プールは、ろ過機が寿命を迎えつつあり、今後については地域協議会も含め検討を重ねるべきとしています。 そのほかに重要な施設として、●伊那市民体育館●高遠スポーツ公園文化体育館●陸上競技場●市営・県営野球場●テニスコートをあげ、これらについては、必要があれば改修して存続を図っていくべきとしました。 提言を受けて白鳥市長は、「1つ1つ精査いただきありがたい。無駄をなくすために、できることはすぐに手を打ちたい」と話していました。
-
箕輪町子育て施設 愛称決定
箕輪町は、松島の子育て支援センターの愛称を「いろはぽけっと」に、7月にイオン箕輪店に新設する子育て支援センター・地域活動支援センターの愛称を「みのわ~れ」に決めました。 19日は愛称の採用者の表彰が行われ、白鳥政徳町長から記念品が贈られました。 いろはぽけっとは、箕輪町の会社員・和田拓也さんが考えたもので19日は妻の明子さんが出席しました。 明子さんは「子育てのいろはが始まる場所。愛着をもって利用してもらえればうれしいです」と話していました。 みのわ~れは、箕輪町の主婦・城内亜紀さんが考えたものです。 家事をしているときに思いついたもので「箕輪に集まれ」という思いを込めたという事です。 城内さんは、「子供からお年寄りまで多くの人が世代を超えて交流する場所になってもらいたいです」と話していました。 白鳥町長は「親しみがある名前を付けていただいた。より良いサービスを提供していきたい」と話していました。
-
伊那市オリジナル出生届
伊那市は県内の自治体では初めてとなる市独自の出生届をつくりました。 今月下旬から利用できるようになるという事です。 市独自の出生届です。 人生の節目を祝おうと作成しました。 父親や母親の喜びを空で、赤ちゃんのかわいらしさを桜で表現しました。 伊那市の伊那中央病院と菜の花マタニティークリニックで配布される他、伊那市のホームページからもダウンロードできます。 この他に、名前の由来や生まれた時の手形などを記録できる専用の用紙もつくりました。 市では「子供の誕生や父親や母親になった記念として、多くの人に使ってもらえればうれしいです」と話していました。
-
北部保育園で絵本読み聞かせ
南箕輪村の北部保育園で21日にボランティアによる絵本の読み聞かせが行われました。 読み聞かせを行ったのは、村内の目の不自由な人向けに朗読を行っている朗読の会のメンバー6人です。 園児は年少、年中、年長の各クラスに分かれ、話を楽しみました。 南箕輪村では地方創生事業の一環として600万円をかけて園児の為の絵本およそ1500冊を購入し、保育園各クラスに本棚を設置しました。 「地域全体で子育てに関わっていきたい」としていてこれから月に1か所ずつ村内の保育園で絵本の読み聞かせが行われます。
-
伊那西小でキノコの菌打ち体験
伊那市の伊那西小学校の児童が18日にキノコの菌打ちを体験しました。 キノコの菌打ち作業には伊那西小学校の全校児童64人が参加しました。 伊那西小学校は、平成元年から自然と触れ合い環境への理解を深めるみどりの少年団の活動を行っています。 毎年初めにキノコの菌打ち作業があり、今年も児童は慣れた手つきで作業を行っていました。 二木栄次校長は「自然の中で仲間と一緒に生活し、これからもいろんなことを学んでほしい。」と話していました。 伊那西小学校では、今年は全国植樹祭やみどりの少年団の交流会への参加を予定しています。
-
小松実治さん、ゆめわーく 熊本県へ義援金
伊那市御園で養蜂園を営む小松実治さんと、障がい者社会就労センターゆめわーくは、21日、熊本地震の被災地へ義援金5万3千円を贈りました。 小松さんと、ゆめわーくの北林清子施設長、利用者が、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に義援金5万3千円を届けました。 ゆめわーくでは、小松さんからの受注で蜂の巣箱を作っています。毎年この時期、そのお礼にと小松さんが施設に120パックほどのいちごを贈っていますが、今年は、被災地へ義援金を贈ろうと小松さんから提案がありました。 施設の利用者も同じ気持ちだったという事で、この日、社協に義援金を渡しました。 届けられた義援金は、赤い羽根共同募金の熊本県共同募金会を通じて被災地に届けられるという事です。
-
イタリアのオペラに参加する高校生が指揮者と初練習
5月21日に伊那文化会館で上演されるイタリアのオペラに南信の高校生が合唱団として出演します。 17日、本番で指揮を行う高関健さんとの練習が行われました。 伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、伊那西高校、高遠高校など伊那市や南信地域の高校生、約80人が合唱団としてオペラに参加します。 本番で指揮をする高関さんは、今回のオペラのオーケストラ、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の指揮者をつとめています。 オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」は田舎の騎士道という意味で、2組の男女の愛憎劇を描いた作品です。 1幕、およそ1時間の作品で、初めてオペラを鑑賞する人にもわかりやすいよう、舞台上のスクリーンに物語に合わせた映像を投影し日本語の字幕も出ます。 オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」は5月21日に伊那文化会館で上演される事になっていて、現在チケットを販売中です。
-
はらぺこでみそづくり
伊那市東春近の野外保育園山の遊び舎「はらぺこ」で、みそづくりが行われました。 20日は、園児と保護者40人ほどが参加してみそづくりが行われました。 はじめに、去年作ったみそで、キュウリを味わいました。 山の遊び舎はらぺこでは、毎年、自分たちで味噌を作っています。 21日に煮た大豆を、すり鉢に入れて、子どもたちがつぶしていきました。 つぶした大豆は、塩と麹と混ぜてみそ玉にし、1週間ほど寝かせた後、樽に仕込みます。今年は11キロ弱を仕込みます。 はらぺこでは、「一昔前はどの家庭でも味噌を作っていた。生活のリアリティを子どもたちにも感じてもらいたい」と話していました。 みそは来年2月ごろ完成する予定で、おやつやおかずにして味わうということです。
-
伊那警察署と教委が健全育成で協定
伊那警察署と、管内5つの市町村の教育委員会は児童生徒の健全育成の相互連絡に関する協定を、21日、締結しました。 21日は、南箕輪村民センターで協定の調印式が行われました。 調印式では、伊那警察署の内川政澄署長と、管内の伊那市や箕輪町、南箕輪村などの教育長が出席し協定書に調印しました。 今回の調印は、児童生徒の健全育成に係る相互連絡に関するものです。 これまでも、教育委員会と警察は連絡を取り合って少年に関する事案にあたってきましたが、去年8月に、県警と県教育委員会が協定を締結したことを受けて、各警察署の単位でも市町村と協定を締結しています。 具体的には、不審者や、児童生徒の安全確保のための連絡、非行少年について、深刻ないじめなどについて連絡を取り合います。 なお、検挙などされた非行少年の数は、去年は、県内で686人、伊那署は18人と年々減少傾向にあり、10年前と比べると、3割程度まで減っています。 内川署長は「万引きや自転車盗などの軽防犯は減少しているが、虐待や児童ポルノは増加している。児童生徒の健全育成は、治安基盤のために重要だ」と話していました。 なお、長野県内には、22の警察署があり、今回の調印は17番目だということです。
-
高遠城址公園 桜まつり期間15万4千人
4月9日の高遠城址公園 天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園の今年の入場者数は伸びなやみました。 桜の開花が平年より1週間ほど早まった事や旅客バス500キロ規制問題などもあり15万4千人にとどまりました。 伊那市によりますと、最終的な集計結果はまだ出ていませんが、今年の有料入園者数は、およそ15万4千人でした。 開花から散り終わりまでの有料入園期間は4日から17日までの14日間でした。天候には恵まれましたが、今年は、全国的に一斉に桜が開花したため、市では他の名所へ観光客が分散してしまったと見ています。 平成23年の東日本大震災の年は、15万3千人ほどに落ち込みましたが、今年はそれに次ぐ、低い数字にとどまりました。 悪天候にたたられた去年よりも4千人減少しています。 20日に開かれた定例記者会見で白鳥孝市長は、「一人当たりの観光消費額を増やす事や、桜だけでなく、食や文化を組み合わせた通年観光の仕組みづくりなど戦略の見直しが必要だ」との考えを示しました。 伊那市では、今回の入園者数の減少について、原因を分析し来年以降につなげていきたいとしています。
-
新山小 交通安全教室
伊那市の新山小学校で交通安全教室が開かれ、児童が通学路の歩き方や自転車の安全な乗り方について教わりました。 20日は全校児童28人が参加しました。 1・2年生は学校周辺を歩き、道路の渡り方などを教わりました。 交差点や横断歩道では、自動車が来ないことを確認したら、道を渡る事などを警察官や地域の人達に教わっていました。 校庭の模擬コースでは、3年生から6年生が、自転車の乗り方を教わりました。 指導した市の職員は、自転車に乗る前にヘルメットは必ずかぶりブレーキがきくか確認して下さいと話していました。 髙見真実校長は「交通安全教室をきっかに、普段の生活から意識して実践してほしいです」と話していました。